JPS62278480A - 放射線検出回路 - Google Patents

放射線検出回路

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JPS62278480A
JPS62278480A JP61122818A JP12281886A JPS62278480A JP S62278480 A JPS62278480 A JP S62278480A JP 61122818 A JP61122818 A JP 61122818A JP 12281886 A JP12281886 A JP 12281886A JP S62278480 A JPS62278480 A JP S62278480A
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Satoshi Saito
智 斎藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、放射線のフォトンエネルギー、フォトン分布
等を測定する直接変換型半導体を用いた放射線検出回路
に関する。
(従来り技術) γ線等の放射線のスペクトロメータ・カウン夕等に放射
線のフォトンエネルギーを直接電気信号に変換する直接
変換型の半導体検出器が使用されるようになってきた。
第9図に示すように、フォトン1がバルク型半導体検出
器2に入射してくると、コンプトン散乱あるいは光電吸
収によりフォトンエネルギーが電子−正孔(ホール)対
3,4に変換される。ここで生じる電子−正孔対のエネ
ルギーの総和は入射フォトンのエネルギーEiに等しい
。上記電子−正孔対は半導体検出器の電極面5,6に印
加された電界により、電子3は高圧側電極5に向って、
ホール4はアース電極6に向って移動する。そして、上
記電子3及びホール4が半導体中を移動することにより
電極面に誘起される電界(電荷)が時間的に変化するこ
とにより生ずる誘導電流が外部回路に出力されることに
なる。ここで、電子3の移動より生ずる両電極面の電界
の変化を第10図に示す。
このとき、電子、ホールの電荷をそれぞれeとすると、
第11図に示すように電子3が電極間をXだけ移動した
ときに電極面上に誘起される電荷qは、電極間距離をX
とすると、 q=e−X/D         ・・・(11になる
ことが知られている。
従って、入射フォトンにより生じた電子(ホール)の総
電荷をQ、(Qh)とすると(Q、=Q、)、高圧電極
面からの距MXのところで発生した電子−正孔対により
電極面上に誘起される総電荷は、Q total = 
Q*  ・X / D + Qh  ・(D−X)/D
=Q、    ・・・(2)となり、入射フォトンエネ
ルギーにより最初に発生した電子(ホール)の総電荷に
等しく、電荷−電圧変換回路により入射エネルギーに比
例した電圧出力が得られる。
また、電子(ホール)が電極間を移動する時間だけ外部
回路に誘導電流が流れる。電子、ホールのそれぞれの電
流m続脂環Tr*X+Trhxは、となる。
ここで、vdll+  vakは電子、ホールのドリフ
ト速度で、μ。μ、をそれぞれ電子、ホールの移動度と
し、Eを電界とすると、 となる。
また、流れる電流の大きさは、 I=1゜+I n = Qm/ ’I’r* +Qh/
 Trb  ・・・(5)となる。
ここで、1.Ikはそれぞれ電子、ホールの移動による
電流を示し、T、、。+Trhは電子、ホールが電極間
を移動するのに要する時間で、Tra=D/ Vae+
   Trh= D/ Vdh    −(61である
第12図は、電子及びホールの移動により生ずる誘導電
流を示す図であるが、電子とホールの移動度が異なって
いるためそれぞれの電流値及び電流m続時間は異なって
いる。尚、同図中7は電子による誘導電流を示し、8は
ホールによる誘導電流を示している。
この電流の積分値が電極面上に誘起される総電荷になる
。即ち、 となる。
(発明が解決しようとする問題点) 上記第(2)式から明らかなように、入射フォトンのエ
ネルギーは電子の移動により誘起された電荷と、ホール
の移動による電荷の総和により認識することができる。
しかし、通常半導体放射線検出器においては、検出器内
の結晶中を移動中の不純物や空位により電子やホールが
検出器中を移動中に捕獲(トラップ)されてしまうこと
が起こる。トラップによる電子(ホール)の寿命をτQ
 (τ、)とすると、電子及びホールの移動により誘起
