JPS6218340Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6218340Y2 JPS6218340Y2 JP1978139245U JP13924578U JPS6218340Y2 JP S6218340 Y2 JPS6218340 Y2 JP S6218340Y2 JP 1978139245 U JP1978139245 U JP 1978139245U JP 13924578 U JP13924578 U JP 13924578U JP S6218340 Y2 JPS6218340 Y2 JP S6218340Y2
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- JP
- Japan
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- chip
- cutting
- convex curved
- curved surface
- tip
- Prior art date
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- Drilling Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はスローアウエイチツプに関するもの
で、特にドリル、エンドミルあるいはフエーシン
グツールなどの転削工具用のスローアウエイチツ
プに関するものである。
で、特にドリル、エンドミルあるいはフエーシン
グツールなどの転削工具用のスローアウエイチツ
プに関するものである。
従来、切削能率の向上や工具費の低廉化などを
図るために、上記のような転削工具にはその刃先
として超硬合金製のチツプが使用されている。し
かしながら、従来使用されているチツプは三角
形、四角形あるいは菱形等種々の多角形状をなし
ているが、いずれのものもそのすくい面は平坦面
をなしており、そのためその切刃の始端部が工具
の回転中心に位置するように適宜の工具本体に取
り付けて上記のような工具として構成した場合、
切削加工を行なうにあたつて種々の不都合があつ
た。
図るために、上記のような転削工具にはその刃先
として超硬合金製のチツプが使用されている。し
かしながら、従来使用されているチツプは三角
形、四角形あるいは菱形等種々の多角形状をなし
ているが、いずれのものもそのすくい面は平坦面
をなしており、そのためその切刃の始端部が工具
の回転中心に位置するように適宜の工具本体に取
り付けて上記のような工具として構成した場合、
切削加工を行なうにあたつて種々の不都合があつ
た。
すなわち、切刃の各切削点の切削速度はその回
転中心からの距離に比例しており、したがつて切
刃の回転中心に近い部分の切削速度は遅く、その
ため当該部分の切削温度が低くなり、ここに構成
刃先が生成し易くなる。構成刃先が生成した場
合、その分だけ過切削が行なわれ、また構成刃先
はある程度成長した後脱落するから過切削と正常
な切削とが繰り返し行なわれ、その結果仕上面が
著しく悪く、さらに構成刃先は切削というより押
しわけ作用に近い作用をするから残留ひずみ層が
増大する。またさらに、前述のように構成刃先は
生成−成長−脱落を繰り返すのであるが、構成刃
先が脱落する際に切刃に圧着分離形の欠損を生
じ、それ故に工具寿命が著しく短いものになつて
しまううえ、超硬合金製チツプの特性が半減され
てしまう。
転中心からの距離に比例しており、したがつて切
刃の回転中心に近い部分の切削速度は遅く、その
ため当該部分の切削温度が低くなり、ここに構成
刃先が生成し易くなる。構成刃先が生成した場
合、その分だけ過切削が行なわれ、また構成刃先
はある程度成長した後脱落するから過切削と正常
な切削とが繰り返し行なわれ、その結果仕上面が
著しく悪く、さらに構成刃先は切削というより押
しわけ作用に近い作用をするから残留ひずみ層が
増大する。またさらに、前述のように構成刃先は
生成−成長−脱落を繰り返すのであるが、構成刃
先が脱落する際に切刃に圧着分離形の欠損を生
じ、それ故に工具寿命が著しく短いものになつて
しまううえ、超硬合金製チツプの特性が半減され
てしまう。
また、従来のチツプをドリルに用いた場合、そ
のすくい面が平坦面をなしていることによつて、
切屑はリボン状に長くつながつたものとなり、そ
の結果切屑が穴内面を擦過して仕上面の荒れを生
じ、あるいはドリルに巻きつくなどして切削不能
になつたり、ドリルの折損を招くなどのおそれが
あつた。
