JPS6233481B2 - - Google Patents
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- JPS6233481B2 JPS6233481B2 JP9746779A JP9746779A JPS6233481B2 JP S6233481 B2 JPS6233481 B2 JP S6233481B2 JP 9746779 A JP9746779 A JP 9746779A JP 9746779 A JP9746779 A JP 9746779A JP S6233481 B2 JPS6233481 B2 JP S6233481B2
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Landscapes
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、吊下形ボイラの地震時における耐震
方法およびボイラ本体ならびにボイラフレームの
強度メンバの損傷を防止する吊下形ボイラの耐震
構造の改良に関する。
方法およびボイラ本体ならびにボイラフレームの
強度メンバの損傷を防止する吊下形ボイラの耐震
構造の改良に関する。
一般に吊下形ボイラは、ボイラ本体をこれを囲
むボイラフレームの天井面から吊下げてその自重
を支持せしめることにより運転時におけるボイラ
本体の熱膨張がボイラフレームに悪影響を及ぼす
ことを避けようとする形式である。
むボイラフレームの天井面から吊下げてその自重
を支持せしめることにより運転時におけるボイラ
本体の熱膨張がボイラフレームに悪影響を及ぼす
ことを避けようとする形式である。
このような吊下形ボイラでは、ボイラ運転時に
おける種々の原因によるボイラ本体やボイラフレ
ームの振動あるいは強風によるボイラ本体を主と
した横揺れの外、地震による水平震力を受けるこ
とがある。
おける種々の原因によるボイラ本体やボイラフレ
ームの振動あるいは強風によるボイラ本体を主と
した横揺れの外、地震による水平震力を受けるこ
とがある。
特に吊下形ボイラが地震による水平力を受けた
時にはボイラ本体の地震応答性とボイラフレーム
の地震応答性が異なるためにボイラ本体とボイラ
フレーム間の相対変位が大きくなりいわゆるぶら
ぶらする構造となる。
時にはボイラ本体の地震応答性とボイラフレーム
の地震応答性が異なるためにボイラ本体とボイラ
フレーム間の相対変位が大きくなりいわゆるぶら
ぶらする構造となる。
このため、吊下形ボイラでは、ボイラ本体の強
度メンバ(バツクステイ)と前記ボイラ本体を囲
んで該本体を吊下支持するボイラフレームの強度
メンバ(ラーメン構造部材、ラーメン、ブレース
構造部材、トラス構造部材等)との間に両者の相
対的な横移動を制限するストツパを設け、ボイラ
本体とボイラフレームとを一体構造物と見做して
建築基準法に基く静的水平震度法による耐震設計
をするのが普通である。
度メンバ(バツクステイ)と前記ボイラ本体を囲
んで該本体を吊下支持するボイラフレームの強度
メンバ(ラーメン構造部材、ラーメン、ブレース
構造部材、トラス構造部材等)との間に両者の相
対的な横移動を制限するストツパを設け、ボイラ
本体とボイラフレームとを一体構造物と見做して
建築基準法に基く静的水平震度法による耐震設計
をするのが普通である。
以下、耐震上よりみた従来公知の吊下形ボイラ
の構造例とこれ等の構造の強震時における間題点
につき図面に従つて説明する。
の構造例とこれ等の構造の強震時における間題点
につき図面に従つて説明する。
ボイラ本体1は、第1図に示すようにボイラフ
レーム2の天井面3から多数の吊棒4を介して吊
り下げられている。第2図に示すように、モノウ
オール構造のドラム形ボイラでは、ボイラ本体1
の炉壁7が水管8で形成されているため、ボイラ
が運転に入るとボイラ本体1は、第1図、第2図
