JPS62206B2 - - Google Patents
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- JPS62206B2 JPS62206B2 JP58109881A JP10988183A JPS62206B2 JP S62206 B2 JPS62206 B2 JP S62206B2 JP 58109881 A JP58109881 A JP 58109881A JP 10988183 A JP10988183 A JP 10988183A JP S62206 B2 JPS62206 B2 JP S62206B2
- Authority
- JP
- Japan
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- less
- stainless steel
- ferritic stainless
- cooling
- cooling rate
- Prior art date
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D6/00—Heat treatment of ferrous alloys
- C21D6/002—Heat treatment of ferrous alloys containing Cr
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D8/00—Modifying the physical properties of ferrous metals or ferrous alloys by deformation combined with, or followed by, heat treatment
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明はニオブ、銅含有フエライト系ステンレ
ス鋼連続鋳造鋳片(以下「連鋳片」という。)を
熱間圧延する方法に関するものである。 (従来技術) SUS430鋼で代表されるフエライト系ステンレ
ス鋼は高価なNiを多量に含まず従つて安価であ
るため自動車外装部品や建築内装品などの比較的
マイルドな腐食環境で表面の美麗さを要求される
用途に広く用いられている。しかしSUS304鋼で
代表されるオーステナイト系ステンレス鋼に比べ
て一般的に耐食性が劣るため用途が限定されてい
た。 また、フエライト系ステンレス鋼は、部品製造
において絞り加工や引張り加工を受けるとリジン
グまたはローピングと称される凹凸の縞模様が発
生して外観を著しく損なうという欠点を有してい
た。 これに対して本出願人は、NbとCuを複合添加
して特に光輝焼鈍仕上げで耐銹性を向上させたフ
エライト系ステンレス鋼を発明し(特開昭57−
140860号公報)さらにN量をはじめとする成分を
厳密に管理しかつ熱延条件と粗焼鈍条件を限定し
て事実上リジングの全くないフエライト系ステン
レス鋼板の製造方法を発明した(特願昭57−
82281号)。このフエライト系ステンレス鋼には、
従来耐食性向上効果が認められている添加元素
Ti、Cu、Niを添加することで、一層の耐食性向
上が期待できる。従つて、必要な耐食性レベルに
応じてこれらの元素を添加することで、SUS304
鋼のレベルの耐食性からそれ以上の耐食性レベル
まで発揮させることができる。これらの発明によ
るフエライト系ステンレス鋼はSUS304鋼と全く
同様に使用することが可能となつたばかりでなく
溶接部熱影響部の耐食性劣化がないことや応力腐
食割れ感受性がないことからむしろSUS304鋼の
使用分野以外でも使用が可能となるなど、安価な
フエライト系ステンレス鋼の使用範囲を著しく拡
大した。 しかし、この含Nb、Cuフエライト系ステンレ
ス鋼は以上に述べたような多くの利点を有してい
るものの、連続鋳造による鋳片が冷却時に割れや
すいという欠点を有している。即ち含Nb、Cuフ
エライト系ステンレス鋼の連鋳片は、冷却途中で
横方向に割れを生じたり、熱延のための再加熱中
に折損して圧延を中止せざるを得ない事故が発生
しやすい。また割れが軽微でたとえ圧延が終了し
ても著しい山へげ状の疵や貫通孔が残存し商品価
