JPS6216185B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6216185B2 JPS6216185B2 JP53121598A JP12159878A JPS6216185B2 JP S6216185 B2 JPS6216185 B2 JP S6216185B2 JP 53121598 A JP53121598 A JP 53121598A JP 12159878 A JP12159878 A JP 12159878A JP S6216185 B2 JPS6216185 B2 JP S6216185B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- styrene
- weight
- resin
- film
- sealing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Laminated Bodies (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
本発明は熱可塑性プラスチツク容器(以下樹脂
容器という)のヒートシールに適した、易開封性
を有する複合材に関する。 従来より、樹脂容器はシールパツクとして乳製
品、氷菓子等の食品容器用に広く用いられている
が、それらの樹脂容器の封着材料としては専らホ
ツトメルト型接着剤又は溶剤型接着剤をコーテイ
ングしたアルミニウム箔が用いられている。然し
ながら、樹脂容器を開封した時に、容器側に残存
する接着剤は人体に無害とは言い難く、食品衛生
上の点から問題となつており、アルミニウム箔に
代る容器が望まれている。 本発明者等は、上記の点に鑑み、アルミニウム
箔容器に代えてプラスチツクフイルムを用いた樹
脂容器のシール方法につき研究を行つた結果、特
定の組成を有する熱可塑性樹脂組成物より造られ
るフイルムを用いる時は、接着剤を用いることな
く樹脂容器のシールを行なうことができ、然もそ
のシール材が易開封性を有するので開封時に於い
てシール材又は容器の破損を招くことがないとの
知見により本発明を完成するに至つた。 即ち、本発明はスチレンと共役ジエン化合物と
のブロツク共重合体エラストマー、スチレンと共
役ジエン化合物とのブロツク共重合体樹脂、耐衝
撃性スチレン樹脂とオレフイン系重合体とのブレ
ンド物からなるフイルム層と、他の熱可塑性樹脂
フイルム又はその蒸着フイルム、金属箔及び紙類
から選ばれるものの1種以上から成る層とから構
成されることを特徴とする。本発明でいう樹脂容
器とはポリスチレン系樹脂、ポリオレフイン系樹
脂、ポリ塩化ビニル系樹脂又は熱可塑性ポリエス
テル系樹脂等から成るシールから熱成形して得ら
れる容器、或いは積層した積層シートを熱成形す
るか、更には射出成形、射出吹込み成形等の成形
方法により得られる容器であり、又本発明でいう
易開封性とは容器に複合材をヒートシール等の方
法でシールした場合、その運搬或いは保存時には
容器の気密性が保たれ、一方、開封時には容器や
シールした複合材が破損することなく、シール界
面より複合材が容易に開封され得る性状を示すも
のをいう。 本発明にあつては、オレフイン系重合体と他の
成分との適当な成分組成比を採ることによつて発
明の目的が達成される。然し、いずれの組成比を
採る場合でもオレフイン系重合体の組成比は2.5
〜50wt%の範囲に在ることが好ましく、三成分
系以上の成分組成を採る場合の各成分の組成比は
スチレンと共役ジエン化合物とのブロツク共重合
体エラストマーにあつては50%以下、スチレンと
共役ジエン化合物とのブロツク共重合体樹脂にあ
つては70%以下、耐衝撃性ポリスチレン樹脂にあ
つては90%以下の組成比が採られる。 組成比の範囲は使用目的の程度に依つて適宜選
択されるべきである。 本発明におけるスチレン単量体としてはスチレ
ン又はα―メチルスチレンが、又共役ジエン化合
物としてはブタジエン、イソブレン、又はピペリ
レン等が用いられる。更に耐衝撃性ポリスチレン
樹脂としてはスチレン―ブタジエングラフト共重
合体が用いられる。 オレフイン系重合体としては、エチレン―α―
オレフインランダム共重合体、エチレン―酢酸ビ
ニル共重合体、エチレン―アクリル酸アルキルエ
ステル共重合体、プロピレン重合体、エチレン―
プロピレンエラストマー、エチレン―プロピレン
―ジエン三元共重合エラストマー等の1種以上が
用いられる。特に好ましくはエチレン―α―オレ
