JPS6235063B2 - - Google Patents
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- JPS6235063B2 JPS6235063B2 JP54046817A JP4681779A JPS6235063B2 JP S6235063 B2 JPS6235063 B2 JP S6235063B2 JP 54046817 A JP54046817 A JP 54046817A JP 4681779 A JP4681779 A JP 4681779A JP S6235063 B2 JPS6235063 B2 JP S6235063B2
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は超音波を用いて溶液の濃度を測定す
る方法及び装置に関する。
る方法及び装置に関する。
溶液の濃度を測定することは多くの工業分野に
おいて重要であり、また医療の分野においても体
液、例えば血清、尿中の物質濃度を測定し診断の
材料とするなど極めて重要な作業として位置づけ
られている。
おいて重要であり、また医療の分野においても体
液、例えば血清、尿中の物質濃度を測定し診断の
材料とするなど極めて重要な作業として位置づけ
られている。
超音波を用いた溶液濃度測定装置では、溶液を
包含する容器またはパイプ等の外部から内部の溶
液濃度が連続的に測定されるという特徴を有して
いる。超音波を用いた溶液濃度測定の方法は超音
波の特性が溶液濃度によつて変化するという現象
を利用しているが、具体化する上で最も問題とな
る点は超音波の特性が溶液の温度によつても変化
するという点である。このために従来からいろい
ろな温度補正の方法が提案され実施されている。
1つの方法は共に等しい温度に保たれた標準溶液
と被測定溶液の各々に超音波を入射させ、その透
過時間差とあらかじめ作られた検量線の相関から
試料溶液の濃度を求める方法である。この方法に
よる測定精度をさらに向上させるために溶液の温
度を検出して超音波発信素子、受信素子間隔をサ
ーボモータなどでコントロールする等の対策が施
されている。また被測定溶液の他に濃度の異なる
2種類の標準溶液を用意し、それぞれの溶液中の
超音波透過時間を測定し、2種の基準溶液と被測
定溶液との透過時間の差位値を相互に割算して温
度効果を消去するなどが行なわれている。
包含する容器またはパイプ等の外部から内部の溶
液濃度が連続的に測定されるという特徴を有して
いる。超音波を用いた溶液濃度測定の方法は超音
波の特性が溶液濃度によつて変化するという現象
を利用しているが、具体化する上で最も問題とな
る点は超音波の特性が溶液の温度によつても変化
するという点である。このために従来からいろい
ろな温度補正の方法が提案され実施されている。
1つの方法は共に等しい温度に保たれた標準溶液
と被測定溶液の各々に超音波を入射させ、その透
過時間差とあらかじめ作られた検量線の相関から
試料溶液の濃度を求める方法である。この方法に
よる測定精度をさらに向上させるために溶液の温
度を検出して超音波発信素子、受信素子間隔をサ
ーボモータなどでコントロールする等の対策が施
されている。また被測定溶液の他に濃度の異なる
2種類の標準溶液を用意し、それぞれの溶液中の
超音波透過時間を測定し、2種の基準溶液と被測
定溶液との透過時間の差位値を相互に割算して温
度効果を消去するなどが行なわれている。
別の方法によれば被測定溶液の温度を検出して
測定された音響学的パラメータを温度補正し濃度
を求めるということが実施されている。しかしな
がら前にも述べたように、溶液の音響学的パラメ
ータは濃度と温度の関数であり、例えば測定され
た被測定溶液の音波透過時間を与える濃度と温度
は一通りではなく無数の組合せが可能である。
測定された音響学的パラメータを温度補正し濃度
を求めるということが実施されている。しかしな
がら前にも述べたように、溶液の音響学的パラメ
ータは濃度と温度の関数であり、例えば測定され
た被測定溶液の音波透過時間を与える濃度と温度
は一通りではなく無数の組合せが可能である。
従つて、標準溶液と被測定溶液の音波透過時間
に対する温度依存曲線の形状が極めて類似してい
るような特殊な場合を除いて、温度補正は容易で
はない。ところが現在実施されている多くの温度
補正方法では単に一種類の温度補正曲線を用意
し、これと音波透過時間などの測定値との差また
は比などを求めて補正しているに過ぎず、濃度測
定値の精度は極めて悪い。従つて広い濃度および
温度範囲に亘つて適用できるものではない。
に対する温度依存曲線の形状が極めて類似してい
るような特殊な場合を除いて、温度補正は容易で
はない。ところが現在実施されている多くの温度
補正方法では単に一種類の温度補正曲線を用意
し、これと音波透過時間などの測定値との差また
は比などを求めて補正しているに過ぎず、濃度測
定値の精度は極めて悪い。従つて広い濃度および
温度範囲に亘つて適用できるものではない。
この発明の目的はさらに広い濃度および温度範
囲に亘つて、精度の高い測定を可能にする超音波
溶液濃度測定方法及び装置を提供することであ
る。
囲に亘つて、精度の高い測定を可能にする超音波
溶液濃度測定方法及び装置を提供することであ
る。
この発明によればまず被測定溶液の音響学的パ
ラメータが測定され、被測定溶液と等しい温度に
おける標準溶液の音響学的パラメータと前記被測
定溶液の音響学的パラメータとの差が求められ、
次いで求められた音響学的パラメータの差が被測
定溶液の温度に応じて補正され、濃度差に変換さ
れた補正値と標準溶液の既知濃度の和として求め
られる。尚、音響学的パラメータとは、音速度の
逆数または、音速度そのものという。
ラメータが測定され、被測定溶液と等しい温度に
おける標準溶液の音響学的パラメータと前記被測