のX0−X0、Y0−Y0およびZ0−Z0を伸びの起点と
して水管8の温度に応じて各方向に熱膨張する。
炉壁7には、地震時ならびに炉内圧によるふくら
みおよび燃焼による炉内圧の変動に伴う炉壁7の
振動などを防ぐために、ボイラ本体1の強度のメ
ンバとして水平方向に所定の間隔でバツクステイ
9がタガのようにその四方を巻いている。バツク
ステイ9の断面は、第3図a、第3図bおよび第
5図にその詳細を示すように通常I形断面の形鋼
を採用しており、主として曲げと圧縮を受け持た
せる構造となつている(大型の吊下形ボイラで
は、上記のような複数個の水平バツクステイの外
側にこれ等と直交する大型のI形鋼の垂直バツク
ステイを取付けさらにこの垂直バツクステイの外
側を水平方向のトラス構造で補強した構造のもの
もある。)。炉壁7に掛る水平方向の引張り力は、
水管8の外側に別に設けたテンシヨン・バー10
によつて受け持たせており、バツクステイ9は、
炉壁7の伸びの起点となる個所X0−X0およびY0
−Y0の近くの水管8に溶接された止め具11を
介してボルト13により強固に取付けられてい
る。該バツクステイ9は、さらに長孔を有する複
数個のステイラツプ12を介して前記テンシヨ
ン・バー10に取付けられ炉壁7の伸びに対して
スライド出来るようにしてある。
レーム2の天井面3から多数の吊棒4を介して吊
り下げられている。第2図に示すように、モノウ
オール構造のドラム形ボイラでは、ボイラ本体1
の炉壁7が水管8で形成されているため、ボイラ
が運転に入るとボイラ本体1は、第1図、第2図
のX0−X0、Y0−Y0およびZ0−Z0を伸びの起点と
して水管8の温度に応じて各方向に熱膨張する。
炉壁7には、地震時ならびに炉内圧によるふくら
みおよび燃焼による炉内圧の変動に伴う炉壁7の
振動などを防ぐために、ボイラ本体1の強度のメ
ンバとして水平方向に所定の間隔でバツクステイ
9がタガのようにその四方を巻いている。バツク
ステイ9の断面は、第3図a、第3図bおよび第
5図にその詳細を示すように通常I形断面の形鋼
を採用しており、主として曲げと圧縮を受け持た
せる構造となつている(大型の吊下形ボイラで
は、上記のような複数個の水平バツクステイの外
側にこれ等と直交する大型のI形鋼の垂直バツク
ステイを取付けさらにこの垂直バツクステイの外
側を水平方向のトラス構造で補強した構造のもの
もある。)。炉壁7に掛る水平方向の引張り力は、
水管8の外側に別に設けたテンシヨン・バー10
によつて受け持たせており、バツクステイ9は、
炉壁7の伸びの起点となる個所X0−X0およびY0
−Y0の近くの水管8に溶接された止め具11を
介してボルト13により強固に取付けられてい
る。該バツクステイ9は、さらに長孔を有する複
数個のステイラツプ12を介して前記テンシヨ
ン・バー10に取付けられ炉壁7の伸びに対して
スライド出来るようにしてある。
14は、炉壁7の外側に張られた保温材であ
る。このようにして、ボイラ本体1は通常時伸び
の方向には自由になつているが、缶前後方向およ
び左右方向には伸びの起点となる個所X0−X0、
Y0−Y0を通る垂直面内における所定の位置に設
けられたストツパ15,16……により拘束され
ている。
る。このようにして、ボイラ本体1は通常時伸び
の方向には自由になつているが、缶前後方向およ
び左右方向には伸びの起点となる個所X0−X0、
Y0−Y0を通る垂直面内における所定の位置に設
けられたストツパ15,16……により拘束され
ている。
さらにストツパ15の構造を詳細に説明すれ
ば、第4図および第5図に示す例ではストツパ1
5はボイラフレーム2の2本の強度メンバ16,
16間に垂直に取付けられた雌ストツパ17、お
よびこれと数ミリのクリヤランスを持つてバツク
ステイ9に取付けられ、前記雄ストツパ7を挾む
雌ストツパ18,18とから成り、ボイラ本体1
の熱膨張に基く、バツクステイ9とボイラフレー
