JPS62240194A - プラズマ・アーク溶接用粉末材料 - Google Patents
プラズマ・アーク溶接用粉末材料Info
- Publication number
- JPS62240194A JPS62240194A JP8462986A JP8462986A JPS62240194A JP S62240194 A JPS62240194 A JP S62240194A JP 8462986 A JP8462986 A JP 8462986A JP 8462986 A JP8462986 A JP 8462986A JP S62240194 A JPS62240194 A JP S62240194A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- welding
- powder
- powders
- powder material
- slag
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000000843 powder Substances 0.000 title claims abstract description 106
- 238000003466 welding Methods 0.000 title claims abstract description 61
- 239000000463 material Substances 0.000 title claims abstract description 45
- 239000000126 substance Substances 0.000 claims abstract description 40
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims abstract description 30
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 30
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 claims abstract description 7
- 239000000203 mixture Substances 0.000 claims description 29
- 238000005493 welding type Methods 0.000 claims description 8
- 229910052755 nonmetal Inorganic materials 0.000 claims description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims 3
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims 3
- 239000002893 slag Substances 0.000 abstract description 24
- 239000011324 bead Substances 0.000 abstract description 17
- 239000002245 particle Substances 0.000 abstract description 14
- 230000002411 adverse Effects 0.000 abstract description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 12
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 9
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 8
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 8
- UONOETXJSWQNOL-UHFFFAOYSA-N tungsten carbide Chemical compound [W+]#[C-] UONOETXJSWQNOL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N Nickel Chemical compound [Ni] PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 239000011812 mixed powder Substances 0.000 description 6
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 5
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 5
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 4