される電荷は、q= (va@・(L−r。)/D・ 
(1−eに/ T aVda)+ (y、h、Ql、、
 τ、)/D 、  (1−e−(D−Xi/τaVl
k)・・・(8) となる。
また、CdTe等の効率の高いしかも室温動作型の半導
体検出器においては、ホールの移動度が電子よりもかな
り小さい場合が多く (vo<va、)、しかもホール
の寿命についても電子よりかなり小さい場合が多い(τ
、(τ。)。
従って、電極面上に誘起される電荷としては、はとんど
電子の移動によるものとなり、ホールの移動による寄与
はわずかになる。従って、(8)式は下記のように近似
される。
q” (va、HQ@ ・r。) /D ・(1−e−
”””)・・・(9) 故に、電極面上に誘起される総電荷は電子−正孔対の発
生装置(フォトンの入射位置)に依存するようになり、
検出器のエネルギー分解能を著しく劣化してしまう。こ
のため、得られる放射線のエネルギー分布は第13図に
示すようにフォトピークがはっきりしないものになる。
そこで本発明は、入射フォトンの入射位置によらず入射
エネルギーを忠実に認識することのできるエネルギー高
分解能型の放射線検出回路の提供を目的とする。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 入射した放射線エネルギーを電気信号に変換する半導体
放射線検出器と、この検出器の出力に基づき検出器の電
極面上に誘起された総電荷を電圧に変換する電荷−電圧
変換回路と、前記検出器の出力に基づき半導体中の電子
の移動により生ずる誘導電流の電流継続時間T rex
を測定する電流継続時間測定回路と、この電流継続時間
T r a Kと予め求められた電子の移動度μ。、前
記検出器の電界強さEとから、 X=T、、、  ・μ。・E より前記検出器の電極間方向の放射線位置Xを検出する
放射線入射位置検出回路と、この放射線入射位置Xに基
づき、前記電荷−電圧変換回路の出力を位置Xに依存し
ない値に補正する補正回路とを有して放射線検出回路を
構成している。
(作 用) 電荷−電圧変換回路の出力は、入射フォトンエネルギー
に比例したものであるが、これは半導体検出器の電極間
方向のフォトン入射位置Xに依存した値となっている。
そこで、電子の移動により生ずる誘導電流の電流継続時
間T r a xを測定し、このT、。8と既知のパラ
メータより前記フォトン入射位置Xを算出する。そして
、この位置Xの情報より前記電荷−電圧変換回路の出力
を補正することで、位置Xに依存しないフォトンエネル
ギー値が得られるため、高分解能な放射線検出回路が提
供できる。尚、補正回路での具体的な補正演算は、後述
の実施例で示すようにホールの寄与、電子、ホールのト
ラップを考慮するか否かで異なる。
また、半導体検出回路をNXMのマトリックスアレイ状
に配列したものにも適用できる(特許請求の範囲第2項
)。この場合、NXMの個々の検出器に電荷−電圧変換
回路及び電流継続時間測定回路を接続してもよいのであ
るが、回路数の節減のために特許請求の範囲第3項に示
す接続とすることもできる。
(実施例) 以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
第1図は、本発明に係る放射線検出回路のブロック図で
ある。
同図において、半導体検出器11の一端は接地され、他
端はバイアス抵抗lOを介して高圧電源9に接続されて
いる。また、前記半導体検出器11の例えば高圧側電極
には直流カット用のコンデンサ12が接続され、この後
段には電荷−電圧変換回路40が接続されている。
前記電荷−電圧変換回路40は、増幅器13゜フィード
バックコンデンサ14及びフィードバック抵抗15から
成り、その出力16として第2図に示す電圧値が得られ
る。尚、同図において17が入射フォトンのエネルギー
に相当する出力値となる。
一方、本実施例回路では前記電荷−電圧変換回路40の
出力16が、フォトン入射位置に依存していることに鑑
みこの出力16を補正するための各種回路が設けられて
いる。
電流継続時間測定回路50は、前記検出器11に入射し
たフォトンにより発生した電子が、電極面に到達するま
で移動することにより生ずる誘導電流の電流継続時間を
計測するものであり、−例として下記の各部より構成さ
れている。
18は前記誘導電流を電圧に変換するI−Vコンバータ
であり、その出力電圧の一例を第3図(A)の実線27
で示す、尚、この出力電圧27は、電子の移動により誘
