JPS6228228B2 - - Google Patents
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- JPS6228228B2 JPS6228228B2 JP53020610A JP2061078A JPS6228228B2 JP S6228228 B2 JPS6228228 B2 JP S6228228B2 JP 53020610 A JP53020610 A JP 53020610A JP 2061078 A JP2061078 A JP 2061078A JP S6228228 B2 JPS6228228 B2 JP S6228228B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- washing
- dyed
- metal
- fading
- dyes
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- Coloring (AREA)
- Detergent Compositions (AREA)
Description
本発明は含金属染料染色繊維製品を酸素系漂白
剤を用いた洗濯において繊維に染着した染料構造
中の金属原子、銅、クロム、コバルト、ニツケル
等の重金属と酸素系漂白剤とが異常反応する事に
よつて生ずる繊維物質の物性への悪影響(繊維脆
化)及び染料の変退色を防止しながら含金属染料
染色繊維製品を洗濯する方法に関する。 含金属染料染色繊維製品とは一般に染料の染色
堅ろう度(日光、洗濯、摩擦堅ろう度等)を高
め、染料の色数を増加させ、鮮明度のある染料に
し、又は簡単な染色加工が出来る様にするために
反応染料中又は直接染料中に上記金属イオンを金
属錯合体として混入させた含金属反応染料、含金
属直接染料、金属塩後処理直接染料などにより染
色加工された繊維製品をいう。 最近カラー縞のシヤツ等を酸素系漂白剤(過ホ
ウ酸ソーダ、過炭酸ソーダ等)を用いてクリーニ
ングすると繊維がボロボロ脆化したり、色が変退
色してしまうという苦情が国内で沢山みられる様
になり新聞、テレビ等で取り沙汰され大きな問題
となつていた。最初は繊維脆化、色の変退色は重
金属汚染、自然脆化等によるものと考えられてい
たが、問題が大きくなり、通産省等で調査検討が
すすめられ、繊維脆化、色の変退色は染料構造中
の重金属が主原因である事が解明された。即ち繊
維脆化及び色の変退色品は染料化学構造中に金属
を含む染料(含金属染料)で染色されたセルロー
ス系繊維等を酸素系漂白剤を用いて洗濯する場合
に発生していることが判明し、そして繊維脆化、
色の変退色の原因としては、染料構造中の重金属
と酸素系漂白剤とが異常反応する事により、含金
属染料染着部分で酸素系漂白剤の激しい分解が起
りそれに伴い高分子物質の重合度低下が起こつて
繊維物質の脆化をもたらし又、染料構造の破壊が
起こつて色の変退色をもたらすことが解明され
た。 そこで通産省は含金属染料染色繊維製品につい
て酸素漂白剤による種々の洗濯実験を行い、昭和
52年6月に次の様な行政指導を各業界に対して行
つた。 染色加工業界に対しては、薄地の繊維生地へ
の含金属染色加工は避けること、酸素系漂白剤
処理で支障をきたす恐れのある染料を使用する場
合は必ず事前にチエツクし十分注意すること。 クリーニング業界に対しては、酸素系漂白剤
による処理は出来るだけ脆化、色の変退色の少な
い条件(通常標準洗濯条件以下)で行うこと、
生地強度の劣る薄地の含金属染料染色繊維製品の
洗濯には、酸素系漂白剤の使用を避けること、等
が通達された。 そこで、本発明者らは以上の事に鑑み、含金属
染料染色繊維製品を酸素系漂白剤を用いて洗濯す
る際に、通常標準洗濯条件はもちろん、苛酷な条
件(標準洗濯条件以上)でも、また生地強度の劣
る薄地の染色繊維製品を洗濯する場合でも繊維脆