のすくい面が平坦面をなしていることによつて、
切屑はリボン状に長くつながつたものとなり、そ
の結果切屑が穴内面を擦過して仕上面の荒れを生
じ、あるいはドリルに巻きつくなどして切削不能
になつたり、ドリルの折損を招くなどのおそれが
あつた。
さらに、従来のチツプをエンドミルに使用した
場合には、そのすくい面が平坦面をなしているこ
とに伴つて切刃が直線状になつているから、半回
転毎に切刃全体が被削材に食い込むことになり、
その結果激しい衝撃力を伴う切削を行なうことに
なり、切刃の欠損や振動の発生を惹起することに
なる。
場合には、そのすくい面が平坦面をなしているこ
とに伴つて切刃が直線状になつているから、半回
転毎に切刃全体が被削材に食い込むことになり、
その結果激しい衝撃力を伴う切削を行なうことに
なり、切刃の欠損や振動の発生を惹起することに
なる。
このように従来のチツプはそのすくい面が平坦
面をなしていることによつて、切削性能、寿命、
切屑排出性などの諸点において何らかの難点があ
り、当該チツプを超硬合金で形成したとしても、
その特性を十分生かすことのできないものであつ
た。
面をなしていることによつて、切削性能、寿命、
切屑排出性などの諸点において何らかの難点があ
り、当該チツプを超硬合金で形成したとしても、
その特性を十分生かすことのできないものであつ
た。
そこで本考案者は、それらの難点を解消し得る
技術(以下、前提技術という。)を開発した。こ
の前提技術について第1図ないし第3図を参照し
て説明する。なお、第1図はその前提技術に係る
スローアウエイチツプの斜視図である。
技術(以下、前提技術という。)を開発した。こ
の前提技術について第1図ないし第3図を参照し
て説明する。なお、第1図はその前提技術に係る
スローアウエイチツプの斜視図である。
第1図に示すように、この前提技術に係るスロ
ーアウエイチツプT1は、全体としてほぼ正方形
の平板状をなしており、その上面1の任意の一辺
近傍から4つの側面2,3,4,5のうちの側面
2の下端縁にかけて切欠かれ、そこに凸曲面6が
形成されている。そして、この凸曲面5および上
面1とを囲う稜線のうち凸曲面6に対応して曲線
をなす各稜線に切刃7a,7bが形成されてい
る。なお、図中符号8は上面1から下面9までを
貫通するネジ挿入孔である。
ーアウエイチツプT1は、全体としてほぼ正方形
の平板状をなしており、その上面1の任意の一辺
近傍から4つの側面2,3,4,5のうちの側面
2の下端縁にかけて切欠かれ、そこに凸曲面6が
形成されている。そして、この凸曲面5および上
面1とを囲う稜線のうち凸曲面6に対応して曲線
をなす各稜線に切刃7a,7bが形成されてい
る。なお、図中符号8は上面1から下面9までを
貫通するネジ挿入孔である。
第2図および第3図は、上記形状のスローアウ
エイチツプT1を使用したエンドミルを示すもの
で、エンドミル本体10の先端部には、チツプ座
11が形成されている。このチツプ座11は、エ
ンドミル本体10の回転中心Oに沿つて延在する
チツプ座側壁11aと、このチツプ座側壁11a
に直交するチツプ座側壁11bとを備えている。
そして、スローアウエイチツプT1は、その凸曲
面6と下面9との交線をチツプ座側壁11aに、
その側面5をチツプ座側壁11bにそれぞれ当接
させて位置決めされ、締付けボルト12によつて
チツプ座11に固定されている。この状態におい
ては、切刃7aのすくい面は回転中心O側で回転
方向Aへ凸となつた曲面および外周側で半径方向
と平行な平面となり、また切刃7aの回転中心側
の端縁(以下、内端縁という。)Pは回転中心O
上に位置するようになつている。
エイチツプT1を使用したエンドミルを示すもの
で、エンドミル本体10の先端部には、チツプ座
11が形成されている。このチツプ座11は、エ
ンドミル本体10の回転中心Oに沿つて延在する
チツプ座側壁11aと、このチツプ座側壁11a
に直交するチツプ座側壁11bとを備えている。
そして、スローアウエイチツプT1は、その凸曲
面6と下面9との交線をチツプ座側壁11aに、
その側面5をチツプ座側壁11bにそれぞれ当接
させて位置決めされ、締付けボルト12によつて
チツプ座11に固定されている。この状態におい
ては、切刃7aのすくい面は回転中心O側で回転
方向Aへ凸となつた曲面および外周側で半径方向
と平行な平面となり、また切刃7aの回転中心側
の端縁(以下、内端縁という。)Pは回転中心O
上に位置するようになつている。
しかして上記構成のエンドミルで切削加工を行
なつた場合、切削は内端縁Pから始まつて順次外
周側へ移動するから、切刃7aには過大な衝撃力
