JPS62224529A - 工具の製造方法 - Google Patents

工具の製造方法

Info

Publication number
JPS62224529A
JPS62224529A JP6662786A JP6662786A JPS62224529A JP S62224529 A JPS62224529 A JP S62224529A JP 6662786 A JP6662786 A JP 6662786A JP 6662786 A JP6662786 A JP 6662786A JP S62224529 A JPS62224529 A JP S62224529A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
manufacturing
tool
energy density
welding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6662786A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0649228B2 (ja
Inventor
Yoshihisa Kato
喜久 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daido Steel Co Ltd filed Critical Daido Steel Co Ltd
Priority to JP6662786A priority Critical patent/JPH0649228B2/ja
Publication of JPS62224529A publication Critical patent/JPS62224529A/ja
Publication of JPH0649228B2 publication Critical patent/JPH0649228B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、切削加工用工具、圧延、転造、鋳造等の塑
性加工用工具、耐衝撃用工具、金型などに利用される工
具の製造方法に関するものである。
(従来の技術) 従来、工具の素材としては、炭素工具鋼(SK)、合金
工具鋼(SKS 、SKD 。
5KT)、高速度工具鋼(SKH)などが広く利用され
ており、なかでも高速度工具鋼は比較的高価ではあるも
ののその優れた特性から切削加工用工具や塑性加工用工
具の素材として広く用いられている。
この高速度工具鋼は、従来の場合一般的には、溶解→造
塊→鍛造→熱処理の工程を経たもの、あるいは粉末→成
形→焼結→熱処理の工程を経たものが使用され、炭化物
を均一に分散させることによって特性の向上をはかるよ
うにしている。また、分割成形した部品を機械的に結合
させて工具としたものもある。
(発明が解決しようとする問題点) このような工程により製造される高速度工具鋼製の工具
は一体成形品が多く、素材自体が高価であることに刀■
えて、硬質粒子の分散にも問題があり、難加工性である
ため、加工コストが高いという問題点を有している。ま
た、ヒートクラックや衝撃による割れを生じやすいため
、一体成形して使用した場合には熱的あるいは機械的衝
撃により欠けたり割れたりしやすいという問題点もあっ
た。
この発明は、上述した従来の問題点に前日してなされた
もので、ヒートクラックや衝撃による割れが発生しがた
く、工具の交換頻度を少なくすることができると共に、
工具コストの低減を実現することが可能である工具の製
造方法を提供することを目的としている。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) この発明による工具の製造方法は、重量%で、C:0.
2〜3.5%、Si:3.0%以下、M n : 2 
、0%以下、Cr:1.O〜20.0%、M o : 
0 、01〜15.0%、W:1.5〜17  、 0
%、V:5.2〜20.0%、CO:0.5〜20.0
%、必要に応じて前記以外の炭化物形成元素の1種また
は2種以上を合計で5.0%以下、同じく必要に応じて
炭化物の1種または2種以上を合計で50%以下を含有
し、残部実質的にFeよりなる化学成分の粉末を高エネ
ルギー密度熱源柱内に供給して溶接または肉盛すること
を特徴としている。
次に、この発明において使用される粉末の成分範囲(f
fI量%)の限定理由を説明する。
C: CはCr、Mo、W、V、Nb、Ta、Ti 。
Zrなどの炭化物形成元素と結合して硬い複炭化物を生
成し、工具として必要な耐摩耗性の向上に著しい効果が
あり、また基地中に固溶して所要の硬さを得るのに有効
な元素であるので、このような効果を得るために0.2
%以上含有させる。しかし、多量に添加すると耐摩耗性
は増大するものの靭性および加工性が低下するため3.
5%以下)++、+− 8i : Stは主に脱酸剤として作用すると共に炭化物の析出反
応を促進させて炭化物の微細化をはかり、また、焼入性
を向上させると共に基地を強化して降伏点を高め、疲労
限を向上させるのに有効な元素であるが、多量に添加す
ると熱伝導性の低下による工具寿命の劣化をきたし、ま
た、熱間加工性を害すると共に靭性を劣化させるので3
.0%以下とした。
Mn: MnはSiと同様に脱酸剤として添加するが脱硫剤とし
ても作用し、鋼の清浄度を高めると共に焼入性の向上に
も寄与する元素であるが、多量に添加すると靭性や焼も
どし軟化抵抗性が低下し、また、加工硬化能が高くなっ
て加工性や被削性を低下させるので2.0%以下とした
Cr: CrはCと結合して複炭化物を形成し、耐摩耗性の向上
に大きく寄与する元素であり、また、基地中にも多量に
固溶して、高温強度および耐熱衝撃性を高めるとともに
耐酸化性の向丘にも大きく寄与する元素であるので1.
