JPS6233559Y2 - - Google Patents

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JPS6233559Y2
JPS6233559Y2 JP1982097487U JP9748782U JPS6233559Y2 JP S6233559 Y2 JPS6233559 Y2 JP S6233559Y2 JP 1982097487 U JP1982097487 U JP 1982097487U JP 9748782 U JP9748782 U JP 9748782U JP S6233559 Y2 JPS6233559 Y2 JP S6233559Y2
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rod
wheel
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fishing
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はすくい網漁法、即ち水面近くに密集し
てくる魚、例えばいわし、マーカレイ、イカナ
ゴ、さば、モジヤコ(ハマチの稚魚)、しらす等
の魚群を、2本のさおに網を取付けた漁具を2名
で操作してなす、すくい網漁法を機械的手段でな
し得るようにした装置に関し、出願人の知る限り
において、このようなすくい網法を可能にした機
械的装置は未だ全然提案されていない。
我が国におけるすくい網漁法は、主として関西
(和歌山、四国及び瀬戸内海一円、山口県の山陰
沿岸、鳥取島根全域、兵庫県の日本海側、九州一
円)(その他、東北地方、北海道等ほゞ全国的に
行なわれており)、前記の如き同種の魚を獲る巻
網魚法に比し、水深2m程度で船底が当らない個
所でも操業し得る(10トン未満の船で)利点を有
するが(注、巻網漁法は沖合又は相当深の水深が
必要である。)、元来が原始的な漁法であるが故
に、水産物漁獲規制(漁撈方法に基づく農林省及
び各都道府県による規正)の対象外とされている
のが現状である。
前記のように、水産物漁獲規制の対象外とされ
ていることよりして、すくい網漁法業者の生活は
今や破綻の一歩手前にあるとも云い得る。即ち近
年における漁業資源の減少と、漁獲技術の進歩と
が相俟つて、大型船による大漁漁法業者と、すく
い網漁法による零細漁業者との間には大なる格差
が見られ、この格差は遂年大になりつつあり、故
にこれが打開策の考究実施は焦眉の問題となつて
いる。
更に記すれば、例えばいわし及びマーカレイを
例にとると、生産者の市場売り価額1箱(15Kg入
り)が1500〜2500円の場合、一夜操業時における
一隻平均の水揚げは60〜70箱で(稀に150箱程度
になることもある)、市場売り額にして90000〜
175000円程度で、2名による操業、操業可能日
数、重油代その他の経費等の関連において他漁法
に比し、その利益は格段と小なるものであつた。
本考案は叙上の点に着目して成されたもので、
その目的は単一人の機械操作により能率良く漁獲
し得ると共に漁撈費の低減を得られるすくい網漁
装置を提供するにある。
本考案の他の目的は、さおをして確実に投入し
得ると共にさお上げ時における潮流その他による
悪影響を防止し得るすくい網漁装置を提供するに
ある。
又本考案の他の目的は、2本のさおの先端に、
該2本のさおの先端を接続するフロートパイプを
設けたことにより、さお及び網中の魚によるロー
ドを大幅に低減し、換言すれば、水中下において
大なる浮力を得られその分だけモーター及び機械
装置の負担を軽減出来、又フロートパイプが水面
にある場合は、これにより船の安定性も得られる
すくい網漁装置を提供するにある。
次に、上記の目的を達成し得る本考案の一実施
例を、添付図面について詳細に説明する。
1は船体への固定用の支枠、2は支枠1上に装
着された台枠、3はプランジヤー3aを有する油
圧シリンダーを示し、該油圧シリンダー3の中途
は台枠2の後部に軸4を介して起倒可能に設けら
れている。
5は往復回動板、6は前後に溝車6aを有する
作動板を示し、該作動板6の前後における中途
が、即ち、前方の溝車6aまでの長さが後方の溝
車6aまでの長さより短い位置において往復回動
板5の上部に固着され、往復回動板5の中途が軸
7を介して台枠2の前部における上部2aに枢着
されると共に下板部5aの下端が軸8を介して前
記のプランジヤー3aの先端に枢着されている。
9は台枠2の上部2a上に設置された正逆回転す
る油圧モーター、10は油圧モーター軸9aに固
着された駆動溝車を示し、該駆動溝車10の外周
には数多の摩擦抵抗片10a、例えばゴム片等の
摩擦抵抗片10aが貼着され、この摩擦抵抗片1
0aと前記の溝車6aとの間により後記されるさ
お11が挟持且つ前後及び上下動するように構成
されている。又以上により同期して作動する駆動
装置aが構成されている。
さお11は強化プラスチツクを材料としたもの
の2本が用いられ(例えばグラスフアイバー使用
