JPS6234724B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6234724B2
JPS6234724B2 JP55027973A JP2797380A JPS6234724B2 JP S6234724 B2 JPS6234724 B2 JP S6234724B2 JP 55027973 A JP55027973 A JP 55027973A JP 2797380 A JP2797380 A JP 2797380A JP S6234724 B2 JPS6234724 B2 JP S6234724B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vitamin
kgf
soluble vitamins
fat
water
Prior art date
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Expired
Application number
JP55027973A
Other languages
English (en)
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JPS56125315A (en
Inventor
Michio Tanaka
Mayumi Sasaki
Mitsugi Murofushi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujiya KK
Original Assignee
Fujiya KK
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Publication date
Application filed by Fujiya KK filed Critical Fujiya KK
Priority to JP2797380A priority Critical patent/JPS56125315A/ja
Publication of JPS56125315A publication Critical patent/JPS56125315A/ja
Publication of JPS6234724B2 publication Critical patent/JPS6234724B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
  • Non-Alcoholic Beverages (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)
  • Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
  • Jellies, Jams, And Syrups (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、栄養保健飲料の製造法に関するもの
であるが、更に詳細には合成乳化剤を全く使用す
ることなく脂溶性ビタミンを安定な状態で配合せ
しめた新規な栄養保健飲料の製造法に関するもの
である。 従来よりいわゆる栄養ドリンク剤として市販さ
れているものは、そのほとんどすべてが、ビタミ
ンB群、ビタミンC等の水溶性ビタミンと、数種
のアミノ酸、甘味料、酸味料等を加えたものであ
つて、脂溶性ビタミンを含むものは市販されてな
いというのが現状である。 脂溶性ビタミン含有栄養飲料の製造が従来より
試みられてはいるが、それには脂溶性ビタミンを
一旦食用油に溶解して飲料に添加しなければなら
ない。しかしながら、このような製法によると、
飲料製品の上面に食用油が浮上して飲用には適さ
なくなるし、この現象を防止するには多量の乳化
剤の添加が必要であつて、その結果、風味が損わ
れて飲用できなくなつてしまう。そのうえ、天然
の乳化剤には適当なものがなく、従つて合成の乳
化剤に頼らなければならないが、食品衛生上問題
があつてこの方法も好ましくない。 本発明は、上記の欠点を解決し、従来市販され
たことのない全く新規にして風味、舌ざわり、外
観ともにすぐれた脂溶性ビタミンを含有した飲料
を製造することを目的としてなされたものであつ
て、合成乳化剤を使用しなくても良い新規な方法
を開発するためになされたものである。 そして鋭意研究を行つた結果、ケフイアグレイ
ンから得られたケフイアグレイン可溶物KGF−
Cがごく微量ですぐれた乳化性を発揮するのみで
なく、栄養面からみても飲料に添加使用するのに