0%以上含有させた。しかし、多量に添加しすぎると焼
もどし軟化抵抗性が低下し、また、加工性や靭性を劣化
させるので20.0%以下とした。
M o 、 W : Mo、WはCと結合して微細なM2C型あるいはM6C
型の複炭化物を生成しかつ基地中にも固溶して基地を強
化するので、耐摩耗性および高温硬さを増大させるとと
もに、焼もどし軟化抵抗性の向上や耐ヒートチェック性
の改善にも有効な元素である。したがって、このような
効果を得るためにMOは0.01%以上、Wは1.5%
以上含有させた。しかし、多すぎると複炭化物の量が多
くなるとともに粗大となり、塑性加工性および靭性が低
下すると共に疲労特性にも悪影響を及ぼすので、Moは
15.0%以下、Wは17.0%以下に限定した。
■= VはCと結合して非常に硬くかつ固溶しにくいMC型炭
化物を生成し、耐yl耗性の向上や焼もどし硬さの増大
に大きく寄4し、さらには結晶粒を微細化して靭性を向
上させるのに有効な元素であり、このような効果を得る
ために5.2%以上含有させた。しかし、多量に添加す
ると硬さの大きいMC型炭化物が多くなり、#摩耗性は
向とするものの被削性や靭性が悪化するので20.0%
以下とした。
CO: COは基地中に固溶して基地を強化し、炭化物の析出お
よび凝集をおくらせ、高温における硬さと耐力を著しく
向上させる元素であるので、このような効果を得るため
に0.5%以上含有させた。しかし、多量に添加すると
固溶による内部歪が大となり、靭性が低下する傾向とな
るため20.0%以下に限定した。
そのほか、高温特性を改善し、また耐摩耗性を向上させ
るために前記以外の炭化物形成元素の1種または2種以
上を添加するのも必要に応じて望ましく、例えば炭化物
形成元素としてNb。
Ta、Ti 、Zr、Hfの1種または2種以上を添加
するのもよい、しかし、多量に添加すると巨大炭化物が
晶出すると共に、これら元素の結晶粒界への優先析出が
起って靭性を低下させるので、添加するとしても合計で
5.0%以下とする必要がある。
また、耐摩耗性のより一層の向上をはかるために、炭化
物の1種または2種以上を添加するのも必要に応じて望
ましく、例えば炭化物としてWC,NbC,TaC,V
C,Tic等々の1種または2種以上をより望ましくは
3%以上添加するのもよい、また、炭化物に加えてSi
3 Na +TiN、BN等々の窒化物や、AM203
゜5IO2,ZrO2等々の酸化物を加えることも場合
によっては望ましい、しかし、多量に添加すると靭性が
低下するので、添加するとしてもこれらの合計で50%
以下とする必要がある。
さらに、M C、M 6 Cおよびrvt23c、、型
炭化物の析出反応に影響を及ぼし、炭化物を微細にしさ
せるためにREM(Yを含む希土類元素)の1種または
2種以上を0.005〜0.60%程度の範囲で添加す
ることも必要に応じて望ましく、この場合ミツシュメタ
ルとして添加することも可能である。さらにまた、焼入
冷却過程においてオーステナイト結晶粒界への初析炭化
物の析出を抑制することにより焼入性を著しく向上させ
るのに有効な元素であるBを例えば0.001〜0.0
50%の範囲で添加することも望ましい。
さらにまた、Nは炭化物安定化元素として作用し1M2
C型の炭化物からMGC型の炭化物への変態を促進する
と共に、■と結合して炭窒化物V(C、N)の粒径を大
きくシュ工具の硬化能、耐摩耗性および靭性を高める効
果を有する。したがって、粉末中にNを適量含有させる
ことも望ましいが、Nは溶鋼の溶製性を害したり、介在
物を形成させたりするので、ア)wイズ法による粉末製
造時に含N2ガスを噴射して粉末表面に窒素を付着させ
たり、粉末の送給に使用するキャリャガス中に窒素を含
ませたりするようにすることも必要に応じて望ましい、
しかし、Nfitが多くなりすぎると巨大な炭窒化物が
形成されて工具の性能をかえって劣化させるので、粉末