の)、第4,5図の如く、その1本のさお11a
の先端にフロートパイプ12(例えば強化プラス
チツク製の)の一端が固定環13を介して固着さ
れ、他の1本のさお11bの先端がフロートパイ
プ12の他端に摺動可能に設けられている。即ち
図示例においてはフロートパイプ12の他端に、
所望の間隔を存して2枚のフランジ14,15が
設けられると共に該フランジ14,15間におい
てフロートパイプ12を摺動する摺動環16が嵌
合され、又摺動環16の下部に他の1本のさお1
1bが環17を介して固着されている。
第6〜9図において、bは船体、b1は舷側、b2
は甲板、aは駆動装置を示し、その甲板b2上と舷
側b1を利用して2つの駆動装置aが所望の間隔を
して固定されている(注、支枠1を介して)。1
1は作動板6の溝車6aと駆動溝車10の間に挿
入されたさお、18は舷側b1に設けられたばねク
ツシヨン付のさお用のガイド車を示し、例えば第
10図の如く構成されている。即ち19は舷側b1
に固着されたばねケーシング、20はばね受20
aを有する軸受を示し、ばね受20aがばねケー
シング19内に入つた状態において軸受20がば
ねケーシング19に対し摺動可能に嵌挿されると
共にばね受20aと舷側b1との間にコイルばね2
1が張設されている。又漁網22が舷側b1と、2
本のさお11に連結されている。
次に第6〜9図について、その作用を説明すれ
ば、第6図の如く、さお11が水平になつた状態
において(集魚前及び集魚中の状態)、油圧シリ
ンダー3を駆動してさお11を第7図の如く垂直
にする。即ち油圧シリンダー3のプランジヤー3
aの後退に伴ない矢印方向に回動する往復回動板
5と共に回動する作動板6の前方の溝車6aに押
圧されて第6図の水平位より第7図の垂直位にな
り、且つさお11の下部近くはガイド車18に当
接する。又第7図の如くさお11が水中に投入さ
れない状態は、駆動溝車10の摩擦抵抗片10a
と作動板6の2個の溝車6aで保持され、従つて
船体bのローリング、ピツチングにより徒らに投
入されることはない。
次いで油圧モーター9により駆動溝車10を矢
印の方向に回転させることにより、さお11は溝
車6a,6aとガイド車18を介してフロートパ
イプ12の浮力に抗して急速に第8図の如く水中
に投入される。
次に油圧シリンダー3のプランジヤー3aを進
出させることにより、作動板6は往復回動板5を
介して垂直位より水平位に回動し、従つてさお1
1は第9図の如き仮想線位を介して水平位とな
り、この段階において漁網22中に魚が入る。又
さお11が垂直位より水平位に移行する段階にお
いて、水及び魚のロードがかかるが、往復回動板
5への作動板6の固着点と該作動板6の端部に枢
着した後方の溝車6aまでの長さが大きく設定さ
れている溝車6aのテコの理による押圧と、さお
11の先端に前記の如くフロートパイプ12が設
けられていることにより、そのロードが大幅に低
減されてさお11は迅速に移動し、従つて良好に
魚を捕獲し得る(注、当然のことながら油圧シリ
ンダー3及び関連機構にかかるトルクも低減し得
る。)。
さお11が水平になつた時において、油圧モー
ター9により駆動溝車10を矢印の方向に回転し
てさお11及び漁網22を第6図の如き状態に復
帰させて1サイクルの作業を終わるものである
(注、1サイクルは約3分間で財われる。)。
又第4,5図の如く2本のさお11のうちの、
1本のさお11aの先端にフロートパイプ12の
一端が固着され、他の1本のさお11bの先端が
フロートパイプ12の他端に摺動可能に設けられ
ていることにより、潮流その他により無理な力の
かかることが防止される。
即ち、集魚技術として魚が集魚灯の下に、より
多く、より永続的に集まるには船がほどよい速度
で進行することが必要である。
なお、海峡、水道等の潮流の速い場所での操業
では、船の進行は必要でないが、この場合にも潮
流に対して相対的に船が進行しているとのと同じ
状態となる。
よつて、上記のような操業状態においては、舷
側より海中に投入した2本のさお11a,11b
及び網22には船の進行方向と逆向きの力が加わ
ることになる。
この際、さお11a,11bの各端部をフロー
トパイプ12の両端に固定してあると、海中にお
いてさお11a,11b及びフロートパイプ12
は同一方向に移動し、この変位力がさお11a,
11bを介して駆動装置aに加わることになる
が、さお11bの端部をフロートパイプ12に摺
動可能に設けることにより、上記の変位力が減少
し駆動装置aへの影響を小さくすることができる
のである。(通常、潮流5ノツト/時、船速3ノ
ツト/時に耐えるようにされている)。
また、前記のように、さお11a,11bを油
圧モーター9により急速に海中に投入する際に、
フロートパイプ12の海水抵抗による多少の弯曲
があつても、さお11bのスライドにより、さお
11a,11bの内方への曲りが阻止されて駆動
装置aへの影響を減少し、かつ網22の面積縮小
を防止することができるものである。
さらに、フロートパイプ12を前記のように、
強化プラスチツク製として強度を保持させている
