JPS6234575Y2 - - Google Patents
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- JPS6234575Y2 JPS6234575Y2 JP1980124403U JP12440380U JPS6234575Y2 JP S6234575 Y2 JPS6234575 Y2 JP S6234575Y2 JP 1980124403 U JP1980124403 U JP 1980124403U JP 12440380 U JP12440380 U JP 12440380U JP S6234575 Y2 JPS6234575 Y2 JP S6234575Y2
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Landscapes
- Cleaning In General (AREA)
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
Description
本考案は脱水機布の洗浄装置に関するもので
ある。 従来、脱水機、たとえば真空型または加圧圧搾
型であれ、その布の洗浄は、低圧(3〜4Kg/
cm2)の水洗浄、高圧(30〜50Kg/cm2)の水洗浄、
あるいは塩酸(たとえば5%濃度)による酸洗浄
などによつていた。この理由は、従来の過、脱
水処理の助剤としては、塩化第二鉄と消石灰、あ
るいは硫酸第一鉄と消石灰の組合せのように、消
石灰を主に使用していたからである。すなわち、
布の目詰りの主成分は炭酸カルシウムであり、
これが水に難溶な物質となりスケーリングを起す
のであるが、たとえば酸洗浄を行うと、酸の作用
で炭酸カルシウムは二酸化炭素を遊離しスケーリ
ングが解消され、実用的になんら問題を生じない
からである。
ある。 従来、脱水機、たとえば真空型または加圧圧搾
型であれ、その布の洗浄は、低圧(3〜4Kg/
cm2)の水洗浄、高圧(30〜50Kg/cm2)の水洗浄、
あるいは塩酸(たとえば5%濃度)による酸洗浄
などによつていた。この理由は、従来の過、脱
水処理の助剤としては、塩化第二鉄と消石灰、あ
るいは硫酸第一鉄と消石灰の組合せのように、消
石灰を主に使用していたからである。すなわち、
布の目詰りの主成分は炭酸カルシウムであり、
これが水に難溶な物質となりスケーリングを起す
のであるが、たとえば酸洗浄を行うと、酸の作用
で炭酸カルシウムは二酸化炭素を遊離しスケーリ
ングが解消され、実用的になんら問題を生じない
からである。
【表】
すなわち、布に付着している異物の約30%が
鉄分であつた。したがつて、鉄分を除去すれば、
布の洗浄の目的は十分に達成できる。そこで、
鉄分の除去に酸洗浄を行わんとしても、消石灰を
助剤として用いる場合と異なり、スラリーは中性
に近いため、酸によつて脱水機本体が腐蝕される
危険性が高く、酸洗浄は適当でない。 本考案はかかる点を踏えつつ提案されたもの
で、その目的は有機系凝集剤を助剤とする脱水処
理に当つて、布の洗浄を効果的にできる洗浄装
置を提供することにある。 特に、本考案は、有機系凝集剤を助剤として調
質された汚泥を脱水機により脱水するに当つて、
脱水機の布を洗浄剤液、たとえば鉄イオンのキ
レート剤を含むアルカリ系洗浄剤液を用いて、
布を取外すことなく、運転しながら洗浄する場合
に対して最適な装置を提供することを目的として
いる。 ここで洗浄剤としては、鉄イオンのキレート剤
を含むアルカリ系洗浄剤を用いるのが適してい
る。この洗浄剤はキレート剤を含んでいるので、
布に付着した鉄イオンが錯体化され除去され
る。実験によれば、たとえば第2表に示す結果が
得られた。
鉄分であつた。したがつて、鉄分を除去すれば、
布の洗浄の目的は十分に達成できる。そこで、
鉄分の除去に酸洗浄を行わんとしても、消石灰を
助剤として用いる場合と異なり、スラリーは中性
に近いため、酸によつて脱水機本体が腐蝕される
危険性が高く、酸洗浄は適当でない。 本考案はかかる点を踏えつつ提案されたもの
で、その目的は有機系凝集剤を助剤とする脱水処
理に当つて、布の洗浄を効果的にできる洗浄装
置を提供することにある。 特に、本考案は、有機系凝集剤を助剤として調