中の含有量や付着量の合計が0.30%以下となるよう
にすることが望ましい。
そのほか、Pは0.040%以下、Sは0.040%以
下、0は0.010%以下、A見は0.030%以下に
規制することも必要に応じて望ましい。
さらに、基地を強化して工具の強度、耐衝撃性、耐ヒー
トチェック性を高めるために、Niを0.01〜2.0
%程度、Cuを0.25%〜1.0%程度添加してもよ
い。
この発明による工具の製造方法においては、上記の成分
からなる粉末を使用するが、この粉末としては1例えば
、粉(破)砕粉、異形粉、ガスー水アトマイズ粉、ガス
アトマイズ粉などが用いられ、特に製造方法は限定され
ないが、流動性が良くより安定した送給が可能となる点
ではガスアトマイズ粉が望ましいといえる。
そして、この発明においては、粉末の粒径が一60〜+
350meshの範囲にあるものを使用するのがとくに
好ましい、すなわち、6゜meshよりも大きい粉末で
は溶接および肉盛後に未溶着部分が発生するおそれがあ
り、350m e s hよりも細かい粉末では溶着効
率が低下するとともに送給の安定性を悪化させるおそれ
があることによる。
この発明に用いる粉末を製造するに際しては、粉末の化
学成分に対応した鋼を溶製して、粉(破)砕法、アトマ
イズ法などを用いることが可能であるが、そのほか、適
当な基本成分の鋼(例えば、1.3%C−4,2%Cr
−5,0%M。
−6,2%W −3、0%V −F eや、2.3%C
−4,0%Cr−7、096Mo−6、5%W−6,5
%V−10%Go−Fe)をベース粉末に使用し、製品
の使用目的等によって、Mo、W。
V、Coおよびその他の金属ならびに炭化物、窒化物、
#化物等を混合して所望の成分の粉末として使用するこ
とも可能である。そして、粉末の成分と、溶接または肉
盛後の溶着金属の成分との分析値における差はさほど大
きくなく1通常の成分範囲内におさまる。
この発明では、上記の粉末を使用し、この粉末を高エネ
ルギー密度熱源柱内に供給して、工具基体の接合しよう
とする部分に溶接(we ldi ng)L/たり、工
具基体の表面に肉盛(surfacfng)L/たりす
るが、この場合の高エネルギー密度熱源柱としては、エ
ネルギー密度が40kw/am2以上のプラズマアーク
柱、電子ビーム柱、レーザビーム柱がとくに好ましい。
また、上記の粉末を高エネルギー密度熱源柱内に供給す
るにあたっては、キャリヤガスを用いて行うことも望ま
しく、この場合、キャリヤガスとして窒素を含むもの(
例えば、Ar+N2)を使用すれば、#述したN添加の
効果を得ることができるようになる。
ては、極めて微細な炭化物が形成され、かつ介在物もほ
とんど存在しない著しく特性の優れた組織を得ることが
できる。
そして、工具基体としては、炭素鋼、低合金鋼   ゛
およびステンレス鋼はもちろんのこと1割れを生じやす
いため溶接や肉盛には不向きとされていた高合金鋼およ
び工具鋼に対しても溶接および肉盛が可能である。した
がって、工具基体として靭性の優れた材料を用い、この
工具基体の接合部または表面に、上記粉末を高エネルギ
ー密度熱源柱内に供給して溶接または肉盛することによ
って、基体部分は靭性に著しく優れ、工具としての使用
部分例えば耐摩耗面や切削刃先は工具特性に優れた複合
工具の製造が可能となる。
このように、この発明では、粉末を使用して高エネルギ
ー密度熱源柱内に供給し、この粉末を溶融させて溶接ま
たは肉盛するようにしているため、比較的安価な炭素鋼
や低合金鋼の中に炭化物を分散させて従来の一体成形し
た溶製高速度工具IMJ弧スいl+彰す恵連【庄丁目椰
シ面竺十台!i1以上の特性のものを得ることができる
。そして。
高速度工具鋼中にはW 、 M o 、 V 、 Cr
等の資源の限られた高価な元素を多量に含有するが、こ
れらの炭化物を均一に分散したWC,TfCあるいはA
u2o3等のサーメットやセラミックスにおきかえ、高
