JPS621676Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS621676Y2 JPS621676Y2 JP1983172812U JP17281283U JPS621676Y2 JP S621676 Y2 JPS621676 Y2 JP S621676Y2 JP 1983172812 U JP1983172812 U JP 1983172812U JP 17281283 U JP17281283 U JP 17281283U JP S621676 Y2 JPS621676 Y2 JP S621676Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- refrigerator
- plate
- outside
- door
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
- Refrigerator Housings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は開口に透明な板体を設けてなる冷却箱体
に関し、その目的とする処は直射日向を受ける日
向に冷却箱体を設置しても庫内の透視効果を損な
うことなく透明な板体の結露を防止し、且つ所定
の庫内温度を維持することにある。
に関し、その目的とする処は直射日向を受ける日
向に冷却箱体を設置しても庫内の透視効果を損な
うことなく透明な板体の結露を防止し、且つ所定
の庫内温度を維持することにある。
一般に上面に商品収納及び取出用の開口を形成
する冷凍シヨーケース等の冷却箱体は、庫内外を
断熱し且つ庫内の透視効果を損なわないように前
記上面開口に二枚の透明ガラス間に乾燥空気を封
入した透明扉を開閉自在に設けていた。この透明
扉は静止空気層となる乾燥空気の熱伝導率の小さ
いことを利用して伝導による伝熱を小さくしよう
と試みたものであるが、庫内外の温度差により放
射伝熱が生じ、しかもガラスの分光特性は常温域
において放射率が大きいため、庫外からの放射熱
は庫外側ガラスに殆んど吸収され乾燥空気を介し
て庫内側ガラスから庫内に再放射され、透過した
状態と等価になつていた。従つて、この種の透明
扉を使用する場合には伝導による伝熱を防止して
も放射伝熱に対する断熱効果はないものであつ
た。
する冷凍シヨーケース等の冷却箱体は、庫内外を
断熱し且つ庫内の透視効果を損なわないように前
記上面開口に二枚の透明ガラス間に乾燥空気を封
入した透明扉を開閉自在に設けていた。この透明
扉は静止空気層となる乾燥空気の熱伝導率の小さ
いことを利用して伝導による伝熱を小さくしよう
と試みたものであるが、庫内外の温度差により放
射伝熱が生じ、しかもガラスの分光特性は常温域
において放射率が大きいため、庫外からの放射熱
は庫外側ガラスに殆んど吸収され乾燥空気を介し
て庫内側ガラスから庫内に再放射され、透過した
状態と等価になつていた。従つて、この種の透明
扉を使用する場合には伝導による伝熱を防止して
も放射伝熱に対する断熱効果はないものであつ
た。
更に、ガラス自身放射率が大きいため、庫内の
低温に対し庫内側ガラスは放射冷却され、又庫外
側ガラスも乾燥空気を介して放射冷却され、両ガ
ラスの温度は低下し、庫内側ガラスの裏面及び庫
外側ガラスの表面に結露が発生する欠点が生じ
た。
低温に対し庫内側ガラスは放射冷却され、又庫外
側ガラスも乾燥空気を介して放射冷却され、両ガ
ラスの温度は低下し、庫内側ガラスの裏面及び庫
外側ガラスの表面に結露が発生する欠点が生じ
た。
この結露を防止するために透明扉に電気ヒータ
を組み込み、ガラスを加熱する処置がとられてい
たが、透明扉のコストが高くなるとともに、漏電
の危険性及び冷凍負荷の増加に繋がる欠点が逆に
生じた。
を組み込み、ガラスを加熱する処置がとられてい
たが、透明扉のコストが高くなるとともに、漏電
の危険性及び冷凍負荷の増加に繋がる欠点が逆に
生じた。
又、特開昭52−61345号公報には「低温領域及
び温暖領域の間に見通しが効く様に配置され、少
なくとも第1及び第2の硝子板を持ち、第1の硝
子板の外面が使用中は湿気を有する温暖領域内の
空気にさらされ、第2の硝子板は第1の硝子板の