値をなくしてしまうことが起き易いのである。 これに対して従来は徐冷炉等で800℃付近から
100℃付近までを徐冷する方法や、鋳片の遷移温
度が300℃付近にあることから300℃以下に冷却す
ることなく再加熱する方法(特開昭58−39732号
公報)が提案されている。また、Cuの含まれて
いない含Nb鋼については鋳片の引張強さが150℃
以下で熱応力よりも小さくなることから150℃以
下に冷却することなく再加熱する方法(特開昭54
−128464号公報)が開示されているが、この方法
は本発明に係るNb、Cu含有フエライト系ステン
レス鋼の場合含Nbフエライト系ステンレス鋼で
あつても効果がない。 これらの方法は、徐冷の速度を5℃/hr程度ま
で下げても効果がなく、たとえそれ以下に低下す
ることで効果があつたとしてもコスト的に不利で
あるため実用的ではなく、また300℃以下に冷却
しないという対策は、割れ発生に対しては後述す
る考え方に基づいて適切な方法であると思われる
が、300℃以上では鋳片の表面手入れができない
という、表面の品質が重視されるステンレス鋼に
とつては重大な欠点を有しており、これもまた実
用的ではない。 (発明の目的) 本発明は以上のような欠点のない実用的な鋳片
の圧延方法を提供することを目的とするものであ
る。 (発明の構成・作用) 本発明者らは、連鋳片の割れの原因について
種々調査を重ねた結果、含Nb、Cuフエライト系
ステンレス鋼の連鋳片の粒界には板状のNb炭化
物がしだの葉状に粗大に析出しており、その部分
を起点として割れが発生していることを見出し
た。さらに基点付近では粒界割れであるが、大き
な全体の割れは主として脆性破壊であることそし
て微細な粒界割れは大きな割れ以外に鋳片内に多
数存在していることを発見した。このような事実
から鋳片割れは、粗大なしだの葉状析出物のある
粒界が冷却時の熱応力によつて粒界割れを起こ
し、その割れ部分に応力が集中し、その状態で遷
移温度以下になつた場合に脆性的に大きな割れに
至るものと考察した。このような考案に基づくと
遷移温度以下に下げないという対策は、微細な粒
界割れはたとえ発生しても(このような微細割れ
は圧延時に圧着されるので問題がない)大きな割
れに至らないということで、理論にかなつてお
り、非常に適切な方法であると言える。含Nb、
Cuフエライト系ステンレス鋼連鋳片の遷移温度
は実験室的に測定すると約300℃であるので、300
℃以下に下げないという対策は容易に考えられ
る。 一方、このような考察に基づくと鋳片割れが単
なる引張強さの差で起こる延性破断でないことか
ら、たとえ含Nbフエライト系ステンレス鋼鋳片
の引張強さが150℃以下で熱応力より小さくなる
として150℃以下に下げないという対策をとつて
も鋳片割れを防止できないこともまた良く理解で
きる。 本発明者らは以上の考えに基づき含Nb、Cuフ
エライト系ステンレス鋼連鋳片の遷移温度を低下
するための方法を種々検討した結果、鋳片の冷却
速度と関係があることを見出し本発明を成しとげ
た。 即ち、フエライト系ステンレス鋼の連鋳片は、
一般に600〜800℃で鋳片として切断され以後10〜
15時間かけて自然空冷され表面温度100℃以下の
いわゆる冷片となる。もちろん冷片になるまでの
冷却時間は鋳片の厚さに影響を受けることは充分
に考えられるが、厚さ150〜350mmの鋳片ではそれ
程大きな差はない。しかし、切断された鋳片を直
ちに保熱炉等に装入することで冷却速度を遅くす
ることは容易である。 第1図は第1表に示した成分で215mm厚の含
Nb、Cuフエライト系ステンレス鋼鋳片を700℃
から200℃までの冷却速度を変えて冷却した冷片
の遷移温度を測定した結果である。徐冷は保熱炉
で実施したので自然放冷の冷却曲線の時間軸を延
長した曲線とほぼ一致する。遷移温度は、自然放
冷をした場合300℃であるのに対して、徐冷によ
つて低温側に移行し、特に35時間以上の徐冷を行
なうことで約150℃まで低下する。 第2図は第1表に示した成分215mm厚の含Nb、
Cuフエライト系ステンレス鋼鋳片から切出した
50mm×50mm×100mmの試料を用いて徐冷すべき温
度域を求める目的で遷移温度を測定した結果であ
る。700℃から400までと400℃から200℃までの冷
却時間を分けて測定した結果、図に示したとおり