価な元素は基地相の強化、およびサーメットやセラミッ
クスとの結合の強化材として少量使用するのにとどめる
ことによって1価格の低廉化が可能となる。
(実施例1) この実施例1では、第1図に示す構造のプラズマトーチ
1を高エネルギー密度熱源として使用した。このプラズ
マトーチ1は、図示しない電源の陰極側と接続した棒状
電極2を中心に備え、この棒状電極2と同心状に且つ間
隔をおいてトーチ内筒3が配設しである。このトーチ内
筒3は図示例の場合、その下端にチップ4を備えていて
ねじ止めされているが、これらを一体化したものであっ
ても良い、そして、トーチ内筒3およびチップ4内には
冷却水通路5が設けであると共に、棒状電極2とトーチ
内筒3との間でプラズマガス供給路6が形成してあり、
さらにこの棒状電極2と1・−チ内筒3との間にはプラ
ズマガス通過孔7を複数設けたプラズマガス整流体8が
配設しである。このプラズマガス整流体8は、上部から
矢印方向に供給されたプラズマガスの流れを整流し、水
平断面においてプラズマガスの流れが均一化されるよう
にするはたらきをもっている。また、このプラズマガス
整流体8は、棒状電極2の保持体としてもはたらくもの
である。そして、トーチ内筒3の下端(図示例の場合に
はチップ4の下端)にはプラズマアーク拘束ノズル2を
備えている。
さらに、トーチ内筒3の外周部には間隔をおいてトーチ
外筒11が配設してあり、このトーチ外筒11の下端部
分にプラズマアーク噴出ノズル12が形成しであると共
に、トーチ内筒3とトーチ外筒11との間で粉末供給路
13が形成してあり5図示しない粉末供給装置より粉末
送給用キャリヤガスと共に供給した粉末14がプラズマ
アーク柱10内に供給できるようになっている。また、
トーチ外筒11のノズル部分にも冷却水通路15が形成
しである。さらに、トーチ外筒11の下端部分には前記
プラズマアーク噴出ノズル12と同心状にガスレンズ1
6が設けてあり、シールドガス供給路17から供給され
るシールドガスがプラズマアーク柱10の周囲を濃淡な
く均一にシールドするようにしである。
このような構成のプラズマトーチ1の下方には、図示し
ない電源の陽極側に接続した中空状のスリッターロール
素材18が回転可能に配設してあり、プラズマトーチ1
とスリッターロール素材18との間で正極性トランスフ
ァープラズマアーク柱10が発生するようにしである。
このスリッターロール素材18はJISSCM435か
ら製作したものである。
そこで、このスリッターロール素材18の表面に肉盛し
て刃先部を形成するにあたっては、第1表に示す肉盛溶
接条件を採用し、第2表に示す化学成分の粉末14を用
いた。
第1表 そこで、第2表に示した化学成分の粉末14を第1図に
示したプラズマトーチ1とスリッターロール素材18と
の間で発生しているプラズマアーク柱10内に供給しな
から肉盛溶接を開始し、プラズマトーチ1は左右に約1
2mmのウィービングをさせつつスリッターロール素材
18の表面に第2図に示すように厚さ約1.5〜2mm
の肉感層19を形成した0次いで、刃先部となる部分に
さらに2層の肉盛溶接部20.21を重ねて形成した。
続いて、溶接のまま機械加工を行って第3図に示す形状
の刃先部22を形成してスリッターロール23を製作し
た。このようにして製作したスリッターロール23の表
面硬度はHRC60〜65であり、刃先部22の硬度は
HRC63,5〜65.2であった。
次いで、このようにして製作したスリッターロール23
を使用して、板厚が0.1〜0.4mmの5US304
フープ材の足幅切断を行ったところ、従来の高速度工具
鋼製の一体型スリッターロールと同等以上の切断性能を
有し、摩耗部分を再肉盛して使用した結果も良好であっ
て長時間にわたる切断作業を行うことが可能であった。
(実施例2) この実施例2では、ff11図に示した構造のプラズマ
トーチ1を高エネルギー密度熱源として用い、スプリン