ム2の強度メンバ16との鉛直方向ならびに水平
方向の相対変位を吸収するとともに、雄ストツパ
17と雌ストツパ18,18を横切る水平方向に
は前述のような地震時その他の相対的な横移動を
制限するストツパ15としてボイラフレーム2の
強度メンバ16とボイラ本体1の強度メンバであ
るバツクステイ9とを結合している。
ば、第4図および第5図に示す例ではストツパ1
5はボイラフレーム2の2本の強度メンバ16,
16間に垂直に取付けられた雌ストツパ17、お
よびこれと数ミリのクリヤランスを持つてバツク
ステイ9に取付けられ、前記雄ストツパ7を挾む
雌ストツパ18,18とから成り、ボイラ本体1
の熱膨張に基く、バツクステイ9とボイラフレー
ム2の強度メンバ16との鉛直方向ならびに水平
方向の相対変位を吸収するとともに、雄ストツパ
17と雌ストツパ18,18を横切る水平方向に
は前述のような地震時その他の相対的な横移動を
制限するストツパ15としてボイラフレーム2の
強度メンバ16とボイラ本体1の強度メンバであ
るバツクステイ9とを結合している。
また、第6図および第7図に示したストツパ1
5の別の例では、ボイラ本体1の伸びの起点X0
−X0、Y0−Y0に近いボイラフレーム2の強度メ
ンバ16に、水平片持梁20とブレース21ある
いは水平片持梁22を介してボイラフレーム2の
複数階を貫く長いバンパ柱25が、多数のボルト
26でボイラフレーム2の一部として強固に取付
けられている。そして、ボイラ本体1に取付けら
れた複数(1階当り2本)のバツクステイ9に溶
接された雌ストツパ18,18が第7図に示すよ
うに僅かな間隙を置いて前記バンパ柱25を挾ん
でいる。dはバツクステイ9に設けた突起14と
前記バンパ柱25との間に設けたボイラ本体1の
最大伸び量以上に取つた間隙である。
5の別の例では、ボイラ本体1の伸びの起点X0
−X0、Y0−Y0に近いボイラフレーム2の強度メ
ンバ16に、水平片持梁20とブレース21ある
いは水平片持梁22を介してボイラフレーム2の
複数階を貫く長いバンパ柱25が、多数のボルト
26でボイラフレーム2の一部として強固に取付
けられている。そして、ボイラ本体1に取付けら
れた複数(1階当り2本)のバツクステイ9に溶
接された雌ストツパ18,18が第7図に示すよ
うに僅かな間隙を置いて前記バンパ柱25を挾ん
でいる。dはバツクステイ9に設けた突起14と
前記バンパ柱25との間に設けたボイラ本体1の
最大伸び量以上に取つた間隙である。
この様なストツパ15では地震時にボイラフレ
ーム2に掛る水平力は、雄ストツパ17またはバ
ンパ柱25から雌ストツパ18を介してそのまま
バツクステイ9に伝えられボイラフレーム2はボ
イラ本体1と一体となつて振動する。
ーム2に掛る水平力は、雄ストツパ17またはバ
ンパ柱25から雌ストツパ18を介してそのまま
バツクステイ9に伝えられボイラフレーム2はボ
イラ本体1と一体となつて振動する。
この時、バンパ柱25が受けるボイラ本体1の
慣性力に基く反力は各階に設けられた複数雌スト
ツパ18,18……を介してバンパ柱25に伝え
られる。バンパ柱25に伝えられた水平力はバン
パ柱25を曲げ水平片持梁20、ブレース21及
び水平片持梁22等の接合部材な分配され、そこ
に設けられているボイラフレーム2の強度メンバ
16,16によりボイラフレーム2へ集約されボ
イラフレーム2の基礎へ伝えられる。
慣性力に基く反力は各階に設けられた複数雌スト
ツパ18,18……を介してバンパ柱25に伝え
られる。バンパ柱25に伝えられた水平力はバン
パ柱25を曲げ水平片持梁20、ブレース21及
び水平片持梁22等の接合部材な分配され、そこ
に設けられているボイラフレーム2の強度メンバ
16,16によりボイラフレーム2へ集約されボ
イラフレーム2の基礎へ伝えられる。
さらに第8図及び第9図に例示するように炉壁