700℃から400までを18℃/hr以下の平均冷却速度
で、かつ400℃から200℃までを15℃/hr以下の平
均冷却速度で冷却することで遷移温度の低下が見
込まれることがわかつた。高温側、低温側どちら
かの冷却時間が不足しても効果が激減する。また
700℃から400℃までの冷却曲線は保熱炉中での曲
線に近いものが良好であつた。しかし、実験的に
局部的に急冷に近い条件まで実施したが(試験材
が小さいので可能である。)、それ程影響がなく、
700℃から400℃までを18℃/hr以下の平均冷却速
度にすること、かつまた400℃から200℃までを15
℃/hr以下の平均冷却速度にすることで遷移温度
は200℃未満となつた。
ス鋼連続鋳造鋳片(以下「連鋳片」という。)を
熱間圧延する方法に関するものである。 (従来技術) SUS430鋼で代表されるフエライト系ステンレ
ス鋼は高価なNiを多量に含まず従つて安価であ
るため自動車外装部品や建築内装品などの比較的
マイルドな腐食環境で表面の美麗さを要求される
用途に広く用いられている。しかしSUS304鋼で
代表されるオーステナイト系ステンレス鋼に比べ
て一般的に耐食性が劣るため用途が限定されてい
た。 また、フエライト系ステンレス鋼は、部品製造
において絞り加工や引張り加工を受けるとリジン
グまたはローピングと称される凹凸の縞模様が発
生して外観を著しく損なうという欠点を有してい
た。 これに対して本出願人は、NbとCuを複合添加
して特に光輝焼鈍仕上げで耐銹性を向上させたフ
エライト系ステンレス鋼を発明し(特開昭57−
140860号公報)さらにN量をはじめとする成分を
厳密に管理しかつ熱延条件と粗焼鈍条件を限定し
て事実上リジングの全くないフエライト系ステン
レス鋼板の製造方法を発明した(特願昭57−
82281号)。このフエライト系ステンレス鋼には、
従来耐食性向上効果が認められている添加元素
Ti、Cu、Niを添加することで、一層の耐食性向
上が期待できる。従つて、必要な耐食性レベルに
応じてこれらの元素を添加することで、SUS304
鋼のレベルの耐食性からそれ以上の耐食性レベル
まで発揮させることができる。これらの発明によ
るフエライト系ステンレス鋼はSUS304鋼と全く
同様に使用することが可能となつたばかりでなく
溶接部熱影響部の耐食性劣化がないことや応力腐
食割れ感受性がないことからむしろSUS304鋼の
使用分野以外でも使用が可能となるなど、安価な
フエライト系ステンレス鋼の使用範囲を著しく拡
大した。 しかし、この含Nb、Cuフエライト系ステンレ
ス鋼は以上に述べたような多くの利点を有してい
るものの、連続鋳造による鋳片が冷却時に割れや
すいという欠点を有している。即ち含Nb、Cuフ
エライト系ステンレス鋼の連鋳片は、冷却途中で
横方向に割れを生じたり、熱延のための再加熱中
に折損して圧延を中止せざるを得ない事故が発生
しやすい。また割れが軽微でたとえ圧延が終了し
ても著しい山へげ状の疵や貫通孔が残存し商品価
値をなくしてしまうことが起き易いのである。 これに対して従来は徐冷炉等で800℃付近から
100℃付近までを徐冷する方法や、鋳片の遷移温
度が300℃付近にあることから300℃以下に冷却す
ることなく再加熱する方法(特開昭58−39732号
公報)が提案されている。また、Cuの含まれて
いない含Nb鋼については鋳片の引張強さが150℃
以下で熱応力よりも小さくなることから150℃以
下に冷却することなく再加熱する方法(特開昭54
−128464号公報)が開示されているが、この方法
は本発明に係るNb、Cu含有フエライト系ステン
レス鋼の場合含Nbフエライト系ステンレス鋼で
あつても効果がない。 これらの方法は、徐冷の速度を5℃/hr程度ま
で下げても効果がなく、たとえそれ以下に低下す
ることで効果があつたとしてもコスト的に不利で
あるため実用的ではなく、また300℃以下に冷却
しないという対策は、割れ発生に対しては後述す
る考え方に基づいて適切な方法であると思われる
が、300℃以上では鋳片の表面手入れができない
という、表面の品質が重視されるステンレス鋼に
とつては重大な欠点を有しており、これもまた実
用的ではない。 (発明の目的) 本発明は以上のような欠点のない実用的な鋳片
の圧延方法を提供することを目的とするものであ