化、色の変退色を最小限にくいとめながら洗濯す
ることが出来ないか否かを鋭意研究した。その結
果酸素系漂白剤を用いた洗濯浴中にアミノカルボ
キシレート系有機キレート剤水溶性塩類0.05〜2
g/と、(1)糖アルコール類又は(2)アルドン酸の
水溶性塩類もしくはそのラクトンを0.2〜2g/
とを存在させる事によつて、染料構造中の重金
属による繊維脆化、色の変退色を著しく改善出来
ることを見い出し本発明に達した。 本発明において含金属染料は重金属を含む染料
であり、その染料構造中の重金属は繊維製品の染
色品質を高めるための染料の一構成物質であり、
ただ単に繊維脆化を防止するために染料中の重金
属を封鎖したり除去してしまうのでは染料構造が
破壊され色の変退色を起こし、製品の染色品質を
低下させてしまう重金属である。 本発明に用いられるアミノカルボキシレート系
有機キレート剤の水溶性塩類としては例えば、ニ
トリロ3酢酸(NTA)、エチレンジアミン4酢酸
(EDTA)、ジエチレントリアミン5酢酸
(DTPA)、シクロヘキサンジアミン4酢酸
(CyDTA)等の水溶性塩例えば、Na塩、K塩等
があげられる。これらは洗濯浴中に0.05〜2g/
の範囲で用いられ、好ましくは0.2〜1g/
の範囲で用いられる。0.05g/以下では好まし
い結果は得られず、2g/以上では酸素系漂白
剤の浴安定性が著しく不安定化され著しく変退色
をきたす。 本発明においてはアミノカルボキシレート系有
機キレート剤と糖アルコール又はアルドン酸類と
が併用される。アミノカルボキシレート系有機キ
レート剤の単独使用でも繊維脆化、色の変退色、
浴中過酸化物の安定性が著しく改善されるが、色
の変退色の面で十分ではない。しかしながら、糖
アルコール又はアルドン酸類と併用すると色の変
退色面がなお一層改善され、特に銅塩後処理直接
染料、銅錯塩直接染料等の洗濯堅ろう度の低いも
のについて著しく改善される。また繊維脆化及び
浴中過酸化物の安定性も若干改善される。 本発明に用いられる糖アルコールとしては例え
ばD−グルシツト、D−マンニツト、D−キシレ
ツト、エリトロマンノオクチツト等があげられ
る。これらは洗濯浴中に0.2〜2g/の範囲で
用いられ0.2g/以下では浴安定性が低下し、
色の変退色がおこる傾向があり、一方2g/以
上ではその傾向が顕著となる。 本発明に用いられるアルドン酸としては、例え
ばD−マンノース、D−キシロース、D−グルコ
ース等のアルドースから得られるアルドン酸があ
げられる。更にこれらの水溶性塩類例えば、Na
塩、K塩等又はこれらの酸のラクトンを用いるこ
とが出来る。これらは洗濯浴中に0.2〜2g/
の範囲で用いられ、0.2g/以下では浴安定性
が低下し、色の変退色がおこる傾向があり、一
方、2g/以上ではその傾向が顕著となる。 本発明に適用される酸素系漂白剤としては過酸
化水素、過酸化水素付加物(過ホウ酸ソーダ、過
炭酸ソーダ、過酸化尿素等)、過酸化ソーダ、有
機過酸(過酢酸等)等通常使用されているものが
あげられる。 本発明に適用される繊維物質は天然、合成もし
くは半合成の繊維又はこれらの繊維の混紡、混
織、混編品その他の繊維品である。 本発明に適用される含金属染料染色繊維製品
は、含金属反応染料、含金属直接染料、金属塩後
処理直接染料で染色加工された、又はこれらの
種々染料にて併用染色加工された繊維製品があげ
られる。 洗濯方法としては、通常クリーニング業界で行
われている条件が適用されるが、通常標準洗濯条
件より苛酷な条件にも適用出来る、標準洗濯条件
は酸素系漂白剤2.5g/(過ホウ酸ソーダ又は
過炭酸ソーダとして)、粉末石ケン一種0.5g/
、メタケイ酸ソーダ3g/、浴比1:20、洗
濯温度60℃、洗濯時間30分であるが苛酷な条件と
は酸素系漂白剤2.5g/以上、洗濯温度60℃以
上、洗濯時間30分以上等を示す。 本発明によれば通常標準洗濯条件はもちろん、
