JPS6218577B2 - - Google Patents

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JPS6218577B2
JPS6218577B2 JP57069718A JP6971882A JPS6218577B2 JP S6218577 B2 JPS6218577 B2 JP S6218577B2 JP 57069718 A JP57069718 A JP 57069718A JP 6971882 A JP6971882 A JP 6971882A JP S6218577 B2 JPS6218577 B2 JP S6218577B2
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JP
Japan
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water
curable composition
mineral filler
flame retardant
weight
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JP57069718A
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Jon Kioo Maikeru
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Union Carbide Corp
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Union Carbide Corp
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、水で硬化可能なシラン変性アルキレ
ン−アルキルアクリレート共重合体、疎水性材料
で被覆された鉱物質充填剤、およびハロゲン化物
系難燃剤添加物を含去組成物に関するものであ
る。本発明の組成物は特に押出加工に有用なもの
であつて、電気用のワイヤーおよびケーブル並び
に電話用のワイヤーおよびケーブルの周囲に押出
し、水で硬化させて架橋物にすると、変形しにく
く、また燃焼しにくい絶縁・外被用保護被覆を与
える。 現在、ワイヤーやケーブルの絶縁および外被用
の保護被覆は、有機過酸化物を含有する組成物を
ワイヤー又はケーブルの上に押出したのち、組成
物を架橋物として硬化させるために熱処理するこ
とにより形成されている。通常過酸化物硬化法と
呼ばれているこの操作全体は、押出機中に熱およ
び圧力が過度に上昇するのを防ぐため、工程パラ
メーターの注意深いコントロールを必要とする。
熱および圧力の過度の上昇は過酸化物の早期分解
を招き、その結果、押出機中での組成物の架橋を
ひき起こす。“焦げつき”と普通呼ばれている押
出機中での組成物の架橋が起こると、極端な場合
は作業を中止して押出機を掃除することが必要に
なる。“焦げつき”がさほどでない程度に起こつ
た場合でも、最終製品の被覆の寿命は比較的短い
ことがわかつている。過酸化物硬化法の操作上の
困難性に加えて、過酸化物を含有する組成物は、
通常の過酸化物添加率の場合、絶縁および外被を
施されたワイヤーおよびケーブル製品の多くの最
終的利用者が望む程には変形抵抗力を持たない。 本発明は、改良された難燃性と高度の変形抵抗
を特長とする、水で硬化可能なシラン変性共重合
体組成物を提供するものである。本発明の組成物
は、電気用ワイヤーおよびケーブルの周囲の絶縁
として、また電話のワイヤーおよびケーブルの周
囲の外被として、特に有用なものである。 本発明の組成物は更に、過酸化物を含有する組
成物を押出す場合の最高操作温度よりもずつと高
い温度で押出せることにより、これを処理する条
件の余裕度が大である。より高い温度で押出せる
ため、本発明の組成物はより高速でしかも低い圧
力で押出すことができ、その結果、表面特性およ
び添加物の分散状態が改良された保護被覆を得る
ことができる。この特長は、難燃用途に利用され
るもののように充填物の量が多い組成物の場合、
特に重要である。 最も広範囲に述べれば、本発明は、水で硬化可
能なシラン変性アルキレン−アルキルアクリレー
ト共重合体、疎水性材料で被覆された鉱物質充填
剤、およびハロゲン化物系難燃剤添加物を含み、
しかも、鉱物質充填剤が約1乃至約100重量%、
