JPS6215905Y2 - - Google Patents

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JPS6215905Y2
JPS6215905Y2 JP6362180U JP6362180U JPS6215905Y2 JP S6215905 Y2 JPS6215905 Y2 JP S6215905Y2 JP 6362180 U JP6362180 U JP 6362180U JP 6362180 U JP6362180 U JP 6362180U JP S6215905 Y2 JPS6215905 Y2 JP S6215905Y2
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JP
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recording tape
pair
cassette
tape
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、導電性を有しテープカセツトのハ
ウジングに格納された磁気記録テープに静電気が
帯電するのを防止したテープカセツトに関する。
テープカセツトのハウジングによつて規定され
た所定体積の空間内において、リールハブに巻装
できる磁気記録テープの長さをできる限り長くし
た方が、磁気記録テープに磁気信号を記録できる
時間を長くできるので有利である。さらに、等量
の磁気信号を磁気記録テープに記録する時間を同
じに設定した場合には、磁気記録テープの走行速
度を早くすることができるので、磁気記録テープ
に記録された磁気信号の質を向上させることがで
き有利である。近年、上述した如き利点を得る為
に、磁気記録テープの磁性膜を蒸着によつて形成
することが行なわれている。
テープカセツトが磁気記録テープ走行装置に装
着されて早送りされると、磁気記録テープがテー
プカセツトのハウジング中に設けられているテー
プガイド部材と摺接するので、磁気記録テープの
磁性膜に静電気が蓄積される。磁性膜へ静電気が
蓄積される現象は、蒸着によつて形成された磁性
膜だけでなく多数の微小な磁性体およびバインダ
(結着剤)によつて形成された磁性膜においても
発生する。磁性膜へ静電気が蓄積される現象は、
テープカセツトが磁気記録テープ走行装置から離
脱されて輸送される時ハウジングに対して磁気記
録テープが摺動することによつても生ずる。
テープカセツトが磁気記録テープ走行装置、例
えばテープレコーダに装着されて磁気記録テープ
が走行される時、磁気記録テープの磁性膜に、比
較的良好な導電性を有した導電部材、例えばアル
ミニウムあるいは鉄等で形成され磁気ヘツド近傍
に配置されたあるいは磁気ヘツドに固定されたテ
ープガイド部材が接触すると、磁気記録テープの
磁性膜に蓄積されている静電気はテープガイド部
材に移動する。もしこの時、テープガイド部材が
時の経過に伴つて断続的に磁気記録テープに接触
したとすると、テープガイド部材と磁性膜との間
に放電現象が生ずる。磁性膜が多数の微小な磁性
体およびバインダ(結着剤)によつて形成されて
いる場合、磁性膜の個々の磁性体に蓄積される静
電気の量が微少であり個々の磁性体は電気的に接
続されていないので、磁性膜とテープガイド部材
との1回の接触によつて放電される電気の量は小
さい。この結果、たとえ上記放電が磁気ヘツドに
よつてノイズとして再生あるいは記録されたとし
ても、そのノイズの大きさは録音および再生時に
おいて無視できる程度である。しかし、磁性膜が
蒸着によつて形成されており比較的良好な導電性
を備えている場合には、磁気膜全体が導電性を備
えた1つの部材のようになつているので、この磁
性膜に蓄積される静電気の量は前述の場合よりも
はるかに大きい。従つて磁性膜とテープガイド部
材との1回の接触によつて放電される電気の量は
前述の場合よりもはるかに大きい。この結果、上
記放電が磁気ヘツドによつてノイズとして記録あ
るいは再生されると、上記ノイズの大きさは録音
および再生時において無視できない程度となる。
この考案の目的は、テープカセツトのハウジン
グに格納された磁気記録テープに静電気が帯電す
るのを防止することによつて静電気の放電による
ノイズを防止する簡易な構成の組立が容易なテー
プカセツトを提供することである。
以下、この考案の一実施例を図面を参照して説
