JPS6220557B2 - - Google Patents

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JPS6220557B2
JPS6220557B2 JP55124930A JP12493080A JPS6220557B2 JP S6220557 B2 JPS6220557 B2 JP S6220557B2 JP 55124930 A JP55124930 A JP 55124930A JP 12493080 A JP12493080 A JP 12493080A JP S6220557 B2 JPS6220557 B2 JP S6220557B2
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JP
Japan
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signal
frequency
time window
forming
musical tone
Prior art date
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Application number
JP55124930A
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English (en)
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JPS5748792A (en
Inventor
Masatada Wachi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Gakki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Gakki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Gakki Co Ltd filed Critical Nippon Gakki Co Ltd
Priority to JP55124930A priority Critical patent/JPS5748792A/ja
Priority to US06/293,699 priority patent/US4418600A/en
Priority to GB8126344A priority patent/GB2086118B/en
Priority to DE3135970A priority patent/DE3135970C2/de
Publication of JPS5748792A publication Critical patent/JPS5748792A/ja
Publication of JPS6220557B2 publication Critical patent/JPS6220557B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H7/00Instruments in which the tones are synthesised from a data store, e.g. computer organs
    • G10H7/02Instruments in which the tones are synthesised from a data store, e.g. computer organs in which amplitudes at successive sample points of a tone waveform are stored in one or more memories
    • G10H7/06Instruments in which the tones are synthesised from a data store, e.g. computer organs in which amplitudes at successive sample points of a tone waveform are stored in one or more memories in which amplitudes are read at a fixed rate, the read-out address varying stepwise by a given value, e.g. according to pitch
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H2250/00Aspects of algorithms or signal processing methods without intrinsic musical character, yet specifically adapted for or used in electrophonic musical processing
    • G10H2250/131Mathematical functions for musical analysis, processing, synthesis or composition
    • G10H2250/261Window, i.e. apodization function or tapering function amounting to the selection and appropriate weighting of a group of samples in a digital signal within some chosen time interval, outside of which it is zero valued
    • G10H2250/285Hann or Hanning window

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
この発明は、所定の周波数信号を所定時間幅の
時間窓信号で振幅変調することにより該周波数信
号を中心成分として所定周波数帯域における複数
の周波数成分を同時に算出し、この算出した複数
の周波数成分を部分音成分として楽音信号を形成
するようにした楽音信号形成装置の改良に関す
る。 A.従来技術とその欠点 従来において、ハニング窓などの所定の時間窓
信号と所定の周波数信号(例えば正弦波信号)と
を掛け合せることにより、所定の周波数信号を中
心成分として所定周波数帯域における多数の部分
音成分を同時に一括して算出するようにした楽音
信号形成装置(特開昭55−32028号公報)が提案
されている。 ところが、この先願の楽音信号形成装置は、所
定の周波数信号をハニング窓信号によつて振幅変
調した波形をメモリに予め記憶しておき、これを
ハニング窓信号の時間幅に対応した周期のアドレ
ス信号によつて読出すようにしたものであるた
め、ハニング窓信号と所定の周波数信号との関係
が固定されてしまい、一括算出される多数の部分
音成分の周波数帯域を任意に設定できないという
欠点がある。 そこで、ハニング窓信号と周波数信号とを別々
に発生し、その後両者を乗算するようにすること
も考えられるが、このためには窓信号発生用の回
路と周波数信号発生用の回路とを設けなければな
らず、構成が複雑になり、さらには装置規模が大
きくなつてしまう欠点がある。 B.この発明の目的と概要説明 この発明は上述した従来の楽音信号形成装置の
欠点に鑑みなされたもので、その目的は簡単な構
成で多数の部分音成分を有する楽音信号を形成で
きるようにした楽音信号形成装置を提供すること
にある。 このような目的を達成するためにこの発明にお
いては、正弦波または余弦波状の関数信号を発生
する関数信号発生器を、周波数信号発生および時
間窓信号発生のために共通使用し、この関数信号
発生器から周波数信号としての関数信号と時間窓
信号としての関数信号を時分割的に発生させるよ
うにしている。 すなわち、上記関数信号発生器から発生すべき
時間窓信号の時間幅に対応した周期で関数信号
(正弦波信号または余弦波信号)を発生させる制
御および上記関数信号発生器から発生すべき周波
数信号の周波数で関数信号(正弦波信号または余
弦波信号)を発生させる制御を時分割で行う。そ
して、上記の時間窓信号用として発生された関数
信号を演算処理して(例えば関数信号振動幅値を
2乗倍して)所定時間幅の時間幅信号を形成し、
この時間窓信号によつて上記の周波数信号として