露出していない面に向い合つてそれと隔たつてお
り、第1の硝子板に電気加熱手段を設けた絶縁用
多重硝子板窓構造に於て、第2の硝子板に略透明
な赤外線放射被覆を設けた絶縁用多重硝子板窓構
造。」の構成が開示されているが、かゝる構成で
は第2硝子板の温暖領域側の面に赤外線反射被覆
を設けているために、低温領域の冷たい空気の放
射冷却によつて第2硝子板の温度が露点以下とな
り、結露又は着霜を招く欠点が生じ透視効果が損
なわれていた。
び温暖領域の間に見通しが効く様に配置され、少
なくとも第1及び第2の硝子板を持ち、第1の硝
子板の外面が使用中は湿気を有する温暖領域内の
空気にさらされ、第2の硝子板は第1の硝子板の
露出していない面に向い合つてそれと隔たつてお
り、第1の硝子板に電気加熱手段を設けた絶縁用
多重硝子板窓構造に於て、第2の硝子板に略透明
な赤外線放射被覆を設けた絶縁用多重硝子板窓構
造。」の構成が開示されているが、かゝる構成で
は第2硝子板の温暖領域側の面に赤外線反射被覆
を設けているために、低温領域の冷たい空気の放
射冷却によつて第2硝子板の温度が露点以下とな
り、結露又は着霜を招く欠点が生じ透視効果が損
なわれていた。
本案は係る欠点に鑑みてなされたもので、以下
第1、第2図によりその実施例を説明すると、1
は上面に商品収納及び取出用の開口3を形成して
なる断熱壁2にて本体を構成してなる冷凍シヨー
ケース等の冷却箱体で、前記断熱壁の内壁を形成
する内箱2aにて庫内4を画成するとともに、前
記内箱の外面に配設された冷却器5にて熱交換さ
れ自然対流する冷却空気により庫内4の負荷(商
品)を冷却するものである。6は内箱2aに設け
られたロードライン(載貨喫水線)で、該ライン
より下方に負荷を収納し冷却する。7は前記上面
開口に設けられた開閉示在な透明扉で、透明ガラ
ス若しくは樹脂等よりなり主体となる板体8と、
該板体の裏面即ち庫内側面に貼着された膜9と、
前記板体、膜の周囲を被覆する把手11付保護部
材10とにより構成されている。12は前記透明
扉を上面開口3に設けることにより透明扉7とロ
ードライン6との間に形成される空気層で、該空
気層はロードライン6下方の空気層より温度が高
くなるために静止状態となる。前記膜は例えば赤
外線域で放射率の大きい金属を用いた蒸着膜より
なる選択透過反射寄能を有し、可視光線を透過、
赤外線を反射させるものである。
第1、第2図によりその実施例を説明すると、1
は上面に商品収納及び取出用の開口3を形成して
なる断熱壁2にて本体を構成してなる冷凍シヨー
ケース等の冷却箱体で、前記断熱壁の内壁を形成
する内箱2aにて庫内4を画成するとともに、前
記内箱の外面に配設された冷却器5にて熱交換さ
れ自然対流する冷却空気により庫内4の負荷(商
品)を冷却するものである。6は内箱2aに設け
られたロードライン(載貨喫水線)で、該ライン
より下方に負荷を収納し冷却する。7は前記上面
開口に設けられた開閉示在な透明扉で、透明ガラ
ス若しくは樹脂等よりなり主体となる板体8と、
該板体の裏面即ち庫内側面に貼着された膜9と、
前記板体、膜の周囲を被覆する把手11付保護部
材10とにより構成されている。12は前記透明
扉を上面開口3に設けることにより透明扉7とロ
ードライン6との間に形成される空気層で、該空
気層はロードライン6下方の空気層より温度が高
くなるために静止状態となる。前記膜は例えば赤
外線域で放射率の大きい金属を用いた蒸着膜より
なる選択透過反射寄能を有し、可視光線を透過、
赤外線を反射させるものである。
かゝる構成によれば、閉扉時透明扉7とロード
ライン6との間に形成される空気層12は、ロー
ドライン6の下方の冷却空気層よりも温度が高
く、且つ略静止状態に維持されるために、自然対
流する冷却空気と透明扉7との接触を防止し、且
つ冷却空気から透明扉7に対する放射冷却を緩和
する境界層の作用をなし、併わせて膜9自身赤外
線域における反射率が大きく、伝熱面の温度が低
く、且つ冷却空気からの放射冷却を庫内4方向に
反射するために、庫内4から膜9への伝導による
伝熱を無視できる程小さく、放射による伝熱を大
きく反射することができ、透明扉7の庫内側面の
温度を庫内4の露点以上に維持できる。又、板体
