JPS6223763B2 - - Google Patents
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- JPS6223763B2 JPS6223763B2 JP54063704A JP6370479A JPS6223763B2 JP S6223763 B2 JPS6223763 B2 JP S6223763B2 JP 54063704 A JP54063704 A JP 54063704A JP 6370479 A JP6370479 A JP 6370479A JP S6223763 B2 JPS6223763 B2 JP S6223763B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- starch
- graft
- modified starch
- parts
- anionic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Graft Or Block Polymers (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Paper (AREA)
- Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
Description
本発明は、粘度希釈抵抗性が大であり、増粘剤
および高分子凝集剤として用いることができる変
性澱粉に関する。 従来、高粘性の増粘剤としてカルボキシメチル
セルロース,ヒドロキシエチルセルロース,メチ
ルセルロース,グアガム,カルボキシメチル澱粉
ポリエチレンオキシド,ポリアクリル酸ソーダ等
が知られているが、粘度稀釈抵抗性、特に1%以
下の水溶液濃度の稀釈抵抗性が充分でなく、また
溶解時にいわゆるままこを作るので、熱水中で分
散させた後溶解させなければならないという欠点
があつた。 また従来より用いられていたカルボキシメチル
澱粉や澱粉にアニオン性置換基を有する単量体を
グラフト共重合したアニオン型変性澱粉は充分な
増粘効果および凝集作用が付与されないまま今日
に至つている。 本発明者らはこれらの欠点を解決すべく鋭意研
究を重ねた結果、幹ポリマーである澱粉類および
そのグラフト側鎖の双方にアニオン性置換基を導
入したグラフト変性澱粉がかかる目的に優れた物
性を示すことを見出し本発明を完成するに至つ
た。 すなわち、本発明のアニオン型グラフト変性澱
粉は、置換度0.01〜0.9のアニオン変性澱粉を幹
ポリマーとし、側鎖としてアニオン性置換基を有
する単量体もしくはケン化反応によりアニオン性
置換基を導入することが可能な単量体を、グラフ
ト率0.01〜40%グラフト共重合することにより製
造される。 また、本発明のアニオン型グラフト変性澱粉は
澱粉の粉粒状態を保ち、低い置換度、グラフト率
で優れた増粘効果、凝集作用を示すことに特徴が
ある。 すなわち、単に幹ポリマーである澱粉類にアニ
オン性置換基を有するアニオン変性澱粉あるいは
側鎖のみにアニオン性置換基を有するアニオン型
グラフト変性澱粉では、通常充分な増粘効果、凝
集作用を示さない。また、増粘効果、凝集作用を
向上させるために置換度、グラフト率を高めるこ
とは、単にコストアツプになるだけでなく、本発
明のアニオン型グラフト変性澱粉と同様の効果を
示す程度まで変性するともはや澱粉の粉粒状態を
保つことができなくなり糊状になつてしまうので
製造面でのマイナスも大きい。 幹ポリマーである澱粉類をアニオン変性するア
ニオン化剤としては、モノクロル酢酸,プロパン
サルトン,3−クロロ−2−ヒドロキシ−スルホ
ン酸ソーダ等エーテル化剤,オルトリン酸,トリ
ポリリン酸ナトリウム,無水リン酸,トリメタリ
ン酸塩,ヘキサメタリン酸塩,無水マレイン酸,