望ましくは約20乃至60重量%存在し、ハロゲン化
物系難燃剤添加物が約1乃至100重量%、望まし
くは約10乃至約60重量%存在する組成物を提供す
るものである。 特に断わらない限り、重量%は水で硬化可能
な、シラン変性アルキレン−アルキルアクリレー
ト共重合体の重量当りのものである。 本発明の目的からして好ましい組成物は、水で
硬化可能なシラン変性アルキレン−アルキルアク
リレート共重合体、鉱物質充填剤としての脂肪酸
の金属塩で被覆されたタルク、およびハロゲン化
物系難燃剤添加物を含み、それらの量比が前述の
とおりであるものである。 別の好ましい組成物は、水で硬化可能なシラン
変性アルキレン−アルキルアクリレート共重合
体、ハロゲン化物系難燃剤添加物、および鉱物質
充填剤としての、脂肪酸の金属塩で被覆されたカ
ルシウム又はマグネシウムの酸化物、水酸化物、
炭酸塩または硫酸塩を含み、それらの量比が前述
のとおりであるものである。 水で硬化可能なシラン変性アルキレン−アルキ
ルアクリレート共重合体の好適なものは、本発明
者による米国特許第4328323号に記述したとお
り、アルキレン−アルキルアクリレートを有機チ
タネートの存在下に有機シランと反応させること
により製造することができる。 得られる水で硬化可能なシラン変性共重合体
は、下記の式〜の単位を含んでいる: 次式 式 を有するα−オレフイン単位;但し式中Aは水素
または炭素原子1〜16個を有するアルキル基であ
り、これらのα−オレフイン単位は共重合体中に
少なくとも50重量%存在する; 次式 式 を有する基を含む重合体単位少なくとも0.1重量
%;但し式中、Bは酸素原子、イオウ原子または
【式】C1は重合体主鎖の炭素原子;Rは水素 または炭素原子1〜18個を有する1価の炭化水素
基;Qは2価の基たとえば炭素原子1〜18個を有
する2価の炭化水素基であつて−B−および−D
−に炭素原子を介して結合している;Dは式 で表わされるケイ素含有基であつて、式中Vは水
素炭素原子1〜18個を有する1価の炭化水素基ま
たは加水分解可能な基;Zは加水分解可能な基で
ある;および 次式 式 を有する重合体単位、但し式中C1は前述のよう
に重合体主鎖中の炭素原子であり、Wは炭素原子
1〜18個を有するアルコキシ基である。 好ましい共重合体は、Bが−O−、Qが−CH2
−CH2−又は−CH2−CH2−CH2、ZおよびVが
メトキシ、エトキシ又はブトキシ、Aが下記Rの
アルキル基のようなアルキル基または水素である
ものである。 Rの炭化水素基の適当な例としては、炭素原子
1〜18個望ましくは1〜4個を有するアルキル
基、たとえばメチル基、エチル基、n−プロピル
基、イソプロピル基、n−ブチル基等;炭素原子
6〜8個を有するアリール基、たとえばフエニル
基、ベンジル基、キシリル基等がある。 Qの炭化水素基の適当な例としては、炭素原子
1〜18個望ましくは1〜6個を有するアルキレン
基、たとえばメチレン基、エチレン基、プロピレ
ン基、ブチレン基、ヘキシレン基等;炭素原子1
〜18個、望ましくは1〜6個を有するアルコキシ
基、たとえばメトキシメチル基、メチルオキシプ
ロピル基、エチルオキシエチル基、エチルオキシ
プロピル基、プロピルオキシプロピル基、プロピ
ルオキシブチル基、プロピルオキシヘキシル基
等;式 (式中αおよびβは1〜3の整数である) の基のほか、フエニレン基等のアリーレン基があ
る。 前述のように、各Vは水素原子、炭化水素基ま
たは加水分解可能な基であり得る。適当な炭化水
素基の例には、炭素原子1〜18個、望ましくは1
〜6個を有するアルキル基、例えばメチル基、エ
チル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−
ブチル基、n−ヘキシル基、ドデシル基等;炭素
原子1〜18個、望ましくは1〜6個を有するアル
コキシ基、たとえばメトキシ基、エトキシ基、プ
ロポキシ基、ヘクソキシ基、ドデシルオキシ基、
メトキシエトキシ基等;炭素原子6〜8個を有す
るアリール基、たとえばフエニル基、メチルフエ
ニル基、エチルフエニル基等;炭素原子5〜8個
を有する脂環式基、たとえばシクロヘキシル基、
シクロヘキシルオキシ基等がある。 Zは前述のように加水分解可能な基であつて、
Vについてすでに述べたアルコキシ基;オキシフ
エニル基等のようなオキシアリール基;オキシヘ
キシル基等のようなオキシ脂肪族基;塩素等のよ
うなハロゲン、その他1968年10月29日に特許され