グワッシャ製造用(細線圧延用)ホリゾンタルロールの
製作に適用した場合を示す・ そこで、ホリゾンタルロールの製作にあたっては、第3
表に示す肉盛溶接条件を採用し、第4表に示す化学成分
の粉末14を用いた。なお、溶接肉盛に際しては、溶接
ビード形成のために、第4図に示すように、ホリゾンタ
ルロール素材25の両側に水冷銅バッキング26.26
を設置し、ホリゾンタルロール素材25および銅バッキ
ング26.26を同時に回転させると共に、プラズマト
ーチ1を第4図の左右方向にウィービングさせた。また
、ホリゾンタルロール素材25はSKD第  3  表 なお、第4表に示した化学成分の粉末のうちNo、 4
は、C,Si、Mn、Cr  および■を含み、残部実
質的にFeよりなる粉末に、粉末M。
と、粉末Wと、粉末Coとを同表に示す成分割合となる
ように混合して攪拌したものであり、他の粉末No、 
5 、6においても同様のベース粉末を用いて他の粉末
を所定割合に混合した。
そこで、第4表に示す化学成分の粉末14を第1図に示
すプラズマアーク柱10内に供給しなから肉盛溶接を開
始し、ホリゾンタルロール素材25の表面に第4図に示
すように仕上加工後の厚さ5mmの肉盛層27を形成し
た。なお、この実施例2では粉末供給用ギヤリヤガスと
してArに若干のN2を添加したものを使用し、溶融し
た金属中でV (C、N)の形成やM2C炭化物のM2
C炭化物への変態を促進させるようにすることにより、
靭性および耐摩耗性を向上させるようにした。
次いで、このようにして製作したホリゾンタルロールを
機械加工して仕上げたのちスプリングワッシャ製造用の
線材圧延に使用した結果、#用寿命を従来の2倍以ヒに
延長することができ、摩耗した部分を再度肉盛溶接して
使用することが可能であった。
(実施例3) この実施例3では、第1図に示した構造のプラズマトー
チ1を高エネルギー密度熱源として使用し、マンネスマ
ン製管装置の製管用プラグの製作に適用した場合を示す
そこで、製管用プラグの製作にあたっては、第5表に示
す肉盛溶接条件を採用し、第6表に示す化学成分の粉末
を用いた。なお、第5図に示すように、製管用プラグ本
体31は砲弾形状をなすものであり、材質として、3%
Cr−1%Ni −2%W−0.2%REM−Feから
なるものを用いた。
第  5  表 そこで、第6表に示した化学成分の粉末を第1図に示す
プラズマアーク柱10内に供給しなから肉盛溶接を開始
し、第5図に示すプラグ本体31の表面に厚さ5〜6m
mの肉盛層32を形成した0次いで、肉盛溶接後に仕上
加工を行ったのち焼入れ・焼もどしを施して表面硬度を
HRC60〜65にし、さらに表面に水、蒸気処理を行
って約100〜150ルmのスケール層を形成させて焼
付防止をはかり、第5図に示す形状の製管用プラグ33
を製作した。
続いて、このようにして製作した製管用プラグ33を用
いて製管を行ったところ、表面に肉盛層32を形成しな
い場合に比べて5倍以上の寿命延長を実現することがで
きた。
(実施例4) この実施例4では、第1図に示した構造のプラズマトー
チ1を高エネルギー密度熱源として用い、ホイールにリ
ングを溶接固定する場合に適用した。
この場合、第6図に示すように、ホイール35は中心孔
35aを有し、5KD61 (0,35%C−1,0%
5i−0,35%Mn−5,0%Cr−1,255Mo
−1,0%V−Fe)より製作したものである。また、
リング36は前記ホイール35の外周側に位置し、粉末
高速度鋼(HIP処理材)(1,3%C−0,3%5i
−0,3%M n −4、2%Cr−5,0%M o 
−6,4W−3,0%V−8.5%Co−Fe)より製
作したものである。
そこで、ホイール35とリング36との溶接固定にあた
っては、第7表に示す溶接条件を採用第7表 そこで、溶接にあたっては、第6図に示すように、銅製
水冷バッキング37上にホイール35およびリング36