- 239000008187 granular material Substances 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 4
- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 4
- 239000004115 Sodium Silicate Substances 0.000 description 3
- 150000002222 fluorine compounds Chemical class 0.000 description 3
- 238000005469 granulation Methods 0.000 description 3
- 230000003179 granulation Effects 0.000 description 3
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 3
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 3
- 229910052759 nickel Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 3
- NTHWMYGWWRZVTN-UHFFFAOYSA-N sodium silicate Chemical compound [Na+].[Na+].[O-][Si]([O-])=O NTHWMYGWWRZVTN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 229910052911 sodium silicate Inorganic materials 0.000 description 3
- VTYYLEPIZMXCLO-UHFFFAOYSA-L Calcium carbonate Chemical compound [Ca+2].[O-]C([O-])=O VTYYLEPIZMXCLO-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 2
- 229920002134 Carboxymethyl cellulose Polymers 0.000 description 2
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910000963 austenitic stainless steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 2
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 2
- 238000010298 pulverizing process Methods 0.000 description 2
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 2
- 229910000616 Ferromanganese Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910000519 Ferrosilicon Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910001200 Ferrotitanium Inorganic materials 0.000 description 1
- GWEVSGVZZGPLCZ-UHFFFAOYSA-N Titan oxide Chemical compound O=[Ti]=O GWEVSGVZZGPLCZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005275 alloying Methods 0.000 description 1
- 239000010953 base metal Substances 0.000 description 1
- 239000007767 bonding agent Substances 0.000 description 1
- 229910000019 calcium carbonate Inorganic materials 0.000 description 1
- WUKWITHWXAAZEY-UHFFFAOYSA-L calcium difluoride Chemical compound [F-].[F-].[Ca+2] WUKWITHWXAAZEY-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 1
- 239000012159 carrier gas Substances 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000010433 feldspar Substances 0.000 description 1