苛酷な洗濯条件でも、また生地強度の劣る繊維製
品を洗濯する場合でも殆んど支障をきたす事なく
含金属染料染色繊維製品の酸素系漂白剤を用いた
洗濯に際し起る繊維脆化、色の変退色を著しく改
善することが出来る。 以下実施例により本発明を更に詳細に説明す
る。 下記実施例において用いる含金属染料染色繊維
製品は、強度低下度、色の変退色度を測定しやす
い様に経31cm、緯28cmの漂白された供試布に含金
属染料染色加工を行つたものを作成したものであ
る。 含金属染料を使用して無地染浸染及びプリント
縞捺染を常法に従つて染色加工した、プリント縞
捺染は巾3mmのプリント縞の線(長さ20cm)を巾
2mmの間隔で40本染色して作成した。こうして得
られた染色布は実際の繊維製品と全く同じ品質を
有するものである。 洗濯前の供試布及び洗濯後の供試布の強度低下
度、色の変退色度の測定は次の様にして行つた。 (イ) 強度測定 無地染布は経方向に幅4cm、長さ21cmの試
料、プリント縞染布は経方向に巾4cm、長さ21
cm、プリント縞線40本を含む試料、そして重金
属汚染布及び重金属汚染がある場合は、試料中
央に汚染部がくる試料について経方向の引張強
度をシヨツパー型抗張力試験機にて測定。 (ロ) 色の変退色の測定 日本電色工業(株)製カラースタジオを用いて、
各染色原布の最高吸光度の波長を測定し、それ
らの最高吸光度波長にて、洗濯処理後の各染色
布の吸光度を測定した。吸光度が小さい程色の
変退色度が大きい事を示し、染色原布に近い吸
光度程色の変退色が小さい事を示す。 実施例 1 洗濯浴中に表1で示す防止剤を各々添加し、重
金属汚染及び含金属染料染色された綿100%のブ
ロード布をJIS規格(JIS L 1072)営業洗濯102
法にもとづき通常標準条件と苛酷な条件で洗濯し
た。 洗濯は、過ホウ酸ソーダ(有効酸素10.3%品)
2.5g/、又は10g/、粉末石ケン0.5g/
、メタケイ酸ソーダ3g/を含有する水溶液
に表1に示す防止剤を添加したものを用い、浴比
1:20、60℃又は80℃で30分間の洗濯処理をJIS
規格にもとづき5回くり返し洗濯を行つた。得ら
れた供試布の引張強度、吸光度、洗濯1回目の過
ホウ酸ソーダの分解率を表1に示す。また比較の
ため染色原布、及び防止剤を使用しないで洗濯し
た供試布等についても表1に合せ示す。 本発明によればアミノカルボキシレート系有機
キレート剤単独よりも繊維脆化、色の変退色、過
酸化物安定性が改善され、特に色の変退色面が著
しく改善される。
剤を用いた洗濯において繊維に染着した染料構造
中の金属原子、銅、クロム、コバルト、ニツケル
等の重金属と酸素系漂白剤とが異常反応する事に
よつて生ずる繊維物質の物性への悪影響(繊維脆
化)及び染料の変退色を防止しながら含金属染料
染色繊維製品を洗濯する方法に関する。 含金属染料染色繊維製品とは一般に染料の染色
堅ろう度(日光、洗濯、摩擦堅ろう度等)を高
め、染料の色数を増加させ、鮮明度のある染料に
し、又は簡単な染色加工が出来る様にするために
反応染料中又は直接染料中に上記金属イオンを金
属錯合体として混入させた含金属反応染料、含金
属直接染料、金属塩後処理直接染料などにより染
色加工された繊維製品をいう。 最近カラー縞のシヤツ等を酸素系漂白剤(過ホ
ウ酸ソーダ、過炭酸ソーダ等)を用いてクリーニ
ングすると繊維がボロボロ脆化したり、色が変退
色してしまうという苦情が国内で沢山みられる様
になり新聞、テレビ等で取り沙汰され大きな問題
となつていた。最初は繊維脆化、色の変退色は重
金属汚染、自然脆化等によるものと考えられてい
たが、問題が大きくなり、通産省等で調査検討が
すすめられ、繊維脆化、色の変退色は染料構造中
の重金属が主原因である事が解明された。即ち繊
維脆化及び色の変退色品は染料化学構造中に金属
を含む染料(含金属染料)で染色されたセルロー
ス系繊維等を酸素系漂白剤を用いて洗濯する場合