無水コハク酸,無水フタル酸等の二塩基酸無水
物,無水メリツト酸等の三塩基酸無水物等のエス
テル化剤。 側鎖としてグラフト共重合するアニオン性置換
基を有する単量体としては、アクリル酸,メタク
リル酸,ビニルスルホン酸,アリルスルホン酸,
ビニルトルエンスルホン酸,スチレンスルホン
酸,スルホプロピルアクリレート,スルホプロピ
ルメタクリレート,2−ヒドロキシ−3−アクリ
ロキシプロピルスルホン酸,2−ヒドロキシ−3
−メタクリロキシプロピルスルホン酸,(2−ア
クリロイロキシエチル)アシツドホスフエート,
(2−メタクリロイロキシエチル)アシツドホス
フエート等のアルカリ金属塩、アンモニウム塩、
アミン塩が挙げられる。 ケン化反応によりアニオン性置換基を導入する
ことが可能な単量体としてはメチルアクリレー
ト、エチルアクリレート、プロピルアクリレー
ト、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒ
ドロキシプロピルアクリレート等が挙げられる。 さらに上記単量体と共重合可能な水溶性単量体
を共重合させてもよい。 本発明において原料澱粉として用いる澱粉は、
馬鈴薯澱粉、甘藷澱粉、トウモロコシ澱粉、モチ
トウモロコシ澱粉、高アミローストウモロコシ澱
粉、小麦澱粉、米澱粉、タピオカ澱粉、サゴ澱粉
などの天然澱粉やこれらの分解物、アミロースや
アミロペクチン分画物、小麦粉、トウモロコシ
粉、切干甘藷、切干タピオカなどの澱粉含有物が
挙げられる。 これらの原料澱粉からアニオン性エーテル化お
よび/またはアニオン性エステル化変性澱粉を得
るには常法に従つて行なうことができる。 例えば、カルボキシメチル澱粉を得るには、有
機溶剤−水系でカセイソーダの存在下で、澱粉に
モノクロル酢酸を反応させる。 また側鎖としてアニオン性単量体をグラフト共
重合させるには、メタノール、エタノール、プロ
パノール、ブタノールなどの有機溶媒、あるいは
水またはこれらの混合溶媒中で第二セリウム塩、
過流酸塩、過流酸塩−亜流酸塩、過酸化水素−金
属塩などの通常のグラフト重合開始剤を用い、0
〜95℃好ましくは10〜60℃で常法に従つて行なう
ことができる。 本発明により得られる高粘性グラフト変性澱粉
をを用いる増粘剤および凝集剤は澱粉の幹ポリマ
ーおよびグラフト側鎖の双方にアニオン性置換基
を有しており、弱酸性から強アルカリ性に至る広
いPH領域で優れた増粘性、凝集性を示し、さらに
粘結性、接着性、懸濁作用、乳化作用、耐油性、
耐有機溶剤性、カチオン性物質への吸着性に優れ
ており、洗剤、ボーリング泥水、化粧品、繊維
壁、養漁用配合飼料の粘結剤、窯業用および石膏
用増粘剤、アイスグレーズ、農薬、種子の展着
剤、種子、球根類の保護膜、製紙用、ラテツクス
の増粘剤、塗料および合成樹脂の保護コロイド、
帯電防止剤、土壌改良剤、捺染糊剤、消火剤等の
増粘剤が挙げられる。 本発明のアニオン型グラフト変性澱粉は、主と
して洗浄時の逆汚染防止剤として、また仕上用糊
剤として利用すると優れた効果を示す。その他に
特殊用途として、防電、防汚を目的として使用す
ることも可能である。 従来、この種の用途にはカルボキシメチルセル
ロースが優れた効果を示していたが、本発明のア
ニオン型グラフト変性澱粉はカルボキシメチルセ
ルロースと同等の効果あるいはそれ以上の効果を
示し、さらにコスト的にも有利である。 また石油井戸等の井戸ボーリングの際には、掘
り屑を地上に出すため、ドリルパイプの中心を通
して掘削部に泥水を送り込み、パイプの外側から
掘り屑とともに地上へ循環させるようになつてい
る。 この泥水中に0.1〜1.0%の本発明グラフト変性
澱粉を添加することにより、泥水の量が添加しな
い場合に比べて15〜30%減少させることができ
る。 また、養漁用配合飼料用粘結剤として従来、化
学処理を行なつていないα化澱粉を用いてきた
が、増粘作用粘結力が弱いため多量のα化澱粉を