発生された関数信号を振幅変調することにより、
上記周波数信号を中心成分として所定周波数帯域
における多数の部分音成分を同時に算出するよう
にしたものである。 以下、図面を用いてこの発明を詳細に説明す
る。 C.この発明による楽音信号形成装置の一実施例 第1図はこの発明による楽音信号形成装置を適
用した電子楽器の一実施例を示すブロツク図であ
つて、この実施例の電子楽器は第2図に示すよう
に8個の時分割タイムスロツトts0〜ts7のうち
ts0とts1,ts2とts3,ts4とts5,ts6とts7をそれぞ
れ1組として構成された4個の部分音計算チヤン
ネルch0〜ch3を有し、これら各計算チヤンネル
ch0〜ch3のそれぞれにおいて所望の部分音成分
を算出する。 すなわち、計算チヤンネルch0〜ch3のそれぞ
れでは、まず前半のタイムスロツト(ts0,ts2,
ts4,ts6)において所望の時間幅Twの時間窓信
号Wを発生し、次の後半のタイムスロツト
(ts1,ts3,ts5,ts7)において所望の周波数k
(は発生すべき楽音信号の周波数、kは部分音
次数)の正弦波状の第k次周波数信号Hkを発生
し、この後上記時間窓信号Wとk次周波数信号
Hkとを乗算し、kで表わされる周波数の第k
次部分音成分hkを中心成分として所定帯域幅に
おける部分音成分hkwを算出する。 この場合、周波数信号Hkおよび時間窓信号W
は次のようにして発生されている。すなわち、周
波数信号Hkについては、まず、第3図aに示す
ような1周期の正弦波信号sinωtをデイジタル
値で正弦関数メモリに記憶させておき、次に押下
鍵音高に対応した周波数ナンバFを所定速度で順
次累算し、繰り返し周波数が押下鍵音高の周波数
(楽音信号の周波数)と同一の累算値qF(q
=1,2,3…)を形成し、この累算値qFを正
弦波1周期の位相指定信号ωtとして上記正弦関
数メモリのアドレス信号として加え、この正弦関
数メモリから周波数の正弦波信号sinωtを発
生させ、この正弦波信号sinωtを周波数信号Hk
とする。ここで、信号ωtをk倍して正弦関数メ
モリにアドレス信号として加えれば、第3図cに
示すように周波数kの周波数信号Hkを得るこ
とができる。 一方、時間窓信号Wについては、信号ωtを上
記正弦関数メモリにアドレス信号として加え、周
波数の正弦波信号sinωtを発生させ、次にこ
の正弦波信号sinωtを2乗倍して第3図bに示
すように正の振幅部分のみから成る信号sin2ωt
を形成する。そして、この信号sin2ωtのうち0
〜πまでの位相部分を時間窓信号Wとして用いる
ようにする。従つて、このような時間窓信号Wの
時間幅Twは、正弦波信号sinωtの1周期Tの1/
2となる。従つて、正弦波信号sinωtの周期を変
えることにより、時間窓信号Wの時間幅Twを任
意に変えることができる。例えば、信号ωtを
ωt/2とした場合にはTw=Tとなり、信号ωtを2 ωtとした場合にはTw=T/4となり、信号ωtを kωtとした場合にはTw=T/2kとなる。 従つて、このような制御を行うことにより、1
つの正弦関数メモリのみで所望の時間幅Twの時
間窓信号Wおよび所望の周波数kの周波数信号
Hkを発生させることができる。 そこで、このようにして発生させた周波数信号
Hkと時間窓信号Wとを乗算すると、第3図dに
示すように振幅変調された被変調信号Hkwが得
られる。この被変調信号Hkwは、時間幅Twを周
波数kの周波数信号Hkの周期1/kのN倍(Nは 正の整数)とすると、第3図eに示すように周波
数kの周波数信号Hkを中心成分として帯域幅
(メインローブ)が4/Tw、すなわち4k/Nで示
され るスペクトルエンベロープを有することが知られ
ている。すなわち、被変調信号Hkwは4k/Nで示 される周波数帯域に亘つて分布する多数の周波数
成分から構成されている。従つて、このような被
変調信号Hkwを形成し、これを構成する周波数
成分を部分音成分として用いることにより、多数
の部分音成分を一括して算出できることになる。
なお、以下では、被変調信号Hkwを構成する周
波数成分を部分音成分として利用している意味に
より、被変調信号Hkwを部分音成分Hkwと表現
する。 なお、第1図に示す実施例では、時間窓信号W
の時間幅Twと周波数信号の周波数kは音色設
定器による設定音色および押下鍵の音域に応じて
変更制御されるようになつている。また、時間窓
信号Wについては、第4図に示すように、後述す
る信号NW、S1,S2の制御によつて常時一定
レベルの時間窓信号Wを発生させたり(すなわ
ち、時間窓信号Wがないのと同じ)、あるいは楽
音信号1周期Tの間に時間幅Twの等しい複数の
時間窓信号Wを同一計算チヤンネル内で時分割的
に発生させ、同一計算チヤンネルで複数グループ
の周波数帯域に亘る部分音成分hkwを算出できる
ように構成されている。 以下、第1図に示す実施例の構成および動作に
ついて説明する。 (構成説明) 第1図において、1は鍵盤部、2は鍵盤部1の
各鍵に対応したキースイツチを有し、ある鍵が押
鍵されると対応するキースイツチが動作し、これ
によつて押下鍵に対応したキーコードKC(オク
ターブ音域を表わすブロツクコードBCと音名を
表わすノートコードNCとからなる)を出力する
と共に、いずれかの鍵が押鍵されたことを示すキ
ーオン信号KONを出力するキースイツチ回路、
3は各アドレスに各鍵の音高に対応した周波数ナ
ンバF(デイジタル数値)を記憶しておく、キー
スイツチ回路2からのキーコードKCがアドレス
信号として入力されることにより、押下鍵音高に
対応した周波数ナンバFを出力する周波数ナンバ
メモリ、4は周波数ナンバFをタイミングパルス
T1の発生毎に順次累算し、その累算値qF(q
=1,2,3…)を時間窓信号発生用および部分
音信号発生用の位相指定信号ωtとして出力する
アキユムレータであつて、このアキユムレータ4
から出力される位相指定信号ωtの最上位ビツト
信号P1は形成すべき楽音信号周波数(周期は
T=1/)と同一周波数となるように構成されてい る。従つて、このアキユムレータ4から出力され
る位相指定信号ωtの最上位ビツト信号P1とそ
の次位ビツト信号P0とにより、第2図に示すよ
うに楽音信号1周期Tの位相を4分割した各位相
部分ph1〜ph4を指定できる。また、このような
位相指定信号ωtをそのまま正弦関数メモリに与
えれば、周波数の正弦波状の第1周波数信号
H1(=sinωt)が得られ、信号ωtをk倍して
正弦関数メモリに与えれば、周波数kの正弦波
状の第k次周波数信号Hk(=sinkωt)が得ら
れる。 なお、周波数ナンバFを累算するためのタイミ
ングパルスT1は、第2図に示すようにタイムス
ロツトts0〜ts7(計算チヤンネルch0〜ch3)が一
巡する毎に後述するタイミングパルス発生回路7
から発生されるものである。従つて、位相指定信
号ωtはタイムスロツトts0〜ts7(計算チヤンネ
ルch0〜ch3)が一巡する毎に新たな値に更新さ
れることになる。 次に、5は所定周波数のクロツクパルスφ
出力する発振器、6はクロツクパルスφをカウ
ントし、時分割タイムスロツトts0〜ts7を表わす
3ビツトの信号b2,b1,b0からなるスロツトナ
ンバ信号Bを出力するカウンタ、7はクロツクパ
ルスφ、スロツトナンバ信号B、キーコード
KC、位相指定信号ωtの上位ビツト信号P1およ
びP0、音色設定器8において選定設定された音
色を表わす音色設定信号TSに基づき、設定音色
と押下鍵に音域に対応して所定の部分音成分を計
算チヤンネルch0〜ch3において算出するために
必要な各種のタイミングパルス(T1,T2,T3,
T4,T5,S0,S1,S2,S3,SE,G,INV,
NW,SUB)を発生するタイミングパルス発生回
路(以下、TPGという)であつて、各種タイミ
ングパルスのうちT1〜T5とタイムスロツトts0〜
ts7(計算チヤンネルch0〜ch3)の関係は第2図
に示している。一方、他のタイミングパルスS0
〜S3、SE,G,SUB,INV,NWは、各計算チヤ
ンネルch0〜ch3において必要とする時間窓信号
Wの時間幅Twおよび周波数信号Hkの周波数k
に応じて位相指定信号ωtを変更するためのもの
であり、これらのタイミングパルスは設定音色と
押下鍵の音域によつてその発生タイミングあるい
は発生パルス数が異なる。但し、このうちタイミ
ングパルスINVは、各計算チヤンネルch0〜ch3に
おいて形成する楽音信号から偶数次の部分音成分
を消去し、奇数次のみの部分音成分からなる楽音
