JPS6219207B2 - - Google Patents
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- JPS6219207B2 JPS6219207B2 JP55115441A JP11544180A JPS6219207B2 JP S6219207 B2 JPS6219207 B2 JP S6219207B2 JP 55115441 A JP55115441 A JP 55115441A JP 11544180 A JP11544180 A JP 11544180A JP S6219207 B2 JPS6219207 B2 JP S6219207B2
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- Japan
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- container
- adsorbent
- desorption
- water
- moisture
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- Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
- Drying Of Gases (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は造水装置に係り、特に大気中の水分
を凝縮させて液相の水としてとり出す造水装置に
関するものである。
を凝縮させて液相の水としてとり出す造水装置に
関するものである。
第1図は先行技術(特願昭54−17618号)に係
る造水装置の構成を示すフロー図で、1,2は第
1、第2の収容部で内部にはモレキユラーシーブ
等の吸着剤1a,2aを有する。この吸着剤1
a,2aは吸着過程において通過する水分を含む
空気中の水分を吸着し、脱着過程において通過す
る高温空気によつて吸着した水分を脱着する。3
はブロアなどの給気装置で、外気を通気路4,弁
5、第1の収容部1、弁6を経て排気路9から排
気される矢印Aの経路と、弁7、第2の収容部
2、弁8を経て排気路9から排気される矢印Bの
経路とに交互に切換えられ、吸着剤1a,2aに
交互に水分を吸着させる。10はブロアなどの送
気装置、11は高温気体の循環路を形成する通気
路でバーナ12aを有する加熱器12と第1、第
2の収容部1,2とを弁13,14,15,16
を介して連通し、弁13〜16の開閉により矢印
C,Dの二つの循環路を形成し、吸着剤1a,2
aから交互に吸着した水分を脱着する。17は通
気路11に連通せる導出路で、循環路から溢出し
てくる水蒸気は、凝縮器18内で送風機18aに
より空冷されて凝縮し、この凝縮した水は貯水槽
19内に貯溜される。
る造水装置の構成を示すフロー図で、1,2は第
1、第2の収容部で内部にはモレキユラーシーブ
等の吸着剤1a,2aを有する。この吸着剤1
a,2aは吸着過程において通過する水分を含む
空気中の水分を吸着し、脱着過程において通過す
る高温空気によつて吸着した水分を脱着する。3
はブロアなどの給気装置で、外気を通気路4,弁
5、第1の収容部1、弁6を経て排気路9から排
気される矢印Aの経路と、弁7、第2の収容部
2、弁8を経て排気路9から排気される矢印Bの
経路とに交互に切換えられ、吸着剤1a,2aに
交互に水分を吸着させる。10はブロアなどの送
気装置、11は高温気体の循環路を形成する通気
路でバーナ12aを有する加熱器12と第1、第
2の収容部1,2とを弁13,14,15,16
を介して連通し、弁13〜16の開閉により矢印
C,Dの二つの循環路を形成し、吸着剤1a,2
aから交互に吸着した水分を脱着する。17は通
気路11に連通せる導出路で、循環路から溢出し
てくる水蒸気は、凝縮器18内で送風機18aに
より空冷されて凝縮し、この凝縮した水は貯水槽
19内に貯溜される。
ところが、上記先行技術になる装置では、以上
の説明からも判るように、当然下記のエネルギ消