好適であるという全く新しい知見を得た。そして
更に深く追及した結果、このKGF−Cを使用す
れば、風味外観等を全くそこなうことなく、脂溶
性ビタミンのほかに水溶性ビタミン、香料も自由
に添加できることも発見した。そしてこれらの有
用な新知見を基礎にして本発明が完成されたので
ある。 本発明において使用するケフイアグレイン可溶
物は、特開昭52−154511号公報において開示され
ている新規物質を指すのであるが、これは現在の
ところ経口投与可能な抗腫瘍剤としての用途が開
発されているのみであつて、飲料用乳化剤として
の用途は当然のことながら全く知られていない。 即ち、本発明において使用するケフイアグレイ
ン可溶物(「KGF−C」と略称することもある)
は、ソ連コーカサス山脈地方に古くから伝わる発
酵乳ケフイアの種菌であるケフイアグレイン
(Kefir grain)から上記公開公報に記載した方法
によつて得られるものである。つまり、乾燥せし
めたケフイアグレインを磨砕し、これに加水、加
温し均一化せしめた後遠沈して上清を得る。沈殿
物を同様に2回処理し、得られた上清を合わせ、
これをイオン交換、透析等により精製することに
よつて得られるものであつて、多糖類を含有する
光沢白色綿状粉末であり、KGF−Cと命名され
ている。そして実験と重ねた結果、KGF−Cは
水中油型懸濁液において、分散脂肪球に被膜を形
成し、乳化状態を安定保持する強力な性質を有す
ることを発見し、ビタミンA、Eその他の脂溶性
ビタミンを水溶液に安定添加することに成功した
ものである。 KGF−Cが脂溶性ビタミンの飲料用乳化剤と
して極めてすぐれていることは、次の実験例1か
らも明らかである。 実験例 1 KGF−Cによる脂溶性ビタミンの乳化試験
KGF−Cをそれぞれ0.01〜1.5%の割合で使用
し、ビタミンA及びビタミンEの水溶液における
乳化性を試験した。そして、粘性に関して、ドリ
ンク剤として飲用の適否を10名のパネルにより判
定した。対照としてはペクチンを使用した。得ら
れた結果を次表に示す。
【表】 + ビタミンが分離 − 分離なし
○ 嗜好上良 × 嗜好上不可
この結果から明らかなように、KGF−Cはき
わめて少量で脂溶性ビタミンを完全乳化し、しか
も製品の粘度を上昇させないので栄養ドリンクに
使用する乳化剤としてはまさに最適である。これ
に対してペクチンは、乳化効果を発揮せしめるに
は1.5%もの超大量使用せねばならないし、その
うえ粘度が高まるため、飲用にはペクチンを乳化
剤として使用することはできない。 本発明は、脂溶性ビタミンのみならず水溶性ビ
タミンを強化した栄養飲料の製造もその目的とす
るものである。通常の場合、水溶性ビタミン、特
にビタミンCを配合するとPHが低下し、酸味が過
度に増強され嗜好性悪くなつて飲用には適さなく
なる。この欠点を排除して甘味を付与するため、
及び栄養的価値も同時に高めるために、研究の結
果、本発明では甘草の成分であるグリチルリチン
を必要に応じて使用するのであるが、グリチルリ
チンを使用すると、KGF−Cと共沈するという
不測の欠点が発見された。そこでこの点を解決す
るために各種の物質を試験し、実験例2から明ら
かなように、ついにペクチルが有効であることを
つきとめた。 実験例 2 ビタミンC配合試験 ビタミンCを配合した栄養飲料に、更に、
KGF−C、グリチルリチン、ペクチンを単独又
は組合せて添加し、製品飲料におけるPHの測定及
び沈殿生成の有無を試験して次表の結果を得た。
【表】 + 凝集沈殿
− 沈殿なし
上記の表から明らかなように、ビタミンCの欠
点を排除するために配合したグリチルリチンの
KGF−Cに及ぼすと共沈という悪影響は、グリ
チルリチンの約20〜50倍量のペクチンを併用する
ことによつて完全に解決されたのである。 本発明によれば上記のような構成を採用するこ
とにより、脂溶性ビタミンのみならず、ビタミン
C等の水溶性ビタミンも同時に配合した栄養飲料
を製造することができるようになり、その応用範
囲を格段に広げることが可能となる。 また、上記の結果からグリチルリチンはPHが
3.5程度よりも低くなると不安定となり、更には
沈殿してしまうという性質があることがわかる
が、飲料のPHを上記PHよりも低くしたいと希望す
る場合には、PH調節のための緩衝剤を使用するの
が良い。 緩衝剤としては食品用の緩衝剤が適宜使用でき
るが、例えば乳酸カルシウム・クエン酸カルシウ
ウ、クエン酸ソーダ等が使用できる。ただ、乳酸
カルシウムのようにカルシウム系緩衝剤を使用し
た場合には、低メトキシルペクチンはゲル化して
しまうので、高メトキシルペクチンを使用する点