信号を形成する場合においてそれぞれの楽音信号
1周期Tの後半部分で“1”となる信号である。
従つて、偶数次および寄数次の部分音成分からな
る楽音音色が選択された場合には、このタイミン
グパルスINVは常時“0”である。また、タイミ
ングパルスNWは時間窓信号Wを発生させず、周
波数信号Hkのみによる単一の部分音成分hkを算
出する時にのみ“1”となる信号である。 なお、タイムスロツトts0〜ts7(計算チヤンネ
ルch0〜ch3)が一巡する期間が、この期間にお
いて算出された各部分音成分を合成してその合成
値を対応するアナログの楽音信号瞬時値MW
(t)に変換するDACサイクルに定められてい
る。 9は各計算チヤンネルch0〜ch3において発生
する時間窓信号Wの時間幅Twおよび正弦波状の
周波数信号Hkの周波数kに応じて位相指定信
号ωtをタイミングパルスS0〜S3、SE,G,
NW,SUB等によつて変更する信号変更回路であ
つて、2倍回路90、シフトレジスタ91、アン
ドゲート92、セレクタ93、シフタ94〜9
6、ゲート97、加減算器98、データコンバー
タ99とからなり、各計算チヤンネルch0〜ch3
では上記タイミングパルスS0〜S3,……SUB等
による信号ωtの変更制御により、次の第1表に
示すような位相指定信号kωtを出力できるよう
に構成されている。
【表】
【表】 なお、スロツトナンバ信号Bの最下位ビツト信
号b0が“0”を示すタイムスロツトts0,ts2,
ts4,ts6、すなわち各計算チヤンネルch0〜ch3に
おいて時間窓信号Wを発生させるタイムスロツト
では、発生すべき時間窓信号Wの時間幅Twと楽
音信号1周期Tとの関係を Tw=T/2k ……(1) で表わすものとすれば、 k=T/2Tw ……(2) となるような位相指定信号kωtが出力されるよ
うに構成され、これによつて正弦関数メモリ10
に記憶した正弦波信号を読出すようになつてい
る。この場合、時間窓信号Wの時間幅Twは位相
指定信号kωtを制御することにより任意に設定
し得るが、この実施例においては時間幅Twを第
4図に示すもの、すなわちTw=T,1/2T,1/4T
, 1/8Tに限つている。また、この実施例では位相指 定信号として一定値「α」を常時発生させるよう
にし、正弦関数メモリ10から一定振幅値を読出
し、時間窓信号Wを発生させないようにすること
も可能である。このような各種時間幅の時間窓信
号Wは、タイミングパルスSEおよびGを常時
“0”とし、タイミングパルスS1,S2、NWの発
生タイミングを制御することによつて得られるも
のである。 ここで、信号変更回路9の動作について簡単に
説明しておくことにする。 アキユムレータ4から与えられた位相指定信号
ωtは、セレクタ93の「0」側入力に供給され
ると共に、2倍回路90において信号ωtを構成
する各ビツトの信号が上位ビツト方向へ1ビツト
シフトされて「2ωt」となつてシフトレジスタ
91に供給される。 シフトレジスタ91はタイミングパルスT4の
立下りタイミング(DACサイクルの開始タイミ
ング)で2倍回路90の出力信号2ωtを取込
み、これをアンドゲート92からシフトパルス
SFTが供給される毎に上位ビツト方向へ1ビツ
トずつシフトし、シフトパルスSFTの発生数m
に応じて信号2ωtを2m倍した信号2ωt・2
mを出力する。この場合、シフトパルスSFTの
発生数mは、タイミングパルスS0の“1”状態
時間によつて決まるものであり、タイミングパル
スS0の“1”状態時間がクロツクパルスφ
m周期に亘るときm個のシフトパルスSFTがア
ンドゲート92から発生する。但し、タイミング
パルスS0はタイムスロツトts0〜ts7の全期間に亘
つて“1”状態となり得るが、DACサイクルの
開始タイミングにおいては2倍回路90からの信
号2ωtの取込みが優先されるため、シフトパル
スSFTの発生数mの最大値は「7」である。 従つて、シフトレジスタ91からはタイミング
パルスS0の“1”状態時間を制御することによ
り、次の第2表に示すような信号が得られる。
【表】
【表】 なお、この実施例の場合、シフトパルスSFT
の発生数mは「3」までとしている。 このようにしてシフトレジスタ91から出力さ
れる位相指定信号2ωt・2mはセレクタ93の
「1」側入力に供給される。そこで、セレクタ9
3はタイミングパルスSEが“1”の時には
「1」側入力に供給されている位相指定信号2ω
t・2mを選択出力し、タイミングパルスSEが
“0”の時には「0」側入力に供給されている位
相指定信号ωtを選択出力する。 従つて、セレクタ93からはタイミングパルス
SEの制御によつて次の第3表に示すような信号
が得られる。
【表】 ここで、セレクタ93から出力される位相指定
信号(ωt,2ωt,4ωt,8ωt,16ωt)
を総称してxで表わすと、この位相指定信号xは
シフト94においてタイミングパルスS1および
S2の制御によつて2(s1+s2)倍されて次の第4表
に示すような位相指定信号2(s1+s2)・xに変更さ
れると共に、シフタ95においてタイミングパル
スS3の制御によつて2s3倍されて次の第5表に示
すような位相指定信号2s3・xに変更される。
【表】
【表】 さらに、シフタ94の出力信号2(s1+s2)・x
は、シフタ96においてスロツトナンバ信号Bの
最下位ビツト信号b0の制御によつて2-b0倍され
て次の第6表に示すような位相指定信号2(s1+s2
)・2-b0・xに変更される。すなわち、シフタ9
4の出力信号2(s1+s2)・xは時間窓信号Wを発生
させるタイムスロツト(ts0,ts2,ts4,ts6;信
号b0が“0”となる)において1/2倍される。
【表】 そして、このシフタ96の出力信号2(s1+s2)
-b0・xは加減算器98のA側入力に供給され
る。 一方、シフタ95の出力信号2s3・xは、タイ
ミングパルスGが“1”の時のみゲート97を介
して加減算器98のB側入力に供給され、ここに
おいてA側入力に供給された信号2(s1+s2)・2-b
・xとの加減算処理がタイミングパルスSUBの
制御によつて実行される。 これによつて、加減算器98からは次の第7表
に示すような位相指定信号axが得られる。な
お、加減算器98はタイミングパルスSUBが
“1”の時には「A―B」減算処理を行うもので
ある。 また、この実施例では、信号b0が“0”のと
きにはタイミングパルスGが常に“0”となるよ
うになつているので、信号b0が“0”の時(時
間窓信号発生のタイムスロツト)はシフタ96の
出力信号1/2・2(s1+s2)・xが加減算器98を介し てそのまま位相指定信号axとして出力される。
【表】 この加減算器98の出力信号axはデータコン
バータ99に供給される。データコンバータ99
には制御信号としてタイミングパルスNWが加え
られており、これによりデータコンバータ99は
タイミングパルスNWが“1”の時には入力され
る信号axの値にかかわらず一定値「α」を出力
し、一方タイミングパルスNWが“0”の時には
入力される信号axをそのまま出力する。この場
合、タイミングパルスNWは、各計算チヤンネル
ch0〜ch3において時間窓信号Wを発生させない
とき(第4図参照)当該チヤンネルの時間窓信号
発生用タイムスロツトにおいてのみ“1”となる
ものである。したがつて、データコンバータ99
からは、通常は加減算器98の出力信号axがそ
のまま位相指定信号kωtとして出力され、また
時間窓信号発生用タイムスロツトにおいてタイミ
ングパルスNWが“1”になつたときは一定値
「α」が位相指定信号kωtとして出力される。 ここで、アンドゲート92から出力されるシフ
トパルスSFTの発生数mを各計算チヤンネルch0
〜ch3別に次の第8表に示すように定めた場合、
タイミングパルスS1,S2,S3,G,SUBの発生
制御によつて加減算器98からは前述の第1表に
示したような位相指定信号kωtが得られる。
【表】 次に第1図に戻り、10は各アドレスに第3図
aで示すような正弦波信号1周期の各サンプル点
における正弦振幅値を対数値で記憶している正弦
関数メモリであつて、前記信号変更回路9から位
相指定信号kωtがアドレス信号として与えられ
ることにより、信号kωtに対応する位相の正弦
振幅値log sin kωtが出力される。 11は位相指定信号ωtの上位ビツト信号P1
およびP0、スロツトナンバ信号Bの上位ビツト
信号b2およびb1、音色設定信号TS、キーコード
KC、キーオン信号KONに基づき、各計算チヤン
ネルch0〜ch3で算出される各部分音成分に対し