定溶液の音響学的パラメータとの差が求められ、
次いで求められた音響学的パラメータの差が被測
定溶液の温度に応じて補正され、濃度差に変換さ
れた補正値と標準溶液の既知濃度の和として求め
られる。尚、音響学的パラメータとは、音速度の
逆数または、音速度そのものという。
この発明によると、被測定溶液に音波を放射
し、前記被測定溶液における音波の音響学的パラ
メータを測定し、この被測定溶液の音響学的パラ
メータと前記被測定溶液と等しい温度の標準溶液
に対応する音響学的パラメータとの差を検出し、
次いで検出された音響学的パラメータの差を被測
定溶液の温度情報により補正し、この補正値を前
記標準溶液の既知の濃度に加算し被測定溶液の濃
度を測定する超音波溶液濃度測定方法が提供され
る。
し、前記被測定溶液における音波の音響学的パラ
メータを測定し、この被測定溶液の音響学的パラ
メータと前記被測定溶液と等しい温度の標準溶液
に対応する音響学的パラメータとの差を検出し、
次いで検出された音響学的パラメータの差を被測
定溶液の温度情報により補正し、この補正値を前
記標準溶液の既知の濃度に加算し被測定溶液の濃
度を測定する超音波溶液濃度測定方法が提供され
る。
この発明によると、被測定溶液を入れる液槽
と、この液槽に取り付けられ前記被測定溶液に音
波を放射する音波発生素子と、前記被測定溶液を
伝わる音波を受ける受信素子を含み受信音波から
前記被測定溶液の音響学的パラメータを測定する
手段と、前記被測定溶液と等しい温度の標準溶液
の音響学的パラメータを出力する手段と、前記被
測定溶液の温度情報を伝達する手段と、前記被測
定溶液の音響学的パラメータと標準溶液の音響学
的パラメータと前記被測定溶液の温度情報と前記
標準溶液の既知の濃度情報とが入力され前記被測
定溶液の濃度を計算する手段とで構成される超音
波液体濃度測定装置が提供される。
と、この液槽に取り付けられ前記被測定溶液に音
波を放射する音波発生素子と、前記被測定溶液を
伝わる音波を受ける受信素子を含み受信音波から
前記被測定溶液の音響学的パラメータを測定する
手段と、前記被測定溶液と等しい温度の標準溶液
の音響学的パラメータを出力する手段と、前記被
測定溶液の温度情報を伝達する手段と、前記被測
定溶液の音響学的パラメータと標準溶液の音響学
的パラメータと前記被測定溶液の温度情報と前記
標準溶液の既知の濃度情報とが入力され前記被測
定溶液の濃度を計算する手段とで構成される超音
波液体濃度測定装置が提供される。
この発明によると、前記標準溶液の音響学的パ
ラメータ出力手段が前記液槽に接して設けられ前
記被測定溶液の温度に応じた抵抗値を示すサーミ
スタと固定抵抗とで構成される標準回路により構
成される超音波溶液濃度測定装置が提供される。
ラメータ出力手段が前記液槽に接して設けられ前
記被測定溶液の温度に応じた抵抗値を示すサーミ
スタと固定抵抗とで構成される標準回路により構
成される超音波溶液濃度測定装置が提供される。
この発明によると、前記音響学的パラメータ測
定手段が前記被測定溶液中を透過する音波の透過
時間又は透過音速度を測定する超音波溶液濃度測
定装置が提供される。
定手段が前記被測定溶液中を透過する音波の透過
時間又は透過音速度を測定する超音波溶液濃度測
定装置が提供される。
この発明によると、前記被測定溶液の温度情報
伝達手段が前記液槽に接して設けられ前記被測定
溶液の温度に応じた抵抗値を示すサーミスタとに
より構成される超音波溶液濃度測定装置が提供さ
れる。
伝達手段が前記液槽に接して設けられ前記被測定
溶液の温度に応じた抵抗値を示すサーミスタとに
より構成される超音波溶液濃度測定装置が提供さ
れる。
この発明によると、前記被測定溶液の濃度計算
手段が前記被測定溶液の音響学的パラメータと前
記標準溶液に対応する音響学的パラメータとの差
を表わす信号と固定抵抗と前記被測定溶液の温度
伝達手段であるサーミスタとの合成抵抗値に対応
する信号とが入力され両信号の乗算又は除算をお
こなう演算回路と、この演算回路の出力情報と前
記標準溶液の既知の濃度情報とが入力される加算
回路とにより構成される超音波溶液濃度測定装置
が提供される。
手段が前記被測定溶液の音響学的パラメータと前
記標準溶液に対応する音響学的パラメータとの差
を表わす信号と固定抵抗と前記被測定溶液の温度
伝達手段であるサーミスタとの合成抵抗値に対応
する信号とが入力され両信号の乗算又は除算をお
こなう演算回路と、この演算回路の出力情報と前
記標準溶液の既知の濃度情報とが入力される加算
回路とにより構成される超音波溶液濃度測定装置
が提供される。
この発明の効果を食塩水溶液の濃度測定を例に
とつて以下に説明する。第1図は食塩水溶液中の
音速度と溶液温度との関係を示している。水を標
準溶液、食塩水溶液を被測定溶液と考えると双方
の音速度曲線はほぼ平行な関係にあるように思わ
れる。しかしながら第2図の水と食塩水溶液両者
における音速度の差と温度との関係を見ると明き
らかなように、一般に標準溶液と被測定溶液両者
における音速度の差には温度依存性が存在する。
普通の超音波濃度測定装置では両者の音速度の差
と濃度の直線関係を利用して濃度への換算を行な
うため、濃度差のごく狭い範囲では、測定値の精
度は高いが、例えば水を標準溶液として4.0%食
塩水溶液の濃度測定を行なうと、液温に10〜30℃
の変化がある場合、測定値に約±5%の誤差を生
ずる。つまり4.0%食塩水は、3.8〜4.2%と測定さ
れる。第3図における水と食塩水溶液両者の音速
度の逆数の差と温度との関係についてもほぼ同様
であり、4.0%食塩水は3.6〜4.4%と測定される恐
れがある。
とつて以下に説明する。第1図は食塩水溶液中の
音速度と溶液温度との関係を示している。水を標
準溶液、食塩水溶液を被測定溶液と考えると双方
の音速度曲線はほぼ平行な関係にあるように思わ
れる。しかしながら第2図の水と食塩水溶液両者