フインランダム共重合体及びエチレン―アクリル
酸アルキルエステル共重合体並びにエチレン―酢
酸ビニル共重合体である。 エチレンと共重合するα―オレフインとして
は、プロピレン、ブテン、ペンテン、ヘキサン等
が挙げられるが、中でもブテン―1との共重合体
が本発明に於いては好ましい。又エチレン―アク
リル酸アルキルエステル共重合体のアルキル基と
してはエチル、プロピル、イソ―プロピル、ブチ
ルが挙げられ、特にエチル基が好ましい。エチレ
ンとの共重合体中のアクリル酸アルキルエステル
の含量は5〜35%の範囲のものが好ましい。エチ
レン―酢酸ビニル共重合体は、酢酸ビニル含量が
5〜35%の範囲のものが使用される。又プロピレ
ン重合体としては特にアタクチツクポリプロピレ
ンが好ましく、これらオレフイン系重合体は単独
または混合物の形態で使用される。 本発明で使用されるブロツク共重合体は、アル
キルリチウムを触媒とする通常の溶液重合法に依
つて製造されたものであれば、その構造に関係な
く全てのブロツク体のものが使用出来る。又耐衝
撃性ポリスチレン樹脂も、通常の重合法によつて
製造されたものが使用される。 本発明のブロツク共重合体としてはそのスチレ
ン含量が10〜50%のエラストマー状のブロツク共
重合体とスチレン含量が50〜95%の樹脂状ブロツ
ク共重合体の2種類が用いられ、夫々の使用量は
前者にあつては50%以下の範囲で、又、後者は70
%以下の範囲にある。前者において、その使用量
が50%を越えると粘着性が増し、フイルム化が困
難となる。又、後者の場合は、その範囲外では易
開封性のフイルムが得られない。更に本発明では
耐衝撃性ポリスチレン樹脂が90%以下の範囲で使
用され、90%を越えると良好な易開封性を付与す
る為のシール条件が得られなくなる。オレフイン
系重合体の使用量は、いずれの成分組成を採つて
もその範囲は2.5〜50%の間に在り、2.5%未満で
は良好な易開封性を付与する為のシール条件が得
難く、50%を越えるとフイルムの自己粘着性が増
し、フイルム化が困難となる。 本発明に於いては、上記各成分を構成成分とす
るフイルムを得る場合は、例えば各成分をヘンシ
エルミキサー、タンブラーミキサー等の混合機を
用いてブレンドし、これを直接押出機で押出しフ
イルム化するか、或いはブレンド物を一度押出機
でペレツト化したものを、更に押出機でフイルム
化する方法が採られる。フイルム化の方法として
は、インフレーシヨン法、T―ダイ法、キヤステ
ング法或いはキヤレンダー法等、いずれの方法を
用いても差支えないが、通常はインフレーシヨン
法が用いられる。 本発明に於いては、上記の如くして得られたフ
イルムを基体として、これに他の熱可塑性樹脂フ
イルム、金属箔及び紙等の基体を積層することに
よつて、複合体とする。この場合、他の熱可塑性
樹脂フイルムとしては延伸ポリスチレンフイル
ム、延伸ポリエチレンテレフタレートフイルム、
延伸ポリプロピレンフイルム、ポリアミドフイル
ム又は延伸ポリアミドフイルム及びセロハン等が
用いられ、これらは又その表面に金属として、例
えばアルミニウムを又無機化合物としてシリカ等
を蒸着したものも同様に使用され得る。金属箔と
しては一般にアルミニウム箔が使用される。 複合体を得る方法としては、押出しラミネート
法、ドライラミネート法或いはウエツトラミネー
ト法といつた通常のラミネート方式が採られる。
ラミネートに際して用いられる接着剤としては、
例えばドライラミネートの場合は、酢ビ系、塩ビ
系溶剤型接着剤、ニトロセルロース、エチルセル
ロース、アセチルセルロース等のセルロース系接
着剤、ポリウレタン系反応型接着剤等が用いら
れ、又ウエツトラミネート法では、カゼイン、ゼ
ラチン等の蛋白質系接着剤、塩化ビニール、酢酸
ビニール―アクリル酸系接着剤、アクリル酸エス
テル共重合物エマルジヨン、酢酸ビニールエマル
ジヨン等が用いられる。更に押出ラミネート法に
あつてはポリオレフイン系樹脂又はそれらの共重
合体樹脂が用いられる。一方、本発明に係るフイ
ルム用樹脂組成物を、前述の熱可塑性樹脂フイル
ム、紙、金属箔等に押出しコートすることによつ
て複合体を得ることも出来る。 以上の如くして得た複合体を、樹脂容器にヒー
トシールする場合のシール方法としては、例えば
バーシール、インパルスシール、熱板シール等の
一般的シール方法の他に、高周波シール、インダ
クシヨンシール或いは超音波シール等も使用でき
る。 ヒートシール温度は容器の材質、或いは、その
他のヒートシール条件としての圧力、時間或いは