費がある。
の説明からも判るように、当然下記のエネルギ消
費がある。
(イ) 空気中の水分を吸着剤に吸着させるために空
気を吸着剤に送るブロア動力 (ロ) 吸着した水分を脱着するための熱源としてバ
ーナへの燃料供給 (ハ) 脱着のための高温気体の循環のためのブロア
動力 (ニ) 凝縮器強制風冷のためのフアン動力 以上のように、造水装置を動作させるには、エ
ネルギ源として石油などが必要なわけで、特に、
へき地で造水を行なう場合には大きな障害とな
る。
気を吸着剤に送るブロア動力 (ロ) 吸着した水分を脱着するための熱源としてバ
ーナへの燃料供給 (ハ) 脱着のための高温気体の循環のためのブロア
動力 (ニ) 凝縮器強制風冷のためのフアン動力 以上のように、造水装置を動作させるには、エ
ネルギ源として石油などが必要なわけで、特に、
へき地で造水を行なう場合には大きな障害とな
る。
この発明は以上のような点に鑑みてなされたも
ので、太陽エネルギと自然の風とを利用すること
によつて、エネルギ消費の極めて少ない造水装置
を提供することを目的としている。
ので、太陽エネルギと自然の風とを利用すること
によつて、エネルギ消費の極めて少ない造水装置
を提供することを目的としている。
一般に、このような装置で造水をする必要のあ
る地域では年間のほとんどが晴天であり、また、
全くの無風状態は珍しく、3m/秒程度の風が吹
いている。この発明はこの自然条件を有効に利用
するものである。
る地域では年間のほとんどが晴天であり、また、
全くの無風状態は珍しく、3m/秒程度の風が吹
いている。この発明はこの自然条件を有効に利用
するものである。
第2図はこの発明の一実施例をその一部を切欠
いて示す模式構成図、第3図は第2図の−線
での断面図である。図において、101は水分を
吸着した吸着剤コンテナ102を収容し周囲から
太陽熱を与え水分を脱着するための脱着容器、1
02aは吸着剤コンテナ102に収容された例え
ば合成ゼオライト、シリカゲルなどの粒状の吸着
剤、103は脱着容器101に太陽光を集めるた
めの鏡、104は脱着容器101内に吸着剤コン
テナ102を挿入後、脱着容器101を密閉する
ための栓で、栓本体104aは例えばアスベスト
などの耐熱性のある断熱材からなり、フランジ部
104bに固着されており、このフランジ部10
4bを適当なパツキング104Cを介して、脱着
容器101の上端にねじ104dでしめつける。
105は脱着容器101の上端部に設けられたフ
インで、栓104の近傍を冷却し、特にパツキン
グ104Cを高温から保護するためのものであ
る。106は脱着した水蒸気を凝縮する凝縮器、
107は貯水槽、108は脱着容器101で脱着
した水蒸気を凝縮器106へ導くパイプ、109
は凝縮器106で得た水を水槽107へ導くパイ
プである。第3図に破線矢印Lは鏡103によつ
て反射され脱着容器101へ入射される太陽光の
経路を示す。図示のように、2枚の鏡103と脱
着容器101とはその相対位置が固定され、脱着
容器101に太陽光が集まるように一体として太
陽の方向に向けておく。なお、この一体としたも
のを「集光脱着要素」と呼ぶことにする。第4図
はこの実施例に用いる吸着剤コンテナ102をそ
の一部を切欠いて示す模式斜視図で、コンテナ1
02自体は金網などで扁平形に構成され通気性が
良くなつており、内部に粒状の吸着剤102aが
充填されている。
いて示す模式構成図、第3図は第2図の−線
での断面図である。図において、101は水分を
吸着した吸着剤コンテナ102を収容し周囲から
太陽熱を与え水分を脱着するための脱着容器、1
02aは吸着剤コンテナ102に収容された例え
ば合成ゼオライト、シリカゲルなどの粒状の吸着
剤、103は脱着容器101に太陽光を集めるた
めの鏡、104は脱着容器101内に吸着剤コン
テナ102を挿入後、脱着容器101を密閉する
ための栓で、栓本体104aは例えばアスベスト
などの耐熱性のある断熱材からなり、フランジ部
104bに固着されており、このフランジ部10
4bを適当なパツキング104Cを介して、脱着