質された汚泥を脱水機により脱水するに当つて、
脱水機の布を洗浄剤液、たとえば鉄イオンのキ
レート剤を含むアルカリ系洗浄剤液を用いて、
布を取外すことなく、運転しながら洗浄する場合
に対して最適な装置を提供することを目的として
いる。 ここで洗浄剤としては、鉄イオンのキレート剤
を含むアルカリ系洗浄剤を用いるのが適してい
る。この洗浄剤はキレート剤を含んでいるので、
布に付着した鉄イオンが錯体化され除去され
る。実験によれば、たとえば第2表に示す結果が
得られた。
【表】
この結果によれば、布に洗浄剤を塗布するだ
けでも、布に付着した異物の95〜97%を除去で
きる。布を洗浄剤に浸漬するとさらに除去効率
はよいが、それでは布の取外し装着に多大な手
間がかかり適当でない。 他方、上記洗浄剤はアルカリ性である。したが
つて、酸洗浄による場合における脱水機本体の腐
蝕等が防止される利点がある。また布に付着し
た有機分、特に脂肪分については次のようなけん
化が生じる。 C3H5(OOCR)3+3NaOH →3RCOONa+C3H5(OH)3 つまり、脂肪分は高級脂肪酸のナトリウム塩と
グリセリンとになり、水に溶け易いものとなる。
さらに高級脂肪酸のナトリウム塩は、疎水性でか
つ親油性のR基(炭化水素基)と、親水性で疎油
性のCOONaとを有しているため、油性の汚れに
対してその表面に吸着され、乳化し、水に混り易
いものになる。 かくして、鉄イオンのキレート剤とアルカリと
の洗浄効果により、高率の洗浄性が得られる。 一方、鉄イオンのキレート剤は望ましくは7〜
50重量%、さらに望ましくは15〜40重量%を含有
するものがよい。アルカリは、その種類を必ずし
も特定されず、水酸化ナトリウムの他水酸化カリ
ウムでもよいが、好ましくは5〜40重量%、さら
に望ましくは10〜30重量%含むものがよい。アル
カリ、キレート剤共に、下限数値以下では洗浄効
果が期待できず、上限数値以上では洗浄剤の製造
が困難である。残量は水とするが、勿論、他の添
加剤を添加してもよい。なお、実際の使用に際し
ては、本洗浄剤を5〜40重量%、好ましくは10〜
30重量%に希釈して用いる。 以下本考案を図面に示す実施例によつて説明す
る。第1図は刷毛を用いた例を示したもので、ベ
ルトプレス型等の脱水機に装着された布1の巾
方向に支持軸2が配設され、その支持軸2に多数
の刷毛3が布の進行方向に向いて植設され、各
刷毛3の先端が布に接触している。この支持軸
2の両端には、第2図に詳細を示す昇降装置が設
けられている。すなわち、脱水機の架台4に支持
枠5が設けられ、その支持枠5の上板5aに螺合
し下板5bに先端の鍔部が遊合した昇降ハンドル
6と、支持軸2の端部に設けられたブロツク2b
とを一体化しておき、昇降ハンドル6の回転によ
つて支持軸2を昇降自在としたものである。 一方、刷毛3の上方にはシヤワーパイプ7が配
され、洗浄剤液容器8に流量調整弁9を介して連
通している。 かかる装置において、洗浄に際しては、支持軸
2を下げ刷毛3を布1へ接触させる。この状態
で、容器8からの洗浄剤液をシヤワーパイプ9の
流出口(図示せず)から刷毛3上へ滴下させる。
その結果、刷毛3を介して布1表面へ順次洗浄
剤液が塗布される。所定時間の洗浄が終つたなら
ば、脱水処理運転に支障がなきよう支持軸を上げ
ておく。 第3図は合成樹脂発泡体等の多孔性塗布材10
を滲出パイプ11にロール状に巻いて塗布ロール
12を構成したもので、滲出パイプ11が容器8
にフレキシブルホース13および調整弁9を介し
て連通している。また塗布ロール12は両端の軸
受14,14に回転自在に軸承され、かつ昇降ハ
ンドル6によつて昇降自在となつている(昇降装
置は第2図に示すものとほぼ同様な構成であ
る)。 このような塗布装置では、洗浄剤液は滲出パイ
プ11の流出口から滲み出し多孔性塗布材10を
通して布1の表面へ塗布される。 一方、第4図のように、塗布ロール12′の上
方からシヤワーパイプ7′を介して洗浄剤液を滴
下するようにしてもよい。 なお、本明細書にいう刷毛とはブラシをも含
み、軸に植設したブラシロールを回転させるよう
にしてもよい。さらに、本装置は公知の上布お
よび下布の低圧水洗装置に隣接してそれぞれ配
設すればよい。 以上の通り、本考案は、有機系凝集剤と助剤と
して用いる脱水機の布の洗浄を、刷毛または多
孔性ロールによつて行うようにしたから、布を
取外すことなく洗浄できるとともに、布へ洗浄
剤液を確実に塗布できる。さらに洗浄剤液は塗布
されるので、その使用量は、たとえばスプレー等
により吹付ける場合に比較して少量となり、経済
的である。
けでも、布に付着した異物の95〜97%を除去で
きる。布を洗浄剤に浸漬するとさらに除去効率
はよいが、それでは布の取外し装着に多大な手
間がかかり適当でない。 他方、上記洗浄剤はアルカリ性である。したが
つて、酸洗浄による場合における脱水機本体の腐
蝕等が防止される利点がある。また布に付着し
た有機分、特に脂肪分については次のようなけん
化が生じる。 C3H5(OOCR)3+3NaOH →3RCOONa+C3H5(OH)3 つまり、脂肪分は高級脂肪酸のナトリウム塩と
グリセリンとになり、水に溶け易いものとなる。
さらに高級脂肪酸のナトリウム塩は、疎水性でか
つ親油性のR基(炭化水素基)と、親水性で疎油
性のCOONaとを有しているため、油性の汚れに
対してその表面に吸着され、乳化し、水に混り易
いものになる。 かくして、鉄イオンのキレート剤とアルカリと
の洗浄効果により、高率の洗浄性が得られる。 一方、鉄イオンのキレート剤は望ましくは7〜
50重量%、さらに望ましくは15〜40重量%を含有
するものがよい。アルカリは、その種類を必ずし
も特定されず、水酸化ナトリウムの他水酸化カリ
ウムでもよいが、好ましくは5〜40重量%、さら
に望ましくは10〜30重量%含むものがよい。アル
カリ、キレート剤共に、下限数値以下では洗浄効
果が期待できず、上限数値以上では洗浄剤の製造
が困難である。残量は水とするが、勿論、他の添
加剤を添加してもよい。なお、実際の使用に際し
ては、本洗浄剤を5〜40重量%、好ましくは10〜
30重量%に希釈して用いる。 以下本考案を図面に示す実施例によつて説明す
る。第1図は刷毛を用いた例を示したもので、ベ
ルトプレス型等の脱水機に装着された布1の巾
方向に支持軸2が配設され、その支持軸2に多数
の刷毛3が布の進行方向に向いて植設され、各
刷毛3の先端が布に接触している。この支持軸
2の両端には、第2図に詳細を示す昇降装置が設
けられている。すなわち、脱水機の架台4に支持
枠5が設けられ、その支持枠5の上板5aに螺合
し下板5bに先端の鍔部が遊合した昇降ハンドル
6と、支持軸2の端部に設けられたブロツク2b
とを一体化しておき、昇降ハンドル6の回転によ
つて支持軸2を昇降自在としたものである。 一方、刷毛3の上方にはシヤワーパイプ7が配
され、洗浄剤液容器8に流量調整弁9を介して連
通している。 かかる装置において、洗浄に際しては、支持軸
2を下げ刷毛3を布1へ接触させる。この状態
で、容器8からの洗浄剤液をシヤワーパイプ9の
流出口(図示せず)から刷毛3上へ滴下させる。
その結果、刷毛3を介して布1表面へ順次洗浄
剤液が塗布される。所定時間の洗浄が終つたなら
ば、脱水処理運転に支障がなきよう支持軸を上げ
ておく。 第3図は合成樹脂発泡体等の多孔性塗布材10
を滲出パイプ11にロール状に巻いて塗布ロール
12を構成したもので、滲出パイプ11が容器8
にフレキシブルホース13および調整弁9を介し
て連通している。また塗布ロール12は両端の軸
受14,14に回転自在に軸承され、かつ昇降ハ
ンドル6によつて昇降自在となつている(昇降装
置は第2図に示すものとほぼ同様な構成であ
る)。 このような塗布装置では、洗浄剤液は滲出パイ
プ11の流出口から滲み出し多孔性塗布材10を
通して布1の表面へ塗布される。 一方、第4図のように、塗布ロール12′の上
方からシヤワーパイプ7′を介して洗浄剤液を滴
下するようにしてもよい。 なお、本明細書にいう刷毛とはブラシをも含
み、軸に植設したブラシロールを回転させるよう
にしてもよい。さらに、本装置は公知の上布お
よび下布の低圧水洗装置に隣接してそれぞれ配
設すればよい。 以上の通り、本考案は、有機系凝集剤と助剤と
して用いる脱水機の布の洗浄を、刷毛または多
孔性ロールによつて行うようにしたから、布を
取外すことなく洗浄できるとともに、布へ洗浄
剤液を確実に塗布できる。さらに洗浄剤液は塗布
されるので、その使用量は、たとえばスプレー等
により吹付ける場合に比較して少量となり、経済
的である。
第1図は本考案装置の概要斜視図、第2図は昇
降装置を示す断面図、第3図は態様を異にする洗
浄装置の概要斜視図、第4図は洗浄剤液の供給方
式を異にする例の正面図である。 1……布、2……支持軸、3……刷毛、6…
…昇降ハンドル、7,7′……シヤワーパイプ、
10……多孔性塗布材、12,12′……塗布ロ
ール。
降装置を示す断面図、第3図は態様を異にする洗
浄装置の概要斜視図、第4図は洗浄剤液の供給方
式を異にする例の正面図である。 1……布、2……支持軸、3……刷毛、6…
…昇降ハンドル、7,7′……シヤワーパイプ、
10……多孔性塗布材、12,12′……塗布ロ
ール。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 有機系凝集剤を助剤として調質された汚泥を
脱水処理する脱水機にあつて、その布の表面
に接触して刷毛または多孔性ロールを布の巾
方向に配設し、刷毛または多孔性ロールを介し
て洗浄剤液を布へ塗布するようにしたことを
特徴とする脱水機布の洗浄装置。 (2) 刷毛または多孔性ロールは布に接触および
離間自在とした実用新案登録請求の範囲第1項
記載の脱水機布の洗浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980124403U JPS6234575Y2 (ja) | 1980-09-03 | 1980-09-03 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980124403U JPS6234575Y2 (ja) | 1980-09-03 | 1980-09-03 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5747208U JPS5747208U (ja) | 1982-03-16 |
| JPS6234575Y2 true JPS6234575Y2 (ja) | 1987-09-03 |
Family
ID=29484943
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980124403U Expired JPS6234575Y2 (ja) | 1980-09-03 | 1980-09-03 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6234575Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013240769A (ja) * | 2012-05-22 | 2013-12-05 | Kurita Water Ind Ltd | フィルタープレスの洗浄方法 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59162194U (ja) * | 1983-04-15 | 1984-10-30 | 神崎製紙株式会社 | ベルトフイルタ−型脱水機 |
| JPS59180893U (ja) * | 1983-05-13 | 1984-12-03 | 神崎製紙株式会社 | ベルトフイルタ−型脱水機 |
| JP6019674B2 (ja) * | 2012-03-30 | 2016-11-02 | 栗田工業株式会社 | フィルタープレスの洗浄方法 |
-
1980
- 1980-09-03 JP JP1980124403U patent/JPS6234575Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013240769A (ja) * | 2012-05-22 | 2013-12-05 | Kurita Water Ind Ltd | フィルタープレスの洗浄方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5747208U (ja) | 1982-03-16 |
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