導される電流に基づく出力25と、ホールの移動により
誘導される電流に基づく出力26との和である。19は
増幅器であり、前記1−Vコンバータ18の出力を増幅
するものである。20はトリガ発生器であり、トリガレ
ベル設定部20′より第3図(B)に示すトリガレベル
28が設定され、前記増幅器19の出力がトリガレベル
28を越えた時及びトリガレベル28より下がったとき
にトリガパルスを発する。尚、この電流継続時間測定回
路50では、電子の移動する誘導電流のi続時間を測定
するため、ホールの移動に基づく電圧値26を増幅した
レベルよりも高いレベルに、前記トリガレベル28が設
定される。
この両トリガパルス29.30を第3図(C)に示す。
21は矩形波発生回路であり、前記両トリガパルス29
.30に基づき、第3図(D)に示すような矩形波31
を発生するものである。23はAND回路であり。前記
矩形波発生回路21からの矩形波31と、高速クロック
パルス発生器22からの高速クロック(第3図(H)参
照)とを2人力し、これらの論理積をとって出力する。
この結果、AND回路23の出力は、第3図(F)に示
すようになる。24はカウンタであり、前記AND回路
23の出力をクロックとしてこれをカウントするもので
あり、このカウント値が電子の移動により生じた誘導電
流の電流m続時間に対応することになる。
フォトン入射位置検出回路32は、前記電流継続時間測
定回路50の出力に基づき、前記検出器11の電極間方
向のフォトン入射位置Xを検出するものである。即ち、
前記カウンタ24の出力より電子の移動による誘導電流
の電流継続時間T1゜8が分かり、かつ、前記検出器1
1での電子の移動度μ。、検出器11の電界強さEを予
め計測しておけば、前述した式(21,+31よりX 
= TraK・11 e  ・E        −Q
OIとして、フォトン位置Xを検出できる。
補正回路60は、前記フォトン入射位置検出回路32で
のフォトン入射位IXに基づき、前記電荷−電圧変換回
路40の出力が前記位置Xに依存しないように補正する
ための補正項を求める補正項演算回路33と、この補正
項により前記電荷−電圧変換回路40の出力を補正する
補正演算回路34とから構成されている。
ここで、前記補正項の算出及びこの補正項に基づく補正
について説明する。
このために、■ホールの寄与及び電子の捕獲を無視でき
る場合、■ホールの寄与を無視し、電子の捕獲を考慮し
た場合、■ホールの寄与を無視できず、かつ、電子、ホ
ールの捕獲を考慮した場合のそれぞれに場合分けして説
明する。
■ ホールの寄与及び電子の捕獲を無視できる場合 放射線が入射することにより生ずる電荷数は、Q、(電
子)”Qh(ホール) なる関係があり、かつ、総電荷Q8をもった電子部が検
出器11の電極間距離りだけ移動したとき、電荷Q0が
外部回路に蓄積されることになる(Ramoの定理)。
ここで、電子が電極間距離りを移動するのに要する時間
は、T1゜、は T reo = D / V ds = D / μ。
・Eであり、また、これにより生ずる誘導電流In)は
、このケース■ではホールの寄与を無視し、かつ、電子
の捕獲がないと考えると一定と仮定することができ、I
(t)=[−と表わせる。
従って、前記電荷Q、は (以下余白) = Ice・ D/μ。 ・ E となり、I ceは、 Ic、=Q、(μ。・E) /D と表わせる。
次に、電子が電極間方向の距離Xだけ移動する場合を考
えたとき、この際蓄積される信号電荷をQ、とすると、 となる。ここで、T1゜X=X/Vaa=x/(μ。・
E)であるから、 Q、=Ic、・T9× =(Q、・(μ。・E)/D)X (X/μ。・E)=
Q、・(X/D) となる。ここで、Q、は前記電荷−電圧変換回路40で
求められ(実際にはQ、に対応する電圧として求められ
る)、Xは前記フォトン入射位置検出口路32で検出さ
れ、Dは既知である。従って、前記補正項演算回路33
で補正項としてD/Xを求め、補正演算回路34で、 Q、÷Q8・(D/X) を演算することにより、Xに依存しない真の電荷Q、を
補正によって求めることができる。
■ ホールの寄与を無視し、電子の捕獲を考慮した場合 この際、誘導室2it1(t)  としては電子の捕獲
(トラップ)を考慮して、 T (t)  = I ce ・e −”でQとして表
わすことができる。
そうすると、信号電荷Q、は、 =Ice・ (−で、)(e−むax/fs   1)
=Ice’τm’  (1e−”μafe゛E)=6.
