JPS6231197B2 - - Google Patents
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- JPS6231197B2 JPS6231197B2 JP59068730A JP6873084A JPS6231197B2 JP S6231197 B2 JPS6231197 B2 JP S6231197B2 JP 59068730 A JP59068730 A JP 59068730A JP 6873084 A JP6873084 A JP 6873084A JP S6231197 B2 JPS6231197 B2 JP S6231197B2
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- JP
- Japan
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- water
- screw pump
- flow channel
- water level
- pump
- Prior art date
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- Other Liquid Machine Or Engine Such As Wave Power Use (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(A) 発明の技術分野
本発明は、揚水装置、特に例えば河川水を堰上
げして、当該堰上げされた河川水を上水道や工業
用水や潅漑用水などとして送水する揚水装置にお
いて、堰上げされた河川水を放水する際のエネル
ギーを利用して第1のスクリユー・ポンプの回転
軸を回転せしめると共に当該回転エネルギーを用
いて第2のスクリユー・ポンプを駆動して上記堰
上げされた河川水の一部をより高い水位の送水位
にポンプ・アツプし、利用できる河川水の量の大
小に大きい影響を受けないで略均一な効率の下で
運転できるようにした揚水装置に関するものであ
る。
げして、当該堰上げされた河川水を上水道や工業
用水や潅漑用水などとして送水する揚水装置にお
いて、堰上げされた河川水を放水する際のエネル
ギーを利用して第1のスクリユー・ポンプの回転
軸を回転せしめると共に当該回転エネルギーを用
いて第2のスクリユー・ポンプを駆動して上記堰
上げされた河川水の一部をより高い水位の送水位
にポンプ・アツプし、利用できる河川水の量の大
小に大きい影響を受けないで略均一な効率の下で
運転できるようにした揚水装置に関するものであ
る。
(B) 技術の背景と問題点
従来から、河川から上水道や工業用水や潅漑用
水などを取り入れて目的地まで送水することが行
われ、この場合に水を送水位まで揚水することが
行われる。また既に取水された所定水路の水を更
により高い水位に揚水して分水することなどが行
われる。このような場合には比較的小さい落差に
相当する分を揚水するだけであることが少なくな
いが、そのためにも揚水に必要なエネルギー・コ
ストや施設の維持管理費として相当の金額が必要
となることが多い。
水などを取り入れて目的地まで送水することが行
われ、この場合に水を送水位まで揚水することが
行われる。また既に取水された所定水路の水を更
により高い水位に揚水して分水することなどが行
われる。このような場合には比較的小さい落差に
相当する分を揚水するだけであることが少なくな
いが、そのためにも揚水に必要なエネルギー・コ
ストや施設の維持管理費として相当の金額が必要
となることが多い。
通常の場合使用される揚水機は翼車の高速回転
により揚水するものであるが上述の如き高々5m
程度の低落差の下で効率よくかつ低コストで揚水
を行う手段として十分なものがなく、モータなど
によつてポンプを駆動する構成が採用されてい
た。
により揚水するものであるが上述の如き高々5m
程度の低落差の下で効率よくかつ低コストで揚水
