JPS6234783Y2 - - Google Patents

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JPS6234783Y2
JPS6234783Y2 JP1978156945U JP15694578U JPS6234783Y2 JP S6234783 Y2 JPS6234783 Y2 JP S6234783Y2 JP 1978156945 U JP1978156945 U JP 1978156945U JP 15694578 U JP15694578 U JP 15694578U JP S6234783 Y2 JPS6234783 Y2 JP S6234783Y2
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diffraction grating
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light
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JP1978156945U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、偽造防止印刷物に関し、さらに詳し
くはレーザー光又は白色光を当てることにより回
折光のパターンを認知することで真偽を目視で容
易に判別しうる証券類等の偽造防止印刷物に関す
る。
写真技術の進歩や、カラー複写機の普及によつ
て、証券類等の偽造が極めて容易な社会環境にな
つてきた。これに対して従来の印刷技術では、単
に、紙面にインキを印刷し、複雑なパターンやス
カシを入れることによつてオリジナリテイーを保
つてはいるが、前述の複写機の普及によつて、極
めて類似性の高い偽造品が作られるようになり、
偽造防止が銀行、証券等の分野から強く要求され
るようになつてきた。
本考案者らは、偽造防止を有効に行なうため
種々研究の結果、印刷物の一部に透過型回折格子
を用いることにより、一般的な写真的方法やカラ
ー複写機等による偽造を容易に防止しうることを
見い出して本考案に到達した。
すなわち、本考案は、印刷した基体シートの一
部に設けた開口部にピツチの異なる二つ以上の部
分を同じ側に有する透過型回折格子を有する偽造
防止印刷物である。
以下、上記の本考案について詳細に説明する。
第1図は、本考案の偽造防止印刷物の一例を証
券の場合について概略的に示す平面図であつて、
該証券は印刷部1を設けた基体シート(この場
合、紙)2の一部に設けられた開口部に透過型回
折格子3を有する構成をもつ。
上記に於いて基体シートは各種紙あるいはプラ
スチツクシートなどが適用され、又、該基体シー
ト上に印刷するにはグラビア、オフセツト、凸版
などの通常の印刷方法が用いられる。
上記の本考案に用いられる透過型回折格子は、
たとえば次のようにして製造される。
まず、第2図示の如く、基板4の一方の面に設
けた厚さ0.5〜2μ程度のフオトレジスト層5上
で、二光束に分割したレーザー光線6を干渉させ
てフオトレジスト層5中に回折格子の潜像を形成
する。次いで、現像することにより、第3図示の
如く、基板4上にフオトレジストの干渉縞パター
ン7を有する原型の回折格子8を作成する。尚、
上記干渉縞パターン、干渉縞の形状に関しては、
干渉縞の本数と交角とは任意に決定してよいが、
望ましくは、乾板を等角度に回転して順次露光し
て干渉縞を作製するのがよい。また、干渉縞のピ
ツチについても、任意のものを適用しうるが、
0.5〜4μ程度にすると、目視による判別が容易
となるので特に望ましい。
次に、第4図示の如く上記原型の回折格子8の
干渉縞パターン7を有する面に金属薄膜層9を設
ける。この薄膜層9は型押し用金属をメツキする
ときに電極とするために設けるものであつて、た
とえば金蒸着層などが適用できる。この層は薄い
方が好ましく、0.5μ以下で用いられる。上記薄
膜層9の上に厚さ50〜100μ程度の金属メツキ層
10を設ける。該金属メツキ材料としては、強
度、型押し再現性、品質安定性などの点からニツ
ケルなどが好ましく用いられる。
次いで、上記金属メツキ層10を金属薄膜層9
と共に剥し、第5図に示す如く、金属薄膜層9を
表面に有する金属メツキ層10を原版Aとし、こ
れの凹凸面に透明な熱可塑性プラスチツクシート
ないし板11を対向させて積層し、両者をたとえ
ば、150〜200℃、5〜50Kg/cm2、60〜180秒程度
の条件で加熱加し、しかる後原版Aを除去する
と、上記フオトレジストに記録された干渉縞パタ
ーンと同一の干渉縞パターンを有する透過型回折
格子12が作成される。このようにして得られた
透過型回折格子はプラスチツクシートないし板の
透明性を損うことなく透過光を回折する硬化を発
揮する。
又、上記において、第5図に示す金属薄膜層9
を表面に有する金属メツキ層10からなる原版A
の金属薄膜層9の上に、たとえばニツケルのよう
な金属をメツキして、この金属メツキ層を剥離
し、上記原版Aとは逆の凹凸表面を有する金属メ
ツキ層からなる逆原版Bを一旦作成し、さらに該
逆原版Bの凹凸表面を自然酸化させるが、陽極酸
化又はクロメート処理することにより金属酸化層
を設け、しかる後、該金属酸化層上に再度ニツケ
ルの如き金属をメツキしてこの金属メツキ層を上
記金属酸化層より剥離し、上記原版Aと同じ凹凸
表面を有する原版Cを作成すれば、該原版Cは表
面に金属薄膜層を有しないため上記原版に比べ著
しく耐久性が向上する。しかも原版Aから逆原版
Bを多数作成し、これらを多数連続に並べて原版
Cを作成すれば、原版Cは原版Aの何倍かの大き
さにすることができるので、これを用いれば一度
に大きな透過型回折格子が得られるので、量産上
極めて有効となる。さらに、この場合、上記逆原
版Bを保存しておくことにより、所望の時に原版
Cさらに透過型回折格子を作成することができる
という利点もある。
本考案に於いて基体シートの開口部に透過型回
折格子を取り付けるには、接着剤を介して貼り付
ける方法、熱ラミネート法など種々の方法を適用
できる。尚、本考案に於ける開口部は1ケ所に限
られることなく2ケ所以上設けることもできる。
本考案においては、第7図に示すようにピツチ
の異なる複数の透過型回折格子12A,12B,
12Cを平面方向に並べて一体化したもの(以
下、複合回折格子13という)を上記開口部に取
り付ける。又、この複合回折格子は第8図に示す
ようにそれぞれの透過型回折格子を熱可塑性フイ
ルム14を介して平面的に不連続に形成すること
もできる。このように複合回折格子は異なる二種
以上の透過型回折格子を一つの平面上で任意に組
み合わせて作成することができる。該複合回折格
子を作成するには、前述した透過型回折格子の製
造法を応用することができる。
本考案の印刷物にレーザー光線をあてると、そ
れぞれのピツチに対応した回折光が発生する。こ
の回折光の位置やパターンを一つの信号として、
数字又は文字に対応させることによつて、複写機
では複製できない情報を透過型回折格子に記録す
ることができる。
回折格子にレーザー光束をあてると、透過した
光は回折現像を示し、回折格子のピツチに対応し
たあるパターンを形成する。透過回折光のうち0
次回折光は、入射レーザー光が回折せずそのまま
透過してきたものを意味する。1次回折光は回折
格子のピツチによつて回折角度が決定される。0
次回折光と1回折光とのなす角θは、回折格子の
ピツチdと反比例の関係にあり、sin=λ/dで
示される。ここでλは光の波長である。この原理
を利用すると、第7図又は第8図に示される回折
格子12A,12B,12Cのピツチをそれぞれ
dA,dB,dC(dA>dB>dC)とすると、これら
に対応する一次の回折光の角度θは、θA,θ
B,θC(θA<θB<θC)となり、回折格子
のピツチの違いを、平面の2次元座標に変換する
ことができる。この平面にフオトセンサーを配列
すると、回折光を光学的に読み取ることができ、
回折格子のピツチを数字又は文字に1対1に対応
させることができるようになる。このようにする
と、目視判別以外に、機械的に暗号を読み取るこ
とができ真偽の判別をより正確に行なうことがで
きる。
本考案に於いては、上記の望ましいピツチ範囲
に於いて、ピツチを狭くすることによつて光の回
折角度を限定することができる。そのピツチは1
μ以下が良いが、さらに好ましくは0.5μ程度で
ある。たとえばピツチが0.5μの場合、回折格子
面に最大θ=36゜51′で入射した光でも目視には
回折格子面の水洗に対してθ=±1゜23′の許
容範囲しかない(第9図参照)。特に、このよう
な条件で作製した回折格子を、印刷物の一部に設
けた開口部に取り付ければ、一定角度でしか目視
されないため偽造防止上有効である。さらに、た
とえば、第10図に示すように熱可塑性フイルム
14にこのようなピツチの狭い回折格子でパター
ン15を形成しておけば、パターン15が虹色に
見えるため非常に好ましい。この場合、非パター
ン部を、パターン15を構成する回折格子とはピ
ツチの異なる回折格子で形成して複合回折格子と
することができる。
本考案の偽造防止印刷物は白色光光源、太陽光
などの反射又は、透過光が虹色に分散して見え、
見える虹色の回折光は、基体シート面の動きに対
して、揺いだり、静止したりする。ところが、こ
のように透過型回折格子を取り付け偽造防止印刷
物を複写機で複写しようとすると、普通の基体シ
ート面は記録できるが、透過型回折格子の部分は
記録ができず、回折格子を発生しない。このよう
にして真偽の判別を容易にすることができる。
このように本考案では、透過型回折格子を証券
類等の印刷物の一部分に使用することによつて、
複写機に複写できない部分を作り、本物は回折格
子の光の回折効果によつて、虹色に見えることに
よつて真偽を判別できる。また、レーザー光線を
あてることにより、印刷されている情報以外の情
報を検知することができ、真偽の判別ができると
言う利点がある。従つて、本考案は特に証券や金
券類の偽造防止に有効である。
次に、本考案に用いる透過型回折格子の一製造
例を具体的に説明する。
まず、洗浄ガラスにアジド系フオトレジスト
(シプレイ社製、AZ−1350J)をスピンナーコー
トし、その後プレベークを90℃で30分間行ない、
レジストの膜の厚さを約2μにした。このフオト
レジスト乾板に二光束干渉法により、アルゴンレ
ーザーの488nmの波長を利用して、上記フオトレ
ジスト上に干渉縞を記録した。露光条件は、出力
450mW、露光時間10分間であつた。次にこの乾
板を90゜回転し、上記の露光条件で再び干渉縞を
作製した。このようにすることにより干渉縞が直
角に交差している原型の回折格子を作製した。ま
た、パターニングをする場合にはポジフイルムを
使用した。この場合、該回折格子には文字部分の
みが回折格子となる。露光条件は、光源に3KW
の超高圧水銀灯を原稿まで75cm離したUVプリン
ターで10〜20秒間であつた。尚、現像はAZ−
303A現像液と水1:4混合液で約10秒間行なつ
た。フオトレジストの回折格子の周期は約2μと
し、この場合の入射レーザー光束の2光束の交角
は7゜とした。
このようにして作製したフオトレジスト上の干
渉縞に金を蒸着した。金の蒸着量は0.1〜0.5μ程
度である。この金属蒸着した乾板をスルフアミン
酸ニツケル液に入れ、この乾板をマイナス電極、
プラス電極を高純度ニツケル板にして電界ニツケ
ルメツキをかけた。ニツケルメツキをかけた。ニ
ツケルメツキは1μ/分の速度で行ない、60μの
厚さにメツキした。次に、アセトン溶液にメツキ
された乾板を浸し、フオトレジストをニツケル板
からはがした。ニツケルメツキ面には、元のレジ
ストのピツチの位相がπずれた回折格子面が形成
された。このニツケル板を原版として、ポリ塩化
ビニールシート上にプレス機を使用してプレスし
た。プレス圧力は10Kg/cm2、加熱温度は180〜190
℃、プレス時間は1〜2分間で、0.3mmのポリ塩
化ビニールシート上に干渉縞を転写し、透過型回
折格子を製造した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の偽造防止印刷物の一例を証券
の場合について概略的に示す平面図、第2図〜第
6図は本考案の偽装防止印刷物に取り付ける透過
型回折格子を製造する方法の一例の各工程を示す
説明図、第7図、第8図及び第10図は透過型回
折格子の変形例を示す平面図、第9図は透過型回
折格子の好ましい例における入射光と目視角度と
の関係を示す説明図である。 1……印刷部、2……基体シート、3……透過
型回折格子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 印刷した基体シートの一部に設けた開口部に
    ピツチの異なる二つ以上の部分を同じ側に有す
    る透過型回折格子を有する偽造防止印刷物。 (2) 透過型回折格子のピツチが0.5〜1μである
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の偽造防止
    印刷物。 (3) 透過型回折格子がパターン化されている実用
    新案登録請求の範囲第2項記載の偽造防止印刷
    物。
JP1978156945U 1978-11-15 1978-11-15 Expired JPS6234783Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978156945U JPS6234783Y2 (ja) 1978-11-15 1978-11-15

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978156945U JPS6234783Y2 (ja) 1978-11-15 1978-11-15

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Publication Number Publication Date
JPS5573378U JPS5573378U (ja) 1980-05-20
JPS6234783Y2 true JPS6234783Y2 (ja) 1987-09-04

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ID=29147396

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JP1978156945U Expired JPS6234783Y2 (ja) 1978-11-15 1978-11-15

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002372610A (ja) * 2001-06-13 2002-12-26 Dainippon Printing Co Ltd 真正性確認が可能な回折格子、およびそれが設けられた記録媒体

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US3647275A (en) * 1970-09-09 1972-03-07 Optronics International Identification system using reference beam coded holograms
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DE2546007B2 (de) * 1975-10-14 1977-12-29 Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München Faelschungssichere ausweiskarte und verfahren zu ihrer herstellung

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JPS5573378U (ja) 1980-05-20

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