たJohn B.Wiggillの米国特許第3408420号に詳記
されている加水分解可能な基を例として挙げるこ
とができる。 Wもまたすぐに述べたように、Vにつき定義し
たとおりの、炭素原子1〜18個を有するアルコキ
シ基である。 有機シランを反応させてシラン変性共重合体を
生成させるアルキレン−アルキルアクリレート共
重合体は、アルキルアクリレートにアルケンを反
応させて製造される公知の共重合体である。 適当なアルケンは、エチレン、プロピレン、ブ
テン−1、イソブチレン、ペンテン−1・2−メ
チルブテン−1・3−メチルブテン−1、ヘキサ
ン、ヘプテン−1、オクテン−1、塩化ビニル、
スチレン等およびこれらの混合物である。 アルキレン−アルキルアクリレート共重合体の
アルキレン部分は、ふつう炭素原子2〜18個、望
ましくは2〜3個を含む。 アルケンと共重合させるアルキルアクリレート
単量体として適当なものは、次式の範囲に入るも
のである: 式 但し式中R1は、水素またはメチル基であり、
R2は炭素原子1〜8個を有するアルキル基であ
る。この式に含まれる化合物の例は、メチルアク
リレート、エチルアクリレート、t−ブチルアク
リレート、メチルメタクリレート、n−ブチルア
クリレート、n−ブチルメタクリレート、2−エ
チルヘキシルアクリレート等、およびこれらの混
合物である。 アルキレン−アルキルアクリレート共重合体は
普通約0.92〜約0.94の密度(ASTM D−1505、
ASTM D−147−72によりコンデイシヨニン
グ)および約0.5〜約500デシグラム/分のメルト
インデツクス(ASTM D−1238、試験圧44psi)
を持つ。 本発明の目的との関係で好ましい共重合体は、
結合アルキルアクリレートの量が約1〜50重量
%、望ましくは約2〜20重量%のものである。 アルキレン−アクリレート共重合体と反応させ
て水で硬化可能なシラン変性重合体を作るための
有機シランとして適当なものは、下記の式の範
囲に入るものである: 式 但し式中Xは−SH、
【式】又は
【式】R3
【式】又はRについ て定義したとおりの1価の炭化水素基;R4はR
について定義したとおりの1価の炭化水素基;
V、QおよびZはさきに定義したとおりである。 好ましいシランは下記式の範囲に入るもので
ある: 式 但し式中R3、VおよびZはさきに定義したと
おりであり、nは1〜18の整数である。 式の範囲に入るシランのうち適当なものの例
は次のとおりである: アセトキシエチルトリメトキシシラン アセトキシエチルトリエトキシシラン アセトキシエチル−トリス(2−メトキシエト
キシ)シラン β−メタクリルオキシエチルトリメトキシシラ
γ−メタクリルオキシプロピルトリエトキシシ
ラン アセトキシエチルメチルジメトキシシラン γ−メタクリルオキシプロピルトリメトキシシ
ラン アセトキシプロピルトリメトキシシラン アセトキシプロピルトリエトキシシラン γ−メタクリルオキシプロピル−トリス(2−
メトキシエトキシ)シラン 上記以外の適当なシランには次のようなものが
ある: HN2(CH23Si(OCH33 γ−アミノプロピルトリメトキシシラン NH2(CH23Si(OC2H53 γ−アミノプロピルトリエトキシシラン HN2(CH22Si(OCH33 β−アミノエチルトリメトキシシラン HN2(CH22Si(OC2H53 β−アミノエチルトリエトキシシラン 有機シランとアルキレン−アルキルアクリレー
ト共重合体の間の反応触媒として適当な有機チタ
ネート化合物は、次式で表わすことができる: 式 Ti(OR24 但し式中、各R2は、水素または炭素原子1〜
18個、望ましくは1〜14個を有する1価の炭化水
素基であり、同一でもよくまた異なつていてもよ
い。 適当な炭化水素基の例は、メチル基、エチル
基、n−プロピル基、イソプロピル基、ブチル
基、オクチル基、ラウリル基、ミリスチル基、ス
テアリル基等のアルキル基;シクロペンチル基、
シクロヘキシル基等の脂環式基;フエニル基、メ
チルフエニル基、クロルフエニル基等のアリール
基;ベンジル基等のアルキルアリール基である。 式の範囲に入る特に好ましいチタネートは、
各R2が炭素原子1〜18個、望ましくは1〜14個
を有するアルキル基であるもの、例えばテトラブ
チルチタネート、テトライソプロピルチタネート
などである。 式の範囲に入る有機チタネートは公知化合物
であり、1961年5月16日に特許されたLeon E.
