JPS6227272B2 - - Google Patents
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- JPS6227272B2 JPS6227272B2 JP54118129A JP11812979A JPS6227272B2 JP S6227272 B2 JPS6227272 B2 JP S6227272B2 JP 54118129 A JP54118129 A JP 54118129A JP 11812979 A JP11812979 A JP 11812979A JP S6227272 B2 JPS6227272 B2 JP S6227272B2
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- swash plate
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- cylinder
- maximum inclination
- compressor
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- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 claims description 3
- 239000011800 void material Substances 0.000 claims 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 19
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B27/00—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders
- F04B27/08—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
- F04B27/10—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis having stationary cylinders
- F04B27/12—Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis having stationary cylinders having plural sets of cylinders or pistons
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
- Compressor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は斜板式圧縮機に係り、とくにその吸入
系の改良に関する。
系の改良に関する。
斜板式圧縮機は、シリンダブロツクのほぼ中心
部を貫通する駆動軸に傾斜して固着された斜板に
対し、前記駆動軸に平行な対のシリンダボアに嵌
挿されたピストンが軸受装置を介して係留され、
前記斜板の回転力によつて前記ピストンが前記シ
リンダボア内を往復動するがごとき概略構成を有
するもので、第1図に示したごとき従来装置にお
いては、非対称形状のフロントおよびリアのシリ
ンダブロツク1,2が対接され、その両端部はそ
れぞれ弁板3,4を介在してフロントおよびリア
のハウジング5,6によつて密閉されており、ほ
ぼ中心部を貫通する駆動軸7に傾斜して固着され
両シリンダブロツク1,2の対接部付近に形成さ
れた斜板室8内で回転可能な斜板9には、ボール
10およびシユー11よりなる軸受装置を介して
ピストン12が係留され、前記斜板9の回転力に
よつて前記ピストン12がシリンダブロツク1,
2のシリンダボア13,14内を往復動するよう
にされ、該往復動によつてフロントおよびリアの
ハウジング5,6にそれぞれ形成された吸入室1
5よりシリンダボア13,14に吸入した流体
を、圧縮して同じくフロントおよびリアのハウジ
ング5,6に形成された吐出室16に吐出し、そ
こより外部管路へと送り出されるのであるが、吸
入側においては、シリンダブロツク1,2内のシ
リンダボア13,14の挾間に形成された吸入通
路17F,17Rによつて斜板室8が吸入室15
と連通されるとともに、斜板室8のほぼ中央部で
シリンダブロツク2の外殻部に穿設された吸入孔
18によつて吸入フランジ19を介して前記斜板
室8が吸入側外部管路と連通され、吸入側外部管
路からの吸入流体は吸入フランジ19から吸入孔
18を経て斜板室8内に流入し、そこから吸入通
路17F,17Rを経て吸入室15,15へと導
入されるように構成されている。
部を貫通する駆動軸に傾斜して固着された斜板に
対し、前記駆動軸に平行な対のシリンダボアに嵌
挿されたピストンが軸受装置を介して係留され、
前記斜板の回転力によつて前記ピストンが前記シ
リンダボア内を往復動するがごとき概略構成を有
するもので、第1図に示したごとき従来装置にお
いては、非対称形状のフロントおよびリアのシリ
ンダブロツク1,2が対接され、その両端部はそ
れぞれ弁板3,4を介在してフロントおよびリア
のハウジング5,6によつて密閉されており、ほ
ぼ中心部を貫通する駆動軸7に傾斜して固着され
両シリンダブロツク1,2の対接部付近に形成さ
れた斜板室8内で回転可能な斜板9には、ボール
10およびシユー11よりなる軸受装置を介して
ピストン12が係留され、前記斜板9の回転力に
よつて前記ピストン12がシリンダブロツク1,
2のシリンダボア13,14内を往復動するよう
にされ、該往復動によつてフロントおよびリアの
ハウジング5,6にそれぞれ形成された吸入室1
5よりシリンダボア13,14に吸入した流体
を、圧縮して同じくフロントおよびリアのハウジ
ング5,6に形成された吐出室16に吐出し、そ
こより外部管路へと送り出されるのであるが、吸
入側においては、シリンダブロツク1,2内のシ
リンダボア13,14の挾間に形成された吸入通
路17F,17Rによつて斜板室8が吸入室15
と連通されるとともに、斜板室8のほぼ中央部で
シリンダブロツク2の外殻部に穿設された吸入孔
18によつて吸入フランジ19を介して前記斜板
室8が吸入側外部管路と連通され、吸入側外部管
路からの吸入流体は吸入フランジ19から吸入孔
18を経て斜板室8内に流入し、そこから吸入通
路17F,17Rを経て吸入室15,15へと導
入されるように構成されている。
ところが該従来装置においては、吸入孔18の
斜板室8内への開口部が、該斜板室8のほぼ中央
部、つまり斜板9の円周面の軸方向移動領域のほ
ぼ中央部に対面して、1箇所だけ配設されている
ため、第1図に示したごとく、前記吸入孔18の
開口部に対面する斜板9の部位が、圧縮機のリア
側へ最大傾斜しているときには、該斜板9のフロ
ント側端面が前記吸入孔18の開口部に対面し、
その結果吸入孔18より斜板室8内に吸入された
流体のうち、フロント側の吸入通路17Fへと導
びかれる流体(矢印A)には何ら悪影響は無い
が、リア側の吸入通路17Rへと導びかれる流体
(矢印B)は吸入孔18を通過した後、慣性で斜
板9のフロント側端面に案内される形となつて斜
板室8の中心部付近まで一旦流下して方向転換し
てからその一部はフロント側の吸入通路17Fへ
流入し、一部は斜板9の円周部を乗り越えて吸入
通路17Rへと流入するため、該状態においては
リア側のシリンダボア14への吸入抵抗が比較的
大となり、また吸入孔18の開口部に対面する斜
板の部位が、フロント側へ最大傾斜しているとき
は、逆にフロント側のシリンダボア13への吸入
抵抗が比較的大となつて、フロント側およびリア
側への吸入流体量を常時均等化することが不可能
となり、その結果体積効率が低下するとともに吸
入圧力および吐出圧力の脈動が大となつてそれに
基因して圧縮機運転時の振動および騒音が大とな
るという種々の欠点を有していた。なお上記の従
来例ではシリンダブロツク外壁がそのまま圧縮機
の外殻を形成するものについて述べたが、シリン
ダボアを有するシリンダブロツクを圧縮機の外殻
を形成するシエル体内に嵌挿し、該シエル体に穿
設された吸入孔によつて吸入側外部管路と斜板室
を連通する形式の圧縮機においても上述と同様な
欠点を有するものである。
斜板室8内への開口部が、該斜板室8のほぼ中央
部、つまり斜板9の円周面の軸方向移動領域のほ
ぼ中央部に対面して、1箇所だけ配設されている
ため、第1図に示したごとく、前記吸入孔18の
開口部に対面する斜板9の部位が、圧縮機のリア
側へ最大傾斜しているときには、該斜板9のフロ
ント側端面が前記吸入孔18の開口部に対面し、
その結果吸入孔18より斜板室8内に吸入された
流体のうち、フロント側の吸入通路17Fへと導
びかれる流体(矢印A)には何ら悪影響は無い
が、リア側の吸入通路17Rへと導びかれる流体
(矢印B)は吸入孔18を通過した後、慣性で斜
板9のフロント側端面に案内される形となつて斜
板室8の中心部付近まで一旦流下して方向転換し
てからその一部はフロント側の吸入通路17Fへ
流入し、一部は斜板9の円周部を乗り越えて吸入
通路17Rへと流入するため、該状態においては
リア側のシリンダボア14への吸入抵抗が比較的
大となり、また吸入孔18の開口部に対面する斜
板の部位が、フロント側へ最大傾斜しているとき
は、逆にフロント側のシリンダボア13への吸入
抵抗が比較的大となつて、フロント側およびリア
側への吸入流体量を常時均等化することが不可能
となり、その結果体積効率が低下するとともに吸
入圧力および吐出圧力の脈動が大となつてそれに
基因して圧縮機運転時の振動および騒音が大とな
るという種々の欠点を有していた。なお上記の従
来例ではシリンダブロツク外壁がそのまま圧縮機
の外殻を形成するものについて述べたが、シリン
ダボアを有するシリンダブロツクを圧縮機の外殻
を形成するシエル体内に嵌挿し、該シエル体に穿
設された吸入孔によつて吸入側外部管路と斜板室
を連通する形式の圧縮機においても上述と同様な
欠点を有するものである。
本発明は、斜板の姿勢如何によつて吸入抵抗に
影響を与えることのない改良された吸入系の構成
を提供し、もつて上記欠点を一掃することを目的
になされた。以下図示の実施例に基づき本発明を
詳述する。
影響を与えることのない改良された吸入系の構成
を提供し、もつて上記欠点を一掃することを目的
になされた。以下図示の実施例に基づき本発明を
詳述する。
第2図において21,22はそれぞれ対向する
適数個のシリンダボア23,24を有し、圧縮機
のほぼ中央部で対接されるフロントおよびリアの
シリンダブロツクであり、これらシリンダブロツ
ク21,22の接合部付近には斜板室25が形成
されるとともに、それぞれのシリンダブロツク2
1,22におけるシリンダボア23,24の挾間
の少くとも一箇所には斜板室25と連通したフロ
ントおよびリアの吸入通路26,27が形成され
ている。シリンダブロツク21,22の両端部は
それぞれ弁板28,29を介在して配設されるフ
ロントおよびリアのハウジング30,31によつ
て密閉されている。フロントハウジング30側よ
り圧縮機のほぼ軸心部に貫通延出し、ベアリング
32,33によつて回転可能に支承された駆動軸
34には、斜板室25内に回転可能に受容される
斜板35が固着されている。36,37は斜板3
5に作用する軸推力を受承するスラストベアリン
グである。38はシリンダボア23,24に嵌挿
され、ボール39およびシユー40よりなる軸受
装置を介して前記斜板35に係留されるピストン
である。フロントおよびリアのハウジング30,
31内には弁板28,29との間に互に独立した
吸入室41および吐出室42が形成されている。
前記吸入室41,41は弁板28,29に穿設さ
れた通孔43,43によつて吸入通路26,27
と連通されるとともに、同じく弁板28,29に
穿設された吸入口44,44を介してシリンダボ
ア23,24と連通可能である。また吐出室4
2,42は弁板28,29に穿設された吐出口4
5,45によつてシリンダボア23,24と連通
可能で、さらに適宜手段を介して吐出側外部管路
と連通されている。なお前記吸入口44,44お
よび吐出口45,45には、図示しないがこれら
を適宜閉塞可能なそれぞれ吸入リード弁および吐
出リード弁が配設されている。50は軸封装置で
ある。シリンダブロツク21,22の斜板室外殻
壁には駆動軸34の軸方向に離隔しかつ斜板35
の厚みとほぼ同径かそれより大径の吸入孔46,
47が穿設され、これらは吸入フランジ48等に
よつて集合され吸入側外部管路と連通されてい
る。なお前記吸入孔46,47が穿設されるシリ
ンダブロツク21,22の斜板円周面と対峙する
斜板室外殻壁は、斜板円周面との間に吸入冷媒の
流通を十分に許容し得る空間が常時確保され得べ
く斜板円周面に対して可及的に離隔して形成され
ている。ここで前記吸入孔46,47の斜板室2
5への開口部は、該開口部に対面する斜板35の
部位が最大傾斜位置(前記開口部と駆動軸34の
軸心を含む縦断平面内において斜板35が最大傾
斜する位置)、つまりフロント側もしくはリア側
へ最も傾斜した位置にある斜板35の円周面に対
向した位置にあるように構成されている。このと
き前記位置にある斜板35の円周面と前記吸入孔
46,47の開口部との対向関係は、その前記開
口部の中心と前記位置にある斜板35の円周面
(外周平坦面部分)の中心位置とが一致するか、
それよりもそれぞれのハウジング30,31側へ
ずれる方が好適である。
適数個のシリンダボア23,24を有し、圧縮機
のほぼ中央部で対接されるフロントおよびリアの
シリンダブロツクであり、これらシリンダブロツ
ク21,22の接合部付近には斜板室25が形成
されるとともに、それぞれのシリンダブロツク2
1,22におけるシリンダボア23,24の挾間
の少くとも一箇所には斜板室25と連通したフロ
ントおよびリアの吸入通路26,27が形成され
ている。シリンダブロツク21,22の両端部は
それぞれ弁板28,29を介在して配設されるフ
ロントおよびリアのハウジング30,31によつ
て密閉されている。フロントハウジング30側よ
り圧縮機のほぼ軸心部に貫通延出し、ベアリング
32,33によつて回転可能に支承された駆動軸
34には、斜板室25内に回転可能に受容される
斜板35が固着されている。36,37は斜板3
5に作用する軸推力を受承するスラストベアリン
グである。38はシリンダボア23,24に嵌挿
され、ボール39およびシユー40よりなる軸受
装置を介して前記斜板35に係留されるピストン
である。フロントおよびリアのハウジング30,
31内には弁板28,29との間に互に独立した
吸入室41および吐出室42が形成されている。
前記吸入室41,41は弁板28,29に穿設さ
れた通孔43,43によつて吸入通路26,27
と連通されるとともに、同じく弁板28,29に
穿設された吸入口44,44を介してシリンダボ
ア23,24と連通可能である。また吐出室4
2,42は弁板28,29に穿設された吐出口4
5,45によつてシリンダボア23,24と連通
可能で、さらに適宜手段を介して吐出側外部管路
と連通されている。なお前記吸入口44,44お
よび吐出口45,45には、図示しないがこれら
を適宜閉塞可能なそれぞれ吸入リード弁および吐
出リード弁が配設されている。50は軸封装置で
ある。シリンダブロツク21,22の斜板室外殻
壁には駆動軸34の軸方向に離隔しかつ斜板35
の厚みとほぼ同径かそれより大径の吸入孔46,
47が穿設され、これらは吸入フランジ48等に
よつて集合され吸入側外部管路と連通されてい
る。なお前記吸入孔46,47が穿設されるシリ
ンダブロツク21,22の斜板円周面と対峙する
斜板室外殻壁は、斜板円周面との間に吸入冷媒の
流通を十分に許容し得る空間が常時確保され得べ
く斜板円周面に対して可及的に離隔して形成され
ている。ここで前記吸入孔46,47の斜板室2
5への開口部は、該開口部に対面する斜板35の
部位が最大傾斜位置(前記開口部と駆動軸34の
軸心を含む縦断平面内において斜板35が最大傾
斜する位置)、つまりフロント側もしくはリア側
へ最も傾斜した位置にある斜板35の円周面に対
向した位置にあるように構成されている。このと
き前記位置にある斜板35の円周面と前記吸入孔
46,47の開口部との対向関係は、その前記開
口部の中心と前記位置にある斜板35の円周面
(外周平坦面部分)の中心位置とが一致するか、
それよりもそれぞれのハウジング30,31側へ
ずれる方が好適である。
上述のごとき構成になる本発明の作用をつぎに
説明すると、外部駆動源よりの駆動力によつて駆
動軸34が回転されると、それに固着された斜板
35が回転し、該回転力によつてピストン38が
シリンダボア23,24内を往復動する。該往復
動によつて吸入口44,44を経て吸入室41,
41からシリンダボア23,24内に流入した流
体は、圧縮されて吐出口45,45より吐出室4
2,42へと吐出され、そこから吐出側外部管路
へと送り出される。このとき吸入系においては、
吸入側外部管路から吸入フランジ48を経て吸入
孔46,47に至つた流体はそこより斜板室25
内に流入し、それぞれ吸入通路26,27を経て
吸入室41,41へと導入される。ここでフロン
ト側の吸入孔46より流入した流体はフロント側
の吸入通路26へと流通しやすく、またリア側の
吸入孔47より流入した流体はリア側の吸入通路
27へと流通しやすい傾向にあり、斜板35の傾
斜状態が図示の如き状態にある場合、吸入孔46
から流入した流体はほぼ無抵抗の状態で斜板室2
5内で方向変換して吸入通路26へと至り、また
吸入孔47より流入した流体は、該吸入孔47の
開口部が斜板35の円周面に対向しているため、
該円周面に衝突する形となつて強制的に方向変換
されて、これもほぼ無抵抗の状態で吸入通路27
へと至るとともに斜板最大傾斜時の斜板円周面後
端(両シリンダブロツク内端接合部側)位置と吸
入孔開口周壁面との間に空隙ロが生ずるため、そ
の空隙から斜板室へ流入した流体は、吸入行程を
司どる側の斜板壁面に直接衝突し、吸入行程中で
あるが由に緊密なる接触状態にないシユーと斜板
との接触部に該流体が浸入し、シユーと斜板との
冷却ならびに摺動面の潤滑をも行う。斜板35の
吸入孔46,47に対面する部位がフロント側へ
傾斜した場合、つまり斜板の円周面が吸入孔46
の開口部と対向した場合も、フロントとリアの関
係が入れ替わるだけで上述と同様の作用である。
そして斜板35の吸入孔46,47に対面する部
位がこれら吸入孔46,47の軸方向中間位置に
あるときも、勿論吸入流体に対して何ら吸入抵抗
に関する悪影響を及ぼさない。このように斜板3
5がどの回転位置にあつても、それによつて吸入
流体に対して何ら特別な吸入抵抗を付与すること
はない。なお吸入孔46および47の中心が、該
吸入孔46,47に対面する斜板35の部位が最
大傾斜位置にあるときの該斜板35の円周面の中
心よりもそれぞれフロント側およびリア側にずれ
ている場合には、斜板35がフロント側に最大傾
斜しているときおよびリア側に最大傾斜している
ときにおいても、吸入孔46および47より流入
する流体は斜板35の円周面に衝突するものだけ
でなく、斜板室円周面両端位置と吸入孔46およ
び47の開口周壁面との間に生ずる空隙イ,ロか
ら斜板室25内の斜板35のそれぞれフロント側
端面側およびリア側端画側へも直接流入するよう
になるため、吸入抵抗の低減により一層効果的に
作用するものとなるが、上記ずれを極端に大とす
ること、つまり吸入孔46,47を互に極端に離
隔させることは吸入フランジ48の巨大化を招来
し、それにもある程度の経済的限界が存する。
説明すると、外部駆動源よりの駆動力によつて駆
動軸34が回転されると、それに固着された斜板
35が回転し、該回転力によつてピストン38が
シリンダボア23,24内を往復動する。該往復
動によつて吸入口44,44を経て吸入室41,
41からシリンダボア23,24内に流入した流
体は、圧縮されて吐出口45,45より吐出室4
2,42へと吐出され、そこから吐出側外部管路
へと送り出される。このとき吸入系においては、
吸入側外部管路から吸入フランジ48を経て吸入
孔46,47に至つた流体はそこより斜板室25
内に流入し、それぞれ吸入通路26,27を経て
吸入室41,41へと導入される。ここでフロン
ト側の吸入孔46より流入した流体はフロント側
の吸入通路26へと流通しやすく、またリア側の
吸入孔47より流入した流体はリア側の吸入通路
27へと流通しやすい傾向にあり、斜板35の傾
斜状態が図示の如き状態にある場合、吸入孔46
から流入した流体はほぼ無抵抗の状態で斜板室2
5内で方向変換して吸入通路26へと至り、また
吸入孔47より流入した流体は、該吸入孔47の
開口部が斜板35の円周面に対向しているため、
該円周面に衝突する形となつて強制的に方向変換
されて、これもほぼ無抵抗の状態で吸入通路27
へと至るとともに斜板最大傾斜時の斜板円周面後
端(両シリンダブロツク内端接合部側)位置と吸
入孔開口周壁面との間に空隙ロが生ずるため、そ
の空隙から斜板室へ流入した流体は、吸入行程を
司どる側の斜板壁面に直接衝突し、吸入行程中で
あるが由に緊密なる接触状態にないシユーと斜板
との接触部に該流体が浸入し、シユーと斜板との
冷却ならびに摺動面の潤滑をも行う。斜板35の
吸入孔46,47に対面する部位がフロント側へ
傾斜した場合、つまり斜板の円周面が吸入孔46
の開口部と対向した場合も、フロントとリアの関
係が入れ替わるだけで上述と同様の作用である。
そして斜板35の吸入孔46,47に対面する部
位がこれら吸入孔46,47の軸方向中間位置に
あるときも、勿論吸入流体に対して何ら吸入抵抗
に関する悪影響を及ぼさない。このように斜板3
5がどの回転位置にあつても、それによつて吸入
流体に対して何ら特別な吸入抵抗を付与すること
はない。なお吸入孔46および47の中心が、該
吸入孔46,47に対面する斜板35の部位が最
大傾斜位置にあるときの該斜板35の円周面の中
心よりもそれぞれフロント側およびリア側にずれ
ている場合には、斜板35がフロント側に最大傾
斜しているときおよびリア側に最大傾斜している
ときにおいても、吸入孔46および47より流入
する流体は斜板35の円周面に衝突するものだけ
でなく、斜板室円周面両端位置と吸入孔46およ
び47の開口周壁面との間に生ずる空隙イ,ロか
ら斜板室25内の斜板35のそれぞれフロント側
端面側およびリア側端画側へも直接流入するよう
になるため、吸入抵抗の低減により一層効果的に
作用するものとなるが、上記ずれを極端に大とす
ること、つまり吸入孔46,47を互に極端に離
隔させることは吸入フランジ48の巨大化を招来
し、それにもある程度の経済的限界が存する。
上述のごとく本発明によれば、斜板の吸入孔に
臨む部位が最大傾斜位置にあるときの該斜板の円
周面に対向する位置もしくはフロント側およびリ
ア側へ偏つた位置に開口部を有する2つの吸入孔
を配設したため、フロント側およびリア側への流
体の吸入効率が均等化され、それによつて体積効
率が向上するとともに、吸入圧力の脈動を防止で
き、それに起因して吐出脈動を抑制される結果、
運転時の騒音および振動を低減できるという種々
の顕著な効果を有している。更に、斜板最大傾斜
時、斜板外周面の両端と吸入孔開口の周壁面との
間に空隙が生じることから斜板室中心側の空隙か
ら流下した吸入冷媒によつて斜板側壁面とシユー
とが冷却されるとともに摺動面の潤滑が行なえる
という効果が生ずる。
臨む部位が最大傾斜位置にあるときの該斜板の円
周面に対向する位置もしくはフロント側およびリ
ア側へ偏つた位置に開口部を有する2つの吸入孔
を配設したため、フロント側およびリア側への流
体の吸入効率が均等化され、それによつて体積効
率が向上するとともに、吸入圧力の脈動を防止で
き、それに起因して吐出脈動を抑制される結果、
運転時の騒音および振動を低減できるという種々
の顕著な効果を有している。更に、斜板最大傾斜
時、斜板外周面の両端と吸入孔開口の周壁面との
間に空隙が生じることから斜板室中心側の空隙か
ら流下した吸入冷媒によつて斜板側壁面とシユー
とが冷却されるとともに摺動面の潤滑が行なえる
という効果が生ずる。
実験例 1
従来装置と本発明装置とを下記条件にて運転
し、それぞれにおける吸入圧力と吐出圧力の変化
をオツシロスコープで観察した。尚圧力測定位置
は、吸入及び吐出のフランジである。
し、それぞれにおける吸入圧力と吐出圧力の変化
をオツシロスコープで観察した。尚圧力測定位置
は、吸入及び吐出のフランジである。
(条件)
(1) 圧縮機
六気筒型斜板式冷媒圧縮機
圧縮機容量134c.c./rev
(2) 設定条件
吸入圧力2Kg/cm2G
吐出圧力15Kg/cm2G
回転数3000rpm
(結果)
得られた結果を従来装置においては第3図に、
そして本発明装置においては第4図にそれぞれ示
した。これらの図において、A1,A2は圧縮機
の回転を示す信号線、B1,B2は吸入圧力の変
化を示す線、C1,C2は吐出圧の変化を示す線
である。図からも明らかなように吸入圧力につい
ては、従来装置では0.2〜0.3Kg/cm2Gの範囲で1
回転に2回の周期で脈動しているが、本発明装置
ではほとんどその脈動を観察することができず、
吐出圧力については従来装置では0.6〜0.7Kg/cm2
Gの範囲で脈動しているにもかかわらず本発明装
置では0.5〜0.6Kg/cm2Gの範囲で脈動しており、
本発明のものが従来と比較して吸入および吐出に
おける流体の圧力の脈動が低いことがよくわか
る。
そして本発明装置においては第4図にそれぞれ示
した。これらの図において、A1,A2は圧縮機
の回転を示す信号線、B1,B2は吸入圧力の変
化を示す線、C1,C2は吐出圧の変化を示す線
である。図からも明らかなように吸入圧力につい
ては、従来装置では0.2〜0.3Kg/cm2Gの範囲で1
回転に2回の周期で脈動しているが、本発明装置
ではほとんどその脈動を観察することができず、
吐出圧力については従来装置では0.6〜0.7Kg/cm2
Gの範囲で脈動しているにもかかわらず本発明装
置では0.5〜0.6Kg/cm2Gの範囲で脈動しており、
本発明のものが従来と比較して吸入および吐出に
おける流体の圧力の脈動が低いことがよくわか
る。
実験例 2
実験例1と同じ従来装置と本発明装置を使用し
て吸入圧力2Kg/cm2G、吐出圧力15Kg/cm2Gの設
定で回転数の変化に対する体積効率の変化状況を
測定し、第5図に表示した。
て吸入圧力2Kg/cm2G、吐出圧力15Kg/cm2Gの設
定で回転数の変化に対する体積効率の変化状況を
測定し、第5図に表示した。
該第5図からも明らかなように本発明装置のも
のは従来装置のものと比較して、体積効率が著し
く向上したことが分る。
のは従来装置のものと比較して、体積効率が著し
く向上したことが分る。
第1図は従来装置を示す断面正面図で、第2図
は本発明装置を示す断面正面図、第3図および第
4図はそれぞれ従来装置および本発明装置の運転
状態における吸入圧力と吐出圧力の変化状況を示
すグラフ、第5図は同じく従来装置と本発明装置
との体積効率の比較を示すグラフ、第6図は斜板
円周面と吸入孔との関連を示す状態図である。 21,22……シリンダブロツク、23,24
……シリンダボア、25……斜板室、26,27
……吸入室、30,31……ハウジング、34…
…駆動軸、35……斜板、38……ピストン、3
9……ボール、40……シユー、41……吸入
室、46,47……吸入孔。
は本発明装置を示す断面正面図、第3図および第
4図はそれぞれ従来装置および本発明装置の運転
状態における吸入圧力と吐出圧力の変化状況を示
すグラフ、第5図は同じく従来装置と本発明装置
との体積効率の比較を示すグラフ、第6図は斜板
円周面と吸入孔との関連を示す状態図である。 21,22……シリンダブロツク、23,24
……シリンダボア、25……斜板室、26,27
……吸入室、30,31……ハウジング、34…
…駆動軸、35……斜板、38……ピストン、3
9……ボール、40……シユー、41……吸入
室、46,47……吸入孔。
Claims (1)
- 1 外端部が、弁板を介してハウジングによつて
密閉される一対のシリンダブロツクのほぼ中心部
を貫通する駆動軸に傾斜して固着された斜板に対
し、前記駆動軸に平行な対のシリンダボアに嵌挿
されたピストンが軸受装置を介して係留され前記
斜板の回転力によつて前記ピストンが前記シリン
ダボア内を往復動する形式の圧縮機において、両
シリンダブロツクの内端接合部を含む中央部に前
記斜板を囲繞すべく形成される斜板室をシリンダ
ボア狭間に配設された冷媒吸入通路ならびにシリ
ンダブロツクの、駆動軸方向に離隔し、しかも斜
板最大傾斜時の斜板円周面と対向する位置にそれ
ぞれ穿設された吸入孔と連通するとともに、前記
両吸入孔を、その孔径が斜板の厚みより大径でか
つ孔中心が斜板最大傾斜時の斜板円周面中心位置
と一致するかそれよりも斜板の最大傾斜方向に配
設されたハウジング側へずれた位置に配設して斜
板最大傾斜時斜板円周面両端位置と吸入孔壁面と
の間に空隙部分イ,ロを形成したことを特徴とす
る斜板式圧縮機。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11812979A JPS5644482A (en) | 1979-09-14 | 1979-09-14 | Swash plate type compressor |
| US06/139,241 US4408962A (en) | 1979-09-14 | 1980-04-11 | Swash plate type compressor |
| DE3031442A DE3031442C2 (de) | 1979-09-14 | 1980-08-20 | Taumelscheibenverdichter |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11812979A JPS5644482A (en) | 1979-09-14 | 1979-09-14 | Swash plate type compressor |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5644482A JPS5644482A (en) | 1981-04-23 |
| JPS6227272B2 true JPS6227272B2 (ja) | 1987-06-13 |
Family
ID=14728753
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11812979A Granted JPS5644482A (en) | 1979-09-14 | 1979-09-14 | Swash plate type compressor |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4408962A (ja) |
| JP (1) | JPS5644482A (ja) |
| DE (1) | DE3031442C2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6336074A (ja) * | 1986-07-28 | 1988-02-16 | Toyota Autom Loom Works Ltd | 斜板式圧縮機 |
| US4950132A (en) * | 1988-02-11 | 1990-08-21 | Ford Motor Company | Swashplate and sliding shoe assembly for an air conditioning compressor |
| US5178521A (en) * | 1991-04-23 | 1993-01-12 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Swash plate type compressor with a central discharge passage |
| JP4737297B2 (ja) * | 2009-01-21 | 2011-07-27 | パナソニック電工株式会社 | Hidランプ用ソケット及び照明器具 |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3801227A (en) * | 1970-10-17 | 1974-04-02 | Toyoda Automatic Loom Works | Swash-plate type compressor for air conditioning of vehicles |
| US4070136A (en) * | 1973-05-11 | 1978-01-24 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Apparatus for lubricating a swash plate compressor |
| JPS543363Y2 (ja) * | 1973-05-11 | 1979-02-16 | ||
| JPS555756Y2 (ja) * | 1974-05-15 | 1980-02-08 | ||
| JPS5272909A (en) * | 1975-12-15 | 1977-06-18 | Hitachi Ltd | Slant plate type compressor |
| JPS5519916A (en) * | 1978-07-28 | 1980-02-13 | Hitachi Ltd | Swash plate compressor |
| US4326838A (en) * | 1978-06-07 | 1982-04-27 | Hitachi, Ltd. | Swash plate type compressor for use in air-conditioning system for vehicles |
-
1979
- 1979-09-14 JP JP11812979A patent/JPS5644482A/ja active Granted
-
1980
- 1980-04-11 US US06/139,241 patent/US4408962A/en not_active Expired - Lifetime
- 1980-08-20 DE DE3031442A patent/DE3031442C2/de not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5644482A (en) | 1981-04-23 |
| US4408962A (en) | 1983-10-11 |
| DE3031442A1 (de) | 1981-04-02 |
| DE3031442C2 (de) | 1982-11-04 |
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