−λ、 /D (1−el−”ハ)となる。但し、λ。
=μ。・τ。・Eである。従って、補正演算回路34で
、 として、真の電荷を求められる。この場合の補正項はQ
、に乗算される項であり、D、μ。、τ。
Eは予め求めておき、Xはフォトン入射位置検出回路3
2の出力として求められる。
■ ホールの寄与及び電子、ホールの捕獲を考慮した場
合 この場合、誘導電流■(む)は、 ■ (む)   =  1  e、e −t/ τ 自
 + l  ch e  −L/ τ hとなり、ここ
で1ch=Qh  ’  (μ、・E)/Dである。
このケース■をさらに、(イ)電子の移動中ホールも移
動している場合(第4図(A)の場合)と、(tl)電
子の移動中にホールの移動が終了する場合(第4図(I
ll))の場合とに分けて説明する。
(イ)即ち、T raX<T rh cO−Xi の場
合であり、TraX = X、/ μs  HE、 T
ra+o−x+  = (D  x>のときである。こ
の場合の信号電荷Q、は、=Ice’τ。(1、−t/
r@) +Ich’  rh   (1e −丁raX/τ k
 )=Q0 (λ、/D)(1−e→′λ″)+qh(
λh / D)(l  e−”μ0゛r0°′)=Q、
[(λ、/D)(1−e−”λ″)+(λh /D) 
 (1e−””’ ”°E))となる。
上式の右辺でQeに乗算される項をAで表わすと、補正
項は1/Aとなり、真の電荷Q8は、Q、 =Q、  
−1/A を補正乗算回路34で演算することにより求まる。
尚、補正項1/Aのうち、電子の移動度μ。及び寿命τ
、、ホールの移動度μ、及び寿命で1.電極間距離りは
予めの測定により既知であり、Xはフォトン入射位置検
出回路32で求められるものである。
(ロ)  電子の移動中にホールの移動が終了する場合 即ち、T r a x≧Trh(D−Xl の場合であ
り、位置Xの関係で表わすとX≧□のとき 1+μh/μQ である。この場合の信号電荷Q、は、 =Q、(λ、/D)(1−e−”λ0)+Q1 (λ 
/D)  (1−e−+1l−X)/λh)=Q、((
λ。 /D)   (1−e−”λQ)+(λ / D
 )  (l  e −(D −X) /λ’) )と
なる。
上式の右辺でQeに乗算される項をBで表わすと、1/
Bが補正項となり真の電荷Q、は、Q、=Q、  ・1
/B を補正乗算回路34で演算することにより求まる。
尚、補正項1/Bの各パラメータは上記(イ)の場合と
同様に測定により既知である。
以上のように、本実施例回路によれば各ケース■〜■に
応じて所定の補正項をフォトン入射位置Xと他のパラメ
ータより求め、電荷−電圧変換回路40の出力を前記補
正項で補正することにより、前記位置Xに依存しない電
荷を検出でき、これにより得られる放射線のエネルギー
特性は第5図に示すようにフォトピークの明確なものに
なる。
なお、上記の補正演算はディジタル値として取り扱うこ
ともできる。即ち、第6図に示すように電荷−電圧変換
回路40の後段に増幅・波形整形回路35.A/D変換
器36を設け、一方、前記補正項演算回路33の後段に
A/D変換器37を設け、前記補正演算回路34でディ
ジタル演算を行うことにより前記実施例と等価な補正処
理が可能となる。
さらに、前記実施例では電荷−電圧変換回路40及び電
流′mm待時間測定回路0を、検出器11の高圧電極側
に接続したが、第7図に示すように電流m待時間測定回
路50を検出器11のアース電極に接続してもよく、あ
るいは、第7図あ逆の接続方式の他両回路共にアース電
極側に接続することも可能である。
次に、本発明をマトリックスガンマカメラに適用した実
施例について説明する。
マトリックスガンマカメラとは、前述した半導体検出器
11を第8図に示すように2次元マトリクス状に配列し
たものであり、同図のマス目が1個分の半導体検出器I
Iに対応している。尚、同図では説明の便宜のため4×
4の検出器11でマトリックスガンマカルラを構成する
ものとしている。
このようなマトリックスガンマカメラの個々の検出器1
1からの信号取り出し法としては、個々の検出器11に
それぞれ電荷−電圧変換回路を接続する方式が考えられ
るが、本実施例回路−では、高圧側とアース側との両方