Wolinskiの米国特許第2984641号に記載されてい
る方法により容易に製造することができる。 他の適当な有機チタネートは、テトラオクチレ
ングリコールチタニウム、トリエタノールアミン
チタネート、チタニウムアセチルアセトネート、
乳酸チタニウム等の有機チタニウムキレート化合
物である。 シランの使用量は、共重合体の重量当り約0.1
〜約10重量%、望ましくは約0.3〜約5重量%の
範囲で変更することができる。 反応混合物に添加する有機チタネート触媒の量
は、シランと共重合体の間の反応を促進するのに
十分な、触媒量である。好ましい量は、共重合体
の重量当り約0.10〜約2.0重量%である。 この反応を行う温度は臨界的ではなく、約80℃
〜約300℃、望ましくは約150℃〜約230℃の範囲
で、適宜変えることができる。 反応は大気圧下、減圧下または加圧下に行うこ
とができるが、大気圧下に行うことが望ましい。 水で硬化可能なシラン変性アルキレン−アルキ
ルアクリレート共重合体の他の適当な例は、その
開示をここに援用する、本発明者による米国特許
第4328323号に記載されているように、前記有機
チタネート、アルキレン−アルキルアクリレート
共重合体、および次式の繰返し単位を有するポリ
シロキサンを含有する混合物を反応させることに
より製造することができる: 式 式中R3は2価の炭化水素基;VおよびZはさ
きに定義したとおり;cは1〜18の整数;xは少
なくとも2、通常2〜1000、好ましくは5〜25の
整数である。 R3として適当な炭化水素基の例は、1〜18個
の炭素原子、望ましくは1〜6個の炭素原子を有
するアルキレン基、例えばメチレン基、エチレン
基、プロピレン基、ブチレン基、ヘキシレン基;
1〜18個の炭素原子、望ましくは1〜6個の炭素
原子を有するアルコキシ基、例えばメチルオキシ
メトキシ基、メチルオキシプロピル基、エチルオ
キシエチル基、エチルオキシプロピル基、プロピ
ルオキシプロピル基、プロピルオキシブチル基、
プロピルオキシヘキシル基等である。 式の範囲に入る繰返し単位を有するポリシロ
キサンは、式の範囲に入るシランをカルボン酸
金属塩の存在下に縮合させ重合させることにより
製造することができる。適当なカルボン酸金属塩
としては、二ラウリン酸ジブチル錫、酢酸第1
錫、オクタン酸第1錫、ナフテン酸鉛、オクタン
酸亜鉛、2−エチルヘキサン酸鉄等がある。カル
ボン酸金属塩を触媒に用いてポリシロキサンを製
造する場合の反応温度、原料の量などの条件は、
有機チタネートを使用する場合につき後述する条
件と同様である。 本発明の目的との関係で好ましいポリシロキサ
ンは、式の範囲に入る繰返し単位を持つと共に
有機チタネートが結合されているものである。有
機チタネートで変性されたポリシロキサンは、後
に説明するように、アルキレン−アルキルアクリ
レート共重合体と反応させるため、それだけで使
用することができる。 好ましいポリシロキサンは、ガードナー−ホル
ト式気泡粘度計により温度25℃で測定した粘度が
約0.5ポイズ〜約150ポイズ、望ましくは約1〜約
20ポイズのものである。 有機チタネートで変性したポリシロキサンを製
造するには、少なくとも触媒量、すなわちポリシ
ロキサンを生成する縮合と重合の反応を促進する
に十分な量の、有機チタネートを用いる。普通、
用いる有機チタネートは、シラン単量体の重量当
り約0.001〜約25重量%程度である。シラン単量
体の重量当り約0.5〜約5重量%の有機チタネー
トを用いることが望ましい。 反応温度は広い範囲で、例えば約0℃から約
250℃まで、変えることができるが、約70℃〜約
130℃の範囲内の温度が好ましい。反応はまた適
当な溶媒、例えばトルエン、キシレン、クメン、
デカリン、ドデカン、クロルベンゼン等の炭化水
素系溶媒を用いて行うことができる。 有機チタネートとシラン単量体の間の反応は、
大気圧、減圧下、または加圧下に行うことができ
る。揮発性副生物の除去を容易にするため、反応
の終期は減圧下に行うことが望ましい。また、生
成物が水に敏感なことによるゲルの生成を避ける
ため、窒素またはアルゴンのような不活性ガスの
雰囲気で反応を行うことが望ましい。 反応の完了は、揮発性物質の発生が止まるこ
と、および捕集した揮発性物質の重量/体積とそ
の理論値との比較からわかる。あるいは所望の粘
度水準まで反応を進め、その後、反応物を冷却し
て反応を停止させてもよい。 アルキレン−アルキルアクリレートのシラン変
性共重合体を製造するには、アルキレン−アルキ
ルアクリレート共重合体について述べたのと同
様、有機チタネート触媒の存在下にポリシロキサ
ンを反応させる。 ポリシロキサンが結合有機チタネートを含有す
る場合、特にシラン単量体の重量当り少なくとも
約0.5重量%の有機チタネートがポリシロキサン
の製造に当り使われた場合は、それ以上有機チタ
ネートを添加しなくてもよい。 反応混合物に添加する有機チタネート触媒の量
は、ポリシロキサンと共重合体の間の反応を促進
するに足る、触媒量である。好ましい量は、ポリ
シロキサンの重量当り約0.001〜約50重量%、最
も好ましくは約0.1〜約50重量%である。 用いるポリシロキサンの量は、共重合体の重量
当り約0.05重量%から約10重量%まで、望ましく
は約0.3重量%から約5重量%まで、変えること
ができる。 この反応を行う場合の温度は臨界的ではなく、
約80℃から約300℃まで、望ましくは約150℃から
約230℃まで、適宜変えることができる。 反応は、前記溶媒の存在下、大気圧下、減圧
下、更には加圧下に行なつてもよいが、大気圧が
好ましい。 反応の完了は、粘度がもはや変化しなくなるこ
とでわかる。 シラン変性共重合体を回収するには、反応フラ
スコの内容物を放冷したのち適当な受器に移し、
望ましくは不活性ガスで覆つて保存すればよい。 反応は、任意の適当な装置、望ましくはブラベ
ンダーミキサー、バンバリーミキサー、押出機等
で、共重合体が機械的に処理される装置を用いて
行う。ポリシロキサンは溶融した共重合体に添加
すればよく、次いで、必要ならば、有機チタネー
トを添加する。あるいは、ポリシロキサンの添加
前に、必要に応じて有機チタネートを共重合体に
添加する。 水で硬化可能なシラン変性アルキレン−アルキ
ルアクリレート共重合体の別の適当な例は、その
開示をここに援用する1972年2月29日付米国特許
第3646155号に記載されているように、不飽和シ
ラン、例えばビニルトリメトキシシラン、ビニル
トリエトキシシラン、β−メタクリルオキシエチ
ルトリメトキシシラン、γ−メタクリルオキシプ
ロピルトリメトキシシラン等をアルキレン−アル
キルアクリレート共重合体にグラフトすることに
より製造することができる。 すでに述べたように、本発明の組成物は、水で
硬化可能なシラン変性アルキレン−アルキルアク
リレート共重合体、疎水性材料で被覆された鉱物
質充填剤、およびハロゲン化物系難燃剤添加物を
含去。 適当な鉱物質充填剤の例は、タルク、アルミニ
ウム三水和物、酸化アンチモン、硫酸バリウム、
ケイ酸カルシウム、酸化モリブデン、シリカ、赤
リン、ホウ酸亜鉛、粘土、前記カルシウム塩また
はマグネシウム塩または塩基などである。すでに
示したように、好ましい鉱物質充填剤は、タル
ク、カルシウム化合物もしくはマグネシウム化合
物、またはこれらの混合物を炭素原子8〜20個を
有する脂肪酸の金属塩であつて金属がメンデレー
フ周期律表a、aもしくはbの各族の金属
であるものにより被覆したものである。金属塩を
形成する酸は、炭素原子が8〜20個、飽和もしく
は不飽和で、一塩基性もしくは二塩基性の、分枝
