JPS6235837B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6235837B2 JPS6235837B2 JP58073075A JP7307583A JPS6235837B2 JP S6235837 B2 JPS6235837 B2 JP S6235837B2 JP 58073075 A JP58073075 A JP 58073075A JP 7307583 A JP7307583 A JP 7307583A JP S6235837 B2 JPS6235837 B2 JP S6235837B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- edta
- waste liquid
- ions
- acid
- iron
- Prior art date
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- Expired
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23G—CLEANING OR DE-GREASING OF METALLIC MATERIAL BY CHEMICAL METHODS OTHER THAN ELECTROLYSIS
- C23G1/00—Cleaning or pickling metallic material with solutions or molten salts
- C23G1/36—Regeneration of waste pickling liquors
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Removal Of Specific Substances (AREA)
Description
本発明は化学洗浄廃液の処理方法、特にエチレ
ンジアミン四酢酸(以下、「EDTA」と略す)と
結合した重金属イオンを含む化学洗浄廃液の処理
方法に関するものである。 従来EDTAはキレート洗浄剤としてボイラ、熱
交換器、配管等のスケール除去に広く用いられて
いる。この洗浄廃液中には洗浄過程でEDTAと結
合した多重の重金属イオンと高濃度のCODを含
み、従来から効率的な廃液処理方法の開発が求め
られていた。 本発明は、鋭意研究の結果、廃液中からEDTA
を回収して再利用を図ることを可能にしたもので
ある。 即ち、本発明はEDTAと結合した重金属イオン
を含む化学洗浄廃液の処理方法において、該廃液
にアルカリを添加してPH10以上で重金属イオンを
沈殿分離させる第1工程、前記第1工程の分離液
を活性炭ろ過層を通すことにより該分離液中の微
粒子やインヒビターを除去する第2工程、および
前記第2工程のろ過液に酸を添加して、PH1.3〜
1.8の範囲にてEDTAの結晶を生成させ、該結晶
を分離回収する第3工程とからなることを特徴と
するEDTAを含む化学洗浄廃液の処理方法であ
る。 以下に本発明の処理方法について詳述する。 本発明の処理方法は、まず、廃液にアルカリを
添加してEDTAとキレートしている重金属イオン
をEDTAから分離させる。該分離工程において
は、苛性ソーダなどのアルカリ剤を注入して液の
PHを10以上にする必要があるが銅イオン、ニツケ
ルイオンを含有する場合にはPH12以上、望ましく
はPH12.5にする。また鉄()イオンを含有する
場合は空気などで曝気することにより酸化し鉄
()イオンにすることが望ましい。これは鉄
()イオンであればPH12.5以上にすることを要
するが、鉄()イオンにしておけばPH12で良
く、つまり加えるアルカリ剤の量が少なくて済み
経済的であるからである。 なお、鉄()イオンを酸化する手段はどのよ
うな方法でも適用可能(例えば酸化剤を用いる
等)であるが、空気を用いて曝気するのが簡便で
あり経済的である。 廃液がアンモニアを含む場合には、銅イオンや
ニツケルイオンはPH12.5でも解離できない。これ
を解離させるにはPH14以上にしなければならな
い。従つて銅イオンについてはアルカリとして硫
化ソーダ、硫化アンモンなどの硫化アルカリを銅
イオンの1.0〜1.1当量加えることにより硫化銅と
して分離することができる。この場合の液のPHは
アルカリ性であればよいから使用するアルカリ剤
の量が節約でき経済的である。 なお、アルカリの種類として苛性ソーダ、硫化
アルカリの他に消石灰、苛性カリなどでも使用可
能である。 また、重金属の分離において、そのまま静置す