明する。
第1図には、この考案の一実施例によるテープ
カセツト10が示されている。第1図および第2
図に示す如く、テープカセツト10は、ハウジン
グ12およびこのハウジング12に格納された磁
気記録テープ14を備えている。この実施例にお
いて、磁気記録テープ14は、プラスチツクのベ
ースと、このベースの長手方向および幅方向に広
がつた2つの平面のうちの一方(以下磁性膜側平
面という)に多数の微少な磁性体を蒸着すること
によつて形成された磁性膜とを備えている。
上記磁性膜は、バインダ(結着剤)を含んでい
ないので導電性を有している。ハウジング12
は、相互に平行に対向し、夫々1対のリール軸挿
入用開口16,18が形成された1対の側壁と、
これら1対の側壁の縁に沿つて連設され上記1対
の側壁を連結した周壁20とを備えている。周壁
20は、複数のピンチローラおよび磁気ヘツド挿
入用開口22を有した前壁部、夫々の後端部位に
誤消去防止爪24が形成されている左、右壁部お
よび前壁部と対向した後壁部を備えている。ハウ
ジング12の1対の側壁の1対のリール軸挿入用
開口16,18には、1対のリールハブ25,2
6が回動自在に保持されている。磁気記録テープ
14の両端が、1対のリールハブ25,26に固
着されている。そして第2図に詳細に示す如く、
磁気記録テープ14は、1対のリールハブ25,
26の夫々に分散して巻装されている。
1対の側壁の夫々の内表面には、第2図に特に
詳細に示す如く、グラフアイトを含み導電性と滑
性を有したライナシート28が貼着されている。
ライナシート28は、1対のリールハブ25,2
6に巻装された磁気記録テープ14の長手方向に
延出した2つの縁と摺接する。
第2図に特に詳細に示す如く、ハウジング12
の2つの側壁の一方の内表面には、前壁部と左右
壁部との交差位置近傍に1対のガイドローラ3
0,32が回転自在に設けられている。また第2
図に特に詳細に示す如く、ハウジング12の2つ
の側壁の一方の内表面には、1対のガイドローラ
30,32の直後に1対のガイドローラ30,3
2から離間して1対のガイドピン34,36が設
けられている。1対のガイドローラ30,32お
よび1対のガイドピン34,36は、ハウジング
12の1対の側壁の一方の内表面から他方の内表
面まで達する軸方向長さを有している。そして1
対のガイドローラ30,32および1対のガイド
ピン34,36は、一方のリールハブ25から他
方のリールハブ26へと到る磁気記録テープ14
の中間部位で、磁気記録テープ14の長手方向お
よび幅方向に広がつた2つの平面のうち他方(以
下ベース側平面という)と接触している。1対の
ガイドローラ30,32と1対のガイドピン3
4,36とは、一方のリールハブ25と他方のリ
ールハブ26との間で磁気記録テープ14の走行
方向を案内する。即ち、磁気記録テープ14が一
方のリールハブ25から他方のリールハブ26へ
と走行された時、まず最初磁気記録テープ14
は、第2図に特に詳細に示す如く、ガイドピン3
4とガイドローラ30とによつて周壁20の左壁
部の内表面に沿つて走行するよう走行方向を案内
される。次に磁気記録テープ14は、ガイドロー
ラ30とガイドローラ32とによつて周壁20の
前壁部の内表面に沿つて走行するよう走行方向を
案内される。さらに次に、磁気記録テープ14
は、ガイドローラ32とガイドピン36とによつ
て周壁20の右壁部の内表面に沿つて走行するよ
う走行方向を案内された後、他方のリールハブ2
6へと到達する。ハウジング12中には、1対の
パツド38,40を保持した板ばね42が設けら
れており、板ばね42は、1対のパツド38,4
0を1対のガイドローラ30,32の間で磁気記
録テープ14のベース側平面に当接させている。
第1図および第2図に示す如く、ハウジング1
2の1対の側壁の夫々には、周壁20の後壁部近
傍で左右方向の中央部位にカセツト位置制定ピン
挿入用の第1の長孔44が形成されている。さら
にハウジング12の1対の側壁の夫々には、周壁
20の前壁部近傍で左壁部および右壁部の近傍部
位に、カセツト位置制定ピン挿入用の第2および
第3の長孔46,48が形成されている。さらに
また、ハウジング12の1対の側壁の夫々には、
周壁20の前壁部近傍で左右方向の中央部位に、
キヤプスタン挿入用の第4の長孔50が形成され
ている。
上述したテープカセツト10のハウジング12