混合せねばならず栄養のバランスが崩れたりして
好ましいものではなかつた。本発明のグラフト変
性澱粉を用いた場合、従来のα化澱粉に比べては
るかに少量で粘結効果が現われかつ腐敗しにくい
ため水質の悪化も防ぐことができる。 本発明のグラフト変性澱粉を用いた高分子凝集
剤は下水屎尿処理などの生活廃水処理にきわめて
有効である。 また、魚肉練り製品の工場では多量のタンパク
質成分を含んだ廃水が排出されるが、現在この廃
水処理には主にポリアクリル酸ソーダが使用され
ているが、本発明のグラフト変性澱粉を用いるこ
とにより同様の効果をあげることができしかもポ
リアクリル酸ソーダよりもコストが安くしかも溶
解性が良好なため、作業性が向上する。 さらに近年、電解ソーダ設備の近代化に伴い各
種の塩水連続精製方式が採用されると同時に、強
力な沈降促進剤によつて沈降を促進し、精製能力
の向上をはかつているが、従来用いられていたア
ニオン変性澱粉やケイ酸ソーダのような沈降剤で
は充分な効果が望めず、さらに強力な沈降作用を
有する沈降剤が要求されているが、本発明のグラ
フト変性澱粉を用いることにより充分な効果をあ
げることができる。 次に実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明
する。 実施例 1 エーテル化度0.05のカルボキシメチル澱粉100
部、アクリル酸ソーダ10部、硝酸第二セリウムア
ンモニウム8部、硝酸(63%)1部を水300部に
加え、45℃で2時間グラフト変性反応を行なつた
後、洗浄、乾燥しグラフト変性澱粉Aを得た。 実施例 2 置換度0.1のリン酸澱粉100部、モノ(2−メタ
クリロイロキミエチル)アシツドホスフエート8
部、2−ヒドロキシエチルメタクリレート5部、
硝酸第二セリウムアンモニウム8部、硝酸(63
%)1部を水300部に加え、45℃で2時間グラフ
ト変性反応を行なつた後、中和、洗浄、乾燥しグ
ラフト変性澱粉Bを得た。 実施例 3 エーテル化度0.05のカルボキシメチル澱粉100
部、スルホプロピルアクリレート6部、硝酸第二
セリウムアンモニウム8部、硝酸(63%)1部を
水300部に加え、45℃で2時間グラフト変性反応
を行なつた後、中和、洗浄、乾燥しグラフト変性
澱粉Cを得た。 比較例 1 コーンスターチ100部、アクリル酸ソーダ10
部、硝酸第二セリウムアンモニウム8部、硝酸
(63%)1部を水300部に加え、45℃で2時間グラ
フト変性反応を行なつた後、洗浄、乾燥しグラフ
ト変性澱粉Dを得た。 比較例 2 コーンスターチ100部、モノ(2−メタクリロ
イロキシエチル)アシツドホスフエート8部、2
−ヒドロキシエチルメタクリレート5部、硝酸第
二セリウムアンモニウム8部、硝酸(63%)1部
を水300部に加え、45℃で2時間グラフト変性反
応を行なつた後、中和、洗浄、乾燥しグラフト変
性澱粉Eを得た。 比較例 3 コーンスターチ100部、スルホプロピルアクリ
レート6部、硝酸第二セリウムアンモニウム8
部、硝酸(63%)1部を水300部に加え、45℃で
2時間グラフト変性反応を行なつた後、中和、洗
浄、乾燥しグラフト変性澱粉Fを得た。 実施例 4 メタノール100部、モノクロル酢酸10部、水酸
化ナトリウム(50%水溶液)20部の混合溶液にグ
ラフト変性澱粉Dを100部加え45℃にて8時間エ
ーテル化反応を行ないグラフト変性澱粉Gを得
た。 実施例 5 グラフト変性澱粉A〜Cの原料に使用したエー
テル化度0.05のカルボキシメチル澱粉、置換度
0.1のリン酸澱粉、グラフト変性澱粉DEFの原料
に使用したコーンスターチおよびグラフト変性澱
粉A,B,C,Gについて1%水溶液を調整し、
20℃でブルツクフイールド粘度を測定した。 これによると幹ポリマーのみがアニオン変性さ
れたカルボキシメチル澱粉やリン酸澱粉あるいは
側鎖にのみアニオン性置換基が導入されたグラフ