ることで分離するが、高分子凝集剤を添加するこ
とにより分離の速度を増し、かつ沈殿物の容積を
縮小する効果が有り、有効である。 次に、第1工程で重金属イオンを沈殿分離させ
た分離液中の微小粒子を活性炭ろ過層を通すこと
によつて除去する。該分離液中の微小粒子はコロ
イド状の水酸化鉄を主体とするものであるが、静
置だけでは充分に分離することができない粒子で
ある。この微小粒子は、次の第3工程で生成する
EDTAの結晶に付着し著しく汚染をきたすもので
ある。また該沈殿物は脱水処理を行い、この脱離
液からもEDTAを分離するものであるが、この場
合にも該脱離液には微小粒子が分離上澄液よりも
多く含まれる。従つて該微小粒子を取り除く必要
がある。 そのための除去処理方法として活性炭を用いて
ろ過する方法が最も効果が有り、微小粒子は完全
に除去される。同じろ過法として砂ろ過法も有る
が、該微小粒子を完全に取り除くことは実用上か
なり困難であり、フイルターによる方法でも1μ
m以下のものを用いることにより完全に除去でき
るが、その捕捉量が少なく実用性に乏しい。従つ
て活性炭を用いてろ過するのが最も良い方法であ
る。 さらに、活性炭は吸着性が大きく、そのため洗
浄液に含まれている高分子量のインヒビターなど
も取り除く作用が有り、両方の効果を担うことに
なる。 次に、第2工程でろ過したろ過液に酸を添加し
てEDTAの結晶を生成させ該結晶を分離回収す
る。該EDTAの結晶生成時の液のPH域はEDTAの
濃度によつて幅が認められるが、PH4.0〜1.0であ
る。 ここでEDTAの結晶化とPHの関係を仔細に調べ
た結果を第1図に示す。これはEDTAの4%水溶
液をそれぞれのPHにて結晶化させ、沈殿分離後の
ろ液中に残留するEDTAの量を経時的に各PHで調
べたものである。 この図からPH1.3以下あるいはPH1.8以上では結
晶化の速度が次第に遅くなり、かつEDTAの溶解
度も大きくなること、従つてPH域は1.3〜1.8の範
囲が最も良い条件であることが判る。 また、該ろ過液からのEDTAの分離回収を連続
で行う場合に、結晶の生成反応槽を2槽以上連結
して直列で行う方法が、同じ滞留時間の単槽で行
うよりも有利である。これは単槽で連続して行う
と、ある確率でシヨートパスが起こり未反応の
EDTAが流出してしまうが、これを2槽以上の直
列にして行うとシヨートパスの確率が非常に小さ
くなり、ほぼEDTAの溶解度まで、つまり完全に
結晶化させることができるようになり、従つて回
収率の向上につながるからである。 さらに、結晶化させる条件のうち液の撹拌につ
いては、撹拌周速は1.2m/sec程度で充分である
が、この速度が極端に速くなると結晶が細分化す
るか又は結晶核の発生量が多くなる。そのため結
晶の比容積が大きくなり、この結果結晶の分離回
収が困難となる。なお、撹拌周速が極端に遅くな
ると液の混合が均一に行われず、結晶化が不充分
になることは言うまでもない。 以下に本発明の一実施態様を第2図に従つて説
明する。 廃液7を重金属イオン分離処理槽1に受け入れ
たのち、重金属分離薬品として苛性ソーダなどの
アルカリ剤8を注入し空気などによりよく撹拌し
てPH10以上、望ましくはPH12以上にする。次に、
銅イオンを含有している廃液の場合には、硫化ア
ルカリを銅の1.0〜1.1倍当量を加え銅イオンを分
離する。また鉄()イオン含有の廃液について
は空気などで撹拌、酸化し鉄()イオンにす
る。ここで分離される重金属イオンは水酸化物あ
るいは硫化物のような不溶性のものとなり沈殿す
るが、この場合、高分子凝集剤等の助剤を添加す
ることは分離効果を助長する。 沈殿分離後、移送ポンプ9で移送管10を経由
して活性炭ろ過槽2へ、さらに移送管11を通じ
てEDTA結晶反応槽3へ、移送管13を経て
EDTA結晶反応槽4へ、移送管14を経て分離装
置5へ、移送管15を通じて受け槽6へと連続的
に移送し、分離処理槽1の分離液を処理する。ま
た、分離処理槽1で発生する沈殿物は脱水機等に
より処理し、その脱離液も同じルートで結晶を回
収する。 結晶反応槽3から受け槽6までのフローは高低
差を与えることによる自然流下法で行うことも可
能で、ポンプ等の動力を節約することができる。 結晶反応槽3では撹拌を与えながら酸12を加
えPH1.3〜1.8の範囲になるようにする。ここに用
いる酸は硫酸、塩酸などの無機酸で、廃液7にカ
ルシウムイオンが1000ppm以上含まれる場合に
は塩酸を用いる。結晶反応槽3,4での反応時間