を行う手段として十分なものがなく、モータなど
によつてポンプを駆動する構成が採用されてい
た。
(C) 発明の目的と構成
本発明は、上記の点を解決することを目的とし
ており、例えば河川から取水する場合には河川水
の全量を取水することはなく、豊水時は勿論であ
るが渇水時においても、河川維持用水として、そ
れぞれ定められた河川流量を下流に流すことが義
務づけられている点に着目すると共に、スクリユ
ー・ポンプの場合に無段階に揚水量の調節が可能
であり、かつ流量による効率変化が少ない点に着
目し、上記低落差の下での揚水を効率よくかつエ
ネルギー・コストをいわば零にしつつ実行できる
ようにすることを目的としている。そしてそのた
め、本発明の揚水装置は水を堰上げして当該堰上
げされた水を用水として高い位置に送水する揚水
装置において、上記堰上げされた堰上げ水位と放
水位との間に所定の勾配を与えて設置された第1
の流水路、上記堰上げ水位と上記送水が行われる
所の上記堰上げ水位よりも高い水位にある送水位
との間に所定の勾配を与えて設置された第2の流
水路、上記第1の流水路内に設備されて正転・逆
転可能にもうけられる第1のスクリユー・ポン
プ、上記第2の流水路内に設備される第2のスク
リユー・ポンプ、補助エンジン、該補助エンジン
の出力軸側にもうけられて上記第1のスクリユ
ー・ポンプおよび上記第2のスクリユー・ポンプ
が駆動される回転エネルギー伝達部に対して上記
補助エンジンを結合・離脱自在にするクラツチ、
上記回転エネルギー伝達部に対して上記第1のス
クリユー・ポンプの駆動軸を可逆転可能に結合す
る第1の回転連結装置、上記回転エネルギー伝達
部に対して上記第2のスクリユー・ポンプの駆動
軸を少なくとも結合する第2の回転連結装置が少
なくとももうけられてなり、かつ上記堰上げされ
た水を上記第1の流水路に放水して上記第1のス
クリユー・ポンプの回転軸を当該放水された流水
によつて回転せしめると共に、当該第1のスクリ
ユー・ポンプの回転エネルギーによつて上記第2
のスクリユー・ポンプを駆動して上記第2の流水
路を介して上記堰上げ水位にある水の一部を上記
送水位にポンプ・アツプする運転態様を有するこ
とを特徴としている。以下図面を参照しつつ説明
する。
ており、例えば河川から取水する場合には河川水
の全量を取水することはなく、豊水時は勿論であ
るが渇水時においても、河川維持用水として、そ
れぞれ定められた河川流量を下流に流すことが義
務づけられている点に着目すると共に、スクリユ
ー・ポンプの場合に無段階に揚水量の調節が可能
であり、かつ流量による効率変化が少ない点に着
目し、上記低落差の下での揚水を効率よくかつエ
ネルギー・コストをいわば零にしつつ実行できる
ようにすることを目的としている。そしてそのた
め、本発明の揚水装置は水を堰上げして当該堰上
げされた水を用水として高い位置に送水する揚水
装置において、上記堰上げされた堰上げ水位と放
水位との間に所定の勾配を与えて設置された第1
の流水路、上記堰上げ水位と上記送水が行われる
所の上記堰上げ水位よりも高い水位にある送水位
との間に所定の勾配を与えて設置された第2の流
水路、上記第1の流水路内に設備されて正転・逆
転可能にもうけられる第1のスクリユー・ポン
プ、上記第2の流水路内に設備される第2のスク
リユー・ポンプ、補助エンジン、該補助エンジン
の出力軸側にもうけられて上記第1のスクリユ
ー・ポンプおよび上記第2のスクリユー・ポンプ
が駆動される回転エネルギー伝達部に対して上記
補助エンジンを結合・離脱自在にするクラツチ、
上記回転エネルギー伝達部に対して上記第1のス
クリユー・ポンプの駆動軸を可逆転可能に結合す
る第1の回転連結装置、上記回転エネルギー伝達
部に対して上記第2のスクリユー・ポンプの駆動
軸を少なくとも結合する第2の回転連結装置が少
なくとももうけられてなり、かつ上記堰上げされ
た水を上記第1の流水路に放水して上記第1のス
クリユー・ポンプの回転軸を当該放水された流水
によつて回転せしめると共に、当該第1のスクリ