8自身赤外線域において放射率が大きいために、
庫外からの放射熱(赤外線)を吸収することに併
わせて、膜9自身放射率が小さいために、板体8
を透過した赤外線を板体8の庫内側面で庫外方向
に反射する作用をなし、板体8の庫外側面の温度
のみならず庫外側面の温度をも冷却箱体1を包囲
する空気(外気)の温度に近ずけることができ、
露点以上に維持できる。この結果、透明扉7の表
面及び裏面における結露を防止でき、可視光線域
における透視効果の向上を図ることができる。
ライン6との間に形成される空気層12は、ロー
ドライン6の下方の冷却空気層よりも温度が高
く、且つ略静止状態に維持されるために、自然対
流する冷却空気と透明扉7との接触を防止し、且
つ冷却空気から透明扉7に対する放射冷却を緩和
する境界層の作用をなし、併わせて膜9自身赤外
線域における反射率が大きく、伝熱面の温度が低
く、且つ冷却空気からの放射冷却を庫内4方向に
反射するために、庫内4から膜9への伝導による
伝熱を無視できる程小さく、放射による伝熱を大
きく反射することができ、透明扉7の庫内側面の
温度を庫内4の露点以上に維持できる。又、板体
8自身赤外線域において放射率が大きいために、
庫外からの放射熱(赤外線)を吸収することに併
わせて、膜9自身放射率が小さいために、板体8
を透過した赤外線を板体8の庫内側面で庫外方向
に反射する作用をなし、板体8の庫外側面の温度
のみならず庫外側面の温度をも冷却箱体1を包囲
する空気(外気)の温度に近ずけることができ、
露点以上に維持できる。この結果、透明扉7の表
面及び裏面における結露を防止でき、可視光線域
における透視効果の向上を図ることができる。
第3図は本案の透明扉Aと、従来の複層ガラス
よりなる透明扉Bとを冷却箱体1に設け、各扉の
表面(庫外側)温度aと、裏面(庫内側)温度b
と、各箱体におけるロードライン上温度cとを諸
条件のもとで比較した特性図である。尚、dは外
気温度である。第3図によれば、扉Aは諸条件に
おいて常に扉Bより表面温度が高く、しかも扉A
を設けた箱体のロードライン温度は扉Bを設けた
箱体のそれより低くなり、扉Aの箱体は扉Bの箱
体に比べ表面温度とロードライン温度との温度差
が大きく断熱効果に優れていることが判かる。
又、扉Aは扉Bより常に外気温度に近い温度に維
持され、且つ直射日光を受ける日向では板体8自
身が庫外から直接受ける放射熱吸収と、膜9の反
射による間接放射熱吸収とにより外気温度より高
温となり、常に露点温度以上に維持され、且つ庫
内温度は扉Aの箱体の方が扉Bの箱体より低くな
つていることが判かる。従つて、本案の冷却箱体
1は直射日光のもとで十分に使用可能となり、且
つ所定の庫内温度を維持できる。
よりなる透明扉Bとを冷却箱体1に設け、各扉の
表面(庫外側)温度aと、裏面(庫内側)温度b
と、各箱体におけるロードライン上温度cとを諸
条件のもとで比較した特性図である。尚、dは外
気温度である。第3図によれば、扉Aは諸条件に
おいて常に扉Bより表面温度が高く、しかも扉A
を設けた箱体のロードライン温度は扉Bを設けた
箱体のそれより低くなり、扉Aの箱体は扉Bの箱
体に比べ表面温度とロードライン温度との温度差
が大きく断熱効果に優れていることが判かる。
又、扉Aは扉Bより常に外気温度に近い温度に維
持され、且つ直射日光を受ける日向では板体8自
身が庫外から直接受ける放射熱吸収と、膜9の反
射による間接放射熱吸収とにより外気温度より高
温となり、常に露点温度以上に維持され、且つ庫
内温度は扉Aの箱体の方が扉Bの箱体より低くな
つていることが判かる。従つて、本案の冷却箱体
1は直射日光のもとで十分に使用可能となり、且
つ所定の庫内温度を維持できる。
以上の如く本案は、開口に設けられた透明な板
体の庫内側面に、日向において外気温度より前記
板体の庫外側面及び庫内側面の温度を高く維持す
る選択透過反射膜を設けてなるものであるから、
板体自身が庫外の直射日光から直接受ける放射熱
吸収と、板体に透過した直射日光を膜により庫外
側に反射する際得られる間接放射熱吸収との両作
用に合わせて、膜により庫内の冷気の放射冷却を
庫内側に反射する作用でもつて、板体自身を外気
温度より高く、即ち露点以上の温度に維持して板
体表裏両面の結露又は着霜防止が図れると同時