る。 (発明の構成・作用) 本発明者らは、連鋳片の割れの原因について
種々調査を重ねた結果、含Nb、Cuフエライト系
ステンレス鋼の連鋳片の粒界には板状のNb炭化
物がしだの葉状に粗大に析出しており、その部分
を起点として割れが発生していることを見出し
た。さらに基点付近では粒界割れであるが、大き
な全体の割れは主として脆性破壊であることそし
て微細な粒界割れは大きな割れ以外に鋳片内に多
数存在していることを発見した。このような事実
から鋳片割れは、粗大なしだの葉状析出物のある
粒界が冷却時の熱応力によつて粒界割れを起こ
し、その割れ部分に応力が集中し、その状態で遷
移温度以下になつた場合に脆性的に大きな割れに
至るものと考察した。このような考案に基づくと
遷移温度以下に下げないという対策は、微細な粒
界割れはたとえ発生しても(このような微細割れ
は圧延時に圧着されるので問題がない)大きな割
れに至らないということで、理論にかなつてお
り、非常に適切な方法であると言える。含Nb、
Cuフエライト系ステンレス鋼連鋳片の遷移温度
は実験室的に測定すると約300℃であるので、300
℃以下に下げないという対策は容易に考えられ
る。 一方、このような考察に基づくと鋳片割れが単
なる引張強さの差で起こる延性破断でないことか
ら、たとえ含Nbフエライト系ステンレス鋼鋳片
の引張強さが150℃以下で熱応力より小さくなる
として150℃以下に下げないという対策をとつて
も鋳片割れを防止できないこともまた良く理解で
きる。 本発明者らは以上の考えに基づき含Nb、Cuフ
エライト系ステンレス鋼連鋳片の遷移温度を低下
するための方法を種々検討した結果、鋳片の冷却
速度と関係があることを見出し本発明を成しとげ
た。 即ち、フエライト系ステンレス鋼の連鋳片は、
一般に600〜800℃で鋳片として切断され以後10〜
15時間かけて自然空冷され表面温度100℃以下の
いわゆる冷片となる。もちろん冷片になるまでの
冷却時間は鋳片の厚さに影響を受けることは充分
に考えられるが、厚さ150〜350mmの鋳片ではそれ
程大きな差はない。しかし、切断された鋳片を直
ちに保熱炉等に装入することで冷却速度を遅くす
ることは容易である。 第1図は第1表に示した成分で215mm厚の含
Nb、Cuフエライト系ステンレス鋼鋳片を700℃
から200℃までの冷却速度を変えて冷却した冷片
の遷移温度を測定した結果である。徐冷は保熱炉
で実施したので自然放冷の冷却曲線の時間軸を延
長した曲線とほぼ一致する。遷移温度は、自然放
冷をした場合300℃であるのに対して、徐冷によ
つて低温側に移行し、特に35時間以上の徐冷を行
なうことで約150℃まで低下する。 第2図は第1表に示した成分215mm厚の含Nb、
Cuフエライト系ステンレス鋼鋳片から切出した
50mm×50mm×100mmの試料を用いて徐冷すべき温
度域を求める目的で遷移温度を測定した結果であ
る。700℃から400までと400℃から200℃までの冷
却時間を分けて測定した結果、図に示したとおり
700℃から400までを18℃/hr以下の平均冷却速度
で、かつ400℃から200℃までを15℃/hr以下の平
均冷却速度で冷却することで遷移温度の低下が見
込まれることがわかつた。高温側、低温側どちら
かの冷却時間が不足しても効果が激減する。また
700℃から400℃までの冷却曲線は保熱炉中での曲
線に近いものが良好であつた。しかし、実験的に
局部的に急冷に近い条件まで実施したが(試験材
が小さいので可能である。)、それ程影響がなく、
700℃から400℃までを18℃/hr以下の平均冷却速
度にすること、かつまた400℃から200℃までを15
℃/hr以下の平均冷却速度にすることで遷移温度
は200℃未満となつた。
【表】
以上の知見からNb、Cu含有フエライト系ステ
ンレス鋼連鋳片を、700℃から400℃までを18℃/
hr以下、400℃から200℃までを15℃/hr以下の平
均冷却速度で冷却し、かつ200℃未満に冷却する
ことなく再加熱し、熱間圧延する鋳片割れのない
圧延方法を発明した。この結果鋳片の表面手入れ
を200〜300℃で実施することが可能となつた。 次に出発鋼成分の限定理由を簡単に説明する。 C、NはNbの炭窒化物となり表面疵を発生さ
せたり耐食性を劣化するので、それぞれ0.05%以