における音速度の差と温度との関係を見ると明き
らかなように、一般に標準溶液と被測定溶液両者
における音速度の差には温度依存性が存在する。
普通の超音波濃度測定装置では両者の音速度の差
と濃度の直線関係を利用して濃度への換算を行な
うため、濃度差のごく狭い範囲では、測定値の精
度は高いが、例えば水を標準溶液として4.0%食
塩水溶液の濃度測定を行なうと、液温に10〜30℃
の変化がある場合、測定値に約±5%の誤差を生
ずる。つまり4.0%食塩水は、3.8〜4.2%と測定さ
れる。第3図における水と食塩水溶液両者の音速
度の逆数の差と温度との関係についてもほぼ同様
であり、4.0%食塩水は3.6〜4.4%と測定される恐
れがある。
体液の濃度、臨床的には浸透圧などの測定のよ
うに精度を要する場合に±5%の誤差は極めて不
満足な結果を与える。
うに精度を要する場合に±5%の誤差は極めて不
満足な結果を与える。
この発明では音響学的パラメータの差が検出さ
れると、次のステツプで検出された音響学的パラ
メータの差が被測定溶液の温度情報によつて温度
補正されるので測定精度は一段と向上する。温度
補正に関してはいくつかの方法が考えられるが、
感温素子、例えば熱電対、サーミスタの温度特性
曲線を利用して実施することができる。
れると、次のステツプで検出された音響学的パラ
メータの差が被測定溶液の温度情報によつて温度
補正されるので測定精度は一段と向上する。温度
補正に関してはいくつかの方法が考えられるが、
感温素子、例えば熱電対、サーミスタの温度特性
曲線を利用して実施することができる。
以下、第3図および第4図を参照しつつ、この
発明の効果について説明する。第3図の縦軸は被
測定溶液と標準溶液との音響学的パラメータ(音
速度の逆数)の差であり、具体的には食塩水溶液
と水における音波の透過時間の差に相当する電気
的出力と対応する。横軸は被測定溶液の温度であ
る。4.0%食塩水溶液に関する曲線について温度
補正を施す場合の一例は、被測定溶液の温度情報
を伝達するサーミスタTM−550(日立製)の電
気抵抗と8.356KΩの固定抵抗との直列接続によ
る合成抵抗値を除数として、食塩水溶液と水との
音速度の逆数の差を割るという作業を行なう。そ
の結果を縦軸に溶液濃度をとり4.00%の位置に最
も良く一致するように書き直したものが第4図に
示されている。このようにして温度補正された
4.00%食塩水溶液は測定に際して±1.25%の測定
精度をもつて測定されることがわかる。つまり
4.00%食塩水溶液は3.95〜4.05%と測定される。
発明の効果について説明する。第3図の縦軸は被
測定溶液と標準溶液との音響学的パラメータ(音
速度の逆数)の差であり、具体的には食塩水溶液
と水における音波の透過時間の差に相当する電気
的出力と対応する。横軸は被測定溶液の温度であ
る。4.0%食塩水溶液に関する曲線について温度
補正を施す場合の一例は、被測定溶液の温度情報
を伝達するサーミスタTM−550(日立製)の電
気抵抗と8.356KΩの固定抵抗との直列接続によ
る合成抵抗値を除数として、食塩水溶液と水との
音速度の逆数の差を割るという作業を行なう。そ
の結果を縦軸に溶液濃度をとり4.00%の位置に最
も良く一致するように書き直したものが第4図に
示されている。このようにして温度補正された
4.00%食塩水溶液は測定に際して±1.25%の測定
精度をもつて測定されることがわかる。つまり
4.00%食塩水溶液は3.95〜4.05%と測定される。
この発明のさらに別の効果について、第4図、
第5図、第6図を参照しつつ説明する。第4図に
は、4.00%食塩水溶液の濃度測定を対象として温
度補正を施した場合の2.00%食塩水溶液の測定さ
れる濃度曲線も同時に示されている。これによれ
ば2.00%食塩水溶液は10〜30℃において2.00〜
2.15%と測定されることが判る。従つて第4図に
よつて、水を標準溶液として0〜4.0%食塩水溶
液の濃度を測定すると4.0%付近より2.0%付近の
測定値の方が幾分精度が悪い結果を与えるという
ことが理解される。
第5図、第6図を参照しつつ説明する。第4図に
は、4.00%食塩水溶液の濃度測定を対象として温
度補正を施した場合の2.00%食塩水溶液の測定さ
れる濃度曲線も同時に示されている。これによれ
ば2.00%食塩水溶液は10〜30℃において2.00〜
2.15%と測定されることが判る。従つて第4図に
よつて、水を標準溶液として0〜4.0%食塩水溶
液の濃度を測定すると4.0%付近より2.0%付近の
測定値の方が幾分精度が悪い結果を与えるという
ことが理解される。
このような場合、例えば2.00%食塩水溶液を標
準溶液として2.0〜4.0%食塩水溶液の濃度測定を
行なうとさらに一段と測定精度を向上させること
ができる。第5図の縦軸は第3図と同様に被測定
溶液と標準溶液との音速度の逆数の差であり、具
体的には被測定溶液となる食塩水溶液と標準溶液
である2.00%食塩水溶液における音波の透過時間
の差に相当する電気的出力と対応する。前と同様
にサーミスタTM−550と固定抵抗5.945KΩとの
直列接続による合成抵抗値を除数として4.00%食
塩水溶液に対する前記電気的出力を割算し、その
結果を縦軸に溶液濃度をとり4.00%の位置に最も
良く一致するように書き直したものが第6図に示
されている。第6図の縦軸の原点が2.00%と書か
れているのは測定された濃度差に標準溶液の既知
濃度を加算することを考慮していることに基づい
ている。このようにして測定された4.00%食塩水
溶液の測定精度は±0.25%である。つまり、4.00
%食塩水溶液は10〜30℃の溶液温度範囲において
3.99〜4.01%と測定されることになる。
準溶液として2.0〜4.0%食塩水溶液の濃度測定を
行なうとさらに一段と測定精度を向上させること