から信号を取り出し、高圧側についてはY方向の出力端
子を共通にしてX方向の出力としくXI −X4 ) 
、アース側についてはX方向の出力端子を共通にしてY
方向の出力(y+ 〜Y、)としている。
そして、マトリックスガンマカメラの高圧側の出力端子
X1〜X4には、前記実施例で説明した電荷−電圧変換
回路40.増幅波形回路35及びA/D変換器36が順
次接続されている。尚、上記各回路では出力端子の数だ
け設けられ、上記各回路の符号A−Dは前記出力端子X
l−X4にそれぞれ対応している。
一方、アース側の出力端子Y、−Y、にも、前記実施例
で説明した電流′mm待時間測定回路0゜フォトン入射
位置検出回路32.補正項演算回路33及びA/D変換
器37が順次接続されている。
尚、高圧側と同様に上記各回路はアース側の出力端子の
数だけ設けられ、上記各回路の符号A−Dは出力端子Y
1〜Y4にそれぞれ対応している。
そして、高圧電極側の出力端子X、〜X4からの入射フ
ォトンのエネルギー値をディジタル変換するA/D変換
器36A〜36Dの出力端は全CI+短絡されて、前記
補正演算回路34に入力されるようになっている。また
、アース電極側の出力端子Y1〜Y4からの信号に基づ
き算出された補正項をディジタル変換するA/D変換器
37A〜37Dの出力端も全CH短絡されて、前記補正
演算回路34に人力されるようになっている。この補正
演算回路34では、前記実施例と同様に、補正項によっ
て入射フォトンのエネルギー値を補正し、フォトン入射
位置Xに依存しない補正されたエネルギー値を出力する
ことになる。
また、マトリックスガンマカメラの各検出器11毎に(
X、Y位置毎に)、入射フォトンのエネルギー値として
所定レベル以上の入射フォトン数をカウントするために
、ディスクミネータ71゜高速クロック回路72.計数
回路73.X方向トリガパルス発生回路74及びY方向
トリガパルス発生回路75が設けられている。
前記X方向トリガパルス発生回路74は、前記電荷−電
圧変換回路40A〜40Dの出力をそれぞれ入力し、該
入力が所定のトリガレベルを越えた際にトリガパルスを
発するトリガパルス発生回路74A〜?4Dで構成され
ている。前記Y方向トリガパルス発生回路7Sは、前記
電流継続時間測定回路50A〜50Dにおける前記トリ
ガ発生器20からのパルスをそれぞれ入力し、このトリ
ガ発生器20からの出力パルス(第3図(C)参照)の
うち最初のパルスに同期したトリガパルスを発するトリ
ガパルス発生回路75A〜75Dで構成されている。
そして、上記X方向、Y方向トリガパルス発生回路74
.75からのトリガパルスの組み合せによって、マトリ
ックスアレイ上にフォトン入射位置(X、Y)が認識で
きるようになっている。
一方、前記補正演算回路34からの出力に基づき、入射
フォトンのエネルギー値として所定レベル以上のパルス
について入射フォトン数をカウントするために、前記デ
ィスクリミネータ71.高速クロック回路72及び計数
回路73が設けられている。前記ディスクリミネータ7
1は、前記補正演算回路34の出力と高速クロ7り回路
72からの高速クロックとを入力し、前記補正演算回路
34の出力が所定のディスクリミネートレベル以上の場
合にはその間に互って前記高速パルスを計数回路73に
出力し、ディスクリミネートレベル以下の場合には、前
記計数回路73で計数が行なワレナいように、前記高速
クロックのレベルを変化させるものである。計数回路7
3では、AND回路、カウンター、メモリを含んでマト
リクラスアレイ上に配列されている。そして、前記X方
向。
Y方向トリガパルス発生回路74.75からのトリガパ
ルスのANDが成立するX、 Y位置上のカウンタで、
前記ディスクリミネータ71を介して入力される高速ク
ロックを積算し、この位1で積算値を記憶することによ
り、フォトン入射位置とそのエネルギー値が検出される
ことになる。
このように、本発明をマトリックスガンマカメラに適用
することにより、個々の検出器11の電極間方向のフォ
トン入射位置に依存しないエネルギー値が補正演算回路
34の出力として得られるため、分解能の高いマトリッ
クスガンマカメラを提供することができる。尚、上記実