が加わらず、切刃7aの欠損や振動などが生じる
ことはない。また生じた切屑は凸曲面6に沿つて
外周側へすべり移動するから、低切削速度、低切
削温度である回転中心O側の切刃7aに構成刃先
が発生せず、その結果仕上面の悪化、ひずみ層の
増大、切刃7aの圧着分離形の欠損などの不都合
が防止される。さらに、生じた切屑は外周側へ移
動する間に自然に捩れ、あるいは凸曲面6に対応
する部分で生じた切屑と上面1の平坦な部分で生
じた切屑とが互いに干渉し合うから、切屑は一定
の長さに分断され、且つ速やかに排出される。こ
のように、この前提技術に係るスローアウエイチ
ツプT1によれば、切削性能、切屑排出性の向
上、およびそれに伴なう寿命の向上を図ることが
できる。
なつた場合、切削は内端縁Pから始まつて順次外
周側へ移動するから、切刃7aには過大な衝撃力
が加わらず、切刃7aの欠損や振動などが生じる
ことはない。また生じた切屑は凸曲面6に沿つて
外周側へすべり移動するから、低切削速度、低切
削温度である回転中心O側の切刃7aに構成刃先
が発生せず、その結果仕上面の悪化、ひずみ層の
増大、切刃7aの圧着分離形の欠損などの不都合
が防止される。さらに、生じた切屑は外周側へ移
動する間に自然に捩れ、あるいは凸曲面6に対応
する部分で生じた切屑と上面1の平坦な部分で生
じた切屑とが互いに干渉し合うから、切屑は一定
の長さに分断され、且つ速やかに排出される。こ
のように、この前提技術に係るスローアウエイチ
ツプT1によれば、切削性能、切屑排出性の向
上、およびそれに伴なう寿命の向上を図ることが
できる。
しかしながら、スローアウエイチツプT1にお
いては、凸曲面6が側面2全体に亘つて形成され
ているため、凸曲面6と下面9との稜線がチツプ
座側壁に線接触し、チツプT1の取付け強度およ
び取付け精度が低下するという問題がある。しか
も、凸曲面6と下面9との稜線によつてチツプ座
側壁11aが徐々に凹まされ、チツプT1の取付
け精度がより一層低下する。
いては、凸曲面6が側面2全体に亘つて形成され
ているため、凸曲面6と下面9との稜線がチツプ
座側壁に線接触し、チツプT1の取付け強度およ
び取付け精度が低下するという問題がある。しか
も、凸曲面6と下面9との稜線によつてチツプ座
側壁11aが徐々に凹まされ、チツプT1の取付
け精度がより一層低下する。
そこで、チツプ座側壁11aを凸曲面6に対応
した凹曲面とし、チツプ座側壁11aと凸曲面6
とを面接触させることが考えられる。
した凹曲面とし、チツプ座側壁11aと凸曲面6
とを面接触させることが考えられる。
しかしながら、曲面どうしを面接触させること
は非常に難しく、往々にして線または点接触して
しまう。しかも、チツプ座側壁11aを精度よく
凹曲面とするには多大な困難性が伴ない、エンド
ミル本体10の製作費が嵩むという問題がある。
は非常に難しく、往々にして線または点接触して
しまう。しかも、チツプ座側壁11aを精度よく
凹曲面とするには多大な困難性が伴ない、エンド
ミル本体10の製作費が嵩むという問題がある。
また、回転中心O上に位置する内端縁Pが切刃
7a,7bと下面9との交点、すなわち尖点とな
つているため、その強度が低く、回転中心部に作
用する多大なスラスト荷重によつて内端縁および
その近傍が圧壊するという問題がある。
7a,7bと下面9との交点、すなわち尖点とな
つているため、その強度が低く、回転中心部に作
用する多大なスラスト荷重によつて内端縁および
その近傍が圧壊するという問題がある。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、切
削性能、切屑排出性が共に優れ、しかも、取付け
強度および取付け精度の向上を図ることができ、
さらに切刃の内端縁の強度向上を図ることができ
るスローアウエイチツプを提供することを目的と
する。
削性能、切屑排出性が共に優れ、しかも、取付け
強度および取付け精度の向上を図ることができ、
さらに切刃の内端縁の強度向上を図ることができ
るスローアウエイチツプを提供することを目的と
する。
以下、本考案の一実施例について第4図ないし
第6図を参照して説明する。なお、第1図ないし
第3図に示す前提技術に係るチツプと同一構成要
素には、同一符号を付してその説明を省略する。
第6図を参照して説明する。なお、第1図ないし
第3図に示す前提技術に係るチツプと同一構成要
素には、同一符号を付してその説明を省略する。
第4図は本考案に係るスローアウエイチツプ
T2の斜視図である。この図に示すように、スロ
