JPS621690B2 - - Google Patents
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- JPS621690B2 JPS621690B2 JP57071594A JP7159482A JPS621690B2 JP S621690 B2 JPS621690 B2 JP S621690B2 JP 57071594 A JP57071594 A JP 57071594A JP 7159482 A JP7159482 A JP 7159482A JP S621690 B2 JPS621690 B2 JP S621690B2
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A22—BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
- A22C—PROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
- A22C13/00—Sausage casings
- A22C13/02—Shirring of sausage casings
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- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Zoology (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Processing Of Meat And Fish (AREA)
Description
本発明は、セルロース質食品ケーシングに関す
るものであり、特には剛性の中空チユーブ状芯体
周囲に非常に密なひだ折り状態へと圧縮して取付
けられるひだ付きセルロース食品ケーシングに関
係する。本発明によつて、従来より詰込み長が著
しく付加され、構造的安定性及び強度が改善され
そして所定の寸法において現在市販入手しうるケ
ーシングをこれまで可能であつたより大径孔の充
填ホーンにおいて使用するに適したものとすると
いう追加的な特徴を具備するひだ付きケーシング
ステイツクが生成される。本発明は、あらゆる寸
法のソーセージ製品の製造の為食品業界で使用さ
れているひだ付きケーシングステイツク物品の製
造に特に有用であり、そして本発明はまた、骨ま
るごとつきの肉物品のような大きな塊り成いは厚
切り形態の食品物品の、ケーシングへの充填にお
いて使用するのにもきわめて有用である。 様々の型式のソーセージ、チーズロース、七面
鳥ロール等のような多種類の肉その他の食品物品
を加工処理するのに全世界で使用されている加工
食品ケーシングは、慣例として、再生セルロース
及び他のセルロース質材料から作製されている。
ケーシングは、調製されるべき様々に異つた種類
の食品に適合するよう幾つかの異つた型式及び寸
法を有しそして補強形態で或いは非補強形態で提
供されている。一般に「繊維入りケーシング
(fibrous casings)」と呼ばれる前者の補強形態
のケーシングには、ケーシング壁中に繊維質支持
材ウエブが埋入されている。 多くの加工食品、特に肉物品の一般的特徴は、
一般に「エマルジヨン」と呼ばれる食用に適する
各種成分の混合物が圧力下でケーシング中に充填
されそして食用物品の加工処理はそのケーシング
詰め後に実施されることである。食用物品はまた
ケーシングに詰めたまま保管されそして輸送され
うる。但し、多くの場合にそして特にフランクフ
ルトソーセージのような小さなソーセージ製品の
場合、ケーシングは加工処理の完了後食用物品か
ら取外される。 「小寸食品ケーシング」という表示は、一般
に、フランクフルトソーセージのような小寸のソ
ーセージ物品の調製において使用されるケーシン
グを指すものである。その名が示す通り、この型
式の食品ケーシングは充填直径が小さく、一般に
約13〜40mmの範囲内の膨脹(満)径を有し、そし
てもつとも通常的には非常に長尺の非補強薄肉チ
ユーブとして供給される。取扱を便宜にする為、
20〜50m或いはもつと長い長さをとりうるこれら
ケーシングは、ひだ付けされそして圧縮されて、
「ひだ付きケーシングステイツク」と一般に呼ば
れる約20〜60cm長さのひだ折り圧縮形態のものと
される。ひだ付け機及びその生成物は例えば米国
特許第2983949号及び第2984574号に示されてい
る。 サラミやボローニヤソーセージ、肉ローブス、
調理されそしてくん製にしたハムバツト等のよう
な一般に大きな食用物品の調製に使用されるケー
シングに対する一般表示としての「大寸食品ケー
シング」は、約40〜200mmの或いは更に大きな充
填直径寸法において製造される。一般に、このよ
うなケーシングは、「小寸ケーシング」肉厚より
約3倍厚い肉厚を有しそして壁中に繊維質ウエブ
補強材を埋入した状態で提供される。但し、その
ような補強媒体を使用しなくとも作製しうる。長
年の間、大寸のチユーブ状ケーシングは、約0.6
〜2.2mの所定長さに切断されて扁平な状態で食
品加工業者に供給されてきた。しかし、最近にな
つて、繊維補強及び非補強型式いずれにおいても
大小ケーシングは、最速充填装置を使用しての充
填作業の為約65mに至るまでのケーシングを折込
んだひだ付きステイツクの形態で供給されるよう
になり、現在もその形態で供給されつつある。 加工食品ケーシングの作製と使用に当つて、ケ
ーシングの水分含量の管理が重要である。本発明
において使用される型式のひだ付きセルロース質
ケーシングステイツクは総ケーシング重量の少く
とも約13%の水分含量を有するべきであるが、水
分水準はもつと高くされうる。 小寸の再生セルロースケーシングが製造される
時、充填作業がケーシングの損傷なく実施しうる
ようにする為には、ケーシングがその総重量の約
14〜18%の範囲での含水量を持つことが一般に好
ましい。この比較的狭い含水量範囲は、これより
低い含水量においては充填作業中ケーシングの過
度の破損が起ることが見出され、他方これより大
きな含水量ではケーシング材料の過剰の塑性とそ
の結果としての過剰充填がもたらされるという点
からも重要である。 上述したような大寸ケーシングは、ひだ付けさ
れそして圧縮されたケーシングが予備調湿された
状態で入手されそれにより充填作業直前にこのよ
うなケーシングを浸軟化するというこれまで長年
にわたり使用された面倒な段階がもはや不要にな
るに至るまで改善された。繊維補強型の大寸ケー
シングの含水量は、それらがひだ付けされそして
予備調湿された状態で供給される時、総ケーシン
グ重量の約16〜35%水分の範囲にあることが通常
的に見出されている。 含水量を幾らにするかは、ユーザの要求や好み
に合うように選定されうる。もし含水量が高くそ
して充填作業前に長期の保管期間が予想されるな
ら、かびやバクテリアの繁殖を防止する対策をと
らねばならない。本発明と合う一つの方策は、充
填作業前或いはその際中添加される水の活性をプ
ロピレングリコール或いはグリセゼリンのような
溶質を充分量添加することでもつて制限すること
である。これらはまた、可塑剤或いは保湿剤とし
てひだ付けされそして圧縮されるべきケーシング
中で有用に働く。 先に挙げた特許その他に従つての上述したケー
シング用ひだ付け技術は、一般的には、或る長さ
の扁平化されたケーシング供給材料を例えばリー
ルからひだ付け機に連続的に給送し、ここで通常
は空気である低圧ガスでもつてケーシングを膨ま
せることと関与するものであると言うことができ
る。膨脹ケーシングはひだ付けロールの配列体を
通され、そしてひだ付けロールはケーシングを予
備選定されたひだ付き長が達成されるまでひだ付
けマンドレル上の或いはその周囲の拘束体に押し
つけてひだ付けしていく。例えば米国特許第
3766603号に記載されるような浮遊マンドレル型
式のひだ付け機に対しては、ひだ付けされたケー
シングはその後ひだ付けが行われた拘束体を横切
つて或いはそれから離れてそして延長マンドレル
部分上に直線的に移行され、ここでケーシングは
所望のステイツク長に圧縮される。例えば米国特
許第2583654号に記載されるような引抜きマンド
レル型ひだ付け機に対しては、ひだ付けされたケ
ーシングを残したままのひだ付け用マンドレルは
別の位置に廻動され、ここでひだ付きケーシング
は所望のステイツク長さに圧縮される。 通常の圧縮は、元のケーシング長の約1%から
約1.2乃至1.3%までの値をとりうるステイツク長
をもたらす。 米国特許第2001461号は、396インチ(1006cm)
の元のケーシング長が約4インチ(10cm)以下の
ステイツク形態の長さにどのように減縮されるか
を記載している。ここでは更に、ステイツク長対
元のケーシング長の比率について恐らく実現しう
る最小実用限界は1/130あたりであろうと推測さ
れている。しかし、上記特許は、このような高密
にひだ折りされたケーシングステイツクを製造し
ようとする時に出会う幾つかの問題を認識するに
至らずそして孔寸法の重要性を気づいていない。 元のケーシング長対ひだ付きケーシング長の比
率は、本発明以前には斯界全体を通じて70〜100
のオーダにあつた。この比率は、「圧縮比(pack
ratio)」と呼ばれておりそして上記特許に述べら
れた比率の逆数である。 圧縮効率という表示が、元のケーシング長がひ
だ付き形態に圧縮された程度を定量的に表す別の
方法である。圧縮効率(packing efficiency)
は、単位長のひだ付けされそして圧縮されたケー
シングの容積をケーシング材自体によつて占めら
れる同単位長当りの容積で割つた比率として定義
され、そして次式により決定されうる: ここでPE=圧縮効率 Lc=ケーシング長 Ls=ひだ付きケーシングステイツク長 FW=ケーシング膨脹巾 tc=ケーシング肉厚 OD=ひだ付きケーシングステイツク外
径 ID=ひだ付きケーシングステイツク内
径 この計算は、ケーシング材料自体の比重及び
(或いは)密度を自動的に考慮に入れている。こ
の関係の考察から、この比率は実際上ひだ付きケ
ーシングステイツク中に含まれるケーシング扁平
材料の容積をひだ付きケーシングステイツクと同
じ寸法を有する中空シリンダの容積で割つたもの
であることがわかる。圧縮効率の増加の程度は1
に向けてどれだけ近づいていくかによつて測られ
る。 圧縮比はLc/Lsであるから、圧縮効率関係は
次のようにも表わされる: 或る与えられた圧縮効率に対して、圧縮比は与
えられた寸法のケーシングのステイツクの外径と
内径の差と共に変化することが理解しうる。更
に、外径はステイツクを形成するのに使用された
ケーシングの扁平巾(FW)によつて必然的に制
約されるから、圧縮比を増加する為に直径差を増
加するには孔即ち内径の寸法を結局減少せねばな
らない。最大ステイツク孔を得ることと最大圧縮
比を得ることとは互いに相反して作用するが、圧
縮効率はステイツク内径が最大限とされる時或る
与えられた圧縮比において最大となるという事実
は残る。 与えられたケーシング寸法に対して最大孔寸法
(内部断面積)の充填ホーンを使用することが、
部分的には充填処理量を最大にしそして充填圧力
を最小にする為に、一般には望ましい。ホーン寸
法を最大にすることの別の理由は、脂肪分の分離
が起る危険性を排除するためである。脂肪分離
は、肉エマルジヨンが充填ホーンを通して高剪断
速度において通過することによつてエマルジヨン
の分解が生じ水と脂肪が分離せしめられる時に生
ずる現象である。その後水及び脂肪は加工処理中
セルロース食品ケーシングと仕上りソーセージ製
品表面との間に累積し、それにより容認しえない
外観を有する不満足なソーセージ製品を生みだ
す。剪断速度は充填ホーン内径の増加に伴つて減
少する。 ひだ付け技術において追求されてきた目標は、
連続的製造を保証するように機械的欠陥或いは休
止を伴うことなく充填装置において連続的にひだ
伸しされそして充填されうるケーシングステイツ
クを製造することであつた。また、ステイツク自
体、包装、保管、取扱及び充填装置への装着に際
して受ける通常的な手荒さに耐えるに充分の構造
的・機械的保全性即ちコヒーレンシー
(coherency,保形性)を具備しそして加えて最
大限に可能な孔寸の充填ホーンにおいて使用する
為に技術的に実施可能な範囲でなるだけ多くの被
充填ケーシングを与えられたステイツク長に圧縮
するという切実な要望を満すものでなければなら
ない。 従つて「理想的」ケーシングステイツクとは、
単位ステイツク長当りのケーシング長の長いこと
(高圧縮比)及び内径即ち孔寸法の大きいこと
(高圧縮効率)とバランスして高度のコヒーレン
シーを持つものである。 代表的な先行技術の圧縮比及び圧縮効率は、米
国特許第3528825号の教示から計算することがで
きる。そこでの記載に従えば、22/32インチ
(1.75cm)の膨脹外径×0.001インチ(0.0254mm)
肉厚を有する95ft(30m)のケーシングが7/8イ
ンチ(2.22cm)外径×1/2インチ(1.27cm)内径
×161/4インチ(41.28cm)長さを有するステイツ
クにひだ付けされたとされている。これらデータ
及び圧縮効率に対する上記式を使用すると、上記
特許に例示される先行技術ケーシングは0.374の
圧縮効率を有することがわかる。この先行技術ケ
ーシングの圧縮比は、95ft(30m)が161/4
(14.28cm)にひだ付け及び圧縮されたから70であ
つた。 ひだ付きケーシングステイツクのコヒーレンシ
ー即ち保形性は、ステイツクの破損時においての
曲げモーメント(インチ―ポンド単位)を測定す
ることにより決定される。ケーシングステイツク
は、ベース板上に固定されそして被試験ステイツ
クの長さの約80〜90%に相当する距離(D)だけ離間
された2つのV―ノツチつき支持ブラケツト上に
横架される。(D―4)インチの距離離間された
V―ノツチ形支持を有する圧力部材がケーシング
ステイツクの上面上へと中央から降下される。下
向き圧力は手動操作ハンドルにより与えられそし
てラツク及びピニオンが圧力部材中央に取付けら
れる力ゲージ(例えばハンター力指示計,モデル
L―IM)に連繁されている。力は、ケーシング
ステイツクが破れるまで次第に増大して適用され
る。力の読みP(ポンド)が記録される。装置上
での破断時におけるインチ―ポンド単位での曲げ
モーメントはP/2×2インチに等しいから、力
の読みPはケーシングステイツクを破断する曲げ
モーメントのインチ―ポンド表示値に等しい。一
般に、少くとも約1.2インチ―ポンドのコヒーレ
ンシーが必要とされそして少くとも約2.5インチ
―ポンドのコヒーレンシーが殊に適当でありそし
て好まれる。 充填ホーン直径に対する使用可能なケーシング
ステイツク孔径の関係はケーシング物品の機能性
のもつとも意味のあるめやすであるから、ひだ付
きケーシング物品に対して使用される「落下嵌ま
り(drop fit)」試験が開発された。即ち充填ホ
ーン周知へのひだ付きステイツクの嵌合装置を模
擬しそしてそれによりひだ付きステイツクの有効
内径を測定する為に、一つの試験法が確立され、
ここではひだ付きステイツクがそれより長い長さ
の垂直ステンレス鋼製棒の上端周囲に嵌めて置か
れそして棒周囲に沿つてその下端まで完全に自重
下で自由落下せしめられる。より具体的には、棒
はテーブル上に垂直に位置づけられる。ひだ付き
ステイツクが棒上端に嵌めて置かれそして後放離
される。もしステイツクがテーブル表面に落下し
たなら、落下嵌まり試験は及第である。棒は
0.010インチきざみで増加する直径を持つものが
多数用意される。或るケーシング寸法範囲に対し
ては、棒は0.002インチきざみで増加するものと
して作製されている。ひだ付きステイツクは、一
番小さい棒から始まつて順次大きな棒へとそして
ひだ付きステイツクが棒の全長に沿つて自由落下
しなくなるまで各棒について試験される。ステイ
ツクが棒全長に沿つて自由落下しうる最大径の棒
がそのひだ付きステイツクの有効内径即ち落下嵌
まり直径である。 ひだ付きセルロースケーシングステイツクの作
製において、個々のステイツクは、部分的にはス
テイツク孔内の折りひだの張出しにおける不規則
性に由り、孔寸を僅かに変動する。この理由のた
め、実験作業として、例えば少くとも10個といつ
た多数のひだ付きステイツクが落下嵌まり試験に
供せられそしてその代数平均が充填ホーン嵌合に
関してそのグループ全体の機能性を決定するのに
使用されることが必要である。先に示したよう
に、落下嵌まり直径平均値は好ましくは小数点以
下3桁のインチ数までとられそして落下嵌まり要
求値はこの水準の精度まで定義される。例えば、
要求値が0.490インチ最小であるなら、0.489イン
チの平均落下嵌まり値は許容しえない。何故な
ら、0.489インチ平均落下嵌まり測定値により表
わされるグループにおけるステイツクのうちの相
当数のものは0.490インチ径の充填ホーンにおい
ては満足に機能しないであろうからである。 小寸食品ケーシングのひだ付けにおけるもつと
も重要な因子の一つは、コヒーレンシー即ち自己
保持・保形物品としてのひだ付きステイツクの耐
久性についての品質である。ステイツクコヒーレ
ンシーは、例えばフランクフルトその他の類似食
品の製造に使用される機械のような自動食品充填
設備において使用するのにこれらステイツクを適
したものとするのに殊に重要である。充填ホーン
へステイツクを装着する前にステイツクが破れた
り解けたりすると、ステイツクはこのような自動
充填設備において使用するに不適当となる。従つ
て、ひだ付きケーシングステイツクへと形成され
うるチユーブ状食品ケーシングの処理はいずれも
ステイツクコヒーレンシーに悪影響を与えるもの
であつてはならず、むしろその向上をめざすもの
でなければならない。 高コヒーレントケーシングステイツクを製造す
る為のシステムを開発するべく、ケーシング業界
においては近年多大の努力が払われてきた。その
例としては、米国特許第4137947号に開示される
ような化学的処理がある。 近代ひだ付け機においての従来方式でのひだ付
けは、ステイツクの長手軸線に直交する平面とひ
だ折り部が載る平面との間に認めうる程の角度ず
れを持つひだ付きケーシングステイツクを創生す
る。これはひだ角度と呼ばれる。この種のひだ角
度を持つ、本発明の芯要素なしの従来からのひだ
付きステイツクは、ステイツクの長手軸線に直角
のひだを持つてひだ付けされた同型式のステイツ
クより著しく大きなコヒーレンシーと構造的保全
性を持つ。これは、ステイツク長さ全体が相互連
結された重ね嵌め円錐の重なり配列体と幾らか似
ているためである。 本発明者は、特にフランクフルト形の食品を製
造するのに使用される小寸のケーシングに対し
て、従来型式のひだ付きステイツク(芯なし)が
その圧縮比を最大にせんとする努力において高密
に圧縮される時、圧縮ステイツクのコヒーレンシ
ー或いは構造保全性はステイツクがもはやその機
能を損うに至るまでに劣化することを見出した。
即ち、ステイツクは脆化し、容易に破れ、従つて
充填ホーン上に装着しえなくなる。この作用は、
高い長手方向圧縮力がひだ付け中に創生された
「重なり円錐」状の形態を平に押しつぶす傾向を
示す時に生じるものと推測される。 本発明者はまた、チユーブ状ケーシングがひだ
付け工程下に置かれる時(即ち扁平なチユーブ状
形態から前述したようなひだ付けされそして圧縮
されたステイツクへと変形される時)、高い圧縮
効率が実現される際に生成ひだ付きステイツク中
に高い内側半径方向力が発現することを見出し
た。これらの高い力の重要さはひだ付きケーシン
グステイツクが本発明のチユーブ状芯要素上で高
密に圧縮されるまでは認識されていなかつたしま
た実質上剛性の芯が時間の経過と共に僅かの芯直
径を失うことが見出されていた。従来型式のひだ
付きステイツク(チユーブ状芯なし)の内径が圧
縮直後のひだ付け用マンドレルからの取外し(ド
ツフイング)に際して著しい減少を示しそして取
外し後一週間乃至それ以上の間続くように思われ
るもつと漸次的な追加減少を示すことが既に知ら
れていたが、しかしそのような直径損失をもたら
す力の重大性については本発明以前には認識され
ていなかつた。本発明者は更に、これら半径方向
内方力の大きさはステイツクが取外し直前に有す
る初期圧縮長さにまでステイツクを圧縮するのに
使用された長手方向圧縮力に比例することを発見
した。即ち、半径方向内方力は長手方向圧縮力が
増大する時増大する。 英国特許第1167377号は、充填ホーンの周囲に
係合するよう賦形されそして寸法づけられた中空
成形体(芯)に支持されるひだ付きチユーブ状ケ
ーシングのステイツクを開示している。これは、
ステイツクを凹まないよう拘束しまた摺り外れな
いようにする為ステイツク内に摩擦嵌めされる芯
を記載している。芯は例えば合成プラスチツク或
いは薄い板紙のような任意所望の材料から作製し
うると書かれている。そこでの特定具体例の一つ
に従えば、約0.01インチ肉厚の筒体を形成するよ
う押出された塩化ビニルから芯は構成される。こ
の特許の物品は、0.984インチ内径×0.0115イン
チ肉厚の酢酸やセルロース芯上でひだ付けされた
ポリ塩化ビニリデンプラスチツクチユーブ状シー
トの形で工業化された。この英国特許の発明はひ
だ付きセルロース質チユーブ状ケーシングと共に
使用されたことはなかつた。 上記使用例に加えて、ひだ付き大形ケーシング
用の支持体として中空芯或いは中央管の使用は長
年にわたつて知られていた。しかし、ひだ付きセ
ルロースケーシングへの芯概念の適用の従来例の
すべては、浸軟処理中の保全及び膨脹拘束体を提
供するものにすぎなかつた。保形性のあるケーシ
ングステイツクの開発以前に輸送及び取扱い用に
小さなケーシングと一緒にロツドが使用されたこ
とがあつた。これらひだ付きケーシングは、使用
の為充填ホーンに装着されるに当つてはロツドか
ら摺り外された。 近年、セルロース食品ケーシング業界の全般的
傾向は、ケーシング拘束体及び支持体としての内
側管の使用から離れる方向にあり、そして中位及
び大寸のケーシングに対してネツトや収縮性乃至
弾性のフイルムのような外部拘束及び支持手段の
使用の傾向にある。小さなケーシングは他の支持
体を使用せず保形性ステイツクとして使用されて
いる。 本発明の主たる目的は、ケーシングを斯界でこ
れまで実際上達成されたより高い圧縮比にまでひ
だ付けしそして圧縮し、同時に高い圧縮効率によ
り実証されるように許容しうる孔寸法を維持し
て、高度のコヒーレンシーを持つひだ付きケーシ
ングステイツク物品を提供することである。 本発明の別の目的は、食品業界で使用されるケ
ーシング寸法及び型式のあらゆる範疇のものを通
して広く有用である全体的構造及び型式の、高い
圧縮比と高い圧縮効率を有する、高コヒーレンシ
ーひだ付きケーシングステイツク物品を提供する
ことである。 本発明の更に重要な目的は、ケーシング業界に
おいて今日まで実現しえたよりも著しく高い圧縮
比並びに圧縮効率を有し、同時に構造的一体性或
いはコヒーレンシーの欠如に伴う先行技術におい
て関連するあらゆる潜在的問題を排除する高密ひ
だ付きケーシングステイツク物品を鉛供すること
である。 本発明のまた別の重要な目的は、チユーブ状ケ
ーシングがひだ付け工程下に置かれる時そして続
いて高圧縮比に圧縮される時発生する高い内方半
径方向力に対抗するに適当な物理的性質を有する
芯を具備する芯つき高密ひだ付きケーシングステ
イツク物品の提供である。 本発明のまた別の目的は、前述した物品を製造
する為現在使用されているひだ付け機において、
あつたとしてもごく僅かの修正を加えるだけで、
芯つき高密ひだ付きケーシングステイツク物品を
作製する方法を提供することである。 本発明のまた別の目的は、芯なし製品で実現し
うるより一層大きな孔と一層高い圧縮比を同時に
持つケーシング物品を提供することである。 本発明の更に重要な目的は、あらゆるケーシン
グ寸法範囲にわたつて特定の標準ケーシング寸法
のものがこれまで可能であつたよりそれぞれにも
つと大きな充填ホーン周囲に嵌装されることを可
とするような芯つき高密ひだ付きケーシング物品
の提供にある。これにより本発明のひだ付きケー
シング物品が斯界に為す貢献点は、すべての型式
の食品物品のケーシング内への充填の為の充填作
業が一層効率化されることである。 本発明の一様相の特定の目的は、芯が充填機の
ホーンに置換り、それにより充填機の消耗要素と
なるような芯つき高密ひだ付きケーシングステイ
ツク物品を提供することである。 本発明の追加的な特定目的は、芯要素が充填装
置における充填ホーン周囲に摺り嵌めされるキヤ
リヤチユーブとして或いは充填ホーン自体として
選択的に使用され得そして物品の芯要素に取付け
られそしてひだ付きケーシングのひだ伸しされた
部分の内部に配納される様々の型式のサイジング
手段を有する、芯つき高密ひだ付きケーシングス
テイツクを提供することである。 芯のこれまでの用い方とは対照的に、本発明者
は、先行技術(同条件下でひだ付けされそして圧
縮された芯なしひだ付きステイツク)において実
現されたより著しく高い圧縮比を実現するだけで
なく、これら高い圧縮比が上記の匹敵する芯なし
ひだ付きステイツクを使用して可能であつたのと
同等或いはもつと大きくさえある可使用孔寸のケ
ーシング物品でもつて達成しうるような程度にま
でひだ付きケーシング半径方向内方力の作用を制
限するように企図された新規な芯使用法を見出し
た。これは、当業者の一般的考え、即ち芯は空間
を占めそれだけケーシングステイツクの有効孔を
減ずるとの常識に逆行するものであつた。従つ
て、芯は圧縮比にマイナスの影響を持つものと予
想されていた。この予想とは逆に、本発明の芯つ
き高密セルロースケーシング物品は、使用可能な
孔寸の減少を伴うことなく実質上一層高い圧縮比
を提供でき従つて芯なしひだ付きステイツクの圧
縮効率より高い圧縮効率を有する芯つきひだ付き
ケーシング物品をもたらしうる。本発明物品の追
加的特徴は、向上せる構造保全性と強度を有する
ケーシング物品が提供されることである。 ボーンレスハム等のような塊り肉物品の包装の
為充填装置と特に有用である一具体例において、
本発明に従う物品の芯自体が充填ホーンの代りに
用いられる。しかし、これと関連して、ボーンレ
スハム用の充填装置は本願とは別個の発明であ
り、本願の発明はそのような装置に芯つき高密ひ
だ付きケーシングステイツク概念の適応化のみに
係るものであることを銘記されたい。このような
充填装置は別出願してある。 本発明の追加的具体例は、芯要素が充填装置の
充填ホーン周囲に摺り嵌められるキヤリヤチユー
ブとして或いは充填ホーン自体として選択的に使
用されえそしてひだ付きケーシングのひだ伸しさ
れた部分内部に配納されそして芯要素に取付けら
れる様々の型式のサイジング手段を具備するよう
な、芯つき高密ひだ付きケーシングステイツク物
品を提供する。このようなひだ付きケーシング物
品もまた別出願の対象である。 一般的に述べるなら、本発明は、チユーブ状芯
と、総ケーシング重量の少くとも約13%の水分含
量を有しそして芯周囲で約0.50以上の圧縮効率ま
でそして高い圧縮比までひだ付けされそして高圧
縮された制御下で加湿されたセルロース食品ケー
シングとの組合せを包括するものである。これら
圧縮比及び圧縮効率は、芯を使用せずして同じひ
だ付け及び圧縮条件下でひだ付けされそして高圧
縮され、それにより高いケーシング内方膨脹力を
発生する同長のケーシングのそれらよりもそれぞ
れ高い。この組合せの別の特徴は、芯が高いケー
シング内方膨脹力からの芯孔寸の変形と減少を防
止するに充分剛性であることである。芯つき及び
芯なしひだ付けされそして圧縮されたケーシング
間の比較目的の為に、芯なしケーシング物品は外
部長手方向拘束体を有していない。 本明細書において使用する「同じひだ付け及び
圧縮条件」という言葉は、ひだ付け方法及び装置
(例えばひだ付け手段及びひだ付けマンドレルの
直径を含めて)並びに最終圧縮方法、装置及び圧
縮長さ或いは圧縮力が実質上同等であることを意
味する。 本発明の好ましい実施法において、圧縮効率は
0.60以上に維持される。本発明のコヒーレントな
ケーシング物品の好ましい具体例において、落下
嵌まり試験の比較に基づけば(前出)、芯は、芯
のない状態で同じひだ付け及び圧縮条件下でひだ
付けされそして高密圧縮される時の同じケーシン
グが有する内孔寸法と少くとも同じ内孔寸法をと
る。一つの好ましい具体例において、ケーシング
は、約40mm未満の膨脹直径を有しそして少くとも
100の圧縮比まで圧縮された小さな非補強セルロ
ース型式である。 本発明は、その方法的様相において、(a)総ケー
シング重量の少くとも約13%の含水量を有するセ
ルロース質食品ケーシングを用意する段階と、(b)
該セルロース質食品ケーシングの孔内周面を第1
端を具備しそして第2端において減縮直径端部を
具備するマンドレルの第1端周囲に摺り嵌める段
階と、(c)該マンドレル周囲で該ケーシングをひだ
付けする段階と、(d)前記マンドレル減縮直径端部
と同軸に配列して且つそこに連接して中空芯を設
け、その場合中空芯がケーシング圧縮に由るケー
シング内方膨脹力からの芯孔寸の変形と減寸に耐
えるに充分剛性のものとする段階と、(e)ひだ付け
されたケーシングを同軸配列された芯の外面上に
直線的に移動する段階と、(f)ひだ付けされたケー
シングを前記芯周囲において高圧縮比及び高圧縮
効率まで圧縮し、それにより前記ケーシング内方
膨脹力を発生せしめる段階とを包含するひだ付け
されそして高圧縮された芯つきケーシング物品を
製造する方法を提供する。 本発明の別の具体例は、(a)総ケーシング重量の
少くとも約13%の含水量を有するセルロース質食
品ケーシングを用意する段階と、(b)マンドレルの
第1端周囲にケーシングの孔内周面を摺り嵌める
段階と、(c)該マンドレル周囲でケーシングをひだ
付けしそして圧縮する段階と、(d)好ましくはマン
ドレル第2端と同軸的に配列されそしてそこに連
接される中空芯であつて、ケーシング圧縮に由る
ケーシング内方膨脹力からの芯孔寸法の変形と減
寸に耐えるに充分剛性の芯を用意する段階と、(e)
ひだ付けされそして圧縮されたケーシングをマン
ドレル第2端から前記芯外表面周囲へと直線移動
し、以つて高い圧縮比と高い圧縮効率を与え、そ
れによりひだ付きステイツク孔が収縮するに際し
て前記ケーシング内方膨脹力を発生する段階とを
包含する前記ひだ付けされそして高圧縮された芯
つきケーシング物品を製造する方法を提供する。 本発明のまた別の方法具体例は、(a)ケーシング
総重量の少くとも約13%の含水量を有するセルロ
ース質食品ケーシングを用意する段階と、(b)該ケ
ーシングの孔内周面をマンドレルの第1端周囲に
摺り嵌める段階と、(c)ケーシングをマンドレル上
でひだ付けする段階と、(d)ケーシング圧縮に由る
ケーシング内方膨脹力からの芯孔寸法の変形と減
寸に耐えるに充分剛性の中空芯を用意する段階
と、(e)ひだ付けされたケーシングをマンドレル第
2端から前記芯の外面周囲に移す段階と、(f)該芯
周囲でひだ付きケーシングを高圧縮比及び高圧縮
効率にまで更に圧縮し、それにより前記ケーシン
グ内方膨脹力を発生せしめる段階とを包含する前
記と同じケーシング製造方法にある。この具体例
において、芯は好ましくは第2マンドレルに支持
されそしてひだ付きケーシングは完全圧縮状態へ
の圧縮の為芯及び第2マンドレル上に移行され
る。追加的にマンドレル支持されるひだ付きケー
シングはマンドレル第2端から芯上に移動され
る。好ましくは、芯はマンドレル第2端と同軸に
そこに連接して配列される。 本発明の追加的具体例は、(a)ケーシング総重量
の小くとも約13%の含水量を有するセルロース質
食品ケーシングを用意する段階と、(b)圧縮に由る
ケーシング内方膨脹力から芯孔寸法の変形と減寸
に耐えるに充分剛性の中空芯を用意する段階と、
(c)マンドレルを設けそして前記芯の孔内周をマン
ドレルの外周に沿つて長手方向に摺り嵌める段階
と、(d)ケーシングの孔内周面を芯の外周に沿つて
長手方向に摺り嵌める段階と、(e)前記芯及びマン
ドレル上でケーシングをひだ付けする段階と、(f)
ひだ付けされたケーシングを該芯上で高い圧縮比
及び高い圧縮効率にまで圧縮し、それにより前記
ケーシング内方膨脹力を発生せしめる段階と、(g)
ひだ付けされそして高圧縮された芯つきケーシン
グ物品をマンドレルから長手方向に摺り外す段階
とを包含する前記ケーシング物品製造方法を構成
する。 本発明のまた別の方法具体例は、(a)ケーシング
総重量の少くとも約13%の含水量を有するセルロ
ース質食品ケーシングを用意する段階と、(b)ケー
シングの孔内周面をマンドレルの第1端周囲に摺
り嵌める段階と、(c)ケーシングをマンドレル周囲
でひだ付けする段階と、(d)マンドレル上でひだ付
けされたケーシングを高圧縮比にそして高圧縮効
率にまで圧縮する段階と、(e)ケーシング圧縮に由
るケーシング内方膨脹力から芯孔寸法の歪みと減
寸に耐えるに充分剛性の中空芯を用意する段階
と、(f)圧縮されたひだ付きケーシングをマンドレ
ル第1端から外して前記芯周囲へと長手方向に摺
動し、以つて高圧縮比及び高圧縮効率を与え、そ
れによりひだ付きステイツク孔が収縮するに際し
て前記ケーシング内方膨脹力を発生せしめる段階
とを包含する前記芯つきケーシング物品製造方法
にある。 更に別の方法具体例として、本発明は、(a)総ケ
ーシング重量の少くとも約13%の含水量を有する
セルロース質食品ケーシングを用意する段階と、
(b)該ケーシングの孔内周面をマンドレルの第1端
周囲に摺り嵌める段階と、(c)ケーシングをマンド
レル上でひだ付けする段階と、(d)ケーシング圧縮
に由るケーシング内方膨脹力から芯孔寸法の歪み
と減寸に耐えるに充分剛性の中空芯を用意する段
階と、(e)マンドレル支持されたひだ付きケーシン
グを第2位置に、好ましくは前記芯と直線的な同
軸整列状態に移動する段階と、(f)ひだ付きケーシ
ングをマンドレル第1端から芯外面周囲に移動す
るる段階と、(g)ひだ付きケーシングを芯上で高圧
縮比にそして高圧縮効率にまで更に圧縮し、それ
によりケーシング内方膨脹力を発生せしめる段階
とを包含する前記芯つきケーシング物品製造方法
を提供する。この具体例において、芯は好ましく
は第2マンドレルに支持されそして部分圧縮され
たケーシングステイツクは芯及び第2マンドレル
周囲に移されて、完全圧縮状態に圧縮される。 様々に異つた型式のケーシングに対して好まし
い特定の含水量は変動しうる。即ち、大きな寸法
範囲での調湿ひだ付け繊維質ケーシングの含水量
は好ましくは、総ケーシング重量の約16〜35%の
オーダにあろう。 中間寸ケーシングに対する含水量の好ましい範
囲もまた同じく16〜35%のオーダにある。 フランクフルトソーセージ等を製造するのに使
用されるもつと小さな寸法のケーシングは、約14
〜18%のオーダでの総ケーシング重量基準の含水
量を有するのが都合よい。 本発明に従う物品のチユーブ状芯要素は、ケー
シング内方膨脹力からの芯孔寸法の歪みと減寸に
耐えるに充分剛性でなければならないが、僅かの
変形や孔減寸が起つても過度でないから許容しう
るものと認められている。 芯直径は、ケーシング寸法及び所要孔寸法に依
存して約3/8インチから5.0インチ乃至それ以上に
変動しうる。芯は、その肉厚において、特定のケ
ーシング物品並びにその適応性及び使途に合うよ
う更には使用される芯材料に応じて変動しうる
が、一般にはこのようなチユーブ状芯の肉厚は約
0.020インチ(0.051cm)〜約0.100インチ(0.254
cm)の範囲にあると言える。 ここで図面を参照すると、第1及び第2図には
代表的な浮遊マンドレル型ひだ付け機が全体を1
1として示されている。このひだ付け機は、ひだ
付けヘツド15を通して伸延するひだ付けマンド
レル13を装備している。膨脹されたケーシング
17が一対の送りロール19及び一対の協働送り
ベルト21によつてマンドレル13周囲上に給送
される。ひだ付けヘツド15は複数の(通常3
つ)ひだ付けホイール23を備え、それらの間を
通して膨脹ケーシング17は進行し、その際これ
らホイール23が斯界で周知の態様で制動ベルト
25との共作用の下でケーシングをひだ付けす
る。ひだ付けホイールは、米国特許第3461484号
に記載される一般型式をとるものである。 マンドレル13に沿つてのひだ付きケーシング
17の進行は、実質上一定のひだ形成と部分的に
圧縮されたひだ付きケーシングを与える為に制動
ベルト25の配列体により抑制される。最初のひ
だ付け及びひだ折り作用後、ケーシングは制動ベ
ルトによりマンドレルを更に下つてそして第1ク
ランプ27に向けて移行される。 本発明に従い、実質上剛性の中空チユーブ状芯
周囲へのひだ付きケーシングの移行とそこでのそ
の最終圧縮をもたらす為に、第1クランプは進路
から外れて脇へ廻動されそしてひだ付きケーシン
グは手作業で或いは従来型式の自動手段により第
2図に示す第2クランプ29に当接する位置まで
移動される。この位置において、第2図の右側を
拡大した第3図に示されるように、ひだ付きケー
シングはマンドレル13の絞り部即ち減縮部に配
置される中空チユーブ状芯31周囲に配列され
る。中空チユーブ状芯31周囲でのケーシング1
7の最終圧縮は、所望のひだ付きケーシングステ
イツク長が実現されるまで第2クランプ29に向
けて直線的に移動する圧縮器33によりもたらさ
れる。保持デイスク即ちワツシヤ35が、好適に
は、ユニツト物品が取外される時ケーシングが中
空チユーブ状芯周囲にしつかりと保持されそして
その端から摺り外れないよう拘束されるように、
ケーシング17の端と第2クランプ29との間に
挿入されうる。 上述した段階を追つて芯つき高密ケーシング物
品が完成する時、第2クランプがその拘束位置か
ら取外されそして仕上げ物品が取外される。 本発明の物品は、例えば、ひだ付けされそして
部分的に圧縮されたケーシングを前記した態様で
その中空チユーブ状芯31周囲に移すことによつ
ても組立てられうる。第3図は、ひだ付けマンド
レル13にその減径部において同軸的に配列され
る芯上に直線的に移動されたひだ付けされそして
部分圧縮されたケーシングを示す。その後、圧縮
器33によつて最終圧縮力が適用される。 芯上にひだ付きケーシングを置く為の他の方法
も使用されうる。例えば、前述したような浮遊マ
ンドレル型ひだ付け機において、ひだ付きケーシ
ングは、ひだ付け機マンドレル周囲で充分に圧縮
されそして続いてチユーブ状芯上に移されうる。
ひだ付けされそして部分圧縮されたケーシングを
ひだ付け機11における移送ロツド或いは担持用
マンドレル上から完全に取外しそして全長を別の
圧縮装置に移し、そこでひだ付けケーシングを芯
上に置きそして圧縮することも可能である。別法
としては、芯は、ケーシングが芯周囲でひだ付け
されるよう浮遊マンドレル周囲に置かれそして後
そこに位置決めされ、その後芯上でひだ付けされ
たケーシングは芯上で充分に圧縮され、そして充
分に圧縮された芯つきステイツクはその後マンド
レルから取外される。 引抜き型マンドレルを使用するひだ付け機の使
用と関連する別のひだ付けシステムが米国特許第
2583654号に記載されている。この型式のひだ付
けシステムは、本発明物品の製造に使用できそし
てそれは芯上で直接にケーシングをひだ付けしそ
して続いてそこで圧縮することを可能ならしめ
る。一具体例において、芯は引抜きひだ付けマン
ドレル周囲に置かれそしてケーシングが芯周囲で
ひだ付けされるようそこに位置決めされ、その後
芯つきひだ付きケーシングは芯周囲で充分に圧縮
され、そして後芯つき完全圧縮ケーシングステイ
ツクはマンドレルから取外される。別の具体例に
おいて、ケーシングは従来方式で引抜きマンドレ
ル上においてひだ付けされそして圧縮されそして
このひだ付けされそして圧縮されたケーシングが
マンドレルから外されそして芯周囲に摺り嵌めら
れうる。また別の具体例において、ケーシングは
引抜きマンドレル周囲でひだ付けされそして部分
圧縮され、この部分圧縮ひだ付きステイツクがマ
ンドレルから外されそして芯上に摺り嵌められそ
して後ひだ付きステイツクを芯上で完全圧縮する
ようにもできる。ひだ付けされそして部分圧縮さ
れたケーシングを移送ロツド或いは担持マンドレ
ルから外すことによつて引抜きマンドレル型ひだ
付け装置から完全に取外しそして後それを別の圧
縮装置に取付けられた芯周囲へと移行し、そこで
そのひだ付きステイツクを芯周囲で完全に圧縮す
ることも可能である。 本発明物品を使用して最大限に可能な圧縮比の
達成は、高い圧縮力を必要とし、これは結局ひだ
付きケーシングステイツク内に高い内方半径方向
力を誘起する。本発明物品を調製する好ましい方
法はひだ付きケーシングをその芯周囲に然るべく
置いたままそれを圧縮することと関与するから、
ケーシングと芯との間の低い摩擦係数が所望され
ることが理解されよう。後述する例は、高い摩
擦係数を有するポリプロピレン或いはポリスチレ
ンに較べて相対的に低い摩擦係数を有する高密ポ
リエチレンのような芯材を使用して一層高い圧縮
比を得ることができることを例示している。 第4図は、本発明に従うケーシング物品即ち実
質上剛性のチユーブ状芯31周囲上で従来実現さ
れたよりも高い圧縮比及び圧縮効率にまでひだ付
けされそして圧縮された調湿化セルロース質食品
ケーシング17を示している。第4図にはまた、
ひだ付きケーシングを芯上でその圧縮状態に保持
する為ひだ付きケーシングの各端において任意的
に配置されうる保持デイスク35が示されてい
る。 第5図は、米国特許出願番号第261313号の対象
である。取外し可能な充填ホーンに被覆された芯
つき高密ひだケーシングの現在好ましい具体例の
一つを示す。この具体例において傾斜可能なケー
シング引止め要素37が中空チユーブ状芯31周
囲に取付けて且つひだ付き圧縮ケーシングから引
伸されたケーシングひだ伸し部分内部に納められ
て示されている。ひだ伸し部分は制動要素及びチ
ユーブ状芯/充填ホーンの端を覆つて引伸され、
充填されるべき製品に対する閉止端を与えるよう
クリープ閉成されうる。この組合せ物品の反対端
において、充填装置へのこの物品の付属を容易に
する為、図示のようなフランジ39が設けられ
る。 第6図は、充填装置の充填ホーン周囲に摺り嵌
められるべきケーシングキヤリヤ或いは支持スリ
ーブに適応する、本発明に従う芯つき高密物品を
示す。この態様で使用される場合、このような物
品におけるフランジ39は、充填機において充填
工程において必要とされる弛緩操作をもたらすべ
くスリーブ全体の往復動を提供する装置に連結さ
れうる。第6図に示すものと非常によく似た具体
例は、サイジング或いは引止め要素を含むスリー
ブとして使用されえて、この場合ケーシングひだ
伸し部分はサイジング或いは制動要素及びチユー
ブ状芯の端周囲に引伸されそして充填されつつあ
る内容物を保持する為クリツプ閉成されよう。 第7図は、小寸のソーセージ製品の充填製造に
おいて使用されるに適する、本発明に従う物品を
示し、これは充填機に直接嵌合されるべく配列さ
れる取付け用アダプタ41を備え、従つて物品の
中空チユーブ状芯31は従来型式の充填ホーンの
代用である。この場合、ケーシング17は部分的
にひだ伸しされ、サイジング要素43及びチユー
ブ―ホーンの端を越えて引伸され、ここでケーシ
ングは充填内容物に対する密閉作用を与えるべく
閉成される。このような小寸ソーセージ製品の製
造は大部分高速自動充填装置において達成される
から、これら製品の充填に対しては与えられたス
テイツク長において長尺のケーシングを折込むの
が特に有益である。本発明の芯つきケーシング物
品の使用は、このような設備の一層効率的操作を
与える為与えられたステイツク長さ内に従来より
相当長く折込まれたケーシング長さの使用を許容
し、同時にこのような設備において使用されるべ
きケーシング物品に要求される高精度寸法要件
(例えば真直性)及び構造保全性(コヒーレンシ
ー)をも満す。 第7図はまた、本発明に従うひだ付きステイツ
ク形態におけるケーシングのひだ角度θをも例示
する。現在のひだ付け機においての従来からのひ
だ付けは、ステイツクの長手軸線に直交する平面
と折ひだが載る平面との間に認めうる程の角度変
位のある状態でひだ付きステイツクを製造する。
この種のひだ角度を有する芯なしステイツクは、
同型式のステイツクがその長手軸線に直角のひだ
角度でひだ付けされた場合に持つよりも著しく大
きなコヒーレンシー及び構造一体性を持つことが
既に見出されていた。これは、ひだ角度を持つス
テイツク全体が嵌合しあう円錐の重なり体と似た
構造を持つことによる。芯要素は、コヒーレンシ
ーを与える為にひだ角度への依存性を取除くよう
に充分の構造的剛性を提供する。 本発明に従つて、ケーシングステイツクにある
ひだ角度θを持たせる一つの理由は、長手方向ス
テイツク伸長を抑止する為である。ひだ付きケー
シングステイツクは、それらがひだ付け及び(或
いは)圧縮用マンドレルから取外された直後、伸
長をあきらかに示す傾向があり、非拘束状態とな
つたひだ付き圧縮ステイツクが伸びようとする傾
向である。芯なしひだ付き圧縮ステイツクの場
合、ひだ折りされたケーシングがステイツク孔内
に半径方向内方に膨む傾向も存在し、この現象は
長手方向ステイツク伸長が拘束されうる程度に比
例して増大される。 芯に向つてひだ付き圧縮ステイツクが半径方向
内方に伸長する傾向は芯外表面に対してのケーシ
ングひだの固定効果の付加を生みだす。この有益
な効果を伴つて、仕上りひだ付きケーシングステ
イツクが長手方向に伸びようとする傾向は、ひだ
対芯摩擦力と併せてのひだ同志の摩擦によつて相
当に減ぜられ、以つてケーシングステイツク物品
を寸法的に安定化するのに最小限の追加的長手方
向拘束体の使用ですむ。 例 平均扁平幅7.55インチ(19.18cm)、壁厚0.0040
インチ(0.10mm)の商品名称サイズ10と呼ばれる
250フイート(76.22m)の大寸の繊維質ケーシン
グが米国特許第3461484号(アーノルド)に記載
されたひだ付手段と極めて似た手段を使用してひ
だ付けがなされた。該ケーシングは総ケーシング
重量の約20重量%の含水量を有した。従来通りに
鉱油潤滑剤が使用された。 マンドレル摩擦を減少するために内部潤滑油が
使用され、又ひだ付けされるケーシングの損傷を
防止し且つひだ付ロールの過度の摩耗を回避する
ために外部潤滑油が使用された。鉱油潤滑剤は内
部においてはケーシング表面100平方インチ当り
油約180mgの割合で付与され、又外部においては
ケーシング表面100平方インチ当り油約100mgの割
合で付与された。これら潤滑油の量にては最終製
品のステイツク特性に識別し得るような悪影響は
見出せなかつた。該ケーシングは一端から、内径
3.75インチ(9.53cm)、壁厚0.62インチ(0.16cm)
を有した高密度ポリエチレン芯チユーブ上へと給
送されそして長さが23.0インチ(58.42cm)ひだ
付ステイツクへと圧縮された。斯るケーシング物
品は前述したように浮遊マンドレル型ひだ付機に
て、先ずひだ付けし軽く圧縮されたひだ付ケーシ
ングをマンドレルの減縮直径部分と同軸にて配列
された芯へと移送しそして該芯にて最終的な圧縮
を行ない次で取出すことによつて準備された。こ
れにより圧縮比130.4及び圧縮効率約0.757を有し
た本発明に係る芯つき高密ひだ付ケーシングステ
イツク物品が製造された。 基準サンプルと比較するために、市場にて入手
し得る標準の150フイート長の同じ大きさ及びタ
イプのケーシングが芯なしにて長さ23.0インチの
同じひだ付ステイツクへとひだ付けされそして圧
縮された。又該ひだ付ケーシングは圧縮比78、圧
縮効率0.390を有し、孔内径は5/8インチであるこ
とが分つた。より大きな圧縮比と圧縮効率を有し
た他の芯なし基準サンプルは内方向半径方向の伸
長により孔の減縮が大きく有用な物品を提供する
ことができなかつた。 例 ひだ付処理の結果ケーシングステイツクの孔部
に極めて大きな内方向力が発生するという事実が
ケーシング壁厚約0.001インチ(0.0254mm)の
(繊維質補強材なしの)小寸セルロースケーシン
グサイズ25のサンプルを高圧縮比及び高圧縮効率
にてひだ付けし且つ圧縮する工程を有した実験研
究によつて立証された。該実験研究において、84
フイート(25.61m)長のサイズ25のセルロース
ケーシングから成る5個のサンプルがアーノルド
の米国特許第3461484号に記載したのと極めて類
似したひだ付手段を使用してひだ付けし、同時に
米国特許第3397069号に記載した通りの捩りを斯
るひだ付ケーシングに付与した。次で、該ひだ付
ケーシングは、壁厚が0.010インチ(0.254mm)、
0.020インチ(0.508mm)、0.030インチ(0.762
mm)、0.040インチ(1.016mm)及び0.050インチ
(1.270mm)とされるチユーブ状芯上にて約400ポ
ンド(181Kg)の圧縮力にて圧縮された。芯つき
物品が本明細書にて詳しく説明した浮遊マンドレ
ル型ひだ付機にて作製された。但し、芯上に於る
最終圧縮工程時に芯31は後方クランプ29を通
して自由に摺動され、ケーシングを両端から同時
に効率良く圧縮した点において前述方法とは相違
した。チユーブ状芯は全てその内径が0.510イン
チ(1.30cm)とされ、又ひだ付後の圧縮は芯要素
が摺動するようにした0.500インチ(1.27cm)直
径の圧縮マンドレル領域にて行なわれた。全ての
サンプルにおいて、ひだ付されたときの含水量は
約16.5重量%であり、又内部潤滑剤(約14〜20
mg/100in2)及び外部潤滑剤(最大約70mg/
100in2)として鉱油が使用された。潤滑剤の量は
臨界的なものではないが、関連した特定のひだ付
機及びケーシングにとつては通常の量である。 表1の上部分はマンドレルから取り出した直後
及び少なくとも一日から最大20日経過後の各芯の
内径の寸法を示す。芯内径の減縮は高圧縮比及び
高圧縮効率により生じた大きなケーシング内方膨
脹力に起因するものであつた。芯孔径の減縮程度
は芯の内方向力及びクリープ力の大きさと同様チ
ユーブ径の関数となる(即ち、大きなケーシング
は単位面積当りの同じ内方向力に耐えるために小
さなケーシングよりより大きな芯厚みを必要とす
る)ということに注目されたい。高密度ポリエチ
レンの比較的小さなクリープ力によつて0.010イ
ンチ厚の芯は芯の内径(0.480インチ)が実際に
芯なしサンプルの孔より小さくなるまで圧縮可能
とされることが理解されるであろう。勿論、ケー
シングステイツクの孔はより大きいもの(0.480
+2×0.010=0.500)であつた。
るものであり、特には剛性の中空チユーブ状芯体
周囲に非常に密なひだ折り状態へと圧縮して取付
けられるひだ付きセルロース食品ケーシングに関
係する。本発明によつて、従来より詰込み長が著
しく付加され、構造的安定性及び強度が改善され
そして所定の寸法において現在市販入手しうるケ
ーシングをこれまで可能であつたより大径孔の充
填ホーンにおいて使用するに適したものとすると
いう追加的な特徴を具備するひだ付きケーシング
ステイツクが生成される。本発明は、あらゆる寸
法のソーセージ製品の製造の為食品業界で使用さ
れているひだ付きケーシングステイツク物品の製
造に特に有用であり、そして本発明はまた、骨ま
るごとつきの肉物品のような大きな塊り成いは厚
切り形態の食品物品の、ケーシングへの充填にお
いて使用するのにもきわめて有用である。 様々の型式のソーセージ、チーズロース、七面
鳥ロール等のような多種類の肉その他の食品物品
を加工処理するのに全世界で使用されている加工
食品ケーシングは、慣例として、再生セルロース
及び他のセルロース質材料から作製されている。
ケーシングは、調製されるべき様々に異つた種類
の食品に適合するよう幾つかの異つた型式及び寸
法を有しそして補強形態で或いは非補強形態で提
供されている。一般に「繊維入りケーシング
(fibrous casings)」と呼ばれる前者の補強形態
のケーシングには、ケーシング壁中に繊維質支持
材ウエブが埋入されている。 多くの加工食品、特に肉物品の一般的特徴は、
一般に「エマルジヨン」と呼ばれる食用に適する
各種成分の混合物が圧力下でケーシング中に充填
されそして食用物品の加工処理はそのケーシング
詰め後に実施されることである。食用物品はまた
ケーシングに詰めたまま保管されそして輸送され
うる。但し、多くの場合にそして特にフランクフ
ルトソーセージのような小さなソーセージ製品の
場合、ケーシングは加工処理の完了後食用物品か
ら取外される。 「小寸食品ケーシング」という表示は、一般
に、フランクフルトソーセージのような小寸のソ
ーセージ物品の調製において使用されるケーシン
グを指すものである。その名が示す通り、この型
式の食品ケーシングは充填直径が小さく、一般に
約13〜40mmの範囲内の膨脹(満)径を有し、そし
てもつとも通常的には非常に長尺の非補強薄肉チ
ユーブとして供給される。取扱を便宜にする為、
20〜50m或いはもつと長い長さをとりうるこれら
ケーシングは、ひだ付けされそして圧縮されて、
「ひだ付きケーシングステイツク」と一般に呼ば
れる約20〜60cm長さのひだ折り圧縮形態のものと
される。ひだ付け機及びその生成物は例えば米国
特許第2983949号及び第2984574号に示されてい
る。 サラミやボローニヤソーセージ、肉ローブス、
調理されそしてくん製にしたハムバツト等のよう
な一般に大きな食用物品の調製に使用されるケー
シングに対する一般表示としての「大寸食品ケー
シング」は、約40〜200mmの或いは更に大きな充
填直径寸法において製造される。一般に、このよ
うなケーシングは、「小寸ケーシング」肉厚より
約3倍厚い肉厚を有しそして壁中に繊維質ウエブ
補強材を埋入した状態で提供される。但し、その
ような補強媒体を使用しなくとも作製しうる。長
年の間、大寸のチユーブ状ケーシングは、約0.6
〜2.2mの所定長さに切断されて扁平な状態で食
品加工業者に供給されてきた。しかし、最近にな
つて、繊維補強及び非補強型式いずれにおいても
大小ケーシングは、最速充填装置を使用しての充
填作業の為約65mに至るまでのケーシングを折込
んだひだ付きステイツクの形態で供給されるよう
になり、現在もその形態で供給されつつある。 加工食品ケーシングの作製と使用に当つて、ケ
ーシングの水分含量の管理が重要である。本発明
において使用される型式のひだ付きセルロース質
ケーシングステイツクは総ケーシング重量の少く
とも約13%の水分含量を有するべきであるが、水
分水準はもつと高くされうる。 小寸の再生セルロースケーシングが製造される
時、充填作業がケーシングの損傷なく実施しうる
ようにする為には、ケーシングがその総重量の約
14〜18%の範囲での含水量を持つことが一般に好
ましい。この比較的狭い含水量範囲は、これより
低い含水量においては充填作業中ケーシングの過
度の破損が起ることが見出され、他方これより大
きな含水量ではケーシング材料の過剰の塑性とそ
の結果としての過剰充填がもたらされるという点
からも重要である。 上述したような大寸ケーシングは、ひだ付けさ
れそして圧縮されたケーシングが予備調湿された
状態で入手されそれにより充填作業直前にこのよ
うなケーシングを浸軟化するというこれまで長年
にわたり使用された面倒な段階がもはや不要にな
るに至るまで改善された。繊維補強型の大寸ケー
シングの含水量は、それらがひだ付けされそして
予備調湿された状態で供給される時、総ケーシン
グ重量の約16〜35%水分の範囲にあることが通常
的に見出されている。 含水量を幾らにするかは、ユーザの要求や好み
に合うように選定されうる。もし含水量が高くそ
して充填作業前に長期の保管期間が予想されるな
ら、かびやバクテリアの繁殖を防止する対策をと
らねばならない。本発明と合う一つの方策は、充
填作業前或いはその際中添加される水の活性をプ
ロピレングリコール或いはグリセゼリンのような
溶質を充分量添加することでもつて制限すること
である。これらはまた、可塑剤或いは保湿剤とし
てひだ付けされそして圧縮されるべきケーシング
中で有用に働く。 先に挙げた特許その他に従つての上述したケー
シング用ひだ付け技術は、一般的には、或る長さ
の扁平化されたケーシング供給材料を例えばリー
ルからひだ付け機に連続的に給送し、ここで通常
は空気である低圧ガスでもつてケーシングを膨ま
せることと関与するものであると言うことができ
る。膨脹ケーシングはひだ付けロールの配列体を
通され、そしてひだ付けロールはケーシングを予
備選定されたひだ付き長が達成されるまでひだ付
けマンドレル上の或いはその周囲の拘束体に押し
つけてひだ付けしていく。例えば米国特許第
3766603号に記載されるような浮遊マンドレル型
式のひだ付け機に対しては、ひだ付けされたケー
シングはその後ひだ付けが行われた拘束体を横切
つて或いはそれから離れてそして延長マンドレル
部分上に直線的に移行され、ここでケーシングは
所望のステイツク長に圧縮される。例えば米国特
許第2583654号に記載されるような引抜きマンド
レル型ひだ付け機に対しては、ひだ付けされたケ
ーシングを残したままのひだ付け用マンドレルは
別の位置に廻動され、ここでひだ付きケーシング
は所望のステイツク長さに圧縮される。 通常の圧縮は、元のケーシング長の約1%から
約1.2乃至1.3%までの値をとりうるステイツク長
をもたらす。 米国特許第2001461号は、396インチ(1006cm)
の元のケーシング長が約4インチ(10cm)以下の
ステイツク形態の長さにどのように減縮されるか
を記載している。ここでは更に、ステイツク長対
元のケーシング長の比率について恐らく実現しう
る最小実用限界は1/130あたりであろうと推測さ
れている。しかし、上記特許は、このような高密
にひだ折りされたケーシングステイツクを製造し
ようとする時に出会う幾つかの問題を認識するに
至らずそして孔寸法の重要性を気づいていない。 元のケーシング長対ひだ付きケーシング長の比
率は、本発明以前には斯界全体を通じて70〜100
のオーダにあつた。この比率は、「圧縮比(pack
ratio)」と呼ばれておりそして上記特許に述べら
れた比率の逆数である。 圧縮効率という表示が、元のケーシング長がひ
だ付き形態に圧縮された程度を定量的に表す別の
方法である。圧縮効率(packing efficiency)
は、単位長のひだ付けされそして圧縮されたケー
シングの容積をケーシング材自体によつて占めら
れる同単位長当りの容積で割つた比率として定義
され、そして次式により決定されうる: ここでPE=圧縮効率 Lc=ケーシング長 Ls=ひだ付きケーシングステイツク長 FW=ケーシング膨脹巾 tc=ケーシング肉厚 OD=ひだ付きケーシングステイツク外
径 ID=ひだ付きケーシングステイツク内
径 この計算は、ケーシング材料自体の比重及び
(或いは)密度を自動的に考慮に入れている。こ
の関係の考察から、この比率は実際上ひだ付きケ
ーシングステイツク中に含まれるケーシング扁平
材料の容積をひだ付きケーシングステイツクと同
じ寸法を有する中空シリンダの容積で割つたもの
であることがわかる。圧縮効率の増加の程度は1
に向けてどれだけ近づいていくかによつて測られ
る。 圧縮比はLc/Lsであるから、圧縮効率関係は
次のようにも表わされる: 或る与えられた圧縮効率に対して、圧縮比は与
えられた寸法のケーシングのステイツクの外径と
内径の差と共に変化することが理解しうる。更
に、外径はステイツクを形成するのに使用された
ケーシングの扁平巾(FW)によつて必然的に制
約されるから、圧縮比を増加する為に直径差を増
加するには孔即ち内径の寸法を結局減少せねばな
らない。最大ステイツク孔を得ることと最大圧縮
比を得ることとは互いに相反して作用するが、圧
縮効率はステイツク内径が最大限とされる時或る
与えられた圧縮比において最大となるという事実
は残る。 与えられたケーシング寸法に対して最大孔寸法
(内部断面積)の充填ホーンを使用することが、
部分的には充填処理量を最大にしそして充填圧力
を最小にする為に、一般には望ましい。ホーン寸
法を最大にすることの別の理由は、脂肪分の分離
が起る危険性を排除するためである。脂肪分離
は、肉エマルジヨンが充填ホーンを通して高剪断
速度において通過することによつてエマルジヨン
の分解が生じ水と脂肪が分離せしめられる時に生
ずる現象である。その後水及び脂肪は加工処理中
セルロース食品ケーシングと仕上りソーセージ製
品表面との間に累積し、それにより容認しえない
外観を有する不満足なソーセージ製品を生みだ
す。剪断速度は充填ホーン内径の増加に伴つて減
少する。 ひだ付け技術において追求されてきた目標は、
連続的製造を保証するように機械的欠陥或いは休
止を伴うことなく充填装置において連続的にひだ
伸しされそして充填されうるケーシングステイツ
クを製造することであつた。また、ステイツク自
体、包装、保管、取扱及び充填装置への装着に際
して受ける通常的な手荒さに耐えるに充分の構造
的・機械的保全性即ちコヒーレンシー
(coherency,保形性)を具備しそして加えて最
大限に可能な孔寸の充填ホーンにおいて使用する
為に技術的に実施可能な範囲でなるだけ多くの被
充填ケーシングを与えられたステイツク長に圧縮
するという切実な要望を満すものでなければなら
ない。 従つて「理想的」ケーシングステイツクとは、
単位ステイツク長当りのケーシング長の長いこと
(高圧縮比)及び内径即ち孔寸法の大きいこと
(高圧縮効率)とバランスして高度のコヒーレン
シーを持つものである。 代表的な先行技術の圧縮比及び圧縮効率は、米
国特許第3528825号の教示から計算することがで
きる。そこでの記載に従えば、22/32インチ
(1.75cm)の膨脹外径×0.001インチ(0.0254mm)
肉厚を有する95ft(30m)のケーシングが7/8イ
ンチ(2.22cm)外径×1/2インチ(1.27cm)内径
×161/4インチ(41.28cm)長さを有するステイツ
クにひだ付けされたとされている。これらデータ
及び圧縮効率に対する上記式を使用すると、上記
特許に例示される先行技術ケーシングは0.374の
圧縮効率を有することがわかる。この先行技術ケ
ーシングの圧縮比は、95ft(30m)が161/4
(14.28cm)にひだ付け及び圧縮されたから70であ
つた。 ひだ付きケーシングステイツクのコヒーレンシ
ー即ち保形性は、ステイツクの破損時においての
曲げモーメント(インチ―ポンド単位)を測定す
ることにより決定される。ケーシングステイツク
は、ベース板上に固定されそして被試験ステイツ
クの長さの約80〜90%に相当する距離(D)だけ離間
された2つのV―ノツチつき支持ブラケツト上に
横架される。(D―4)インチの距離離間された
V―ノツチ形支持を有する圧力部材がケーシング
ステイツクの上面上へと中央から降下される。下
向き圧力は手動操作ハンドルにより与えられそし
てラツク及びピニオンが圧力部材中央に取付けら
れる力ゲージ(例えばハンター力指示計,モデル
L―IM)に連繁されている。力は、ケーシング
ステイツクが破れるまで次第に増大して適用され
る。力の読みP(ポンド)が記録される。装置上
での破断時におけるインチ―ポンド単位での曲げ
モーメントはP/2×2インチに等しいから、力
の読みPはケーシングステイツクを破断する曲げ
モーメントのインチ―ポンド表示値に等しい。一
般に、少くとも約1.2インチ―ポンドのコヒーレ
ンシーが必要とされそして少くとも約2.5インチ
―ポンドのコヒーレンシーが殊に適当でありそし
て好まれる。 充填ホーン直径に対する使用可能なケーシング
ステイツク孔径の関係はケーシング物品の機能性
のもつとも意味のあるめやすであるから、ひだ付
きケーシング物品に対して使用される「落下嵌ま
り(drop fit)」試験が開発された。即ち充填ホ
ーン周知へのひだ付きステイツクの嵌合装置を模
擬しそしてそれによりひだ付きステイツクの有効
内径を測定する為に、一つの試験法が確立され、
ここではひだ付きステイツクがそれより長い長さ
の垂直ステンレス鋼製棒の上端周囲に嵌めて置か
れそして棒周囲に沿つてその下端まで完全に自重
下で自由落下せしめられる。より具体的には、棒
はテーブル上に垂直に位置づけられる。ひだ付き
ステイツクが棒上端に嵌めて置かれそして後放離
される。もしステイツクがテーブル表面に落下し
たなら、落下嵌まり試験は及第である。棒は
0.010インチきざみで増加する直径を持つものが
多数用意される。或るケーシング寸法範囲に対し
ては、棒は0.002インチきざみで増加するものと
して作製されている。ひだ付きステイツクは、一
番小さい棒から始まつて順次大きな棒へとそして
ひだ付きステイツクが棒の全長に沿つて自由落下
しなくなるまで各棒について試験される。ステイ
ツクが棒全長に沿つて自由落下しうる最大径の棒
がそのひだ付きステイツクの有効内径即ち落下嵌
まり直径である。 ひだ付きセルロースケーシングステイツクの作
製において、個々のステイツクは、部分的にはス
テイツク孔内の折りひだの張出しにおける不規則
性に由り、孔寸を僅かに変動する。この理由のた
め、実験作業として、例えば少くとも10個といつ
た多数のひだ付きステイツクが落下嵌まり試験に
供せられそしてその代数平均が充填ホーン嵌合に
関してそのグループ全体の機能性を決定するのに
使用されることが必要である。先に示したよう
に、落下嵌まり直径平均値は好ましくは小数点以
下3桁のインチ数までとられそして落下嵌まり要
求値はこの水準の精度まで定義される。例えば、
要求値が0.490インチ最小であるなら、0.489イン
チの平均落下嵌まり値は許容しえない。何故な
ら、0.489インチ平均落下嵌まり測定値により表
わされるグループにおけるステイツクのうちの相
当数のものは0.490インチ径の充填ホーンにおい
ては満足に機能しないであろうからである。 小寸食品ケーシングのひだ付けにおけるもつと
も重要な因子の一つは、コヒーレンシー即ち自己
保持・保形物品としてのひだ付きステイツクの耐
久性についての品質である。ステイツクコヒーレ
ンシーは、例えばフランクフルトその他の類似食
品の製造に使用される機械のような自動食品充填
設備において使用するのにこれらステイツクを適
したものとするのに殊に重要である。充填ホーン
へステイツクを装着する前にステイツクが破れた
り解けたりすると、ステイツクはこのような自動
充填設備において使用するに不適当となる。従つ
て、ひだ付きケーシングステイツクへと形成され
うるチユーブ状食品ケーシングの処理はいずれも
ステイツクコヒーレンシーに悪影響を与えるもの
であつてはならず、むしろその向上をめざすもの
でなければならない。 高コヒーレントケーシングステイツクを製造す
る為のシステムを開発するべく、ケーシング業界
においては近年多大の努力が払われてきた。その
例としては、米国特許第4137947号に開示される
ような化学的処理がある。 近代ひだ付け機においての従来方式でのひだ付
けは、ステイツクの長手軸線に直交する平面とひ
だ折り部が載る平面との間に認めうる程の角度ず
れを持つひだ付きケーシングステイツクを創生す
る。これはひだ角度と呼ばれる。この種のひだ角
度を持つ、本発明の芯要素なしの従来からのひだ
付きステイツクは、ステイツクの長手軸線に直角
のひだを持つてひだ付けされた同型式のステイツ
クより著しく大きなコヒーレンシーと構造的保全
性を持つ。これは、ステイツク長さ全体が相互連
結された重ね嵌め円錐の重なり配列体と幾らか似
ているためである。 本発明者は、特にフランクフルト形の食品を製
造するのに使用される小寸のケーシングに対し
て、従来型式のひだ付きステイツク(芯なし)が
その圧縮比を最大にせんとする努力において高密
に圧縮される時、圧縮ステイツクのコヒーレンシ
ー或いは構造保全性はステイツクがもはやその機
能を損うに至るまでに劣化することを見出した。
即ち、ステイツクは脆化し、容易に破れ、従つて
充填ホーン上に装着しえなくなる。この作用は、
高い長手方向圧縮力がひだ付け中に創生された
「重なり円錐」状の形態を平に押しつぶす傾向を
示す時に生じるものと推測される。 本発明者はまた、チユーブ状ケーシングがひだ
付け工程下に置かれる時(即ち扁平なチユーブ状
形態から前述したようなひだ付けされそして圧縮
されたステイツクへと変形される時)、高い圧縮
効率が実現される際に生成ひだ付きステイツク中
に高い内側半径方向力が発現することを見出し
た。これらの高い力の重要さはひだ付きケーシン
グステイツクが本発明のチユーブ状芯要素上で高
密に圧縮されるまでは認識されていなかつたしま
た実質上剛性の芯が時間の経過と共に僅かの芯直
径を失うことが見出されていた。従来型式のひだ
付きステイツク(チユーブ状芯なし)の内径が圧
縮直後のひだ付け用マンドレルからの取外し(ド
ツフイング)に際して著しい減少を示しそして取
外し後一週間乃至それ以上の間続くように思われ
るもつと漸次的な追加減少を示すことが既に知ら
れていたが、しかしそのような直径損失をもたら
す力の重大性については本発明以前には認識され
ていなかつた。本発明者は更に、これら半径方向
内方力の大きさはステイツクが取外し直前に有す
る初期圧縮長さにまでステイツクを圧縮するのに
使用された長手方向圧縮力に比例することを発見
した。即ち、半径方向内方力は長手方向圧縮力が
増大する時増大する。 英国特許第1167377号は、充填ホーンの周囲に
係合するよう賦形されそして寸法づけられた中空
成形体(芯)に支持されるひだ付きチユーブ状ケ
ーシングのステイツクを開示している。これは、
ステイツクを凹まないよう拘束しまた摺り外れな
いようにする為ステイツク内に摩擦嵌めされる芯
を記載している。芯は例えば合成プラスチツク或
いは薄い板紙のような任意所望の材料から作製し
うると書かれている。そこでの特定具体例の一つ
に従えば、約0.01インチ肉厚の筒体を形成するよ
う押出された塩化ビニルから芯は構成される。こ
の特許の物品は、0.984インチ内径×0.0115イン
チ肉厚の酢酸やセルロース芯上でひだ付けされた
ポリ塩化ビニリデンプラスチツクチユーブ状シー
トの形で工業化された。この英国特許の発明はひ
だ付きセルロース質チユーブ状ケーシングと共に
使用されたことはなかつた。 上記使用例に加えて、ひだ付き大形ケーシング
用の支持体として中空芯或いは中央管の使用は長
年にわたつて知られていた。しかし、ひだ付きセ
ルロースケーシングへの芯概念の適用の従来例の
すべては、浸軟処理中の保全及び膨脹拘束体を提
供するものにすぎなかつた。保形性のあるケーシ
ングステイツクの開発以前に輸送及び取扱い用に
小さなケーシングと一緒にロツドが使用されたこ
とがあつた。これらひだ付きケーシングは、使用
の為充填ホーンに装着されるに当つてはロツドか
ら摺り外された。 近年、セルロース食品ケーシング業界の全般的
傾向は、ケーシング拘束体及び支持体としての内
側管の使用から離れる方向にあり、そして中位及
び大寸のケーシングに対してネツトや収縮性乃至
弾性のフイルムのような外部拘束及び支持手段の
使用の傾向にある。小さなケーシングは他の支持
体を使用せず保形性ステイツクとして使用されて
いる。 本発明の主たる目的は、ケーシングを斯界でこ
れまで実際上達成されたより高い圧縮比にまでひ
だ付けしそして圧縮し、同時に高い圧縮効率によ
り実証されるように許容しうる孔寸法を維持し
て、高度のコヒーレンシーを持つひだ付きケーシ
ングステイツク物品を提供することである。 本発明の別の目的は、食品業界で使用されるケ
ーシング寸法及び型式のあらゆる範疇のものを通
して広く有用である全体的構造及び型式の、高い
圧縮比と高い圧縮効率を有する、高コヒーレンシ
ーひだ付きケーシングステイツク物品を提供する
ことである。 本発明の更に重要な目的は、ケーシング業界に
おいて今日まで実現しえたよりも著しく高い圧縮
比並びに圧縮効率を有し、同時に構造的一体性或
いはコヒーレンシーの欠如に伴う先行技術におい
て関連するあらゆる潜在的問題を排除する高密ひ
だ付きケーシングステイツク物品を鉛供すること
である。 本発明のまた別の重要な目的は、チユーブ状ケ
ーシングがひだ付け工程下に置かれる時そして続
いて高圧縮比に圧縮される時発生する高い内方半
径方向力に対抗するに適当な物理的性質を有する
芯を具備する芯つき高密ひだ付きケーシングステ
イツク物品の提供である。 本発明のまた別の目的は、前述した物品を製造
する為現在使用されているひだ付け機において、
あつたとしてもごく僅かの修正を加えるだけで、
芯つき高密ひだ付きケーシングステイツク物品を
作製する方法を提供することである。 本発明のまた別の目的は、芯なし製品で実現し
うるより一層大きな孔と一層高い圧縮比を同時に
持つケーシング物品を提供することである。 本発明の更に重要な目的は、あらゆるケーシン
グ寸法範囲にわたつて特定の標準ケーシング寸法
のものがこれまで可能であつたよりそれぞれにも
つと大きな充填ホーン周囲に嵌装されることを可
とするような芯つき高密ひだ付きケーシング物品
の提供にある。これにより本発明のひだ付きケー
シング物品が斯界に為す貢献点は、すべての型式
の食品物品のケーシング内への充填の為の充填作
業が一層効率化されることである。 本発明の一様相の特定の目的は、芯が充填機の
ホーンに置換り、それにより充填機の消耗要素と
なるような芯つき高密ひだ付きケーシングステイ
ツク物品を提供することである。 本発明の追加的な特定目的は、芯要素が充填装
置における充填ホーン周囲に摺り嵌めされるキヤ
リヤチユーブとして或いは充填ホーン自体として
選択的に使用され得そして物品の芯要素に取付け
られそしてひだ付きケーシングのひだ伸しされた
部分の内部に配納される様々の型式のサイジング
手段を有する、芯つき高密ひだ付きケーシングス
テイツクを提供することである。 芯のこれまでの用い方とは対照的に、本発明者
は、先行技術(同条件下でひだ付けされそして圧
縮された芯なしひだ付きステイツク)において実
現されたより著しく高い圧縮比を実現するだけで
なく、これら高い圧縮比が上記の匹敵する芯なし
ひだ付きステイツクを使用して可能であつたのと
同等或いはもつと大きくさえある可使用孔寸のケ
ーシング物品でもつて達成しうるような程度にま
でひだ付きケーシング半径方向内方力の作用を制
限するように企図された新規な芯使用法を見出し
た。これは、当業者の一般的考え、即ち芯は空間
を占めそれだけケーシングステイツクの有効孔を
減ずるとの常識に逆行するものであつた。従つ
て、芯は圧縮比にマイナスの影響を持つものと予
想されていた。この予想とは逆に、本発明の芯つ
き高密セルロースケーシング物品は、使用可能な
孔寸の減少を伴うことなく実質上一層高い圧縮比
を提供でき従つて芯なしひだ付きステイツクの圧
縮効率より高い圧縮効率を有する芯つきひだ付き
ケーシング物品をもたらしうる。本発明物品の追
加的特徴は、向上せる構造保全性と強度を有する
ケーシング物品が提供されることである。 ボーンレスハム等のような塊り肉物品の包装の
為充填装置と特に有用である一具体例において、
本発明に従う物品の芯自体が充填ホーンの代りに
用いられる。しかし、これと関連して、ボーンレ
スハム用の充填装置は本願とは別個の発明であ
り、本願の発明はそのような装置に芯つき高密ひ
だ付きケーシングステイツク概念の適応化のみに
係るものであることを銘記されたい。このような
充填装置は別出願してある。 本発明の追加的具体例は、芯要素が充填装置の
充填ホーン周囲に摺り嵌められるキヤリヤチユー
ブとして或いは充填ホーン自体として選択的に使
用されえそしてひだ付きケーシングのひだ伸しさ
れた部分内部に配納されそして芯要素に取付けら
れる様々の型式のサイジング手段を具備するよう
な、芯つき高密ひだ付きケーシングステイツク物
品を提供する。このようなひだ付きケーシング物
品もまた別出願の対象である。 一般的に述べるなら、本発明は、チユーブ状芯
と、総ケーシング重量の少くとも約13%の水分含
量を有しそして芯周囲で約0.50以上の圧縮効率ま
でそして高い圧縮比までひだ付けされそして高圧
縮された制御下で加湿されたセルロース食品ケー
シングとの組合せを包括するものである。これら
圧縮比及び圧縮効率は、芯を使用せずして同じひ
だ付け及び圧縮条件下でひだ付けされそして高圧
縮され、それにより高いケーシング内方膨脹力を
発生する同長のケーシングのそれらよりもそれぞ
れ高い。この組合せの別の特徴は、芯が高いケー
シング内方膨脹力からの芯孔寸の変形と減少を防
止するに充分剛性であることである。芯つき及び
芯なしひだ付けされそして圧縮されたケーシング
間の比較目的の為に、芯なしケーシング物品は外
部長手方向拘束体を有していない。 本明細書において使用する「同じひだ付け及び
圧縮条件」という言葉は、ひだ付け方法及び装置
(例えばひだ付け手段及びひだ付けマンドレルの
直径を含めて)並びに最終圧縮方法、装置及び圧
縮長さ或いは圧縮力が実質上同等であることを意
味する。 本発明の好ましい実施法において、圧縮効率は
0.60以上に維持される。本発明のコヒーレントな
ケーシング物品の好ましい具体例において、落下
嵌まり試験の比較に基づけば(前出)、芯は、芯
のない状態で同じひだ付け及び圧縮条件下でひだ
付けされそして高密圧縮される時の同じケーシン
グが有する内孔寸法と少くとも同じ内孔寸法をと
る。一つの好ましい具体例において、ケーシング
は、約40mm未満の膨脹直径を有しそして少くとも
100の圧縮比まで圧縮された小さな非補強セルロ
ース型式である。 本発明は、その方法的様相において、(a)総ケー
シング重量の少くとも約13%の含水量を有するセ
ルロース質食品ケーシングを用意する段階と、(b)
該セルロース質食品ケーシングの孔内周面を第1
端を具備しそして第2端において減縮直径端部を
具備するマンドレルの第1端周囲に摺り嵌める段
階と、(c)該マンドレル周囲で該ケーシングをひだ
付けする段階と、(d)前記マンドレル減縮直径端部
と同軸に配列して且つそこに連接して中空芯を設
け、その場合中空芯がケーシング圧縮に由るケー
シング内方膨脹力からの芯孔寸の変形と減寸に耐
えるに充分剛性のものとする段階と、(e)ひだ付け
されたケーシングを同軸配列された芯の外面上に
直線的に移動する段階と、(f)ひだ付けされたケー
シングを前記芯周囲において高圧縮比及び高圧縮
効率まで圧縮し、それにより前記ケーシング内方
膨脹力を発生せしめる段階とを包含するひだ付け
されそして高圧縮された芯つきケーシング物品を
製造する方法を提供する。 本発明の別の具体例は、(a)総ケーシング重量の
少くとも約13%の含水量を有するセルロース質食
品ケーシングを用意する段階と、(b)マンドレルの
第1端周囲にケーシングの孔内周面を摺り嵌める
段階と、(c)該マンドレル周囲でケーシングをひだ
付けしそして圧縮する段階と、(d)好ましくはマン
ドレル第2端と同軸的に配列されそしてそこに連
接される中空芯であつて、ケーシング圧縮に由る
ケーシング内方膨脹力からの芯孔寸法の変形と減
寸に耐えるに充分剛性の芯を用意する段階と、(e)
ひだ付けされそして圧縮されたケーシングをマン
ドレル第2端から前記芯外表面周囲へと直線移動
し、以つて高い圧縮比と高い圧縮効率を与え、そ
れによりひだ付きステイツク孔が収縮するに際し
て前記ケーシング内方膨脹力を発生する段階とを
包含する前記ひだ付けされそして高圧縮された芯
つきケーシング物品を製造する方法を提供する。 本発明のまた別の方法具体例は、(a)ケーシング
総重量の少くとも約13%の含水量を有するセルロ
ース質食品ケーシングを用意する段階と、(b)該ケ
ーシングの孔内周面をマンドレルの第1端周囲に
摺り嵌める段階と、(c)ケーシングをマンドレル上
でひだ付けする段階と、(d)ケーシング圧縮に由る
ケーシング内方膨脹力からの芯孔寸法の変形と減
寸に耐えるに充分剛性の中空芯を用意する段階
と、(e)ひだ付けされたケーシングをマンドレル第
2端から前記芯の外面周囲に移す段階と、(f)該芯
周囲でひだ付きケーシングを高圧縮比及び高圧縮
効率にまで更に圧縮し、それにより前記ケーシン
グ内方膨脹力を発生せしめる段階とを包含する前
記と同じケーシング製造方法にある。この具体例
において、芯は好ましくは第2マンドレルに支持
されそしてひだ付きケーシングは完全圧縮状態へ
の圧縮の為芯及び第2マンドレル上に移行され
る。追加的にマンドレル支持されるひだ付きケー
シングはマンドレル第2端から芯上に移動され
る。好ましくは、芯はマンドレル第2端と同軸に
そこに連接して配列される。 本発明の追加的具体例は、(a)ケーシング総重量
の小くとも約13%の含水量を有するセルロース質
食品ケーシングを用意する段階と、(b)圧縮に由る
ケーシング内方膨脹力から芯孔寸法の変形と減寸
に耐えるに充分剛性の中空芯を用意する段階と、
(c)マンドレルを設けそして前記芯の孔内周をマン
ドレルの外周に沿つて長手方向に摺り嵌める段階
と、(d)ケーシングの孔内周面を芯の外周に沿つて
長手方向に摺り嵌める段階と、(e)前記芯及びマン
ドレル上でケーシングをひだ付けする段階と、(f)
ひだ付けされたケーシングを該芯上で高い圧縮比
及び高い圧縮効率にまで圧縮し、それにより前記
ケーシング内方膨脹力を発生せしめる段階と、(g)
ひだ付けされそして高圧縮された芯つきケーシン
グ物品をマンドレルから長手方向に摺り外す段階
とを包含する前記ケーシング物品製造方法を構成
する。 本発明のまた別の方法具体例は、(a)ケーシング
総重量の少くとも約13%の含水量を有するセルロ
ース質食品ケーシングを用意する段階と、(b)ケー
シングの孔内周面をマンドレルの第1端周囲に摺
り嵌める段階と、(c)ケーシングをマンドレル周囲
でひだ付けする段階と、(d)マンドレル上でひだ付
けされたケーシングを高圧縮比にそして高圧縮効
率にまで圧縮する段階と、(e)ケーシング圧縮に由
るケーシング内方膨脹力から芯孔寸法の歪みと減
寸に耐えるに充分剛性の中空芯を用意する段階
と、(f)圧縮されたひだ付きケーシングをマンドレ
ル第1端から外して前記芯周囲へと長手方向に摺
動し、以つて高圧縮比及び高圧縮効率を与え、そ
れによりひだ付きステイツク孔が収縮するに際し
て前記ケーシング内方膨脹力を発生せしめる段階
とを包含する前記芯つきケーシング物品製造方法
にある。 更に別の方法具体例として、本発明は、(a)総ケ
ーシング重量の少くとも約13%の含水量を有する
セルロース質食品ケーシングを用意する段階と、
(b)該ケーシングの孔内周面をマンドレルの第1端
周囲に摺り嵌める段階と、(c)ケーシングをマンド
レル上でひだ付けする段階と、(d)ケーシング圧縮
に由るケーシング内方膨脹力から芯孔寸法の歪み
と減寸に耐えるに充分剛性の中空芯を用意する段
階と、(e)マンドレル支持されたひだ付きケーシン
グを第2位置に、好ましくは前記芯と直線的な同
軸整列状態に移動する段階と、(f)ひだ付きケーシ
ングをマンドレル第1端から芯外面周囲に移動す
るる段階と、(g)ひだ付きケーシングを芯上で高圧
縮比にそして高圧縮効率にまで更に圧縮し、それ
によりケーシング内方膨脹力を発生せしめる段階
とを包含する前記芯つきケーシング物品製造方法
を提供する。この具体例において、芯は好ましく
は第2マンドレルに支持されそして部分圧縮され
たケーシングステイツクは芯及び第2マンドレル
周囲に移されて、完全圧縮状態に圧縮される。 様々に異つた型式のケーシングに対して好まし
い特定の含水量は変動しうる。即ち、大きな寸法
範囲での調湿ひだ付け繊維質ケーシングの含水量
は好ましくは、総ケーシング重量の約16〜35%の
オーダにあろう。 中間寸ケーシングに対する含水量の好ましい範
囲もまた同じく16〜35%のオーダにある。 フランクフルトソーセージ等を製造するのに使
用されるもつと小さな寸法のケーシングは、約14
〜18%のオーダでの総ケーシング重量基準の含水
量を有するのが都合よい。 本発明に従う物品のチユーブ状芯要素は、ケー
シング内方膨脹力からの芯孔寸法の歪みと減寸に
耐えるに充分剛性でなければならないが、僅かの
変形や孔減寸が起つても過度でないから許容しう
るものと認められている。 芯直径は、ケーシング寸法及び所要孔寸法に依
存して約3/8インチから5.0インチ乃至それ以上に
変動しうる。芯は、その肉厚において、特定のケ
ーシング物品並びにその適応性及び使途に合うよ
う更には使用される芯材料に応じて変動しうる
が、一般にはこのようなチユーブ状芯の肉厚は約
0.020インチ(0.051cm)〜約0.100インチ(0.254
cm)の範囲にあると言える。 ここで図面を参照すると、第1及び第2図には
代表的な浮遊マンドレル型ひだ付け機が全体を1
1として示されている。このひだ付け機は、ひだ
付けヘツド15を通して伸延するひだ付けマンド
レル13を装備している。膨脹されたケーシング
17が一対の送りロール19及び一対の協働送り
ベルト21によつてマンドレル13周囲上に給送
される。ひだ付けヘツド15は複数の(通常3
つ)ひだ付けホイール23を備え、それらの間を
通して膨脹ケーシング17は進行し、その際これ
らホイール23が斯界で周知の態様で制動ベルト
25との共作用の下でケーシングをひだ付けす
る。ひだ付けホイールは、米国特許第3461484号
に記載される一般型式をとるものである。 マンドレル13に沿つてのひだ付きケーシング
17の進行は、実質上一定のひだ形成と部分的に
圧縮されたひだ付きケーシングを与える為に制動
ベルト25の配列体により抑制される。最初のひ
だ付け及びひだ折り作用後、ケーシングは制動ベ
ルトによりマンドレルを更に下つてそして第1ク
ランプ27に向けて移行される。 本発明に従い、実質上剛性の中空チユーブ状芯
周囲へのひだ付きケーシングの移行とそこでのそ
の最終圧縮をもたらす為に、第1クランプは進路
から外れて脇へ廻動されそしてひだ付きケーシン
グは手作業で或いは従来型式の自動手段により第
2図に示す第2クランプ29に当接する位置まで
移動される。この位置において、第2図の右側を
拡大した第3図に示されるように、ひだ付きケー
シングはマンドレル13の絞り部即ち減縮部に配
置される中空チユーブ状芯31周囲に配列され
る。中空チユーブ状芯31周囲でのケーシング1
7の最終圧縮は、所望のひだ付きケーシングステ
イツク長が実現されるまで第2クランプ29に向
けて直線的に移動する圧縮器33によりもたらさ
れる。保持デイスク即ちワツシヤ35が、好適に
は、ユニツト物品が取外される時ケーシングが中
空チユーブ状芯周囲にしつかりと保持されそして
その端から摺り外れないよう拘束されるように、
ケーシング17の端と第2クランプ29との間に
挿入されうる。 上述した段階を追つて芯つき高密ケーシング物
品が完成する時、第2クランプがその拘束位置か
ら取外されそして仕上げ物品が取外される。 本発明の物品は、例えば、ひだ付けされそして
部分的に圧縮されたケーシングを前記した態様で
その中空チユーブ状芯31周囲に移すことによつ
ても組立てられうる。第3図は、ひだ付けマンド
レル13にその減径部において同軸的に配列され
る芯上に直線的に移動されたひだ付けされそして
部分圧縮されたケーシングを示す。その後、圧縮
器33によつて最終圧縮力が適用される。 芯上にひだ付きケーシングを置く為の他の方法
も使用されうる。例えば、前述したような浮遊マ
ンドレル型ひだ付け機において、ひだ付きケーシ
ングは、ひだ付け機マンドレル周囲で充分に圧縮
されそして続いてチユーブ状芯上に移されうる。
ひだ付けされそして部分圧縮されたケーシングを
ひだ付け機11における移送ロツド或いは担持用
マンドレル上から完全に取外しそして全長を別の
圧縮装置に移し、そこでひだ付けケーシングを芯
上に置きそして圧縮することも可能である。別法
としては、芯は、ケーシングが芯周囲でひだ付け
されるよう浮遊マンドレル周囲に置かれそして後
そこに位置決めされ、その後芯上でひだ付けされ
たケーシングは芯上で充分に圧縮され、そして充
分に圧縮された芯つきステイツクはその後マンド
レルから取外される。 引抜き型マンドレルを使用するひだ付け機の使
用と関連する別のひだ付けシステムが米国特許第
2583654号に記載されている。この型式のひだ付
けシステムは、本発明物品の製造に使用できそし
てそれは芯上で直接にケーシングをひだ付けしそ
して続いてそこで圧縮することを可能ならしめ
る。一具体例において、芯は引抜きひだ付けマン
ドレル周囲に置かれそしてケーシングが芯周囲で
ひだ付けされるようそこに位置決めされ、その後
芯つきひだ付きケーシングは芯周囲で充分に圧縮
され、そして後芯つき完全圧縮ケーシングステイ
ツクはマンドレルから取外される。別の具体例に
おいて、ケーシングは従来方式で引抜きマンドレ
ル上においてひだ付けされそして圧縮されそして
このひだ付けされそして圧縮されたケーシングが
マンドレルから外されそして芯周囲に摺り嵌めら
れうる。また別の具体例において、ケーシングは
引抜きマンドレル周囲でひだ付けされそして部分
圧縮され、この部分圧縮ひだ付きステイツクがマ
ンドレルから外されそして芯上に摺り嵌められそ
して後ひだ付きステイツクを芯上で完全圧縮する
ようにもできる。ひだ付けされそして部分圧縮さ
れたケーシングを移送ロツド或いは担持マンドレ
ルから外すことによつて引抜きマンドレル型ひだ
付け装置から完全に取外しそして後それを別の圧
縮装置に取付けられた芯周囲へと移行し、そこで
そのひだ付きステイツクを芯周囲で完全に圧縮す
ることも可能である。 本発明物品を使用して最大限に可能な圧縮比の
達成は、高い圧縮力を必要とし、これは結局ひだ
付きケーシングステイツク内に高い内方半径方向
力を誘起する。本発明物品を調製する好ましい方
法はひだ付きケーシングをその芯周囲に然るべく
置いたままそれを圧縮することと関与するから、
ケーシングと芯との間の低い摩擦係数が所望され
ることが理解されよう。後述する例は、高い摩
擦係数を有するポリプロピレン或いはポリスチレ
ンに較べて相対的に低い摩擦係数を有する高密ポ
リエチレンのような芯材を使用して一層高い圧縮
比を得ることができることを例示している。 第4図は、本発明に従うケーシング物品即ち実
質上剛性のチユーブ状芯31周囲上で従来実現さ
れたよりも高い圧縮比及び圧縮効率にまでひだ付
けされそして圧縮された調湿化セルロース質食品
ケーシング17を示している。第4図にはまた、
ひだ付きケーシングを芯上でその圧縮状態に保持
する為ひだ付きケーシングの各端において任意的
に配置されうる保持デイスク35が示されてい
る。 第5図は、米国特許出願番号第261313号の対象
である。取外し可能な充填ホーンに被覆された芯
つき高密ひだケーシングの現在好ましい具体例の
一つを示す。この具体例において傾斜可能なケー
シング引止め要素37が中空チユーブ状芯31周
囲に取付けて且つひだ付き圧縮ケーシングから引
伸されたケーシングひだ伸し部分内部に納められ
て示されている。ひだ伸し部分は制動要素及びチ
ユーブ状芯/充填ホーンの端を覆つて引伸され、
充填されるべき製品に対する閉止端を与えるよう
クリープ閉成されうる。この組合せ物品の反対端
において、充填装置へのこの物品の付属を容易に
する為、図示のようなフランジ39が設けられ
る。 第6図は、充填装置の充填ホーン周囲に摺り嵌
められるべきケーシングキヤリヤ或いは支持スリ
ーブに適応する、本発明に従う芯つき高密物品を
示す。この態様で使用される場合、このような物
品におけるフランジ39は、充填機において充填
工程において必要とされる弛緩操作をもたらすべ
くスリーブ全体の往復動を提供する装置に連結さ
れうる。第6図に示すものと非常によく似た具体
例は、サイジング或いは引止め要素を含むスリー
ブとして使用されえて、この場合ケーシングひだ
伸し部分はサイジング或いは制動要素及びチユー
ブ状芯の端周囲に引伸されそして充填されつつあ
る内容物を保持する為クリツプ閉成されよう。 第7図は、小寸のソーセージ製品の充填製造に
おいて使用されるに適する、本発明に従う物品を
示し、これは充填機に直接嵌合されるべく配列さ
れる取付け用アダプタ41を備え、従つて物品の
中空チユーブ状芯31は従来型式の充填ホーンの
代用である。この場合、ケーシング17は部分的
にひだ伸しされ、サイジング要素43及びチユー
ブ―ホーンの端を越えて引伸され、ここでケーシ
ングは充填内容物に対する密閉作用を与えるべく
閉成される。このような小寸ソーセージ製品の製
造は大部分高速自動充填装置において達成される
から、これら製品の充填に対しては与えられたス
テイツク長において長尺のケーシングを折込むの
が特に有益である。本発明の芯つきケーシング物
品の使用は、このような設備の一層効率的操作を
与える為与えられたステイツク長さ内に従来より
相当長く折込まれたケーシング長さの使用を許容
し、同時にこのような設備において使用されるべ
きケーシング物品に要求される高精度寸法要件
(例えば真直性)及び構造保全性(コヒーレンシ
ー)をも満す。 第7図はまた、本発明に従うひだ付きステイツ
ク形態におけるケーシングのひだ角度θをも例示
する。現在のひだ付け機においての従来からのひ
だ付けは、ステイツクの長手軸線に直交する平面
と折ひだが載る平面との間に認めうる程の角度変
位のある状態でひだ付きステイツクを製造する。
この種のひだ角度を有する芯なしステイツクは、
同型式のステイツクがその長手軸線に直角のひだ
角度でひだ付けされた場合に持つよりも著しく大
きなコヒーレンシー及び構造一体性を持つことが
既に見出されていた。これは、ひだ角度を持つス
テイツク全体が嵌合しあう円錐の重なり体と似た
構造を持つことによる。芯要素は、コヒーレンシ
ーを与える為にひだ角度への依存性を取除くよう
に充分の構造的剛性を提供する。 本発明に従つて、ケーシングステイツクにある
ひだ角度θを持たせる一つの理由は、長手方向ス
テイツク伸長を抑止する為である。ひだ付きケー
シングステイツクは、それらがひだ付け及び(或
いは)圧縮用マンドレルから取外された直後、伸
長をあきらかに示す傾向があり、非拘束状態とな
つたひだ付き圧縮ステイツクが伸びようとする傾
向である。芯なしひだ付き圧縮ステイツクの場
合、ひだ折りされたケーシングがステイツク孔内
に半径方向内方に膨む傾向も存在し、この現象は
長手方向ステイツク伸長が拘束されうる程度に比
例して増大される。 芯に向つてひだ付き圧縮ステイツクが半径方向
内方に伸長する傾向は芯外表面に対してのケーシ
ングひだの固定効果の付加を生みだす。この有益
な効果を伴つて、仕上りひだ付きケーシングステ
イツクが長手方向に伸びようとする傾向は、ひだ
対芯摩擦力と併せてのひだ同志の摩擦によつて相
当に減ぜられ、以つてケーシングステイツク物品
を寸法的に安定化するのに最小限の追加的長手方
向拘束体の使用ですむ。 例 平均扁平幅7.55インチ(19.18cm)、壁厚0.0040
インチ(0.10mm)の商品名称サイズ10と呼ばれる
250フイート(76.22m)の大寸の繊維質ケーシン
グが米国特許第3461484号(アーノルド)に記載
されたひだ付手段と極めて似た手段を使用してひ
だ付けがなされた。該ケーシングは総ケーシング
重量の約20重量%の含水量を有した。従来通りに
鉱油潤滑剤が使用された。 マンドレル摩擦を減少するために内部潤滑油が
使用され、又ひだ付けされるケーシングの損傷を
防止し且つひだ付ロールの過度の摩耗を回避する
ために外部潤滑油が使用された。鉱油潤滑剤は内
部においてはケーシング表面100平方インチ当り
油約180mgの割合で付与され、又外部においては
ケーシング表面100平方インチ当り油約100mgの割
合で付与された。これら潤滑油の量にては最終製
品のステイツク特性に識別し得るような悪影響は
見出せなかつた。該ケーシングは一端から、内径
3.75インチ(9.53cm)、壁厚0.62インチ(0.16cm)
を有した高密度ポリエチレン芯チユーブ上へと給
送されそして長さが23.0インチ(58.42cm)ひだ
付ステイツクへと圧縮された。斯るケーシング物
品は前述したように浮遊マンドレル型ひだ付機に
て、先ずひだ付けし軽く圧縮されたひだ付ケーシ
ングをマンドレルの減縮直径部分と同軸にて配列
された芯へと移送しそして該芯にて最終的な圧縮
を行ない次で取出すことによつて準備された。こ
れにより圧縮比130.4及び圧縮効率約0.757を有し
た本発明に係る芯つき高密ひだ付ケーシングステ
イツク物品が製造された。 基準サンプルと比較するために、市場にて入手
し得る標準の150フイート長の同じ大きさ及びタ
イプのケーシングが芯なしにて長さ23.0インチの
同じひだ付ステイツクへとひだ付けされそして圧
縮された。又該ひだ付ケーシングは圧縮比78、圧
縮効率0.390を有し、孔内径は5/8インチであるこ
とが分つた。より大きな圧縮比と圧縮効率を有し
た他の芯なし基準サンプルは内方向半径方向の伸
長により孔の減縮が大きく有用な物品を提供する
ことができなかつた。 例 ひだ付処理の結果ケーシングステイツクの孔部
に極めて大きな内方向力が発生するという事実が
ケーシング壁厚約0.001インチ(0.0254mm)の
(繊維質補強材なしの)小寸セルロースケーシン
グサイズ25のサンプルを高圧縮比及び高圧縮効率
にてひだ付けし且つ圧縮する工程を有した実験研
究によつて立証された。該実験研究において、84
フイート(25.61m)長のサイズ25のセルロース
ケーシングから成る5個のサンプルがアーノルド
の米国特許第3461484号に記載したのと極めて類
似したひだ付手段を使用してひだ付けし、同時に
米国特許第3397069号に記載した通りの捩りを斯
るひだ付ケーシングに付与した。次で、該ひだ付
ケーシングは、壁厚が0.010インチ(0.254mm)、
0.020インチ(0.508mm)、0.030インチ(0.762
mm)、0.040インチ(1.016mm)及び0.050インチ
(1.270mm)とされるチユーブ状芯上にて約400ポ
ンド(181Kg)の圧縮力にて圧縮された。芯つき
物品が本明細書にて詳しく説明した浮遊マンドレ
ル型ひだ付機にて作製された。但し、芯上に於る
最終圧縮工程時に芯31は後方クランプ29を通
して自由に摺動され、ケーシングを両端から同時
に効率良く圧縮した点において前述方法とは相違
した。チユーブ状芯は全てその内径が0.510イン
チ(1.30cm)とされ、又ひだ付後の圧縮は芯要素
が摺動するようにした0.500インチ(1.27cm)直
径の圧縮マンドレル領域にて行なわれた。全ての
サンプルにおいて、ひだ付されたときの含水量は
約16.5重量%であり、又内部潤滑剤(約14〜20
mg/100in2)及び外部潤滑剤(最大約70mg/
100in2)として鉱油が使用された。潤滑剤の量は
臨界的なものではないが、関連した特定のひだ付
機及びケーシングにとつては通常の量である。 表1の上部分はマンドレルから取り出した直後
及び少なくとも一日から最大20日経過後の各芯の
内径の寸法を示す。芯内径の減縮は高圧縮比及び
高圧縮効率により生じた大きなケーシング内方膨
脹力に起因するものであつた。芯孔径の減縮程度
は芯の内方向力及びクリープ力の大きさと同様チ
ユーブ径の関数となる(即ち、大きなケーシング
は単位面積当りの同じ内方向力に耐えるために小
さなケーシングよりより大きな芯厚みを必要とす
る)ということに注目されたい。高密度ポリエチ
レンの比較的小さなクリープ力によつて0.010イ
ンチ厚の芯は芯の内径(0.480インチ)が実際に
芯なしサンプルの孔より小さくなるまで圧縮可能
とされることが理解されるであろう。勿論、ケー
シングステイツクの孔はより大きいもの(0.480
+2×0.010=0.500)であつた。
【表】
表1の下方部分は0.575インチの芯なしマンド
レル上にてひだ付けしそして圧縮された同じサイ
ズのケーシングサンプルによるデータを示す。高
圧縮比及び圧縮効率(夫々114.7及び0.63)が
「円錐」ひだを使用して達成されたが(落下嵌ま
り試験によつて決定される)孔寸法の減縮は大き
く、市場にて許容し得るものではなかつた。各芯
つきサンプルは芯の壁厚に応じて外径が変動する
支持芯上にて圧縮されたものであるから斯るデー
タを表1の芯つき物品のデータと直接比較するの
は適当ではないであろう。 表1のひだ付実験においては二つのひだ角が使
用された「直立」という語句は最大約15゜のひだ
角を意味し、「円錐」という語句は約45゜のひだ
角を意味する。「直立」ひだ付サンプルは米国特
許第298474号(マテツキ)に記載されたのと類似
のひだ付手段即ちロールを使用してひだ付が行な
われた。芯なし円錐ひだ付サンプルの圧縮比は表
2の210フイートの芯なしサンプルと同程度であ
り、該ステイツクはコヒーレンシーの低下により
役に立たないものである。 表1の実験に使用した芯材料は高密度ポリエチ
レンであつた。便宜上芯は肉厚の管から機械加工
により準備され、従つて外表面が粗となり得られ
た圧縮比を幾分減少せしめた。表1を見ると、高
密度ポリエチレン芯には例え芯厚みが0.050イン
チ程度の大きさであつてもケーシング物品の孔に
識別できる程度の歪が起ることが分る。又表1に
よると、一定の圧縮力(本実施例では400ポン
ド)に対して芯厚みが増大するにつれて(即ち芯
外径が増大するにつれて)圧縮による最終圧縮比
は比例して減少することが分る。しかしながら、
圧縮効率は増大する。圧縮比、填充ホーン嵌合及
び圧縮効率を最大とするために、芯設計に当つて
は、(a)所要の最終孔寸法と同様に大きな内方向ケ
ーシング力による芯のクリープ、(b)過度の壁厚を
持つた芯を使用した場合に起るであろう圧縮比の
減少、及び(c)芯材料の価格を考慮しなければなら
ない。 試験された他の材料も芯の変形に関しては同じ
結果を有するものであつた。 ABSつまりアクリロニトリル―ブタジエン―
スチレン共重合体の管で作製された芯は高密度ポ
リエチレン製芯より幾分小さな壁厚にて満足し得
る作動をなしたが、ABS製芯の方が低廉であ
る。 例 圧縮効率及び圧縮比の点にて芯つき高密セルロ
ースケーシング物品によつてもたらされる諸利益
は、ケーシング壁厚0.001インチ(0.0254mm)の
(繊維質補強材のない)サイズ25(膨満直径0.828
インチ即ち21mm)のセルロースケーシングサンプ
ルを高圧縮比及び高圧縮効率にてひだ付けしそし
て圧縮する工程を有した実験研究によつて立証さ
れる。ひだ付けされたときのケーシング含水量は
約16.5重量%であり、又例で記述したように鉱
油潤滑剤が使用された米国特許第3461484号に記
載されるのと類似の商業的に使用されているひだ
付手段を使用してケーシングのひだ付が行なわ
れ、同時に米国特許第3397069号に記述されるよ
うに該ひだ付ステイツクに捩りが付与された。引
き続き各ステイツクは、同じひだ付け方法によつ
てひだ付けされてはいるが芯なしにて圧縮された
ケーシングと比較するためにポリプロピレンチユ
ーブ状芯(20%タルクで補強されたポリプロピレ
ン)上にて圧縮された。芯つき高密ケーシング物
品は本明細書に詳しく記述た浮遊マンドレル型ひ
だ付機上にて作製されたが、芯上での最終圧縮工
程時に芯31は後方クランプ29(第3図)を通
して自由に摺動され、ケーシングを両端から同時
に効率良く圧縮した点において前記方法と異な
る。更に、全ひだ付ケーシングステイツクにわた
つてより一様の圧縮をなすように概略80フイート
のケーシングが一度で(漸次圧縮増強態様で)圧
縮される。芯なしサンプル及び或る芯つきサンプ
ルは0.490インチの落下嵌りを有するように設計
されている。他の芯つきサンプルはチユーブ状芯
が使い捨て用の填充ホーンとして機能するように
設計された。これらの例においては芯の内径は
0.5インチ外径の填充ホーンの内径に事実上等し
く、従つてひだ付物品は填充ホーンに対し特定の
「落下嵌り」要件を有してはいなかつた。全ての
サンプルに対してひだ付ケーシングは約20インチ
の最終ステイツク長さにまで圧縮された。160〜
225フイートの範囲の長さのケーシングによつて
各芯つき形状体毎に又各芯なし形状体毎に約10個
のサンプルが準備された。 実験研究の結果は表2にまとめられている。
210フイート以上のケーシング長を折込んだ芯な
し物品にとつてコヒーレンシが小さいものはステ
イツクの破壊をもたらし、従つて一週間目の落下
嵌りの測定は不可能であつた。ケーシング長
187.5〜202.5フイートを折込んだ芯なし物品にと
つて(一週間後の)ケーシングの成長に起因する
半径方向内方向力によつてひだ付ステイツクの孔
は0.490インチの落下嵌り要件に合致しない点ま
で減縮した。次で、比較のために最も利用されて
いるひだ付方法によつてケーシング長160フイー
トを折込んだ(10サンプルの)平均圧縮比が94.6
更に平均圧縮効率が0.491の芯なしひだ付ケーシ
ングステイツクが製造された。0.490インチの落
下嵌りを持つように設計された本発明に係る芯つ
き高密のひだ付きされ且つ圧縮されたセルロース
ケーシング物品が同じひだ付方法にて製造され
た。これにより芯内孔がケーシング膨満径の約59
%の物品が製造された。該物品は200フイートの
ケーシングを折込んで形成され、又(10サンプル
の)平均圧縮比は116.46であり、平均圧縮効率は
0.653であつた。
レル上にてひだ付けしそして圧縮された同じサイ
ズのケーシングサンプルによるデータを示す。高
圧縮比及び圧縮効率(夫々114.7及び0.63)が
「円錐」ひだを使用して達成されたが(落下嵌ま
り試験によつて決定される)孔寸法の減縮は大き
く、市場にて許容し得るものではなかつた。各芯
つきサンプルは芯の壁厚に応じて外径が変動する
支持芯上にて圧縮されたものであるから斯るデー
タを表1の芯つき物品のデータと直接比較するの
は適当ではないであろう。 表1のひだ付実験においては二つのひだ角が使
用された「直立」という語句は最大約15゜のひだ
角を意味し、「円錐」という語句は約45゜のひだ
角を意味する。「直立」ひだ付サンプルは米国特
許第298474号(マテツキ)に記載されたのと類似
のひだ付手段即ちロールを使用してひだ付が行な
われた。芯なし円錐ひだ付サンプルの圧縮比は表
2の210フイートの芯なしサンプルと同程度であ
り、該ステイツクはコヒーレンシーの低下により
役に立たないものである。 表1の実験に使用した芯材料は高密度ポリエチ
レンであつた。便宜上芯は肉厚の管から機械加工
により準備され、従つて外表面が粗となり得られ
た圧縮比を幾分減少せしめた。表1を見ると、高
密度ポリエチレン芯には例え芯厚みが0.050イン
チ程度の大きさであつてもケーシング物品の孔に
識別できる程度の歪が起ることが分る。又表1に
よると、一定の圧縮力(本実施例では400ポン
ド)に対して芯厚みが増大するにつれて(即ち芯
外径が増大するにつれて)圧縮による最終圧縮比
は比例して減少することが分る。しかしながら、
圧縮効率は増大する。圧縮比、填充ホーン嵌合及
び圧縮効率を最大とするために、芯設計に当つて
は、(a)所要の最終孔寸法と同様に大きな内方向ケ
ーシング力による芯のクリープ、(b)過度の壁厚を
持つた芯を使用した場合に起るであろう圧縮比の
減少、及び(c)芯材料の価格を考慮しなければなら
ない。 試験された他の材料も芯の変形に関しては同じ
結果を有するものであつた。 ABSつまりアクリロニトリル―ブタジエン―
スチレン共重合体の管で作製された芯は高密度ポ
リエチレン製芯より幾分小さな壁厚にて満足し得
る作動をなしたが、ABS製芯の方が低廉であ
る。 例 圧縮効率及び圧縮比の点にて芯つき高密セルロ
ースケーシング物品によつてもたらされる諸利益
は、ケーシング壁厚0.001インチ(0.0254mm)の
(繊維質補強材のない)サイズ25(膨満直径0.828
インチ即ち21mm)のセルロースケーシングサンプ
ルを高圧縮比及び高圧縮効率にてひだ付けしそし
て圧縮する工程を有した実験研究によつて立証さ
れる。ひだ付けされたときのケーシング含水量は
約16.5重量%であり、又例で記述したように鉱
油潤滑剤が使用された米国特許第3461484号に記
載されるのと類似の商業的に使用されているひだ
付手段を使用してケーシングのひだ付が行なわ
れ、同時に米国特許第3397069号に記述されるよ
うに該ひだ付ステイツクに捩りが付与された。引
き続き各ステイツクは、同じひだ付け方法によつ
てひだ付けされてはいるが芯なしにて圧縮された
ケーシングと比較するためにポリプロピレンチユ
ーブ状芯(20%タルクで補強されたポリプロピレ
ン)上にて圧縮された。芯つき高密ケーシング物
品は本明細書に詳しく記述た浮遊マンドレル型ひ
だ付機上にて作製されたが、芯上での最終圧縮工
程時に芯31は後方クランプ29(第3図)を通
して自由に摺動され、ケーシングを両端から同時
に効率良く圧縮した点において前記方法と異な
る。更に、全ひだ付ケーシングステイツクにわた
つてより一様の圧縮をなすように概略80フイート
のケーシングが一度で(漸次圧縮増強態様で)圧
縮される。芯なしサンプル及び或る芯つきサンプ
ルは0.490インチの落下嵌りを有するように設計
されている。他の芯つきサンプルはチユーブ状芯
が使い捨て用の填充ホーンとして機能するように
設計された。これらの例においては芯の内径は
0.5インチ外径の填充ホーンの内径に事実上等し
く、従つてひだ付物品は填充ホーンに対し特定の
「落下嵌り」要件を有してはいなかつた。全ての
サンプルに対してひだ付ケーシングは約20インチ
の最終ステイツク長さにまで圧縮された。160〜
225フイートの範囲の長さのケーシングによつて
各芯つき形状体毎に又各芯なし形状体毎に約10個
のサンプルが準備された。 実験研究の結果は表2にまとめられている。
210フイート以上のケーシング長を折込んだ芯な
し物品にとつてコヒーレンシが小さいものはステ
イツクの破壊をもたらし、従つて一週間目の落下
嵌りの測定は不可能であつた。ケーシング長
187.5〜202.5フイートを折込んだ芯なし物品にと
つて(一週間後の)ケーシングの成長に起因する
半径方向内方向力によつてひだ付ステイツクの孔
は0.490インチの落下嵌り要件に合致しない点ま
で減縮した。次で、比較のために最も利用されて
いるひだ付方法によつてケーシング長160フイー
トを折込んだ(10サンプルの)平均圧縮比が94.6
更に平均圧縮効率が0.491の芯なしひだ付ケーシ
ングステイツクが製造された。0.490インチの落
下嵌りを持つように設計された本発明に係る芯つ
き高密のひだ付きされ且つ圧縮されたセルロース
ケーシング物品が同じひだ付方法にて製造され
た。これにより芯内孔がケーシング膨満径の約59
%の物品が製造された。該物品は200フイートの
ケーシングを折込んで形成され、又(10サンプル
の)平均圧縮比は116.46であり、平均圧縮効率は
0.653であつた。
【表】
このデータは又本発明の好ましい実施態様を説
明するものである。つまり、芯は、落下嵌り比較
試験に基づくと、同様のひだ付け及び圧縮条件下
に芯なしでひだ付けしそして高度に圧縮されたと
き同様のケーシングが有するような内孔寸法と少
なくとも同程度の内孔寸法を有している。更に詳
しく説明すると、平均圧縮比が116.46の物品の芯
孔寸法は0.497インチであつた。これに対し、圧
縮比が113.1及び120.0の芯なしひだ付ステイツク
の孔寸法は夫々0.470インチ及び0.465インチであ
り比較される芯つき物品より相当小さかつた。 第2シリーズの芯つき高密サンプルが製造され
た。この時、ひだ付物品の芯は標準の0.5インチ
外径の填充ホーン(0.436インチ内径)に事実上
等しい処理能力を持つた使い捨て用の填充ホーン
として機能する。これにより芯内孔がケーシング
膨満径の約51%であるような物品が製造された。
この物品は230フイートのケーシングを折込んで
形成され、(10サンプルの)の平均圧縮比は
133.4、又平均圧縮効率は0.617であつた。 ひだ付ケーシングに存在するピンホールの数に
よつて立証されるように例のひだ付けしそして
圧縮された(芯つき及び芯なし)ケーシング物品
の品質を決定するための実験が更に行なわれた。
ケーシングを水で充満し内部圧を増大せしめるこ
とによつてピンホールのテストが各種のサンプル
から成る5本のステイツクにて行なわれた。表2
に示される結果によつて芯なし物品の全ケーシン
グ長が増大するにつれてピンホールの損害は一般
に増大する傾向にあることを示す。これに対しテ
ストされた芯なしサンプルには全てピンホールが
見出された。 要約すると、例は受容し得ない程度の孔径の
減縮なしに少なくとも0.5圧縮効率有した典型的
な芯なしのひだ付けされそして圧縮された小寸セ
ルロースケーシングを準備することは不可能であ
ることを示すものである。これに対し、これは本
発明の物品を使用すると容易に達成することがで
き、実際に、好ましいとされる少なくとも0.6の
圧縮効率を上回るものであつた。 例 本発明に係る芯つき高密ひだ付ケーシング物品
の他の利益は同じ条件下で芯なしにてひだ付けし
そして圧縮された同じケーシングと比較してケー
シングの損傷傾向即ちピンホール形成度を減少せ
し得るということである。これは、表面摩擦によ
り長手方向伸長が芯により制動され、又芯なしひ
だ付ステイツクに比べ特定の圧縮比を維持するの
に必要な圧縮作用が小さくて済むという理由から
である。ピンホール形成は圧縮作用の増大と共に
増大するのでケーシングの損傷の問題の可能性は
本発明に係る物品によつて減少されるか又は回避
される。 更に又、芯は完全に圧縮された圧縮比を保有す
ることができ又ピンホールの損傷なしに圧縮比を
より大きくすることも可能である。 この芯つきと芯なしひだ付ケーシングステイツ
ク間の圧縮関係は一連のテストにて説明された該
テストにおいて160フイート長のサイズ25の非繊
維質セルロースケーシングがひだ付けされそして
15インチの長さにまで芯ありにて又は芯なしにて
等しく圧縮された。芯つき及び芯なしひだ付ステ
イツクは取出し工程の後更に追加の長手方向拘束
を加えることなく7日間にわたつて伸長可能とさ
れた。この点において、芯つき物品は長手方向の
伸長はわずかに0.4インチ(伸長後の圧縮比は約
125)であるが、芯なし物品は1.4インチ伸長した
(伸長後の圧縮比は約117であつた)。目標が最終
圧縮比125であつたのであれば、芯なしひだ付ス
テイツクにはより大きな初期圧縮力が必要とされ
たであろう。 ケーシングの損傷傾向が少ないという利益は他
の態様にて利用され得るであろう。作業者がケー
シング損傷を生ぜしめないで使用し得る最大圧縮
力を該圧縮力使用時に確認するのであれば芯つき
物品は芯なし物品よりもより大きな圧縮比とより
大きな圧縮効率にて形成することが可能である。 例 前記英国特許第1167377号の教示に従つて一連
の実験が行なわれ、本願発明に係る芯つき高密ひ
だ付セルロース質ステイツクとの比較がなされ
た。 上記英国特許の教示に基づき、内径1.613イン
チ、壁厚0.010インチのポリ塩化ビニルチユーブ
が芯要素として使用され、又サイズ21/2繊維質
補強セルロース質ケーシング(膨満径約2.4イン
チ)が米国特許第3461484号に記載と類似のひだ
付手段によつてひだ付けされ、その後12.0インチ
の長さに圧縮された。内径1.613インチのチユー
ブ及びサイズ21/2繊維質ケーシングは、このテ
スト時においては入手し得る最小のポリ塩化ビニ
ルチユーブであつたのでこのテストのために選ば
れた。このサンプルケーシング物品は浮遊マンド
レル型ひだ付機にて前記態様によつて準備され
た。つまり、ひだ付ケーシングはひた付後、ひだ
付マンドレルの減縮径部分上に該ひだ付マンドレ
ルと同軸にて配列された芯上へと移送され、例
の態様にて最終的圧縮がなされ、次で取出され
た。これらサンプルはひだ付時の含水量が約20%
であり、内部(約200mg/100in2)と外部(最大約
107mg/100in2)には鉱油潤滑剤が使用された。ケ
ーシングは三つの異なる長さにて、つまり75,
100及び125フイートにて提供された。圧縮物品に
基づき異なる圧縮比が得られた。該物品は次で上
記「落下嵌り」試験手順によつて芯内径を決定す
るために測定された。75圧縮比サンプルに対して
落下嵌り寸法は1.590インチであり、これは芯径
寸法が0.023インチだけ減縮したことを示してい
る。100圧縮比サンプルに対して落下嵌り寸法は
1.540インチであり、これは芯径寸法が0.073イン
チだけ減縮したことを示している。125圧縮比サ
ンプルに対して落下嵌り寸法は1.500インチ以下
であつた。しかしながら芯は物品を圧縮し次でマ
ンドレルから取出した直径―端部が変形した。こ
れは英国特許の教示に従つて本発明に係る芯つき
高密ひだ付セルロース質ステイツクを得ることは
不可能であることを立証する。 75フートサンプルはなお1.556インチ内径の填
充ホーンに嵌合するであろうが、圧縮効率はわず
かに0.43であろう。100フートサンプルはホーン
に嵌合しない程度に大きい孔収縮が起つた。125
フートサンプルの芯は完全に圧潰した。 例 例で述べた英国特許タイプのサンプルに対し
て使用されたのと類似のサイズの繊維質セルロー
スケーシング物品が本発明に従つて準備されそし
てケーシングに与える損傷によつて確定される圧
縮性を調査するために芯なしサンプルと比較され
た。サイズ21/2(膨満径約2.4インチ)とサイズ
4(膨満径約2.8インチ)のケーシングが米国特
許第3461484号に記載のものと類似のひだ付手段
によつてひだ付けがなされた。サイズ21/2及び
サイズ4サンプルのひだ付時含水量は約20%であ
つた。鉱油が次のようにして潤滑剤として使用さ
れた。 サイズ21/2―約200mg/100in2(内部) 約100mg/100in2(外部) サイズ4 ―約170mg/100in2(内部) 約90mg/100in2(外部) 芯つき物品は例の物品に使用されたと同じ態
様にてポリ塩化ビニル(PVC)芯上にて圧縮さ
れた。各サンプルは圧縮比150にて12.0インチ長
にまで圧縮された。該圧縮比はサイズ21/2ケー
シングに何らの損傷をも与えずに得られる最大の
圧縮比を表わす。全てのサンプルは1.556インチ
直径の填充ホーンに嵌合するように設計された。
使用された芯は外径が1.713インチで且つ壁厚は
0.05インチであつた。芯つきサンプルはペグを使
用して長手方向伸長が防止され、又芯なしサンプ
ルは板紙カートン内に収納することによつて(ほ
んの一部分)拘束された。 テスト結果は表3に示される。サイズ21/2芯
つき物品は、例え該芯つき物品が約138の圧縮比
を有し、芯なし物品がわずかに114の圧縮比を有
しているとしても、最終芯孔寸法はホーンに嵌合
するには幾分小さすぎるがなお芯なし物品の孔よ
りは大きいことを示した。実際に、圧縮比が幾分
小さいということは芯とホーンとの適当な嵌合を
提供するであろう。サイズ4の芯つき物品は(圧
縮比の点から言えば)圧縮比138.46にて15日後に
ても機能した。サイズ4芯なし物品は孔寸法が15
日後に測定圧縮比128.48にて機能しなくなる点ま
で減少した。 この例は芯つき繊維補強ケーシング物品に対
する本発明の好ましい一つの実施態様を示し、該
実施態様においては落下嵌り比較に基づき同様の
繊維質ケーシングが芯なしで同様のひだ付き及び
圧縮条件下に同じ圧縮比までひだ付けしそして高
度に圧縮されたとき該ケーシングが有する内孔寸
法と少なくとも同程度の大きさの内孔寸法を芯が
有するように構成される。例えば、サイズ21/2
ケーシングに関しては平均芯なしケーシングの孔
寸法1.540インチは例え芯つきケーシングの最終
圧縮比が相当大きい(114に対し138)ものであつ
たとしても該平均芯なしケーシングの内孔寸法
1.547よりは幾分小さかつた。同様にサイズ4の
ケーシングに関しては平均芯なしケーシング孔寸
法1.547インチは例え芯つきケーシングの最終圧
縮比が大きい(128に対する138)ものであつたと
しても平均芯つきケーシングの孔寸法よりは相当
小さかつた。
明するものである。つまり、芯は、落下嵌り比較
試験に基づくと、同様のひだ付け及び圧縮条件下
に芯なしでひだ付けしそして高度に圧縮されたと
き同様のケーシングが有するような内孔寸法と少
なくとも同程度の内孔寸法を有している。更に詳
しく説明すると、平均圧縮比が116.46の物品の芯
孔寸法は0.497インチであつた。これに対し、圧
縮比が113.1及び120.0の芯なしひだ付ステイツク
の孔寸法は夫々0.470インチ及び0.465インチであ
り比較される芯つき物品より相当小さかつた。 第2シリーズの芯つき高密サンプルが製造され
た。この時、ひだ付物品の芯は標準の0.5インチ
外径の填充ホーン(0.436インチ内径)に事実上
等しい処理能力を持つた使い捨て用の填充ホーン
として機能する。これにより芯内孔がケーシング
膨満径の約51%であるような物品が製造された。
この物品は230フイートのケーシングを折込んで
形成され、(10サンプルの)の平均圧縮比は
133.4、又平均圧縮効率は0.617であつた。 ひだ付ケーシングに存在するピンホールの数に
よつて立証されるように例のひだ付けしそして
圧縮された(芯つき及び芯なし)ケーシング物品
の品質を決定するための実験が更に行なわれた。
ケーシングを水で充満し内部圧を増大せしめるこ
とによつてピンホールのテストが各種のサンプル
から成る5本のステイツクにて行なわれた。表2
に示される結果によつて芯なし物品の全ケーシン
グ長が増大するにつれてピンホールの損害は一般
に増大する傾向にあることを示す。これに対しテ
ストされた芯なしサンプルには全てピンホールが
見出された。 要約すると、例は受容し得ない程度の孔径の
減縮なしに少なくとも0.5圧縮効率有した典型的
な芯なしのひだ付けされそして圧縮された小寸セ
ルロースケーシングを準備することは不可能であ
ることを示すものである。これに対し、これは本
発明の物品を使用すると容易に達成することがで
き、実際に、好ましいとされる少なくとも0.6の
圧縮効率を上回るものであつた。 例 本発明に係る芯つき高密ひだ付ケーシング物品
の他の利益は同じ条件下で芯なしにてひだ付けし
そして圧縮された同じケーシングと比較してケー
シングの損傷傾向即ちピンホール形成度を減少せ
し得るということである。これは、表面摩擦によ
り長手方向伸長が芯により制動され、又芯なしひ
だ付ステイツクに比べ特定の圧縮比を維持するの
に必要な圧縮作用が小さくて済むという理由から
である。ピンホール形成は圧縮作用の増大と共に
増大するのでケーシングの損傷の問題の可能性は
本発明に係る物品によつて減少されるか又は回避
される。 更に又、芯は完全に圧縮された圧縮比を保有す
ることができ又ピンホールの損傷なしに圧縮比を
より大きくすることも可能である。 この芯つきと芯なしひだ付ケーシングステイツ
ク間の圧縮関係は一連のテストにて説明された該
テストにおいて160フイート長のサイズ25の非繊
維質セルロースケーシングがひだ付けされそして
15インチの長さにまで芯ありにて又は芯なしにて
等しく圧縮された。芯つき及び芯なしひだ付ステ
イツクは取出し工程の後更に追加の長手方向拘束
を加えることなく7日間にわたつて伸長可能とさ
れた。この点において、芯つき物品は長手方向の
伸長はわずかに0.4インチ(伸長後の圧縮比は約
125)であるが、芯なし物品は1.4インチ伸長した
(伸長後の圧縮比は約117であつた)。目標が最終
圧縮比125であつたのであれば、芯なしひだ付ス
テイツクにはより大きな初期圧縮力が必要とされ
たであろう。 ケーシングの損傷傾向が少ないという利益は他
の態様にて利用され得るであろう。作業者がケー
シング損傷を生ぜしめないで使用し得る最大圧縮
力を該圧縮力使用時に確認するのであれば芯つき
物品は芯なし物品よりもより大きな圧縮比とより
大きな圧縮効率にて形成することが可能である。 例 前記英国特許第1167377号の教示に従つて一連
の実験が行なわれ、本願発明に係る芯つき高密ひ
だ付セルロース質ステイツクとの比較がなされ
た。 上記英国特許の教示に基づき、内径1.613イン
チ、壁厚0.010インチのポリ塩化ビニルチユーブ
が芯要素として使用され、又サイズ21/2繊維質
補強セルロース質ケーシング(膨満径約2.4イン
チ)が米国特許第3461484号に記載と類似のひだ
付手段によつてひだ付けされ、その後12.0インチ
の長さに圧縮された。内径1.613インチのチユー
ブ及びサイズ21/2繊維質ケーシングは、このテ
スト時においては入手し得る最小のポリ塩化ビニ
ルチユーブであつたのでこのテストのために選ば
れた。このサンプルケーシング物品は浮遊マンド
レル型ひだ付機にて前記態様によつて準備され
た。つまり、ひだ付ケーシングはひた付後、ひだ
付マンドレルの減縮径部分上に該ひだ付マンドレ
ルと同軸にて配列された芯上へと移送され、例
の態様にて最終的圧縮がなされ、次で取出され
た。これらサンプルはひだ付時の含水量が約20%
であり、内部(約200mg/100in2)と外部(最大約
107mg/100in2)には鉱油潤滑剤が使用された。ケ
ーシングは三つの異なる長さにて、つまり75,
100及び125フイートにて提供された。圧縮物品に
基づき異なる圧縮比が得られた。該物品は次で上
記「落下嵌り」試験手順によつて芯内径を決定す
るために測定された。75圧縮比サンプルに対して
落下嵌り寸法は1.590インチであり、これは芯径
寸法が0.023インチだけ減縮したことを示してい
る。100圧縮比サンプルに対して落下嵌り寸法は
1.540インチであり、これは芯径寸法が0.073イン
チだけ減縮したことを示している。125圧縮比サ
ンプルに対して落下嵌り寸法は1.500インチ以下
であつた。しかしながら芯は物品を圧縮し次でマ
ンドレルから取出した直径―端部が変形した。こ
れは英国特許の教示に従つて本発明に係る芯つき
高密ひだ付セルロース質ステイツクを得ることは
不可能であることを立証する。 75フートサンプルはなお1.556インチ内径の填
充ホーンに嵌合するであろうが、圧縮効率はわず
かに0.43であろう。100フートサンプルはホーン
に嵌合しない程度に大きい孔収縮が起つた。125
フートサンプルの芯は完全に圧潰した。 例 例で述べた英国特許タイプのサンプルに対し
て使用されたのと類似のサイズの繊維質セルロー
スケーシング物品が本発明に従つて準備されそし
てケーシングに与える損傷によつて確定される圧
縮性を調査するために芯なしサンプルと比較され
た。サイズ21/2(膨満径約2.4インチ)とサイズ
4(膨満径約2.8インチ)のケーシングが米国特
許第3461484号に記載のものと類似のひだ付手段
によつてひだ付けがなされた。サイズ21/2及び
サイズ4サンプルのひだ付時含水量は約20%であ
つた。鉱油が次のようにして潤滑剤として使用さ
れた。 サイズ21/2―約200mg/100in2(内部) 約100mg/100in2(外部) サイズ4 ―約170mg/100in2(内部) 約90mg/100in2(外部) 芯つき物品は例の物品に使用されたと同じ態
様にてポリ塩化ビニル(PVC)芯上にて圧縮さ
れた。各サンプルは圧縮比150にて12.0インチ長
にまで圧縮された。該圧縮比はサイズ21/2ケー
シングに何らの損傷をも与えずに得られる最大の
圧縮比を表わす。全てのサンプルは1.556インチ
直径の填充ホーンに嵌合するように設計された。
使用された芯は外径が1.713インチで且つ壁厚は
0.05インチであつた。芯つきサンプルはペグを使
用して長手方向伸長が防止され、又芯なしサンプ
ルは板紙カートン内に収納することによつて(ほ
んの一部分)拘束された。 テスト結果は表3に示される。サイズ21/2芯
つき物品は、例え該芯つき物品が約138の圧縮比
を有し、芯なし物品がわずかに114の圧縮比を有
しているとしても、最終芯孔寸法はホーンに嵌合
するには幾分小さすぎるがなお芯なし物品の孔よ
りは大きいことを示した。実際に、圧縮比が幾分
小さいということは芯とホーンとの適当な嵌合を
提供するであろう。サイズ4の芯つき物品は(圧
縮比の点から言えば)圧縮比138.46にて15日後に
ても機能した。サイズ4芯なし物品は孔寸法が15
日後に測定圧縮比128.48にて機能しなくなる点ま
で減少した。 この例は芯つき繊維補強ケーシング物品に対
する本発明の好ましい一つの実施態様を示し、該
実施態様においては落下嵌り比較に基づき同様の
繊維質ケーシングが芯なしで同様のひだ付き及び
圧縮条件下に同じ圧縮比までひだ付けしそして高
度に圧縮されたとき該ケーシングが有する内孔寸
法と少なくとも同程度の大きさの内孔寸法を芯が
有するように構成される。例えば、サイズ21/2
ケーシングに関しては平均芯なしケーシングの孔
寸法1.540インチは例え芯つきケーシングの最終
圧縮比が相当大きい(114に対し138)ものであつ
たとしても該平均芯なしケーシングの内孔寸法
1.547よりは幾分小さかつた。同様にサイズ4の
ケーシングに関しては平均芯なしケーシング孔寸
法1.547インチは例え芯つきケーシングの最終圧
縮比が大きい(128に対する138)ものであつたと
しても平均芯つきケーシングの孔寸法よりは相当
小さかつた。
【表】
上記テスト結果を例のテスト結果と比較する
と英国特許第1167377号は本発明の芯つきセルロ
ース質ケーシング物品の三つの利益ある特徴、即
ち高圧縮比、高圧縮効率及び芯孔寸法の制限され
た変形つまり減寸を同時に達成し得る態様にて芯
を使用することを教示又は示唆すらしていない。 例 米国特許第3461484号に記載の一般型式のひだ
付手段を使用し、同時に米国特許第3397069号に
記載のひだ付ステイツクに捩りを付与して更に他
の一連のテストが行なわれた。これらのテストに
おいて、種々の芯材料を使用して芯つき高密小径
のひだ付きセルロースケーシング物品が準備され
た。芯つき物品は前記浮遊マンドレル型ひだ付機
上にて作製されたが、芯上での最終圧縮工程時に
芯31は後方クランプ29(第3図)を通して自
由に摺動され、従つてケーシングを両端から同時
に効率良く圧縮した点において前記方法と異な
る。斯るテストに使用された芯材料はポリプロピ
レン(20%タルク充填材で補強)、ポリスチレン
及び高密度ポリエチレンであり、各芯は外径が
0.5インチ壁厚が0.025インチであつた。使用され
たケーシングはサイズ25セルロース(繊維質支持
材なし)であり、又各ケーシング物品は200フイ
ートのケーシングを折込んで形成したものであつ
た。全てのサンプルに関し、ひだ付時の含水量は
約16.5%であり、潤滑剤としての鉱油は内部(約
14〜20mg/100in2)と外部(最大約70mg/100in2)
に使用された。 表4は要約されるテスト結果は、高密度ポリエ
チレン芯の比較的小さい摩擦係数によつて他の芯
材料により得られるよりも相当高い圧縮比にまで
ひだ付ケーシングを圧縮できるということを立証
している。 例及び例の実験研究から本発明のための芯
の設計は例えば強度、弾性係数及びクリープ抵抗
のような芯材料の諸特性に関係していることが理
解されるであろう。これら諸特性は芯寸法を変形
し減少せしめる傾向を有したケーシングの内方伸
長力に抵抗するに必要とされる芯壁厚を決定する
であろう。芯材料の摩擦係数はケーシングを極め
て高圧縮比にまで圧縮するのに必要とされる長手
方向圧縮力の大きさを決定するであろう。 芯材料の選択に当つては摩擦係数、クリープ強
度、弾性係数、押出成形性、価格、二次成形性、
溶接性及び被補強成形性のような種々のフアクタ
が考慮されることが理解されるであろう。最終的
な選択は用途毎に変わり得るであろう。本発明に
係る大寸ケーシングの実施態様には高密度ポリエ
チレンとポリ塩化ビニル(PVC)が適してい
る。
と英国特許第1167377号は本発明の芯つきセルロ
ース質ケーシング物品の三つの利益ある特徴、即
ち高圧縮比、高圧縮効率及び芯孔寸法の制限され
た変形つまり減寸を同時に達成し得る態様にて芯
を使用することを教示又は示唆すらしていない。 例 米国特許第3461484号に記載の一般型式のひだ
付手段を使用し、同時に米国特許第3397069号に
記載のひだ付ステイツクに捩りを付与して更に他
の一連のテストが行なわれた。これらのテストに
おいて、種々の芯材料を使用して芯つき高密小径
のひだ付きセルロースケーシング物品が準備され
た。芯つき物品は前記浮遊マンドレル型ひだ付機
上にて作製されたが、芯上での最終圧縮工程時に
芯31は後方クランプ29(第3図)を通して自
由に摺動され、従つてケーシングを両端から同時
に効率良く圧縮した点において前記方法と異な
る。斯るテストに使用された芯材料はポリプロピ
レン(20%タルク充填材で補強)、ポリスチレン
及び高密度ポリエチレンであり、各芯は外径が
0.5インチ壁厚が0.025インチであつた。使用され
たケーシングはサイズ25セルロース(繊維質支持
材なし)であり、又各ケーシング物品は200フイ
ートのケーシングを折込んで形成したものであつ
た。全てのサンプルに関し、ひだ付時の含水量は
約16.5%であり、潤滑剤としての鉱油は内部(約
14〜20mg/100in2)と外部(最大約70mg/100in2)
に使用された。 表4は要約されるテスト結果は、高密度ポリエ
チレン芯の比較的小さい摩擦係数によつて他の芯
材料により得られるよりも相当高い圧縮比にまで
ひだ付ケーシングを圧縮できるということを立証
している。 例及び例の実験研究から本発明のための芯
の設計は例えば強度、弾性係数及びクリープ抵抗
のような芯材料の諸特性に関係していることが理
解されるであろう。これら諸特性は芯寸法を変形
し減少せしめる傾向を有したケーシングの内方伸
長力に抵抗するに必要とされる芯壁厚を決定する
であろう。芯材料の摩擦係数はケーシングを極め
て高圧縮比にまで圧縮するのに必要とされる長手
方向圧縮力の大きさを決定するであろう。 芯材料の選択に当つては摩擦係数、クリープ強
度、弾性係数、押出成形性、価格、二次成形性、
溶接性及び被補強成形性のような種々のフアクタ
が考慮されることが理解されるであろう。最終的
な選択は用途毎に変わり得るであろう。本発明に
係る大寸ケーシングの実施態様には高密度ポリエ
チレンとポリ塩化ビニル(PVC)が適してい
る。
【表】
例
例に記述しそして表2に要約されたと同様の
芯つき高密ケーシング物品を使用して他の一連の
テストが行なわれた。ただ異なる点は、両端から
最終圧縮を行なう代わりに、表2の芯なしひだ付
ケーシングステイツクにて行なわれたと同じ態様
にて一端から圧縮が行なわれ、次で該圧縮された
ひだ付ステイツクが芯上へと移送されるようにし
た点にある。 非繊維質サイズ25セルロースケーシングと使用
したこれら芯つき高密物品のテスト結果は表5に
要約されており、芯なしケーシングのデータを示
す表2と比較されたい。0.490インチ落下嵌りを
有するように設計された芯つき高密物品は(15サ
ンプルの)平均圧縮比129.2及び平均圧縮効率
0.67を示した。0.5インチ内径の填充ホーンとし
て機能するように設計された芯つき高密物品は
(15サンプルの)平均圧縮比140.1及び平均圧縮効
率0.64を示した。 要約すると、例は受容し得ない程度の大きな
孔減縮を起すことなく一端からの圧縮によつて少
なくとも0.5の圧縮効率を有した典型的な芯なし
のひだ付きされそして圧縮された小寸のセルロー
スケーシングを準備することは不可能であること
を示しているが、これは本発明の物品によつて容
易に達成され、実際に、好ましい圧縮効率であ
る。少なくとも0.6という値は超えていた。芯な
しステイツクの両端からの圧縮を行なうための装
置は入手不可能であつた。
芯つき高密ケーシング物品を使用して他の一連の
テストが行なわれた。ただ異なる点は、両端から
最終圧縮を行なう代わりに、表2の芯なしひだ付
ケーシングステイツクにて行なわれたと同じ態様
にて一端から圧縮が行なわれ、次で該圧縮された
ひだ付ステイツクが芯上へと移送されるようにし
た点にある。 非繊維質サイズ25セルロースケーシングと使用
したこれら芯つき高密物品のテスト結果は表5に
要約されており、芯なしケーシングのデータを示
す表2と比較されたい。0.490インチ落下嵌りを
有するように設計された芯つき高密物品は(15サ
ンプルの)平均圧縮比129.2及び平均圧縮効率
0.67を示した。0.5インチ内径の填充ホーンとし
て機能するように設計された芯つき高密物品は
(15サンプルの)平均圧縮比140.1及び平均圧縮効
率0.64を示した。 要約すると、例は受容し得ない程度の大きな
孔減縮を起すことなく一端からの圧縮によつて少
なくとも0.5の圧縮効率を有した典型的な芯なし
のひだ付きされそして圧縮された小寸のセルロー
スケーシングを準備することは不可能であること
を示しているが、これは本発明の物品によつて容
易に達成され、実際に、好ましい圧縮効率であ
る。少なくとも0.6という値は超えていた。芯な
しステイツクの両端からの圧縮を行なうための装
置は入手不可能であつた。
【表】
例
更に他の一連のテストが行なわれた。該テスト
において(繊維質補強材を有さない)サイズ25セ
ルロースケーシングが種々の圧縮比で芯なし及び
芯つきの高密ひだ付物品を準備するのに使用さ
れ、又落下嵌り(第8図)及びコヒーレンシ(第
9図)の観点から検討された。全ての物品は160
フイートのケーシングから準備され、そして圧縮
されたひだ付物品は圧縮比に応じて種々の長さと
された。ひだ付時のケーシング含水量は約16.5重
量%であり、鉱油がひだ付工程時に内部潤滑剤
(14〜20mg/内表面100in2)として又外部潤滑剤
(最大約70mg/外表面100in2)として使用された。 米国特許第3461484号に開示されるタイプのひ
だ付手段がケーシングのひだ付けに使用され、同
時に米国特許第3397069号に記載されるように該
ひだ付ステイツクには捩りが付与された。該ケー
シングは第3図に概略図示されるような浮遊マン
ドレル型ひだ付機のマンドレル圧縮領域にて一端
から通常態様にて完全に圧縮された。圧縮後該ひ
だ付ケーシングステイツクは直接チユーブ状芯へ
と移送された。該芯は外径0.560インチ×内径
0.506インチのポリ塩化ビニルにて形成された。
一群のテストのために圧縮領域のマンドレル直径
は0.575インチであつた。他の群のテストのため
に圧縮領域のマンドレル直径は0.595インチであ
つた。 芯なし及び芯つき高密ひだ付物品のための落下
嵌り及びコヒーレンシが取出し後7日目に圧縮比
と共に測定された。斯るデータは第8図及び第9
図に圧縮比の関数としてまとめられている。 第8図は、芯なし圧縮ひだ付ケーシング
(0.575及び0.595インチマンドレル圧縮領域)は
双方共95〜120圧縮比の範囲内にて圧縮比の増大
と共に連続的に減少することを示す。サイズ25ケ
ーシング(膨満径0.83インチ)の受容し得る最小
孔径は0.490インチ(水平点線)であるので0.575
インチマンドレルに対する最大の使用可能な圧縮
比は約99である。最小孔寸法はより大きなマンド
レル(0.595インチ)を使用することよつて幾分
大きな圧縮比(約103)にて達成され得るが、こ
のことはピンポール形成に起因するケーシングの
損傷の可能性を増大せしめる。又サイズ25に対し
約0.575インチより大きな漸次増大するマンドレ
ル領域によりマンドレル上における把持作用の可
能性は増大し、製造中断も増大し又廃棄率も増大
する。換言すれば、特定のケーシング寸法を何ら
問題なくひだ付けし得る最適構成は所望の孔寸法
を達成する最小マンドレルを使用することである
ということは当業者には良く理解される処であ
る。 前述の孔寸法要件(約99)に起因する芯なしひ
だ付ステイツクの圧縮比の制約に比較して第8図
はサイズ25芯つきケーシンクに対し落下嵌りは一
定であり、同じ0.575インチマンドレル寸法を使
用して圧縮比を約124にまで増大せしめることを
示している。圧縮比が更に増大すると、芯内孔寸
法はひだ付ステイツクからの過剰の内方向力によ
つて内方向へと偏向し始める。従つて、この特定
の実施態様にとつては124が圧縮比の実際上の上
限を示し、この時ケーシングの膨満径は約0.83イ
ンチであり、圧縮比は100より大きく且つ落下嵌
りは少なくとも0.490インチである。(繊維質補強
のない)セルロースケーシングの芯なしひだ付ス
テイツクの圧縮比が本発明に係る芯つきケーシン
グ物品によつて達成可能の圧縮比の範囲内にある
とき、芯なしステイツクのコヒーレンシは増大す
る圧縮比と共に漸次減少するということが期せず
して見出された。このことは商業的実施において
使用されるように低圧縮比において同様の芯なし
ステイツクのコヒーレンシは斯界においては増大
する圧縮比と共に漸次増大するものとして知られ
ているので予期に反したものである。 コヒーレンシが芯なしひだ付セルロースケーシ
ングステイツクに対し圧縮比の増大と共に減少す
るという予期せざる発見は第9図にサイズ25のケ
ーシングに対して説明されている。0.575インチ
のマンドレルに対しコヒーレンシは約5(圧縮比
100)から少なくとも1.5(圧縮比125)まで大略
一定に高率にて減少していることが理解されるで
あろう。前記後者の圧縮比は商業的に受容し得る
最小のコヒーレンシ1.2よりほんのわずかに上で
あり、又これは好ましいとされるコヒーレンシ
2.5より相当下方にある。これに対し、本発明に
係る芯つき高密ひだ付ケーシング物品を使用する
と、圧縮されたひだ付ケーシングは芯外壁によつ
て且つ該外壁と機能的に接触して支持されている
のでコヒーレンシの制約は全くない。 完全に理解されたわけではないが、芯なしひだ
付セルロースケーシングステイツクに対する上記
コヒーレンシと圧縮比との関係はケーシングひだ
の圧縮程度に関係していると推測される。これに
対する可能な説明としては、低圧縮比の範囲にお
いてはひだの圧縮作用により個々の円錐体がしつ
かりと重なり合い、それによつて隣り合つた円錐
体間の接触面積が増大し、従つてコヒーレンシが
増大するということが言える。しかしながら、よ
り圧縮比を大きくするべく圧縮作用を増大すると
該高圧縮作用により円錐体の重なり合いを破壊し
それによつてコヒーレンシを減少せしめるであろ
う。この説明は、芯なしひだ付セルロースケーシ
ングステイツクの圧縮比は漸次増大するのでコヒ
ーレンシは最初は最大値まで増大し次で漸次減少
するという実験観察に一致する。該説明は又より
大きいケーシング寸法は小さいケーシング寸法よ
りもより高い圧縮比においてより大きいコヒーレ
ンシを有してうるという実験観察と一致する(後
述される第11図を参照せよ)。これは比較的大
きい寸法のケーシングにおいて互いに接触してい
る隣り合つた円錐体のより大きな表面積に起因す
ると言い得るであろう。 第8図及び第9図に要約されるサイズ25、160
フートケーシングに対するデータは又本発明の幅
広い要件、即ち、芯つき物品は0.50以上の圧縮効
率を有するという要件及びその圧縮比及び圧縮効
率は同様のひだ付け及び圧縮条件下に芯なしにて
ひだ付けしそして高度に圧縮された同様のケーシ
ング長さの圧縮比及び圧縮効率より大きいという
要件を支持する。更に詳しく言えば各サンプル
の、つまり(a)最0.490インチ落下嵌り要件を満足
した最も大きな圧縮比を有する芯つき物品、(b)サ
ンプル(a)と同じ条件下にひだ付けしそして圧縮さ
れた芯なし物品、及び(c)同様に同じ最小落下嵌り
要件を満足した最も大きな圧縮比を有する芯なし
物品の7日後の特性は次の通りである。
において(繊維質補強材を有さない)サイズ25セ
ルロースケーシングが種々の圧縮比で芯なし及び
芯つきの高密ひだ付物品を準備するのに使用さ
れ、又落下嵌り(第8図)及びコヒーレンシ(第
9図)の観点から検討された。全ての物品は160
フイートのケーシングから準備され、そして圧縮
されたひだ付物品は圧縮比に応じて種々の長さと
された。ひだ付時のケーシング含水量は約16.5重
量%であり、鉱油がひだ付工程時に内部潤滑剤
(14〜20mg/内表面100in2)として又外部潤滑剤
(最大約70mg/外表面100in2)として使用された。 米国特許第3461484号に開示されるタイプのひ
だ付手段がケーシングのひだ付けに使用され、同
時に米国特許第3397069号に記載されるように該
ひだ付ステイツクには捩りが付与された。該ケー
シングは第3図に概略図示されるような浮遊マン
ドレル型ひだ付機のマンドレル圧縮領域にて一端
から通常態様にて完全に圧縮された。圧縮後該ひ
だ付ケーシングステイツクは直接チユーブ状芯へ
と移送された。該芯は外径0.560インチ×内径
0.506インチのポリ塩化ビニルにて形成された。
一群のテストのために圧縮領域のマンドレル直径
は0.575インチであつた。他の群のテストのため
に圧縮領域のマンドレル直径は0.595インチであ
つた。 芯なし及び芯つき高密ひだ付物品のための落下
嵌り及びコヒーレンシが取出し後7日目に圧縮比
と共に測定された。斯るデータは第8図及び第9
図に圧縮比の関数としてまとめられている。 第8図は、芯なし圧縮ひだ付ケーシング
(0.575及び0.595インチマンドレル圧縮領域)は
双方共95〜120圧縮比の範囲内にて圧縮比の増大
と共に連続的に減少することを示す。サイズ25ケ
ーシング(膨満径0.83インチ)の受容し得る最小
孔径は0.490インチ(水平点線)であるので0.575
インチマンドレルに対する最大の使用可能な圧縮
比は約99である。最小孔寸法はより大きなマンド
レル(0.595インチ)を使用することよつて幾分
大きな圧縮比(約103)にて達成され得るが、こ
のことはピンポール形成に起因するケーシングの
損傷の可能性を増大せしめる。又サイズ25に対し
約0.575インチより大きな漸次増大するマンドレ
ル領域によりマンドレル上における把持作用の可
能性は増大し、製造中断も増大し又廃棄率も増大
する。換言すれば、特定のケーシング寸法を何ら
問題なくひだ付けし得る最適構成は所望の孔寸法
を達成する最小マンドレルを使用することである
ということは当業者には良く理解される処であ
る。 前述の孔寸法要件(約99)に起因する芯なしひ
だ付ステイツクの圧縮比の制約に比較して第8図
はサイズ25芯つきケーシンクに対し落下嵌りは一
定であり、同じ0.575インチマンドレル寸法を使
用して圧縮比を約124にまで増大せしめることを
示している。圧縮比が更に増大すると、芯内孔寸
法はひだ付ステイツクからの過剰の内方向力によ
つて内方向へと偏向し始める。従つて、この特定
の実施態様にとつては124が圧縮比の実際上の上
限を示し、この時ケーシングの膨満径は約0.83イ
ンチであり、圧縮比は100より大きく且つ落下嵌
りは少なくとも0.490インチである。(繊維質補強
のない)セルロースケーシングの芯なしひだ付ス
テイツクの圧縮比が本発明に係る芯つきケーシン
グ物品によつて達成可能の圧縮比の範囲内にある
とき、芯なしステイツクのコヒーレンシは増大す
る圧縮比と共に漸次減少するということが期せず
して見出された。このことは商業的実施において
使用されるように低圧縮比において同様の芯なし
ステイツクのコヒーレンシは斯界においては増大
する圧縮比と共に漸次増大するものとして知られ
ているので予期に反したものである。 コヒーレンシが芯なしひだ付セルロースケーシ
ングステイツクに対し圧縮比の増大と共に減少す
るという予期せざる発見は第9図にサイズ25のケ
ーシングに対して説明されている。0.575インチ
のマンドレルに対しコヒーレンシは約5(圧縮比
100)から少なくとも1.5(圧縮比125)まで大略
一定に高率にて減少していることが理解されるで
あろう。前記後者の圧縮比は商業的に受容し得る
最小のコヒーレンシ1.2よりほんのわずかに上で
あり、又これは好ましいとされるコヒーレンシ
2.5より相当下方にある。これに対し、本発明に
係る芯つき高密ひだ付ケーシング物品を使用する
と、圧縮されたひだ付ケーシングは芯外壁によつ
て且つ該外壁と機能的に接触して支持されている
のでコヒーレンシの制約は全くない。 完全に理解されたわけではないが、芯なしひだ
付セルロースケーシングステイツクに対する上記
コヒーレンシと圧縮比との関係はケーシングひだ
の圧縮程度に関係していると推測される。これに
対する可能な説明としては、低圧縮比の範囲にお
いてはひだの圧縮作用により個々の円錐体がしつ
かりと重なり合い、それによつて隣り合つた円錐
体間の接触面積が増大し、従つてコヒーレンシが
増大するということが言える。しかしながら、よ
り圧縮比を大きくするべく圧縮作用を増大すると
該高圧縮作用により円錐体の重なり合いを破壊し
それによつてコヒーレンシを減少せしめるであろ
う。この説明は、芯なしひだ付セルロースケーシ
ングステイツクの圧縮比は漸次増大するのでコヒ
ーレンシは最初は最大値まで増大し次で漸次減少
するという実験観察に一致する。該説明は又より
大きいケーシング寸法は小さいケーシング寸法よ
りもより高い圧縮比においてより大きいコヒーレ
ンシを有してうるという実験観察と一致する(後
述される第11図を参照せよ)。これは比較的大
きい寸法のケーシングにおいて互いに接触してい
る隣り合つた円錐体のより大きな表面積に起因す
ると言い得るであろう。 第8図及び第9図に要約されるサイズ25、160
フートケーシングに対するデータは又本発明の幅
広い要件、即ち、芯つき物品は0.50以上の圧縮効
率を有するという要件及びその圧縮比及び圧縮効
率は同様のひだ付け及び圧縮条件下に芯なしにて
ひだ付けしそして高度に圧縮された同様のケーシ
ング長さの圧縮比及び圧縮効率より大きいという
要件を支持する。更に詳しく言えば各サンプル
の、つまり(a)最0.490インチ落下嵌り要件を満足
した最も大きな圧縮比を有する芯つき物品、(b)サ
ンプル(a)と同じ条件下にひだ付けしそして圧縮さ
れた芯なし物品、及び(c)同様に同じ最小落下嵌り
要件を満足した最も大きな圧縮比を有する芯なし
物品の7日後の特性は次の通りである。
【表】
このデータによりサンプル(a)の落下嵌り、圧縮
比及び圧縮効率はサンプル(b)より全て大きいこと
が分る。更に又、サンプル(b)は該ステイツクが最
小落下嵌り要件を満足せしめ得ない程度にステイ
ツク孔へと内方向に伸長しているため受容し得る
製品ではなかつた。サンプル(b)にはこの孔寸法に
おける欠陥があるので芯なし物品(c)が芯つき物品
(a)と同じ機能を達成し得るであろう最良の芯なし
ひだ付ステツクであつた。このことから、サンプ
ル(a)は圧縮比で26%の改良をなし、圧縮効率で50
%の改良をなすものであつた。 例 サイズ25ケーシングを使用した例のテストと
同様の更に他の一連のテストが繊維質補強材のな
い三つの寸法の異なる(小寸及び大寸の)セルロ
ースケーシングを使用して行なわれた。これらケ
ーシングはサイズ17(膨満径0.61及び壁厚0.001
インチ)、サイズ21(膨満径0.89インチ及び壁厚
0.001インチ)及びサイズ27(膨満径0.89インチ
及び壁厚0.001インチ)であつた。例との違い
は、同じ長さのケーシングを使用しそして圧縮比
に応じてステイツク長さの異なるものを準備する
代わりにこのテストにおいてはケーシング長は
種々に異なり又ステイツクは(取出し後7日後
に)各ケーシング寸法毎に大略同じ最終ステイツ
ク長さを提供するように圧縮された。サイズ17の
ケーシングに対し最ステイツク長は約16インチで
あつたがサイズ21及び27のケーシングに関しては
その最終ステイツク長は約201/2インチであつ
た。 これら一連のテストと例のテストとの他の相
違点は本発明に係る芯つき物品がサイズ17,21又
は27ケーシングから準備されなかつたという点に
ある。しかしながら他の同様のテストにおいて芯
つきの高密ひだ付セルロースケーシング物品がサ
イズ21ケーシングから準備され、次の如き特性、
つまり、圧縮比119.8、圧縮効率0.66及び芯の内
孔寸法0.422インチであつた。従つて、この芯つ
きひだ付ケーシング物品は0.406インチ外径の填
充ホーンに使用するのに適していた。(後述され
る)第10図及び第11図においてサイズ21に対
する芯なしひだ付ステイツク曲線によつて示され
るように、これらの顕著な特性は従来の芯なしひ
だ付ケーシングによつては何ら達成され得るもの
ではない。 上記相違点を除くと、サイズ17,21及び27の芯
なし高密ひだ付ステイツクはサイズ25の芯なし高
密ひだ付ステイツクと同じ態様にて準備された。
取出し後長手方向拘束なしに7日間貯蔵した後各
ステイツクは落下嵌り試験とコヒーレンシー測定
が行なわれた。このデータは圧縮比の関数として
第10図(落下嵌り)及び第11図(コヒーレン
シー)の曲線にてまとめられている。 第10図を見ると、サイズ25のケーシング(第
8図)と同様に全ての三つの寸法の落下嵌りは圧
縮比の増大と共に実質的に一定の割合で漸次減少
していることが分る。サイズ17ケーシングに対
し、最小の受容し得る落下嵌りは0.360インチで
あり(水平の点線を参照せよ)、従つて斯る落下
嵌りの観点から従来技術による芯なしひだ付ステ
イツクによつて得られ得る最大の圧縮比は約80で
ある。同様にサイズ21ケーシングに関し、最小の
受容し得る落下嵌りは0.410インチであり、従つ
て従来技術による芯なしひだ付ステイツクによつ
て達成され得る最大圧縮比は約98である。最後
に、サイズ27のケーシングに対しては最小の受容
し得る落下嵌りは0.530であり、従つて従来の芯
なしひだ付ステイツクによつて達成され得る最大
の圧縮比は約130である。 次に第11図のコヒーレンシー対圧縮比曲線に
ついて説明すると、各ケーシング寸法に対し上方
の圧縮比範囲においては圧縮比の増大と共にコヒ
ーレンシーが減少するという前記予期せざる関係
が示されている。サイズ17に対しては60〜125圧
縮比の全テスト範囲にわたるコヒーレンシーは小
さく、最小の受容し得る値は1.2(水平の点線)
であることが分る。サイズ17の芯なしひだ付ケー
シングに対し、コヒーレンシーの立場から得られ
る最大の圧縮比も又約80である。サイズ21に対
し、圧縮比70〜120の全テスト範囲にわたるコヒ
ーレンシーも又小さく。最小の受容し得るコヒー
レンシー値1.2に基づくとコヒーレンシーの観点
からの最大の達成され得る圧縮比は約102であ
る。 全範囲にわたるコヒーレンシー対圧縮比の関係
がサイズ27の芯なしひだ付ケーシングに対して図
示されている。つまり、約120に至る圧縮比に対
してコヒーレンシーは圧縮比が増大すると共に減
少する。しかしながら、圧縮比が約122を超える
と、コヒーレンシーは概略一定の且つ急勾配にて
減少する。 第10図及び第11図を参照すると、サイズ
17,21及び27セルロースケーシングにて形成され
た従来の芯なしひだ付ステイツクを高圧縮比にて
使用する際には落下嵌り及びコヒーレンシーの要
件から相当な制限があることが明らかであろう。
いずれの場合にも本発明の物品は受容し得る芯孔
寸法及び大きなコヒーレンシーにて、しかもピン
ホール形成によるケーシングの損傷傾向も小にし
て相当大きな圧縮比を提供することができる。更
に詳しく言えば、ケーシング膨満径約0.61イン
チ、落下嵌りが少なくとも0.360インチの本発明
に係る芯つきひだ付サイズ17ケーシング物品は好
ましくは80以上の圧縮比を有している。又、ケー
シング膨満径が約0.73インチ、落下嵌りが少なく
とも0.410インチの本発明に係る芯つきひだ付サ
イズ21ケーシング物品は好ましくは98以上の圧縮
比を有している。最後に、ケーシング膨満径が約
0.89インチ、落下嵌りが少なくとも0.530インチ
の本発明に係る芯つきひだ付サイズ27ケーシング
物品は好ましくは130以上の圧縮比を有してい
る。 例 XI 本発明に係る中間寸法の繊維質補強タイプのケ
ーシング物品が有する圧縮比及び圧縮効率に基づ
く諸利益は芯つき及び芯なしサンプルを包含する
更に他の一連のテストにて立証された。約2.30〜
3.30インチの寸法範囲内にある扁平幅を有したサ
イズ43,47及び60のケーシングが外径1.073±
0.005インチの填充ホーンに嵌合するためのひだ
付けしそして圧縮された芯つき及び芯なしステイ
ツク物品を準備するのに使用された。約3.75〜
5.50インチの寸法範囲内にある扁平幅を有したサ
イズ70,80及び100のケーシングが外径1.556±
0.005インチの填充ホーンに嵌合するための芯つ
き及び芯なしステイツク物品を準備するのに使用
された。全てのサンプルのケーシング壁厚は約
0.0031インチであつた。ひだ付時のケーシング含
水量は約20%であり、鉱油が内部潤滑剤(約44
mg/内表面100in2)として、又外部潤滑剤(最大
約30mg/外表面100in2)として使用された。これ
ら繊維質補強ケーシングの膨満径は次の通りであ
る。 サイズ 膨満径(インチ) 43 1.480 47 1.588 60 2.063 70 2.387 80 2.772 100 3.485 これらテストにおいて、特定の寸法ケーシング
毎に全ての圧縮比にて実質的に同じステイツク長
さを得るように種々のケーシング長が圧縮され
た。これら圧縮されたステイツク長は次の通りで
あつた。つまり、サイズ43は10.5インチ、サイズ
47は10.0インチ、サイズ60は9.0インチ、サイズ
70は12.0インチ、サイズ80は12.0インチそしてサ
イズ100は12.0インチであつた。 全てのサンプルケーシング物品は前述の浮遊マ
ンドレル型ひだ付機にて準備された。ひだ付手段
はアーノルドの米国特許第3461484号に開示され
たものと類似の商業的に使用されているタイプの
ものであつた。各条件にて複数個のサンプルが準
備された。芯なしサンプルはひだ付けされそして
マンドレル上にて一部からケーシング損傷を起さ
ない最大圧縮比とそれより圧縮比へと圧縮され
た。最大の「損傷のない」圧縮比は水を充満し内
部圧を加えるピンホールテストによつて決定され
た。損傷があることが検知されると、幾分小さい
圧縮比にて他のサンプルが準備されそして該サン
プルに対し上記ピンホールのための水試験がなさ
れた。この手順は損傷のない圧縮比に達するまで
繰り返し行なわれ、これにより最大圧縮比が決定
された。 マンドレル上での圧縮後、サイズ43,47及び60
の芯なしサンプルは取扱い上の問題からひだ付機
から小径(1.1インチ)のプラスチツクチユーブ
へと移されそして1時間後網の中に挿入された。
網は両端がクリツプ止めされており、このように
クリツプ止めされた網による包被は取扱いを容易
にするための商業的方法である。このようなやり
方により幾分長手方向の伸長に対し拘束が加えら
れる。サイズ70,80及び100の芯なしサンプルは
ひだ付機から直接ポリ塩化ビニルフイルム包被体
内へと移つされた。該包被体は極めて制限された
端部拘束をなすものであり、これも又取扱上の問
題からくる商業的実施法である。 芯は硬質のポリ塩化ビニルで作製された。ケー
シングサイズ43,47及び60に対し芯の外径は
1.230であり、壁厚は0.050インチであつた。ケー
シングサイズ70,80及び100に対し芯の外径は
1.713インチであり、壁厚は0.050インチであつ
た。 ひだ付工程後、芯つき用サンプルはマンドレル
から該マンドレルの減縮径部分のまわりにひだ付
マンドレルと同軸にて配列された芯上へと第3図
に関連し説明した態様にて長手方向へと移送され
た。次で該ひだ付ステイツクは芯上にて一端から
圧縮して所望の圧縮比まで圧縮されそして取出さ
れた。該芯つきサンプルは芯なしサンプルに対す
る圧縮比と同じ圧縮比にまで圧縮された。 取出し後、該芯つきひだ付ケーシング物品には
7日の貯蔵期間の間取出し時の長さを維持するた
めにひだ付ステイツクの両端にし第6図に図示さ
れる芯取付保持デイスク35及びフランジ39に
等しい手段が設けられた。この程度の長手方向端
部の拘束は芯なしステイツクには実施されないで
あろう。何となれば斯る芯なしステイツクにあつ
ては所望の填充ホーンに嵌装し得ない程度に変形
し即ち内方向へと伸長するからである。従つて、
芯なしステイツクに使用された網及びプラスチツ
クフイルム包被体は長手方向の伸長を実湿的に拘
束するものではなかつた。 ステイツクの長さは芯なし及び芯つきサンプル
の両方に対し取出し前に測定され、又7日間の貯
蔵期間後に再び測定された。この測定結果は、サ
イズ43,47及び60の繊維質補強ケーシングに対し
ては第12図に、サイズ70,80及び100の繊維質
ケーシングに対しては第13図に図示される。こ
こでは圧縮比はケーシングの扁平幅の関数として
プロツトされている。 第12図及び第13図において、最も下の曲線
は7日間の貯蔵後の芯なしのひだ付けされそして
圧縮されたステイツクを表わす。中間の曲線は7
日間貯蔵した後の芯つきのひだ付けされそして圧
縮された物品を表わし、又最も上の曲線(点線)
は圧縮直後の芯つきのひだ付けされそして圧縮さ
れた物品を表わす。点線の曲線は本発明によつて
達成することができ、従来の芯なしひだ付ステイ
ツクでは達成し得ない状態を表わすので図面に記
載されている。つまり、芯つき物品の両端を圧縮
後、取出し前に例えば長手方向端部拘束手段によ
つて「拘束」することによつて初期の(しかも最
も大きい)圧縮比を他の重要なステイツクの特性
に何らの損失も与えずに保持することができる。
例えば、圧縮されたステイツクは芯によつて半径
方向内方向伸長が拘束されるので孔寸法には最小
限度の損失しか生じない。しかしながら、もし芯
なしステイツクに取出し直後に長手方向端部拘束
手段を適用したとすれば初期の最大圧縮比は保持
されるであろうが、長手方向端部拘束手段を適用
しない場合に生じる内方向への孔の伸長以上の孔
の内方向伸長が生じるであろう。通常、大牴の場
合(前記理由のために)最適の結果を得るために
最も小さな可能性のあるひだ付マンドレルが使用
されるので、その後の半径方向内方向伸長により
孔寸法は小さくなり填充ホーンへの嵌装が不可能
となるであろう。 更に詳しく言えば、第12図は、サイズ43―60
繊維質補強ケーシング芯なし及び芯つき物品に対
する7日後の圧縮比値を比較すると(下方の二つ
の曲線)、サイズ43のケーシングには改良点が少
なく、差は芯つき物品を使用したとき約78―60即
ち約30%の圧縮比の改良にある。最も大きな改良
はサイズ60のケーシングを使用したときにあり、
差は芯つき物品を使用して129―79即ち約63%の
圧縮比の改良にある。芯なしの7日後の圧縮比
(最も下の曲線)を初期の最も大きい圧縮比(最
も上の点線の曲線)とを比較したときの潜在的最
大改良値は相当大きくなるであろう。例えばサイ
ズ43ケーシングに関し差は97―60即ち約62%のよ
り大きな圧縮比となり、又サイズ60ケーシングに
関しては差は146―79即ち約85%となる。 該例XIに記載したサイズ43,47及び60の芯なし
及び芯つきひだ付繊維質ケーシング物品の圧縮効
率及び圧縮比を比較すれば次の通りである。
比及び圧縮効率はサンプル(b)より全て大きいこと
が分る。更に又、サンプル(b)は該ステイツクが最
小落下嵌り要件を満足せしめ得ない程度にステイ
ツク孔へと内方向に伸長しているため受容し得る
製品ではなかつた。サンプル(b)にはこの孔寸法に
おける欠陥があるので芯なし物品(c)が芯つき物品
(a)と同じ機能を達成し得るであろう最良の芯なし
ひだ付ステツクであつた。このことから、サンプ
ル(a)は圧縮比で26%の改良をなし、圧縮効率で50
%の改良をなすものであつた。 例 サイズ25ケーシングを使用した例のテストと
同様の更に他の一連のテストが繊維質補強材のな
い三つの寸法の異なる(小寸及び大寸の)セルロ
ースケーシングを使用して行なわれた。これらケ
ーシングはサイズ17(膨満径0.61及び壁厚0.001
インチ)、サイズ21(膨満径0.89インチ及び壁厚
0.001インチ)及びサイズ27(膨満径0.89インチ
及び壁厚0.001インチ)であつた。例との違い
は、同じ長さのケーシングを使用しそして圧縮比
に応じてステイツク長さの異なるものを準備する
代わりにこのテストにおいてはケーシング長は
種々に異なり又ステイツクは(取出し後7日後
に)各ケーシング寸法毎に大略同じ最終ステイツ
ク長さを提供するように圧縮された。サイズ17の
ケーシングに対し最ステイツク長は約16インチで
あつたがサイズ21及び27のケーシングに関しては
その最終ステイツク長は約201/2インチであつ
た。 これら一連のテストと例のテストとの他の相
違点は本発明に係る芯つき物品がサイズ17,21又
は27ケーシングから準備されなかつたという点に
ある。しかしながら他の同様のテストにおいて芯
つきの高密ひだ付セルロースケーシング物品がサ
イズ21ケーシングから準備され、次の如き特性、
つまり、圧縮比119.8、圧縮効率0.66及び芯の内
孔寸法0.422インチであつた。従つて、この芯つ
きひだ付ケーシング物品は0.406インチ外径の填
充ホーンに使用するのに適していた。(後述され
る)第10図及び第11図においてサイズ21に対
する芯なしひだ付ステイツク曲線によつて示され
るように、これらの顕著な特性は従来の芯なしひ
だ付ケーシングによつては何ら達成され得るもの
ではない。 上記相違点を除くと、サイズ17,21及び27の芯
なし高密ひだ付ステイツクはサイズ25の芯なし高
密ひだ付ステイツクと同じ態様にて準備された。
取出し後長手方向拘束なしに7日間貯蔵した後各
ステイツクは落下嵌り試験とコヒーレンシー測定
が行なわれた。このデータは圧縮比の関数として
第10図(落下嵌り)及び第11図(コヒーレン
シー)の曲線にてまとめられている。 第10図を見ると、サイズ25のケーシング(第
8図)と同様に全ての三つの寸法の落下嵌りは圧
縮比の増大と共に実質的に一定の割合で漸次減少
していることが分る。サイズ17ケーシングに対
し、最小の受容し得る落下嵌りは0.360インチで
あり(水平の点線を参照せよ)、従つて斯る落下
嵌りの観点から従来技術による芯なしひだ付ステ
イツクによつて得られ得る最大の圧縮比は約80で
ある。同様にサイズ21ケーシングに関し、最小の
受容し得る落下嵌りは0.410インチであり、従つ
て従来技術による芯なしひだ付ステイツクによつ
て達成され得る最大圧縮比は約98である。最後
に、サイズ27のケーシングに対しては最小の受容
し得る落下嵌りは0.530であり、従つて従来の芯
なしひだ付ステイツクによつて達成され得る最大
の圧縮比は約130である。 次に第11図のコヒーレンシー対圧縮比曲線に
ついて説明すると、各ケーシング寸法に対し上方
の圧縮比範囲においては圧縮比の増大と共にコヒ
ーレンシーが減少するという前記予期せざる関係
が示されている。サイズ17に対しては60〜125圧
縮比の全テスト範囲にわたるコヒーレンシーは小
さく、最小の受容し得る値は1.2(水平の点線)
であることが分る。サイズ17の芯なしひだ付ケー
シングに対し、コヒーレンシーの立場から得られ
る最大の圧縮比も又約80である。サイズ21に対
し、圧縮比70〜120の全テスト範囲にわたるコヒ
ーレンシーも又小さく。最小の受容し得るコヒー
レンシー値1.2に基づくとコヒーレンシーの観点
からの最大の達成され得る圧縮比は約102であ
る。 全範囲にわたるコヒーレンシー対圧縮比の関係
がサイズ27の芯なしひだ付ケーシングに対して図
示されている。つまり、約120に至る圧縮比に対
してコヒーレンシーは圧縮比が増大すると共に減
少する。しかしながら、圧縮比が約122を超える
と、コヒーレンシーは概略一定の且つ急勾配にて
減少する。 第10図及び第11図を参照すると、サイズ
17,21及び27セルロースケーシングにて形成され
た従来の芯なしひだ付ステイツクを高圧縮比にて
使用する際には落下嵌り及びコヒーレンシーの要
件から相当な制限があることが明らかであろう。
いずれの場合にも本発明の物品は受容し得る芯孔
寸法及び大きなコヒーレンシーにて、しかもピン
ホール形成によるケーシングの損傷傾向も小にし
て相当大きな圧縮比を提供することができる。更
に詳しく言えば、ケーシング膨満径約0.61イン
チ、落下嵌りが少なくとも0.360インチの本発明
に係る芯つきひだ付サイズ17ケーシング物品は好
ましくは80以上の圧縮比を有している。又、ケー
シング膨満径が約0.73インチ、落下嵌りが少なく
とも0.410インチの本発明に係る芯つきひだ付サ
イズ21ケーシング物品は好ましくは98以上の圧縮
比を有している。最後に、ケーシング膨満径が約
0.89インチ、落下嵌りが少なくとも0.530インチ
の本発明に係る芯つきひだ付サイズ27ケーシング
物品は好ましくは130以上の圧縮比を有してい
る。 例 XI 本発明に係る中間寸法の繊維質補強タイプのケ
ーシング物品が有する圧縮比及び圧縮効率に基づ
く諸利益は芯つき及び芯なしサンプルを包含する
更に他の一連のテストにて立証された。約2.30〜
3.30インチの寸法範囲内にある扁平幅を有したサ
イズ43,47及び60のケーシングが外径1.073±
0.005インチの填充ホーンに嵌合するためのひだ
付けしそして圧縮された芯つき及び芯なしステイ
ツク物品を準備するのに使用された。約3.75〜
5.50インチの寸法範囲内にある扁平幅を有したサ
イズ70,80及び100のケーシングが外径1.556±
0.005インチの填充ホーンに嵌合するための芯つ
き及び芯なしステイツク物品を準備するのに使用
された。全てのサンプルのケーシング壁厚は約
0.0031インチであつた。ひだ付時のケーシング含
水量は約20%であり、鉱油が内部潤滑剤(約44
mg/内表面100in2)として、又外部潤滑剤(最大
約30mg/外表面100in2)として使用された。これ
ら繊維質補強ケーシングの膨満径は次の通りであ
る。 サイズ 膨満径(インチ) 43 1.480 47 1.588 60 2.063 70 2.387 80 2.772 100 3.485 これらテストにおいて、特定の寸法ケーシング
毎に全ての圧縮比にて実質的に同じステイツク長
さを得るように種々のケーシング長が圧縮され
た。これら圧縮されたステイツク長は次の通りで
あつた。つまり、サイズ43は10.5インチ、サイズ
47は10.0インチ、サイズ60は9.0インチ、サイズ
70は12.0インチ、サイズ80は12.0インチそしてサ
イズ100は12.0インチであつた。 全てのサンプルケーシング物品は前述の浮遊マ
ンドレル型ひだ付機にて準備された。ひだ付手段
はアーノルドの米国特許第3461484号に開示され
たものと類似の商業的に使用されているタイプの
ものであつた。各条件にて複数個のサンプルが準
備された。芯なしサンプルはひだ付けされそして
マンドレル上にて一部からケーシング損傷を起さ
ない最大圧縮比とそれより圧縮比へと圧縮され
た。最大の「損傷のない」圧縮比は水を充満し内
部圧を加えるピンホールテストによつて決定され
た。損傷があることが検知されると、幾分小さい
圧縮比にて他のサンプルが準備されそして該サン
プルに対し上記ピンホールのための水試験がなさ
れた。この手順は損傷のない圧縮比に達するまで
繰り返し行なわれ、これにより最大圧縮比が決定
された。 マンドレル上での圧縮後、サイズ43,47及び60
の芯なしサンプルは取扱い上の問題からひだ付機
から小径(1.1インチ)のプラスチツクチユーブ
へと移されそして1時間後網の中に挿入された。
網は両端がクリツプ止めされており、このように
クリツプ止めされた網による包被は取扱いを容易
にするための商業的方法である。このようなやり
方により幾分長手方向の伸長に対し拘束が加えら
れる。サイズ70,80及び100の芯なしサンプルは
ひだ付機から直接ポリ塩化ビニルフイルム包被体
内へと移つされた。該包被体は極めて制限された
端部拘束をなすものであり、これも又取扱上の問
題からくる商業的実施法である。 芯は硬質のポリ塩化ビニルで作製された。ケー
シングサイズ43,47及び60に対し芯の外径は
1.230であり、壁厚は0.050インチであつた。ケー
シングサイズ70,80及び100に対し芯の外径は
1.713インチであり、壁厚は0.050インチであつ
た。 ひだ付工程後、芯つき用サンプルはマンドレル
から該マンドレルの減縮径部分のまわりにひだ付
マンドレルと同軸にて配列された芯上へと第3図
に関連し説明した態様にて長手方向へと移送され
た。次で該ひだ付ステイツクは芯上にて一端から
圧縮して所望の圧縮比まで圧縮されそして取出さ
れた。該芯つきサンプルは芯なしサンプルに対す
る圧縮比と同じ圧縮比にまで圧縮された。 取出し後、該芯つきひだ付ケーシング物品には
7日の貯蔵期間の間取出し時の長さを維持するた
めにひだ付ステイツクの両端にし第6図に図示さ
れる芯取付保持デイスク35及びフランジ39に
等しい手段が設けられた。この程度の長手方向端
部の拘束は芯なしステイツクには実施されないで
あろう。何となれば斯る芯なしステイツクにあつ
ては所望の填充ホーンに嵌装し得ない程度に変形
し即ち内方向へと伸長するからである。従つて、
芯なしステイツクに使用された網及びプラスチツ
クフイルム包被体は長手方向の伸長を実湿的に拘
束するものではなかつた。 ステイツクの長さは芯なし及び芯つきサンプル
の両方に対し取出し前に測定され、又7日間の貯
蔵期間後に再び測定された。この測定結果は、サ
イズ43,47及び60の繊維質補強ケーシングに対し
ては第12図に、サイズ70,80及び100の繊維質
ケーシングに対しては第13図に図示される。こ
こでは圧縮比はケーシングの扁平幅の関数として
プロツトされている。 第12図及び第13図において、最も下の曲線
は7日間の貯蔵後の芯なしのひだ付けされそして
圧縮されたステイツクを表わす。中間の曲線は7
日間貯蔵した後の芯つきのひだ付けされそして圧
縮された物品を表わし、又最も上の曲線(点線)
は圧縮直後の芯つきのひだ付けされそして圧縮さ
れた物品を表わす。点線の曲線は本発明によつて
達成することができ、従来の芯なしひだ付ステイ
ツクでは達成し得ない状態を表わすので図面に記
載されている。つまり、芯つき物品の両端を圧縮
後、取出し前に例えば長手方向端部拘束手段によ
つて「拘束」することによつて初期の(しかも最
も大きい)圧縮比を他の重要なステイツクの特性
に何らの損失も与えずに保持することができる。
例えば、圧縮されたステイツクは芯によつて半径
方向内方向伸長が拘束されるので孔寸法には最小
限度の損失しか生じない。しかしながら、もし芯
なしステイツクに取出し直後に長手方向端部拘束
手段を適用したとすれば初期の最大圧縮比は保持
されるであろうが、長手方向端部拘束手段を適用
しない場合に生じる内方向への孔の伸長以上の孔
の内方向伸長が生じるであろう。通常、大牴の場
合(前記理由のために)最適の結果を得るために
最も小さな可能性のあるひだ付マンドレルが使用
されるので、その後の半径方向内方向伸長により
孔寸法は小さくなり填充ホーンへの嵌装が不可能
となるであろう。 更に詳しく言えば、第12図は、サイズ43―60
繊維質補強ケーシング芯なし及び芯つき物品に対
する7日後の圧縮比値を比較すると(下方の二つ
の曲線)、サイズ43のケーシングには改良点が少
なく、差は芯つき物品を使用したとき約78―60即
ち約30%の圧縮比の改良にある。最も大きな改良
はサイズ60のケーシングを使用したときにあり、
差は芯つき物品を使用して129―79即ち約63%の
圧縮比の改良にある。芯なしの7日後の圧縮比
(最も下の曲線)を初期の最も大きい圧縮比(最
も上の点線の曲線)とを比較したときの潜在的最
大改良値は相当大きくなるであろう。例えばサイ
ズ43ケーシングに関し差は97―60即ち約62%のよ
り大きな圧縮比となり、又サイズ60ケーシングに
関しては差は146―79即ち約85%となる。 該例XIに記載したサイズ43,47及び60の芯なし
及び芯つきひだ付繊維質ケーシング物品の圧縮効
率及び圧縮比を比較すれば次の通りである。
【表】
第13図はサイズ70―100繊維質補強ケーシン
グ芯なし及び芯つき物品に対する7日後の圧縮比
値を比較すると圧縮比の改良値はサイズ43―60ケ
ーシングに対する場合より小さいがそれでも相当
大きい。サイズ80ケーシングの場合の改良程度は
小さく、差は166―154即ち約8%である。サイズ
80のケーシングに対し、芯なしの7日後の圧縮比
を最初の最も大きい圧縮比と比較した場合の潜在
的最大改良値は180―154即ち約17%である。 該例XIに記載された芯なし及び芯つきひだ付繊
維質ケーシング物品に対する圧縮効率及び圧縮比
を比較すると次の通りである。
グ芯なし及び芯つき物品に対する7日後の圧縮比
値を比較すると圧縮比の改良値はサイズ43―60ケ
ーシングに対する場合より小さいがそれでも相当
大きい。サイズ80ケーシングの場合の改良程度は
小さく、差は166―154即ち約8%である。サイズ
80のケーシングに対し、芯なしの7日後の圧縮比
を最初の最も大きい圧縮比と比較した場合の潜在
的最大改良値は180―154即ち約17%である。 該例XIに記載された芯なし及び芯つきひだ付繊
維質ケーシング物品に対する圧縮効率及び圧縮比
を比較すると次の通りである。
【表】
コヒーレンシーは繊維質補強セルロースケーシ
ングにおいても重要であるが、小寸の補強なしセ
ルロースケーシングの場合と同様の重大な問題を
提供するものではない。これは一つには繊維質補
強セルロースケーシングが繊維補強材を有するた
めに固有的に強いという理由によるが、又各々に
使用される填充装置の相違によるものである。 小径セルロースケーシングは典型的には高速の
完全自動機を使用して填充されており、該自動機
においては次に使用されるステイツクは前のステ
イツクが使い尽されたとき自動的に填充位置へと
前進させられる。コヒーレンシーが小さいとステ
イツクを破壊せしめることとなり、このことは又
自動填充ホーンの挿入又は回転時にケーシングを
破損又は裂開せしめることとなるであろう。この
ようなことが起ると、装置が停止する前に多量の
食品エマルジヨンが周囲に逃出し、破損ケーシン
グの除去及び清掃に相当の「停止」時間が必要と
なる。 これに対し、大径の繊維質ケーシングの場合に
は機械速度は通常は遅く、次のステイツクはオペ
レータによつて手動にて使用位置へと配置され
る。もしケーシングの破壊が生じれば(繊維質補
強材を有するためそのようなことは極めて少ない
が)、装置は相当量の食物が逃出する前に停止し
又「停止」時間も短い。 例 XII 本出願人は本発明をなす前に前述のタイプの大
径繊維質補強セルロース質ケーシングに骨なし赤
身ハムを填充するための機械即ちSHIRMATIC
(登録商票)モデル405サイザーを開発し、市販し
た。該機械は芯なしひだ付ステイツクの一方のひ
だ延しされた端部に埋設されたサイジングデイス
クを具備したひだ付ケーシングを使用するように
設計された、機械設計に当つて、ひだ付ケーシン
グステイツクの得られ得る最大の孔によつて与え
られるホーン寸法に対する制約と共に填充ホーン
の最大孔寸法の必要性が認められた。最大ホーン
寸法を得るためにホーンの壁厚は強度の点から受
容し得る最小限にまで減少され、ケーシング長は
望ましいことではないが必然的に200フイートか
ら150フイートへと減少され、又ひだ付条件は得
られ得る最大孔寸法に対して最適値とされた。又
テンシヨンスリーブ壁厚及び填充ホーン上のクリ
アランスは望ましいことではないが必然的に受容
し得る最小限寸法まで減少された。 このような努力の結果当時利用し得る最高状態
のひだ付技術を使用するものであり、又33/8イ
ンチ内径の填充ホーンの使用であつた。最初の
SHIRMATICモデル405サイザはベルギー特許番
号第888526号に記載されている。この機械は相当
数のものが食品包装プラントに据付けられたが、
大牴の用途においては満足し得るものではないこ
とが分つた。極めて細長いハム部片にあつてはホ
ーンを貫通し、引き続きケーシングへと填充され
るときの「混入(Jumb Ling)」作用時に表面の
脂肪が填充された包装済ハムの内部へと転向し、
赤身繊維組織の配列を好ましくないものとした。
該装置は食肉包装業者から手動填充作業に等しい
ものであるとは認められず、従つて該機械を市販
する試みは一時中断された。 本出願人の食品研究所にてより大型の填充ホー
ン及びひだのばしされたケーシングを使つて諸々
のテストが行なわれた。これらのテストにより最
終的に、より大型のホーン寸法により
SHIRMATICモデル405サイザが有した問題は解
決され、より大型の填充ホーンを使用して製造さ
れたハムは手動で填充されたハム程度に良好なも
のであることが立証された。 この時までに、本出願人は本発明に係る芯つき
高密ひだ付ケーシングステイツクを開発し始めて
いた。開発研究により、填充ホーンとして本発明
に係る芯つき高密ひだ付ケーシングステイツクを
利用するとホーン内径を33/4インチまで増大し
得ることが分かつた。ホーン寸法に関するこの利
得の一部分はSHIRMATICモデル405サイザのテ
ンシヨンスリーブの除去に起因するものであつ
た。該テンシヨンスリーブは本出願人に係る同時
出願の米国出願(1981年5月1日)出願番号第
261313号に記載される傾倒自在の引止め装置に取
つて換わられた。 SHIRMATICモデル405サイザに対するこのよ
うな変更の結果、ホーン寸法はサイズ10繊維質ケ
ーシングに対し33/8インチ内径から33/4インチ
内径へと増大した。これは直径にて3/8インチ即ち 11.1%の利得である。この径の増大は又填充ホー
ンの内側の横断面積を有効に23.5%だけ増大せし
める。この23.5%のホーン断面積の増大の中の
7.5%は従来のテンシヨンスリーブの除去に起因
するものであり、残りの16.0%は本発明に係る芯
つき高密ひだ付製品を使用することに起因するも
のである。 更に、填充ホーンを改造しそして本発明に係る
芯つきケーシングステイツクを使用することによ
つて、サイズ10繊維質ケーシングの圧縮比を約78
から約130へと、つまり67%だけ増大させること
が可能となつた。又、圧縮効率は0.39から0.76へ
と増大し、ケーシング長は150フイートから250フ
イートへと増大した。斯る変更填充システムは
SHIRMATICモデル405Hシステムとして市販さ
れている。本明細書の例は該モデル405Hシス
テムに使用された芯つき繊維質ケーシング物品の
説明である。 該例は、孔寸法を比較すると、ケーシングが芯
なしで同様のひだ付け及び圧縮条件下に同じ圧縮
比までひだ付けしそして高度に圧縮されたとき該
ケーシングが有する内孔寸法と少なくとも同程度
の大きさの内孔寸法を芯が有するようにした芯つ
き物品の好ましい一実施態様を説明する。特に、
サイズ10繊維質ケーシングによると、芯つき物品
を有した改良機械(SHIRMATICモデル405H)
は33/4インチ孔寸法の芯を使用しているが、芯
なしひだ付ステイツクの内孔寸法は圧縮比78まで
ひだ付けし圧縮されたとき約35/8インチであつ
た。この特定の寸法のケーシングと共に使用され
た芯は高密度ポリエチレンで形成され、壁厚は
0.062インチである。 改良されたプログラムが完成した後、
SHIRMATICモデル405Hシステムは最初の
SHIRMATICモデル405サイザに不満足であつた
食肉包装業者へと戻された。食肉包装業者はハム
填充作業の重要な改良としてモデル405Hシステ
ムを受入れた。SHIRMATICモデル405Hの導入
の後10ケ月経過後20台の機械が商業的に使用され
ており、更にそれ以上の機械がレギユラーベース
で食肉包装設備にて据付けられている。
SHIRMATICモデル405サイザは前記理由のため
に市場からは回収された。SHIRMATICモデル
405システムの成功は明らかにその大部分は本発
明に起因するものである。 本発明は上記したように斯界にて著しい前進を
もたらすものである。所定ステイツク長のよりひ
だ付けされたケーシングによつてより長い連続製
造運転が可能となる。圧縮効率がより大きくなる
ことにより、より好ましい高圧縮比と大きい孔寸
法との組合せが提供され、填充特性を維持即ち改
良し同時により長い連続製造運転が達成される。
本発明によつて従来小寸ケーシングの製造者及び
使用者を悩ませていたコヒーレンシーとステイツ
クの伸長の問題が解決された。本発明に係る物品
の(湿潤なしの)含水特性は特に利益あることで
ある。何となれば特徴とする高圧縮比は填充前に
ケーシング使用者によつて湿潤を行なうようにし
たケーシングによつては達成し得ないからであ
る。これは緊密なひだ付ケーシングにおいてはケ
ーシング壁へと水が進入せず。商業的に受容し得
る時間内に適当な湿潤を行ない得ないという理由
からである。 芯つき及び芯なしのひだ付けされそして圧縮さ
れたケーシング物品に対する内孔周図を比較する
ためには少なくとも製造後約1週間経過後に比較
するべきであることを理解されたい。 上記以外の本発明の実施態様が当業者には本発
明の範囲内にて想到され得るであろう。従つて、
上記説明は単に本発明の説明のためであつて本願
発明を限定するものではないことを理解された
い。
ングにおいても重要であるが、小寸の補強なしセ
ルロースケーシングの場合と同様の重大な問題を
提供するものではない。これは一つには繊維質補
強セルロースケーシングが繊維補強材を有するた
めに固有的に強いという理由によるが、又各々に
使用される填充装置の相違によるものである。 小径セルロースケーシングは典型的には高速の
完全自動機を使用して填充されており、該自動機
においては次に使用されるステイツクは前のステ
イツクが使い尽されたとき自動的に填充位置へと
前進させられる。コヒーレンシーが小さいとステ
イツクを破壊せしめることとなり、このことは又
自動填充ホーンの挿入又は回転時にケーシングを
破損又は裂開せしめることとなるであろう。この
ようなことが起ると、装置が停止する前に多量の
食品エマルジヨンが周囲に逃出し、破損ケーシン
グの除去及び清掃に相当の「停止」時間が必要と
なる。 これに対し、大径の繊維質ケーシングの場合に
は機械速度は通常は遅く、次のステイツクはオペ
レータによつて手動にて使用位置へと配置され
る。もしケーシングの破壊が生じれば(繊維質補
強材を有するためそのようなことは極めて少ない
が)、装置は相当量の食物が逃出する前に停止し
又「停止」時間も短い。 例 XII 本出願人は本発明をなす前に前述のタイプの大
径繊維質補強セルロース質ケーシングに骨なし赤
身ハムを填充するための機械即ちSHIRMATIC
(登録商票)モデル405サイザーを開発し、市販し
た。該機械は芯なしひだ付ステイツクの一方のひ
だ延しされた端部に埋設されたサイジングデイス
クを具備したひだ付ケーシングを使用するように
設計された、機械設計に当つて、ひだ付ケーシン
グステイツクの得られ得る最大の孔によつて与え
られるホーン寸法に対する制約と共に填充ホーン
の最大孔寸法の必要性が認められた。最大ホーン
寸法を得るためにホーンの壁厚は強度の点から受
容し得る最小限にまで減少され、ケーシング長は
望ましいことではないが必然的に200フイートか
ら150フイートへと減少され、又ひだ付条件は得
られ得る最大孔寸法に対して最適値とされた。又
テンシヨンスリーブ壁厚及び填充ホーン上のクリ
アランスは望ましいことではないが必然的に受容
し得る最小限寸法まで減少された。 このような努力の結果当時利用し得る最高状態
のひだ付技術を使用するものであり、又33/8イ
ンチ内径の填充ホーンの使用であつた。最初の
SHIRMATICモデル405サイザはベルギー特許番
号第888526号に記載されている。この機械は相当
数のものが食品包装プラントに据付けられたが、
大牴の用途においては満足し得るものではないこ
とが分つた。極めて細長いハム部片にあつてはホ
ーンを貫通し、引き続きケーシングへと填充され
るときの「混入(Jumb Ling)」作用時に表面の
脂肪が填充された包装済ハムの内部へと転向し、
赤身繊維組織の配列を好ましくないものとした。
該装置は食肉包装業者から手動填充作業に等しい
ものであるとは認められず、従つて該機械を市販
する試みは一時中断された。 本出願人の食品研究所にてより大型の填充ホー
ン及びひだのばしされたケーシングを使つて諸々
のテストが行なわれた。これらのテストにより最
終的に、より大型のホーン寸法により
SHIRMATICモデル405サイザが有した問題は解
決され、より大型の填充ホーンを使用して製造さ
れたハムは手動で填充されたハム程度に良好なも
のであることが立証された。 この時までに、本出願人は本発明に係る芯つき
高密ひだ付ケーシングステイツクを開発し始めて
いた。開発研究により、填充ホーンとして本発明
に係る芯つき高密ひだ付ケーシングステイツクを
利用するとホーン内径を33/4インチまで増大し
得ることが分かつた。ホーン寸法に関するこの利
得の一部分はSHIRMATICモデル405サイザのテ
ンシヨンスリーブの除去に起因するものであつ
た。該テンシヨンスリーブは本出願人に係る同時
出願の米国出願(1981年5月1日)出願番号第
261313号に記載される傾倒自在の引止め装置に取
つて換わられた。 SHIRMATICモデル405サイザに対するこのよ
うな変更の結果、ホーン寸法はサイズ10繊維質ケ
ーシングに対し33/8インチ内径から33/4インチ
内径へと増大した。これは直径にて3/8インチ即ち 11.1%の利得である。この径の増大は又填充ホー
ンの内側の横断面積を有効に23.5%だけ増大せし
める。この23.5%のホーン断面積の増大の中の
7.5%は従来のテンシヨンスリーブの除去に起因
するものであり、残りの16.0%は本発明に係る芯
つき高密ひだ付製品を使用することに起因するも
のである。 更に、填充ホーンを改造しそして本発明に係る
芯つきケーシングステイツクを使用することによ
つて、サイズ10繊維質ケーシングの圧縮比を約78
から約130へと、つまり67%だけ増大させること
が可能となつた。又、圧縮効率は0.39から0.76へ
と増大し、ケーシング長は150フイートから250フ
イートへと増大した。斯る変更填充システムは
SHIRMATICモデル405Hシステムとして市販さ
れている。本明細書の例は該モデル405Hシス
テムに使用された芯つき繊維質ケーシング物品の
説明である。 該例は、孔寸法を比較すると、ケーシングが芯
なしで同様のひだ付け及び圧縮条件下に同じ圧縮
比までひだ付けしそして高度に圧縮されたとき該
ケーシングが有する内孔寸法と少なくとも同程度
の大きさの内孔寸法を芯が有するようにした芯つ
き物品の好ましい一実施態様を説明する。特に、
サイズ10繊維質ケーシングによると、芯つき物品
を有した改良機械(SHIRMATICモデル405H)
は33/4インチ孔寸法の芯を使用しているが、芯
なしひだ付ステイツクの内孔寸法は圧縮比78まで
ひだ付けし圧縮されたとき約35/8インチであつ
た。この特定の寸法のケーシングと共に使用され
た芯は高密度ポリエチレンで形成され、壁厚は
0.062インチである。 改良されたプログラムが完成した後、
SHIRMATICモデル405Hシステムは最初の
SHIRMATICモデル405サイザに不満足であつた
食肉包装業者へと戻された。食肉包装業者はハム
填充作業の重要な改良としてモデル405Hシステ
ムを受入れた。SHIRMATICモデル405Hの導入
の後10ケ月経過後20台の機械が商業的に使用され
ており、更にそれ以上の機械がレギユラーベース
で食肉包装設備にて据付けられている。
SHIRMATICモデル405サイザは前記理由のため
に市場からは回収された。SHIRMATICモデル
405システムの成功は明らかにその大部分は本発
明に起因するものである。 本発明は上記したように斯界にて著しい前進を
もたらすものである。所定ステイツク長のよりひ
だ付けされたケーシングによつてより長い連続製
造運転が可能となる。圧縮効率がより大きくなる
ことにより、より好ましい高圧縮比と大きい孔寸
法との組合せが提供され、填充特性を維持即ち改
良し同時により長い連続製造運転が達成される。
本発明によつて従来小寸ケーシングの製造者及び
使用者を悩ませていたコヒーレンシーとステイツ
クの伸長の問題が解決された。本発明に係る物品
の(湿潤なしの)含水特性は特に利益あることで
ある。何となれば特徴とする高圧縮比は填充前に
ケーシング使用者によつて湿潤を行なうようにし
たケーシングによつては達成し得ないからであ
る。これは緊密なひだ付ケーシングにおいてはケ
ーシング壁へと水が進入せず。商業的に受容し得
る時間内に適当な湿潤を行ない得ないという理由
からである。 芯つき及び芯なしのひだ付けされそして圧縮さ
れたケーシング物品に対する内孔周図を比較する
ためには少なくとも製造後約1週間経過後に比較
するべきであることを理解されたい。 上記以外の本発明の実施態様が当業者には本発
明の範囲内にて想到され得るであろう。従つて、
上記説明は単に本発明の説明のためであつて本願
発明を限定するものではないことを理解された
い。
第1図は本発明に従つた物品を本発明に係る一
方法に従つて製造するために使用することのでき
る装置の正面図であり、連続的に供給されるケー
シング材料のひだ付工程を示す。第2図はひだ付
工程が終わり、ひだ付ケーシングが第1図の装置
の圧縮領域に移送された状態を示す第1図と同様
の正面図である。第3図はひだ付機の伸長部分に
取付けられた芯部材上にて本発明に従つたステイ
ツクを製造するのに圧縮力を付与する態様を示す
図である。第4図は本発明に従つた物品の斜視図
である。第5図は食肉塊製品を処理するために填
充装置の填充ホーン部材として使用するように本
発明の変更態様を表わす図である。第6図は芯部
材が填充ホーンに摺動し嵌装せしめるための支持
体又は装置の填充ホーン部分として使用されるよ
うにした本発明に係る物品の一実施態様(中型ソ
ーセージ用)の斜視図である。第7図は芯部材が
填充装置の填充ホーンの代わりに使用される本発
明に従つた物品(小型ソーセージ用)の図面であ
る。第8図はサイズ25小径非繊維質ケーシングの
160フイートから形成された芯なし及び芯つきひ
だ付ステイツクに対し落下嵌りを圧縮比の関数と
して示すグラフである。第9図はサイズ25小径非
繊維質ケーシングの160フイートから形成された
芯なしひだ付ステイツクに対しコヒーレンシーを
圧縮比の関数として示すグラフである。第10図
はサイズ17,21及び27の小径繊維ケーシング(繊
維質補強材なし)から形成された芯なしひだ付ス
テイツク(特定サイズのステイツクは全て同じ長
さである)に対し落下嵌りを圧縮比の関数として
示すグラフである。第11図は第10図の芯なし
ひだ付ステイツクに対しコヒーレンシーを圧縮比
の関数として示すグラフである。第12図は
1.073インチの填充ホーンに嵌合するためにサイ
ズ43〜60の範囲内の中間サイズの繊維質ケーシン
グから形成された芯なし及び芯つきひだ付ステイ
ツクに対し達成し得る最大圧縮比を示すグラフで
ある。第13図は1.556インチの填充ホーンに嵌
合するためにサイズ70〜100の範囲内の中間サイ
ズの繊維質ケーシングに対する第12図と同じ関
係を示すグラフである。 11:浮遊マンドレル型ひだ付機、13:ひだ
付マンドレル、17:ケーシング、31:芯、3
3:圧縮器、35:保持デイスク、37:ケーシ
ング引止め要素、39:フランジ。
方法に従つて製造するために使用することのでき
る装置の正面図であり、連続的に供給されるケー
シング材料のひだ付工程を示す。第2図はひだ付
工程が終わり、ひだ付ケーシングが第1図の装置
の圧縮領域に移送された状態を示す第1図と同様
の正面図である。第3図はひだ付機の伸長部分に
取付けられた芯部材上にて本発明に従つたステイ
ツクを製造するのに圧縮力を付与する態様を示す
図である。第4図は本発明に従つた物品の斜視図
である。第5図は食肉塊製品を処理するために填
充装置の填充ホーン部材として使用するように本
発明の変更態様を表わす図である。第6図は芯部
材が填充ホーンに摺動し嵌装せしめるための支持
体又は装置の填充ホーン部分として使用されるよ
うにした本発明に係る物品の一実施態様(中型ソ
ーセージ用)の斜視図である。第7図は芯部材が
填充装置の填充ホーンの代わりに使用される本発
明に従つた物品(小型ソーセージ用)の図面であ
る。第8図はサイズ25小径非繊維質ケーシングの
160フイートから形成された芯なし及び芯つきひ
だ付ステイツクに対し落下嵌りを圧縮比の関数と
して示すグラフである。第9図はサイズ25小径非
繊維質ケーシングの160フイートから形成された
芯なしひだ付ステイツクに対しコヒーレンシーを
圧縮比の関数として示すグラフである。第10図
はサイズ17,21及び27の小径繊維ケーシング(繊
維質補強材なし)から形成された芯なしひだ付ス
テイツク(特定サイズのステイツクは全て同じ長
さである)に対し落下嵌りを圧縮比の関数として
示すグラフである。第11図は第10図の芯なし
ひだ付ステイツクに対しコヒーレンシーを圧縮比
の関数として示すグラフである。第12図は
1.073インチの填充ホーンに嵌合するためにサイ
ズ43〜60の範囲内の中間サイズの繊維質ケーシン
グから形成された芯なし及び芯つきひだ付ステイ
ツクに対し達成し得る最大圧縮比を示すグラフで
ある。第13図は1.556インチの填充ホーンに嵌
合するためにサイズ70〜100の範囲内の中間サイ
ズの繊維質ケーシングに対する第12図と同じ関
係を示すグラフである。 11:浮遊マンドレル型ひだ付機、13:ひだ
付マンドレル、17:ケーシング、31:芯、3
3:圧縮器、35:保持デイスク、37:ケーシ
ング引止め要素、39:フランジ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (a)食品の充填に必要な直径よりもわずかに大
きい直径を有するように形成された円筒形内孔を
有し、充分な剛性を有するほぼ一定壁厚のチユー
ブ状芯と、(b)前記芯上に支持されている圧縮され
た管状セルロースケーシングより成るケーシング
棒であつて、前記ケーシングは、少くとも13重量
%の水分を含み、ひだ付けされ且つ長手方向に圧
縮されており、ケーシング棒の圧縮比(ひだ付け
前のケーシング長さ/ケーシング棒の長さ)が、
ひだを内方へ膨出して前記芯に係合するに十分な
半径方向内方への力を生じる程度に定められてい
る、ケーシング棒とより成り、前記芯は前記ひだ
の前記半径方向内方への力に対する十分な抗力を
有している、食品充填ホーンへ嵌合でき或いは食
品充填ホーンとして働く、加湿され、ひだ付けさ
れたコヒーレントな管状セルロース食品ケーシン
グ物品。 2 芯はわずかな圧縮性を有し、ひだの半径方向
内方への力に対し、食品の充填に必要な直径より
も小さい直径には圧縮されないだけの十分な抗力
を有している前記第1項記載のケーシング物品。 3 ケーシング棒は (ただし、Lc:ケーシングの長さ、Ls:ケー
シング棒の長さ、FW:ケーシング扁平幅、tc:
ケーシング壁厚、OD:ケーシング外径、ID:ケ
ーシング内径)で計算したとき0.60以上の圧縮効
率を有している、前記第1項または第2項記載の
ケーシング物品。 4 ケーシングは40mm未満の膨満径と、そのまま
で充填できる少くとも14重量%の含水量と少くと
も100の圧縮比を有する前記第1ないし第3項の
いずれかに記載のケーシング物品。 5 ケーシングは繊維質補強材を有し、ケーシン
グ含水量は総ケーシング重量の16%〜35%である
特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに
記載のケーシング物品。 6 ケーシングの膨満径は3.8cm〜9.9cmの間にあ
り、チユーブ状芯の外径は2.54cm〜5.08cmであ
り、又ケーシングのひだ付けされたときの長さに
対するひだ付けされていないときの長さの圧縮比
は50〜360である特許請求の範囲第1項ないし第
3項のいずれかに記載のケーシング物品。 7 チユーブ状芯壁厚は0.10cm〜0.15cmである特
許請求の範囲第6項記載のケーシング物品。 8 ケーシング膨満径は3.6cm以下であり、又ケ
ーシングの含水量は総ケーシング重量の14%〜18
%である特許請求の範囲第4項記載のケーシング
物品。 9 落下嵌り比較試験に基づくと、芯は同一のひ
だ付け及び圧縮条件下で芯なしにてひだ付けしそ
して圧縮されたときに同一のケーシングが有する
ような内孔寸法と少なくとも同程度の大きさの内
孔寸法を有している特許請求の範囲第1項ないし
第3項のいずれかに記載のケーシング物品。 10 ケーシングの膨満径は10.2cm〜13.44cmで
あり、チユーブ状芯の外径は7.6cm〜12.7cmであ
り、又ひだ付けされたケーシング長に対するひだ
付けされていないケーシング長の圧縮比は100〜
190である特許請求の範囲第1項ないし第3項の
いずれかに記載のケーシング物品。 11 チユーブ状芯の壁厚は0.127cm〜0.19cmで
ある特許請求の範囲第10項記載のケーシング物
品。 12 チユーブ状芯の壁厚は少なくとも0.05cmで
ある特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれ
かに記載のケーシング物品。 13 チユーブ状芯は高密度ポリエチレンから成
る特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれか
に記載のケーシング物品。 14 チユーブ状芯はポリ塩化ビニルから成る特
許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記
載のケーシング物品。 15 圧縮比は70以上である特許請求の範囲第1
項ないし第3項のいずれかに記載のケーシング物
品。 16 ケーシングの膨満径は6.60cm〜9.90cmであ
り、チユーブ状芯の外径は5.1cm〜7.62cmであ
り、又ケーシングのひだ付けされたときの長さに
対するひだ付けされていないときの長さの圧縮比
は100〜200である特許請求の範囲第1項ないし第
3項のいずれかに記載のケーシング物品。 17 チユーブ状芯の壁厚は0.1cm〜0.19cmであ
る特許請求の範囲第16項記載のケーシング物
品。 18 ケーシングは膨満径が1.27cm〜3.81cmの小
寸の補強なしのセルロースケーシングであり、内
側の芯孔径はケーシング膨満径の少なくとも40%
であり、芯は0.025cm〜0.127cmの壁厚を有し、圧
縮効率は少なくとも0.60である特許請求の範囲第
1項ないし第3項のいずれかに記載のケーシング
物品。 19 圧縮比は少なくとも100である特許請求の
範囲第18項記載のケーシング物品。 20 内孔径はケーシングの膨満径の少なくとも
50%である特許請求の範囲第18項記載のケーシ
ング物品。 21 内孔径はケーシングの膨満径の少なくとも
50%である特許請求の範囲第19項記載のケーシ
ング物品。 22 圧縮比は少なくとも120である特許請求の
範囲第18項記載のケーシング物品。 23 ケーシングの膨満径は約1.55cmであり、圧
縮比は80以上であり、又落下嵌りは少なくとも
0.914cmである特許請求の範囲第18項記載のケ
ーシング物品。 24 ケーシングの膨満径は約1.85cmであり、圧
縮比は98以上であり、落下嵌りは少なくとも1.04
cmである特許請求の範囲第18項記載のケーシン
グ物品。 25 ケーシングの膨満径は約2.10cmであり、圧
縮比は100以上であり、落下嵌りは少なくとも
1.24cmである特許請求の範囲第18項記載のケー
シング物品。 26 ケーシングの膨満径は約2.26cmであり、圧
縮比は130以上であり、落下嵌りは少なくとも
1.35cmである特許請求の範囲第18項記載のケー
シング物品。 27 (a)総ケーシング重量の少くとも13%の含水
量を有するセルロース質食品ケーシングを用意す
る段階と、(b)該セルロース質食品ケーシングの孔
内周面を第1端を具備しそして第2端において減
縮直径端部を具備するマンドレルの第1端周面に
摺り嵌める段階と、(c)該マンドレル周囲で該ケー
シングをひだ付けする段階と、(d)前記マンドレル
減縮直径端部と同軸に配列して且つそこに連接し
て中空芯を設け、その場合中空芯がケーシング圧
縮に由るケーシング内方膨脹力からの芯孔寸法の
変形と減寸に耐えるに充分剛性のものとする段階
と、(e)ひだ付けされたケーシングを同軸に配列さ
れた芯の外面上にマンドレルに沿つて直線的に移
動する段階と、(f)ひだ付けされたケーシングを前
記芯周囲において高圧縮比及び高圧縮効率まで圧
縮し、それにより前記内方膨脹力を発生せしめる
段階とを包含するひだ付けされそして高圧縮され
た芯つきケーシング物品の製造方法。 28 圧縮効率は0.50以上である特許請求の範囲
第27項記載の製造方法。 29 圧縮比は少なくとも70である特許請求の範
囲第27項記載の製造方法。 30 圧縮比は少なくとも70であり圧縮効率は
0.60以上である特許請求の範囲第27項記載の製
造方法。 31 圧縮比は少なくとも100であり、食品ケー
シングは繊維補強材のない小径セルロースであ
り、内側芯孔径はケーシング膨満径の少なくとも
50%である特許請求の範囲第30項記載の製造方
法。 32 圧縮比は少なくとも120であり、食品ケー
シングは繊維補強材のない小径セルロースであ
り、内側芯孔径はケーシング膨満径の少なくとも
40%である特許請求の範囲第31項記載の製造方
法。 33 (a)総ケーシング重量の少なくとも13%の含
水量を有するセルロース質食品ケーシングを用意
する段階と、(b)マンドレルの第1端周囲にケーシ
ングの孔内周面を摺り嵌める段階と、(c)該マンド
レル周囲でケーシングをひだ付けしそして圧縮す
る段階と、(d)ケーシング圧縮に由るケーシング内
方膨脹力からの芯孔寸法の変形と減寸に耐えるに
充分剛性の中空芯を用意する段階と、(e)ひだ付け
されそして圧縮されたケーシングをマンドレル第
2端から前記芯外表面周囲へと直線移動し、以つ
て高い圧縮比と高い圧縮効率を与え、それにより
ひだ付きステイツク孔が収縮するに際して前記ケ
ーシング内方膨脹力を発生する段階とを包含する
前記ひだ付けされそして高圧縮された芯つきケー
シング物品の製造方法。 34 芯はマンドレルと同軸に配列され且つマン
ドレルの第2端に連接して配置されて成る特許請
求の範囲第33項記載の製造方法。 35 (a)ケーシング総重量の少なくとも13%の含
水量を有するセルロース質食品ケーシングを用意
する段階と、(b)該ケーシングの孔内周面をマンド
レルの第1端周囲に摺り嵌める段階と、(c)ケーシ
ングをマンドレル上でひだ付けする段階と、(d)ケ
ーシング圧縮に由るケーシング内方膨脹力からの
芯孔寸法の変形と減寸に耐えるに充分剛性の中空
芯を用意する段階と、(e)ひだ付けされたケーシン
グをマンドレル第2端から前記芯の外面周囲に移
す段階と、(f)該芯周囲でひだ付きケーシングを高
圧縮比及び高圧縮効率にまで更に圧縮し、それに
より前記ケーシング内方膨脹力を発生せしめる段
階とを包含する前記ひだ付けされそして高圧縮さ
れた芯つきケーシング物品の製造方法。 36 芯は第2マンドレル上に支持されて成る特
許請求の範囲第35項記載の製造方法。 37 ひだ付ケーシングは芯及び第2マンドレル
上へと移送されて成る特許請求の範囲第36項記
載の製造方法。 38 マンドレルに支持されひだ付けされたセル
ロース質食品ケーシングは該ひだ付けされた食品
ケーシングがマンドレルの第2端から芯上へと移
される前に第2位置へと移動されて成る特許請求
の範囲第35項記載の製造方法。 39 芯はマンドレルと同軸に配列され且つマン
ドレルの第2端に連接して配置されて成る特許請
求の範囲第35項記載の製造方法。 40 (a)ケーシング総重量の少なくとも13%の含
水量を有するセルロース質食品ケーシングを用意
する段階と、(b)圧縮に由るケーシング内方膨脹力
から芯孔寸法の変形と減寸に耐えるに充分剛性の
中空芯を用意する段階と、(c)マンドレルを設けそ
して前記芯の孔内周をマンドレルの外周に沿つて
長手方向に摺り嵌める段階と、(d)ケーシングの孔
内周面を芯の外周に沿つて長手方向に摺り嵌める
段階と、(e)前記芯及びマンドレル上でケーシング
をひだ付けする段階と、(f)ひだ付けされたケーシ
ングを該芯上で高い圧縮比及び高い圧縮効率にま
で圧縮し、それにより前記ケーシング内方膨脹力
を発生せしめる段階と、(g)ひだ付けされそして高
圧縮された芯つきケーシング物品をマンドレルか
ら長手方向に摺り外す段階とを包含する前記ひだ
付けされそして高圧縮された芯つきケーシング物
品の製造方法。
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US26130481A | 1981-05-01 | 1981-05-01 | |
| US261304 | 1981-05-01 | ||
| US339250 | 1982-01-13 | ||
| US363851 | 1982-04-05 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5813341A JPS5813341A (ja) | 1983-01-25 |
| JPS621690B2 true JPS621690B2 (ja) | 1987-01-14 |
Family
ID=22992715
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57071594A Granted JPS5813341A (ja) | 1981-05-01 | 1982-04-30 | 芯つき高密ひだ付ケ−シング |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5813341A (ja) |
| BE (1) | BE893047A (ja) |
| ZA (2) | ZA822950B (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019230198A1 (ja) | 2018-05-30 | 2019-12-05 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 位置調整装置およびそれを備えた投影システム |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4606379A (en) * | 1983-03-31 | 1986-08-19 | Union Carbide Corporation | Article for controlling casing depletion |
| CN106212623A (zh) * | 2016-09-27 | 2016-12-14 | 新疆康信肠衣制造有限公司 | 肠衣套管 |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB918250A (en) * | 1960-05-16 | 1963-02-13 | British And Colonial Casing Co | Packing and packages of sausage casings |
| NL131402C (ja) * | 1960-06-07 | |||
| NL130708C (ja) * | 1963-06-14 | |||
| US3456286A (en) * | 1966-11-25 | 1969-07-22 | Tee Pak Inc | High density shirring of sausage casings |
| GB1167377A (en) * | 1967-06-03 | 1969-10-15 | Viskase Ltd | Improvements in Shirred Tubular Food Casings |
| GB1241210A (en) * | 1968-09-12 | 1971-08-04 | Oppenheimer Casing Company U K | Improvements in or relating to shirred casings |
| US3975795A (en) * | 1975-01-20 | 1976-08-24 | Union Carbide Corporation | Product stuffing apparatus and method |
-
1982
- 1982-04-29 ZA ZA822950A patent/ZA822950B/xx unknown
- 1982-04-29 ZA ZA822951A patent/ZA822951B/xx unknown
- 1982-04-30 JP JP57071594A patent/JPS5813341A/ja active Granted
- 1982-04-30 BE BE0/207983A patent/BE893047A/fr not_active IP Right Cessation
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019230198A1 (ja) | 2018-05-30 | 2019-12-05 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 位置調整装置およびそれを備えた投影システム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| BE893047A (fr) | 1982-11-03 |
| ZA822950B (en) | 1983-12-28 |
| JPS5813341A (ja) | 1983-01-25 |
| ZA822951B (en) | 1983-12-28 |
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