シールヘツドの形状等によつて異なるが、通常の
熱板型のヒートシーラーを用いる場合は約100〜
200℃の温度範囲が採られる。 樹脂容器の材質としては、例えばポリスチレン
容器の場合はスチレン重合体、耐衝撃性スチレン
重合体、スチレン―ブタジエンブロツク共重合体
及びこれらの混合物、スチレン―メチルメタアク
リレート―ブタジエン共重合体、スチレン―アク
リロニトリル系共重合体、スチレン―アクリロニ
トリル―ブタジエン共重合体等のスチレン系重合
体が使用され、これらのシート成形品から熱成形
により、又はインジエクシヨン又はインジエクシ
ヨンブロー成形方法によりプラスチツク容器が得
られる。又ポリオレフイン容器としては、低密度
ポリエチレン、高密度ポリエチレン、又はポリプ
ロピレン等又はこれらの共重合体を材質としたも
のが使用される。更にはこれらの材質を例えば紙
容器或いは金属容器の表面にコーテイングしたも
のも、本発明の対象容器として使用出来る。 以上の如く、本発明に係る複合体は、樹脂容器
の蓋基材として優れた性能を有し、ヒートシール
性並びに易開封性を兼備した有用なものである。
なお、本発明明細書記載の%はいずれも重量基準
で示した。 以下更に、実施例を以つて本発明を詳説する。 実施例 1 エチレン―ブテン―1―ランダム共重合体
(「タフマ―A―4085」、三井石油化学社製)40重
量%、スチレン―ブタジエンブロツク共重合体樹
脂(「デンカクリアレン」(スチレン含量80重量
%)、電気化学工業社製)30重量%、スチレン―
ブタジエンブロツク共重合体エラストマー(「タ
フブレン、(スチレン含量40重量%)、旭化成工業
社製)10重量%及び耐衝撃性ポリスチレン樹脂
(「デンカスチロールH1―E―4」、電気化学工業
社製)20重量%をヘンシエルミキサーで均一に混
合し、40m/m押出機(L/D=22)を用い、ブ
ロー比3.0でインフレーシヨン法により押出成形
し、50μ厚のフイルム(A)を得た。更に、別にエチ
レン―酢酸ビニル共重合体(「エバフレツクス
1905」(酢酸ビニル含量19重量%)、三井ポリケミ
カル社製)40重量%、スチレン―ブタジエンブロ
ツク共重合体樹脂(スチレン含量80重量%)30重
量%、スチレン―ブタジエンブロツク共重合体エ
ラストマー(スチレン含量40重量%)10重量%、
及び耐衝撃性ポリスチレン樹脂20重量%とからな
る組成のフイルム(B)を造り、夫々のフイルムを基
体として、これに他の基体をドライラミネート法
でウレタン接着剤を用いて積層して複合体を得
た。この複合体をカツプシーラーを用い、圧力5
〜10Kg/cm2、シール時間1.6秒のシール条件でシ
ール温度160℃で耐衝撃性ポリスチレン樹脂製の
プリン容器にヒートシールした場合の諸物性を測
定した。結果を表1に示す。
容器という)のヒートシールに適した、易開封性
を有する複合材に関する。 従来より、樹脂容器はシールパツクとして乳製
品、氷菓子等の食品容器用に広く用いられている
が、それらの樹脂容器の封着材料としては専らホ
ツトメルト型接着剤又は溶剤型接着剤をコーテイ
ングしたアルミニウム箔が用いられている。然し
ながら、樹脂容器を開封した時に、容器側に残存
する接着剤は人体に無害とは言い難く、食品衛生
上の点から問題となつており、アルミニウム箔に
代る容器が望まれている。 本発明者等は、上記の点に鑑み、アルミニウム
箔容器に代えてプラスチツクフイルムを用いた樹
脂容器のシール方法につき研究を行つた結果、特
定の組成を有する熱可塑性樹脂組成物より造られ
るフイルムを用いる時は、接着剤を用いることな
く樹脂容器のシールを行なうことができ、然もそ
のシール材が易開封性を有するので開封時に於い
てシール材又は容器の破損を招くことがないとの
知見により本発明を完成するに至つた。 即ち、本発明はスチレンと共役ジエン化合物と
のブロツク共重合体エラストマー、スチレンと共
役ジエン化合物とのブロツク共重合体樹脂、耐衝
撃性スチレン樹脂とオレフイン系重合体とのブレ
ンド物からなるフイルム層と、他の熱可塑性樹脂
フイルム又はその蒸着フイルム、金属箔及び紙類
から選ばれるものの1種以上から成る層とから構
成されることを特徴とする。本発明でいう樹脂容
器とはポリスチレン系樹脂、ポリオレフイン系樹
脂、ポリ塩化ビニル系樹脂又は熱可塑性ポリエス
テル系樹脂等から成るシールから熱成形して得ら
れる容器、或いは積層した積層シートを熱成形す
るか、更には射出成形、射出吹込み成形等の成形
方法により得られる容器であり、又本発明でいう