7の四方に取付けられたバツクステイ9,9……
の四隅部とボイラフレーム2の強度メンバ16,
16との間に夫々強いロツド状のストツパ15,
15を設けたものも知られている。
7の四方に取付けられたバツクステイ9,9……
の四隅部とボイラフレーム2の強度メンバ16,
16との間に夫々強いロツド状のストツパ15,
15を設けたものも知られている。
この形式のストツパ15もバツクステイ9に強
固に取付けられたストツパ15の構成部材である
ピン状の結合部材31およびボイラフレーム2の
強度メンバ16に強固に取付けられたブラケツト
32とピン33からなる結合部材を備えたロツド
35とからなつている。
固に取付けられたストツパ15の構成部材である
ピン状の結合部材31およびボイラフレーム2の
強度メンバ16に強固に取付けられたブラケツト
32とピン33からなる結合部材を備えたロツド
35とからなつている。
この形式のストツパ15も、ボイラ本体1の熱
膨張の影響を避けるような工夫は為されているが
地震時にボイラフレーム2に掛る水平力は、該ス
トツパ15を介してボイラ本体1の強度メンバで
あるバツクステイ9に伝えられ、ボイラフレーム
2とボイラ本体1が一体となつて振動することは
前記の例と同様である。
膨張の影響を避けるような工夫は為されているが
地震時にボイラフレーム2に掛る水平力は、該ス
トツパ15を介してボイラ本体1の強度メンバで
あるバツクステイ9に伝えられ、ボイラフレーム
2とボイラ本体1が一体となつて振動することは
前記の例と同様である。
なお、この種ストツパ15をボイラ本体1の伸
びの起点X0−X0、Y0−Y0に近い位置に設けたも
のもあるが、このようなストツパ15も地震時に
ボイラフレーム2とボイラ本体1が一体となつて
振動する点では第8図、第9図に示したものと同
様である。
びの起点X0−X0、Y0−Y0に近い位置に設けたも
のもあるが、このようなストツパ15も地震時に
ボイラフレーム2とボイラ本体1が一体となつて
振動する点では第8図、第9図に示したものと同
様である。
以上、各例について説明したように、従来公知
のストツパ15では、ボイラフレーム2とボイラ
本体1が、一体となつて水平振動する構造となつ
ているため、ボイラフレーム2の質量のみでなく
大重量物であるボイラ本体1の質量も付加した質
量の慣性力がストツパ15を介してボイラフレー
ム2に作用し、該フレーム2のみの地震応答より
も大きいものとなる。
のストツパ15では、ボイラフレーム2とボイラ
本体1が、一体となつて水平振動する構造となつ
ているため、ボイラフレーム2の質量のみでなく
大重量物であるボイラ本体1の質量も付加した質
量の慣性力がストツパ15を介してボイラフレー
ム2に作用し、該フレーム2のみの地震応答より
も大きいものとなる。
したがつて、地震の規模が大きくフレーム2の
基部加速度が大きくなると略比例的に慣性力が増
大し、ボイラフレーム2の強度メンバ16および
ボイラ本体1の強度メンバであるバツクステイ9
に過大な応力が発生してくる。
基部加速度が大きくなると略比例的に慣性力が増
大し、ボイラフレーム2の強度メンバ16および
ボイラ本体1の強度メンバであるバツクステイ9
に過大な応力が発生してくる。
このため、ボイラフレーム2の強度メンバ1
6、バツクステイ9およびストツパ15の強度を
十分に大きくとる必要がある。そのようにしなけ
れば、大地震時にストツパ15を強固に取付けた
ボイラ本体1のバツクステイ9およびボイラフレ
ーム2の強度メンバ16の何れかまたは両方が破
損して吊下形ボイラに重大な損傷を与えることに
なると考えられている。
6、バツクステイ9およびストツパ15の強度を
十分に大きくとる必要がある。そのようにしなけ
れば、大地震時にストツパ15を強固に取付けた
ボイラ本体1のバツクステイ9およびボイラフレ
ーム2の強度メンバ16の何れかまたは両方が破
損して吊下形ボイラに重大な損傷を与えることに