ト変性澱粉D〜Fでは1%水溶液ではほとんど粘
度は出ないが、幹ポリマー、側鎖双方にアニオン
性置換基が導入されたグラフト変性澱粉A,B,
C,Gでは充分に粘度が出る。 また本発明のグラフト変性澱粉A〜Cは同様の
条件でカルボキシメチルセルロースやポリアクリ
ル酸ソーダよりも高い粘性を示す。 結果を表に示す。
および高分子凝集剤として用いることができる変
性澱粉に関する。 従来、高粘性の増粘剤としてカルボキシメチル
セルロース,ヒドロキシエチルセルロース,メチ
ルセルロース,グアガム,カルボキシメチル澱粉
ポリエチレンオキシド,ポリアクリル酸ソーダ等
が知られているが、粘度稀釈抵抗性、特に1%以
下の水溶液濃度の稀釈抵抗性が充分でなく、また
溶解時にいわゆるままこを作るので、熱水中で分
散させた後溶解させなければならないという欠点
があつた。 また従来より用いられていたカルボキシメチル
澱粉や澱粉にアニオン性置換基を有する単量体を
グラフト共重合したアニオン型変性澱粉は充分な
増粘効果および凝集作用が付与されないまま今日
に至つている。 本発明者らはこれらの欠点を解決すべく鋭意研
究を重ねた結果、幹ポリマーである澱粉類および
そのグラフト側鎖の双方にアニオン性置換基を導
入したグラフト変性澱粉がかかる目的に優れた物
性を示すことを見出し本発明を完成するに至つ
た。 すなわち、本発明のアニオン型グラフト変性澱
粉は、置換度0.01〜0.9のアニオン変性澱粉を幹
ポリマーとし、側鎖としてアニオン性置換基を有
する単量体もしくはケン化反応によりアニオン性
置換基を導入することが可能な単量体を、グラフ
ト率0.01〜40%グラフト共重合することにより製
造される。 また、本発明のアニオン型グラフト変性澱粉は
澱粉の粉粒状態を保ち、低い置換度、グラフト率
で優れた増粘効果、凝集作用を示すことに特徴が
ある。 すなわち、単に幹ポリマーである澱粉類にアニ
オン性置換基を有するアニオン変性澱粉あるいは
側鎖のみにアニオン性置換基を有するアニオン型
グラフト変性澱粉では、通常充分な増粘効果、凝
集作用を示さない。また、増粘効果、凝集作用を
向上させるために置換度、グラフト率を高めるこ
とは、単にコストアツプになるだけでなく、本発
明のアニオン型グラフト変性澱粉と同様の効果を
示す程度まで変性するともはや澱粉の粉粒状態を
保つことができなくなり糊状になつてしまうので
製造面でのマイナスも大きい。 幹ポリマーである澱粉類をアニオン変性するア
ニオン化剤としては、モノクロル酢酸,プロパン
サルトン,3−クロロ−2−ヒドロキシ−スルホ
ン酸ソーダ等エーテル化剤,オルトリン酸,トリ
ポリリン酸ナトリウム,無水リン酸,トリメタリ
ン酸塩,ヘキサメタリン酸塩,無水マレイン酸,
無水コハク酸,無水フタル酸等の二塩基酸無水
物,無水メリツト酸等の三塩基酸無水物等のエス
テル化剤。 側鎖としてグラフト共重合するアニオン性置換
基を有する単量体としては、アクリル酸,メタク
リル酸,ビニルスルホン酸,アリルスルホン酸,
ビニルトルエンスルホン酸,スチレンスルホン
酸,スルホプロピルアクリレート,スルホプロピ
ルメタクリレート,2−ヒドロキシ−3−アクリ
ロキシプロピルスルホン酸,2−ヒドロキシ−3
−メタクリロキシプロピルスルホン酸,(2−ア
クリロイロキシエチル)アシツドホスフエート,
(2−メタクリロイロキシエチル)アシツドホス
フエート等のアルカリ金属塩、アンモニウム塩、
アミン塩が挙げられる。 ケン化反応によりアニオン性置換基を導入する
ことが可能な単量体としてはメチルアクリレー
ト、エチルアクリレート、プロピルアクリレー
ト、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒ
ドロキシプロピルアクリレート等が挙げられる。 さらに上記単量体と共重合可能な水溶性単量体
を共重合させてもよい。 本発明において原料澱粉として用いる澱粉は、
馬鈴薯澱粉、甘藷澱粉、トウモロコシ澱粉、モチ
トウモロコシ澱粉、高アミローストウモロコシ澱
粉、小麦澱粉、米澱粉、タピオカ澱粉、サゴ澱粉
などの天然澱粉やこれらの分解物、アミロースや
アミロペクチン分画物、小麦粉、トウモロコシ
粉、切干甘藷、切干タピオカなどの澱粉含有物が
挙げられる。 これらの原料澱粉からアニオン性エーテル化お
よび/またはアニオン性エステル化変性澱粉を得
るには常法に従つて行なうことができる。 例えば、カルボキシメチル澱粉を得るには、有
機溶剤−水系でカセイソーダの存在下で、澱粉に
モノクロル酢酸を反応させる。 また側鎖としてアニオン性単量体をグラフト共
重合させるには、メタノール、エタノール、プロ
パノール、ブタノールなどの有機溶媒、あるいは
水またはこれらの混合溶媒中で第二セリウム塩、
過流酸塩、過流酸塩−亜流酸塩、過酸化水素−金
属塩などの通常のグラフト重合開始剤を用い、0
〜95℃好ましくは10〜60℃で常法に従つて行なう
ことができる。 本発明により得られる高粘性グラフト変性澱粉
をを用いる増粘剤および凝集剤は澱粉の幹ポリマ
ーおよびグラフト側鎖の双方にアニオン性置換基
を有しており、弱酸性から強アルカリ性に至る広
いPH領域で優れた増粘性、凝集性を示し、さらに
粘結性、接着性、懸濁作用、乳化作用、耐油性、
耐有機溶剤性、カチオン性物質への吸着性に優れ
ており、洗剤、ボーリング泥水、化粧品、繊維
壁、養漁用配合飼料の粘結剤、窯業用および石膏
用増粘剤、アイスグレーズ、農薬、種子の展着
剤、種子、球根類の保護膜、製紙用、ラテツクス
の増粘剤、塗料および合成樹脂の保護コロイド、
帯電防止剤、土壌改良剤、捺染糊剤、消火剤等の
増粘剤が挙げられる。 本発明のアニオン型グラフト変性澱粉は、主と
して洗浄時の逆汚染防止剤として、また仕上用糊
剤として利用すると優れた効果を示す。その他に
特殊用途として、防電、防汚を目的として使用す
ることも可能である。 従来、この種の用途にはカルボキシメチルセル
ロースが優れた効果を示していたが、本発明のア
ニオン型グラフト変性澱粉はカルボキシメチルセ
ルロースと同等の効果あるいはそれ以上の効果を
示し、さらにコスト的にも有利である。 また石油井戸等の井戸ボーリングの際には、掘
り屑を地上に出すため、ドリルパイプの中心を通
して掘削部に泥水を送り込み、パイプの外側から
掘り屑とともに地上へ循環させるようになつてい
る。 この泥水中に0.1〜1.0%の本発明グラフト変性
澱粉を添加することにより、泥水の量が添加しな
い場合に比べて15〜30%減少させることができ
る。 また、養漁用配合飼料用粘結剤として従来、化
学処理を行なつていないα化澱粉を用いてきた
が、増粘作用粘結力が弱いため多量のα化澱粉を
混合せねばならず栄養のバランスが崩れたりして
好ましいものではなかつた。本発明のグラフト変
性澱粉を用いた場合、従来のα化澱粉に比べては
るかに少量で粘結効果が現われかつ腐敗しにくい
ため水質の悪化も防ぐことができる。 本発明のグラフト変性澱粉を用いた高分子凝集
剤は下水屎尿処理などの生活廃水処理にきわめて
有効である。 また、魚肉練り製品の工場では多量のタンパク
質成分を含んだ廃水が排出されるが、現在この廃
水処理には主にポリアクリル酸ソーダが使用され
ているが、本発明のグラフト変性澱粉を用いるこ
とにより同様の効果をあげることができしかもポ
リアクリル酸ソーダよりもコストが安くしかも溶
解性が良好なため、作業性が向上する。 さらに近年、電解ソーダ設備の近代化に伴い各
種の塩水連続精製方式が採用されると同時に、強
力な沈降促進剤によつて沈降を促進し、精製能力
の向上をはかつているが、従来用いられていたア
ニオン変性澱粉やケイ酸ソーダのような沈降剤で
は充分な効果が望めず、さらに強力な沈降作用を
有する沈降剤が要求されているが、本発明のグラ