に発生していることが判明し、そして繊維脆化、
色の変退色の原因としては、染料構造中の重金属
と酸素系漂白剤とが異常反応する事により、含金
属染料染着部分で酸素系漂白剤の激しい分解が起
りそれに伴い高分子物質の重合度低下が起こつて
繊維物質の脆化をもたらし又、染料構造の破壊が
起こつて色の変退色をもたらすことが解明され
た。 そこで通産省は含金属染料染色繊維製品につい
て酸素漂白剤による種々の洗濯実験を行い、昭和
52年6月に次の様な行政指導を各業界に対して行
つた。 染色加工業界に対しては、薄地の繊維生地へ
の含金属染色加工は避けること、酸素系漂白剤
処理で支障をきたす恐れのある染料を使用する場
合は必ず事前にチエツクし十分注意すること。 クリーニング業界に対しては、酸素系漂白剤
による処理は出来るだけ脆化、色の変退色の少な
い条件(通常標準洗濯条件以下)で行うこと、
生地強度の劣る薄地の含金属染料染色繊維製品の
洗濯には、酸素系漂白剤の使用を避けること、等
が通達された。 そこで、本発明者らは以上の事に鑑み、含金属
染料染色繊維製品を酸素系漂白剤を用いて洗濯す
る際に、通常標準洗濯条件はもちろん、苛酷な条
件(標準洗濯条件以上)でも、また生地強度の劣
る薄地の染色繊維製品を洗濯する場合でも繊維脆
化、色の変退色を最小限にくいとめながら洗濯す
ることが出来ないか否かを鋭意研究した。その結
果酸素系漂白剤を用いた洗濯浴中にアミノカルボ
キシレート系有機キレート剤水溶性塩類0.05〜2
g/と、(1)糖アルコール類又は(2)アルドン酸の
水溶性塩類もしくはそのラクトンを0.2〜2g/
とを存在させる事によつて、染料構造中の重金
属による繊維脆化、色の変退色を著しく改善出来
ることを見い出し本発明に達した。 本発明において含金属染料は重金属を含む染料
であり、その染料構造中の重金属は繊維製品の染
色品質を高めるための染料の一構成物質であり、
ただ単に繊維脆化を防止するために染料中の重金
属を封鎖したり除去してしまうのでは染料構造が
破壊され色の変退色を起こし、製品の染色品質を
低下させてしまう重金属である。 本発明に用いられるアミノカルボキシレート系
有機キレート剤の水溶性塩類としては例えば、ニ
トリロ3酢酸(NTA)、エチレンジアミン4酢酸
(EDTA)、ジエチレントリアミン5酢酸
(DTPA)、シクロヘキサンジアミン4酢酸
(CyDTA)等の水溶性塩例えば、Na塩、K塩等
があげられる。これらは洗濯浴中に0.05〜2g/
の範囲で用いられ、好ましくは0.2〜1g/
の範囲で用いられる。0.05g/以下では好まし
い結果は得られず、2g/以上では酸素系漂白
剤の浴安定性が著しく不安定化され著しく変退色
をきたす。 本発明においてはアミノカルボキシレート系有
機キレート剤と糖アルコール又はアルドン酸類と
が併用される。アミノカルボキシレート系有機キ
レート剤の単独使用でも繊維脆化、色の変退色、
浴中過酸化物の安定性が著しく改善されるが、色
の変退色の面で十分ではない。しかしながら、糖
アルコール又はアルドン酸類と併用すると色の変
退色面がなお一層改善され、特に銅塩後処理直接
染料、銅錯塩直接染料等の洗濯堅ろう度の低いも
のについて著しく改善される。また繊維脆化及び
浴中過酸化物の安定性も若干改善される。 本発明に用いられる糖アルコールとしては例え
ばD−グルシツト、D−マンニツト、D−キシレ
ツト、エリトロマンノオクチツト等があげられ
る。これらは洗濯浴中に0.2〜2g/の範囲で
用いられ0.2g/以下では浴安定性が低下し、
色の変退色がおこる傾向があり、一方2g/以
上ではその傾向が顕著となる。 本発明に用いられるアルドン酸としては、例え
ばD−マンノース、D−キシロース、D−グルコ
ース等のアルドースから得られるアルドン酸があ
げられる。更にこれらの水溶性塩類例えば、Na
塩、K塩等又はこれらの酸のラクトンを用いるこ