なると考えられている。
本発明は、以上説明した公知の吊下形ボイラに
おける耐震構造上の欠点を改良することを目的と
してなされたものである。
おける耐震構造上の欠点を改良することを目的と
してなされたものである。
本発明は、上記目的を達成させるため、ボイラ
本体の強度メンバと前記ボイラ本体を囲んでこの
本体を吊下支持するボイラフレームの強度メンバ
との間に両者の相対的な横移動を制限するストツ
パを備えてなる吊下形ボイラの耐震構造におい
て、前記ストツパが、前記ボイラフレームの強度
メンバ及び前記ボイラ本体の強度メンバに夫々取
付けられた一対の雄ストツパと雌ストツパとから
なり、地震力を受けて前記両強度メンバより早く
塑性変形するように前記両ストツパの少なくとも
一方の剛性を弱く構成した吊下形ボイラの耐震構
造を提供する。
本体の強度メンバと前記ボイラ本体を囲んでこの
本体を吊下支持するボイラフレームの強度メンバ
との間に両者の相対的な横移動を制限するストツ
パを備えてなる吊下形ボイラの耐震構造におい
て、前記ストツパが、前記ボイラフレームの強度
メンバ及び前記ボイラ本体の強度メンバに夫々取
付けられた一対の雄ストツパと雌ストツパとから
なり、地震力を受けて前記両強度メンバより早く
塑性変形するように前記両ストツパの少なくとも
一方の剛性を弱く構成した吊下形ボイラの耐震構
造を提供する。
本発明のものによれば、ボイラ本体に小さい外
力が加わつたときは、外力をストツパを介してボ
イラフレームに伝えてボイラフレームで支持し、
大きな外力のときは、ボイラフレームからの反力
がボイラ本体に伝わらないように雄ストツパまた
は雌ストツパのうち少なくとも一方が両強度メン
バより早く塑性変形することにより、ボイラ本体
の重大な損傷発生を防止する。
力が加わつたときは、外力をストツパを介してボ
イラフレームに伝えてボイラフレームで支持し、
大きな外力のときは、ボイラフレームからの反力
がボイラ本体に伝わらないように雄ストツパまた
は雌ストツパのうち少なくとも一方が両強度メン
バより早く塑性変形することにより、ボイラ本体
の重大な損傷発生を防止する。
つぎに、第10図〜第16図に示す実施例によ
り本発明を具体的に説明する。
り本発明を具体的に説明する。
第10図、第11図に示すように、バツクステ
イ9に取付けられた雄ストツパ17が、ボイラフ
レーム2の強度メンバ16に取付けられた雌スト
ツパ18,18より弱いように設計する。なお、
雄ストツパ17の一部に切り欠きなどの強度的に
弱い部分を設けてなる雄ストツパでもよい。また
雄ストツパ17はバツクステイ1に直接溶接して
もよいし、第10図のようにベースプレート40
を介してバツクステイ9にボルト26で固定して
もよい。
イ9に取付けられた雄ストツパ17が、ボイラフ
レーム2の強度メンバ16に取付けられた雌スト
ツパ18,18より弱いように設計する。なお、
雄ストツパ17の一部に切り欠きなどの強度的に
弱い部分を設けてなる雄ストツパでもよい。また
雄ストツパ17はバツクステイ1に直接溶接して
もよいし、第10図のようにベースプレート40
を介してバツクステイ9にボルト26で固定して
もよい。
本実施例の場合、地震時に生ずるボイラ本体1
およびボイラフレーム2の間の相対変位に起因す
るストツパ反力Rは、地震力が小さい場合は、雌
雄のストツパ18,17は小さく変形する(第1
2図B−O−A)。しかし大地震になれば反力R
も比例して大となり、強度の相対的に弱い雄スト
ツパ17の基部に塑性変形が生じて、ストツパ反
力Rが頭打ちとなる(第12図AC)。地震力の方
向が変ると第12図に示すようにDEF……の経
路を通りいわゆる履歴現象を呈する。
およびボイラフレーム2の間の相対変位に起因す
るストツパ反力Rは、地震力が小さい場合は、雌
雄のストツパ18,17は小さく変形する(第1
2図B−O−A)。しかし大地震になれば反力R