下、0.04%以下とした。 Crはフエライト系ステンレス鋼として通常用
いられるCr量として10〜30%の範囲とした。 Si、Mnは強度の点から添加することができる
が多量になると熱間加工性が劣化するため上限は
どちらも1%とした。 NbはC、Nを固定しなおかつ耐食性を向上さ
せるために0.2%以上でかつC%とN%の和の8
倍以上とした。しかし1.0%以上を添加しても効
果が変わらないことから上限を1.0%した。 CuはNbとの複合により耐食性を向上せしめる
が、多量に添加すると、熱間加工性が劣化するた
め0.2〜1.0%とした。 また必要に応じて添加することのできるTi、
Ni、Moは多量に添加するとコスト的に不利とな
るばかりでなく熱間加工性も劣化するため上限を
それぞれ1%以下、1%以下、3%以下とした。 次に実施例を挙げて本発明をさらに説明する。 第2表に示した成分を代表成分とする含Nb、
Cuフエライト系ステンレス鋼連鋳片を種々の冷
却方法で冷却し、200〜300℃の間で表面手入れを
行ない、続いて熱間圧延を行なつた。その結果、
鋳片の割れの発生の有無を第3表に示した( )
内に圧延数を示した。本発明方法では全く割れが
発生しないのに対して、自然放冷し300℃未満に
下げないという方法(No.5)を除く比較方法では
いずれも割れが発生した。また、No.5の方法では
割れは発生しなかつたものの、表面手入れが全く
できず、熱間圧延後表面疵の除去に多大な負担を
かけざるを得なかつた。
ンレス鋼連鋳片を、700℃から400℃までを18℃/
hr以下、400℃から200℃までを15℃/hr以下の平
均冷却速度で冷却し、かつ200℃未満に冷却する
ことなく再加熱し、熱間圧延する鋳片割れのない
圧延方法を発明した。この結果鋳片の表面手入れ
を200〜300℃で実施することが可能となつた。 次に出発鋼成分の限定理由を簡単に説明する。 C、NはNbの炭窒化物となり表面疵を発生さ
せたり耐食性を劣化するので、それぞれ0.05%以
下、0.04%以下とした。 Crはフエライト系ステンレス鋼として通常用
いられるCr量として10〜30%の範囲とした。 Si、Mnは強度の点から添加することができる
が多量になると熱間加工性が劣化するため上限は
どちらも1%とした。 NbはC、Nを固定しなおかつ耐食性を向上さ
せるために0.2%以上でかつC%とN%の和の8
倍以上とした。しかし1.0%以上を添加しても効
果が変わらないことから上限を1.0%した。 CuはNbとの複合により耐食性を向上せしめる
が、多量に添加すると、熱間加工性が劣化するた
め0.2〜1.0%とした。 また必要に応じて添加することのできるTi、
Ni、Moは多量に添加するとコスト的に不利とな
るばかりでなく熱間加工性も劣化するため上限を
それぞれ1%以下、1%以下、3%以下とした。 次に実施例を挙げて本発明をさらに説明する。 第2表に示した成分を代表成分とする含Nb、
Cuフエライト系ステンレス鋼連鋳片を種々の冷
却方法で冷却し、200〜300℃の間で表面手入れを
行ない、続いて熱間圧延を行なつた。その結果、
鋳片の割れの発生の有無を第3表に示した( )
内に圧延数を示した。本発明方法では全く割れが
発生しないのに対して、自然放冷し300℃未満に
下げないという方法(No.5)を除く比較方法では
いずれも割れが発生した。また、No.5の方法では
割れは発生しなかつたものの、表面手入れが全く
できず、熱間圧延後表面疵の除去に多大な負担を
かけざるを得なかつた。
【表】
【表】
(発明の効果)
以上の如く本発明によればニオブ、銅含有フエ
ライト系ステンレス鋼の連鋳片を割れを発生する
ことなく熱間圧延しうるという顕著な効果が奏さ
れるので産業上稗益するところが極めて大であ
る。
ライト系ステンレス鋼の連鋳片を割れを発生する
ことなく熱間圧延しうるという顕著な効果が奏さ
れるので産業上稗益するところが極めて大であ
る。
第1図は215mm厚Nb、Cu含有フエライト系ス
テンレス鋼連鋳片の700℃から200℃までの冷却に
要した時間と遷移温度との関係を示した図、第2
図は同じくNb、Cu含有フエライト系ステンレス
鋼の冷却速度と遷移温度の関係を示した図であ
る。
テンレス鋼連鋳片の700℃から200℃までの冷却に
要した時間と遷移温度との関係を示した図、第2