に、庫内温度の損失を放射冷却を反射する作用で
もつて防止して庫内を所定温度に維持することが
できる。
体の庫内側面に、日向において外気温度より前記
板体の庫外側面及び庫内側面の温度を高く維持す
る選択透過反射膜を設けてなるものであるから、
板体自身が庫外の直射日光から直接受ける放射熱
吸収と、板体に透過した直射日光を膜により庫外
側に反射する際得られる間接放射熱吸収との両作
用に合わせて、膜により庫内の冷気の放射冷却を
庫内側に反射する作用でもつて、板体自身を外気
温度より高く、即ち露点以上の温度に維持して板
体表裏両面の結露又は着霜防止が図れると同時
に、庫内温度の損失を放射冷却を反射する作用で
もつて防止して庫内を所定温度に維持することが
できる。
第1図は本案冷却箱体の概略縦断面図、第2図
は同透明扉の斜視図、第3図は本案箱体と従来の
箱体とにおける温度特性図である。 3……開口、8……板体、9……膜。
は同透明扉の斜視図、第3図は本案箱体と従来の
箱体とにおける温度特性図である。 3……開口、8……板体、9……膜。
Claims (1)
- 赤外線域において放射率の大きい透明な板体を
開口に設けると共に、この板体の庫内側面に赤外
線域における反射率が大きく、且つ冷却空気から
の放射冷却を庫内方向に反射する選択透過反射膜
を設け、直射日光を受ける日向では、板体自身が
庫外から受ける放射熱吸収と、膜の反射による間
接放射熱吸収とにより外気温度よりも高くなるよ
うにしたことを特徴とする冷却箱体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17281283U JPS5996579U (ja) | 1983-11-07 | 1983-11-07 | 冷却箱体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17281283U JPS5996579U (ja) | 1983-11-07 | 1983-11-07 | 冷却箱体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5996579U JPS5996579U (ja) | 1984-06-30 |
| JPS621676Y2 true JPS621676Y2 (ja) | 1987-01-14 |
Family
ID=30376605
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17281283U Granted JPS5996579U (ja) | 1983-11-07 | 1983-11-07 | 冷却箱体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5996579U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7714273B1 (ja) * | 2025-02-14 | 2025-07-29 | 株式会社シンシ | 冷蔵庫用ドア及び冷蔵庫 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52162563U (ja) * | 1976-06-03 | 1977-12-09 | ||
| JPS5454361A (en) * | 1977-10-07 | 1979-04-28 | Teijin Ltd | Refrigerating show case with adiabatic film |
| JPS553542A (en) * | 1978-06-23 | 1980-01-11 | Teijin Ltd | Refrigerated showcase with heattinsulating film |
-
1983
- 1983-11-07 JP JP17281283U patent/JPS5996579U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5996579U (ja) | 1984-06-30 |
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