も比例して大となり、強度の相対的に弱い雄スト
ツパ17の基部に塑性変形が生じて、ストツパ反
力Rが頭打ちとなる(第12図AC)。地震力の方
向が変ると第12図に示すようにDEF……の経
路を通りいわゆる履歴現象を呈する。
風とか度々発生するような中小地震時には従来
通りのストツパ効果があり、さらに大地震時には
ストツパ反力Rが大となつて設定値を越えるため
雄ストツパ17は塑性変形して反力Rも頭打ちと
なるため、ストツパ15を介してボイラフレーム
2から大重量を有するボイラ本体1に作用する地
震力が減少し地震応答も小さくなる。
通りのストツパ効果があり、さらに大地震時には
ストツパ反力Rが大となつて設定値を越えるため
雄ストツパ17は塑性変形して反力Rも頭打ちと
なるため、ストツパ15を介してボイラフレーム
2から大重量を有するボイラ本体1に作用する地
震力が減少し地震応答も小さくなる。
また、ストツパ反力Rの履歴による減衰効果も
応答を小さくする。
応答を小さくする。
雄ストツパ17の一部を局所的に弱くしておけ
ば、確実にその部分に塑性変形を集中させること
ができ、またその部分の仕上げをスムーズにする
ことにより破損することなしに大きい塑性変形が
許容できる。なお、雌ストツパ18の一部に弱い
部分を設けても同様の効果がある第13図、第1
4図、第15図は同じ考えの多点式ストツパ15
の実施例であり、ここでは、雄ストツパ17に対
向する穴50,50,50を有する雌ストツパ5
1が水平ばり22によりボイラフレーム2の強度
メンバ16に固着されており、他は第10図の例
の場合と同様である。したがつて、耐震効果も第
10図の場合と同様である。
ば、確実にその部分に塑性変形を集中させること
ができ、またその部分の仕上げをスムーズにする
ことにより破損することなしに大きい塑性変形が
許容できる。なお、雌ストツパ18の一部に弱い
部分を設けても同様の効果がある第13図、第1
4図、第15図は同じ考えの多点式ストツパ15
の実施例であり、ここでは、雄ストツパ17に対
向する穴50,50,50を有する雌ストツパ5
1が水平ばり22によりボイラフレーム2の強度
メンバ16に固着されており、他は第10図の例
の場合と同様である。したがつて、耐震効果も第
10図の場合と同様である。
第16図は第10図に示した実施例と比較し
て、雄ストツパ17を曲げと捩り変形をし易いL
字形のものとした他は、構造、作用、効果とも同
様である。
て、雄ストツパ17を曲げと捩り変形をし易いL
字形のものとした他は、構造、作用、効果とも同
様である。
さらに第17図、第18図に示す第2の実施例
により具体的に説明する。
により具体的に説明する。
第17図に示すようにバツクステイ9に取付け
られた雄ストツパ17と、それと対峙する雌スト
ツパとしてプレート18aとその支持板18bを
配置する。なお、18aと18bはボイラフレー
ム2の強度メンバ16に直接溶接してもよいし、
ベースプレー40をボルト26によつて取付けて
もよい。
られた雄ストツパ17と、それと対峙する雌スト
ツパとしてプレート18aとその支持板18bを
配置する。なお、18aと18bはボイラフレー
ム2の強度メンバ16に直接溶接してもよいし、
ベースプレー40をボルト26によつて取付けて
もよい。
地震時には、まずボイラ本体1及びボイラフレ
ーム2間の相対変位に起因するストツパ反力Rが
生じるとともに、プレート18aと支持板18b
がそれぞれ引張りと圧縮をうけ小さく変形するが
地動が大となるとこれらプレート18aの引張力
と支持板18bの圧縮力も比例して大きくなり
(第18図OA)、支持板の弾性座屈耐力(第18
図A点相当)に達し座屈すると第17図の18b
に示すような変形をしてそれは圧縮力を負担でき
なくなりストツパ反力Rは第18図のACに沿つ
て減少する。しかし、地動が小さくなると、支持
板18bの変形は弾性範囲にあるため第18図
COに沿つて元に戻る。逆方向の地動に対しては
雌ストツパのもう一方の側に反力Rが作用し、上
記と同様の作用をする(第18図O→B→D→
O)。
ーム2間の相対変位に起因するストツパ反力Rが
生じるとともに、プレート18aと支持板18b
がそれぞれ引張りと圧縮をうけ小さく変形するが
地動が大となるとこれらプレート18aの引張力
と支持板18bの圧縮力も比例して大きくなり
(第18図OA)、支持板の弾性座屈耐力(第18
図A点相当)に達し座屈すると第17図の18b
に示すような変形をしてそれは圧縮力を負担でき
なくなりストツパ反力Rは第18図のACに沿つ
て減少する。しかし、地動が小さくなると、支持
板18bの変形は弾性範囲にあるため第18図
COに沿つて元に戻る。逆方向の地動に対しては
雌ストツパのもう一方の側に反力Rが作用し、上
記と同様の作用をする(第18図O→B→D→
O)。
風とか度々発生するような中小地震時には、従
来通りのストツパ効果があり、さらに大地震時に
は、設定座屈耐力を越えて支持板が座屈しストツ
パ反力Rが減少するため、地震応答も小さくな
る。
来通りのストツパ効果があり、さらに大地震時に
は、設定座屈耐力を越えて支持板が座屈しストツ
パ反力Rが減少するため、地震応答も小さくな
る。
以上は、支持板18bが弾性座屈する場合であ
つたが、弾塑性座屈する場合も効果は同様で、こ
の場合は、地震後永久変形したプレート18aと
支持板18bを取り換え易いように、第17図の
左側のようにベースプレート40付きストツパ1
5としてもよい。
つたが、弾塑性座屈する場合も効果は同様で、こ
の場合は、地震後永久変形したプレート18aと
支持板18bを取り換え易いように、第17図の
左側のようにベースプレート40付きストツパ1
5としてもよい。
第1図は吊下形ボイラの概略構造を示す側面
図、第2図は第1図の−線に沿う同構造の横
断面図、第3図aはボイラ本体の一部を省略した
拡大断面図、第3図bは第3図a中b−b矢視
図、第4図は公知のストツパの一例を示す側面
図、第5図は第4図の−線に沿う横断面図、
第6図はストツパの異なる公知例を示す見取図、
第7図は第6図の−線に沿う横断面図、第8
図はストツパのさらに異なる公知例を説明するた
めに吊下形ボイラの一部を横断面で示したもので
あり、第9図は第8図の−線に沿う拡大縦断
面図、第10図は本発明の実施例を示す横断面
図、第11図は第10図のXI−XI線に沿う縦断面
図、第12図は第10図に示す実施例における反
力Rと変位δの関係を示すグラフ、第13図は第
10図に示す同様の手段を実施する異なる構造の
ストツパ15を示す側面図、第14図は第13図
のXI−XI線に沿う拡大縦断面図、第15図は
第14図の−線に沿う横断面図、第16
図は第10図に示す同様の手段を実施するさらに
異なる構造のストツパ15を例示した見取図、第
17図は第2の実施例を示す平面図、第18図は
第17図の実施例における反力Rと変位δの関係
を示すグラフである。 1……ボイラ本体、2……ボイラフレーム、3
……天井面、4……吊棒、9……バツクステイ、
15……ストツパ、16……強度メンバ、17…
…雄ストツパ、18……雌ストツパ、R……反
力、δ……相対変位。
図、第2図は第1図の−線に沿う同構造の横
断面図、第3図aはボイラ本体の一部を省略した
拡大断面図、第3図bは第3図a中b−b矢視
図、第4図は公知のストツパの一例を示す側面
図、第5図は第4図の−線に沿う横断面図、
第6図はストツパの異なる公知例を示す見取図、
第7図は第6図の−線に沿う横断面図、第8
図はストツパのさらに異なる公知例を説明するた
めに吊下形ボイラの一部を横断面で示したもので
あり、第9図は第8図の−線に沿う拡大縦断
面図、第10図は本発明の実施例を示す横断面
図、第11図は第10図のXI−XI線に沿う縦断面
図、第12図は第10図に示す実施例における反
力Rと変位δの関係を示すグラフ、第13図は第
10図に示す同様の手段を実施する異なる構造の
ストツパ15を示す側面図、第14図は第13図
のXI−XI線に沿う拡大縦断面図、第15図は
第14図の−線に沿う横断面図、第16
図は第10図に示す同様の手段を実施するさらに
異なる構造のストツパ15を例示した見取図、第
17図は第2の実施例を示す平面図、第18図は
第17図の実施例における反力Rと変位δの関係
を示すグラフである。 1……ボイラ本体、2……ボイラフレーム、3
……天井面、4……吊棒、9……バツクステイ、
15……ストツパ、16……強度メンバ、17…
…雄ストツパ、18……雌ストツパ、R……反
力、δ……相対変位。
Claims (1)
- 1 ボイラ本体の強度メンバと前記ボイラ本体を
囲んでこの本体を吊下支持するボイラフレームの
強度メンバとの間に両者の相対的な横移動を制限
するストツパを備えてなる吊下形ボイラの耐震構
造において、前記ストツパが、前記ボイラフレー
ムの強度メンバ及び前記ボイラ本体の強度メンバ
に夫々取付けられた一対の雄ストツパと雌ストツ
パとからなり、地震力を受けて前記両強度メンバ
より早く塑性変形するように前記両ストツパの少
なくとも一方の剛性を弱く構成したことを特徴と
する吊下形ボイラの耐震構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9746779A JPS5623609A (en) | 1979-07-31 | 1979-07-31 | Earthquakeeproof method for hanging type boiler and its structure |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9746779A JPS5623609A (en) | 1979-07-31 | 1979-07-31 | Earthquakeeproof method for hanging type boiler and its structure |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5623609A JPS5623609A (en) | 1981-03-06 |
| JPS6233481B2 true JPS6233481B2 (ja) | 1987-07-21 |
Family
ID=14193099
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9746779A Granted JPS5623609A (en) | 1979-07-31 | 1979-07-31 | Earthquakeeproof method for hanging type boiler and its structure |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5623609A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60101509U (ja) * | 1983-12-08 | 1985-07-11 | 石川島播磨重工業株式会社 | ボイラ等の吊装置 |
| JP4262636B2 (ja) * | 2004-05-11 | 2009-05-13 | 株式会社アイホー | 加熱装置 |
-
1979
- 1979-07-31 JP JP9746779A patent/JPS5623609A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5623609A (en) | 1981-03-06 |
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