て振幅エンベロープを付与するための対数値表現
のエンベロープ信号log EVkを出力するエンベロ
ープジエネレータである。 12は各計算チヤンネルのch0〜ch3の前半の
タイムスロツト(ts0,ts2,ts4,ts6)において
正弦関数メモリ10から出力される正弦振幅値
log sin kωtを2倍して第3図bに示すような
形状の時間窓信号振幅値2log sin kωtを算出
すると共に、各計算チヤンネルch0〜ch3の後半
のタイムスロツト(ts1,ts3,ts5,ts7)におい
て正弦関数メモリ10から出力される周波数k
の正弦振幅値log sin kωtと上記時間窓信号振
幅値2log sin kωtとを加算して周波数kを
中心に4・k/Nで示される周波数帯域に亘つて分布 する部分音成分hkwを算出し、さらにこの部分音
成分hkwにエンベロープ信号log EVkを加算して
振幅エンベロープの制御を行う演算回路であつ
て、2倍回路120、セレクタ121および12
2、加算器123、レジスタ124、対数・自然
数変換器(以下、LOG・LINコンバータという)
125とから構成されている。この場合、
LOG・LINコンバータ125から出力される各計
算チヤンネルch0〜ch3別の部分音成分hkwは、 hkw=(sin2kωt)・EVk
・(sin kωt) …(3) で表わされる。 13は1DACサイクルの間において各計算チヤ
ンネルでch0〜ch3算出された部分音成分hkw
合成する合成回路であつて、各計算チヤンネル
ch0〜ch3別の部分音成分hkwをタイミングパル
スT3の立下りタイミング毎に順次累算するアキ
ユムレータ130と、アキユムレータ130から
得られる累算値ΣhkwをタイミングパルスT5の
立下りタイミングで取込み、これを次の新たな累
算値Σhkwが与えられるまで保持しているレジス
タ131とからなり、アキユムレータ130の内
容はタイミングパルスT5より若干遅れたタイミ
ングパルスT4の立下りタイミングでリセツトさ
れる。そして、この合成回路13の出力Σhkw
DA変換器(DAC)14においてアナログの楽音
信号瞬時値MW(t)に変換された後、サウンド
システム15へ供給されるように構成されてい
る。 なお、この実施例では各部分音成分をDACサ
イクル毎に合成するに際し、楽音信号1周期の後
半部分において算出された部分音成分はその極性
を反転させて合成すべきことを指示する回路が設
けられている。つまり、第1図の一点鎖線で囲ん
だアンドゲート32および排他的論理和ゲート3
3およびアンドゲート34とがこれに該当する。
この回路は位相指定信号ωtの最上位ビツトの信
号P1が“1”を示している楽音信号1周期の後
半部分で、かつ各計算チヤンネルch0〜ch3の後
半のタイムスロツトにおいて、タイミングパルス
INVが“1”であれば、データコンバータ99か
ら出力される位相指定信号kωtの最上位ビツト
の信号を反転させてアキユムレータ130の符号
ビツト入力に与える。これによつて、アキユムレ
ータ130は各部分音成分の極性を反転させて合
成するようになり、楽音信号1周期を連続して考
えた場合には偶数次成分のみが消去され、奇数次
成分のみからなる楽音を得ることができる。な
お、通常の前半部および後半部分でもINVが
“0”の場合(反転しない場合)には、アキユム
レータ130の符号ビツトには信号kωtの
MSBがそのまま入力される。 例えば、第7図aに示すように楽音信号1周期
の前半と後半とで点対称の楽音信号波形は偶数次
成分および奇数次成分の両方を含むが、このうち
後半の波形の極性を反転するとその楽音信号波形
は第7図bに示すようなものとなる。つまり、左
右線対称の楽音信号波形となる。この左右線対称
の楽音信号波形は、1周期の前半部分が、 ΣAnsinnωt ……(4) で一般的に表わされ、また後半部分が、 −ΣAnsin(nωt−nπ) =−ΣAn{sinnωt・cosnπ−cosnωt ・sinnπ} =−ΣAn{sinnωt・(−1)n} =Σ(−1)n+1・Ansinnωt …(5) で一般的に表わされる。 そこで、これらの第(4)式および第(5)式を合成す
ると、 ΣAnsinnωt+Σ(−1)n+1・Ansinnωt =A1sinωt+A2sin2ωt+A3sin3ωt +A4sin4ωt+A5sim5ωt…… +A1sinωt−A2sin2ωt+A3sin3ωt −A4sin4ωt+A5sin5ωt…… となり、偶数次成分を表わす項が消去され、最終
的には 2〔A1sinωt+A3sin3ωt+A5sin5ωt…〕
……(6) となる。従つて、第7図bに示すような楽音信号
波形は偶数次成分が消去されて奇数次成分のみを
含むものとなる。この場合、第7図cに示すよう
に楽音1周期の前半と後半とで完全に左右線対称
でなくても、双方に偶数次成分が存在する場合に
は後半の符号を反転させて合成すれば、偶数次成
分は抑圧される。これは、クラリネツト等のよう
に管楽器音を形成する場合に極めて有効なものと
なる。 次に、以上のように構成された電子楽器の動作
について説明する。 (動作説明) まず、電源投入後においてカウンタ6および
TPG7は第2図で示したようなスロツトナンバ
信号B(b2,b1,b0)およびタイミングパルス
T1〜T5を出力しているが、このような状態にお
いて演奏者が音色設定器8によつて所望の音色設
定を行つた後、鍵盤部1である鍵を押鍵すると、
周波数ナンバメモリ3から押下鍵音高に対応した
周波数ナンバFが読出される。すると、アキムレ
ータ4はこの周波数ナンバFをタイミングパルス
T1の発生周期で順次累算し、その累算値qFを時
間窓信号発生用および正弦波状の部分音信号発生
用の位相指定信号ωtとして出力する。 この位相指定信号ωtは、そのうち上位ビツト
信号P1およびP0が楽音信号1周期Tを4分割し
た第1位相部分Ph1〜第4位相部分Ph4を識別す
る信号としてタイミングパルス発生回路7および
エンベロープジエネレータ11に供給される。こ
れによつて、タイミングパルス発生回路7は、楽
音信号1周期の各位相部分Ph1〜Ph4おいて各計
算チヤンネルch0〜ch3で設定音色および押下鍵
の音域に対応した所定の部分音成分を算出するた
めのタイミングパルスS0〜S3,SE,……SUBを
出力するようになる。そして、アキユムレータ4
から出力される位相指定信号ωtはこのタイミン
グパルスS0〜S3,……SUBの変更制御により信
号変更回路9において変更される。 説明を簡単にするために、計算チヤンネルch0
〜ch3のそれぞれは第5図に示すような時間窓信
号Wと周波数信号Hkとに基づく部分音成分hkw
を算出するものとする。すなわち、計算チヤンネ
ルch0は常時一定レベルの時間窓信号Wと周波数
の周波数信号H1とを乗算して周波数の第1
次部分音成分h1を算出するものとする。計算チヤ
ンネルch1では時間幅Twが「Tw=T」の時間窓
信号Wと周波数4の周波数信号H4とを乗算
し、第4次部分音成分h4(周波数4)を中心成
分としてメインローブの幅Mが M=4・4/4 で示される周波数帯域に亘つて分布する部分音成
分h4wを算出し、また計算チヤンネルch2は楽音
信号1周期Tの前半(ph1とph2)と後半(Ph3と
Ph4)とでそれぞれ時間幅Twが「Tw=1/2T」の 2つの時間窓信号Wを発生し、各時間窓信号Wと
周波数8の周波数信号H8とを乗算し、第8次
部分音成分h8(周波数8)を中心成分としてメ
インローブ幅Mが M=4・8/4 で示される周波数帯域に亘つて分布する部分音成
分h8wを算出するものとする。 計算チヤンネルch3では、楽音信号1周期Tの
うち各位相部分Ph1〜Ph4のそれぞれにおいて時
間幅Twが「Tw=1/4T」の時間窓信号Wを発生 し、第1位相部分Ph1における時間窓信号Wは周
波数16の周波数信号H16と乗算して第16次部分
音成分h16を中心成分としてメインローブ幅Mが M=4・16/4 で示される周波数帯域に亘つて分布する部分音成
分h16wを算出し、第2位相部分Ph2における時間
窓信号Wは周波数24の周波数信号H24と乗算し
て第24次部分音成分h24を中心成分としてメイン
ローブ幅Mが M=4・24/4 で示される周波数帯域に亘つて分布する部分音成
分h24wを算出し、第3位相部分Ph3における時間
窓信号Wは周波数32の周波数信号H32と乗算し
て第32次部分音成分h32を中心成分としてメイン
ローブ幅Mが M=4・32/8 で示される周波数帯域に亘つて分布する部分音成