ができる。第5図の縦軸は第3図と同様に被測定
溶液と標準溶液との音速度の逆数の差であり、具
体的には被測定溶液となる食塩水溶液と標準溶液
である2.00%食塩水溶液における音波の透過時間
の差に相当する電気的出力と対応する。前と同様
にサーミスタTM−550と固定抵抗5.945KΩとの
直列接続による合成抵抗値を除数として4.00%食
塩水溶液に対する前記電気的出力を割算し、その
結果を縦軸に溶液濃度をとり4.00%の位置に最も
良く一致するように書き直したものが第6図に示
されている。第6図の縦軸の原点が2.00%と書か
れているのは測定された濃度差に標準溶液の既知
濃度を加算することを考慮していることに基づい
ている。このようにして測定された4.00%食塩水
溶液の測定精度は±0.25%である。つまり、4.00
%食塩水溶液は10〜30℃の溶液温度範囲において
3.99〜4.01%と測定されることになる。
以上のようにこの発明によれば被測定溶液の音
響学的パラメータと被測定溶液と等しい温度の標
準溶液に対応する音響学的パラメータとの差が検
出された後、検出された音響学的パラメータの差
が被測定溶液の温度情報により温度補正されるの
で従来の方法に較べ濃度測定の精度が向上し、さ
らに、被測定溶液の濃度範囲を限定し、標準溶液
の濃度をこれに接近させて選ぶことによつて、単
に標準溶液の既知濃度を温度補正値に加算するだ
けで測定精度を著しく向上させることができる。
響学的パラメータと被測定溶液と等しい温度の標
準溶液に対応する音響学的パラメータとの差が検
出された後、検出された音響学的パラメータの差
が被測定溶液の温度情報により温度補正されるの
で従来の方法に較べ濃度測定の精度が向上し、さ
らに、被測定溶液の濃度範囲を限定し、標準溶液
の濃度をこれに接近させて選ぶことによつて、単
に標準溶液の既知濃度を温度補正値に加算するだ
けで測定精度を著しく向上させることができる。
尚、上記の10〜30℃における食塩水溶液の例に
ついての説明では温度補正の際に除算を実施した
が、標準溶液を高濃度側(例えば4.0%食塩水溶
液)に選び被測定溶液を低濃度側(例えば2.0%
付近の食塩水溶液)に選ぶような時、又は別の温
度範囲又は他の溶液の濃度測定においては温度補
正の際に乗算を行なうことがあり得ることは言う
までもない。
ついての説明では温度補正の際に除算を実施した
が、標準溶液を高濃度側(例えば4.0%食塩水溶
液)に選び被測定溶液を低濃度側(例えば2.0%
付近の食塩水溶液)に選ぶような時、又は別の温
度範囲又は他の溶液の濃度測定においては温度補
正の際に乗算を行なうことがあり得ることは言う
までもない。
第7図はこの発明における超音波濃度測定装置
の実施例である。この超音波濃度測定装置は主と
して被測定溶液の音響学的パラメータ測定部1、
標準溶液の音響学的パラメータ発生部2、被測定
溶液の温度情報伝達回路3、標準溶液の既知濃度
情報発生回路4、被測定溶液の濃度計算部5その
他より構成される。第7図の被測定溶液の音響学
的パラメータ測定部1は被測定溶液の音波の透過
時間を測定する場合を例示しており、それに対応
して標準溶液の音響学的パラメータ発生部2は被
測定溶液の温度と等しい温度における標準溶液の
音波の透過時間に相当する値を発生する部分であ
る。
の実施例である。この超音波濃度測定装置は主と
して被測定溶液の音響学的パラメータ測定部1、
標準溶液の音響学的パラメータ発生部2、被測定
溶液の温度情報伝達回路3、標準溶液の既知濃度
情報発生回路4、被測定溶液の濃度計算部5その
他より構成される。第7図の被測定溶液の音響学
的パラメータ測定部1は被測定溶液の音波の透過
時間を測定する場合を例示しており、それに対応
して標準溶液の音響学的パラメータ発生部2は被
測定溶液の温度と等しい温度における標準溶液の
音波の透過時間に相当する値を発生する部分であ
る。
第7図の被測定溶液の音響学的パラメータ測定
部1においては例えば1KHzの矩形波を発生する
発振器6の出力端が被測定溶液7を収納する溶液
槽8に取り付けられた発信用超音波振動子(発生
素子)9に接続される。発信用超音波振動子(発
生素子)9に対向する溶液槽8の面に取付けられ
る超音波受信素子10の出力端が増幅、波形整形
回路11に接続される。増幅、波形整形回路11
の出力はフリツプフロツプ12のリセツト端子に
入力される。このフリツプフロツプ12のセツト
端子は発振器6の出力に接続され、出力端はアナ
ログゲートスイツチ14のコントロール端子に接
続される。アナログゲートスイツチ14の入力端
には定電圧発生回路13の出力端が接続される。
アナログゲートスイツチ14の出力端は積分回路
15に接続される。積分回路15の出力端はサン
プルホールド回路16の入力端に接続される。さ
て発振器6が1KHzの矩形波を発生するとこの矩
形波の立上り信号に応答してフリツプフロツプ1
2がセツトされると共に発信用超音波振動子9が
付勢される。超音波振動子9から発生した超音波
は被測定液体7を伝つて受信素子10に達する。
受信素子10は受信音波を電気信号に変換し、こ
の信号を増幅・波形整形回路11に供給する。増
幅、波形整形回路11において、受信信号は増幅
され波形整形されトリガパルスとしてフリツプフ
ロツプ12のリセツト端子に入力され、このフリ
ツプフロツプ12をリセツトする。即ちこのフリ
ツプフロツプ12は超音波振動子9の発信開始に
応答してセツトされ、受信素子10の受信信号に
応答してリセツトされる。このセツトからリセツ
トまでの期間は超音波の伝達期間(透過時間)に
対応する。フリツプフロツプ12の出力信号はア
ナログゲートスイツチ14に供給され、定電圧発
生回路13からの定電圧信号が積分回路15に入
力する部分のスイツチ動作をコントロールする。
この結果定電圧発生回路13からの定電圧信号が
フリツプフロツプ12の出力パルスのパルス幅に
相当する時間だけ、積分回路15の入力端に供給
される。即ちこの積分回路15は被測定溶液7を
伝わる超音波の透過時間を測定し電圧出力に変え
ていることになる。さらに積分回路15の出力は
サンプルホールド回路16に入力し、ここで積分
回路15の最終電圧がサンプルホールドされ安定
した直流電圧出力として取り出される。積分回路
15の出力はサンプリングされるとただちにリセ
ツトされ、1KHzの1周期以内に以上の動作を完
了し、同じことが1周期毎に繰返される。
部1においては例えば1KHzの矩形波を発生する
発振器6の出力端が被測定溶液7を収納する溶液
槽8に取り付けられた発信用超音波振動子(発生
素子)9に接続される。発信用超音波振動子(発
生素子)9に対向する溶液槽8の面に取付けられ
る超音波受信素子10の出力端が増幅、波形整形
回路11に接続される。増幅、波形整形回路11
の出力はフリツプフロツプ12のリセツト端子に
入力される。このフリツプフロツプ12のセツト
端子は発振器6の出力に接続され、出力端はアナ
ログゲートスイツチ14のコントロール端子に接
続される。アナログゲートスイツチ14の入力端
には定電圧発生回路13の出力端が接続される。
アナログゲートスイツチ14の出力端は積分回路
15に接続される。積分回路15の出力端はサン
プルホールド回路16の入力端に接続される。さ
て発振器6が1KHzの矩形波を発生するとこの矩
形波の立上り信号に応答してフリツプフロツプ1
2がセツトされると共に発信用超音波振動子9が
付勢される。超音波振動子9から発生した超音波
は被測定液体7を伝つて受信素子10に達する。
受信素子10は受信音波を電気信号に変換し、こ
の信号を増幅・波形整形回路11に供給する。増
幅、波形整形回路11において、受信信号は増幅
され波形整形されトリガパルスとしてフリツプフ
ロツプ12のリセツト端子に入力され、このフリ
ツプフロツプ12をリセツトする。即ちこのフリ
ツプフロツプ12は超音波振動子9の発信開始に
応答してセツトされ、受信素子10の受信信号に
応答してリセツトされる。このセツトからリセツ
トまでの期間は超音波の伝達期間(透過時間)に
対応する。フリツプフロツプ12の出力信号はア
ナログゲートスイツチ14に供給され、定電圧発
生回路13からの定電圧信号が積分回路15に入
力する部分のスイツチ動作をコントロールする。
この結果定電圧発生回路13からの定電圧信号が
フリツプフロツプ12の出力パルスのパルス幅に
相当する時間だけ、積分回路15の入力端に供給
される。即ちこの積分回路15は被測定溶液7を
伝わる超音波の透過時間を測定し電圧出力に変え
ていることになる。さらに積分回路15の出力は
サンプルホールド回路16に入力し、ここで積分
回路15の最終電圧がサンプルホールドされ安定
した直流電圧出力として取り出される。積分回路
15の出力はサンプリングされるとただちにリセ
ツトされ、1KHzの1周期以内に以上の動作を完
了し、同じことが1周期毎に繰返される。
一方、標準溶液の音響的パラメータ発生部2に
おいては、例えば被測定溶液7に密接して設けら
れるサーミスタ19の一端は接地され他端は抵抗
18を介して定電流源17及び増幅器20に接続
される。この実施例においては温度変化に対する
標準溶液の音速度の逆数曲線をサーミスタと固定
抵抗との直列回路によつて発生させている。具体
的に2.0%食塩水溶液を標準溶液とする場合には
市販の例えばサーミスタTM−550(日立製)と
46.51KΩの抵抗値を有する抵抗体との直列合成
抵抗によつて標準溶液の音波透過時間曲線の形状
と一致させることができる。定電流発生回路17
より抵抗18およびサーミスタ19に一定電流が
供給され、これらの直列合成抵抗の一端には直流
電圧が発生する。この直流電圧が増幅器20に入
力し、ここで適当に増幅され、標準溶液の音波透
過時間に相当する直流電圧として出力される。
おいては、例えば被測定溶液7に密接して設けら
れるサーミスタ19の一端は接地され他端は抵抗
18を介して定電流源17及び増幅器20に接続
される。この実施例においては温度変化に対する
標準溶液の音速度の逆数曲線をサーミスタと固定
抵抗との直列回路によつて発生させている。具体
的に2.0%食塩水溶液を標準溶液とする場合には
市販の例えばサーミスタTM−550(日立製)と
46.51KΩの抵抗値を有する抵抗体との直列合成
抵抗によつて標準溶液の音波透過時間曲線の形状
と一致させることができる。定電流発生回路17
より抵抗18およびサーミスタ19に一定電流が
供給され、これらの直列合成抵抗の一端には直流
電圧が発生する。この直流電圧が増幅器20に入
力し、ここで適当に増幅され、標準溶液の音波透
過時間に相当する直流電圧として出力される。
被測定溶液の温度情報伝達回路3においては被
測定溶液7に密接して設けられる例えばサーミス
タと抵抗との直列合成抵抗を基本回路として構成
されている。標準的には標準溶液の音響学的パラ
メータ発生部2の回路構成と同じにすることが可
能である。即ち、定電流回路から供給される電流
によつて、サーミスタと抵抗の直列回路に現われ
る電圧は増幅器で適当に増幅され、被測定溶液の
温度情報を伝達するとともに検出された音響学的
パラメータの差を温度補正するため補正用出力と
なる。このように被測定溶液の温度情報伝達回路
3は標準溶液の音響学的パラメータ発生部2と同
じ回路構成にすることが可能であるので定電流発
生回路17、サーミスタ19を相互に流用するこ
とも考えられる。この場合、固定抵抗18には中
間タツプが設けられ、例えば温度補正用電圧の出
力部とするなどの処置をすることになる。
測定溶液7に密接して設けられる例えばサーミス
タと抵抗との直列合成抵抗を基本回路として構成
されている。標準的には標準溶液の音響学的パラ
メータ発生部2の回路構成と同じにすることが可
能である。即ち、定電流回路から供給される電流
によつて、サーミスタと抵抗の直列回路に現われ
る電圧は増幅器で適当に増幅され、被測定溶液の
温度情報を伝達するとともに検出された音響学的
パラメータの差を温度補正するため補正用出力と
なる。このように被測定溶液の温度情報伝達回路
3は標準溶液の音響学的パラメータ発生部2と同
じ回路構成にすることが可能であるので定電流発
生回路17、サーミスタ19を相互に流用するこ
とも考えられる。この場合、固定抵抗18には中
間タツプが設けられ、例えば温度補正用電圧の出
力部とするなどの処置をすることになる。
標準溶液の既知濃度発生回路4においては、標
準溶液の濃度に相当する標準電圧が発生され、そ
の出力端が被測定溶液の濃度計算部5における加
算回路23の入力端に接続される。
準溶液の濃度に相当する標準電圧が発生され、そ
の出力端が被測定溶液の濃度計算部5における加
算回路23の入力端に接続される。
被測定溶液の濃度計算部5においてはまず被測
定溶液の音響学的パラメータ測定部1のサンプル
ホールド回路16の出力端と標準溶液の音響学的
パラメータ発生部2の増幅器20の出力端が差出
力回路21の入力部に接続される。差出力回路2
1の出力端および被測定溶液の温度情報伝達回路
の出力部は乗、除算回路22の入力部に接続され
る。さらに乗、除算回路22の出力端および標準
溶液の既知濃度発生回路4の出力部は加算回路2
3の入力部に接続される。さて、差出力回路21
ではサンプルホールド回路16の直流電圧出力で
ある被測定溶液の音波透過時間と増幅器20の直
流電圧出力である標準溶液の音波透過時間との差
が求められこれを直流電圧として、乗、除算回路
22に入力する。乗、除算回路22では求められ
た音波透過時間を被乗数又は被除数とし、被測定
溶液の温度情報伝達回路3による温度情報を乗数
又は除数として、乗除算が行なわれる。具体的に
は例えば乗除算器が用いられても良いが、温度情
報の伝達手段がサーミスタと固定抵抗による合成
抵抗である場合には乗除算回路22を演算増幅器
で構成しても良い。即ち乗算を行なう場合には前
記合成抵抗を乗除算回路である演算増幅器の負帰
還ループにおける帰還抵抗とし、差出力回路21
の出力を反転入力部に接続するように構成する。
又、除算を行なう場合には差出力回路21の出力
が前記の温度補正用合成抵抗を介して演算増幅器
の反転入力部に入力するように接続する。このと
き演算増幅器の非反転入力はいずれの場合も接地
される。いずれにしても乗除算回路22の出力は
温度補正された被測定溶液と標準溶液の音響学的
パラメータの差であり、両溶液の濃度差に相当す
る直流電圧を与える。次に加算回路23では乗除
算回路22の出力である被測定溶液と標準溶液の
濃度差に標準溶液の既知濃度発生回路4からの標
準溶液濃度が加算される。これは標準の加算回路
で構成することができる。
定溶液の音響学的パラメータ測定部1のサンプル
ホールド回路16の出力端と標準溶液の音響学的
パラメータ発生部2の増幅器20の出力端が差出
力回路21の入力部に接続される。差出力回路2
1の出力端および被測定溶液の温度情報伝達回路
の出力部は乗、除算回路22の入力部に接続され
る。さらに乗、除算回路22の出力端および標準
溶液の既知濃度発生回路4の出力部は加算回路2
3の入力部に接続される。さて、差出力回路21
ではサンプルホールド回路16の直流電圧出力で
ある被測定溶液の音波透過時間と増幅器20の直
流電圧出力である標準溶液の音波透過時間との差
が求められこれを直流電圧として、乗、除算回路
22に入力する。乗、除算回路22では求められ
た音波透過時間を被乗数又は被除数とし、被測定
溶液の温度情報伝達回路3による温度情報を乗数
又は除数として、乗除算が行なわれる。具体的に
は例えば乗除算器が用いられても良いが、温度情
報の伝達手段がサーミスタと固定抵抗による合成
抵抗である場合には乗除算回路22を演算増幅器
で構成しても良い。即ち乗算を行なう場合には前
記合成抵抗を乗除算回路である演算増幅器の負帰
還ループにおける帰還抵抗とし、差出力回路21
の出力を反転入力部に接続するように構成する。
又、除算を行なう場合には差出力回路21の出力
が前記の温度補正用合成抵抗を介して演算増幅器
の反転入力部に入力するように接続する。このと
き演算増幅器の非反転入力はいずれの場合も接地
される。いずれにしても乗除算回路22の出力は
温度補正された被測定溶液と標準溶液の音響学的
パラメータの差であり、両溶液の濃度差に相当す
る直流電圧を与える。次に加算回路23では乗除
算回路22の出力である被測定溶液と標準溶液の
濃度差に標準溶液の既知濃度発生回路4からの標
準溶液濃度が加算される。これは標準の加算回路
で構成することができる。
このようにして測定された被測定溶液の濃度は
加算回路23の出力として取り出され、A−D変
換器25によつてデイジタル信号に変えられ表示
器26に表示される。また実質的に連続的出力と
して記録計24に接続され連続記録される。
加算回路23の出力として取り出され、A−D変
換器25によつてデイジタル信号に変えられ表示
器26に表示される。また実質的に連続的出力と
して記録計24に接続され連続記録される。
以上のようにこの発明によると被測定溶液の音
波透過時間が測定され、被測定溶液に接して設け
られたサーミスタの抵抗値を利用して被測定溶液
と等しい温度における標準溶液の音波透過時間が
発生され、両者の差が求められ、次いで被測定溶
液の温度情報から温度補正され、両溶液の濃度差
が求められる。この濃度差に標準溶液の既知濃度
が加算されることにより、被測定溶液の濃度が求
められる。
波透過時間が測定され、被測定溶液に接して設け
られたサーミスタの抵抗値を利用して被測定溶液
と等しい温度における標準溶液の音波透過時間が
発生され、両者の差が求められ、次いで被測定溶
液の温度情報から温度補正され、両溶液の濃度差
が求められる。この濃度差に標準溶液の既知濃度
が加算されることにより、被測定溶液の濃度が求
められる。
尚、上記実施例では音波透過時間の測定及びそ
の後のデータ処理をアナログ的におこなつている
がこれらをデイジタル的におこなうことができる
ことは言うまでもない。
の後のデータ処理をアナログ的におこなつている
がこれらをデイジタル的におこなうことができる
ことは言うまでもない。
又、上記実施例では音響学的パラメータとして
音波透過時間を測定する例が述べられているが、
透過音速度を測定することも容易に考えられる。
音波透過時間を測定する例が述べられているが、
透過音速度を測定することも容易に考えられる。
第8図には他の実施例に従つた透過音速度測定
の場合による溶液濃度測定装置の回路が示されて
いる。この実施例においては発振器27が増幅波
形整形回路11を介して受信素子10に接続され
るトリガ入力端と超音波発信用振動子9に接続さ
れる発振出力端とを有する。発振器27は液槽8
に溶液7が入つていないとき1Hzの低周波パルス
を発生し液槽8に溶液7が入れられると溶液7を
伝わつた音波に応答して受信素子10から出力さ
れるパルスが増幅・波形整形回路11により増幅
及び波形整形され発振器27のトリガ入力端にト
リガパルスとして供給される。発振器27はトリ
ガされると出力端からトリガパルスに同期して出
力パルスを発生する。この出力パルスが振動子9
を付勢し音波を発生させる。この音波が被測定溶
液7を介して受信素子10を付勢したときに受信
素子10から発生するパルスが増幅・波形整形回
路11を介して再び発振器27に入力される。こ
のように発振器27において発信・受信が繰返さ
れ、その発信出力信号がF−V変換器28に供給
され発振周波数に対応する電圧信号に変換され
る。この電圧信号は被測定溶液の透過音速度を反
映する。
の場合による溶液濃度測定装置の回路が示されて
いる。この実施例においては発振器27が増幅波
形整形回路11を介して受信素子10に接続され
るトリガ入力端と超音波発信用振動子9に接続さ
れる発振出力端とを有する。発振器27は液槽8
に溶液7が入つていないとき1Hzの低周波パルス
を発生し液槽8に溶液7が入れられると溶液7を
伝わつた音波に応答して受信素子10から出力さ
れるパルスが増幅・波形整形回路11により増幅
及び波形整形され発振器27のトリガ入力端にト
リガパルスとして供給される。発振器27はトリ
ガされると出力端からトリガパルスに同期して出
力パルスを発生する。この出力パルスが振動子9
を付勢し音波を発生させる。この音波が被測定溶
液7を介して受信素子10を付勢したときに受信
素子10から発生するパルスが増幅・波形整形回
路11を介して再び発振器27に入力される。こ
のように発振器27において発信・受信が繰返さ
れ、その発信出力信号がF−V変換器28に供給
され発振周波数に対応する電圧信号に変換され
る。この電圧信号は被測定溶液の透過音速度を反
映する。
一方、定電圧源29からの一定電圧が液槽8に
接して設けられるサーミスタ19と抵抗体18と
でなる標準抵抗を介して演算増幅器30の反転入
力に供給される。この演算増幅器30の非反転入
力は接地され反転入力と出力との間に帰還抵抗3
1が接続される。
接して設けられるサーミスタ19と抵抗体18と
でなる標準抵抗を介して演算増幅器30の反転入
力に供給される。この演算増幅器30の非反転入
力は接地され反転入力と出力との間に帰還抵抗3
1が接続される。
第8図の標準溶液の音響学的パラメータ発生手
段はちようど第7図の実施例における標準溶液の
音波透過時間の発生方式を標準溶液の音波透過速
度の発生方式に転換したものであり、従つて演算
増幅器30の出力電圧は標準溶液の透過音速度を
反映することになる。
段はちようど第7図の実施例における標準溶液の
音波透過時間の発生方式を標準溶液の音波透過速
度の発生方式に転換したものであり、従つて演算
増幅器30の出力電圧は標準溶液の透過音速度を
反映することになる。
第8図の実施例に関するその他の回路部分の取
扱いは第7図の実施例の場合とほぼ同様である。
扱いは第7図の実施例の場合とほぼ同様である。
尚、上記実施例においては濃度測定について説
明したがこの発明によれば比重及び浸透圧の測定
もおこなうことができる。
明したがこの発明によれば比重及び浸透圧の測定
もおこなうことができる。
第1図は食塩水溶液中の音速度と溶液温度との
関係を示すグラフ図、第2図は水と食塩水溶液と
の音速度の差と温度との関係を示すグラフ図、第
3図は水と食塩水溶液との音速度の逆数の差と温
度との関係を示すグラフ図、第4図は温度補正さ
れた水と食塩水溶液との溶液濃度の差と温度との
関係を示すグラフ図、第5図は4.00%食塩水溶液
と2.00%食塩水溶液との音速度の逆数の差と温度
との関係を示すグラフ図、第6図は温度補正され
た4.00%食塩水溶液濃度と温度との関係を示すグ
ラフ図、第7図はこの発明の一実施例に従つた超
音波濃度測定装置のブロツク回路図そして第8図
は他の実施例に従つた超音波濃度測定装置のブロ
ツク図である。 1……被測定溶液音響学的パラメータ測定部、
2……標準溶液音響学的パラメータ発生部、3…
…被測定溶液温度情報伝達回路、4……標準溶液
の既知濃度情報発生回路、5……被測定溶液濃度
計算部、6……発振器、7……被測定溶液、8…
…溶液槽、9……発信用超音波振動子、10……
超音波受信素子、12……フリツプフロツプ、1
5……積分回路、16……サンプルホールド回
路、18……固定抵抗、19……サーミスタ、2
1……差出力回路、22……乗除算回路、23…
…加算回路。
関係を示すグラフ図、第2図は水と食塩水溶液と
の音速度の差と温度との関係を示すグラフ図、第
3図は水と食塩水溶液との音速度の逆数の差と温
度との関係を示すグラフ図、第4図は温度補正さ
れた水と食塩水溶液との溶液濃度の差と温度との
関係を示すグラフ図、第5図は4.00%食塩水溶液
と2.00%食塩水溶液との音速度の逆数の差と温度
との関係を示すグラフ図、第6図は温度補正され
た4.00%食塩水溶液濃度と温度との関係を示すグ
ラフ図、第7図はこの発明の一実施例に従つた超
音波濃度測定装置のブロツク回路図そして第8図
は他の実施例に従つた超音波濃度測定装置のブロ
ツク図である。 1……被測定溶液音響学的パラメータ測定部、
2……標準溶液音響学的パラメータ発生部、3…
…被測定溶液温度情報伝達回路、4……標準溶液
の既知濃度情報発生回路、5……被測定溶液濃度
計算部、6……発振器、7……被測定溶液、8…
…溶液槽、9……発信用超音波振動子、10……
超音波受信素子、12……フリツプフロツプ、1
5……積分回路、16……サンプルホールド回
路、18……固定抵抗、19……サーミスタ、2
1……差出力回路、22……乗除算回路、23…
…加算回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 被測定溶液に超音波を放射し、前記被測定溶
液における超音波の音速度または音速度の逆数で
ある音響学的パラメータを測定し、該被測定溶液
の音響学的パラメータと前記被測定溶液と等しい
温度の標準溶液に対応する音響学的パラメータと
の差を検出し、次いで検出された音響学的パラメ
ータの差を前記被測定溶液の温度情報により補正
し、該補正値を前記標準溶液の既知の濃度に加算
し、前記被測定溶液の濃度を測定する超音波溶液
濃度測定方法。 2 被測定溶液を収容する液槽と、該液槽に取付
けられ、前記被測定溶液に超音波を発信する超音
波発信素子と、前記被測定溶液を伝わる超音波を
受ける受信素子を含み、受信音波から前記被測定
溶液の音速度または音速度の逆数である音響学的
パラメータを測定する手段と、前記被測定溶液と
等しい温度の標準溶液の音響学的パラメータを出
力する手段と、前記被測定溶液の温度情報を伝達
する手段と、前記被測定溶液の音響学的パラメー
タと標準溶液の音響学的パラメータと前記被測定
溶液の温度情報と前記標準溶液の既知の濃度情報
とが入力され、前記被測定溶液の濃度を計算する
手段とで構成される超音波液体濃度測定装置。 3 前記標準溶液の音響学的パラメータ測定手段
は前記液槽に接して設けられ前記被測定溶液の温
度に応じた抵抗値を示すサーミスタと固定抵抗と
で構成される標準回路により構成される特許請求
の範囲第2項記載の超音波溶液濃度測定装置。 4 前記音響学的パラメータ測定手段は前記被測
定溶液中を透過する音波の透過時間又は透過音速
度を測定する手段である特許請求の範囲第2項記
載の超音波溶液濃度測定装置。 5 前記被測定溶液の温度に応じた抵抗値を示す
サーミスタにより構成される特許請求の範囲第2
項記載の超音波溶液濃度測定装置。 6 前記被測定溶液の濃度計算手段は前記被測定
溶液の音響学的パラメータと前記標準溶液に対応
する音響学的パラメータとの差を表わす信号と固
定抵抗と前記被測定溶液の温度伝達手段であるサ
ーミスタとの合成抵抗値に対応する信号とが入力
され、両信号の乗算又は除算を行なう演算回路
と、この演算回路の出力情報と前記標準溶液の既
知の濃度情報とが入力される加算回路とにより構
成される特許請求の範囲第2項記載の超音波溶液
濃度測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4681779A JPS55138651A (en) | 1979-04-17 | 1979-04-17 | Method and apparatus for ultrasonic measurement of solution concentration |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4681779A JPS55138651A (en) | 1979-04-17 | 1979-04-17 | Method and apparatus for ultrasonic measurement of solution concentration |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55138651A JPS55138651A (en) | 1980-10-29 |
| JPS6235063B2 true JPS6235063B2 (ja) | 1987-07-30 |
Family
ID=12757883
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4681779A Granted JPS55138651A (en) | 1979-04-17 | 1979-04-17 | Method and apparatus for ultrasonic measurement of solution concentration |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS55138651A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5877656A (ja) * | 1981-11-04 | 1983-05-11 | Fuji Kogyo Kk | 超音波濃度測定装置 |
-
1979
- 1979-04-17 JP JP4681779A patent/JPS55138651A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55138651A (en) | 1980-10-29 |
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