を設置し、溶接開先の直上部分にプラズマトーチ1を配
設したのち、プラズマアーク柱10を発生させ、ホイー
ル35.リング36および銅製水冷バッキング37を一
体で回転させると共にプラズマトーチ1をウィービング
させ。
第8表に示す化学成分の粉末14をプラズマアーク柱1
0内に供給しながら溶接を行い、溶接開先部に溶着金属
38を形成させた。このようにして−円周の溶接を終了
したのち、ホイール35およびリング36を上下反転し
、反対側の開先の形状を研削により整えたのち、再度プ
ラズマアーク柱10を発生させ、ホイール35.リング
36および銅製水冷バッキング37を一体で回転させる
とともにプラズマトーチ1をウィービングさせ、前記と
同様に粉末14をプラズマアーク柱10内に供給しなが
ら溶接を行った。
この溶接後において、リング36の硬度は溶接前とほと
んど変わらないものであり、硬度の低下をもたらすこと
なく溶接することができた。そして、ホイール35とリ
ング36との溶接をきわめて良好に行うことができた。
かくして、従来の一体で製作するか、あるいはホイール
35とリング36とを焼き嵌め、冷し嵌め等の機械的な
手法番こより製作していたものに比べて、この実施例に
より製作したものでは1強度が高く、寿命も長いもので
あり、しかも製造コストが大幅に低下し、摩耗後には肉
盛補修によって再使用が可能であるという著しく優れた
利点を得ることができた。
[発明の効果] 以上説明してきたように、この発明による工具の製造方
法では、重量%で、C:0.2〜3.5%、Si :3
.0%以下、M n : 2 、0%以下、Cr:1.
0〜20.0%、Mo:0.01〜15.0%、W:1
.5〜17.0%、v:5.2〜20.0%、Co:0
.5〜20.0%、必要に応じて前記以外の炭化物形成
元素の1種または2種以上を合計で5.0%以下、同じ
く必要に応じて炭化物の1種または2種以上を合計で5
0%以下を含有し、残部実質的にFeよりなる化学成分
の粉末を高エネルギー密度熱源社内に供給して溶接また
は肉盛するようにしたから、従来の溶製高速度工具−鋼
や粉末高速度工具鋼のような一体成形工具のもつ問題点
、例えばヒートクラックや衝撃による割れ発生の問題が
なく、工具の交換頻度を少なくすることができ、工具の
うちとくに強度を必要とする部分には靭性の優れた高強
度の材料を使用し、工具の切削部や耐摩耗部およびその
他の特性を要する部分にはこの発明による溶接や肉盛を
施すことによって、工具の特性を著しく向上すると同時
に製造コストを大幅に低・下させることが可能であると
いう非常に優れた効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例において使用したプラズマト
ーチの断面説明図、第2図および第3図はこの発明の実
施例1において製作したスリッターロールの各々製作途
中および製作後の断面説切口、第4図はこの発明の実施
例2においてホリゾンタルロールを製作する途中のよう
すを示す断面説明図、第5図はこの発明の実施例3にお
いて製作した製管用プラグの断面説明図、第6図はこの
発明の実施例4においてホイールとリングとを溶接固定
する途中のようすを示す断面説明図である。 1・・・プラズマトーチ。 10・・・プラズマアーク柱(高エネルギー密度熱源柱
)、 14・・・粉末、 12・・・肉盛層、 20.21・・・肉盛溶接部、 27・・・肉盛層、 32・・・肉盛層、 38・・・溶着金属。 特許出願人  大同特殊鋼株式会社 代理人弁理士 小  塩   豊 第1図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)重量%で、C:0.2〜3.5%、Si:3.0
    %以下、Mn:2.0%以下、Cr:1.0〜20.0
    %、Mo:0.01〜15.0%、W:1.5〜17.
    0%、V:5.2〜20.0%、Co:0.5〜20.