の外形状および寸法は、いわゆるマイクロカセツ
トとして知られているテープカセツトのハウジン
グと同じである。
第1図および第3図に示す如く、ハウジング1
2の周壁20には、周壁20の全体に渡つて相互
に当接している1対の当接表面52が形成されて
いる。ハウジング12は、1対の当接表面52に
よつて前記1対の側壁の一方を備えた第1のカセ
ツトハーフ54と前記1対の側壁の他方を備えた
第2のカセツトハーフ56とに分割可能となつて
いる。第1のカセツトハーフ54と第2のカセツ
トハーフ56とは、複数のねじ57によつて相互
に結合されている。1対の当接表面52は、この
実施例の場合、ハウジング12に格納されている
磁気記録テープ14の幅方向で磁気記録テープ1
4の長手方向に延出した2つの縁のうち第2のカ
セツトハーフ56側の縁から磁気記録テープ14
の全幅の1/2よりも上方に対応する位置に形成さ
れている。
第2図および第3図に示す如く、周壁20の左
右壁部の内表面には、ガイドピン34とガイドロ
ーラ30との間およびガイドピン36とガイドロ
ーラ32との間に対応する部位に、ハウジング1
2の一方の側壁の内表面から他方の側壁の内表面
まで達する細長い基部を有した伝導部材60が設
けられている。伝導部材60の基部は周壁20の
内表面にハウジング12と同時に射出成形加工さ
れることにより連設されており、伝導部材60
は、1対の当接表面52によつて、第1のカセツ
トハーフ54の周壁20の内表面に連設している
第1の伝導部62と第2のカセツトハーフ56の
周壁20の内表面に連設している第2の伝導部6
4とに分割されている。伝導部材60は、第2図
に示す如く第1の伝導部62および第2の伝導部
64とも磁気記録テープ14と近づく方向へ突出
しており、第4図に示す如く第1の伝導部62お
よび第2の伝導部64の突出端は磁気記録テープ
14の磁性膜側平面に当接している。第1の伝導
部62および第2の伝導部64の突出端の当接表
面近傍部位は、第4図に示す如く、当接表面52
に近づくに従つて左壁部および右壁部の外表面に
向つてなだらかに傾斜した傾斜表面65となつて
いる。第1の伝導部62および第2の伝導部64
の外表面および上記外表面に続く当接表面52の
一部には、導電性を有した導電層が、この実施例
の場合塗布あるいは鍍金加工によつて形成されて
おり導電路となつている。第1の伝導部62およ
び第2の伝導部64の導電層は、第2図に示す如
く、ハウジング12の1対の側壁の内表面にこの
実施例の場合塗布あるいは鍍金加工によつて形成
されている導電路66の一端と電気的に連結され
ている。導電路66の他端は、ハウジング12の
1対の側壁の夫々の、第2および第3の長孔4
6,48を規定する内表面に達している。
次に、上述した如き構成の一実施例の組立手順
について説明する。
まず最初1対のガイドローラ30,32、板ば
ね42およびライナシート28を、第2のカセツ
トハーフ56の所定位置に配置する。次に、磁気
記録テープ14の両端が固着されさらに巻装され
ている1対のリールハブ25,26を第2のカセ
ツトハーフ56の上方から下方に向つて移動させ
る。すると磁気記録テープ14の前記中間部位の
ベース側平面の長手方向に延出した2つの縁のう
ちの第2のカセツトハーフ56側の縁近傍部位
が、1対のガイドローラ30,32および1対の
ガイドピン34,36の外表面と摺接するように
なる。さらに1対のリールハブ25,26を第2
のカセツトハーフ56に近づく方向へ移動させる
と、磁気記録テープ14の磁性膜側平面の長手方
向に延出した2つの縁のうちの第2のカセツトハ
ーフ56側の縁近傍部位が、一方のガイドローラ
30と一方のガイドピン34との間および他方の
ガイドローラ32と他方のガイドピン36との間
で、第5図に示す如く、伝導部材60の第2の伝
導部64の突出端の傾斜表面65と当接する。第
2の伝導部64の当接表面近傍部位即ち傾斜表面
65がなだらかに傾斜しているので、1対のリー
ルハブ25,26をさらに矢印Aで示す如く第2
のカセツトハーフ56に近づく方向へ移動させる
と、磁気記録テープ14の磁性膜側平面は、第2
の伝導部64の突出端と摺接する。1対のリール
ハブ25,26が第2のカセツトハーフ56の1
対のリール軸挿入用開口16,18に回転自在に
装着された時、第6図に示す如く、磁気記録テー
プ14の磁性膜側平面には第2の伝導部64の突
出端が当接しており、磁気記録テープ14のベー