を持つか直鎖の脂肪酸である。このような酸の例
としては、パルミチン酸、ステアリン酸、ラウリ
ン酸、オレイン酸、セバシン酸、リシノール酸、
パルミトレイン酸等があり、中でもステアリン酸
が好ましい。好ましい金属塩はステアリン酸カル
シウムおよびステアリン酸亜鉛である。 好ましい鉱物質充填剤は、前記有機シラン、有
機チタネートあるいは脂肪酸金属塩のような、相
容性ある疎水性物質でコーテイングされていても
よい。 鉱物質充填剤は、1981年5月10日に特許された
米国特許第4255303号に記載されている方法によ
り、その100重量部当り約0.05〜約5重量部の疎
水性材料を用いて適宜コーテイングしておくとよ
い。 本発明の組成物を構成するハロゲン化物系難燃
剤は、当業者に周知のものである。これらの難燃
剤添加物は、ハロゲン化(臭素化、塩素化または
フツ素化)有機化合物である。好ましいハロゲン
化有機化合物には、塩素化ポリエチレン、ポリ塩
化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニル
共重合体、塩素化したパラフインおよびパラフイ
ンワツクス、塩素化脂環式炭化水素、および臭素
化芳香族化合物がある。最も好ましいのは、デカ
ブロム酸化ジフエニルおよび次式の化合物、たと
えばエチレンビス(テトラブロムフタルイミド)
である: および 式中、Rは独立に塩素または臭素であり、mは
1〜6の整数である。 水で硬化可能なシラン変性アルキレン−アルキ
ルアクリレート共重合体、疎水性材料で被覆され
た鉱物質充填剤および難燃剤添加物のほかに、本
発明の組成物はカーボンブラツク、潤滑剤、紫外
線安定剤、着色剤、酸化防止剤、煙害防止剤等の
添加物を含んでいてもよい。 疎水性材料で被覆された鉱物質充填剤、難燃剤
添加物、シラン変性アルキレン−アルキルアクリ
レート共重合体および添加物の混合物は、それが
必要な場合にのみ用いること、もちろんである。 本発明の組成物は、下記実施例に示すようにブ
ラベンダーミキサー等の適当な装置で混合するこ
とにより構成するのが便利である。 この組成物を架橋物にする硬化反応は、組成物
を水分にさらすことにより行われる。大気中の水
分は、通常48時間かかつて硬化を起こさせる程度
のものである。 硬化速度は、人工的に加湿した空気にさらすか
水中に浸漬し、更に昇温して加熱するかスチーム
にさらすことにより、約30分に加速される。通
常、硬化は約23℃〜約100℃、好ましくは約70℃
〜約100℃の温度水準でよく進行する。 硬化はまた、二ラウリン酸ジブチル錫または有
機チタネートのようなシラノール縮合触媒を用い
て加速してもよい。 表1にその組成を示した本発明の組成物の実施
例1〜7は次のようにして調製した: 有機チタネート、シラン単量体、ポリシロキサ
ンおよび二ラウリン酸ジブチル錫を除く全成分
を、あらかじめ160℃に加熱しておいたブラベン
ダーミキサー中で均一になるまで混合した。均一
になつた後、有機チタネート、二ラウリン酸ジブ
チル錫およびシラン単量体またはポリシロキサン
をブラベンダーミキサーに投入した。混合物を温
度160℃〜170℃で30分間反応させ、得られた水で
硬化可能なシラン変性アルキレン−アルキルアク
リレート共重合体を含む組成物を熱い間にポリエ
チレンの袋に移し、アルゴン雰囲気下に保存し
た。 各組成物の試料を用い、下記の条件で、プレス
により3インチ×8インチ×0.125インチの寸法
の試験片を製造した: 圧力 5000psi 温度 130℃ タイムサイクル 5分 表1に組成を示した過酸物系組成物である比較
例1〜4は、あらかじめ120℃に加熱しておいた
40グラムのブラベンダーミキサー中で約5分間、
各成分を混合することにより調製した。5分経過
後、ブラベンダーの内容物を熱時取り出し、プレ