容器101の上端にねじ104dでしめつける。
105は脱着容器101の上端部に設けられたフ
インで、栓104の近傍を冷却し、特にパツキン
グ104Cを高温から保護するためのものであ
る。106は脱着した水蒸気を凝縮する凝縮器、
107は貯水槽、108は脱着容器101で脱着
した水蒸気を凝縮器106へ導くパイプ、109
は凝縮器106で得た水を水槽107へ導くパイ
プである。第3図に破線矢印Lは鏡103によつ
て反射され脱着容器101へ入射される太陽光の
経路を示す。図示のように、2枚の鏡103と脱
着容器101とはその相対位置が固定され、脱着
容器101に太陽光が集まるように一体として太
陽の方向に向けておく。なお、この一体としたも
のを「集光脱着要素」と呼ぶことにする。第4図
はこの実施例に用いる吸着剤コンテナ102をそ
の一部を切欠いて示す模式斜視図で、コンテナ1
02自体は金網などで扁平形に構成され通気性が
良くなつており、内部に粒状の吸着剤102aが
充填されている。
次に、この実施例の動作について説明する。ま
ず、吸着剤102aを収容した吸着剤コンテナ1
02を大気にさらして、自然風に当てて空気中の
水分を吸着剤102aに吸着させる。このように
して水分を吸着した吸着剤102aをコンテナ1
02のまま脱着容器101内へ挿入する。脱着容
器101には太陽光が集められているので、中に
挿入された吸着剤102aは太陽熱で加熱され、
吸着されていた水分が水蒸気として脱着される。
そして、この脱着された水蒸気はパイプ108を
経て凝縮器106に導かれ、ここで液相の水とな
り、パイプ109から貯水槽107に導かれる。
脱着容器101内で脱着の終つた吸着剤102a
はコンテナ102ごと抜き出し、最初の手順に戻
つて再び大気にさらして空気中の水分を吸着さ
せ、上記動作を繰返すことによつて、液相の水が
貯水槽107に得られる。
ず、吸着剤102aを収容した吸着剤コンテナ1
02を大気にさらして、自然風に当てて空気中の
水分を吸着剤102aに吸着させる。このように
して水分を吸着した吸着剤102aをコンテナ1
02のまま脱着容器101内へ挿入する。脱着容
器101には太陽光が集められているので、中に
挿入された吸着剤102aは太陽熱で加熱され、
吸着されていた水分が水蒸気として脱着される。
そして、この脱着された水蒸気はパイプ108を
経て凝縮器106に導かれ、ここで液相の水とな
り、パイプ109から貯水槽107に導かれる。
脱着容器101内で脱着の終つた吸着剤102a
はコンテナ102ごと抜き出し、最初の手順に戻
つて再び大気にさらして空気中の水分を吸着さ
せ、上記動作を繰返すことによつて、液相の水が
貯水槽107に得られる。
なお、吸着剤コンテナ102を複数個準備して
おき、その1個を脱着容器101に挿入して脱着
中は、他のコンテナ102は大気にさらして水分
を吸着させるようにすれば効率よく運転すること
ができる。
おき、その1個を脱着容器101に挿入して脱着
中は、他のコンテナ102は大気にさらして水分
を吸着させるようにすれば効率よく運転すること
ができる。
以上がこの装置の動作原理であるが、造水能力
2.5Kg/hの装置を例にとつて、その主要部分の
寸法、容量などを示すと次の通りである。
2.5Kg/hの装置を例にとつて、その主要部分の
寸法、容量などを示すと次の通りである。
(イ) {使用吸着剤:合成ゼオライト
(ロ) 脱着時間:1時間/回}とする。
(ハ) 吸着剤重量:32Kg/コンテナ
水分の有効吸着量は8%として
2.5/0.08=32(Kg)
(ニ) 吸着剤容積:0.04m3/コンテナ
合成ゼオライトの嵩比重は0.8(T/m3)であ
るから 32×10-3/0.8=0.04(m3) (ホ) 脱着に要する熱量: 2500+2200+1000=5700kcal/h 脱着潜熱は1000kcal/Kg・水として、 2.5×1000=2500(kcal/h) 吸着剤昇温の顕熱は、合成ゼオライトの比熱を
0.3、昇温範囲40℃→270℃として 32×0.3×(270−40)≒2200(kcal/h) 脱着容器その他の昇温の顕熱は上記熱量の20%