ス側平面には1対のガイドローラ30,32およ
び1対のガイドピン34,36が当接している。
そして最後に、第1のカセツトハーフ54を第6
図に矢印Bで示す如く、第2のカセツトハーフ5
6の上方から第2のカセツトハーフ56に近づく
方向へ移動させる。すると第1の伝導部62の突
出端の当接表面近傍部位即ち傾斜表面65が、磁
気記録テープ14の磁性膜側平面の長手方向に延
出した2つの縁のうちの第1のカセツトハーフ5
4側の縁近傍部位に接触する。第1の伝導部62
の突出端の傾斜表面65はなだらかに傾斜してい
るので、第1のカセツトハーフ54を矢印Bで示
す如く第2のカセツトハーフ56に近づく方向へ
さらに移動させると、磁気記録テープ14の磁性
膜側平面は、第1の伝導部62の磁性膜側平面と
摺接する。1対のリールハブ25,26が第1の
カセツトハーフ54の1対のリール軸挿入用開口
16,18へ回転自在に装着された時、第1のカ
セツトハーフ54の当接表面52と第2のカセツ
トハーフ56の当接表面52とが第4図に示す如
く当接され、第1のカセツトハーフ54の第1の
伝導部62の前記導電層および導電路66と、第
2のカセツトハーフ56の第2の伝導部64の前
記導電層および導電路66とが電気的に接続され
る。
第1図には、この考案の一実施例によるテープ
カセツト10を使用する磁気記録テープ走行装置
70が示されている。なおこの実施例では、磁気
記録テープ走行装置70はテープレコーダであ
る。
磁気記録テープ走行装置70のハウジング72
の上面には、テープカセツト装着用凹所74が形
成されている。テープカセツト装着用凹所74内
には、1対のリール軸76,78と1本のキヤプ
スタン80と1対のカセツト位置制定ピン82,
84と板ばね86とが突出している。1対のリー
ル軸76,78と1本のキヤプスタン80と1対
のカセツト位置制定ピン82,84と板ばね86
のテープカセツト装着用凹所74内での配置は、
いわゆるマイクロカセツトを使用するテープレコ
ーダにおいて周知のものである。板ばね86およ
び1対のカセツト位置制定ピン82,84は、鋼
で形成されているので導電性を有している。ハウ
ジング72内には、鋼あるいはアルミニウムで形
成され導電性を有している図示しないシヤーシが
格納されている。この図示しないシヤーシには、
板ばね86および1対のカセツト位置制定ピン8
2,84が固定され、上記図示しないシヤーシと
電気的に接続されている。ハウジング72の表面
には、モード選択スイツチ88およびスピーカ9
0も設けられている。モード選択スイツチ88
は、記号Rで示された位置に配置された時、磁気
記録テープ走行装置70に録音モードを設定し、
記号Sで示された位置に配置された時、磁気記録
テープ走行装置70に停止モードを設定し、記号
Pで示された位置に配置された時、磁気記録テー
プ走行装置70に再生モードを設定する。ハウジ
ング72のテープカセツト装着用凹所74は、蓋
92によつて選択的に覆われるようになつてい
る。蓋92は、テープカセツト装着用凹所74内
に埃が侵入するのを防止するとともに、テープカ
セツト装着用凹所74内に装着されたテープカセ
ツト10が外部空間から加えられる力によつて破
損されるのを防止している。
テープカセツト10が、第7図に示す如く、磁
気記録テープ走行装置70のテープカセツト装着
用凹所74に装着されると、1対のリール軸7
6,78はテープカセツト10の1対のリールハ
ブ25,26に挿入され、1本のキヤプスタン8
0は、テープカセツト10の第4の長孔50と挿
入される。また、一方のカセツト位置制定ピン8
2は第2の長孔46に挿入され、他方のカセツト
位置制定ピン84は第3の長孔48に挿入され
る。テープカセツト10のハウジング12の後壁
部の外表面には、板ばね86が当接し、テープカ
セツト10を前方に付勢する。するとハウジング
12の第2および第3の長孔46,48を規定す
る前記内表面にカセツト位置制定ピン82,84
の外表面が当接し、テープカセツト10をテープ
カセツト装着用凹所74内の所定の位置に保持す
る。この時、テープカセツト10の導電路66の
他端と1対のカセツト位置制定ピン82,84と
は、電気的に接続されている。
テープカセツト10は、以上詳述したような構
成となつているので、たとえ磁気記録テープ14
に静電気が蓄積されたとしても、テープカセツト
10を磁気記録テープ走行装置70に装着するだ