施例と等価な構成として、電流継続時間測定回路50を
検出器11の高圧電極側に接続し、電荷−電圧変換回路
40を検出器11のアース電極側に接続することもでき
る。また、マトリックス構成としては上記実施例のよう
にX、Y方向の数をN個と同数にするものに限らず、N
XM個のマトリックス構成とすることもできる。
〔発明の効果〕
以上詳述したように本発明によれば、半導体中の電子の
移動により生ずる誘導電流の電流継続時間T r @ 
Xを測定し、この時間T r a xよりフォトン入射
位置Xを検出し、この位置Xによって電荷−電圧変換回
路の出力を位置Xに依存しない値に補正することができ
るため、入射エネルギーを忠実に認識できる高分解能な
放射線検出回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例回路のブロック図、第2図は
電荷−電圧変換回路の出力を示す図、第3図(A)〜(
F)は電流継続時間測定回路を構成する各部の出力をそ
れぞれ示す図、第4図(A) 、 (B)は電子、ホー
ルの発生位置の例を示す図、第5図は本実施例回路によ
りフォトピークの明確になったエネルギー特性を示す特
性図、第6図はディジタル演算を行う変形例を示すブロ
ック図、第7図は電荷−電圧変換回路、電流m待時間測
定回路の接続方式の変形例を示す図、第8図はマトリッ
クスガンマカメラに適用した実施例回路のブロック図、
第9図は半導体検出器に発生したキャリア(電子−正孔
対)を示す図、第10図はキャリアの動きと電界の変化
を示す図、第11図はフォトン入射位置とキャリアの移
動距離を示す図、第12図はキャリアの移動により生じ
た誘導電流を示す図、第13図はフォトビークの明確で
ないエネルギー特性を示す特性図である。 11・・・半導体検出器、32・・・フォトン入射位置
検出回路、40・・・電荷−電圧変換回路、50・・・
電流継続時間測定回路、60・・・補正回路。 (A) (B) 第4図 ヒ 第  5 因 区 域

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入射した放射線エネルギーを電気信号に変換する
    半導体放射線検出器と、この検出器の出力に基づき検出
    器の電極面上に誘起された総電荷を電圧に変換する電荷
    −電圧変換回路と、前記検出器の出力に基づき半導体中
    の電子の移動により生ずる誘導電流の電流継続時間T_
    r_e_xを測定する電流継続時間測定回路と、この電
    流継続時間T_r_e_xと予め求められた電子の移動
    度μ_e、前記検出器の電界強さEとから、 X=T_r_e_x・μ_e・E より前記検出器の電極間方向の放射線位置Xを検出する
    放射線入射位置検出回路と、この放射線入射位置Xに基
    づき、前記電荷−電圧変換回路の出力を位置Xに依存し
    ない値に補正する補正回路とを有することを特徴とする
    放射線検出回路。
  2. (2)半導体放射線検出器はX方向にN個、Y方向にM
    個でN列×M行(N=Mを含む)のマトリックス状に配
    列されたものである特許請求の範囲第1項記載の放射線
    検出回路。
  3. (3)Y方向に沿った各列のM個の検出器について高圧
    側又はアース側のうちの一方の出力を共通に取り出した
    出力端子をX_1〜X_Nとし、X方向に沿った各行の
    N個の検出器についての他方の出力を共通にした出力端
    子をY_1〜Y_Mとし、前記検出端子X_1〜X_N
    にそれぞれ前記電荷−電圧変換回路を接続し、前記出力
    端子Y_1〜Y_Nに前記電流継続時間測定回路を接続
    したものである特許請求の範囲第2項記載の放射線検出
    回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111494813A (zh) * 2020-04-21 2020-08-07 上海联影医疗科技有限公司 一种建模方法、验证方法、装置、设备及存储介质

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