として (2500+2200)×0.2≒1000(kcal/h) (ヘ) 集光鏡の面積(面積の太陽光に垂直な成
分): 38m2 太陽エネルギ密度を600kcal/m2/h、脱着容
器を含めた太陽エネルギの利用効率を25%とし
て 5700÷600÷0.25=38(m2) (ト) 集光鏡の寸法:(5m×4m)×2枚 5×4×2=40(m2)>38(m2) (チ) 凝縮器の容量:1350kcal/h 水蒸気の凝縮潜熱を540kcal/Kgとして 540×2.5=1350(kcal/h) (リ) 凝縮器の放熱面積:1.2m2 総括熱伝達率を30kcal/m2/h/℃、温度差を
40℃として、 1350÷(30×40)≒1.2(m2) (ヌ) 吸着剤コンテナの寸法: 5m(長さ)×0.3m(幅)×0.027m(厚さ) 吸着容積:0.04m3 5×0.3×0.027≒0.04(m3) (ル) 脱着容器の寸法:上記吸着剤コンテナが要
易に入ること。
るから 32×10-3/0.8=0.04(m3) (ホ) 脱着に要する熱量: 2500+2200+1000=5700kcal/h 脱着潜熱は1000kcal/Kg・水として、 2.5×1000=2500(kcal/h) 吸着剤昇温の顕熱は、合成ゼオライトの比熱を
0.3、昇温範囲40℃→270℃として 32×0.3×(270−40)≒2200(kcal/h) 脱着容器その他の昇温の顕熱は上記熱量の20%
として (2500+2200)×0.2≒1000(kcal/h) (ヘ) 集光鏡の面積(面積の太陽光に垂直な成
分): 38m2 太陽エネルギ密度を600kcal/m2/h、脱着容
器を含めた太陽エネルギの利用効率を25%とし
て 5700÷600÷0.25=38(m2) (ト) 集光鏡の寸法:(5m×4m)×2枚 5×4×2=40(m2)>38(m2) (チ) 凝縮器の容量:1350kcal/h 水蒸気の凝縮潜熱を540kcal/Kgとして 540×2.5=1350(kcal/h) (リ) 凝縮器の放熱面積:1.2m2 総括熱伝達率を30kcal/m2/h/℃、温度差を
40℃として、 1350÷(30×40)≒1.2(m2) (ヌ) 吸着剤コンテナの寸法: 5m(長さ)×0.3m(幅)×0.027m(厚さ) 吸着容積:0.04m3 5×0.3×0.027≒0.04(m3) (ル) 脱着容器の寸法:上記吸着剤コンテナが要
易に入ること。
なお、上記(ハ)において有効吸着量を8%と
したのは、合成ゼオライトとしてモレキユラーシ
ーブ(UCC社商品名)を使うとして、吸着過程
で水分を吸着剤重量に対して18%まで吸着させ、
脱着過程では270℃まで昇温させ10%にまで脱着
させるようにしているものである。
したのは、合成ゼオライトとしてモレキユラーシ
ーブ(UCC社商品名)を使うとして、吸着過程
で水分を吸着剤重量に対して18%まで吸着させ、
脱着過程では270℃まで昇温させ10%にまで脱着
させるようにしているものである。
また、上記(ヘ)における太陽熱の利用効率25
%については、脱着温度を上述のように270℃と
すると、脱着容器からの輻射による熱損失がかな
り大きく、また脱着容器周囲で生ずる対流や自然
風によつて空気に持去られることによる熱損失も
大きいので効率は25%程度になる。勿論、脱着容
器を、内面に熱線を選択反射するような処理を施
した真空ガラス容器内に挿入する構造とすれば、
よく知られている太陽熱真空コレクタと同様の構
造となるわけで、輻射、対流いずれの熱損失も著
しく減少するので、効率は大幅に改善され、集光
鏡も小さくてよくなる。
%については、脱着温度を上述のように270℃と
すると、脱着容器からの輻射による熱損失がかな
り大きく、また脱着容器周囲で生ずる対流や自然
風によつて空気に持去られることによる熱損失も
大きいので効率は25%程度になる。勿論、脱着容
器を、内面に熱線を選択反射するような処理を施
した真空ガラス容器内に挿入する構造とすれば、
よく知られている太陽熱真空コレクタと同様の構
造となるわけで、輻射、対流いずれの熱損失も著
しく減少するので、効率は大幅に改善され、集光