ユー・ポンプの回転エネルギーによつて上記第2
のスクリユー・ポンプを駆動して上記第2の流水
路を介して上記堰上げ水位にある水の一部を上記
送水位にポンプ・アツプする運転態様を有するこ
とを特徴としている。以下図面を参照しつつ説明
する。
(D) 発明の実施例
第1図は本発明が適用される一実施例態様を説
明する説明図、第2図は本発明に用いるスクリユ
ー・ポンプの一実施例構成、第3図は第2図図示
のスクリユー・ポンプを用いる場合に対応した設
備の一実施例平面図、第4図は第3図図示A−A
線による断面図、第5図は上記第2図図示のスク
リユー・ポンプの態様を簡易化したスクリユー・
ポンプの他の一実施例、第6図は第5図図示のス
クリユー・ポンプを用いる場合に対応した設備の
一実施例平面図、第7図は第6図図示B−B線に
よる断面図を示す。
明する説明図、第2図は本発明に用いるスクリユ
ー・ポンプの一実施例構成、第3図は第2図図示
のスクリユー・ポンプを用いる場合に対応した設
備の一実施例平面図、第4図は第3図図示A−A
線による断面図、第5図は上記第2図図示のスク
リユー・ポンプの態様を簡易化したスクリユー・
ポンプの他の一実施例、第6図は第5図図示のス
クリユー・ポンプを用いる場合に対応した設備の
一実施例平面図、第7図は第6図図示B−B線に
よる断面図を示す。
第1図において、100は河川、200は堰、
300は揚水施設であつて本発明の揚水装置が設
備される個所、400は用水路であつて本発明に
よつて揚水された水を送水する水路を表してい
る。
300は揚水施設であつて本発明の揚水装置が設
備される個所、400は用水路であつて本発明に
よつて揚水された水を送水する水路を表してい
る。
上流から流れてきた河川水は堰200によつて
例えば5m程度に堰上げされて揚水施設300の
取水口に導かれる。そして、第2図以降を参照し
て詳述する如く、堰上げされた河川水は第1の流
水路を通つて第1図図示「下流」に放水される。
この間、上記第1の流水路内に第1のスクリユ
ー・ポンプがもうけられており、当該第1のスク
リユー・ポンプの翼車が上記放水によつて回転せ
しめられる。一方堰上げされた河川水を更に高い
水位にある図示用水路400の送水位にまでポン
プ・アツプするために、堰上げされた水位から上
記送水位までの間に第2の流水路がもうけられ、
当該第2の流水路内に第2のスクリユー・ポンプ
がもうけられている。そして前記第2のスクリユ
ー・ポンプが上記第1のスクリユー・ポンプの回
転エネルギーによつて駆動され、河川水の一部が
送水位までポンプ・アツプされる。即ち堰上げさ
れた水を放水することによつて得られるエネルギ
ーを利用して、堰上げされた水の一部を高い水位
までポンプ・アツプして、目的の用水として利用
するようにしている。
例えば5m程度に堰上げされて揚水施設300の
取水口に導かれる。そして、第2図以降を参照し
て詳述する如く、堰上げされた河川水は第1の流
水路を通つて第1図図示「下流」に放水される。
この間、上記第1の流水路内に第1のスクリユ
ー・ポンプがもうけられており、当該第1のスク
リユー・ポンプの翼車が上記放水によつて回転せ
しめられる。一方堰上げされた河川水を更に高い
水位にある図示用水路400の送水位にまでポン
プ・アツプするために、堰上げされた水位から上
記送水位までの間に第2の流水路がもうけられ、
当該第2の流水路内に第2のスクリユー・ポンプ
がもうけられている。そして前記第2のスクリユ
ー・ポンプが上記第1のスクリユー・ポンプの回
転エネルギーによつて駆動され、河川水の一部が
送水位までポンプ・アツプされる。即ち堰上げさ
れた水を放水することによつて得られるエネルギ
ーを利用して、堰上げされた水の一部を高い水位
までポンプ・アツプして、目的の用水として利用
するようにしている。
第2図は本発明に用いるスクリユー・ポンプの
一実施例構成を示している。図中の符号1は第1
のスクリユー・ポンプであつて第1の流水路内に
もうけられるもの、2は第2のスクリユー・ポン
プであつて第2の流水路内にもうけられるもの、