図は同じくNb、Cu含有フエライト系ステンレス
鋼の冷却速度と遷移温度の関係を示した図であ
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 C0.05%以下、N0.04%以下、Cr10〜30%、
Si1%以下、Mn1%以下、Nb0.2〜1.0%でかつC
%とN%の8倍以上、Cu0.2〜2%を含み、残り
はFeおよび不可避不純物からなる含Nb、Cuフエ
ライト系ステンレス鋼の連続鋳造鋳片を鋳造後、
700℃から400℃までを平均冷却速度18℃/hr以
下、400℃から200℃までを平均冷却速度15℃/hr
以下で冷却し、かつ200℃未満に冷却することな
く再び加熱し、熱間圧延を行なうことを特徴とす
るニオブ、銅含有フエライト系ステンレス鋼連鋳
片の圧延方法。 2 C0.05%以下、N0.04%以下、Cr10〜30%、
Si1%以下、Mn1%以下、Nb0.2〜1.0%でかつC
%とN%の8倍以上、Cu0.2〜2%を含み、さら
にTi1%以下、Ni1%以下、Mo3%以下の1種また
は2種以上を含有し、残りはFeおよび不可避不
純物からなる含Nb、Cuフエライト系ステンレス
鋼の連続鋳造鋳片を鋳造後、700℃から400℃まで
を平均冷却速度18℃/hr以下、400℃から200℃ま
でを平均冷却速度15℃/hr以下で冷却し、かつ
200℃未満に冷却することなく再び加熱し、熱間
圧延を行なうことを特徴とするニオブ、銅含有フ
エライト系ステンレス鋼連鋳片の圧延方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58109881A JPS602622A (ja) | 1983-06-18 | 1983-06-18 | ニオブ,銅含有フエライト系ステンレス鋼連鋳片の圧延方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58109881A JPS602622A (ja) | 1983-06-18 | 1983-06-18 | ニオブ,銅含有フエライト系ステンレス鋼連鋳片の圧延方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS602622A JPS602622A (ja) | 1985-01-08 |
| JPS62206B2 true JPS62206B2 (ja) | 1987-01-06 |
Family
ID=14521528
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58109881A Granted JPS602622A (ja) | 1983-06-18 | 1983-06-18 | ニオブ,銅含有フエライト系ステンレス鋼連鋳片の圧延方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS602622A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5473259B2 (ja) * | 2008-06-24 | 2014-04-16 | 株式会社神戸製鋼所 | 鋳片の冷却方法 |
| UA111115C2 (uk) | 2012-04-02 | 2016-03-25 | Ейкей Стіл Пропертіс, Інк. | Рентабельна феритна нержавіюча сталь |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5794448A (en) * | 1980-12-03 | 1982-06-11 | Kawasaki Steel Corp | Manufacture of high chrome ferritic stainless steel ingot |
-
1983
- 1983-06-18 JP JP58109881A patent/JPS602622A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS602622A (ja) | 1985-01-08 |
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