分h32wを算出し、さらにまた第4位相部分Ph4
おける時間窓信号Wは周波数40の周波数信号
H40とを乗算して第40次部分音成分h40を中心成分
としてメインローブ幅Mが M=4・40/4 で示される周波数帯域に亘つて分布する部分音成
分h40wを算出するものとする。 各計算チヤンネルch0〜ch3において算出すべ
き部分音成分hkwが以上のようなものであつた場
合、タイミングパルス発生回路7は楽音信号1周
期Tの第1位相ph1〜第4位相部分ph4へ到る時
間の中で各計算チヤンネルch0〜ch3の前半のタ
イムスロツトおよび後半のタイムスロツトにおい
て、次の第9表a〜dに示すようなタイミングパ
ルスを出力する。
【表】
【表】 すると、計算チヤンネルch0のタイムスロツト
ts0では、タイミングパルスS0〜INVのうちNWの
みが第1位相部分ph1〜第4位相部分ph4に亘つ
て“1”であり、他は全て“0”である。このた
め、信号変更回路9におけるデータコンバータ9
9はその入力信号に関係なく位相指定信号kωt
として一定値「α」を出力する。これによつて、
正弦関数メモリ10から出力される正弦振幅値
log sin kωtも一定値「log sin α」となる。
この一定値の正弦振幅値log sin αは、演算回
路12の2倍回路120において2倍されて2log
sin αとなり、セレクタ122の「0」側入力
に供給される。一方、この時エンベロープジエネ
レータ11からは計算チヤンネルch0で算出すべ
き部分音成分h1に対するエンベロープ信号log
EV1(k=1)が発生されており、このエンベロ
ープ信号log EV1が演算回路12におけるセレク
タ121の「0」側入力に与えられている。この
時、時間窓信号Wを発生させるタイムスロツトで
あるから、スロツトナンバ信号Bの最下位ビツト
信号b0は“0”を示している。このため、セレ
クタ121および122はそれぞれ「0」側入力
に与えられているエンベロープ信号log EV1およ
び一定値の正弦振幅値2log sin αを選択出力し
て加算器123に供給する。これによつて、加算
器123においては log EV1+2log sin α の演算処理が実行される。この演算結果はタイミ
ングパルスT2の立下りタイミングでレジスタ1
24に取込まれた後、このレジスタ124の出力
側からセレクタ122の「1」側入力に帰還され
る。 この後、タイムスロツトts1になると、タイミ
ングパルスS0〜INVは全て“0”になる。このた
め、信号変更回路9における各回路は次の第10表
に示すような信号を出力する。
【表】 このため、正弦関数メモリ10からはk=1の
正弦振幅値log sin ωtが読出される。すなわ
ち、第1次周波数信号H1(=log sin ωt)が
出力される。この第1次周波数信号H1(=log
sin ωt)は演算回路12におけるセレクタ1
21の「1」側入力に供給される。この時、スロ
ツトナンバ信号Bの最下位ビツト信号b0は
“1”を示しているため、セレクタ121は
「1」側入力に与えられている第1次周波数信号
H1(=log sin ωt)を選択出力し、セレクタ
122も「1」側入力に与えられている信号
「log EV1+2log sin α」を選択出力する。これ
によつて、加算器123においては (log EV1+2log sin α) +log sin ωt の演算処理が実行される。すなわち、第1次周波
数信号H1(=log sin ωt)に対してエンベロ
ープ信号EV1が乗算される。加算器123の加算
出力はレジスタ124にタイミングパルスT2の
立下り時に取込まれた後、LOG・LINコンバータ
125に供給される。そして、このLOG・LINコ
ンバータ125において自然数で表現された値
「EV1・α・sinωt」に変換された後、合成回
路13におけるアキユムレータ130に供給され
てタイミングパルスT3の立下りタイミングで累
算される。従つて、この計算チヤンネルch0にお
いては、エンベロープの付与された第1部分音成
分h1が算出される。 次に、計算チヤンネルch1のタイムスロツトts2
では、タイミングパルスS0〜INVは全て“0”で
あり、かつスロツトナンバ信号Bの最下位ビツト
信号b0は“0”である。 このため、信号変換回路9における各回路から
は次の第11表に示すような信号が出力される。
【表】 すなわち、タイムスロツトts2では周波数の
位相指定信号ωtの値が1/2倍されて出力される。 このため、正弦関数メモリ10からは周波数ωT/2 の正弦振幅値log sinωt/2が読出される。この正弦 振幅値log sinωt/2は演算回路12における2倍回 路120において2倍されて、第3図bに示した
ような時間窓信号Wとして出力される。この場
合、時間窓信号Wの時間幅Twは「Tw=1/= T」である。 この時間幅Tw=Tの時間幅信号Wはセレクタ
122を介して加算器123に供給され、ここに
おいてセレクタ121を介して加算器123に供
給されるエンベロープ信号log EV4(k=4)と
加算される。そして、その加算結果 log EV4+logW =log EV4+2log sinωt/2 はレジスタ124に一時記憶される。 そして、次のタイムスロツトts3になると、タ
イミングパルスS0〜S2が“1”となつて信号変
更回路9の各回路からは次の第12表に示すような
信号が出力される。
【表】 このため、正弦関数メモリ10からはk=4の
正弦振幅値log sin 4ωtが読出される。すなわ
ち、第4次周波数信号H4(=log sin 4ωt)が
出力される。この第4次周波数信号H4(=log
sin 4ωt)は演算回路12においてレジスタ1
24に一時記憶されている信号「log EV4+2log
sinωt/2」と加算される。これによつて、第4次
周 波数信号H4(=log sin 4ωt)に対してエンベ
ロープ信号EV4および時間幅TwがTの時間窓信
号Wが乗算される。 従つて、この計算チヤンネルch1においては、
第4次周波数信号H1を時間幅Twが「Tw=T」
の時間窓信号Wおよびエンベロープ信号EV4によ
つて振幅変調した信号が得られる。すなわち、4
次部分音成分h4を中心成分としてメインローブ幅
Mが M=4・4/4 で示される周波数帯域に亘つて分布する部分音成
分h4wが得られる。 加算器123の加算出力「log EV4+2logωt/2+ log sin 4ωt」は、レジスタ124を介して
LOG・LINコンバータ125に入力され、自然数
で表現された値「EV4sinωt/2・sin 4ωt」に変 換された後、合成回路13のアキユムレータ13
0に供給され、ここにおいて前の計算チヤンネル
ch0で算出した第1次部分音成分h1と合成され
る。 計算チヤンネルch2およびch3においても同様
にして所定の部分音成分hkwが算出されるが、こ
の場合の動作は第13表〜第17表に各部の出力信号
を示し、その詳細説明は省略する。なお、計算チ
ヤンネルch3においては、各位相部分ph1〜ph4で
動作が異なる。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】 以上のようにして算出された部分音成分h1,h
4w,h8w,h16w,h24w,h32w,h40wは合成回路
13において1DACサイクル毎に合成される。そ
して、その合成値はDAC14においてアナログの
楽音信号瞬時値Mw(t)に変換されてサウンド
システム15に供給される。 これによつて、サウンドシステム15からは第
6図に示すようなスペクトルエンベロープを示す
楽音が発音される。 以上の説明から明らかなように、この実施例の
電子楽器においては、単一の正弦関数メモリを時
分割使用して時間窓信号および部分音信号を発生
するようにしているので極めて簡単な構成で広い
周波数帯域に亘る部分音成分hkwを算出すること
ができる。そして、このような部分音成分hkwを
算出するに当り、対数値加算による振幅変調を行
つているのでこのための演算時間を短くすること
ができる。また、時間窓信号Wは正弦波信号振幅
値を2乗倍することによつて発生させるようにし
ているため、このための演算回路を極めて簡単な
構成とすることができる。 次にタイミングパルス発生回路7およびエンベ
ロープジエネレータ11について詳細に説明す
る。(タイミングパルス発生回路7の詳細説明) タイミングパルス発生回路7は例えば第8図に
示すようにリードオンリメモリ(ROM)70に
よつて構成される。この場合、ROM70は音色