スで平らにし、放冷した。 各組成物の試料を用い、下記の条件でプレスに
より3インチ×8インチ×0.125インチの寸法の
試験片を製造した: 圧力 5000psi 温度 180℃ タイムサイクル 15分 組成物1〜7および比較例1〜4の試験片につ
いて、次に下記の試験を行なつた。: 限界酸素指数……ASTMD−2863−70 モンサントレオメーター硬化試験……1977年4月
19日に特許された米国特許第4018852号記載の
方法 デカリン抽出物……ASTMD−2765 変形……ASTMD−621 これらの試験について述べると、レオメーター
値が高いことは生成物が高度に架橋されて硬化し
たことを示し、限界酸素指数が高いことは難燃性
が良好なことを示し、デカリン抽出物の値が低い
ことは架橋度が高いことを示し、変形の値が低い
ことは変形に対する抵抗性が良いことを示す。表
示した値は各例とも2つの試験片につき試験した
結果の平均値である。
【表】
【表】
【表】 実施例で用いた芳香族臭素化合物は次式のもの
である。 実施例で用いたデカブロム酸化ジフエニルは83
重量%の結合臭素を含有する。 実施例で用いたポリシロキサンは3.4ポイズの
粘度と繰返し単位 但しx=8〜9 を持つ。 実施例 8 ポリシロキサン、テトライソプロピルチタネー
トおよび二ラウリン酸ジブチル錫を含まない以外
は実施例6と同様の組成物を、2インチ半、24:
1(長さ:直径)のロイル押出機に供給し、押出
機中で、ポリシロキサン、テトライソプロピルチ
タネートおよび二ラウリン酸ジブチル錫の混合物
からなる第2の装入原料を最初の装入原料と混合
し、得られた組成物を#AWG(米国線ゲージ番
号)固体銅線上に押出した。第2の装入原料の量
は、第1の装入原料の重量に対し1.4重量%であ
つた。ポリシロキサン対テトライソプロピルチタ
ネート対二ラウリン酸ジブチル錫の重量比は24対
4対1であつた。反応後、得られた組成物を下記
の条件でワイヤー上に押出した: サイクル 1〜2分 コンパウンド温度 190℃〜200℃ コーテイングされたワイヤーを室温の水槽に供
給した。その結果、ワイヤー上の組成物は厚さ約
30ミルの架橋物となつて硬化した。 ワイヤーからはぎ取つた物質から作つた試験片
およびコーテイングされたワイヤーについて試験
を行なつた。はぎ取つた物質は、下記条件下にプ
レスで3インチ×8インチ×0.125インチの寸法
の試験片に成形した: 圧力 5000psi 温度 150℃ タイムサイクル 15分 モンサントレオメーター硬化試験−35.5インチ・
ポンド(三つの試験片についての平均値) 引張伸度−1700psi(三つの試験片についての平
均値) 変形−29.5%(三つの試験片についての平均値)
ユニオンカーバイド社標準試験法WC−75−
A、測定温度121℃ ワイヤー上での変形−18.6% ユニオンカーバイド社標準試験法WC−75−
B、測定温度121℃ 組成物はVW1火炎試験に合格し、難燃性が良
好であることを示した。 UL Suject44(1974年改訂版)中の
Underwriters Laboratoriesの試験法。 本発明の組成物をワイヤーおよびケーブルの上
に押出す場合について述べると、温度は約100〜
300℃、望ましくは150゜〜230℃とする。 本発明の組成物を主としてワイヤーおよびケー
ブルのコーテイングに用いるための押出操作に用
いるものとして説明したが、これらの組成物は、
押出成形パイプ、発泡成形体、ブロー成形品、射
出成形品、熱収縮性物品に使用できるほか、ガラ
ス繊維、グラフアイト繊維、ナイロン繊維などと
共に押出シートの製造にも利用できること、言う
までもない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 シラン変性アルキレン−アルキルアクリレー
    ト共重合体、疎水性材料で被覆された鉱物質充填
    剤およびハロゲン化物系難燃剤添加物を含み、し
    かも、上記鉱物質充填剤が上記共重合体の重量当
    り1乃至100重量%の量で存在し、上記ハロゲン
    化物系難燃剤添加物が上記共重合体の重量当り1
    〜100重量%の量で存在することからなる、水で
    硬化可能な組成物。 2 鉱物質充填剤が約20乃至60重量%存在し、ハ
    ロゲン化物系難燃剤添加物が約10乃至60重量%で
    存在する、特許請求の範囲第1項記載の水で硬化
    可能な組成物。 3 鉱物質充填剤がタルクである特許請求の範囲
    第1項記載の水で硬化可能な組成物。 4 鉱物質充填剤がマグネシウム又はカルシウム
    の酸化物、水酸化物、炭酸塩または硫酸塩である
    特許請求の範囲第1項記載の水で硬化可能な組成
    物。 5 鉱物質充填剤が炭酸カルシウムである特許請
    求の範囲第4項記載の水で硬化可能な組成物。 6 鉱物質充填剤がタルクとマグネシウム又はカ
    ルシウムの酸化物、水酸化物、炭酸塩、硫酸塩と
    の混合物である特許請求の範囲第1項記載の水で
    硬化可能な組成物。 7 鉱物質充填剤がタルクと酸化アンチモンとの
    混合物である特許請求の範囲第1項記載の水で硬
    化可能な組成物。 8 鉱物質充填剤が酸化アンチモンとマグネシウ
    ム又はカルシウムの酸化物、水酸化物、炭酸塩ま
    たは硫酸塩との混合物である特許請求の範囲第1
    項記載の水で硬化可能な組成物。 9 鉱物質充填剤がタルク、三酸化アンチモン及
    びマグネシウム又はカルシウムの酸化物、水酸化
    物、炭酸塩または硫酸塩の混合物である特許請求
    の範囲第1項記載の水で硬化可能な組成物。 10 疎水性材料が脂肪酸の金属塩である特許請
    求の範囲第1項記載の水で硬化可能な組成物。 11 脂肪酸の金属塩がステアリン酸カルシウム
    又はステアリン酸亜鉛である特許請求の範囲第1
    0項記載の水で硬化可能な組成物。 12 アルキレン−アルキルアクリレート共重合
    体がエチレン−エチルアクリレート共重合体であ
    る特許請求の範囲第1項記載の水で硬化可能な組
    成物。 13 アルキレン−アルキルアクリレート共重合
    体がエチレン−エチルアクリレート−t−ブチル
    アクリレート共重合体である特許請求の範囲第1
    項記載の水で硬化可能な組成物。 14 シランがアセトキシエチルトリメトキシシ
    ランから誘導されたものである特許請求の範囲第
    1項記載の水で硬化可能な組成物。 15 ハロゲン化物系難燃剤添加物がデカブロム
    酸化ジフエニルである特許請求の範囲第1項記載
    の水で硬化可能な組成物。 16 ハロゲン化物系難燃剤添加物がエチレンビ
    ス(テトラブロムフタルイミド)である特許請求
    の範囲第1項記載の水で硬化可能な組成物。 17 ハロゲン化物系難燃剤添加物が芳香族臭素
    化合物である特許請求の範囲第1項記載の水で硬
    化可能な組成物。 18 水で硬化可能なシラン変性エチレン−エチ
    ルアクリレート共重合体、鉱物質充填剤としての
    ステアリン酸亜鉛で被覆されたタルク、およびハ
    ロゲン化物系難燃剤添加物を含み、量比が特許請
    求の範囲第1項記載のとおりである特許請求の範
    囲第1項記載の水で硬化可能な組成物。
JP57069718A 1982-04-27 1982-04-27 水で硬化可能なシラン変性アルキレン−アルキルアクリレ−ト共重合体組成物 Granted JPS58187445A (ja)

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