易開封性とは容器に複合材をヒートシール等の方
法でシールした場合、その運搬或いは保存時には
容器の気密性が保たれ、一方、開封時には容器や
シールした複合材が破損することなく、シール界
面より複合材が容易に開封され得る性状を示すも
のをいう。 本発明にあつては、オレフイン系重合体と他の
成分との適当な成分組成比を採ることによつて発
明の目的が達成される。然し、いずれの組成比を
採る場合でもオレフイン系重合体の組成比は2.5
〜50wt%の範囲に在ることが好ましく、三成分
系以上の成分組成を採る場合の各成分の組成比は
スチレンと共役ジエン化合物とのブロツク共重合
体エラストマーにあつては50%以下、スチレンと
共役ジエン化合物とのブロツク共重合体樹脂にあ
つては70%以下、耐衝撃性ポリスチレン樹脂にあ
つては90%以下の組成比が採られる。 組成比の範囲は使用目的の程度に依つて適宜選
択されるべきである。 本発明におけるスチレン単量体としてはスチレ
ン又はα―メチルスチレンが、又共役ジエン化合
物としてはブタジエン、イソブレン、又はピペリ
レン等が用いられる。更に耐衝撃性ポリスチレン
樹脂としてはスチレン―ブタジエングラフト共重
合体が用いられる。 オレフイン系重合体としては、エチレン―α―
オレフインランダム共重合体、エチレン―酢酸ビ
ニル共重合体、エチレン―アクリル酸アルキルエ
ステル共重合体、プロピレン重合体、エチレン―
プロピレンエラストマー、エチレン―プロピレン
―ジエン三元共重合エラストマー等の1種以上が
用いられる。特に好ましくはエチレン―α―オレ
フインランダム共重合体及びエチレン―アクリル
酸アルキルエステル共重合体並びにエチレン―酢
酸ビニル共重合体である。 エチレンと共重合するα―オレフインとして
は、プロピレン、ブテン、ペンテン、ヘキサン等
が挙げられるが、中でもブテン―1との共重合体
が本発明に於いては好ましい。又エチレン―アク
リル酸アルキルエステル共重合体のアルキル基と
してはエチル、プロピル、イソ―プロピル、ブチ
ルが挙げられ、特にエチル基が好ましい。エチレ
ンとの共重合体中のアクリル酸アルキルエステル
の含量は5〜35%の範囲のものが好ましい。エチ
レン―酢酸ビニル共重合体は、酢酸ビニル含量が
5〜35%の範囲のものが使用される。又プロピレ
ン重合体としては特にアタクチツクポリプロピレ
ンが好ましく、これらオレフイン系重合体は単独
または混合物の形態で使用される。 本発明で使用されるブロツク共重合体は、アル
キルリチウムを触媒とする通常の溶液重合法に依
つて製造されたものであれば、その構造に関係な
く全てのブロツク体のものが使用出来る。又耐衝
撃性ポリスチレン樹脂も、通常の重合法によつて
製造されたものが使用される。 本発明のブロツク共重合体としてはそのスチレ
ン含量が10〜50%のエラストマー状のブロツク共
重合体とスチレン含量が50〜95%の樹脂状ブロツ
ク共重合体の2種類が用いられ、夫々の使用量は
前者にあつては50%以下の範囲で、又、後者は70
%以下の範囲にある。前者において、その使用量
が50%を越えると粘着性が増し、フイルム化が困
難となる。又、後者の場合は、その範囲外では易
開封性のフイルムが得られない。更に本発明では
耐衝撃性ポリスチレン樹脂が90%以下の範囲で使
用され、90%を越えると良好な易開封性を付与す
る為のシール条件が得られなくなる。オレフイン
系重合体の使用量は、いずれの成分組成を採つて
もその範囲は2.5〜50%の間に在り、2.5%未満で
は良好な易開封性を付与する為のシール条件が得
難く、50%を越えるとフイルムの自己粘着性が増
し、フイルム化が困難となる。 本発明に於いては、上記各成分を構成成分とす
るフイルムを得る場合は、例えば各成分をヘンシ
エルミキサー、タンブラーミキサー等の混合機を
用いてブレンドし、これを直接押出機で押出しフ
イルム化するか、或いはブレンド物を一度押出機
でペレツト化したものを、更に押出機でフイルム
化する方法が採られる。フイルム化の方法として
は、インフレーシヨン法、T―ダイ法、キヤステ
ング法或いはキヤレンダー法等、いずれの方法を
用いても差支えないが、通常はインフレーシヨン
法が用いられる。 本発明に於いては、上記の如くして得られたフ
イルムを基体として、これに他の熱可塑性樹脂フ
イルム、金属箔及び紙等の基体を積層することに
よつて、複合体とする。この場合、他の熱可塑性
樹脂フイルムとしては延伸ポリスチレンフイル
ム、延伸ポリエチレンテレフタレートフイルム、