3は減速機、4は駆動軸、5はクラツチ、6は補
助エンジンであつて変速機構をもつもの、7は傘
歯車による連結手段(本発明にいう第2の回転連
結装置に対応している)、8は傘歯車による連結
手段であつて回転方向切り替え機構をもつもの
(本発明にいう第1の回転連結装置に対応してい
る)、16は余剰動力利用装置であつて例えば発
電機などであるもの、17は回転エネルギー伝達
部を表している。
一実施例構成を示している。図中の符号1は第1
のスクリユー・ポンプであつて第1の流水路内に
もうけられるもの、2は第2のスクリユー・ポン
プであつて第2の流水路内にもうけられるもの、
3は減速機、4は駆動軸、5はクラツチ、6は補
助エンジンであつて変速機構をもつもの、7は傘
歯車による連結手段(本発明にいう第2の回転連
結装置に対応している)、8は傘歯車による連結
手段であつて回転方向切り替え機構をもつもの
(本発明にいう第1の回転連結装置に対応してい
る)、16は余剰動力利用装置であつて例えば発
電機などであるもの、17は回転エネルギー伝達
部を表している。
図示の場合、回転エネルギー伝達部17に対し
て、 第1のスクリユー・ポンプ1が減速機3と駆
動軸4と回転方向切り替え機構をもつ傘歯車8
とによつて結合され、 第2のスクリユー・ポンプ2が減速機3と駆
動軸4と傘歯車7とによつて結合され、 例えばトランスミツシヨン付きの自動車エン
ジンの如き補助エンジン6がクラツチ5を介し
て結合され、 発電機の如き余剰動力利用装置16がクラツ
チ5を介して結合され、 ている。そして、当該スクリユー・ポンプなど
は、第3図および第4図に示す流水路内に設備さ
れるようにされる。
て、 第1のスクリユー・ポンプ1が減速機3と駆
動軸4と回転方向切り替え機構をもつ傘歯車8
とによつて結合され、 第2のスクリユー・ポンプ2が減速機3と駆
動軸4と傘歯車7とによつて結合され、 例えばトランスミツシヨン付きの自動車エン
ジンの如き補助エンジン6がクラツチ5を介し
て結合され、 発電機の如き余剰動力利用装置16がクラツ
チ5を介して結合され、 ている。そして、当該スクリユー・ポンプなど
は、第3図および第4図に示す流水路内に設備さ
れるようにされる。
第3図および第4図において、9は第1の流水
路であつて第1のスクリユー・ポンプ1のポン
プ・ケーシングに該当するもの、10は第2の流
水路であつて第2のスクリユー・ポンプ2のポン
プ・ケーシングに該当するもの、11は門扉付き
の取水口であつて図示矢印aの如く堰上げされた
水を取り込むもの、12は門扉付きの放流口であ
つて第1図図示の「下流」に開口しているもの、
13は門扉付きの渇水時取水口であつて必要に応
じて第1図図示「下流」に相当する水位から取水
して後述する如く第1のスクリユー・ポンプ1と
第2のスクリユー・ポンプ2とを介して送水位ま
でポンプ・アツプする際に使用するもの、14は
門扉付きの流量調節口であつて図示矢印bの如く
第1の流水路9に流入する水量を調節する役割を
もつもの、15は用水路400(第1図)の取付
部であつて例えば5m程度図示矢印cの如く水が
ポンプ・アツプされて送水位を与えるもの、18
は堤防施設を表している。
路であつて第1のスクリユー・ポンプ1のポン
プ・ケーシングに該当するもの、10は第2の流
水路であつて第2のスクリユー・ポンプ2のポン
プ・ケーシングに該当するもの、11は門扉付き
の取水口であつて図示矢印aの如く堰上げされた
水を取り込むもの、12は門扉付きの放流口であ
つて第1図図示の「下流」に開口しているもの、
13は門扉付きの渇水時取水口であつて必要に応
じて第1図図示「下流」に相当する水位から取水
して後述する如く第1のスクリユー・ポンプ1と
第2のスクリユー・ポンプ2とを介して送水位ま
でポンプ・アツプする際に使用するもの、14は
門扉付きの流量調節口であつて図示矢印bの如く
第1の流水路9に流入する水量を調節する役割を
もつもの、15は用水路400(第1図)の取付
部であつて例えば5m程度図示矢印cの如く水が
ポンプ・アツプされて送水位を与えるもの、18
は堤防施設を表している。
例えば第1図図示の如く堰200によつて堰上
げされた水は、第3図図示の取水口11から図示
矢印aの如く取り込まれ、流量調節口14をへて
第1の流水路9を通つて放流口12へ放水され
る。このとき第1の流水路9内で第2図図示の第
1のスクリユー・ポンプ1の翼車が回転せしめら
れ、当該回転エネルギーが傘歯車8を介して回転
エネルギー伝達部17に供給される。これによつ
て、第2図図示の傘歯車7を介して第2のスクリ
ユー・ポンプ2が駆動され、第3図図示の取水口
11から取り込まれた水の一部が第2の流水路1
0をへて用水路取付部15にポンプ・アツプされ
る。
げされた水は、第3図図示の取水口11から図示
矢印aの如く取り込まれ、流量調節口14をへて
第1の流水路9を通つて放流口12へ放水され
る。このとき第1の流水路9内で第2図図示の第
1のスクリユー・ポンプ1の翼車が回転せしめら
れ、当該回転エネルギーが傘歯車8を介して回転
エネルギー伝達部17に供給される。これによつ
て、第2図図示の傘歯車7を介して第2のスクリ
ユー・ポンプ2が駆動され、第3図図示の取水口
11から取り込まれた水の一部が第2の流水路1
0をへて用水路取付部15にポンプ・アツプされ
る。
第4図は第3図図示A−A線による断面図を示
しており、第1の流水路9や第2の流水路10が
例えば30度程度の勾配をもつて設置されているこ
とが判る。
しており、第1の流水路9や第2の流水路10が
例えば30度程度の勾配をもつて設置されているこ
とが判る。
上記第2図図示の回転エネルギー伝達部17は
図示実施例においては第3図図示の用水路取付部
15の近傍に図示点線Bの如く設置されていると
考えてよい。第2図図示の構成をもつポンプ構成
の場合には、次の如き運転態様をとることが可能
であり、各種の条件に対応することが可能であ
る。即ち、 〔〕 第1の運転態様(無動力運転) 通常以上の水量を利用できる状態の下でとられ
るものであり、上述の如く、取水口11から取り
込んだ水を第1の流水路9をへて放流口12から
放流し、第1のスクリユー・ポンプ1の翼車を回
転せしめて、第2のスクリユー・ポンプを駆動
し、取水口11から取り込んだ水の一部を第2の
流水路10をへてポンプ・アツプする。このと
き、補助エンジン6はクラツチによつて結合をと
かれているが、余剰動力利用装置16はクラツチ
によつて結合をとかれていてもよく結合されて発
電出力を発生せしめてもよい。
図示実施例においては第3図図示の用水路取付部
15の近傍に図示点線Bの如く設置されていると
考えてよい。第2図図示の構成をもつポンプ構成
の場合には、次の如き運転態様をとることが可能
であり、各種の条件に対応することが可能であ
る。即ち、 〔〕 第1の運転態様(無動力運転) 通常以上の水量を利用できる状態の下でとられ
るものであり、上述の如く、取水口11から取り
込んだ水を第1の流水路9をへて放流口12から
放流し、第1のスクリユー・ポンプ1の翼車を回
転せしめて、第2のスクリユー・ポンプを駆動
し、取水口11から取り込んだ水の一部を第2の
流水路10をへてポンプ・アツプする。このと
き、補助エンジン6はクラツチによつて結合をと
かれているが、余剰動力利用装置16はクラツチ
によつて結合をとかれていてもよく結合されて発
電出力を発生せしめてもよい。
〔〕 第2の運転態様(動力補助運転)
利用できる水量が多少減少して第1の流水路9
へ放流する水量を抑制しようとする場合にとられ
ものであり、放流する水量を減少した分だけ、上
述の補助エンジン6によつて動力を補うようにす
る。このとき、余剰動力利用装置16は一般にク
ラツチによつて結合をとかれている。
へ放流する水量を抑制しようとする場合にとられ
ものであり、放流する水量を減少した分だけ、上
述の補助エンジン6によつて動力を補うようにす
る。このとき、余剰動力利用装置16は一般にク
ラツチによつて結合をとかれている。
〔〕 第3の運転態様(外部動力運転)