鏡も小さくてよくなる。
更に、上記(ヌ)において吸着剤コンテナの厚
さを2.7cmとしているが、空気の絶対湿度が10g−
水/m3―空気程度の環境で、自然風(3m/s前
後)により1時間程度の時間で水分を十分吸着さ
せるためには、このように薄くする必要がある。
なお、前述のように吸着剤を収容したコンテナを
複数個用意して、その1枚を脱着中に、残余を吸
着過程にあるようにするのであるが、その用意す
るコンテナ個数を多くすれば、吸着時間を脱着時
間より長くすることができ、風の少い、湿度の低
い地域ではこのようにすればよい。
さを2.7cmとしているが、空気の絶対湿度が10g−
水/m3―空気程度の環境で、自然風(3m/s前
後)により1時間程度の時間で水分を十分吸着さ
せるためには、このように薄くする必要がある。
なお、前述のように吸着剤を収容したコンテナを
複数個用意して、その1枚を脱着中に、残余を吸
着過程にあるようにするのであるが、その用意す
るコンテナ個数を多くすれば、吸着時間を脱着時
間より長くすることができ、風の少い、湿度の低
い地域ではこのようにすればよい。
次に、この装置の操作に必要な動力について述
べる。以上の説明から判るように必要な操作とし
ては、 (i) 集光脱着要素を太陽に向けておくこと (ii) 吸着剤コンテナの脱着容器に対する出し入れ (iii) 吸着剤コンテナを自然風にさらされる状態に
置くこと の三つに分けられる。例示した造水能力が2.5
Kg/h程度のものであれば、上記(i)〜(iii)の操作は
簡単な操作具を用いて、すべて人力で行なうこと
ができる。殊に、(i)の操作にはぜんまいを利用し
た時計仕掛とすることもできる。そして、この方
法は砂漠などにおける水欠乏時の非常時用造水装
置としては現実性がある。しかし、通常は人力に
よることは不能率、不経済であり、更に、大規模
装置では人力では不可能となる。そこで、造水能
力2.5Kg/hの装置を20台並設し、総合造水能力
50Kg/hとしたものについて、電動機を用い、各
装置を時間的に順次操作する場合の動力を示す
と、上記(i)の操作に要する動力は50W程度であ
り、(ii)および(iii)の操作には両者を合わせて時間平
均としては200Wの動力で十分である。従つて合
計で250Wである。電気をデイーゼル発電機で供
給するとして、発電の熱効率を20%として、石油
量に換算すると、その石油消費量は0.1Kg/hで
ある。すなわち、0.1Kgの石油で50Kgの水が得ら
れる。
べる。以上の説明から判るように必要な操作とし
ては、 (i) 集光脱着要素を太陽に向けておくこと (ii) 吸着剤コンテナの脱着容器に対する出し入れ (iii) 吸着剤コンテナを自然風にさらされる状態に
置くこと の三つに分けられる。例示した造水能力が2.5
Kg/h程度のものであれば、上記(i)〜(iii)の操作は
簡単な操作具を用いて、すべて人力で行なうこと
ができる。殊に、(i)の操作にはぜんまいを利用し
た時計仕掛とすることもできる。そして、この方
法は砂漠などにおける水欠乏時の非常時用造水装
置としては現実性がある。しかし、通常は人力に
よることは不能率、不経済であり、更に、大規模
装置では人力では不可能となる。そこで、造水能
力2.5Kg/hの装置を20台並設し、総合造水能力
50Kg/hとしたものについて、電動機を用い、各
装置を時間的に順次操作する場合の動力を示す
と、上記(i)の操作に要する動力は50W程度であ
り、(ii)および(iii)の操作には両者を合わせて時間平
均としては200Wの動力で十分である。従つて合
計で250Wである。電気をデイーゼル発電機で供
給するとして、発電の熱効率を20%として、石油
量に換算すると、その石油消費量は0.1Kg/hで
ある。すなわち、0.1Kgの石油で50Kgの水が得ら
れる。
これは、砂漠のような内陸の水欠乏地で水を得
ることを考えると、水そのものを運送するのに対
して、この装置を現地に設置しておけば、水の1/
500の量の石油を運送すればよいことを意味す
る。
ることを考えると、水そのものを運送するのに対