に留意すべきである。 栄養保健飲料の風味を増強して嗜好性を高める
ためには香料を添加するのが好適であるが、その
ためには溶剤としてエツセンスアルコールが使用
される。しかしながら、アルコールが存在すると
KGF−C、グリチルリチンはいづれも凝集して
しまうという飲料にとつては致命的な欠点が発生
することが判明した。そこで、エツセンスアルコ
ールを使用可能ならしめるために各種の試験を行
つた結果、ペクチンがこの凝集反応を阻止するこ
とが、実験例3からも明らかなように発見され
た。 実験例 3 ペクチンによるエツセンスアルコール凝集防止
試験 KGF−C、グリチルリチンとアルコールとの
併用による凝集反応を防止するために各種の物質
をいろいろな濃度で試験に供した。その結果、次
表に示すように、ペクチンを使用すれば、アルコ
ールをどのような使用量で添加使用した場合で
も、KGF−C、グリチルリチンとは凝集反応を
起さないことが確認された。
【表】 + 凝集あり
− 凝集なし
以上の記述及び実験例からも明らかなように、
本発明方法によれば、 (1) ケフイアグレイン可溶物(KGF−C)を使
用することによつて、脂溶性ビタミン(ビタミ
ンA、Eのほか、ビタミンD、F、Kその他)
を、粘度を高めることなく、乳化せしめて飲料
に直接添加配合することができ、更に、 (2) グリチルリチンとペクチンの併用という有機
的結合によつて、ビタミンCを過度の酸味を付
与することなく又、共沈を生ぜしめることな
く、飲料に配合せしめることができ、 従つて、そのほかの水溶性ビタミン(ビタミ
ンB群、L、P、ニコチン酸アミド、パントテ
ン酸、ビオチン等)も自由に配合することがで
き、その結果、従来法では製造不可能であつた
脂溶性ビタミンと水溶性ビタミンを同時に配合
せしめてなる極めて品質のすぐれた栄養ドリン
ク剤が製造でき、 (3) 自由に香料も添加することができるので嗜好
性を高めることが可能となつた、といつた数多
くのすぐれた効果が奏されるのである。 いわゆるドリンク剤と称する栄養保健飲料は、
栄養保健上の面のみでなく、風味のよいことが連
続飲用する上においては必要であり、保健目的に
沿う素材のみを配合しながら、かつ甘味、酸味、
苦味、風味のバランスをとるようにする必要があ
る。配合量は必要に応じて適宜選択することがで
きるが、実験を重ねた結果では、KGF−C0.1〜
0.01%、ペクチン0.1%〜0.5%、グリチルリチン
0.003%の組合わせが乳化上、風味上からもこの
範囲が特に好適であつた。 本発明に従つて栄養保健飲料を製造するには、
各成分を適宜な順序で適当量だけ添加配合すれば
よいが、通常は、はじめにKGF−C、ペクチ
ン、グリチルリチンを水に充分溶解させておき、
これに脂溶性ビタミン、水溶性ビタミン、香料そ
の他を添加するのが有利である。 本発明に係る栄養保健飲料は、粘度がきわめて
低いいわゆるドリンク剤として飲用するものであ
るから、栄養面のほかに嗜好面からもすぐれたも
のでなければならない。風味の面も勘案した飲料
を製造するための方法の骨子は次のとおりであ
る。先ずKGF−Cを0.01〜0.1%の割合で水に加
え、80℃の保ちながら1時間撹拌溶解する。
KGF−Cのみでもよいが、さらに安定性をたか
めるために、ペクチン0.1%と、グリチルリチン
(甘草抽出精製物)0.003%を加え、充分撹拌溶解
させる。ペクチンは乳化力とともに、難消化性多
糖としての保健効果を有し、グリチルリチンは乳
化力と、強肝剤としての保健効果、甘味効果を付
与するためである。 次に溶液を30℃まで冷却し、ビタミンAアセテ
ート(油性)1〜2mg%、ビタミンE(DL−α
−トコフエロール)2〜5mg%を加え、高速撹拌
器(例:スイス キネマテイカ社製ポリトロン
20000r.p.m.5分間)または均質機(牛乳用ホモジ
ナイザー等)を用いて分散させる。脂肪球の大き
さは、1μぐらいまで小さくするのがよい。 次にビタミンC、乳酸、リンゴ酸、酒石酸、ク
エン酸等を加える。ビタミンCは保健効果、酸味
づけ、およびビタミンAの酸化防止の目的があ
る。PH調整とカルシウムの強化等をかねて乳酸カ
ルシウム、クエン酸カルシウム、クエン酸ナトリ
ウム等を適宜加えてPHを3.5に調整する。ビタミ
ンA、ビタミンE、ビタミンCの添加量は、ビタ
ミン剤としての成人1日内服量大量の1/2を基準
としている。最後に炭酸ガスを加えると夾快味を
付与することができる。ガスボリウムは1.4が風
味の上から適当である。 実施例1〜3による製品は室温保存30日間で、
沈殿、脂肪の分離は全く生じなかつた。 実施例 1 下記処方に従い、KGF−C1gに精製水を加え