ーアウエイチツプT2が前提技術に係るスローア
ウエイチツプT1と異なるのは、凸曲面6を側面
全体に亘つて形成するのではなく、その上端部に
のみ形成するようにした点、およびそれに伴なつ
て側面2の下端部に平坦面2aを形成した点であ
る。すなわち、上面1と側面2とのなす辺部(図
中2点鎖線で示す部分)は切欠かれて凸曲面6を
なしている。一方、側面2の下端部は、凸曲面6
に滑らかに接する平坦面2aとされている。した
がつて、このスローアウエイチツプT2において
は、平坦面2aと側面3とのなす稜線と切刃7a
との接点が内端縁Pとなつている。
T2の斜視図である。この図に示すように、スロ
ーアウエイチツプT2が前提技術に係るスローア
ウエイチツプT1と異なるのは、凸曲面6を側面
全体に亘つて形成するのではなく、その上端部に
のみ形成するようにした点、およびそれに伴なつ
て側面2の下端部に平坦面2aを形成した点であ
る。すなわち、上面1と側面2とのなす辺部(図
中2点鎖線で示す部分)は切欠かれて凸曲面6を
なしている。一方、側面2の下端部は、凸曲面6
に滑らかに接する平坦面2aとされている。した
がつて、このスローアウエイチツプT2において
は、平坦面2aと側面3とのなす稜線と切刃7a
との接点が内端縁Pとなつている。
しかして、上記構成のスローアウエイチツプ
T2は、第5図および第6図に示すように、その
平坦面2aをチツプ座側壁11aに、側面5をチ
ツプ座側壁11bにそれぞれ当接させて位置決め
され、締付けボルト12によつてチツプ座11に
固定される。この状態においては、内端縁Pが回
転中心O上に位置するようになつているのは勿論
である。
T2は、第5図および第6図に示すように、その
平坦面2aをチツプ座側壁11aに、側面5をチ
ツプ座側壁11bにそれぞれ当接させて位置決め
され、締付けボルト12によつてチツプ座11に
固定される。この状態においては、内端縁Pが回
転中心O上に位置するようになつているのは勿論
である。
ここで、このスローアウエイチツプT2におい
ては、2つのチツプ座側壁11a,11bに対す
る接触がいずれも面接触となつているから、その
取付け強度および取付け精度の向上を図ることが
できる。しかも、面接触であるから、チツプ座側
壁11aが凹まされることがなく、したがつて、
長期に亘つてチツプの取付け精度を良好に保つこ
とができる。また、凸曲面6の下側にこれに滑ら
かに連続する平坦面2aを形成しているから、内
端縁Pは尖点となることなく、連続する稜線上の
一点となる。したがつて、その強度が高くなり、
内端縁Pおよびその近傍が圧壊するのを防止する
ことができる。なお、スローアウエイチツプT2
を用いたエンドミルによつて切削加工を行つた場
合は、上記前提技術に係るスローアウエイチツプ
T1を用いたエンドミルの場合と同様にして、切
削性能および切屑排出性の向上を図ることができ
る。
ては、2つのチツプ座側壁11a,11bに対す
る接触がいずれも面接触となつているから、その
取付け強度および取付け精度の向上を図ることが
できる。しかも、面接触であるから、チツプ座側
壁11aが凹まされることがなく、したがつて、
長期に亘つてチツプの取付け精度を良好に保つこ
とができる。また、凸曲面6の下側にこれに滑ら
かに連続する平坦面2aを形成しているから、内
端縁Pは尖点となることなく、連続する稜線上の
一点となる。したがつて、その強度が高くなり、
内端縁Pおよびその近傍が圧壊するのを防止する
ことができる。なお、スローアウエイチツプT2
を用いたエンドミルによつて切削加工を行つた場
合は、上記前提技術に係るスローアウエイチツプ
T1を用いたエンドミルの場合と同様にして、切
削性能および切屑排出性の向上を図ることができ
る。
なお、先端逃げ角をつける場合は、アキシヤル
レーキ角が負になるようにチツプT2を本体10
に取り付けるか、あるいは側面5と上面1および
凸曲面6とのなす角度を90゜未満にすればよく、
また外周逃げ角をつける場合は、チツプT2の本
体10に対する取付け角度を変えるか、すなわち
チツプ座11を幾分傾斜させるか、チツプT2の
上面1と外周側に位置すべき側面4とのなす角度
を90゜未満にすればよい。
レーキ角が負になるようにチツプT2を本体10
に取り付けるか、あるいは側面5と上面1および
凸曲面6とのなす角度を90゜未満にすればよく、
また外周逃げ角をつける場合は、チツプT2の本
体10に対する取付け角度を変えるか、すなわち
チツプ座11を幾分傾斜させるか、チツプT2の
上面1と外周側に位置すべき側面4とのなす角度
を90゜未満にすればよい。
