JPS6223996B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6223996B2 JPS6223996B2 JP55139781A JP13978180A JPS6223996B2 JP S6223996 B2 JPS6223996 B2 JP S6223996B2 JP 55139781 A JP55139781 A JP 55139781A JP 13978180 A JP13978180 A JP 13978180A JP S6223996 B2 JPS6223996 B2 JP S6223996B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- furnace
- stage
- coal
- temperature
- amount
- Prior art date
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Description
本発明は、内径部を細くしたスロート部を介し
て各段炉が縦に連続した多段式シヤフト炉を用い
て石炭を乾留ガス化することにより、タールの完
全回収を図り、必要に応じて油、タールを分離し
て高カロリーガスと低カロリーガスの分離回収を
可能とする方法を提供するものである。 従来のこの種の石炭乾留ガス化方法としては
COED法があり、この方法は次の構成になるもの
であつた。 石炭を粉砕、乾燥後、多段乾留することによ
りタール、チヤーを得る。 各乾留炉は流動床で石炭のステイツキングが
起らないよう、操業温度を第1段=316℃、第
2段=454℃、第3段=538℃、第4段=810℃
としている。 第3段のチヤーの燃焼が熱源となつている。 乾留生成物はタールとチヤーに分離される。 しかるに、このCOED法には次の欠点がある。 ○イ 完全ガス化プロセスではない。 ○ロ 流動床を用いるのでガス化効率が約75%と低
く、チヤーを製造している。 ○ハ 乾燥タールに0.2〜2ミクロンの微粉チヤー
が3〜10%含まれている。 ○ニ ガスのカロリーが低い。 本発明の方法は、上記の従来方法の欠点を改善
するために創案されたものであり、その要旨とす
するところは、各段炉の中間にそれぞれ内径部を
細くしたスロート部を設けかつ各段炉間にそれぞ
れ生成ガスを通す分岐・導通管を設けたたて型多
段式シヤフト炉の、最上段炉に石炭を装入すると
共に、最下段炉に酸素及び水蒸気を供給して石炭
を乾留し、最上段炉もしくは各中間段炉の分岐・
導通管から任意に生成ガスを回収することを特徴
とするたて型多段式シヤフト炉による石炭乾留ガ
ス化方法なるものである。 次に、第1図に示したフローチヤートによつ
て、本発明の方法を説明する。図は4個の段炉が
縦に連続した4段式たて型シヤフト炉の例を示し
たものである。図中の符号1〜4は各段炉であ
り、それぞれの段炉の中間には内径を細くしたス
ロート部5〜7が設けてある。8は最上段路4の
炉頂部に設けられた石炭装入口であり、ここから
原料石炭が装入される。9は最下段炉1の下側部
に設けられた酸素・水蒸気を送入する送入口であ
る。10〜12は各段路1〜4間に跨がつて炉体
外側へ張出して設けられた導通管であり、13は
最上段炉4の上側部に設けられた分岐管であり、
ここから生成ガスを回収するようになつている。
尚、分岐管は導通管12にも図示されているが、
導通管10〜11にも設けることができる。14
〜16は各段炉2〜4の炉内下部に設けた切出し
ロールである。17は最下段炉1の下部に設けた
灰排出口である。 しかして、本発明の石炭乾留ガス化方法は概念
図として第1図に示す実施例の如く最上段炉4か
ら装入される石炭1000Kgに対し、最下段炉1から
装入するO2量は469Kg(25℃)、水蒸気量を387Kg
(300℃)とし、この場合の最下段炉1の生成ガス
温度を導通管位置で略1000℃とし、上の第2段炉
2の生成ガス温度を導通管位置で略748〜740℃と
し、更に上の第3段炉3の生成ガス温度を導通管
位置で410〜400℃とし、最上段炉4の生成ガス温
度を分岐管位置で略200℃として、回収する。な
お、この際シヤフト内を降下するチヤーの量及び
温度は次の如くである。 最上段炉→第3段炉:966Kg、350℃ 第3段炉→第2段炉:770Kg、550℃ 第2段炉→最下段炉:710Kg、750℃ また、最下段炉1から排出される灰の量及び温
度は100Kg、1500℃である。しかして、各段の温
度制御は系外でガスを冷すことによつて行われ
る。又、各段のガス量制御は抜出し量を調節する
ことによつて行われる。 上記の各段炉に温度を制御するには、最下段炉
においては装入石炭量に対しそこで送入される
O2量、水蒸気量を加減することによつて行われ
るが、それより上の各段炉2〜4では、導通管1
0〜12のそれぞれで抜出される生成ガス温度を
コントロールすることにより行われ、又切出しロ
ール14〜16によるチヤーの切出し時期を適当
にコントロールすることによつても行い得る。
又、スロート部5〜7を設けることの理由は、ガ
ス圧が各段炉毎に高められること、及び前記切出
しロールを設けチヤー等個体の通過をコントロー
ルするためである。 本発明の石炭乾留方法によれば、乾留と分留と
ガス化が同時に行われ、高カロリー、低カロリー
のガスが任意に回収し得るし、又、油、タールの
分離も可能である。 次に、第1図に矢印A,B,C1,C2,Dで示