    0%、必要に応じて前記以外の炭化物形成元素の1種ま
    たは2種以上を合計で5.0%以下、同じく必要に応じ
    て炭化物の1種または2種以上を合計で50%以下を含
    有し、残部実質的にFeよりなる化学成分の粉末を高エ
    ネルギー密度熱源柱内に供給して溶接または肉盛するこ
    とを特徴とする工具の製造方法。
  2. (2)粉末は、その粒径が−60〜+350meshの
    範囲にある特許請求の範囲第(1)項記載の工具の製造
    方法。
  3. (3)高エネルギー密度熱源柱は、エネルギー密度が4
    0KW/cm^2以上のプラズマアーク柱である特許請
    求の範囲第(1)項または第(2)項記載の工具の製造
    方法。
  4. (4)高エネルギー密度熱源柱は、エネルギー密度が4
    0KW/cm^2以上の電子ビームおよびレーザビーム
    から選ばれるビーム柱である特許請求の範囲第(1)項
    または第(2)項記載の工具の製造方法。
  5. (5)粉末はガスアトマイズ粉である特許請求の範囲第
    (1)項、第(2)項、第(3)項または第(4)項の
    いずれかに記載の工具の製造方法。
  6. (6)粉末はキャリヤガスと共に供給され、前記キャリ
    ヤガス中に窒素を含むことを特徴とする特許請求の範囲
    第(1)項、第(2)項、第(3)項、第(4)項また
    は第(5)項のいずれかに記載の工具の製造方法。
JP6662786A 1986-03-25 1986-03-25 工具の製造方法 Expired - Fee Related JPH0649228B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6662786A JPH0649228B2 (ja) 1986-03-25 1986-03-25 工具の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6662786A JPH0649228B2 (ja) 1986-03-25 1986-03-25 工具の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62224529A true JPS62224529A (ja) 1987-10-02
JPH0649228B2 JPH0649228B2 (ja) 1994-06-29

Family

ID=13321318

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6662786A Expired - Fee Related JPH0649228B2 (ja) 1986-03-25 1986-03-25 工具の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0649228B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63199092A (ja) * 1987-02-12 1988-08-17 Kubota Ltd 熱間圧延用溶接肉盛ロ−ル
JPH04221041A (ja) * 1990-12-19 1992-08-11 Kubota Corp 高速度鋼系焼結合金
WO2001091962A1 (de) * 2000-06-02 2001-12-06 Machner & Saurer Gmbh Verbundwerkzeug
WO2007122679A1 (ja) * 2006-04-13 2007-11-01 Kanefusa Kabushiki Kaisha 板状刃物および固定治具
WO2008028990A1 (en) * 2006-09-08 2008-03-13 Laser Lane Oy Method for manufacturing a disc blade, a disc blade and use of an auxiliary material in manufacturing thereof
JP2010000596A (ja) * 2008-06-23 2010-01-07 Stanley Works ブレードの製造方法
JP5840746B1 (ja) * 2014-09-11 2016-01-06 東海溶業株式会社 肉盛用ティグ溶接ワイヤ
CN107475632A (zh) * 2017-08-21 2017-12-15 安徽工业大学 一种高钨钼含量的耐磨高速钢涂层及其制备方法
JP2021504569A (ja) * 2017-11-22 2021-02-15 ヴァンベーエヌ コンポネンツ アクチエボラグ 高硬度3dプリント鋼鉄製生成物
CN114289715A (zh) * 2021-03-22 2022-04-08 武汉钜能科技有限责任公司 增材制造刀具
CN116752052A (zh) * 2023-06-16 2023-09-15 湘潭大学 一种易加工耐磨耐腐蚀沉淀硬化型熔覆材料及其制备方法

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
MX2011005342A (es) * 2008-11-21 2011-08-12 Caterpillar Inc Composicion resistente a la abrasion.