とが出来る。これらは洗濯浴中に0.2〜2g/
の範囲で用いられ、0.2g/以下では浴安定性
が低下し、色の変退色がおこる傾向があり、一
方、2g/以上ではその傾向が顕著となる。 本発明に適用される酸素系漂白剤としては過酸
化水素、過酸化水素付加物(過ホウ酸ソーダ、過
炭酸ソーダ、過酸化尿素等)、過酸化ソーダ、有
機過酸(過酢酸等)等通常使用されているものが
あげられる。 本発明に適用される繊維物質は天然、合成もし
くは半合成の繊維又はこれらの繊維の混紡、混
織、混編品その他の繊維品である。 本発明に適用される含金属染料染色繊維製品
は、含金属反応染料、含金属直接染料、金属塩後
処理直接染料で染色加工された、又はこれらの
種々染料にて併用染色加工された繊維製品があげ
られる。 洗濯方法としては、通常クリーニング業界で行
われている条件が適用されるが、通常標準洗濯条
件より苛酷な条件にも適用出来る、標準洗濯条件
は酸素系漂白剤2.5g/(過ホウ酸ソーダ又は
過炭酸ソーダとして)、粉末石ケン一種0.5g/
、メタケイ酸ソーダ3g/、浴比1:20、洗
濯温度60℃、洗濯時間30分であるが苛酷な条件と
は酸素系漂白剤2.5g/以上、洗濯温度60℃以
上、洗濯時間30分以上等を示す。 本発明によれば通常標準洗濯条件はもちろん、
苛酷な洗濯条件でも、また生地強度の劣る繊維製
品を洗濯する場合でも殆んど支障をきたす事なく
含金属染料染色繊維製品の酸素系漂白剤を用いた
洗濯に際し起る繊維脆化、色の変退色を著しく改
善することが出来る。 以下実施例により本発明を更に詳細に説明す
る。 下記実施例において用いる含金属染料染色繊維
製品は、強度低下度、色の変退色度を測定しやす
い様に経31cm、緯28cmの漂白された供試布に含金
属染料染色加工を行つたものを作成したものであ
る。 含金属染料を使用して無地染浸染及びプリント
縞捺染を常法に従つて染色加工した、プリント縞
捺染は巾3mmのプリント縞の線(長さ20cm)を巾
2mmの間隔で40本染色して作成した。こうして得
られた染色布は実際の繊維製品と全く同じ品質を
有するものである。 洗濯前の供試布及び洗濯後の供試布の強度低下
度、色の変退色度の測定は次の様にして行つた。 (イ) 強度測定 無地染布は経方向に幅4cm、長さ21cmの試
料、プリント縞染布は経方向に巾4cm、長さ21
cm、プリント縞線40本を含む試料、そして重金
属汚染布及び重金属汚染がある場合は、試料中
央に汚染部がくる試料について経方向の引張強
度をシヨツパー型抗張力試験機にて測定。 (ロ) 色の変退色の測定 日本電色工業(株)製カラースタジオを用いて、
各染色原布の最高吸光度の波長を測定し、それ
らの最高吸光度波長にて、洗濯処理後の各染色
布の吸光度を測定した。吸光度が小さい程色の
変退色度が大きい事を示し、染色原布に近い吸
光度程色の変退色が小さい事を示す。 実施例 1 洗濯浴中に表1で示す防止剤を各々添加し、重
金属汚染及び含金属染料染色された綿100%のブ
ロード布をJIS規格(JIS L 1072)営業洗濯102
法にもとづき通常標準条件と苛酷な条件で洗濯し
た。 洗濯は、過ホウ酸ソーダ(有効酸素10.3%品)
2.5g/、又は10g/、粉末石ケン0.5g/
、メタケイ酸ソーダ3g/を含有する水溶液
に表1に示す防止剤を添加したものを用い、浴比
1:20、60℃又は80℃で30分間の洗濯処理をJIS
規格にもとづき5回くり返し洗濯を行つた。得ら
れた供試布の引張強度、吸光度、洗濯1回目の過
ホウ酸ソーダの分解率を表1に示す。また比較の
ため染色原布、及び防止剤を使用しないで洗濯し
た供試布等についても表1に合せ示す。 本発明によればアミノカルボキシレート系有機
キレート剤単独よりも繊維脆化、色の変退色、過
酸化物安定性が改善され、特に色の変退色面が著
しく改善される。
【表】
【表】
実施例 2
洗濯浴中に、表2で示す防止剤を各々添加し含