した位置における生成ガスの実施例における成分
は次の表の如くである。
て各段炉が縦に連続した多段式シヤフト炉を用い
て石炭を乾留ガス化することにより、タールの完
全回収を図り、必要に応じて油、タールを分離し
て高カロリーガスと低カロリーガスの分離回収を
可能とする方法を提供するものである。 従来のこの種の石炭乾留ガス化方法としては
COED法があり、この方法は次の構成になるもの
であつた。 石炭を粉砕、乾燥後、多段乾留することによ
りタール、チヤーを得る。 各乾留炉は流動床で石炭のステイツキングが
起らないよう、操業温度を第1段=316℃、第
2段=454℃、第3段=538℃、第4段=810℃
としている。 第3段のチヤーの燃焼が熱源となつている。 乾留生成物はタールとチヤーに分離される。 しかるに、このCOED法には次の欠点がある。 ○イ 完全ガス化プロセスではない。 ○ロ 流動床を用いるのでガス化効率が約75%と低
く、チヤーを製造している。 ○ハ 乾燥タールに0.2〜2ミクロンの微粉チヤー
が3〜10%含まれている。 ○ニ ガスのカロリーが低い。 本発明の方法は、上記の従来方法の欠点を改善
するために創案されたものであり、その要旨とす
するところは、各段炉の中間にそれぞれ内径部を
細くしたスロート部を設けかつ各段炉間にそれぞ
れ生成ガスを通す分岐・導通管を設けたたて型多
段式シヤフト炉の、最上段炉に石炭を装入すると
共に、最下段炉に酸素及び水蒸気を供給して石炭
を乾留し、最上段炉もしくは各中間段炉の分岐・
導通管から任意に生成ガスを回収することを特徴
とするたて型多段式シヤフト炉による石炭乾留ガ
ス化方法なるものである。 次に、第1図に示したフローチヤートによつ
て、本発明の方法を説明する。図は4個の段炉が
縦に連続した4段式たて型シヤフト炉の例を示し
たものである。図中の符号1〜4は各段炉であ
り、それぞれの段炉の中間には内径を細くしたス
ロート部5〜7が設けてある。8は最上段路4の
炉頂部に設けられた石炭装入口であり、ここから
原料石炭が装入される。9は最下段炉1の下側部
に設けられた酸素・水蒸気を送入する送入口であ
る。10〜12は各段路1〜4間に跨がつて炉体
外側へ張出して設けられた導通管であり、13は
最上段炉4の上側部に設けられた分岐管であり、
ここから生成ガスを回収するようになつている。
尚、分岐管は導通管12にも図示されているが、
導通管10〜11にも設けることができる。14
〜16は各段炉2〜4の炉内下部に設けた切出し
ロールである。17は最下段炉1の下部に設けた
灰排出口である。 しかして、本発明の石炭乾留ガス化方法は概念
図として第1図に示す実施例の如く最上段炉4か
ら装入される石炭1000Kgに対し、最下段炉1から
装入するO2量は469Kg(25℃)、水蒸気量を387Kg
(300℃)とし、この場合の最下段炉1の生成ガス
温度を導通管位置で略1000℃とし、上の第2段炉
2の生成ガス温度を導通管位置で略748〜740℃と
し、更に上の第3段炉3の生成ガス温度を導通管
位置で410〜400℃とし、最上段炉4の生成ガス温
度を分岐管位置で略200℃として、回収する。な
お、この際シヤフト内を降下するチヤーの量及び
温度は次の如くである。 最上段炉→第3段炉:966Kg、350℃ 第3段炉→第2段炉:770Kg、550℃ 第2段炉→最下段炉:710Kg、750℃ また、最下段炉1から排出される灰の量及び温
度は100Kg、1500℃である。しかして、各段の温
度制御は系外でガスを冷すことによつて行われ
る。又、各段のガス量制御は抜出し量を調節する
ことによつて行われる。 上記の各段炉に温度を制御するには、最下段炉
においては装入石炭量に対しそこで送入される
O2量、水蒸気量を加減することによつて行われ
るが、それより上の各段炉2〜4では、導通管1
0〜12のそれぞれで抜出される生成ガス温度を
コントロールすることにより行われ、又切出しロ
ール14〜16によるチヤーの切出し時期を適当
にコントロールすることによつても行い得る。
又、スロート部5〜7を設けることの理由は、ガ
ス圧が各段炉毎に高められること、及び前記切出
しロールを設けチヤー等個体の通過をコントロー
ルするためである。 本発明の石炭乾留方法によれば、乾留と分留と
ガス化が同時に行われ、高カロリー、低カロリー
のガスが任意に回収し得るし、又、油、タールの
分離も可能である。 次に、第1図に矢印A,B,C1,C2,Dで示
した位置における生成ガスの実施例における成分
は次の表の如くである。
【表】
上表によつて明らかな如く、本発明の石炭乾留
ガス化方法によれば、装入石炭の完全乾留による
タールの回収が行われ熱効率の増大やタール副産
物の増大など、更には必要に応じて高カロリーガ
スや低カロリーガスの回収など、諸種の目的に対
応して夫々効果を発揮することが確認された。
ガス化方法によれば、装入石炭の完全乾留による
タールの回収が行われ熱効率の増大やタール副産
物の増大など、更には必要に応じて高カロリーガ
スや低カロリーガスの回収など、諸種の目的に対
応して夫々効果を発揮することが確認された。
第1図は本発明の概念図である。
1〜4……段炉、5〜7……スロート部、8…
…石炭装入口、9……酸素・水蒸気送入口、10
〜12……導通管、13……分岐管、14〜16
……切出しロール、17……灰排出口。
…石炭装入口、9……酸素・水蒸気送入口、10
〜12……導通管、13……分岐管、14〜16
……切出しロール、17……灰排出口。
Claims (1)