ので、単なる玉浮子を連設した場合のように、浮
力による上方への弯曲に伴うさお11a,11b
の対向方向への大きな弯曲変位を阻止することが
できるものである。
以上、本考案の一実施例について説明したが、
本考案はこれに限定されず、次の如く設計変更す
ることもある。
() 往復回動板5に作動板6を固着しないで
螺杆23を介して上下動自在に設け、これによ
りさお11の径の大小に適応し得るように構成
することもある。
() 多数の摩擦抵抗片10aに代え、ゴムを
ライニングして単一の摩擦抵抗片となすことも
ある。
() さお11aに対してもフロートパイプ1
2を摺動可能に設けることもある。
() さお用のガイド車18は用いないことも
ある。
本考案は上記したように成るから単一人の機械
操作により能率良く漁獲し得ると共に漁撈費の低
減を得られ、又さおをして確実に投入し、且つさ
お上げ時における潮流その他による悪影響を防止
し得るの効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るすくい網漁装置の一実施例
を示し、第1図は駆動装置の側面図、第2図は同
上平面図、第3図は同上正面図、第4図はフロー
トパイプ部の一部切欠平面図、第5図は同上側面
図、第6図〜9図は操作順序の側面図、第10図
はガイド車部の縦側断面図である。 a……駆動装置、b……船体、b1……舷側、2
……台枠、3……油圧シリンダー、5……往復回
動板、6……作動板、6a……溝車、10……駆
動溝車、10a……摩擦抵抗片、11……さお、
11a……1本のさお、11b……他の1本のさ
お、12……フロートパイプ、22……漁網。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 台枠に起倒可能に設けた油圧シリンダーと、
    該油圧シリンダーのプランジヤーに一端を連結
    し、上記台枠にほぼ中央部を枢着した往復回動
    板と、該往復回動板の他端に固着した作動板
    と、該作動板の固着点より長さを異にした両端
    に夫々枢着した溝車と、前記台枠に固着した可
    逆回転可能な油圧モーターと、該油圧モーター
    の回転軸に固着され、前記溝車に対向配置した
    内面に滑り止めが施された駆動溝車とから成る
    駆動装置の一対を、船体の前後方向において所
    望の間隔を存して前記の台枠を介して舷側上に
    装備し、更に両駆動装置を構成する各駆動溝車
    と各作動板の溝車との間に、それぞれ1本宛の
    さおを嵌挿し、且つこれ等各さおの先端に配設
    される強化プラスチツク製のフロートパイプに
    少くとも一方のさおの先端を摺動自在に設ける
    と共に、さおと舷側に魚網を連結して成ること
    を特徴とするすくい網漁装置。 (2) 駆動溝車に施された滑り止めは、該溝車の溝
    面にゴム片の如き数多の摩擦抵抗片を貼着或は
    ゴムライニングした実用新案登録請求の範囲(1)
    記載のすくい網漁装置。
JP9748782U 1982-06-30 1982-06-30 すくい網漁装置 Granted JPS594277U (ja)

Priority Applications (1)

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JP9748782U JPS594277U (ja) 1982-06-30 1982-06-30 すくい網漁装置

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JP9748782U JPS594277U (ja) 1982-06-30 1982-06-30 すくい網漁装置

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JPS594277U JPS594277U (ja) 1984-01-12
JPS6233559Y2 true JPS6233559Y2 (ja) 1987-08-27

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JP9748782U Granted JPS594277U (ja) 1982-06-30 1982-06-30 すくい網漁装置

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS593313B2 (ja) * 1979-02-10 1984-01-23 株式会社海研 漁船附属運搬船の玉網の柄の操作装置
JPS5622701U (ja) * 1979-07-28 1981-02-28

Also Published As

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JPS594277U (ja) 1984-01-12

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