金属染料染色された、生地強度の劣る、綿100%
カナキン及び綿100%ホイルをJIS規格(JIS L
1072)営業洗濯法にもとづき洗濯した。 洗濯は過炭酸ソーダ(有効酸素13.6%品)5
g/、粉末石ケン一種0.5g/、メタケイ酸
ソーダ3g/を含有する水溶液に表2に示す防
止剤を添加したものを用い、浴比1:20、80℃で
30分間の洗濯処理をJIS規格にもとづき5回くり
返し洗濯を行つた。得られた供試布の引張強度、
吸光度、洗濯1回目の過炭酸ソーダの分解率を表
2に示す。比較のため染色原布、防止剤を使用し
ないで洗濯した供試布等についても表2に合せ示
す。 本発明によれば標準洗濯条件ではもちろん、苛
酷な条件でも好適に洗濯できる。そして生地強度
の劣る繊維製品であつても、漂白剤の安定性を高
め効果的な漂白を行なつて、繊維脆化、色の変退
色を最小限にくい止めながら含金属染料染色繊維
製品を洗濯することができる。また本発明によれ
ばアミノカルボキシレート系有機キレート剤の単
独使用の場合よりも繊維脆化、色の変退色、過酸
化物安定性が改善され、特に色の変退色面で著し
く改善される。
金属染料染色された、生地強度の劣る、綿100%
カナキン及び綿100%ホイルをJIS規格(JIS L
1072)営業洗濯法にもとづき洗濯した。 洗濯は過炭酸ソーダ(有効酸素13.6%品)5
g/、粉末石ケン一種0.5g/、メタケイ酸
ソーダ3g/を含有する水溶液に表2に示す防
止剤を添加したものを用い、浴比1:20、80℃で
30分間の洗濯処理をJIS規格にもとづき5回くり
返し洗濯を行つた。得られた供試布の引張強度、
吸光度、洗濯1回目の過炭酸ソーダの分解率を表
2に示す。比較のため染色原布、防止剤を使用し
ないで洗濯した供試布等についても表2に合せ示
す。 本発明によれば標準洗濯条件ではもちろん、苛
酷な条件でも好適に洗濯できる。そして生地強度
の劣る繊維製品であつても、漂白剤の安定性を高
め効果的な漂白を行なつて、繊維脆化、色の変退
色を最小限にくい止めながら含金属染料染色繊維
製品を洗濯することができる。また本発明によれ
ばアミノカルボキシレート系有機キレート剤の単
独使用の場合よりも繊維脆化、色の変退色、過酸
化物安定性が改善され、特に色の変退色面で著し
く改善される。
【表】
【表】
実施例 3
洗濯浴中に表3に示す防止剤を各々添加し、含
金属染料染色された各種の染色布をJIS規格(JIS
L 1072)営業洗濯102法にもとづき洗濯した。 洗濯は、35%過酸化水素5g/、粉末石ケン
一種0.5g/、メタケイ酸ソーダ3g/を含
有する水溶液に表3で示す防止剤を添加したもの
を用い、浴比1:20、70℃で45分間の洗濯処理を
JIS規格にもとづき5回くり返し洗濯を行つた。
得られた染色布の引張強度、吸光度、洗濯1回目
の過酸化水素の分解率を表3に示す。比較のため
染色原布、防止剤を用いないで洗濯した染色布の
引張強度、吸光度、洗濯1回目の過酸化水素の分
解率を表3に合せて示す。 本発明によれば繊維脆化防止の面で著しく改善
される。また本発明によれば洗濯堅ろう度の低い
銅塩後処理直接染料、銅錯塩直接染料に対し、ア
ミノカルボキシレート系有機キレート剤単独使用
の場合に比べ色の変退色の面で著しく改善され
る。
金属染料染色された各種の染色布をJIS規格(JIS
L 1072)営業洗濯102法にもとづき洗濯した。 洗濯は、35%過酸化水素5g/、粉末石ケン
一種0.5g/、メタケイ酸ソーダ3g/を含
有する水溶液に表3で示す防止剤を添加したもの
を用い、浴比1:20、70℃で45分間の洗濯処理を
JIS規格にもとづき5回くり返し洗濯を行つた。
得られた染色布の引張強度、吸光度、洗濯1回目
の過酸化水素の分解率を表3に示す。比較のため
染色原布、防止剤を用いないで洗濯した染色布の
引張強度、吸光度、洗濯1回目の過酸化水素の分
解率を表3に合せて示す。 本発明によれば繊維脆化防止の面で著しく改善