して、この装置を現地に設置しておけば、水の1/
500の量の石油を運送すればよいことを意味す
る。
なお、第1図に示した先行技術による装置で
は、同じ規模(50Kg/hの造水能力)で、ブロア
およびフアンの動力として20kW程度必要であ
り、他に脱着のためのバーナの燃料として石油が
15Kg/h程度必要である。これから、この発明に
なる装置が如何にエネルギ消費が少ないかが判
る。
は、同じ規模(50Kg/hの造水能力)で、ブロア
およびフアンの動力として20kW程度必要であ
り、他に脱着のためのバーナの燃料として石油が
15Kg/h程度必要である。これから、この発明に
なる装置が如何にエネルギ消費が少ないかが判
る。
更に、上述のこの発明の装置における所要電力
は太陽電池から得ることも可能で、この場合は石
油は全く不要である。このときの太陽電池のため
に要する面積は約7m2である。
は太陽電池から得ることも可能で、この場合は石
油は全く不要である。このときの太陽電池のため
に要する面積は約7m2である。
また、前述の(ii)および(iii)の操作には、現在自動
倉庫などでよく使用されているマテリアル・ハン
ドリング装置と同様のものを使用し、自然風にさ
らすために、例えば棚の上に置かれてある吸着剤
コンテナを取り出してきて、脱着容器の装着す
る。第5図はこのような操作に適合するように構
成した吸着剤コンテナの一例を示す斜視図で、第
2図〜第4図と同等部分は同一符号で示す。これ
は吸着剤コンテナ102と栓104とを一体化し
たもので、110は両者を機械的に結合する棒、
111は上記ハンドリング装置で取扱うためのボ
スである。脱着容器101自体は第2図に示した
ものと同様でよく、脱着容器101側にパツキン
グを固定しておき、栓104と一体化した吸着剤
コンテナ102を脱着容器101内へ挿入し、栓
本体104aを脱着容器101の上端に密着挿入
させ、フランジ部104bを上記パツキングを介
して脱着容器101の上端に密着させ、密閉を保
つ。
倉庫などでよく使用されているマテリアル・ハン
ドリング装置と同様のものを使用し、自然風にさ
らすために、例えば棚の上に置かれてある吸着剤
コンテナを取り出してきて、脱着容器の装着す
る。第5図はこのような操作に適合するように構
成した吸着剤コンテナの一例を示す斜視図で、第
2図〜第4図と同等部分は同一符号で示す。これ
は吸着剤コンテナ102と栓104とを一体化し
たもので、110は両者を機械的に結合する棒、
111は上記ハンドリング装置で取扱うためのボ
スである。脱着容器101自体は第2図に示した
ものと同様でよく、脱着容器101側にパツキン
グを固定しておき、栓104と一体化した吸着剤
コンテナ102を脱着容器101内へ挿入し、栓
本体104aを脱着容器101の上端に密着挿入
させ、フランジ部104bを上記パツキングを介
して脱着容器101の上端に密着させ、密閉を保
つ。
以上詳述したようにこの発明になる造水装置で
は太陽熱と自然風を有効に利用するようにしたの
で、所要電力または燃料を極めて僅かで、空気中
の湿気から液相の水を得ることができる。
は太陽熱と自然風を有効に利用するようにしたの
で、所要電力または燃料を極めて僅かで、空気中
の湿気から液相の水を得ることができる。
第1図は先行技術になる造水装置の構成を示す
フロー図、第2図はこの発明の一実施例をその一
部を切欠いて示す模式構成図、第3図は第2図の
―線での断面図、第4図はこの実施例に用い
る吸着剤コンテナをその一部を切欠いて示す模式
斜視図、第5図は取扱い操作を容易にした吸着剤
コンテナをその一部を切欠いて示す模式斜視図で
ある。 図において、101は脱着容器、102は吸着
剤コンテナ、102aは吸着剤、103は太陽光
集光用の鏡、104は栓、104aは栓本体、1
06は凝縮器、107は貯水槽である。なお、図
中同一符号は同一または相当部分を示す。
フロー図、第2図はこの発明の一実施例をその一
部を切欠いて示す模式構成図、第3図は第2図の
―線での断面図、第4図はこの実施例に用い
る吸着剤コンテナをその一部を切欠いて示す模式