けで、磁気記録テープ14から静電気を無くすこ
とができる。即ち、磁気記録テープ14の磁性膜
に蓄積された静電気は、磁気記録テープ14の磁
性膜側平面に当接している伝導部材60の導電層
および導電路66を介して磁気記録テープ走行装
置70のカセツト位置制定ピン82,84へ、さ
らには前記図示しないシヤーシへと導電される。
従つて磁気記録テープ走行装置70に装着された
テープカセツト10の磁気記録テープ14が録音
あるいは再生の為に走行された時、磁気記録テー
プ走行装置70の図示しない磁気ヘツドに固定あ
るいは図示しない磁気ヘツド近傍に配置された導
電性を有した導電部材が時の経過とともに磁気記
録テープ14の磁性膜側平面と断続的に接触して
も、静電気が放電されることがなく、ましてこの
放電が磁気ヘツドによつてノイズとして再生ある
いは記録されることがない。
またこの実施例においては、伝導部材60がハ
ウジング12の周壁20の内表面に、ハウジング
12と同時に射出成形加工されることにより連設
され磁気記録テープ14に近づく方向へ突出して
いるだけなので伝導部材60の構成が簡易かつ製
造が容易となつている。
またこの実施例において、伝導部材60の第1
および第2の伝導部62,64の当接表面近傍部
位が当接表面52に近づくにつれて周壁20の外
表面に向つてなだらかに傾斜した傾斜表面65と
なつているので、何等の組立治具を必要とするこ
となく磁気記録テープ14を第2のカセツトハー
フ56の所定位置に容易に組みこむことができ、
磁気記録テープ14の磁性膜側平面に第1および
第2の伝導部62,64を当接させることがで
き、さらにベース側平面に1対のガイドローラ3
0,32および1対のガイドピン34,36を当
接させることができる。
さらにこの実施例では、1対の当接表面52
が、ハウジング12に格納された磁気記録テープ
14の幅方向で磁気記録テープ14の長手方向に
延出した2つの縁のうち第2のカセツトハーフ5
6側の縁から磁気記録テープ14の全幅の1/2よ
りも上方に対応する位置に形成されているので、
1対のリールハブ25,26が第2のカセツトハ
ーフ56の1対のリール軸挿入用開口16,18
に回転自在に保持された時、一方のガイドローラ
30と一方のガイドピン34および他方のガイド
ローラ32と他方のガイドピン36がベース側平
面に当接し1対の伝導部材60の第2の伝導部6
4が磁性膜側平面に当接している磁気記録テープ
14が、第6図に示す如く、第2の伝導部64と
の当接位置で周壁20の外表面に向つて湾曲する
曲率を小さくできる。従つて、磁気記録テープ1
4の長手方向に延出した2つの縁のうち第1のカ
セツトハーフ54側の縁が、第1のカセツトハー
フ54と第2のカセツトハーフ56との接合時
に、第1のカセツトハーフ54の当接表面と衝合
して破損する恐れをなくすことができる。
以上詳述したように、この考案のテープカセツ
トは、導電性を有し静電気が蓄積される磁気記録
テープと;リール軸挿入用の開口が夫々形成され
相互に平行に離間して対向した1対の側壁とこれ
ら1対の側壁の縁に沿つて連設され上記1対の側
壁を連結した周壁とを備え上記磁気記録テープを
格納したハウジングと;上記1対の側壁のうちの
一方の側壁の内表面から上記1対の側壁のうちの
他方の側壁の内表面まで達し上記周壁の内表面に
連設された基部と上記周壁の上記内表面から突出
して上記磁気記録テープの長手方向および幅方向
に広がつた平面に当接した突出端とを備えた伝導
部材と;上記周壁に設けられて相互に当接し上記
ハウジングを上記周壁で上記一方の側壁を備えた
第1のカセツトハーフと上記他方の側壁を備えた
第2のカセツトハーフとに分割するとともに上記
伝導部材を上記第1のカセツトハーフに連設され
た第1の伝導部と上記第2のカセツトハーフに連
設された第2の伝導部とに分割する1対の当接表
面と;上記第1および第2の伝導部の上記当接表
面近傍部位に設けられ上記当接表面に近づくにつ
れて上記突出端から上記周壁の外表面へと近づく
よう傾斜した傾斜表面と;上記ハウジングに設け
られ、上記伝導部材の上記突出端に沿つて配置さ
れて上記磁気記録テープと接触する一端と上記ハ
ウジングが磁気記録テープ走行装置に装着された
時上記磁気記録テープ走行装置の導電部材に接触
する他端とを備え導電性を有した導電路と;を具
備した構成となつているので、テープカセツトの
ハウジングに格納された磁気記録テープに静電気