全量を1000mlとし、90℃に加熱しつつ撹拌、溶解
させる。溶解液を30℃まで冷却し、ビタミンAア
セテート(油性)20mgとビタミンE(DL−α−
トコフエロール)50mgを加え、高速ホモジナイザ
ー(スイスKINEMATICA社製POLYTRON)を
用い、目盛7(廻転数約20000r.p.m.)で5分間
撹拌をおこなう。びん詰後85℃30分の殺菌をおこ
ない、風味のすぐれた飲料を得た。 処方 ビタミンAアセテート(油性) 20mg ビタミンE(DL−α−トコフエロール)
50mgKGF−C 1g 加水全量 1000ml 実施例 2 下記処方に従い、KGF−C1gに9の精製水
を加え、90〜95℃に加熱しつつ撹拌溶解させる。
加熱を止め、グリチルリチン0.3gおよびあらか
じめ1の熱水に溶解した市販ペクチン10gを加
え、10分間撹拌をつづけ溶解させる。 溶液を30℃まで冷却し、ビタミンAアセテート
(油性)200mgと、ビタミンE(DL−α−トコフ
エロール)500mgを加え、牛乳用ホモジナイザー
を用いて均質化する。 次にビタミンC(L−アスコルビン酸結晶)20
gを加え、撹拌溶解させる。PHは3.0となつた。
次に乳酸カルシウム3gを加えPHを3.4とする。
加水して全量を10とし、分注びん詰後80℃30分
間殺菌をおこない製品とする。 処方 ビタミンAアセテート(油性) 200mg ビタミンE(DL−α−トコフエロール)
500mg KGF−C 1g グリチルリチン 0.3g ペクチン 10g ビタミンC 20g乳酸カルシウム 3g 加水全量 10 実施例 3 下記処方に従い、1gのKGF−Cに精製水を
加えて4とし90〜95℃に加熱しつつ撹拌溶解さ
せる。あらかじめ1の熱水に溶解したペクチン
10gを加え、撹拌をつづけ溶解させる。 溶液を30℃まで冷却し、ビタミンAアセテート
200mgと、ビタミンE(DL−α−トコフエロー
ル)500mgを加え、牛乳用均質機を用いて均質化
する。 次にビタミンC(L−アスコルビン酸結晶)25
gと、ステビオサイド1gを加え、撹拌溶解させ
る。PHは3.0となつた。 次にクエン酸ナトリウム2gを加え、PHを3.4
とする。炭酸水5を加え、全量を10とし、レ
モンエツセンス7mlを加え、混合する。分注びん
詰して製品とする。 処方 ビタミンAアセテート(油性) 200mg ビタミンE(DL−α−トコフエロール)
500mg KGF−C 1g ペクチン 10g ステビオサイド 1g ビタミンC 25g クエン酸ナトリウム 2g レモンエツセンス 7ml炭酸水 5 加水全量 10

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ケフイアグレイン可溶物KGF−Cを添加使
    用することを特徴とする脂溶性ビタミンを含有す
    る栄養保健飲料の製造法。 2 ケフイアグレイン可溶物KGF−C、グリチ
    ルリチン及びペクチンを添加使用することを特徴
    とする。脂溶性ビタミンのほか水溶性ビタミン、
    香味物質、アミノ酸、有機酸を含有する栄養保健
    飲料の製造法。
JP2797380A 1980-03-07 1980-03-07 Preparation of nutritive sanitary drink Granted JPS56125315A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2797380A JPS56125315A (en) 1980-03-07 1980-03-07 Preparation of nutritive sanitary drink

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JP2797380A JPS56125315A (en) 1980-03-07 1980-03-07 Preparation of nutritive sanitary drink

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56125315A JPS56125315A (en) 1981-10-01
JPS6234724B2 true JPS6234724B2 (ja) 1987-07-28

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ID=12235812

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