はそれぞれ15分、合計30分間程度で充分である。 分離装置5でEDTAの結晶を分離し、分離液は
移送管15を通して受け槽6へ移送するが、分離
装置5で30分以上の滞留を与えることで結晶はさ
らに成長し、溶解しているEDTAの濃度を低下さ
せることができる。 分離装置5で分離されたEDTAの結晶は、水洗
により夾雑水を除くことによつて簡単に純度の高
い結晶として回収することができる。EDTAの回
収率、純度については実施例及び比較例に示す如
く充分再利用可能な良好のものであつた。 以上のように本発明は、EDTAと結合した重金
属イオンを含む廃液からEDTAを効率よく回収し
てその再利用を図ることができ、本発明により化
学洗浄廃液の合理的な処理が可能となつた。 次に、本発明の実施例について記す。 実施例 被処理液の組成は、次表のとおりである。
ンジアミン四酢酸(以下、「EDTA」と略す)と
結合した重金属イオンを含む化学洗浄廃液の処理
方法に関するものである。 従来EDTAはキレート洗浄剤としてボイラ、熱
交換器、配管等のスケール除去に広く用いられて
いる。この洗浄廃液中には洗浄過程でEDTAと結
合した多重の重金属イオンと高濃度のCODを含
み、従来から効率的な廃液処理方法の開発が求め
られていた。 本発明は、鋭意研究の結果、廃液中からEDTA
を回収して再利用を図ることを可能にしたもので
ある。 即ち、本発明はEDTAと結合した重金属イオン
を含む化学洗浄廃液の処理方法において、該廃液
にアルカリを添加してPH10以上で重金属イオンを
沈殿分離させる第1工程、前記第1工程の分離液
を活性炭ろ過層を通すことにより該分離液中の微
粒子やインヒビターを除去する第2工程、および
前記第2工程のろ過液に酸を添加して、PH1.3〜
1.8の範囲にてEDTAの結晶を生成させ、該結晶
を分離回収する第3工程とからなることを特徴と
するEDTAを含む化学洗浄廃液の処理方法であ
る。 以下に本発明の処理方法について詳述する。 本発明の処理方法は、まず、廃液にアルカリを
添加してEDTAとキレートしている重金属イオン
をEDTAから分離させる。該分離工程において
は、苛性ソーダなどのアルカリ剤を注入して液の
PHを10以上にする必要があるが銅イオン、ニツケ
ルイオンを含有する場合にはPH12以上、望ましく
はPH12.5にする。また鉄()イオンを含有する
場合は空気などで曝気することにより酸化し鉄
()イオンにすることが望ましい。これは鉄
()イオンであればPH12.5以上にすることを要
するが、鉄()イオンにしておけばPH12で良
く、つまり加えるアルカリ剤の量が少なくて済み
経済的であるからである。 なお、鉄()イオンを酸化する手段はどのよ
うな方法でも適用可能(例えば酸化剤を用いる
等)であるが、空気を用いて曝気するのが簡便で
あり経済的である。 廃液がアンモニアを含む場合には、銅イオンや
ニツケルイオンはPH12.5でも解離できない。これ
を解離させるにはPH14以上にしなければならな
い。従つて銅イオンについてはアルカリとして硫
化ソーダ、硫化アンモンなどの硫化アルカリを銅
イオンの1.0〜1.1当量加えることにより硫化銅と
して分離することができる。この場合の液のPHは
アルカリ性であればよいから使用するアルカリ剤
の量が節約でき経済的である。 なお、アルカリの種類として苛性ソーダ、硫化
アルカリの他に消石灰、苛性カリなどでも使用可
能である。 また、重金属の分離において、そのまま静置す
ることで分離するが、高分子凝集剤を添加するこ
とにより分離の速度を増し、かつ沈殿物の容積を
縮小する効果が有り、有効である。 次に、第1工程で重金属イオンを沈殿分離させ
た分離液中の微小粒子を活性炭ろ過層を通すこと
によつて除去する。該分離液中の微小粒子はコロ
イド状の水酸化鉄を主体とするものであるが、静
置だけでは充分に分離することができない粒子で
ある。この微小粒子は、次の第3工程で生成する
EDTAの結晶に付着し著しく汚染をきたすもので
ある。また該沈殿物は脱水処理を行い、この脱離
液からもEDTAを分離するものであるが、この場
合にも該脱離液には微小粒子が分離上澄液よりも
多く含まれる。従つて該微小粒子を取り除く必要
がある。 そのための除去処理方法として活性炭を用いて
ろ過する方法が最も効果が有り、微小粒子は完全
に除去される。同じろ過法として砂ろ過法も有る
が、該微小粒子を完全に取り除くことは実用上か
なり困難であり、フイルターによる方法でも1μ
m以下のものを用いることにより完全に除去でき
るが、その捕捉量が少なく実用性に乏しい。従つ
て活性炭を用いてろ過するのが最も良い方法であ
る。 さらに、活性炭は吸着性が大きく、そのため洗
浄液に含まれている高分子量のインヒビターなど
も取り除く作用が有り、両方の効果を担うことに
なる。 次に、第2工程でろ過したろ過液に酸を添加し
てEDTAの結晶を生成させ該結晶を分離回収す
る。該EDTAの結晶生成時の液のPH域はEDTAの
濃度によつて幅が認められるが、PH4.0〜1.0であ
る。 ここでEDTAの結晶化とPHの関係を仔細に調べ
た結果を第1図に示す。これはEDTAの4%水溶
液をそれぞれのPHにて結晶化させ、沈殿分離後の
ろ液中に残留するEDTAの量を経時的に各PHで調
べたものである。 この図からPH1.3以下あるいはPH1.8以上では結
晶化の速度が次第に遅くなり、かつEDTAの溶解
度も大きくなること、従つてPH域は1.3〜1.8の範
囲が最も良い条件であることが判る。 また、該ろ過液からのEDTAの分離回収を連続
で行う場合に、結晶の生成反応槽を2槽以上連結
して直列で行う方法が、同じ滞留時間の単槽で行
うよりも有利である。これは単槽で連続して行う
と、ある確率でシヨートパスが起こり未反応の
EDTAが流出してしまうが、これを2槽以上の直
列にして行うとシヨートパスの確率が非常に小さ
くなり、ほぼEDTAの溶解度まで、つまり完全に
結晶化させることができるようになり、従つて回
収率の向上につながるからである。 さらに、結晶化させる条件のうち液の撹拌につ
いては、撹拌周速は1.2m/sec程度で充分である
が、この速度が極端に速くなると結晶が細分化す
るか又は結晶核の発生量が多くなる。そのため結
晶の比容積が大きくなり、この結果結晶の分離回
収が困難となる。なお、撹拌周速が極端に遅くな
ると液の混合が均一に行われず、結晶化が不充分
になることは言うまでもない。 以下に本発明の一実施態様を第2図に従つて説
明する。 廃液7を重金属イオン分離処理槽1に受け入れ
たのち、重金属分離薬品として苛性ソーダなどの
アルカリ剤8を注入し空気などによりよく撹拌し
てPH10以上、望ましくはPH12以上にする。次に、
銅イオンを含有している廃液の場合には、硫化ア
ルカリを銅の1.0〜1.1倍当量を加え銅イオンを分
離する。また鉄()イオン含有の廃液について
は空気などで撹拌、酸化し鉄()イオンにす
る。ここで分離される重金属イオンは水酸化物あ
るいは硫化物のような不溶性のものとなり沈殿す
るが、この場合、高分子凝集剤等の助剤を添加す
ることは分離効果を助長する。 沈殿分離後、移送ポンプ9で移送管10を経由
して活性炭ろ過槽2へ、さらに移送管11を通じ
てEDTA結晶反応槽3へ、移送管13を経て
EDTA結晶反応槽4へ、移送管14を経て分離装
置5へ、移送管15を通じて受け槽6へと連続的
に移送し、分離処理槽1の分離液を処理する。ま
た、分離処理槽1で発生する沈殿物は脱水機等に
より処理し、その脱離液も同じルートで結晶を回
収する。 結晶反応槽3から受け槽6までのフローは高低
差を与えることによる自然流下法で行うことも可
能で、ポンプ等の動力を節約することができる。 結晶反応槽3では撹拌を与えながら酸12を加
えPH1.3〜1.8の範囲になるようにする。ここに用
いる酸は硫酸、塩酸などの無機酸で、廃液7にカ
ルシウムイオンが1000ppm以上含まれる場合に
は塩酸を用いる。結晶反応槽3,4での反応時間
はそれぞれ15分、合計30分間程度で充分である。 分離装置5でEDTAの結晶を分離し、分離液は
移送管15を通して受け槽6へ移送するが、分離
装置5で30分以上の滞留を与えることで結晶はさ
らに成長し、溶解しているEDTAの濃度を低下さ
せることができる。 分離装置5で分離されたEDTAの結晶は、水洗
により夾雑水を除くことによつて簡単に純度の高
い結晶として回収することができる。EDTAの回
収率、純度については実施例及び比較例に示す如
く充分再利用可能な良好のものであつた。 以上のように本発明は、EDTAと結合した重金
属イオンを含む廃液からEDTAを効率よく回収し
てその再利用を図ることができ、本発明により化
学洗浄廃液の合理的な処理が可能となつた。 次に、本発明の実施例について記す。 実施例 被処理液の組成は、次表のとおりである。
【表】
上記組成の液を空気で撹拌しながら苛性ソーダ
を2300g投入し充分酸化したところPH12.6となつ
た、これに硫化ナトリウム(Na2S・9H2O)を銅
イオンの1.1当量に相当する2080gを投入した。
このときのPHは12.7となつた。 これに高分子凝集剤5ppmを添加し沈殿物を分
離したところ上澄液は無色であつたが、懸濁微小
粒子の存在を認めた。その水質は次のとおりであ
つた。
を2300g投入し充分酸化したところPH12.6となつ
た、これに硫化ナトリウム(Na2S・9H2O)を銅
イオンの1.1当量に相当する2080gを投入した。
このときのPHは12.7となつた。 これに高分子凝集剤5ppmを添加し沈殿物を分
離したところ上澄液は無色であつたが、懸濁微小
粒子の存在を認めた。その水質は次のとおりであ
つた。
【表】
前記第1工程処理液20を用いて、活性炭ろ過
槽を通した後75%の硫酸を比例注入しながら反応
槽3,4で各15分間滞留時間を与え、連続処理し
た。このときの液のPH1.70であり、白色のEDTA
の結晶が生じ、分離装置でこの結晶を分離した。
分離装置内では30分間の滞留時間を与えた。 反応槽3,4の出口の液を5Aのろ紙を用いて
結晶を完全にろ過し、そのろ液のEDTAの濃度を
測定したところ、それぞれ0.14%、0.06%であつ
た。また分離装置5出口の液のEDTAの濃度は
0.05%であつた。ここで回収されたEDTAは白色
の結晶状の粉末でありその量は780gであつた。 比較例 1 上記実施例の第1工程処理液について、この実
施例と同様の方法で実験を行なつた。但し硫酸の
比例注入量を増してPH1.1で処理した。そのとき
のEDTAの結晶はやはり白色で結晶状の粉末であ
つた。 反応槽3,4の出口の液を5Aのろ紙を用いて
結晶を完全にろ過し、溶解しているEDTAの濃度
を測定したところ、それぞれ0.36%、0.27%であ
つた。また分離装置5出口の液のEDTAの濃度は
0.25%であつた。ここで回収されたEDTAの量は
740gであつた。 比較例 2 上記実施例の第1工程処理液について、この実
施例と同様の方法で実験を行なつた。但し活性炭
ろ過槽を通さずに実施した。このときのEDTA反
応槽のPHは1.75であつた。反応槽内はSSに由来
する黄土色の濁りが認められ、分離装置5出口の
液は透明であるが、やや黄色を呈していることが
認められた。 また、ここで回収されたEDTAは著しい黄土色
を呈していた。回収されたEDTAは775gであつ
た。 前記実施例および比較例で分離回収された
EDTAは、それぞれ3の純水(1μm/cm以
下)で水洗した。水洗水の水質は次表に示す値で
あつたので水洗を止め、EDTAを乾燥してその重
量を測
槽を通した後75%の硫酸を比例注入しながら反応
槽3,4で各15分間滞留時間を与え、連続処理し
た。このときの液のPH1.70であり、白色のEDTA
の結晶が生じ、分離装置でこの結晶を分離した。
分離装置内では30分間の滞留時間を与えた。 反応槽3,4の出口の液を5Aのろ紙を用いて
結晶を完全にろ過し、そのろ液のEDTAの濃度を
測定したところ、それぞれ0.14%、0.06%であつ
た。また分離装置5出口の液のEDTAの濃度は
0.05%であつた。ここで回収されたEDTAは白色
の結晶状の粉末でありその量は780gであつた。 比較例 1 上記実施例の第1工程処理液について、この実
施例と同様の方法で実験を行なつた。但し硫酸の
比例注入量を増してPH1.1で処理した。そのとき
のEDTAの結晶はやはり白色で結晶状の粉末であ
つた。 反応槽3,4の出口の液を5Aのろ紙を用いて
結晶を完全にろ過し、溶解しているEDTAの濃度
を測定したところ、それぞれ0.36%、0.27%であ
つた。また分離装置5出口の液のEDTAの濃度は
0.25%であつた。ここで回収されたEDTAの量は
740gであつた。 比較例 2 上記実施例の第1工程処理液について、この実
施例と同様の方法で実験を行なつた。但し活性炭
ろ過槽を通さずに実施した。このときのEDTA反
応槽のPHは1.75であつた。反応槽内はSSに由来
する黄土色の濁りが認められ、分離装置5出口の
液は透明であるが、やや黄色を呈していることが
認められた。 また、ここで回収されたEDTAは著しい黄土色
を呈していた。回収されたEDTAは775gであつ
た。 前記実施例および比較例で分離回収された
EDTAは、それぞれ3の純水(1μm/cm以
下)で水洗した。水洗水の水質は次表に示す値で
あつたので水洗を止め、EDTAを乾燥してその重
量を測
【表】
定したが、その値は先に示したとおりである。こ
れらの回収したEDTA中の不純物とEDTAの純度
を測定したところ次表のようであつた。
れらの回収したEDTA中の不純物とEDTAの純度
を測定したところ次表のようであつた。
【表】
上述の結果より、本発明の実施例においては
EDTA濃度(純度)が優れ、かつEDTAの回収率
も高く、良好な処理結果を示していることがよく
わかる。
EDTA濃度(純度)が優れ、かつEDTAの回収率
も高く、良好な処理結果を示していることがよく
わかる。
第1図はEDTAの溶解度曲線であり、第2図
は、本発明の一実施態様を示すフローシートであ
る。 1…分離処理槽、2…活性炭ろ過槽、3,4…
結晶反応槽、5…分離装置、6…受け槽、7…廃
液、8…アルカリ剤、9…移送ポンプ、10,1
1,13,14,15…移送管、12…酸。
は、本発明の一実施態様を示すフローシートであ
る。 1…分離処理槽、2…活性炭ろ過槽、3,4…
結晶反応槽、5…分離装置、6…受け槽、7…廃
液、8…アルカリ剤、9…移送ポンプ、10,1
1,13,14,15…移送管、12…酸。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 エチレンジアミン四酢酸と結合した重金属イ
オンを含む化学洗浄廃液の処理方法において、 a 該廃液にアルカリを添加してPH10以上で重金
属イオンを沈殿分離させる第1工程、 b 前記第1工程の分離液を活性炭ろ過層を通す
ことにより該分離液中の微粒子やインヒビター
を除去する第2工程、 c 前記第2工程のろ過液に酸を添加して、PH
1.3〜1.8の範囲にてエチレンジアミン四酢酸の
結晶を生成させ、該結晶を分離回収する第3工
程、 とからなることを特徴とするエチレンジアミン四
酢酸を含む化学洗浄廃液の処理方法。 2 前記廃液が、エチレンジアミン四酢酸と結合
した重金属イオンとして鉄イオン、銅イオンのい
ずれか少なくとも一方を含むものである特許請求
の範囲第1項記載の方法。 3 前記鉄イオンが鉄()イオンである場合に
は、予め酸化して鉄()イオンとした後、前記
アルカリを添加する特許請求の範囲第2項記載の
方法。 4 前記第1工程で添加されるアルカリが、硫化
アルカリである特許請求の範囲第1項記載の方
法。 5 前記第2工程のろ過液がカルシウムイオンを
含む場合には、前記酸として塩酸を添加する特許
請求の範囲第1項記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7307583A JPS59222292A (ja) | 1983-04-27 | 1983-04-27 | エチレンジアミン四酢酸を含む化学洗浄廃液の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7307583A JPS59222292A (ja) | 1983-04-27 | 1983-04-27 | エチレンジアミン四酢酸を含む化学洗浄廃液の処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59222292A JPS59222292A (ja) | 1984-12-13 |
| JPS6235837B2 true JPS6235837B2 (ja) | 1987-08-04 |
Family
ID=13507842
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7307583A Granted JPS59222292A (ja) | 1983-04-27 | 1983-04-27 | エチレンジアミン四酢酸を含む化学洗浄廃液の処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59222292A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03124843U (ja) * | 1990-03-30 | 1991-12-18 |
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-
1983
- 1983-04-27 JP JP7307583A patent/JPS59222292A/ja active Granted
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03124843U (ja) * | 1990-03-30 | 1991-12-18 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59222292A (ja) | 1984-12-13 |
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