が帯電するのを防止できるばかりでなく簡易な構
成で組立を容易にすることもできる。
上述した実施例はこの考案を説明するためのも
のであり、この考案を何んら限定するものでな
く、この考案の技術範囲内で変形、改造等の施さ
れたものも全てこの考案に包含されることはいう
までもない。
例えば、ハウジング12を、グラフアイトある
いは炭素あるいは導電性を有した金属等の粉ある
いは繊維を混入したプラスチツク材料で形成する
ことによつて、ハウジング12に導電性をもた
せ、ハウジング12自体を導電路として活用する
ようにしてもよい。
また、磁気記録テープ14は、蒸着によつて形
成された磁性膜を有するものに限られず、ベース
自体が導電性を有するものであつても良い。
また上記実施例では、テープカセツトがいわゆ
るマイクロカセツトであつたが、いわゆるフイリ
ツプス型のテープカセツトや、フイデリパツク形
あるいはリア・ジエツト形のテープカセツトであ
つてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例によるテープカセ
ツトおよびこのテープカセツトが装着される磁気
記録テープ走行装置を示す斜視図、第2図は第1
図のテープカセツトのハウジングの一部を切欠い
て示す平面図、第3図は第2図のテープカセツト
の右側面図、第4図は第2図の線4−4に沿つた
断面図、第5図および第6図は第2図の線4−4
に沿つた断面でテープカセツトの組み立て手順の
一部を示す断面図、第7図はテープカセツトが磁
気記録テープ走行装置に装着された状態を示す斜
視図である。 10……テープカセツト、12……ハウジン
グ、14……磁気記録テープ、16,18……リ
ール軸挿入用開口、20……周壁、25,26…
…リールハブ、28……ライナシート、30,3
2……ガイドローラ、34,36……ガイドピ
ン、52……当接表面、54……第1のカセツト
ハーフ、56……第2のカセツトハーフ、60…
…伝導部材、62……第1の伝導部、64……第
2の伝導部、65……傾斜表面、66……導電
路、70……磁気記録テープ走行装置、76,7
8……リール軸、80……キヤプスタン、82,
84……カセツト位置制定ピン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 少なくとも1つの導電部材と磁気記録テープを
    走行させる少なくとも1つのリール軸とを備えた
    磁気記録テープ走行装置に装着されるものにおい
    て、 導電性を有し静電気が蓄積される磁気記録テー
    プと; 上記リール軸挿入用の開口が夫々形成され相互
    に平行に離間して対向した1対の側壁とこれら1
    対の側壁の縁に沿つて連設され上記1対の側壁を
    連結した周壁とを備え上記磁気記録テープを格納
    したハウジングと; 上記1対の側壁のうちの一方の側壁の内表面か
    ら上記1対の側壁のうちの他方の側壁の内表面ま
    で達し上記周壁の内表面に連設された基部と上記
    周壁の上記内表面から突出して上記磁気記録テー
    プの長手方向および幅方向に広がつた平面に当接
    した突出端とを備えた伝導部材と; 上記周壁に設けられて相互に当接し上記ハウジ
    ングを上記周壁で上記一方の側壁を備えた第1の
    カセツトハーフと上記他方の側壁を備えた第2の
    カセツトハーフとに分割するとともに上記伝導部
    材を上記第1のカセツトハーフに連設された第1
    の伝導部と上記第2のカセツトハーフに連設され
    た第2の伝導部とに分割する1対の当接表面と; 上記第1および第2の伝導部の上記当接表面近
    傍部位に設けられ上記当接表面に近づくにつれて
    上記突出端から上記周壁の外表面へと近づくよう
    傾斜した傾斜表面と; 上記ハウジングに設けられ、上記伝導部材の上
    記突出端に沿つて配置されて上記磁気記録テープ
    と接触する一端と上記ハウジングが上記磁気記録
    テープ走行装置に装着された時上記導電部材に接
    触する他端とを備え導電性を有した導電路と; を具備したことを特徴とするテープカセツト。
JP6362180U 1980-05-09 1980-05-09 Expired JPS6215905Y2 (ja)

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