設定信号TSおよびキーコードKCによつて指定さ
れる複数のメモリブロツクMBを有し、この複数
のメモリブロツクMBのそれぞれには、信号b2,
b1,b0および信号P1,P0で指定される各タイム
スロツトts0〜ts7において設定音色および押下鍵
の音域に対応して所定の時間窓信号Wまたは周波
数信号Hkを発生するためのタイミングパルスT3
〜T5,SE,S0〜S3,G,SUB,INV,NWを記
憶している。従つて、音色設定信号TS,キーコ
ードKC、信号b2〜b0、信号P1,P0をアドレス信
号として与えれば、設定音色および押下鍵の音域
(キーコードKCによつて判別)に応じたタイミン
グパルスT3〜T5,……NWを各計算チヤンネル
ch0〜ch3の部分音算出タイミングに同期して出
力することができる。なお、タイミングパルス
T1およびT2は、第2図からも明らかなように信
号b2およびφと同一のものであるため、これ
らが信号名のみを変えて出力される。 ところで、ROM70にキーコードKCの上位4
ビツトが入力され、また音色設定信号TSを4ビ
ツトとした場合、出力すべきタイミングパルスは
10種類(10ビツト)であるから、ROM70は
「213・10=80Kビツト」のメモリ容量を必要と
し、メモリ容量が比較的大規模なものとなる。 そこで、タイミングパルスT3,T4,T5につい
ては第2図からも明らかなように、信号b0およ
びb2を若干遅延して作れば良いものであるか
ら、第9図に示すように信号b0を遅延回路DL1
で遅延してタイミングパルスT3を発生させ、ま
た信号b2を遅延回路DL2で遅延してタイミング
パルスT4を発生させ、また信号b2を遅延回路DL
3で遅延してタイミングパルスT5を発生させる
ようにする。この場合、遅延回路DL1〜DL3の
遅延時間をそれぞれτ1,τ2,τ3とすると、
τ1<τ3<τ2の関係に設定される。 一方、残りのタイミングパルスについては、時
間窓信号Wを発生させる時に必要なタイミングパ
ルスNW,S1,S2の第1グループと、周波数信号
kを発生させる時に必要なタイミングパルス
S0,S1,S2,S3,SE,G,SUB,INVの第2グ
ループとに分け、第1グループに属するタイミン
グパルスは信号b0が“0”の時にイネーブル状
態となる第1ROM71から出力させるようにし、
第2グループに属するタイミングパルスは信号
b0が“1”の時にイネーブル状態となる第2ROM
72から出力させるようにする。そして、タイミ
ングパルスS1およびS2については第1グループ
と第2グループの両方に属しているので、オアゲ
ート73および74によつて論理和をとつて最終
的に出力するようにする。 このように構成した場合、第1ROM71はアド
レス信号が合計で10ビツト、出力信号が3ビツト
であるから、そのメモリ容量は210・3ビツトと
なる。また、第2ROM72はアドレス信号が合計
で12ビツト、出力信号が8ビツトであるから、そ
のメモリ容量は212・8ビツトとなり、第1ROM
71および第2ROM72の総計メモリ容量は 210・3+212・8=35840ビツト となり、第8図の場合に比べて約1/2のメモリ容量 とすることができる。 ところで、各計算チヤンネルch0〜ch3におい
て発生する時間窓信号Wの発生パターンの種類
を、キーコードKCと音色設定情報TSとの組合せ
で指定し得る全音色に対して第10図aに示すよ
うに、時間窓パターンPw1〜Pw16の16種類と
し、一方、計算チヤンネルch0〜ch3において発
生する周波数信号Hkを、キーコードKCと音色設
定情報TSとの組合せで指定し得る1音色当り8
周波とし、これら8周波の周波数の組合せが異な
る周波数信号Hkを第10図bに示すようにパタ
ーンPH1〜PH32までの32音色分発生するように
した場合、さらにメモリ容量を少くできる。 第10図cはこのような前提条件に基づいて設
計されたもので、この第10図cに示す回路は第
9図に示した第1ROM71、第2ROM72、オア
ゲート73〜74とから成る部分に相当する。第
10図cにおいて、第1ROM700は16種類の時
間窓パターンPw1〜Pw16のうち、キーコードKC
と音色設定信号TSとの組合せで指定される時間
窓パターンの1つを指定する4ビツトの信号を出
力する。この第1ROM700から出力される4ビ
ツトの信号は計算チヤンネルch0〜ch3を指定す
る信号b2,b1と共に第2ROM701にアドレス信
号として与えられる。 第2ROM701は、第4図で示したような時間
窓信号Wの種類を指定するタイミングパルス
NW,S1,S2を作るための2ビツトの信号d1,d0
を各アドレスに記憶しており、信号b0が“0”
の時のみイネーブル状態となるものである。すな
わち、第2ROM71は設定音色(KCとTSによ
る)で指定される時間窓パターン(Pw1〜Pw16
のうちいずれか)を作るための2ビツトの信号
d1,d0を各計算チヤンネルch0〜ch3別に出力す
る。この2ビツトの信号d1,d0は、アンドゲー
ト702およびノアゲート703においてデコー
ドされ、タイミングパルスS1,S2,NWとなつて
出力される。 一方、第3ROM705は、計算チヤンネルch0
〜ch3で発生すべき8周波の周波数信号Hkのう
ち、各計算チヤンネルで発生すべき周波数信号H
kを指定する3ビツトの信号を楽音信号1周期T
の各位相部分ph1〜ph4において各計算チヤンネ
ルch0〜ch3別に出力する。 また、第5ROM706は、設定音色(TSとKC
による)に対応した周波数信号Hkの発生パター
ンPH1〜PH32のうちいずれか1つを指定するた
めの5ビツトの信号を出力すると共に、楽音信号
の偶数次成分を消去するためのタイミングパルス
INVを出力する。 これら第3ROM705および第5ROM706の
出力信号は第4ROM707にアドレス信号として
供給される。但し、タイミングパルスINVはその
まま外部へ出力される。また、第5ROM706か
ら出力される5ビツトの信号は、信号b2,b1お
よび信号P1,P0とともに第6ROM708にアド
レス信号として供給される。 第4ROM707は、第5ROM706から与えら
れる5ビツトの信号で指定される周波数信号Hk
の発生パターン(PH1〜PH32のうち1つ)の中
の8周波の周波数信号Hkのうち、第3ROM70
5から与えられる3ビツトの信号で指定される周
波数信号Hkを作るための信号C3,C2,C1,C0
出力する。また、第6ROM708は、第5ROM7
06から与えられる5ビツトの信号で指定される
周波数信号Hkの発生パターン(PH1〜PH32のう
ち1つ)の中の8周波の周波数信号Hkのそれぞ
れを作るためのタイミングパルスSE,S0を出力
する。 第4ROM707の4ビツトの出力信号C3〜C0
は、タイミングパルスS1,S2,S3,G,SUBを
作るためのもので、この4ビツトの信号c3〜c0
アンドゲート709〜710、オアゲート711
〜713、インバータ714からなる回路におい
て次の第18表に示すようにデコードされ、第7表
で示した信号S1〜SUBと同一機能のタイミング
パルスとして出力される。
【表】 従つて、このような構成によれば、第1ROM7
00〜第6ROM708のメモリ容量は、次の第19
表に示すようなものであり、第9図の場合に比べ
てさらにメモリ容量を少くできる。
【表】 (エンベロープジエネレータ11の詳細説明) 第11図はエンベロープジエネレータ11の詳
細構成例を示す回路図であつて、このエンベロー
プジエネレータ11は各周波数信号(第5図の
H1〜H40)に対するエンベロープ信号EVk(EV1
EV40)を形成するとともに、その形成した信号
EVkを各部分音信号の算出タイミングに同期し
て出力する。各エンベロープ信号EVkは、第1
2図に示すようにアタツク、第1デイケイ、サス
テイン、第2デイケイの4つのエンベロープセグ
メントから成る。そして、このような4つのエン
ベロープセグメントからなるエンベロープ信号
EVkは、各周波数信号毎に与えられる信号EVk
の各セグメントにおける増分(アタツクの時)ま
たは減分(第1デイケイ、サステイン、第2デイ
ケイの時)を表わす情報Δk〔M〕(但し、Mは
セグメントの区別を表わし、この実施例ではアタ
ツクは「0」、第1デイケイは「1」、サステイン
は「2」、第2デイケイは「3」としている)を
所定速度で順次累算することによつて形成され
る。但し、各信号EVkの形状は音色によつて異
なり、音色設定器8による設定音色に対応する。
このため、情報Δk〔M〕、アタツクレベル情報