- 1 各段炉の中間にそれぞれ内径部を細くしたス
ロート部及び各炉内下部に切り出しロール並びに
生成ガスを通す分岐・導通管を各段炉間に夫々設
けた堅型多段式シヤフト炉の最上段炉に石炭を装
入すると共に、最下段に酸素及び水蒸気を供給し
て石炭を乾留し、最上段炉もしくは各中間段炉の
分岐・導通管から任意に生成ガスを抜き出しかつ
各段炉の温度制御するに当たり、最下段炉は前記
装入石炭量に対する送入酸素量及び水蒸気量を、
他の段炉は抜出される生成ガス温度並びに切出し
ロールによるチヤーの切り出し時期を夫々制御す
ることを特徴とする堅型多段式シヤフト炉による
石炭乾留ガス化方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13978180A JPS5765787A (en) | 1980-10-08 | 1980-10-08 | Dry distillation and gasification of coal by using vertical multi-stage shaft furnace |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13978180A JPS5765787A (en) | 1980-10-08 | 1980-10-08 | Dry distillation and gasification of coal by using vertical multi-stage shaft furnace |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5765787A JPS5765787A (en) | 1982-04-21 |
| JPS6223996B2 true JPS6223996B2 (ja) | 1987-05-26 |
Family
ID=15253265
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13978180A Granted JPS5765787A (en) | 1980-10-08 | 1980-10-08 | Dry distillation and gasification of coal by using vertical multi-stage shaft furnace |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5765787A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02103499U (ja) * | 1989-02-03 | 1990-08-16 | ||
| WO2017122804A1 (ja) * | 2016-01-15 | 2017-07-20 | ヤンマー株式会社 | ガス化炉およびガス化炉の運転方法 |
| JP2017125152A (ja) * | 2016-01-15 | 2017-07-20 | ヤンマー株式会社 | ガス化炉 |
| JP2017125153A (ja) * | 2016-01-15 | 2017-07-20 | ヤンマー株式会社 | ガス化炉の運転方法 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102627975B (zh) * | 2012-03-27 | 2013-11-20 | 大庆华凯石油化工设计工程有限公司 | 油页岩多段式干馏炉 |
| CN105176551A (zh) * | 2015-09-30 | 2015-12-23 | 东北电力大学 | 一种油页岩干馏炉布气装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54162704A (en) * | 1978-06-15 | 1979-12-24 | Babcock Hitachi Kk | Coal gasifier of high-temperature heating medium type |
-
1980
- 1980-10-08 JP JP13978180A patent/JPS5765787A/ja active Granted
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02103499U (ja) * | 1989-02-03 | 1990-08-16 | ||
| WO2017122804A1 (ja) * | 2016-01-15 | 2017-07-20 | ヤンマー株式会社 | ガス化炉およびガス化炉の運転方法 |
| JP2017125152A (ja) * | 2016-01-15 | 2017-07-20 | ヤンマー株式会社 | ガス化炉 |
| JP2017125153A (ja) * | 2016-01-15 | 2017-07-20 | ヤンマー株式会社 | ガス化炉の運転方法 |
| CN108463540A (zh) * | 2016-01-15 | 2018-08-28 | 洋马株式会社 | 气化炉以及气化炉的运转方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5765787A (en) | 1982-04-21 |
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