- 239000010436 fluorite Substances 0.000 description 1
- -1 fluorite Chemical compound 0.000 description 1
- 238000009689 gas atomisation Methods 0.000 description 1
- 238000007542 hardness measurement Methods 0.000 description 1
- 238000000265 homogenisation Methods 0.000 description 1
- DALUDRGQOYMVLD-UHFFFAOYSA-N iron manganese Chemical compound [Mn].[Fe] DALUDRGQOYMVLD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 1
- 235000013372 meat Nutrition 0.000 description 1
- 150000001247 metal acetylides Chemical class 0.000 description 1
- 239000002923 metal particle Substances 0.000 description 1
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 1
- 125000002496 methyl group Chemical group [H]C([H])([H])* 0.000 description 1
- 150000002843 nonmetals Chemical class 0.000 description 1
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 description 1
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 150000004760 silicates Chemical class 0.000 description 1
- 239000000377 silicon dioxide Substances 0.000 description 1
- OGIDPMRJRNCKJF-UHFFFAOYSA-N titanium oxide Inorganic materials [Ti]=O OGIDPMRJRNCKJF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000009827 uniform distribution Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Nonmetallic Welding Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、溶接用粉末材料の改良に関し、溶接技術分野
全般において広く利用に供されるものでである。
全般において広く利用に供されるものでである。
(従来の技術)
従来、溶接材料として用いられている粉末は均一な化学
成分の金属粒で構成されている。 しかし、何らかの都
合で化学成分の調整が必要となった場合、あるいは早急
に少量の合金粉末が必要となった場合は、あらためて所
要の化学成分の合金を溶解して粉末を製造しな1プれば
ならないのであるが、その製造にはかなりの時間を要し
、また、溶解炉の容量によって製造量に下限があるため
、必要量以上の粉末を作らねばならない場合もあって、
時間的にも経済的にも問題があった。また、該粉末の簡
単な製法としては、化学成分が既知である粉末を混合し
て所要の化学成分の粉末を得る方法もある。
成分の金属粒で構成されている。 しかし、何らかの都
合で化学成分の調整が必要となった場合、あるいは早急
に少量の合金粉末が必要となった場合は、あらためて所
要の化学成分の合金を溶解して粉末を製造しな1プれば
ならないのであるが、その製造にはかなりの時間を要し
、また、溶解炉の容量によって製造量に下限があるため
、必要量以上の粉末を作らねばならない場合もあって、
時間的にも経済的にも問題があった。また、該粉末の簡
単な製法としては、化学成分が既知である粉末を混合し
て所要の化学成分の粉末を得る方法もある。
しかし、この場合、予め撹拌して均一な混合状態にして
おいても、粒の種類によって比重や粒の形、粒度分布が
異なるため、粉末が揺動あるいは流動するときに均等な
分布状態が乱れ、箇所によって平均的な化学成分が異な
ることになる。 このような状態の粉末を用いて溶接す
ると、溶接金属の個所によって化学成分が異なることに
なり、本来の溶接金属の性能が得られないという難点が
ある。異なった化学成分の金属粒の混合粉の場合でも粉
末全体が均一に撹拌されていなりれば同様の問題を生じ
ることはいうまでもない。
おいても、粒の種類によって比重や粒の形、粒度分布が
異なるため、粉末が揺動あるいは流動するときに均等な