WO2010059286A1 (en) 2008-11-21 2010-05-27 Caterpillar Inc. Abrasion resistant track shoe grouser
JP2013188888A (ja) * 2012-03-12 2013-09-26 Omron Corp シール性を有する金属インサート成形品、当該金属インサート成形品を備えたシール性を有する電子部品、およびシール性を有する金属インサート成形品の製造方法

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63199092A (ja) * 1987-02-12 1988-08-17 Kubota Ltd 熱間圧延用溶接肉盛ロ−ル
JPH04221041A (ja) * 1990-12-19 1992-08-11 Kubota Corp 高速度鋼系焼結合金
WO2001091962A1 (de) * 2000-06-02 2001-12-06 Machner & Saurer Gmbh Verbundwerkzeug
US6861161B2 (en) 2000-06-02 2005-03-01 Machner & Saurer Gmbh Composite tool
WO2007122679A1 (ja) * 2006-04-13 2007-11-01 Kanefusa Kabushiki Kaisha 板状刃物および固定治具
JP2010502460A (ja) * 2006-09-08 2010-01-28 レーザー レーン オイ 切断刃の製造方法、切断刃、およびその製造における補助材料の使用
EP2061913A4 (en) * 2006-09-08 2009-11-11 Laser Lane Oy METHOD OF MANUFACTURING CUTTING BLADE, CUTTING BLADE, AND USE OF AUXILIARY MATERIAL IN MANUFACTURING
WO2008028990A1 (en) * 2006-09-08 2008-03-13 Laser Lane Oy Method for manufacturing a disc blade, a disc blade and use of an auxiliary material in manufacturing thereof
JP2010000596A (ja) * 2008-06-23 2010-01-07 Stanley Works ブレードの製造方法
JP5840746B1 (ja) * 2014-09-11 2016-01-06 東海溶業株式会社 肉盛用ティグ溶接ワイヤ
CN107475632A (zh) * 2017-08-21 2017-12-15 安徽工业大学 一种高钨钼含量的耐磨高速钢涂层及其制备方法
CN107475632B (zh) * 2017-08-21 2019-01-29 安徽工业大学 一种高钨钼含量的耐磨高速钢涂层及其制备方法
JP2021504569A (ja) * 2017-11-22 2021-02-15 ヴァンベーエヌ コンポネンツ アクチエボラグ 高硬度3dプリント鋼鉄製生成物
US11725264B2 (en) 2017-11-22 2023-08-15 Vbn Components Ab High hardness 3D printed steel product
CN114289715A (zh) * 2021-03-22 2022-04-08 武汉钜能科技有限责任公司 增材制造刀具
CN116752052A (zh) * 2023-06-16 2023-09-15 湘潭大学 一种易加工耐磨耐腐蚀沉淀硬化型熔覆材料及其制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0649228B2 (ja) 1994-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS62224529A (ja) 工具の製造方法
KR100641509B1 (ko) 미리 합금화된 분무 원소를 이용하는 서브머지드 아크 용접 방법
CN101077644B (zh) 梯度复合材料及制备方法
US7442261B2 (en) Iron-base alloy containing chromium-tungsten carbide and a method of producing it
CN108698169B (zh) 表面处理方法、经表面处理或经表面重修的金属部件
CN105537797A (zh) 一种控碳增韧型自保护明弧高硼堆焊药芯焊丝
US20220307116A1 (en) Fe-BASED ALLOY AND METAL POWDER
Kasak et al. Powder-metallurgy tool steels
CN105081612A (zh) 一种用于热作模具的等离子弧堆焊合金粉末
CN110732767A (zh) 一种由钨钢和高速钢结合组成的五金工具及其生产方法
JP6581992B2 (ja) 加工工具の予備材料の製造方法、および対応する予備材料
US3819364A (en) Welding hard metal composition
JP4901324B2 (ja) 硬化肉盛層形成方法
US20040237722A1 (en) Strip-shaped cutting tools
CN106413960B (zh) 制造粗加工材料的方法、粗加工材料及切削刀具
JPS62270277A (ja) Ti基合金製耐摩部材の製造方法
JP6474885B2 (ja) 積層造形されるロータリー切削ユニット用アンビル
JPH11207488A (ja) 耐食耐摩耗複合部材
CN114000087A (zh) 一种复合硬质材料的制备方法
JPS62224527A (ja) 工具の製造方法
JPS62224528A (ja) 工具の製造方法
CN104289823A (zh) 一种用于制造金属板加工工具的方法及工具
JPS60158906A (ja) 圧延用複合ロ−ルおよびその製造方法
JP2601392B2 (ja) 鋳鉄材への硬化肉盛り用溶接材料
JPS6342352A (ja) 耐摩耗性高衝撃性の硬質金属体の製造法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees