JPS6231995B2 - - Google Patents
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- JPS6231995B2 JPS6231995B2 JP22675082A JP22675082A JPS6231995B2 JP S6231995 B2 JPS6231995 B2 JP S6231995B2 JP 22675082 A JP22675082 A JP 22675082A JP 22675082 A JP22675082 A JP 22675082A JP S6231995 B2 JPS6231995 B2 JP S6231995B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- calcium fluoride
- wastewater
- fluorine
- acid
- crystals
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Description
本発明は、弗素系成分を含有する廃水の処理方
法に関する。 弗素系成分を含有する廃水は、アルミニウム工
業、窯業、肥料工業、めつき工業、半導体工業、
ごみ焼却工場の排ガス湿式洗浄廃水(いわゆる洗
煙廃水)等から発生する。これらの設備からの廃
水中には弗素の他にシリコン等が含まれており、
弗素の形態にはF-の他にSiF6 2-等が考えられ
る。 このような弗素系成分を含有する廃水の処理方
法として、CaCl2、Ca(OH)2等のCa塩を用いた
カルシウム凝沈法、鉄およびアルミニウム凝沈
法、燐酸アパタイト法などの凝集沈殿法ととも
に、吸着法、イオン交換法、電解法、逆浸透法な
どの物理化学的処理法がある。 しかしカルシウム凝沈法は、弗素の除去率が不
十分であるとともに、CaCl2、Ca(OH)2等のCa
塩が高い。また鉄およびアルミニウム凝沈法は、
コストがかさむとともに、廃棄スラツジが増加す
る。更に燐酸アパタイト法は、除去率は高いが、
燐酸の薬剤費が高いことが挙げられる。また物理
化学的処理法は、いずれも弗素を濃縮除去する方
法であり、最終的に濃縮された弗素の再処理を必
要とする欠点がある。 本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、工程が簡単でしかも処理
コストの極めて安価な弗素系成分含有廃水の処理
方法を得んとするものである。 すなわち本発明は、弗素系成分含有廃水に含有
弗素量の当量比10倍以上の二水石膏を加えかつPH
を4.0〜5.5に保持して難溶性の弗化カルシウムを
生成する工程と、弗化カルシウムを生成した廃水
を過する工程と、弗化カルシウムを生成した廃
水又は弗化カルシウムを別除去した液に弗化
カルシウム結晶又はその酸リーチング物を接触せ
しめる工程とを具備したことを特徴とする。 また難溶性の弗化カルシウムを生成する工程
と、弗化カルシウム結晶等を接触させる工程とを
同一反応槽でおこなうこと、及び弗化カルシウム
を別除去した液に対し、弗化カルシウム結晶
等を接触させること、更には液に弗化カルシウ
ム結晶等を接触させた過することをそれぞれ実
施態様とする。 以下本発明を図示する実施例を参照して説明す
る。第1図は、弗素系成分含有廃水の処理方法の
一例を示す。この処理方法は、反応槽1内に弗素
系成分含有廃水2を入れ、二水石膏3及び塩酸等
の酸4を添加し、更に運転開始時に蛍石等の弗化
カルシウム結晶又はその酸リーチング物(以下、
弗化カルシウム結晶5と言う)を供給する。 二水石膏3は、CaCl2、CaCO3、Ca(OH)2等
よりはるかに安価な脱弗素用カルシウム塩で、弗
素と反応して難溶性の弗化カルシウム(CaF2)を
生成する。この際二水石膏3の添加量は、廃水2
中に含有する弗素量の当量比10倍以上とし、好ま
しくは10倍〜50倍とする。この理由は、10倍未満
では難溶性の弗化カルシウムが生成され難いため
で、又添加量が多すぎてもその効果が飽和してし
まうためである。 酸4は反応槽1内をPH4.0〜5.5、好ましくはPH
4.5±0.5に保持するために添加する。この範囲に
保持するのは、PH4.0未満では弗素はHF又はHF2
を形成してF-として解離し難く、又PH5.5を越え
るとOH-がF-の解離に妨害を与え、弗化カルシ
ウムが形成され難くなるためである。 一方弗化カルシウム結晶5は、この表面に弗化
カルシウムを析出形成するために供給する。すな
わち本発明は二水石膏3を添加することにより、
Ca2+とF-とを反応させて難溶性の弗化カルシウ
ム(溶解度積4.9×10-11)を生成するものである
が、反応槽1中には、弗化カルシウム粒子の他
に、過剰のCa2+と過飽和のF-が共存している。
そこでこれらイオンを弗化カルシウム結晶5と接
触させて、弗化カルシウムをその表面に析出形成
する。この場合、弗化カルシウム結晶の表面を硫
酸、塩酸等でリーチングしたものは、結晶表面に
新たな活性面が形成されるため、とくに有効であ
る。この場合反応槽1での滞留時間は、30分程度
十分である。 次いで反応槽1で生成した弗化カルシウムを含
むスラリを過機6で過する。別した弗化カ
ルシウムの一部7は、反応槽1に循環して投入さ
れ、残部7′は回収される。また弗化カルシウム
を別除去した処理水8は、系外に排出される。 この処理方法によれば、二水石膏3で難溶性の
弗化カルシウムを生成し、さらに弗化カルシウム
結晶5の表面に弗化カルシウムを析出するので、
処理水8中の弗素濃度を低くすることができる。 次に第2図に示す本発明の他の処理方法につき
説明する。この処理方法は、反応槽1内に弗素系
成分含有廃水2を入れ、二水石膏3を廃水含有弗
素量の当量比10倍以上を添加し、更に酸4を加え
てPH4.0〜5.5とし、難溶性の弗化カルシウムを生
成する。次いで反応槽1から排出されたスラリ9
を過機6で過し、弗化カルシウム7を別除
去する。弗化カルシウム7を別除去した液1
0は、充填塔11に入る。充填塔11には、弗化
カルシウム結晶5又はその酸リーチング物が充填
され、これと液が接触することにより、液中
のF-を弗化カルシウムとして析出除去する。こ
のようにして弗化カルシウムを除去した処理水8
には、弗素が極めて少なく、これを系外に排出す
ることができる。 次に第3図に示す本発明の他の処理方法につき
説明する。この処理方法は、反応槽1内に弗素系
成分含有廃水2を入れ、二水石膏3を廃水含有弗
素量の当量比10倍以上を添加し、更に酸4を加え
てPH4.0〜5.5とし、難溶性の弗化カルシウムを生
成する。次いで反応槽1から排出されたスラリ9
を過機6で過し、弗化カルシウム7を別除
去する。弗化カルシウム7を別除去した液1
0は、添加槽12に入る。添加槽12では、弗化
カルシウム結晶5又はその酸リーチング物が添加
され、これと液が接触することにより、液中
のF-が弗化カルシウムとして析出する。そして
この液を過機13に入れ弗化カルシウム7を
別回収する。また弗化カルシウム7を別除去
した処理水8には、弗素が極めて少なく、これを
系外に排出する。 次に本発明の実験例及び実施例につき説明す
る。 実験例 1 原水として試薬のNaFとNa2SiF6とをH2Oに溶
解した合成液(F-=20mg/、SiF6 2-=20mg/
、全F量=40mg/)を供試し、二水石膏を原
水中弗素に対する当量比で1、5、10、30、50添
加し、HCl又はNaOHでPHを3.5、4.0、4.5、5.0、
5.5、6.0に調整して弗化カルシウムを沈殿生成
し、これを過後、液中に残存する弗素濃度を
測定した。その結果を第1表に示す。なお原水量
は1、反応時間は30分とした。
法に関する。 弗素系成分を含有する廃水は、アルミニウム工
業、窯業、肥料工業、めつき工業、半導体工業、
ごみ焼却工場の排ガス湿式洗浄廃水(いわゆる洗
煙廃水)等から発生する。これらの設備からの廃
水中には弗素の他にシリコン等が含まれており、
弗素の形態にはF-の他にSiF6 2-等が考えられ
る。 このような弗素系成分を含有する廃水の処理方
法として、CaCl2、Ca(OH)2等のCa塩を用いた
カルシウム凝沈法、鉄およびアルミニウム凝沈
法、燐酸アパタイト法などの凝集沈殿法ととも
に、吸着法、イオン交換法、電解法、逆浸透法な
どの物理化学的処理法がある。 しかしカルシウム凝沈法は、弗素の除去率が不
十分であるとともに、CaCl2、Ca(OH)2等のCa
塩が高い。また鉄およびアルミニウム凝沈法は、
コストがかさむとともに、廃棄スラツジが増加す
る。更に燐酸アパタイト法は、除去率は高いが、
燐酸の薬剤費が高いことが挙げられる。また物理
化学的処理法は、いずれも弗素を濃縮除去する方
法であり、最終的に濃縮された弗素の再処理を必
要とする欠点がある。 本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、工程が簡単でしかも処理
コストの極めて安価な弗素系成分含有廃水の処理
方法を得んとするものである。 すなわち本発明は、弗素系成分含有廃水に含有
弗素量の当量比10倍以上の二水石膏を加えかつPH
を4.0〜5.5に保持して難溶性の弗化カルシウムを
生成する工程と、弗化カルシウムを生成した廃水
を過する工程と、弗化カルシウムを生成した廃
水又は弗化カルシウムを別除去した液に弗化
カルシウム結晶又はその酸リーチング物を接触せ
しめる工程とを具備したことを特徴とする。 また難溶性の弗化カルシウムを生成する工程
と、弗化カルシウム結晶等を接触させる工程とを
同一反応槽でおこなうこと、及び弗化カルシウム
を別除去した液に対し、弗化カルシウム結晶
等を接触させること、更には液に弗化カルシウ
ム結晶等を接触させた過することをそれぞれ実
施態様とする。 以下本発明を図示する実施例を参照して説明す
る。第1図は、弗素系成分含有廃水の処理方法の
一例を示す。この処理方法は、反応槽1内に弗素
系成分含有廃水2を入れ、二水石膏3及び塩酸等
の酸4を添加し、更に運転開始時に蛍石等の弗化
カルシウム結晶又はその酸リーチング物(以下、
弗化カルシウム結晶5と言う)を供給する。 二水石膏3は、CaCl2、CaCO3、Ca(OH)2等
よりはるかに安価な脱弗素用カルシウム塩で、弗
素と反応して難溶性の弗化カルシウム(CaF2)を
生成する。この際二水石膏3の添加量は、廃水2
中に含有する弗素量の当量比10倍以上とし、好ま
しくは10倍〜50倍とする。この理由は、10倍未満
では難溶性の弗化カルシウムが生成され難いため
で、又添加量が多すぎてもその効果が飽和してし
まうためである。 酸4は反応槽1内をPH4.0〜5.5、好ましくはPH
4.5±0.5に保持するために添加する。この範囲に
保持するのは、PH4.0未満では弗素はHF又はHF2
を形成してF-として解離し難く、又PH5.5を越え
るとOH-がF-の解離に妨害を与え、弗化カルシ
ウムが形成され難くなるためである。 一方弗化カルシウム結晶5は、この表面に弗化
カルシウムを析出形成するために供給する。すな
わち本発明は二水石膏3を添加することにより、
Ca2+とF-とを反応させて難溶性の弗化カルシウ
ム(溶解度積4.9×10-11)を生成するものである
が、反応槽1中には、弗化カルシウム粒子の他
に、過剰のCa2+と過飽和のF-が共存している。
そこでこれらイオンを弗化カルシウム結晶5と接
触させて、弗化カルシウムをその表面に析出形成
する。この場合、弗化カルシウム結晶の表面を硫
酸、塩酸等でリーチングしたものは、結晶表面に
新たな活性面が形成されるため、とくに有効であ
る。この場合反応槽1での滞留時間は、30分程度
十分である。 次いで反応槽1で生成した弗化カルシウムを含
むスラリを過機6で過する。別した弗化カ
ルシウムの一部7は、反応槽1に循環して投入さ
れ、残部7′は回収される。また弗化カルシウム
を別除去した処理水8は、系外に排出される。 この処理方法によれば、二水石膏3で難溶性の
弗化カルシウムを生成し、さらに弗化カルシウム
結晶5の表面に弗化カルシウムを析出するので、
処理水8中の弗素濃度を低くすることができる。 次に第2図に示す本発明の他の処理方法につき
説明する。この処理方法は、反応槽1内に弗素系
成分含有廃水2を入れ、二水石膏3を廃水含有弗
素量の当量比10倍以上を添加し、更に酸4を加え
てPH4.0〜5.5とし、難溶性の弗化カルシウムを生
成する。次いで反応槽1から排出されたスラリ9
を過機6で過し、弗化カルシウム7を別除
去する。弗化カルシウム7を別除去した液1
0は、充填塔11に入る。充填塔11には、弗化
カルシウム結晶5又はその酸リーチング物が充填
され、これと液が接触することにより、液中
のF-を弗化カルシウムとして析出除去する。こ
のようにして弗化カルシウムを除去した処理水8
には、弗素が極めて少なく、これを系外に排出す
ることができる。 次に第3図に示す本発明の他の処理方法につき
説明する。この処理方法は、反応槽1内に弗素系
成分含有廃水2を入れ、二水石膏3を廃水含有弗
素量の当量比10倍以上を添加し、更に酸4を加え
てPH4.0〜5.5とし、難溶性の弗化カルシウムを生
成する。次いで反応槽1から排出されたスラリ9
を過機6で過し、弗化カルシウム7を別除
去する。弗化カルシウム7を別除去した液1
0は、添加槽12に入る。添加槽12では、弗化
カルシウム結晶5又はその酸リーチング物が添加
され、これと液が接触することにより、液中
のF-が弗化カルシウムとして析出する。そして
この液を過機13に入れ弗化カルシウム7を
別回収する。また弗化カルシウム7を別除去
した処理水8には、弗素が極めて少なく、これを
系外に排出する。 次に本発明の実験例及び実施例につき説明す
る。 実験例 1 原水として試薬のNaFとNa2SiF6とをH2Oに溶
解した合成液(F-=20mg/、SiF6 2-=20mg/
、全F量=40mg/)を供試し、二水石膏を原
水中弗素に対する当量比で1、5、10、30、50添
加し、HCl又はNaOHでPHを3.5、4.0、4.5、5.0、
5.5、6.0に調整して弗化カルシウムを沈殿生成
し、これを過後、液中に残存する弗素濃度を
測定した。その結果を第1表に示す。なお原水量
は1、反応時間は30分とした。
【表】
上表から二水石膏添加量(×当量比)10以上、
PH4.0〜5.5で残存弗素濃度が10mg/以下とな
り、脱弗素効果が優れていることがわかる。 実施例 1 原水としてごみ焼却工場の洗煙廃水A(PH
7.8、弗素濃度38mg/)を供試し、第1図に示
す装置で弗素処理実験を行つた。 この場合、実験No.1として原水1000mlに二水
石膏1.72g(当量比×10)添加し、同時に蛍石
(100メツシユパス)を60g加えて、HClにてPHを
4.5に調整しつつ30分撹拌混合した。その後ヌツ
チエ型過器にて定圧過(−400mmHg、紙は
東洋紙No.2)し、液中の弗素濃度を測定し
た。 また実験No.2として、実験No.1の蛍石の代わ
りに蛍石60gを10W/V%のH2SO4300mlで処理
した後、過及び水洗浄した得られたケーキを用
いて同様な実験を行なつた。この結果液中の弗
素濃度は、No.1で5.2mg/、No.2で5.0mg/で
あつた。 実施例 2 原水としてごみ焼却工場洗煙廃水A(PH7.8、
弗素濃度38mg/)を供試し、第2図に示す装置
で連続処理実験を行なつた。この場合原水処理量
5/時、二水石膏の添加量8.58g/時(当量比
×10)、反応槽PH4.5±0.2、滞留時間30分、過
器はヌツチエ型定圧過(−400mmHg、紙は東
洋紙No.2)、充填塔は、弗化カルシウム充填部
200ml、弗化カルシウム結晶は蛍石の粉砕物(14
メツシユ〜20メツシユ)とし、SV=25とした。 8時間の連続実験の結果、充填塔入口で弗素濃
度7.6mg/、同出口(処理水)で弗素濃度5.3
mg/であつた。 実施例 3 原水としてごみ焼却工場洗煙廃水B(PH7.6、
弗素濃度191mg/)を供試し、第3図に示す装
置でバツチ処理実験を行なつた。 すなわち原水1000mlに二水石膏8.65g(当量比
×10)を添加し、HClにてPH4.5±0.2に保持しつ
つ30分反応させた後実施例1と同様に過した。
次にこの液800mlに蛍石の粉砕物(100メツシユ
パス)50gを添加して30分混合後、前と同様に
過した。 そして蛍石添加前の液と最終処理水について
弗素濃度を分析したところ、前者は7.1mg/、
後者は5.4mg/であつた。 なお本発明では、二水石膏を添加したが、半水
石膏、無水石膏を用いても同様の効果を得る。ま
た実施例では、合成液、洗煙廃水についての実験
結果を述べたが、他の弗素系含有廃水についても
適用できることは勿論である。 以上説明したように本発明によれば、廃水中の
弗素を効率よく高度に処理することができ、しか
も生成した弗化カルシウムを効率よく回収再利用
することができる顕著な効果を奏する。
PH4.0〜5.5で残存弗素濃度が10mg/以下とな
り、脱弗素効果が優れていることがわかる。 実施例 1 原水としてごみ焼却工場の洗煙廃水A(PH
7.8、弗素濃度38mg/)を供試し、第1図に示
す装置で弗素処理実験を行つた。 この場合、実験No.1として原水1000mlに二水
石膏1.72g(当量比×10)添加し、同時に蛍石
(100メツシユパス)を60g加えて、HClにてPHを
4.5に調整しつつ30分撹拌混合した。その後ヌツ
チエ型過器にて定圧過(−400mmHg、紙は
東洋紙No.2)し、液中の弗素濃度を測定し
た。 また実験No.2として、実験No.1の蛍石の代わ
りに蛍石60gを10W/V%のH2SO4300mlで処理
した後、過及び水洗浄した得られたケーキを用
いて同様な実験を行なつた。この結果液中の弗
素濃度は、No.1で5.2mg/、No.2で5.0mg/で
あつた。 実施例 2 原水としてごみ焼却工場洗煙廃水A(PH7.8、
弗素濃度38mg/)を供試し、第2図に示す装置
で連続処理実験を行なつた。この場合原水処理量
5/時、二水石膏の添加量8.58g/時(当量比
×10)、反応槽PH4.5±0.2、滞留時間30分、過
器はヌツチエ型定圧過(−400mmHg、紙は東
洋紙No.2)、充填塔は、弗化カルシウム充填部
200ml、弗化カルシウム結晶は蛍石の粉砕物(14
メツシユ〜20メツシユ)とし、SV=25とした。 8時間の連続実験の結果、充填塔入口で弗素濃
度7.6mg/、同出口(処理水)で弗素濃度5.3
mg/であつた。 実施例 3 原水としてごみ焼却工場洗煙廃水B(PH7.6、
弗素濃度191mg/)を供試し、第3図に示す装
置でバツチ処理実験を行なつた。 すなわち原水1000mlに二水石膏8.65g(当量比
×10)を添加し、HClにてPH4.5±0.2に保持しつ
つ30分反応させた後実施例1と同様に過した。
次にこの液800mlに蛍石の粉砕物(100メツシユ
パス)50gを添加して30分混合後、前と同様に
過した。 そして蛍石添加前の液と最終処理水について
弗素濃度を分析したところ、前者は7.1mg/、
後者は5.4mg/であつた。 なお本発明では、二水石膏を添加したが、半水
石膏、無水石膏を用いても同様の効果を得る。ま
た実施例では、合成液、洗煙廃水についての実験
結果を述べたが、他の弗素系含有廃水についても
適用できることは勿論である。 以上説明したように本発明によれば、廃水中の
弗素を効率よく高度に処理することができ、しか
も生成した弗化カルシウムを効率よく回収再利用
することができる顕著な効果を奏する。
第1図〜第3図は本発明のそれぞれ異なる弗素
系成分含有廃水の処理方法を示す説明図である。 1……反応槽、2……弗素系成分含有廃水、3
……二水石膏、4……酸、5……弗化カルシウム
結晶(又はこの酸リーチング物)、6……過
機、7,7′……弗化カルシウム、8……処理
水、9……スラリ、10……液、11……充填
塔、12……添加槽、13……過機。
系成分含有廃水の処理方法を示す説明図である。 1……反応槽、2……弗素系成分含有廃水、3
……二水石膏、4……酸、5……弗化カルシウム
結晶(又はこの酸リーチング物)、6……過
機、7,7′……弗化カルシウム、8……処理
水、9……スラリ、10……液、11……充填
塔、12……添加槽、13……過機。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 弗素系成分含有廃水に含有弗素量の当量比10
倍以上の二水石膏を加えかつPHを4.0〜5.5に保持
して難溶性の弗化カルシウムを生成する工程と、
弗化カルシウムを生成した廃水を過する工程
と、弗化カルシウムを生成した廃水又は弗化カル
シウムを別除去した液に弗化カルシウム結晶
又はその酸リーチング物を接触せしめる工程とを
具備したことを特徴とする弗素系成分含有廃水の
処理方法。 2 難溶性の弗化カルシウムを生成する工程と、
弗化カルシウムを生成した廃水に弗化カルシウム
結晶又はその酸リーチング物を接触せしめる工程
とを同一反応槽内でおこなうことを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載の弗素系成分含有廃水の
処理方法。 3 難溶性の弗化カルシウムを生成する工程後、
弗化カルシウムを生成した廃水を過する工程を
おこない、しかる後弗化カルシウムを別除去し
た液を弗化カルシウム結晶又はその酸リーチン
グ物を充填した充填塔に入れて接触せしめる工程
をおこなうことを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載の弗素系成分含有廃水の処理方法。 4 難溶性の弗化カルシウムを生成する工程後、
弗化カルシウムを別除去した液を添加槽に入
れて弗化カルシウム結晶又はその酸リーチング物
と接触せしめる工程をおこない、しかる後この廃
水を過して弗化カルシウムを別除去する工程
をおこなうことを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載の弗素系成分含有廃水の処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22675082A JPS59120286A (ja) | 1982-12-27 | 1982-12-27 | 弗素系成分含有廃水の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22675082A JPS59120286A (ja) | 1982-12-27 | 1982-12-27 | 弗素系成分含有廃水の処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59120286A JPS59120286A (ja) | 1984-07-11 |
| JPS6231995B2 true JPS6231995B2 (ja) | 1987-07-11 |
Family
ID=16850018
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22675082A Granted JPS59120286A (ja) | 1982-12-27 | 1982-12-27 | 弗素系成分含有廃水の処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59120286A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01114099U (ja) * | 1988-01-29 | 1989-08-01 |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59193191A (ja) * | 1983-04-18 | 1984-11-01 | Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd | フツ化物イオン含有排水の処理方法 |
| JP2005021855A (ja) * | 2003-07-02 | 2005-01-27 | Japan Organo Co Ltd | ケイ素およびフッ素を含む排水の晶析処理方法 |
| JP5049987B2 (ja) * | 2009-02-25 | 2012-10-17 | 森田化学工業株式会社 | フッ素イオンの固定化およびフッ素リサイクル方法 |
| CN108373140A (zh) * | 2018-02-26 | 2018-08-07 | 中南大学 | 一种从硫酸盐溶液中脱除氟的方法 |
| CN112390419A (zh) * | 2020-11-16 | 2021-02-23 | 合肥工业大学 | 一种处理高浓度含氟废水并回收氟的方法 |
-
1982
- 1982-12-27 JP JP22675082A patent/JPS59120286A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01114099U (ja) * | 1988-01-29 | 1989-08-01 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59120286A (ja) | 1984-07-11 |
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