AL〔k〕、デイケイレベル情報DL〔k〕は設定
音色に対応して各周波数信号毎に決定される。 例えば、アタツクセグメントにおける増分情報
Δk
〔0〕の順次累算は、Δk
〔0〕の累算値Σ
Δk
〔0〕が設定音色に対応して各周波数信号毎
に与えられる信号EVkのアタツクレベル情報AL
〔k〕と一致するまで実行される。 また、第1デイケイのセグメントにおけるM=
1の減算情報Δk〔1〕の順次累算は、アタツク
レベル情報AL〔k〕からΔk〔1〕の累算値Σ
Δk〔1〕を減算した減算値「AL〔k〕−ΣΔk
〔1〕」が信号EVkのデイケイレベル情報DL
〔k〕と一致するまで実行される。また、サステ
インのセグメントにおけるM=2の減分情報Δk
〔2〕の順次累算は、キーオン信号KONが立下る
まで実行される。また、第2デイケイのセグメン
トにおけるM=3の減算情報Δk〔3〕の順次累
算は、キーオフ時点におけるサステインレベル
SL〔k〕からΔk〔3〕の累算値ΣΔk〔3〕
を減算した減算値「SL〔k〕−ΣΔk〔3〕」が
「0」になるまで実行される。 第11図において、第1パラメータメモリ11
8および第2パラメータメモリ1190は、スロ
ツトナンバ信号b2〜b1および位相指定信号P2〜
P1、ならびに音色設定情報TSと現在計算中のセ
グメントを表わすセグメント情報Mkによつて指
定されるメモリアドレスを有し、各メモリアドレ
スには設定音色に対応した各周波数信号に関する
増分情報Δk〔M〕、アタツクレベル情報AL
〔k〕、デイケイレベル情報DL〔k〕を記憶して
いる。また、モードメモリ1100はスロツトナ
ンバ信号b2〜b1および位相指定信号P2〜P1によ
つて指定されるメモリアドレスを有し、この各メ
モリアドレスには各周波数信号に関する信号
EVkの現在計算中のセグメントを表わすセグメ
ント情報Mkを記憶している。但し、キーオフ時
点では、各周波数信号に関する信号EVkのセグ
メント情報Mkは全て「3」となつている。これ
は、キーオン信号KONが離鍵操作に伴つて
“0”になることによつてインバータ1110の
出力信号が“1”となり、オアゲート1120お
よび1130の出力信号が双方とも“1”とな
り、この“11”(10進表示で3)の信号がアンド
ゲート1140および1150を介してモードメ
モリ1100に「Mk=3」のセグメント情報と
して与えられ、インバータ1180から与えられ
るクロツク信号によつて書込まれるためであ
る。 このような状態において、押鍵操作に伴つてキ
ーオン信号KONが“1”になると、このキーオ
ン信号KONの立上りに同期してワンシヨツト回
路1170から第12図cに示すような狭いパル
ス幅のワンシヨツトパルスWPが出力される。こ
のワンシヨツトパルスWPはインバータ1160
によつて反転されてアンドゲート1140,11
50に禁止信号として与えられると共に、モード
メモリ1100に対して全記憶情報のリセツト信
号として与えられる。これによつて、モードメモ
リ1100の全アドレスに記憶されている「Mk
=3」のセグメント情報Mkは全てリセツトされ
て「Mk=0」となる。 モードメモリ1100から出力されるセグメン
ト情報Mkが「Mk=0」となることにより、第1
パラメータメモリ1180および第2パラメータ
メモリ1190から音色設定情報TSに対応した
各周波数信号毎のアタツクに関する増分情報Δk
〔0〕およびアタツクレベル情報AL〔k〕が各周
波数信号の算出タイムスロツトに同期して出力さ
れるようになる。このアタツクに関する各周波数
信号毎の増分情報Δk
〔0〕はそれぞれ加算器1
200、ゲート1210、バツフアメモリ122
0、インバータ1230とからなる累算部ACC
において、DACサイクル(第2図参照)毎に順
次累算される。 すなわち、バツフアメモリ1220は周波数信
号(H1〜H40)の種類に対応するメモリアドレス
を有し、この各メモリアドレスに情報Δk〔M〕
のDACサイクル毎の順次累算値ΣΔk〔M〕を
記憶し、その順次累算値ΣΔk〔M〕をエンベロ
ープ信号EVkの現在の振幅値として出力するも
のであるが、アタツクに関する各周波数信号毎の
増分情報Δk
〔0〕が加算器1200の一方の加
算入力に供給されると、この時バツフアメモリ1
220から読出された対応する周波数信号の累算
値ΣΔk
〔0〕と加算されて新たな累算値「ΣΔ
〔0〕+Δk
〔0〕」が形成される。そして、こ
の新たな累算値「ΣΔk
〔0〕+Δk
〔0〕」はゲ
ート1210を介してバツフアメモリ1220に
書込まれる。この場合、バツフアメモリ1220
から出力される各周波数信号のアタツクに関する
累算値ΣΔk
〔0〕は初めのうちは全て「0」と
なつている。従つて、押鍵操作に伴うキーオン信
号KONの発生以後において、各周波数信号のア
タツクに関する累算値ΣΔk
〔0〕は第12図に
示すように「0」の値から順次上昇するものとな
り、その上昇の勾配は増分情報Δk
〔0〕の大き
いもの程急勾配となる。 このようにしてアタツクのセグメントに関する
エンベロープ信号EVkが各周波数信号毎に独立
して形成されるが、各周波数信号毎の累算値ΣΔ
〔0〕は比較器1240において各周波数信号
毎のアタツクレベル情報AL〔k〕と常時比較さ
れている。この比較の結果、「ΣΔk
〔0〕=AL
〔k〕」となると、比較器1240から当該周波数
信号の累算値ΣΔk
〔0〕がアタツクレベルに達
したことを示す一致信号EQが出力される。この
一致信号EQはアンドゲート1280に供給され
るが、この時アンドゲート1280の他方の入力
はセグメント情報Mkが「Mk2」でないために
“1”となつている(モード検出器1260の出
力は“0”であるのでナンドゲート1270の出
力は“1”となつている)。このため、一致信号
EQはアンドゲート1280を通過して加算器1
290に「+1」の加算入力として与えられる。
このため、加算器1290においては「ΣΔk
〔0〕=AL〔k〕」となつた周波数信号に関する
「Mk=0」のセグメント情報Mkに「+1」の加
算が実行される。この加算結果はオアゲート11
20,1130およびアンドゲート1140,1
150を介してモードメモリ1100の情報書込
み入力に供給される。これによつて、モードメモ
リ1100における「ΣΔk
〔0〕=AL〔k〕」
となつた周波数信号に関するセグメント情報Mk
は「Mk=1」に更新される。そして、これ以後
においては第1デイケイのセグメントに関する減
分情報Δk〔1〕に基づき累算動作が実行され
る。 すなわち、モードメモリ1100から出力され
るセグメント情報Mkが「Mk=0」から「Mk=
1」に更新されると、第1パラメータメモリ11
80および第2パラメータメモリ1190からは
第1デイケイのセグメントに関する減分情報Δk
〔1〕(負の値である)およびデイケイレベル情報
DL〔k〕が出力されるようになる。すると、今
度は加算器1200、ゲート1210、バツフア
メモリ1220、インバータ1230とからなる
累算部ACCにおいては、アタツクレベルに到達
したときの累算値ΣΔk
〔0〕(=AL〔k〕)に
負の減分情報Δk〔1〕がDACサイクル毎に順
次累算されるようになる。これによつて、第1デ
イケイのセグメントにおける累算値ΣΔk〔1〕
は順次減少するものとなるが、この順次減少する
累算値ΣΔk〔1〕は比較器1240においてデ
イケイレベル情報DL〔k〕と常時比較されてい
る。そして、その比較の結果、「ΣΔk〔1〕=
DL〔k〕」となると比較器1240から一致信号
EQが出力される。この時、セグメント情報Mkは
「Mk2」でないため、比較器1240から出力
される一致信号EQをアンドゲート1280を通
過して加算器1290に「+1」の加算入力とし
て与えられる。このため、加算器1290におい
ては「ΣΔk〔1〕=DL〔k〕」となつた周波数
信号に関する「Mk=1」のセグメント情報Mkに
「+1」の加算が実行される。この加算結果はオ
アゲート1120,1130およびアンドゲート
1140,1150を介してモードメモリ110
0の情報書込み入力に供給される。これによつ
て、モードメモリ1100における「ΣΔk
〔1〕=DL〔k〕」となつた周波数信号に関するセ
グメント情報Mkは「Mk=2」に更新される。そ
して、これ以後においてはサステインのセグメン
トに関する減分情報Δk〔2〕に基づき累算動作
が実行される。 すなわち、モードメモリ1100から出力され
るセグメント情報Mkが「Mk=1」から「Mk=
2」に更新されると、第1パラメータ1180か