延伸ポリプロピレンフイルム、ポリアミドフイル
ム又は延伸ポリアミドフイルム及びセロハン等が
用いられ、これらは又その表面に金属として、例
えばアルミニウムを又無機化合物としてシリカ等
を蒸着したものも同様に使用され得る。金属箔と
しては一般にアルミニウム箔が使用される。 複合体を得る方法としては、押出しラミネート
法、ドライラミネート法或いはウエツトラミネー
ト法といつた通常のラミネート方式が採られる。
ラミネートに際して用いられる接着剤としては、
例えばドライラミネートの場合は、酢ビ系、塩ビ
系溶剤型接着剤、ニトロセルロース、エチルセル
ロース、アセチルセルロース等のセルロース系接
着剤、ポリウレタン系反応型接着剤等が用いら
れ、又ウエツトラミネート法では、カゼイン、ゼ
ラチン等の蛋白質系接着剤、塩化ビニール、酢酸
ビニール―アクリル酸系接着剤、アクリル酸エス
テル共重合物エマルジヨン、酢酸ビニールエマル
ジヨン等が用いられる。更に押出ラミネート法に
あつてはポリオレフイン系樹脂又はそれらの共重
合体樹脂が用いられる。一方、本発明に係るフイ
ルム用樹脂組成物を、前述の熱可塑性樹脂フイル
ム、紙、金属箔等に押出しコートすることによつ
て複合体を得ることも出来る。 以上の如くして得た複合体を、樹脂容器にヒー
トシールする場合のシール方法としては、例えば
バーシール、インパルスシール、熱板シール等の
一般的シール方法の他に、高周波シール、インダ
クシヨンシール或いは超音波シール等も使用でき
る。 ヒートシール温度は容器の材質、或いは、その
他のヒートシール条件としての圧力、時間或いは
シールヘツドの形状等によつて異なるが、通常の
熱板型のヒートシーラーを用いる場合は約100〜
200℃の温度範囲が採られる。 樹脂容器の材質としては、例えばポリスチレン
容器の場合はスチレン重合体、耐衝撃性スチレン
重合体、スチレン―ブタジエンブロツク共重合体
及びこれらの混合物、スチレン―メチルメタアク
リレート―ブタジエン共重合体、スチレン―アク
リロニトリル系共重合体、スチレン―アクリロニ
トリル―ブタジエン共重合体等のスチレン系重合
体が使用され、これらのシート成形品から熱成形
により、又はインジエクシヨン又はインジエクシ
ヨンブロー成形方法によりプラスチツク容器が得
られる。又ポリオレフイン容器としては、低密度
ポリエチレン、高密度ポリエチレン、又はポリプ
ロピレン等又はこれらの共重合体を材質としたも
のが使用される。更にはこれらの材質を例えば紙
容器或いは金属容器の表面にコーテイングしたも
のも、本発明の対象容器として使用出来る。 以上の如く、本発明に係る複合体は、樹脂容器
の蓋基材として優れた性能を有し、ヒートシール
性並びに易開封性を兼備した有用なものである。
なお、本発明明細書記載の%はいずれも重量基準
で示した。 以下更に、実施例を以つて本発明を詳説する。 実施例 1 エチレン―ブテン―1―ランダム共重合体
(「タフマ―A―4085」、三井石油化学社製)40重
量%、スチレン―ブタジエンブロツク共重合体樹
脂(「デンカクリアレン」(スチレン含量80重量
%)、電気化学工業社製)30重量%、スチレン―
ブタジエンブロツク共重合体エラストマー(「タ
フブレン、(スチレン含量40重量%)、旭化成工業
社製)10重量%及び耐衝撃性ポリスチレン樹脂
(「デンカスチロールH1―E―4」、電気化学工業
社製)20重量%をヘンシエルミキサーで均一に混
合し、40m/m押出機(L/D=22)を用い、ブ
ロー比3.0でインフレーシヨン法により押出成形
し、50μ厚のフイルム(A)を得た。更に、別にエチ
レン―酢酸ビニル共重合体(「エバフレツクス
1905」(酢酸ビニル含量19重量%)、三井ポリケミ
カル社製)40重量%、スチレン―ブタジエンブロ
ツク共重合体樹脂(スチレン含量80重量%)30重
量%、スチレン―ブタジエンブロツク共重合体エ
ラストマー(スチレン含量40重量%)10重量%、
及び耐衝撃性ポリスチレン樹脂20重量%とからな
る組成のフイルム(B)を造り、夫々のフイルムを基
体として、これに他の基体をドライラミネート法
でウレタン接着剤を用いて積層して複合体を得
た。この複合体をカツプシーラーを用い、圧力5
〜10Kg/cm2、シール時間1.6秒のシール条件でシ
ール温度160℃で耐衝撃性ポリスチレン樹脂製の
プリン容器にヒートシールした場合の諸物性を測
定した。結果を表1に示す。
【表】
実施例 2
実施例1で得たシールフイルム(B)を用いて、こ
れに厚さ25ミクロンのアルミニウム箔を押出ラミ