斜視図、第5図は取扱い操作を容易にした吸着剤
コンテナをその一部を切欠いて示す模式斜視図で
ある。 図において、101は脱着容器、102は吸着
剤コンテナ、102aは吸着剤、103は太陽光
集光用の鏡、104は栓、104aは栓本体、1
06は凝縮器、107は貯水槽である。なお、図
中同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 空気中の水分を吸着剤に吸着させた後、この
吸着剤を加熱して上記吸着していた水分を水蒸気
として脱着させ、この水蒸気を凝縮させて液態の
水を得るものにおいて、上記空気中の水分の吸着
は上記吸着剤を自然風にさらすことによつて行わ
せ、上記脱着はこの脱着によつて得られる水蒸気
を凝縮器へ導びく通路を除いて密閉された構造の
脱着容器内へ上記吸着剤を挿入し、上記脱着容器
とともに上記吸着剤を太陽熱で加熱することによ
つて行わせるようにしたことを特徴とする造水装
置。 2 脱着によつて得られる水蒸気を自然風冷式の
凝縮器で凝縮させるようにしたことを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載の造水装置。 3 吸着剤は金網などの通気性のよい部材からな
るコンテナに収容して用いるようにしたことを特
徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記載
の造水装置。 4 脱着容器を密閉するための栓と吸着剤を収容
したコンテナとを一体化したことを特徴とする特
許請求の範囲第3項記載の造水装置。 5 脱着容器1個に対して、吸着剤を収容したコ
ンテナを複数個準備し、上記コンテナの1個につ
いて脱着中に残余のコンテナを吸着状態に置くよ
うにしたことを特徴とする特許請求の範囲第3項
または第4項記載の造水装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11544180A JPS5738926A (en) | 1980-08-21 | 1980-08-21 | Water producer |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11544180A JPS5738926A (en) | 1980-08-21 | 1980-08-21 | Water producer |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5738926A JPS5738926A (en) | 1982-03-03 |
| JPS6219207B2 true JPS6219207B2 (ja) | 1987-04-27 |
Family
ID=14662630
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11544180A Granted JPS5738926A (en) | 1980-08-21 | 1980-08-21 | Water producer |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5738926A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS631418A (ja) * | 1986-06-21 | 1988-01-06 | Yoshitaka Kitaoka | 大気中から採水する方法及び装置 |
| JP6159912B1 (ja) * | 2016-12-28 | 2017-07-05 | 一彦 青木 | 淡水製造装置 |
-
1980
- 1980-08-21 JP JP11544180A patent/JPS5738926A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5738926A (en) | 1982-03-03 |
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