利用できる水量が比較的大きく減少して第1の
流水路9への放流を停止した場合にとられるもの
であり、第2図図示の傘歯車8を中立状態にして
第1のスクリユー・ポンプ1を運転停止状態と
し、補助エンジン6によつて第2のスクリユー・
ポンプ2を回転駆動してポンプ・アツプを行う。
このとき余剰動力利用装置16はクラツチによつ
て結合をとかれていると考えてよい。この場合、
第2図図示の傘歯車7と8との間のクラツチの結
合をといてもよい。
流水路9への放流を停止した場合にとられるもの
であり、第2図図示の傘歯車8を中立状態にして
第1のスクリユー・ポンプ1を運転停止状態と
し、補助エンジン6によつて第2のスクリユー・
ポンプ2を回転駆動してポンプ・アツプを行う。
このとき余剰動力利用装置16はクラツチによつ
て結合をとかれていると考えてよい。この場合、
第2図図示の傘歯車7と8との間のクラツチの結
合をといてもよい。
〔〕 第4の運転態様(直列2段揚水運転)
渇水時においてとられるものであり、補助エン
ジン6によつて、第1のスクリユー・ポンプ1と
第2のスクリユー・ポンプ2とを駆動せしめ、第
4図図示の如く渇水位にある水を直列に2段ポン
プ・アツプする。このとき余剰動力利用装置16
はクラツチによつて結合をとかれている。
ジン6によつて、第1のスクリユー・ポンプ1と
第2のスクリユー・ポンプ2とを駆動せしめ、第
4図図示の如く渇水位にある水を直列に2段ポン
プ・アツプする。このとき余剰動力利用装置16
はクラツチによつて結合をとかれている。
上流側水位が完全に低下しないで取水位と渇水
位の間にあるときは、放流口12の門扉を閉じ渇
水時取水口13を開き、上流水位から揚水するこ
とによつて、揚水に必要な補助エネルギーを節約
することができる。これはスクリユー・ポンプの
特性として送水量が等しい場合には揚水に必要な
エネルギーが、揚水する高さにほぼ比例して増減
するためである。
位の間にあるときは、放流口12の門扉を閉じ渇
水時取水口13を開き、上流水位から揚水するこ
とによつて、揚水に必要な補助エネルギーを節約
することができる。これはスクリユー・ポンプの
特性として送水量が等しい場合には揚水に必要な
エネルギーが、揚水する高さにほぼ比例して増減
するためである。
〔〕 第5の運転態様(動力取り出し運転)
用水を送給する必要が一時的になくなつた場合
などにおいてとられるものであり、第2図図示の
傘歯車7と8との間のクラツチ5が結合をとかれ
た状態の下で、取水口11から取り込まれた水を
第1の流水路9に放流し、第1のスクリユー・ポ
ンプ1個の翼車を回転駆動せしめ、クラツチを介
して余剰動力利用装置16を駆動する。
などにおいてとられるものであり、第2図図示の
傘歯車7と8との間のクラツチ5が結合をとかれ
た状態の下で、取水口11から取り込まれた水を
第1の流水路9に放流し、第1のスクリユー・ポ
ンプ1個の翼車を回転駆動せしめ、クラツチを介
して余剰動力利用装置16を駆動する。
上述の如く各種の運転条件の下での好ましい運
転態様をとることが可能であるが、上記スクリユ
ー・ポンプが流量の大小に拘らず運転効率が略均
一であることは上記各種の運転態様を採用する上
できわめて好ましい。即ち、スクリユー・ポンプ
を動力発生源として使用したり、あるいはポンプ
装置として使用したりするに当つて、回転数を無
段階に選択することができ、使用できる水量に応
じて自由いに調節可能であるからである。
転態様をとることが可能であるが、上記スクリユ
ー・ポンプが流量の大小に拘らず運転効率が略均
一であることは上記各種の運転態様を採用する上
できわめて好ましい。即ち、スクリユー・ポンプ
を動力発生源として使用したり、あるいはポンプ
装置として使用したりするに当つて、回転数を無
段階に選択することができ、使用できる水量に応
じて自由いに調節可能であるからである。
上記第2図ないし第4図において、補助エンジ
ン6が余剰動力利用装置16をもうけることを示
した。しかし、上記第1の運転態様の考え方を純