ネート法により貼り合せ、積層体を得た。この積
層体は実施例1で示す諸物性を全て満足するもの
である。
れに厚さ25ミクロンのアルミニウム箔を押出ラミ
ネート法により貼り合せ、積層体を得た。この積
層体は実施例1で示す諸物性を全て満足するもの
である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (イ) (a)スチレン含量が10〜50重量%のスチレ
ンと共役ジエン化合物とのブロツク共重合体エ
ラストマーと(b)スチレン含量が50〜95重量%の
スチレンと共役ジエン化合物とのブロツク共重
合体樹脂と(c)耐衝撃性ポリスチレン樹脂以上(a)
+(b)+(c)からなる組成物であつて、該組成物中
(a)成分が50%以下、(b)成分が70%以下、(c)成分
が90%以下の組成物97.5〜50重量%とオレフイ
ン系重合体2.5〜50重量%との混合物からなる
フイルム層と (ロ) 他の熱可塑性樹脂フイルム、金属または無機
化合物蒸着フイルム、金属箔および紙類の群か
ら選ばれる薄膜状物とから構成されるヒートシ
ール用複合材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12159878A JPS5549262A (en) | 1978-10-04 | 1978-10-04 | Compound material for heat seal |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12159878A JPS5549262A (en) | 1978-10-04 | 1978-10-04 | Compound material for heat seal |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5549262A JPS5549262A (en) | 1980-04-09 |
| JPS6216185B2 true JPS6216185B2 (ja) | 1987-04-10 |
Family
ID=14815209
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12159878A Granted JPS5549262A (en) | 1978-10-04 | 1978-10-04 | Compound material for heat seal |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5549262A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4796760B2 (ja) * | 2004-09-14 | 2011-10-19 | 住友化学株式会社 | 軟質樹脂組成物 |
| JP2006306453A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Nippon Polystyrene Kk | アルミレス蓋材 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5649958B2 (ja) * | 1973-09-19 | 1981-11-26 | ||
| DE2529954C2 (de) * | 1975-07-04 | 1977-07-07 | Siemens Ag | Stromrichterventil |
| ES441391A1 (es) * | 1975-09-30 | 1977-04-01 | Torres Martinez M | Sistema de empalmado automatico de bobinas con suministro debanda en proceso continuo aplicable a la alimentacion de ma-quinas manufacturadoras de papel. |
-
1978
- 1978-10-04 JP JP12159878A patent/JPS5549262A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5549262A (en) | 1980-04-09 |
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