分布状態が乱れ、箇所によって平均的な化学成分が異な
ることになる。 このような状態の粉末を用いて溶接す
ると、溶接金属の個所によって化学成分が異なることに
なり、本来の溶接金属の性能が得られないという難点が
ある。異なった化学成分の金属粒の混合粉の場合でも粉
末全体が均一に撹拌されていなりれば同様の問題を生じ
ることはいうまでもない。
このような問題は、金属粉末の場合では、目標化学成分
の合金を溶解し、なんらかの方法で粉砕して合金粉末を
製造すればよいが、工程が煩雑でコスト高になると共に
、化学成分の微小な調整がむずかしいと云う問題があり
、且つ化学組成によっては、この工法では特殊な装置が
必要になるという問題がある。
の合金を溶解し、なんらかの方法で粉砕して合金粉末を
製造すればよいが、工程が煩雑でコスト高になると共に
、化学成分の微小な調整がむずかしいと云う問題があり
、且つ化学組成によっては、この工法では特殊な装置が
必要になるという問題がある。
また、粒内に金属と非金属を含有する粒によって構成さ
れた粉末を溶解→粉砕によって製造することは、技術的
に極めてむずかしくて現実的な方法とは言い難く、簡単
な手段としては結局、混合粉末を用いねばならないため
、やはり同様の問題がある。
れた粉末を溶解→粉砕によって製造することは、技術的
に極めてむずかしくて現実的な方法とは言い難く、簡単
な手段としては結局、混合粉末を用いねばならないため
、やはり同様の問題がある。
溶接用粉末材料については上記のような問題のほか、溶
接時に発生するスラグの問題がある。
接時に発生するスラグの問題がある。
即ち、粉末がアークなどの熱源によって溶解されるとき
、酸化生成物などのスラグが発生する。
、酸化生成物などのスラグが発生する。
発生したスラグは溶融金属池表面に浮上し、溶融金属の
凝固時にもビート表面へ排出される。 この際、ビート
表面に焼き付いた形で除去できないスラグを生じること
があり、ビートを重ねる時に溶着し難く、介在物として
溶接金属内に残って欠陥を生ずる。 使用する粉末が清
浄であれば、スラグは殆ど発生しないのが普通であるが
、含有される合金元素の種類によってはスラグの焼付き
を防止できない場合があり、溶接材料に粉末を用いる溶
接方法における一つの大きな問題となっていた。
凝固時にもビート表面へ排出される。 この際、ビート
表面に焼き付いた形で除去できないスラグを生じること
があり、ビートを重ねる時に溶着し難く、介在物として
溶接金属内に残って欠陥を生ずる。 使用する粉末が清
浄であれば、スラグは殆ど発生しないのが普通であるが
、含有される合金元素の種類によってはスラグの焼付き
を防止できない場合があり、溶接材料に粉末を用いる溶
接方法における一つの大きな問題となっていた。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明は、上記の問題点を解決するために開発完成され
たもので、 1、溶接用粉末材料の化学成分の高精度調整の容易化に
よる溶接金属の均質化。
たもので、 1、溶接用粉末材料の化学成分の高精度調整の容易化に
よる溶接金属の均質化。
2、粉末材料を用いる溶接におけるスラグによる悪影響
の抑制。
の抑制。
上記の2点を主要な目的とするものである。
(問題点を解決するための手段)
上記の目的を達成するために、本発明に係る溶接用粉末
材料は、化学成分を異にする少くとも2種類の溶接用粉
末が固着剤により結合された単位粒体で構成されている
ことを特徴とするものであり、ざらに化学成分を異にす
る少くとも2種類の溶接用粉末及び少くとも1種類の酸
化物が固着剤により結合された単位粒体で構成され、且
つ酸化物の含有率が粉末重量の3%〜30%であること
を特徴とするものである。
材料は、化学成分を異にする少くとも2種類の溶接用粉
末が固着剤により結合された単位粒体で構成されている
ことを特徴とするものであり、ざらに化学成分を異にす
る少くとも2種類の溶接用粉末及び少くとも1種類の酸
化物が固着剤により結合された単位粒体で構成され、且
つ酸化物の含有率が粉末重量の3%〜30%であること
を特徴とするものである。
(作 用)
次に、上記のように構成した本発明の作用を、従来例と
の比較において具体的に説明する。
の比較において具体的に説明する。
−〇−
(1)粉末の化学成分の調整について。
例としてタングステン炭化物とオルステナイトステンレ
ス鋼で構成される複合合金の肉盛に用いる材料について
説明する。 溶接法としてプラズマ粉体肉盛溶接法を用
いる。 この溶接法は、粉末をホッパーからホース、溶
接トーチを経由して送給し、プラズマ・アークにより溶
解しつつ母材上に溶接ビードを形成させる方法である。
ス鋼で構成される複合合金の肉盛に用いる材料について
説明する。 溶接法としてプラズマ粉体肉盛溶接法を用
いる。 この溶接法は、粉末をホッパーからホース、溶
接トーチを経由して送給し、プラズマ・アークにより溶
解しつつ母材上に溶接ビードを形成させる方法である。
この場合、従来のようにタングステン炭化物とオース
テナイトステンレス鋼の混合粉末を用いると比重は前者
が16〜18、後者が約8で、その差が大きく、当初は
ホッパー内において充分撹拌された状態であっても、溶
接が開始されて粉末の流動が始まると、肉粉末の比重差
によりホッパーヤホース内で炭化物と金属の分離が起り
、溶接トーチの先端がら出る粉末の炭化物の濃度は初期
には配合成分に等しいが、時間の経過とともに変化し、
このため、溶接金属中の炭化物の含有率も変化して均一
な成分の溶接金属が得られない。
テナイトステンレス鋼の混合粉末を用いると比重は前者
が16〜18、後者が約8で、その差が大きく、当初は
ホッパー内において充分撹拌された状態であっても、溶
接が開始されて粉末の流動が始まると、肉粉末の比重差
によりホッパーヤホース内で炭化物と金属の分離が起り
、溶接トーチの先端がら出る粉末の炭化物の濃度は初期
には配合成分に等しいが、時間の経過とともに変化し、
このため、溶接金属中の炭化物の含有率も変化して均一
な成分の溶接金属が得られない。
このような場合に、混合粉末のかわりに、本発明にかか
る溶接用粉末材料を用いれば、粉末を構成する各単位粒
体はそれ自身の平均的な化学成分が所要の化学成分にな
っており、その形状のままでホッパーからホースを経由
して溶接トーチ先端に達するので、プラズマ・アークに
投入される粉末の化学成分は変化ぜず、つねに一定の化
学成分の溶接金属が形成されるのである。
る溶接用粉末材料を用いれば、粉末を構成する各単位粒
体はそれ自身の平均的な化学成分が所要の化学成分にな
っており、その形状のままでホッパーからホースを経由
して溶接トーチ先端に達するので、プラズマ・アークに
投入される粉末の化学成分は変化ぜず、つねに一定の化
学成分の溶接金属が形成されるのである。
かかる粉末の製法としては、所要の化学成分になるよう
にタングステン炭化物の粉末とオーステナイトステンレ
ス鋼の粉末を混合し、固着剤(珪酸ソーダやカーホキシ
ルメチルセルローズなど)を加え、造粒する方法がその
一例である。
にタングステン炭化物の粉末とオーステナイトステンレ
ス鋼の粉末を混合し、固着剤(珪酸ソーダやカーホキシ
ルメチルセルローズなど)を加え、造粒する方法がその
一例である。
上記の例は粒の比重が著しく異なる場合であるが、かり
に比重がほぼ等しくても製法が異なれば粒の形状が異な
り(例えば、ガス・アトマイズ法は球形、粉砕法は不定
形)、この場合でも、単なる混合粉末では送給時の成分
変化を生ずるので、本発明にかかる粉末を使用すれば、
一定の化学成分の溶接金属が形成される。
に比重がほぼ等しくても製法が異なれば粒の形状が異な
り(例えば、ガス・アトマイズ法は球形、粉砕法は不定
形)、この場合でも、単なる混合粉末では送給時の成分
変化を生ずるので、本発明にかかる粉末を使用すれば、
一定の化学成分の溶接金属が形成される。
(2)スラグ生成剤について。
従来の技術の項において述べたように、粉末を用いる溶
接においてはスラブが健全な溶接金属の形成を阻害する
ことがある。 これはビード表面にスラグが膜状に焼き
付いた形で生成するために前記の問題が生ずるのである
。 スラグの発生を皆無にすることは非常に困難である
ため、有害な量のスラグが発生する場合は対策が必要と
なる。本発明は、逆に適当な量の、かつ、ビード表面か
ら除去容易な性質をもったスラグを溶接ビード表面に均
一に生成させる方法をとる。 スラグの除去が容易であ
れば適切な時期に溶接ビード表面のスラグを除去するこ
とができるのでスラグの巻き込みによる溶接金属内の欠
陥は防止できる。 これが本発明における第二の要点で
、スラグ生成剤を、溶接用粉末を構成する単位粒体の中
に加えるのである。
接においてはスラブが健全な溶接金属の形成を阻害する
ことがある。 これはビード表面にスラグが膜状に焼き
付いた形で生成するために前記の問題が生ずるのである
。 スラグの発生を皆無にすることは非常に困難である
ため、有害な量のスラグが発生する場合は対策が必要と
なる。本発明は、逆に適当な量の、かつ、ビード表面か
ら除去容易な性質をもったスラグを溶接ビード表面に均
一に生成させる方法をとる。 スラグの除去が容易であ
れば適切な時期に溶接ビード表面のスラグを除去するこ
とができるのでスラグの巻き込みによる溶接金属内の欠
陥は防止できる。 これが本発明における第二の要点で
、スラグ生成剤を、溶接用粉末を構成する単位粒体の中
に加えるのである。
スラグ生成剤としては炭酸カルシウム、酸化チタン、珪
石や長石などの珪酸塩、蛍石などのフッ化物、フェロシ
リコン、フェロマンガン、フェロチタンなどの脱酸剤な
どがある。
石や長石などの珪酸塩、蛍石などのフッ化物、フェロシ
リコン、フェロマンガン、フェロチタンなどの脱酸剤な
どがある。
なお、本発明において、酸化物の含有率の範囲を粉末重
量の3%以上30%以下と限定した理由は、3%未満で
はスラグ量が不足して、かえって巻き込みを生じ、また
、30%を越えると溶融金属の流動を妨げ、正常なビー
ド形成を阻害するためである。
量の3%以上30%以下と限定した理由は、3%未満で
はスラグ量が不足して、かえって巻き込みを生じ、また
、30%を越えると溶融金属の流動を妨げ、正常なビー
ド形成を阻害するためである。
(実施例)
以下に、本発明の実施例のいくつかについて説明する。
実施例1
表1に示す化学成分を有し、かつ、夫々の粒度が37〜
63μmの範囲である2種類のニッケル基自溶性合金粉
末AとBを1:1の重量比で混合し、力−ボキシルメチ
ルローズを固着剤に用いて造粒された単位粒体で構成さ
れ、かつ、単位粒体の粒度が105〜3000μmであ
る第1図に示す溶接用粉末材料Pを造成した。
63μmの範囲である2種類のニッケル基自溶性合金粉
末AとBを1:1の重量比で混合し、力−ボキシルメチ
ルローズを固着剤に用いて造粒された単位粒体で構成さ
れ、かつ、単位粒体の粒度が105〜3000μmであ
る第1図に示す溶接用粉末材料Pを造成した。
一以下余白一
次に、上記の溶接用粉末材料の使用例について説明すれ
ば、第3図に示すプラズマトーチTを用い、既述したプ
ラズマ粉体溶接法によって軟11II母材(厚み20馴
×巾1501nIn×長さ300繭)上に上記の粉末材
料Pを肉盛溶接した。 この実験は、溶接によって硬度
HV580〜600の肉盛溶接金属を得るような粉末材
料を作るために行ったものである。 即ち、上記実施例
1のニッケル基自溶性合金Aの肉盛溶接金属硬度はHV
490〜510、ニッケル基自溶性合金Bの肉盛溶接金
属硬度はHV610〜630であって、目標とする硬度
はこれら二種類の粉末の肉盛溶接金属硬度の中間にあり
、簡単に目的の粉末を得るためにこの実験を行ったもの
である。 溶接条件を表2に、また、溶接金属硬度測定
結果を表3に示す。
ば、第3図に示すプラズマトーチTを用い、既述したプ
ラズマ粉体溶接法によって軟11II母材(厚み20馴
×巾1501nIn×長さ300繭)上に上記の粉末材
料Pを肉盛溶接した。 この実験は、溶接によって硬度
HV580〜600の肉盛溶接金属を得るような粉末材
料を作るために行ったものである。 即ち、上記実施例
1のニッケル基自溶性合金Aの肉盛溶接金属硬度はHV
490〜510、ニッケル基自溶性合金Bの肉盛溶接金
属硬度はHV610〜630であって、目標とする硬度
はこれら二種類の粉末の肉盛溶接金属硬度の中間にあり
、簡単に目的の粉末を得るためにこの実験を行ったもの
である。 溶接条件を表2に、また、溶接金属硬度測定
結果を表3に示す。
一以下余白一
−14一
実施例2
表4に示す化学成分を有するステンレス鋼の粉末とタン
グステン炭化物の粉末を7:3の重量比で混合し、カー
ホキシルメチルセルローズを固着剤に用いて造粒された
単位粒体で構成された溶接用粉末材料を造成した。 な
お、原料として用いた粉末と造粒後の粉末の粒度は夫々
実施例1と同様である。
グステン炭化物の粉末を7:3の重量比で混合し、カー
ホキシルメチルセルローズを固着剤に用いて造粒された
単位粒体で構成された溶接用粉末材料を造成した。 な
お、原料として用いた粉末と造粒後の粉末の粒度は夫々
実施例1と同様である。
一以下余白一
次に、上記の溶接用粉末材の使用例について説明すれば
、実施例1の使用例で説明したプラズマ粉体溶接法によ
って該粉末材料を母材上に肉盛溶接した。 母材は、材
質545C、300#φ×560履のロールR(第2図
参照)で、同図に示すように該ロールRの3個所に各々
巾120m 、深さ3mの開先R,,R2、R3をとり
、スパイラル・ビートで肉盛溶接を施した。 溶接条件
を表5に示す。
、実施例1の使用例で説明したプラズマ粉体溶接法によ
って該粉末材料を母材上に肉盛溶接した。 母材は、材
質545C、300#φ×560履のロールR(第2図
参照)で、同図に示すように該ロールRの3個所に各々
巾120m 、深さ3mの開先R,,R2、R3をとり
、スパイラル・ビートで肉盛溶接を施した。 溶接条件
を表5に示す。
一以下余白一
溶接後、表6に示すように、スタート、中間、エンドの
各部において、夫々3個所におけるタングステン炭化物
の分布状況を面積率で測定したところ、同表に示す結果
を得た。
各部において、夫々3個所におけるタングステン炭化物
の分布状況を面積率で測定したところ、同表に示す結果
を得た。
表6の結果より、タングステン炭化物の分布は均一で、
本発明の効果が現れており、実用できることを示してい
る。
本発明の効果が現れており、実用できることを示してい
る。
一以下余白一
実施例3
実施例1の溶接用粉末材料に、表7に示す化学成分の溶
剤1を97:3の重量比で混合し、珪酸ソーダを固着剤
として造粒された単位粒体で構成された溶接用粉末材料
を造成した。
剤1を97:3の重量比で混合し、珪酸ソーダを固着剤
として造粒された単位粒体で構成された溶接用粉末材料
を造成した。
なお、原料として用いた粉末と造粒後の粉末の粒度は夫
々実施例1と同様である。
々実施例1と同様である。
表7.溶剤1の化学成分(%)
次に、上記の溶接用粉末材料の使用例について説明すれ
ば、実施例1で述べた使用例と同様の溶接条件で該粉末
材料を母材上に肉盛溶接し、該使用例とほぼ同様の硬度
範囲を有する溶接金属を得た。また、スラグは溶接ビー
トを均一な厚さで覆い、容易に除去できるため、溶接ビ
ートの表面は清浄で、後続ビードの溶着性が極めて良く
、溶接作業性は良好で、酸化物、フッ化物を添加した効
果が見られた。
ば、実施例1で述べた使用例と同様の溶接条件で該粉末
材料を母材上に肉盛溶接し、該使用例とほぼ同様の硬度
範囲を有する溶接金属を得た。また、スラグは溶接ビー
トを均一な厚さで覆い、容易に除去できるため、溶接ビ
ートの表面は清浄で、後続ビードの溶着性が極めて良く
、溶接作業性は良好で、酸化物、フッ化物を添加した効
果が見られた。
実施例4
実施例2の溶接用粉末材料に、表8に示す化学成分の溶
剤2を96:4の重量比で混合し、珪酸ソーダを固着剤
として造粒された単位粒体で構成された溶接用粉末材料
を造成した。 なお、原料として用いた粉末と造成粒後
の粉末の粒度は夫々実施例1と同様である。
剤2を96:4の重量比で混合し、珪酸ソーダを固着剤
として造粒された単位粒体で構成された溶接用粉末材料
を造成した。 なお、原料として用いた粉末と造成粒後
の粉末の粒度は夫々実施例1と同様である。
表8.溶剤2の化学成分(%)
次に、上記の溶接用粉末材料の使用例について説明すれ
ば、実施例2で述べた使用例と同様の溶接条件で該粉末
材料を母材上に肉盛溶接し、該使用例とほぼ同様のタン
グステン炭化物の分布状況を有する溶接金属を得た。
また、スラグは溶接ビードを均一な厚さで覆い、容易に
除去できるため、溶接ビードの表面は清浄で、後続ビー
ドの溶着性が極めて良く、溶接作業性は良好で、酸化物
、フッ化物を添加した効果が見られた。
ば、実施例2で述べた使用例と同様の溶接条件で該粉末
材料を母材上に肉盛溶接し、該使用例とほぼ同様のタン
グステン炭化物の分布状況を有する溶接金属を得た。
また、スラグは溶接ビードを均一な厚さで覆い、容易に
除去できるため、溶接ビードの表面は清浄で、後続ビー
ドの溶着性が極めて良く、溶接作業性は良好で、酸化物
、フッ化物を添加した効果が見られた。
なお、第3図のプラズマトーチTにおいて、Pは本発明
に係る溶接用粉末材料、1は搬送ガス流、2はアーク、
3は母材、4は溶融池、5はビード、6は直流溶接電源
、7は非消耗電極、8はプラズマ作動ガス、9はノズル
、10はシールドガス流を夫々示すものである。
に係る溶接用粉末材料、1は搬送ガス流、2はアーク、
3は母材、4は溶融池、5はビード、6は直流溶接電源
、7は非消耗電極、8はプラズマ作動ガス、9はノズル
、10はシールドガス流を夫々示すものである。
(発明の効果)
以上詳述したところから明らかなように、本発明に係る
溶接用粉末材料によれば、従来の混合粉末と違って、粉
末を構成している単位粒体それ自体の平均的な化学成分
が所要の化学成分になっていて、その単位粒体の形状の
ままで溶接トーチの先端に達し得るので、プラズマ・ア
ークに供給される粉末の化学成分は、各成分の比重の相
違或は形状の相違によって変化することがなく、常に均
一な化学成分の高精度の溶接肉賠金属を)qられる多大
な効果を達成でき、さらに、既述した粉末材料を用いる
溶接におけるスラグからの悪影響を効果的に抑制できる
といった効果を奏し得るものである。
溶接用粉末材料によれば、従来の混合粉末と違って、粉
末を構成している単位粒体それ自体の平均的な化学成分
が所要の化学成分になっていて、その単位粒体の形状の
ままで溶接トーチの先端に達し得るので、プラズマ・ア
ークに供給される粉末の化学成分は、各成分の比重の相
違或は形状の相違によって変化することがなく、常に均
一な化学成分の高精度の溶接肉賠金属を)qられる多大
な効果を達成でき、さらに、既述した粉末材料を用いる
溶接におけるスラグからの悪影響を効果的に抑制できる
といった効果を奏し得るものである。
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は本溶接用
粉末材料の単位粒体の拡大正面図、第2図は肉盛用母材
ロールの正面図、第3図は本発明の溶接用粉末材料を用
いて肉盛溶接するプラズマ溶接トーチの1例の縦断正面
図である。 P・・・溶接用粉末材料の単位粒体。 26一
粉末材料の単位粒体の拡大正面図、第2図は肉盛用母材
ロールの正面図、第3図は本発明の溶接用粉末材料を用
いて肉盛溶接するプラズマ溶接トーチの1例の縦断正面
図である。 P・・・溶接用粉末材料の単位粒体。 26一
Claims (8)
- (1)化学成分を異にする少くとも2種類の溶接用粉末
が固着剤により結合された単位粒体で構成されているこ
とを特徴とする溶接用粉末材料。 - (2)化学成分を異にする少くとも2種類の溶接用粉末
が全て金属粉末であることを特徴とする特許請求の範囲
第(1)項記載の溶接用粉末材料。 - (3)化学成分を異にする少くとも2種類の溶接用粉末
が金属粉末と非金属粉末であることを特徴とする特許請
求の範囲第(1)項記載の溶接用粉末材料。 - (4)固着剤が有機物質であることを特徴とする特許請
求の範囲第(1)〜(3)項記載の溶接用粉末材料。 - (5)固着剤が無機物質であることを特徴とする特許請
求の範囲第(1)〜(3)項記載の溶接用粉末材料。 - (6)化学成分を異にする少くとも2種類の溶接用粉末
及び少くとも1種類の酸化物が固着剤により結合された
単位粒体で構成され、且つ酸化物の含有率が粉末重量の
3%〜30%であることを特徴とする溶接用粉末材料。 - (7)化学成分を異にする少くとも2種類の溶接用粉末
が全て金属粉末であることを特徴とする特許請求の範囲
第(6)項記載の溶接用粉末材料。 - (8)化学成分を異にする少くとも2種類の溶接用粉末
が金属粉末と非金属粉末であることを特徴とする特許請
求の範囲第(6)項記載の溶接用粉末材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8462986A JPS62240194A (ja) | 1986-04-11 | 1986-04-11 | プラズマ・アーク溶接用粉末材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8462986A JPS62240194A (ja) | 1986-04-11 | 1986-04-11 | プラズマ・アーク溶接用粉末材料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62240194A true JPS62240194A (ja) | 1987-10-20 |
| JPH0356834B2 JPH0356834B2 (ja) | 1991-08-29 |
Family
ID=13835974
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8462986A Granted JPS62240194A (ja) | 1986-04-11 | 1986-04-11 | プラズマ・アーク溶接用粉末材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62240194A (ja) |
-
1986
- 1986-04-11 JP JP8462986A patent/JPS62240194A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0356834B2 (ja) | 1991-08-29 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5004886A (en) | Method of applying wear-resistant layer and consumable electrode for carrying out the method | |
| EP0478770A1 (en) | Tungsten carbide-containing hard alloy that may be processed by melting | |
| JP2007524513A (ja) | 硬化肉盛合金鉄材料 | |
| JPH02156003A (ja) | チタン・アルミニウム金属間化合物を含む合金粉末の製造方法 | |
| EP0626904A1 (en) | Deep coat faced plate and method | |
| JP3148055B2 (ja) | 片面サブマージアーク溶接方法 | |
| CN85102440B (zh) | 耐磨堆焊合金粉块 | |
| JPS6186075A (ja) | 複合合金の肉盛溶接方法および溶接ト−チ | |
| JPH0356834B2 (ja) | ||
| SU1547993A1 (ru) | Способ дуговой сварки | |
| JP2663530B2 (ja) | 溶接用合金粉末およびその製造方法 | |
| JPS63165074A (ja) | 耐摩耗性金属の肉盛溶接方法 | |
| JP4652537B2 (ja) | チタン又はチタン合金製スクラップの溶解方法 | |
| US2896063A (en) | Electric arc welding method | |
| JPS5841694A (ja) | サブマ−ジ溶接用焼成型フラツクス | |
| JP2003311470A (ja) | フラックス入りワイヤの製造方法 | |
| JP2731968B2 (ja) | チタンまたはチタン合金表面の肉盛溶接方法 | |
| JP2535652B2 (ja) | レ―ザクラッディング・アロイング法 | |
| JP5300180B2 (ja) | 硬化肉盛層形成方法 | |
| JPH09295167A (ja) | 銅合金と鋼のクラッド材の製造方法 | |
| JP2589309B2 (ja) | アルミニウム系部材の表面改質方法 | |
| JP7144205B2 (ja) | 硬化肉盛の形成方法および、耐摩耗材、産業機器 | |
| JPH0641039B2 (ja) | プラズマアーク溶接法 | |
| JPH0630819B2 (ja) | スパイラル鋼管の高速サブマージアーク溶接方法 | |
| JPH07331348A (ja) | 窒素含有チタン合金インゴット製造用の消耗電極及び この消耗電極を用いた窒素含有チタン合金インゴットの 製造方法 |