フト変性澱粉を用いることにより充分な効果をあ
げることができる。 次に実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明
する。 実施例 1 エーテル化度0.05のカルボキシメチル澱粉100
部、アクリル酸ソーダ10部、硝酸第二セリウムア
ンモニウム8部、硝酸(63%)1部を水300部に
加え、45℃で2時間グラフト変性反応を行なつた
後、洗浄、乾燥しグラフト変性澱粉Aを得た。 実施例 2 置換度0.1のリン酸澱粉100部、モノ(2−メタ
クリロイロキミエチル)アシツドホスフエート8
部、2−ヒドロキシエチルメタクリレート5部、
硝酸第二セリウムアンモニウム8部、硝酸(63
%)1部を水300部に加え、45℃で2時間グラフ
ト変性反応を行なつた後、中和、洗浄、乾燥しグ
ラフト変性澱粉Bを得た。 実施例 3 エーテル化度0.05のカルボキシメチル澱粉100
部、スルホプロピルアクリレート6部、硝酸第二
セリウムアンモニウム8部、硝酸(63%)1部を
水300部に加え、45℃で2時間グラフト変性反応
を行なつた後、中和、洗浄、乾燥しグラフト変性
澱粉Cを得た。 比較例 1 コーンスターチ100部、アクリル酸ソーダ10
部、硝酸第二セリウムアンモニウム8部、硝酸
(63%)1部を水300部に加え、45℃で2時間グラ
フト変性反応を行なつた後、洗浄、乾燥しグラフ
ト変性澱粉Dを得た。 比較例 2 コーンスターチ100部、モノ(2−メタクリロ
イロキシエチル)アシツドホスフエート8部、2
−ヒドロキシエチルメタクリレート5部、硝酸第
二セリウムアンモニウム8部、硝酸(63%)1部
を水300部に加え、45℃で2時間グラフト変性反
応を行なつた後、中和、洗浄、乾燥しグラフト変
性澱粉Eを得た。 比較例 3 コーンスターチ100部、スルホプロピルアクリ
レート6部、硝酸第二セリウムアンモニウム8
部、硝酸(63%)1部を水300部に加え、45℃で
2時間グラフト変性反応を行なつた後、中和、洗
浄、乾燥しグラフト変性澱粉Fを得た。 実施例 4 メタノール100部、モノクロル酢酸10部、水酸
化ナトリウム(50%水溶液)20部の混合溶液にグ
ラフト変性澱粉Dを100部加え45℃にて8時間エ
ーテル化反応を行ないグラフト変性澱粉Gを得
た。 実施例 5 グラフト変性澱粉A〜Cの原料に使用したエー
テル化度0.05のカルボキシメチル澱粉、置換度
0.1のリン酸澱粉、グラフト変性澱粉DEFの原料
に使用したコーンスターチおよびグラフト変性澱
粉A,B,C,Gについて1%水溶液を調整し、
20℃でブルツクフイールド粘度を測定した。 これによると幹ポリマーのみがアニオン変性さ
れたカルボキシメチル澱粉やリン酸澱粉あるいは
側鎖にのみアニオン性置換基が導入されたグラフ
ト変性澱粉D〜Fでは1%水溶液ではほとんど粘
度は出ないが、幹ポリマー、側鎖双方にアニオン
性置換基が導入されたグラフト変性澱粉A,B,
C,Gでは充分に粘度が出る。 また本発明のグラフト変性澱粉A〜Cは同様の
条件でカルボキシメチルセルロースやポリアクリ
ル酸ソーダよりも高い粘性を示す。 結果を表に示す。
【表】
実施例 6
種々の糊料1%水溶液で処理した綿布を試料と
し、カーボンブラツク0.32%を、水あるいは四塩
化炭素に分散させた汚染液中に、20℃,1時間浸
漬したときの汚染率を測定した。
し、カーボンブラツク0.32%を、水あるいは四塩
化炭素に分散させた汚染液中に、20℃,1時間浸
漬したときの汚染率を測定した。
【表】
実施例 7
ラテツクスの増粘剤として下記なる配合に増粘
剤として現在一般的に使用されているポリアクリ
ル酸ソーダと本発明のグラフト変性澱粉Aおよび
未変性コーンスターチについて使用試験を行なつ
た。
剤として現在一般的に使用されているポリアクリ
ル酸ソーダと本発明のグラフト変性澱粉Aおよび
未変性コーンスターチについて使用試験を行なつ
た。
【表】
実施例 8
冷凍保存法の一種であるアイスグレーズをまぐ
ろに本発明のグラフト変性澱粉Aの1%水溶液お
よび無添加の水溶液中で1回漬けを行ない比較検
討を行なつた。
ろに本発明のグラフト変性澱粉Aの1%水溶液お
よび無添加の水溶液中で1回漬けを行ない比較検
討を行なつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 置換度0.01〜0.9のアニオン変性澱粉を幹ポ
リマーとし、アニオン性置換基を有する単量体の
グラフト率が0.01〜40%であるグラフト側鎖を持
ち、20℃、1%の水溶液のブルツクフイールド粘
度が1000センチポイズ以上である変性澱粉。 2 該アニオン変性澱粉およびアニオン性置換基
を有する単量体のアニオン性置換基が、カルボン
酸塩、スルホン酸塩、リン酸塩である前記第1項
記載の変性澱粉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6370479A JPS55155008A (en) | 1979-05-23 | 1979-05-23 | Preparation of modified starch, and thickening agent and high-molecular coagulating agent mainly composed of the same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6370479A JPS55155008A (en) | 1979-05-23 | 1979-05-23 | Preparation of modified starch, and thickening agent and high-molecular coagulating agent mainly composed of the same |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55155008A JPS55155008A (en) | 1980-12-03 |
| JPS6223763B2 true JPS6223763B2 (ja) | 1987-05-25 |
Family
ID=13237020
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6370479A Granted JPS55155008A (en) | 1979-05-23 | 1979-05-23 | Preparation of modified starch, and thickening agent and high-molecular coagulating agent mainly composed of the same |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS55155008A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56167746A (en) * | 1980-04-28 | 1981-12-23 | Standard Brands Inc | Stable liquid amylopectin starch graft copolymer composition |
-
1979
- 1979-05-23 JP JP6370479A patent/JPS55155008A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55155008A (en) | 1980-12-03 |
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