また、第5図および第6図に示すエンドミルは
いわゆる右勝手のものであるが、チツプT2は上
述の場合とは反転することにより左勝手のエンド
ミル等の転削工具にも使用することができる。
いわゆる右勝手のものであるが、チツプT2は上
述の場合とは反転することにより左勝手のエンド
ミル等の転削工具にも使用することができる。
さらに、本考案に係るチツプは上記実施例のよ
うにほぼ正方形の平板状をなすものに限られるも
のではなく、任意の多角形の平板状のものであれ
ばよく、例えば第7図および第8図に示すように
ほぼ菱形の平板状をなすものであつてもよい。第
9図はこのほぼ菱形の平板状をなすチツプT3を
使用したドリルを示すものである。なお、第7図
乃至第9図には前掲の第4図乃至第6図と対応す
る部分に同一符号を付し、その説明を省略する。
うにほぼ正方形の平板状をなすものに限られるも
のではなく、任意の多角形の平板状のものであれ
ばよく、例えば第7図および第8図に示すように
ほぼ菱形の平板状をなすものであつてもよい。第
9図はこのほぼ菱形の平板状をなすチツプT3を
使用したドリルを示すものである。なお、第7図
乃至第9図には前掲の第4図乃至第6図と対応す
る部分に同一符号を付し、その説明を省略する。
またさらに、本考案は上面1の一辺の近傍のみ
を切り込んで凸曲面6を形成したものに限られ
ず、例えば第10図に示すように凸曲面6を2箇
所設け、それに対応して2つの平坦面2a,4a
を設けるようにしてもよい。なお、第10図中第
4図に示す部分に対応する部分には第4図と同一
符号を付し、その説明を省略する。しかして、第
10図に示すような形状のチツプT4にあつては
切刃7a,7b,7c,7dの4つ切刃が形成さ
れることになるから右勝手若しくは左勝手の転削
工具について各々2つの切刃7a,7c、又は7
b,7dを使用し得、その結果1チツプ当りの切
削加工時間が長くなり工具費の低廉化を図ること
ができる。
を切り込んで凸曲面6を形成したものに限られ
ず、例えば第10図に示すように凸曲面6を2箇
所設け、それに対応して2つの平坦面2a,4a
を設けるようにしてもよい。なお、第10図中第
4図に示す部分に対応する部分には第4図と同一
符号を付し、その説明を省略する。しかして、第
10図に示すような形状のチツプT4にあつては
切刃7a,7b,7c,7dの4つ切刃が形成さ
れることになるから右勝手若しくは左勝手の転削
工具について各々2つの切刃7a,7c、又は7
b,7dを使用し得、その結果1チツプ当りの切
削加工時間が長くなり工具費の低廉化を図ること
ができる。
そしてまた、本考案は曲線をなす稜線にのみ切
刃を形成したものに限られず、他の任意の稜線に
も必要に応じて切刃を形成してもよい。
刃を形成したものに限られず、他の任意の稜線に
も必要に応じて切刃を形成してもよい。
以上説明したように本考案に係るチツプによれ
ば、すくい面となるべき面に凸曲面を形成すると
ともにこの凸曲面に対応して曲線となる稜線に切
刃を形成し、しかも凸曲面に滑らかに連続する平
坦面を形成したから、当該チツプをエンドミル、
ドリルあるいはフエーシングツールなどの転削工
具に使用した場合、すくい面の少なくとも一部が
凸曲面となしていることによつて、この部分を回
転中心側に位置させることにより、生じた切屑が
外周側へすべり移動し、その結果低切削速度であ
る回転中心側の切刃に構成刃先が発生せず、これ
に伴つて仕上面の悪化、切刃の欠損などを防止す
ることができ、しかも切屑は外周側へすべり移動
することによつて自然に捩れて分断するから、切
屑を容易かつ速やかに排出し得、総じて本考案に
係るチツプによれば切削性能、切屑排出性が共に
優れ、また工具寿命の長い転削工具を得ることが
できる。さらに、2つのチツプ座側面に対して面
接触させることができ、チツプの取付け強度およ
び取付け精度を向上させることができ、また切刃
の内端縁がチツプの尖点に存するのではなく、連
続する稜線上に存するから、その強度が高く、内
端縁およびその近傍が圧壊するのを防止すること
ができる等の効果が得られる。
ば、すくい面となるべき面に凸曲面を形成すると
ともにこの凸曲面に対応して曲線となる稜線に切
刃を形成し、しかも凸曲面に滑らかに連続する平
坦面を形成したから、当該チツプをエンドミル、
ドリルあるいはフエーシングツールなどの転削工
具に使用した場合、すくい面の少なくとも一部が
凸曲面となしていることによつて、この部分を回
転中心側に位置させることにより、生じた切屑が
外周側へすべり移動し、その結果低切削速度であ
る回転中心側の切刃に構成刃先が発生せず、これ