らはサステインのセグメントに関する減分情報Δ
k〔2〕(負の値である)が出力されるようにな
る。すると、累算部ACCにおいては、第1デイ
ケイレベルDL〔k〕に到達したときの累算値Σ
Δk〔1〕に負の減分情報Δk〔2〕がDACサ
イクル毎に順次累算されるようになる。これによ
つて、サステインのセグメントにおける累算値Σ
Δk〔2〕は順次減少するものとなる。このよう
な累算動作の過程において、押下鍵が離されてキ
ーオン信号KONが“0”になると、インバータ
1110からオアゲート1120および1130
に“1”の信号が加えられる。すると、オアゲー
ト1120および1130から出力される“1”
の信号はアンドゲート1140,1150を介し
てモードメモリ1100の情報書込み入力に供給
される。これによつて、これまで「Mk=2」を
示していたセグメント情報Mkは「Mk=3」に更
新される。そして、これ以後においては第2デイ
ケイのセグメントに関する減分情報Δk〔3〕に
基づき累算動作が実行される。 この第2デイケイのセグメントに関する累算動
作は上述の場合と同様に実行されるものである
が、その累算動作は累算値ΣΔk〔3〕が「0」
になつたところで終了する。 すなわち、累算値ΣΔk〔3〕が「0」になる
と、このことを示す検出信号EVOがノアゲート
165から出力される。一方、この時セグメント
情報Mkは「Mk=3」であるため、モード検出器
1260から「Mk≧2」であることを示す
“1”信号が出力されている。このため、ナンド
ゲート1270の出力信号は“0”となり、累算
部ACCにおけるゲート1210が閉じられる。
この結果、「ΣΔk〔3〕=0」となつた周波数信
号に関する累算動作は停止される。 ところで、サステインのセグメントに関する減
分情報Δk〔2〕が大きな値の場合、キーオン信
号KONが“0”にならないうちに累算値ΣΔk
〔2〕が「0」になることもある。このような場
合にもナンドゲート1270から“0”の信号が
ゲート1210に供給されて累算動作は停止され
る。そして、この場合にはセグメント情報Mkは
キーオン信号KONが“0”になつた時点で「Mk
=3」に更新される。 以上のようにして形成された各周波数信号毎の
アタツク、第1デイケイ、サステイン、第2デイ
ケイの各セグメントに関する累算値ΣΔk
〔0〕,ΣΔk〔1〕,ΣΔk〔2〕,ΣΔk〔3〕
は対数変換器1300において対数値に変換され
た後エンベロープ信号logEVkとして各周波数信
号の算出タイミングに同期して出力される。これ
によつて、各周波数信号毎に異なつたエンベロー
プ波形形状の振幅設定を行うことができる。 なお、上述した実施例において、周波数信号お
よび時間窓信号は上弦波形を記憶したメモリから
発生させるようにしているが、余弦波形を記憶し
たメモリから発生させるようにしてもよい。この
場合、正弦波形または余弦波形のサンプル点振幅
値をメモリから発生させる代わりに、該サンプル
点振幅値を演算により発生させることができるこ
とは言うまでもない。 また、上述した実施例では、計算チヤンネル数
を「4」としたが、チヤンネル数は任意に設定で
きるものであり、さらに各計算チヤンネルは時分
割構成でなく並列構成とすることもできる。 D.この発明の効果 以上説明したことから明らかなように、この発
明による楽音信号形成装置は、所定周波数の周波
数信号を所定時間幅の時間窓信号で振幅変調する
ことにより所定周波数帯域における複数の部分音
成分を同時算出するに際し、正弦波または余弦波
状の関数信号を発生する関数信号発生器を、上記
周波数信号および時間窓信号発生のために共通使
用し、この関数信号発生器から周波数信号として
の関数信号と時間窓信号としての関数信号を時分
割的に発生するようにしたものである。このた
め、周波数信号および時間窓信号発生のための関
数信号発生器は1個で済み、構成が簡単になると
共に、小規模となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による楽音信号形成装置を適
用した電子楽器の一実施例を示すブロツク図、第
2図は部分音成分を算出する計算チヤンネルとタ
イミングパルスとの関係を示す図、第3図は時間
窓信号および第k次周波数信号の発生方法を説明
するための図、第4図は時間窓信号の時間幅の制
御方法について説明するための図、第5図は各計
算チヤンネルで発生させる時間窓信号および周波
数信号の一例を示す図、第6図は第5図に示した
時間窓信号および周波数信号によつて算出される
部分音成分のスペクトルを示す図、第7図は偶数
次成分の消去あるいは抑制について説明するため
の図、第8図〜第10図はタイミングパルス発生
回路の詳細構成例を示す図、第11図はエンベロ
ープジエネレータの詳細構成例を示す図、第12
図はエンベロープ信号波形の一例を示す図であ
る。 1……鍵盤部、7……タイミングパルス発生回
路、8……音色設定器、9……信号変換回路、1
0……正弦関数メモリ、11……エンベロープジ
エネレータ、12……演算回路、13……合成回
路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 楽音周波数に対応した周期で繰返し変化し該
    周期内で所望の変化をする時間窓信号によつて該
    楽音周波数の所定数倍の周波数を有する周波数信
    号を振幅変調することにより、該周波数信号を中
    心成分として所定周波数帯域における複数の周波
    数成分を含む信号を得、この複数の周波数成分を
    含む信号に基づき楽音信号を形成する楽音信号形
    成装置において、 正弦波または余弦波状の関数信号を発生する関
    数信号発生手段と、 上記関数信号発生手段から関数信号を上記周波
    数信号として発生させる制御および上記時間窓信
    号を形成するための関数信号を発生させる制御を
    時分割的に行う制御手段と、 上記関数信号発生手段から発生された時間窓信
    号形成用の関数信号を演算処理して時間窓信号を
    形成する時間窓信号形成手段と、 上記関数信号発生手段から発生された周波数信
    号を上記時間窓信号形成手段で形成された時間窓
    信号によつて振幅変調する変調手段と を備えてなる楽音信号形成装置。 2 前記時間窓信号形成手段は、前記時間窓信号
    形成用の関数信号の振幅値を2乗倍して時間窓信
    号を形成する手段で構成することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の楽音信号形成装置。 3 前記制御手段は、前記関数信号発生手段から
    周波数信号として発生させる関数信号および時間
    窓信号形成用の関数信号の周波数の少なくとも一
    方を楽音音色に応じて変更する制御を行うもので
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の楽音信号形成装置。 4 楽音周波数に対応した周期で繰返し変化し該
    周期内で所望の変化をする時間窓信号によつて該
    楽音周波数の所定数倍の周波数を有する周波数信
    号を振幅変調することにより、該周波数信号を中
    心成分として所定周波数帯域における複数の周波
    数成分を含む信号を得、この複数の周波数成分を
    含む信号に基づき楽音信号を形成する楽音信号形
    成装置において、 正弦波または余弦波状の関数信号を発生する関
    数信号発生手段と、 上記関数信号発生手段から関数信号を上記周波
    数信号として発生させる制御および上記時間窓信
    号を形成するための関数信号を発生させる制御を
    時分割的に行う制御手段と、 上記関数信号発生手段から発生された時間窓信
    号形成用の関数信号を演算処理して時間窓信号を
    形成する時間窓信号形成手段と、 上記関数信号発生手段から発生された周波数信
    号を上記時間窓信号形成手段で形成された時間窓
    信号によつて振幅変調する変調手段と からなる部分音形成チヤンネルを複数チヤンネ
    ル具備することを特徴とする楽音信号形成装置。 5 前記部分音形成チヤンネルは、複数の時分割
    タイムスロツトにおいてそれぞれ独立した複数の
    部分音成分を形成する時分割部分音形成チヤンネ
    ルとすることを特徴とする特許請求の範囲第4項
    記載の楽音信号形成装置。
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