される。また本発明によれば洗濯堅ろう度の低い
銅塩後処理直接染料、銅錯塩直接染料に対し、ア
ミノカルボキシレート系有機キレート剤単独使用
の場合に比べ色の変退色の面で著しく改善され
る。
Claims (1)
- 1 含金属染料染色繊維製品を酸素系漂白剤を用
いて洗濯漂白するに際し、洗濯浴中に、アミノカ
ルボキシレート系有機キレート剤の水溶性塩類
0.05〜2g/と(1) 一般式CH2OH(CHOH)
nCH2OH(式中nは2〜6の整数を示す)で表わ
される糖アルコール類0.2〜2g/又は(2) 一
般式CH2OH(CHOH)nCOOH(式中nは3〜6
の整数を示す)で表わされるアルドン酸、その水
溶性塩類もしくはそのラクトン0.2〜2g/と
を存在させる事を特徴とする洗濯法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2061078A JPS54116491A (en) | 1978-02-24 | 1978-02-24 | Washing of fiber product dyed by metal containing dyestuff |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2061078A JPS54116491A (en) | 1978-02-24 | 1978-02-24 | Washing of fiber product dyed by metal containing dyestuff |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54116491A JPS54116491A (en) | 1979-09-10 |
| JPS6228228B2 true JPS6228228B2 (ja) | 1987-06-18 |
Family
ID=12032023
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2061078A Granted JPS54116491A (en) | 1978-02-24 | 1978-02-24 | Washing of fiber product dyed by metal containing dyestuff |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS54116491A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4852990A (en) * | 1987-08-24 | 1989-08-01 | The Virkler Company | Process for bleaching denim fabrics and garments |
| EP0741777B1 (de) * | 1994-01-28 | 1997-11-05 | Peroxid-Chemie GmbH | Bleichen von jeans |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5130185B2 (ja) * | 1974-05-22 | 1976-08-30 | ||
| JPS5130184B2 (ja) * | 1974-05-22 | 1976-08-30 |
-
1978
- 1978-02-24 JP JP2061078A patent/JPS54116491A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54116491A (en) | 1979-09-10 |
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