粋にかつ設備コストを小にして達成するには、第
5図ないし第7図に示す如き、簡易型を採用する
ことができる。
ン6が余剰動力利用装置16をもうけることを示
した。しかし、上記第1の運転態様の考え方を純
粋にかつ設備コストを小にして達成するには、第
5図ないし第7図に示す如き、簡易型を採用する
ことができる。
第5図ないし第7図において、図中の符号は第
2図ないし第4図に対応している。第5図図示の
場合には、第1のスクリユー・ポンプ1と第2の
スクリユー・ポンプ2とは同一軸上に結合され、
翼のよじれ方向が逆向きに構成されている。そし
て、これらスクリユー・ポンプ1と2とは第6図
図示の第1の流水路9と第2の流水路10とにと
りつけられる。
2図ないし第4図に対応している。第5図図示の
場合には、第1のスクリユー・ポンプ1と第2の
スクリユー・ポンプ2とは同一軸上に結合され、
翼のよじれ方向が逆向きに構成されている。そし
て、これらスクリユー・ポンプ1と2とは第6図
図示の第1の流水路9と第2の流水路10とにと
りつけられる。
取水口11から取り込まれた水は、第1の流水
路9と第2の流水路10との結合部において、第
1のスクリユー・ポンプ1と第2のスクリユー・
ポンプ2とのそれぞれの翼に導かれる。これによ
つて、導かれた大部分の水は第1のスクリユー・
ポンプを回転せしめ、この回転エネルギーによつ
て第2のスクリユー・ポンプ2を駆動し、第2の
スクリユー・ポンプ2が所定の水量の水をポン
プ・アツプする。
路9と第2の流水路10との結合部において、第
1のスクリユー・ポンプ1と第2のスクリユー・
ポンプ2とのそれぞれの翼に導かれる。これによ
つて、導かれた大部分の水は第1のスクリユー・
ポンプを回転せしめ、この回転エネルギーによつ
て第2のスクリユー・ポンプ2を駆動し、第2の
スクリユー・ポンプ2が所定の水量の水をポン
プ・アツプする。
(E) 発明の効果
以上説明した如く、本発明によれば、低落差の
水利設備において利用できる水量の大小に拘らず
効率よく流水のエネルギーを利用することが可能
となる。
水利設備において利用できる水量の大小に拘らず
効率よく流水のエネルギーを利用することが可能
となる。
第1図は本発明が適用される一実施例態様を説
明する説明図、第2図は本発明に用いるスクリユ
ー・ポンプの一実施例構成、第3図は第2図図示
のスクリユー・ポンプを用いる場合に対応した設
備の一実施例平面図、第4図は第3図図示A−A
線による断面図、第5図は上記第2図図示のスク
リユー・ポンプの態様を簡易化したスクリユー・
ポンプの他の一実施例、第6図は第5図図示のス
クリユー・ポンプを用いる場合に対応した設備の
一実施例平面図、第7図は第6図図示B−B線に
よる断面図を示す。 図中、100は河川、200は堰、300は揚
水施設、400は用水路、1は第1のスクリユ
ー・ポンプ、2は第2のスクリユー・ポンプ、3
は減速機、4は駆動軸、5はクラツチ、6は補助
エンジン、7,8は傘歯車、9は第1の流水路、
10は第2の流水路、11は取水口、12は放流
口、13は渇水時取水口、14は流量調節口、1
5は用水路の取付部、16は余剰動力利用装置、
17は回転エネルギー伝達部、18は堤防施設を
表している。
明する説明図、第2図は本発明に用いるスクリユ
ー・ポンプの一実施例構成、第3図は第2図図示
のスクリユー・ポンプを用いる場合に対応した設
備の一実施例平面図、第4図は第3図図示A−A
線による断面図、第5図は上記第2図図示のスク
リユー・ポンプの態様を簡易化したスクリユー・
ポンプの他の一実施例、第6図は第5図図示のス
クリユー・ポンプを用いる場合に対応した設備の
一実施例平面図、第7図は第6図図示B−B線に
よる断面図を示す。 図中、100は河川、200は堰、300は揚
水施設、400は用水路、1は第1のスクリユ
ー・ポンプ、2は第2のスクリユー・ポンプ、3
は減速機、4は駆動軸、5はクラツチ、6は補助
エンジン、7,8は傘歯車、9は第1の流水路、
10は第2の流水路、11は取水口、12は放流