に伴つて仕上面の悪化、切刃の欠損などを防止す
ることができ、しかも切屑は外周側へすべり移動
することによつて自然に捩れて分断するから、切
屑を容易かつ速やかに排出し得、総じて本考案に
係るチツプによれば切削性能、切屑排出性が共に
優れ、また工具寿命の長い転削工具を得ることが
できる。さらに、2つのチツプ座側面に対して面
接触させることができ、チツプの取付け強度およ
び取付け精度を向上させることができ、また切刃
の内端縁がチツプの尖点に存するのではなく、連
続する稜線上に存するから、その強度が高く、内
端縁およびその近傍が圧壊するのを防止すること
ができる等の効果が得られる。
第1図は、本考案の前提技術に係るスローアウ
エイチツプを示す斜視図、第2図はそのスローア
ウエイチツプを使用したエンドミルの側面図、第
3図はその正面図、第4図は本考案の一実施例を
示す斜視図、第5図はそのスローアウエイチツプ
を使用したエンドミルの側面図、第6図はその正
面図、第7図は本考案の他の実施例を示す正面
図、第8図はその平面図、第9図はそのスローア
ウエイチツプを使用したドリルの側面図、第10
図は本考案の更に他の実施例を示す斜視図であ
る。 T2,T3,T4……スローアウエイチツプ、1…
…上面、2,3,4,5……側面、3a,4a,
……平坦面、6……凸曲面、7a,7b,7c,
7d……切刃、9……下面。
エイチツプを示す斜視図、第2図はそのスローア
ウエイチツプを使用したエンドミルの側面図、第
3図はその正面図、第4図は本考案の一実施例を
示す斜視図、第5図はそのスローアウエイチツプ
を使用したエンドミルの側面図、第6図はその正
面図、第7図は本考案の他の実施例を示す正面
図、第8図はその平面図、第9図はそのスローア
ウエイチツプを使用したドリルの側面図、第10
図は本考案の更に他の実施例を示す斜視図であ
る。 T2,T3,T4……スローアウエイチツプ、1…
…上面、2,3,4,5……側面、3a,4a,
……平坦面、6……凸曲面、7a,7b,7c,
7d……切刃、9……下面。
Claims (1)
- 全体としてほぼ多角形の平板状をなし、その上
面若しくは下面の少なくとも一面と、上下各面間
に存する側面のうちの少なくとも一側面とのなす
辺部は切欠かれて凸曲面をなし、該凸曲面とこれ
に滑らかに連続する前記一面とを囲う稜線のうち
前記凸曲面に対応して曲線をなす稜線の少なくと
も一方に切刃が形成され、前記一側面に一端が前
記凸曲面に滑らかに連続し、他端が他面側へ向か
つて延在する平坦面が形成されてなることを特徴
とするスローアウエイチツプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978139245U JPS6218340Y2 (ja) | 1978-10-11 | 1978-10-11 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978139245U JPS6218340Y2 (ja) | 1978-10-11 | 1978-10-11 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5555313U JPS5555313U (ja) | 1980-04-15 |
| JPS6218340Y2 true JPS6218340Y2 (ja) | 1987-05-12 |
Family
ID=29113143
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978139245U Expired JPS6218340Y2 (ja) | 1978-10-11 | 1978-10-11 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6218340Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5929366B2 (ja) * | 1977-03-16 | 1984-07-20 | ダイジエツト工業株式会社 | 穿孔工具 |
-
1978
- 1978-10-11 JP JP1978139245U patent/JPS6218340Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5555313U (ja) | 1980-04-15 |
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