口、13は渇水時取水口、14は流量調節口、1
5は用水路の取付部、16は余剰動力利用装置、
17は回転エネルギー伝達部、18は堤防施設を
表している。
Claims (1)
- 1 水を堰上げして当該堰上げされた水を用水と
して更に高い位置に送水する揚水装置において、
上記堰上げされた堰上げ水位と放水位との間に所
定の勾配を与えて設置された第1の流水路、上記
堰上げ水位と上記送水が行われる所の上記堰上げ
水位よりも高い水位にある送水位との間に所定の
勾配を与えて設置された第2の流水路、上記第1
の流水路内に設備されて正転・逆転可能にもうけ
られる第1のスクリユー・ポンプ、上記第2の流
水路内に設備される第2のスクリユー・ポンプ、
補助エンジン、該補助エンジンの出力軸側にもう
けられて上記第1のスクリユー・ポンプおよび上
記第2のスクリユー・ポンプが駆動される回転エ
ネルギー伝達部に対して上記補助エンジンを結
合・離脱自在にするクラツチ、上記回転エネルギ
ー伝達部に対して上記第1のスクリユー・ポンプ
の駆動軸を可逆転可能に結合する第1の回転連結
装置、上記回転エネルギー伝達部に対して上記第
2のスクリユー・ポンプの駆動軸を少なくとも結
合する第2の回転連結装置が少なくとももうけら
れてなり、かつ上記堰上げされた水を上記第1の
流水路に放水して上記第1のスクリユー・ポンプ
の回転軸を当該放水された流水によつて回転せし
めると共に、当該第1のスクリユー・ポンプの回
転エネルギーによつて上記第2のスクリユー・ポ
ンプを駆動して上記第2の流水路を介して上記堰
上げ水位にある水の一部を上記送水位にポンプ・
アツプする運転態様を有することを特徴とする揚
水装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6873084A JPS60212690A (ja) | 1984-04-06 | 1984-04-06 | 揚水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6873084A JPS60212690A (ja) | 1984-04-06 | 1984-04-06 | 揚水装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60212690A JPS60212690A (ja) | 1985-10-24 |
| JPS6231197B2 true JPS6231197B2 (ja) | 1987-07-07 |
Family
ID=13382198
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6873084A Granted JPS60212690A (ja) | 1984-04-06 | 1984-04-06 | 揚水装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60212690A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB201818140D0 (en) | 2018-11-07 | 2018-12-19 | Keatch Richard William | Fluid pump and method of use |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5825692U (ja) * | 1981-08-11 | 1983-02-18 | 株式会社クボタ | 水車付きポンプ |
-
1984
- 1984-04-06 JP JP6873084A patent/JPS60212690A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60212690A (ja) | 1985-10-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |