JPS6236192A - 固定化担体 - Google Patents
固定化担体Info
- Publication number
- JPS6236192A JPS6236192A JP17577485A JP17577485A JPS6236192A JP S6236192 A JPS6236192 A JP S6236192A JP 17577485 A JP17577485 A JP 17577485A JP 17577485 A JP17577485 A JP 17577485A JP S6236192 A JPS6236192 A JP S6236192A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gel
- immobilized
- biocatalyst
- enzyme
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Immobilizing And Processing Of Enzymes And Microorganisms (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、酵素あるいは微生物等の生体自体を、高い活
性を持ったままゲル中にパターン状に安定に固定化しで
なる酵素または微生物の固定化担体(以下、固定化担体
と略称する)に関し、より詳しくは、化学物質の生産に
用いられるバイオリアクターや、化学物質の検出に用い
られるバイオセンサーに、あるいは酵素や微生物等の主
体が関与する反応を利用した着色パターンや画像の形成
等に利用できる新規な固定化担体に間する。
性を持ったままゲル中にパターン状に安定に固定化しで
なる酵素または微生物の固定化担体(以下、固定化担体
と略称する)に関し、より詳しくは、化学物質の生産に
用いられるバイオリアクターや、化学物質の検出に用い
られるバイオセンサーに、あるいは酵素や微生物等の主
体が関与する反応を利用した着色パターンや画像の形成
等に利用できる新規な固定化担体に間する。
(従来の技術)
従来、この種の酵素等の固定化技術は、バイオセンサー
やパイオリアククーについての基礎技術として必須のも
のであって、世界的に研究が盛んに行われでいる。
やパイオリアククーについての基礎技術として必須のも
のであって、世界的に研究が盛んに行われでいる。
酵素あるいは微生物等のいわゆる生体触媒による反応は
、従来の化学工業プロセスに用いられでいる化学反応と
比べると、 (1)常温常圧下で反応が進行するので、省エネルギー
ブOセスである。
、従来の化学工業プロセスに用いられでいる化学反応と
比べると、 (1)常温常圧下で反応が進行するので、省エネルギー
ブOセスである。
(2)特定の構造の化合物(基質特異性)の特定の位i
l!(位置特異性)に、特定の反応(反応特異性)が立
体選択的(立体特異さ)に起こるので副生成物がなく、
高収率で、高!’II!度の生成物が得られる。
l!(位置特異性)に、特定の反応(反応特異性)が立
体選択的(立体特異さ)に起こるので副生成物がなく、
高収率で、高!’II!度の生成物が得られる。
(3)基質特異性がR茫なために、種々の化合物の混在
下でも特定の化合物のみを選択的に変化ざせられる。
下でも特定の化合物のみを選択的に変化ざせられる。
といった利点を有している。しかしながら、これら生体
触媒をそのままで用いようとすると、これら生体触媒は
一般に水溶′注であったり、水中に分散させで、あるい
は水の存在下で用いることが多いので、原料物質、未反
応物質若しくは生体触媒と反応生成物との分離が困難で
あったり、また、熱や有機溶媒、酸、アルカリあるいは
反応生成物自身等によって生体触媒の触媒活性が失われ
でしまうという欠点かあって充分にその触媒能を利用す
ることができなかった。
触媒をそのままで用いようとすると、これら生体触媒は
一般に水溶′注であったり、水中に分散させで、あるい
は水の存在下で用いることが多いので、原料物質、未反
応物質若しくは生体触媒と反応生成物との分離が困難で
あったり、また、熱や有機溶媒、酸、アルカリあるいは
反応生成物自身等によって生体触媒の触媒活性が失われ
でしまうという欠点かあって充分にその触媒能を利用す
ることができなかった。
そこで、1953年頃から、生体触媒の担体への固定化
についで研究が開始され、現在では大別すると以下の約
四種類の生体触媒の固定化方法が知られでいる。
についで研究が開始され、現在では大別すると以下の約
四種類の生体触媒の固定化方法が知られでいる。
(a)不溶性の担体に、共有結合、物理的吸着、イオン
結合などにより生体触媒をM接固定化する担体結合法。
結合などにより生体触媒をM接固定化する担体結合法。
(b)多官脂性の頁薬で生体触媒同士を結びつけで不溶
化する架橋法。
化する架橋法。
(C)高分子ゲル(格子型)、マイクロカプセル、脂質
液体膜(リポゾーム)などに生体触媒を包み込む包括法
。
液体膜(リポゾーム)などに生体触媒を包み込む包括法
。
(d)上記(a)、(b)および(C)の適当な組合せ
による複合法。
による複合法。
これらの方法の中でも高分子ゲルへの包括法は、単一の
生体触媒のみならず複数の生体触媒の固定化にも応用で
きることから、最も汎用性のある方法と考えられでいる
。しかしながら、これら従来の固定化方法では、固定化
後の活″注がもとの活性よりも低下したり、充分に固定
化されずに溶は出しでしまったり、固定化酵素等の再生
が困難であるか、全く不可能であったり、固定化のため
の処理工程が複雑であったり、担体中での精度良い固定
化部位の特定等が困難であるといった多くの欠点があっ
た。
生体触媒のみならず複数の生体触媒の固定化にも応用で
きることから、最も汎用性のある方法と考えられでいる
。しかしながら、これら従来の固定化方法では、固定化
後の活″注がもとの活性よりも低下したり、充分に固定
化されずに溶は出しでしまったり、固定化酵素等の再生
が困難であるか、全く不可能であったり、固定化のため
の処理工程が複雑であったり、担体中での精度良い固定
化部位の特定等が困難であるといった多くの欠点があっ
た。
本発明は、このような従来技術の欠点を除去するため(
こなされたものであって、その目的とするところは、固
定化担体の望みの箇所に部分的にもしくはパターン状に
生体触媒が精度良く選択固定され、かつ固定化された生
体触媒が簡単には脱離せず、しかも触媒活性も低下しな
い新規な固定化担体を提供することにある。
こなされたものであって、その目的とするところは、固
定化担体の望みの箇所に部分的にもしくはパターン状に
生体触媒が精度良く選択固定され、かつ固定化された生
体触媒が簡単には脱離せず、しかも触媒活性も低下しな
い新規な固定化担体を提供することにある。
本発明の他の目的は、部゛分的な、あるいはパターン状
での生体触媒の簡単な固定化方法を提供することにある
。
での生体触媒の簡単な固定化方法を提供することにある
。
本発明の他の目的は、固定化した生体触媒の活性V!簡
易に再生することのできる固定化担体を提供することに
ある。
易に再生することのできる固定化担体を提供することに
ある。
(問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成する本発明の固定化担体は、熱の作用に
より、可逆的に膨潤または収縮するポリマーゲルに、少
なくとも一種類の酵素または微生物を部分的に若しくは
パターン状に担持させたことを特徴とする。
より、可逆的に膨潤または収縮するポリマーゲルに、少
なくとも一種類の酵素または微生物を部分的に若しくは
パターン状に担持させたことを特徴とする。
以下、図面にしたがい、本発明の固定化担体の機能およ
び構成につき詳述する。
び構成につき詳述する。
第2図は、本発明の固定化担体を構成するポリマーゲル
基質を示す模式図であり、(a)は低温時にあける膨潤
状態を示し、(b)は高温時における収縮状態を示して
おり、斜線部はゲルの網目構造を表わしでいる。このよ
うなポリマーゲル基質の熱による収縮、膨潤特性(相転
移特性)は、ポリマーゲルの網目構造、ゲルを構成する
ポリマー分子の構造、ざらには周囲の溶媒中の塩濃度、
pH等によっても変化する。しかし、この相転移は、そ
れぞれの条件に対応して一定の温度でクリティカルに変
化し、かつ可逆的なものである。
基質を示す模式図であり、(a)は低温時にあける膨潤
状態を示し、(b)は高温時における収縮状態を示して
おり、斜線部はゲルの網目構造を表わしでいる。このよ
うなポリマーゲル基質の熱による収縮、膨潤特性(相転
移特性)は、ポリマーゲルの網目構造、ゲルを構成する
ポリマー分子の構造、ざらには周囲の溶媒中の塩濃度、
pH等によっても変化する。しかし、この相転移は、そ
れぞれの条件に対応して一定の温度でクリティカルに変
化し、かつ可逆的なものである。
この相転移の温度は、上記諸条件を選定することにより
、例えば0℃〜100℃という範囲のいかなる温度にも
選定することが可能である。また、この可逆的な変化の
スピードは、熱の伝達が充分に速く行なわれるならば、
非常に高速に変化(1秒以下)する、更に、熱によって
収縮したポリマーゲルは、網目が親木性から疎水性へ変
化した多孔貢体となるために、疎水性の強い基質の透過
が容易となり、非水溶媒中の疎水性基質と効果的かつ選
択的に反応することが可能となる。
、例えば0℃〜100℃という範囲のいかなる温度にも
選定することが可能である。また、この可逆的な変化の
スピードは、熱の伝達が充分に速く行なわれるならば、
非常に高速に変化(1秒以下)する、更に、熱によって
収縮したポリマーゲルは、網目が親木性から疎水性へ変
化した多孔貢体となるために、疎水性の強い基質の透過
が容易となり、非水溶媒中の疎水性基質と効果的かつ選
択的に反応することが可能となる。
第3図は、本発明の固定化担体を製造するに際し、担体
中に生体触媒が固定化される過程を図示したものである
。先ず第2図(b)に示した収縮状態のゲルを、第3図
の酵素あるいは微生物である生体触媒2を溶解または分
散した溶液4の入っている容器3の中に浸漬する6する
とゲルの温度が下がり、第2図(a)のような膨潤状態
になり、容器中の液4とともに生体触媒2がゲルの網目
中に吸収される。この状態か第3図の(a)である0次
いでこれを全体的に温めてやると第3図(a)のゲル1
は第3図(b)のように収縮し、液4の大部分はポリマ
ーゲルから放出されるが、生体触媒2はそのままポリマ
ーゲルの網目中にとりこまれ、大量に固定化される。こ
れをとり出したものが第1図であり、本発明の固定化担
体は、このような生体触媒が固定化された部分がポリマ
ーゲルの所望の部分に、またはパターン状に形成されて
いるものである。
中に生体触媒が固定化される過程を図示したものである
。先ず第2図(b)に示した収縮状態のゲルを、第3図
の酵素あるいは微生物である生体触媒2を溶解または分
散した溶液4の入っている容器3の中に浸漬する6する
とゲルの温度が下がり、第2図(a)のような膨潤状態
になり、容器中の液4とともに生体触媒2がゲルの網目
中に吸収される。この状態か第3図の(a)である0次
いでこれを全体的に温めてやると第3図(a)のゲル1
は第3図(b)のように収縮し、液4の大部分はポリマ
ーゲルから放出されるが、生体触媒2はそのままポリマ
ーゲルの網目中にとりこまれ、大量に固定化される。こ
れをとり出したものが第1図であり、本発明の固定化担
体は、このような生体触媒が固定化された部分がポリマ
ーゲルの所望の部分に、またはパターン状に形成されて
いるものである。
この収縮した固定化ゲル部分を、収縮状態を呈する温度
下でバイオセンサーやバイオリアクター等に用いること
が可能となる。
下でバイオセンサーやバイオリアクター等に用いること
が可能となる。
従って、本発明の固定化担体は、上述のような熱の作用
によってポリマーゲルの相転移が可逆的かつ速やかに起
ることを利用して作られるものであって、相転移温度以
下ではゲルは溶媒、例えば木との相互作用が大であって
ゲルの網目中に溶媒分子を多量に吸収しで膨潤状態にあ
るが、相転移温度以上の温度になると、ポリマーゲルを
構成するポリマー鎖中の特に側鎖の溶媒に対する親和粧
が低下して網目中の溶媒分子を追い出し、ポリマーゲル
同士が凝集して白濁状態になる。すなわち、ポリマーゲ
ルの網目を比較的大きくしでお(プば膨潤状態では大き
な酵素分子や微生物をゲル中に取り込むことができ、そ
の後ゲルを収縮状態にすると網目の大きざが小ざくなっ
てゲル中に取り込まれた酵素分子や微生物は固定化され
る。
によってポリマーゲルの相転移が可逆的かつ速やかに起
ることを利用して作られるものであって、相転移温度以
下ではゲルは溶媒、例えば木との相互作用が大であって
ゲルの網目中に溶媒分子を多量に吸収しで膨潤状態にあ
るが、相転移温度以上の温度になると、ポリマーゲルを
構成するポリマー鎖中の特に側鎖の溶媒に対する親和粧
が低下して網目中の溶媒分子を追い出し、ポリマーゲル
同士が凝集して白濁状態になる。すなわち、ポリマーゲ
ルの網目を比較的大きくしでお(プば膨潤状態では大き
な酵素分子や微生物をゲル中に取り込むことができ、そ
の後ゲルを収縮状態にすると網目の大きざが小ざくなっ
てゲル中に取り込まれた酵素分子や微生物は固定化され
る。
また、本発明の固定化担体は、ポリマーゲルが収縮した
状態下に使用されるので、ポリマーゲル基質の相転移温
度は少なくとも酵素等の失活温度未満の温度で相転移を
起すものであることが必要である。酵素等の生体触媒が
高い活性を示す温度は、通常0〜80℃程度の範囲内に
ある温度であるため、該ポリマーゲルは、その相転移温
度が80℃、より好ましくは70℃以下すものであるこ
とが望ましい、また、担体に固定化される前の生体触媒
は、水を主体とする媒体中に溶解または分散して使用す
る場合が多いので、相転移温度は一般的には0℃以上の
ものであることが望ましい、なあ、以上における相転移
温度とは、該ポリマーゲルについでのpHが7程度の水
中での相転移温度をいう。
状態下に使用されるので、ポリマーゲル基質の相転移温
度は少なくとも酵素等の失活温度未満の温度で相転移を
起すものであることが必要である。酵素等の生体触媒が
高い活性を示す温度は、通常0〜80℃程度の範囲内に
ある温度であるため、該ポリマーゲルは、その相転移温
度が80℃、より好ましくは70℃以下すものであるこ
とが望ましい、また、担体に固定化される前の生体触媒
は、水を主体とする媒体中に溶解または分散して使用す
る場合が多いので、相転移温度は一般的には0℃以上の
ものであることが望ましい、なあ、以上における相転移
温度とは、該ポリマーゲルについでのpHが7程度の水
中での相転移温度をいう。
本発明の酵素固定化担体は、上記のように、ポリマーゲ
ルの熱の作用によってその相転移が可逆的かつ速やかに
起るという特性を利用して、該ポリマーゲルの所望の部
分のみに、あるいは所望のパターン状に生体触媒を担持
させたことを特徴とするものであり、例えば以下のよう
にしで形成することができるものである。
ルの熱の作用によってその相転移が可逆的かつ速やかに
起るという特性を利用して、該ポリマーゲルの所望の部
分のみに、あるいは所望のパターン状に生体触媒を担持
させたことを特徴とするものであり、例えば以下のよう
にしで形成することができるものである。
a)まずポリマーゲル全体を相転移温度よりも高い温度
に加温して収縮させておく[第2図(b) ] 、次に
、パターン状に発熱可能なサーマルヒーターに収縮状態
のポリマーゲル基質着させ、更に所望のパターンに対応
した形状にサーマルヒーターを発熱させた状態でこれを
生体触媒を含有した溶液中に所定の時間浸漬する。この
状態でポリマーゲルの加温されていない所定のパターン
状の部分の温度は低下し、その温度が相転移温度よりも
低くなるとその部分のポリマーゲルは膨潤し、溶液とと
もに生体触媒を吸収する[第3図(a) ] 、更に、
ポリマーゲルの未加温部分に十分に生体触媒を吸収させ
たところで、ポリマーゲル全体を相転移温度よりも高く
、かつ固定化する生体触媒が失活しない温度で加温し、
ヒーターによって加温していなかった部分に吸収した生
体触媒を固定化する。この方法では、生体触媒を含有し
た溶液中で加温しなかったポリマーゲルの部分が、所望
の生体触媒のパターン状固定部となる。
に加温して収縮させておく[第2図(b) ] 、次に
、パターン状に発熱可能なサーマルヒーターに収縮状態
のポリマーゲル基質着させ、更に所望のパターンに対応
した形状にサーマルヒーターを発熱させた状態でこれを
生体触媒を含有した溶液中に所定の時間浸漬する。この
状態でポリマーゲルの加温されていない所定のパターン
状の部分の温度は低下し、その温度が相転移温度よりも
低くなるとその部分のポリマーゲルは膨潤し、溶液とと
もに生体触媒を吸収する[第3図(a) ] 、更に、
ポリマーゲルの未加温部分に十分に生体触媒を吸収させ
たところで、ポリマーゲル全体を相転移温度よりも高く
、かつ固定化する生体触媒が失活しない温度で加温し、
ヒーターによって加温していなかった部分に吸収した生
体触媒を固定化する。この方法では、生体触媒を含有し
た溶液中で加温しなかったポリマーゲルの部分が、所望
の生体触媒のパターン状固定部となる。
b)まず、ポリマーゲル全体を相転移温度より高い温度
に加温して収縮させてから、これを生体触媒を含有した
溶液中に浸漬する。このとき、ポリマーゲル全体の温度
は低下し、相転移温度より低い温度で膨潤して生体触媒
を吸収する[第3図(a)]。次に、この状態で、ポリ
マーゲルに十分に生体触媒を吸収させたところで、ポリ
マーゲル全体を相転移温度より高く、かつ固定化する生
体触媒が失活しない温度で加温して収縮させ、ポリマー
ゲル全体に吸収させた生体触媒を固定化する[第3図(
b)]、最後に、こうして全体に生体触媒を固定化した
ポリマーゲルを所望のパターン状に発熱しでいるサーマ
ルヒーターにと着させた状態で、例えば水中に浸漬する
。すると、ポリマーゲルの未加温部分の温度は低下し、
相転移温度より低い温度で膨潤し、先に固定した生体触
媒がその部分から水中に放出される。一方、サーマルヒ
ーターで加温しでいる部分は収縮状態に保たれこの部分
の主体触媒は固定化されたまま所望のパターン状に残さ
れる。ポリマーゲルの未加温部分から十分に生体触媒を
放出させたところで、ポリマーゲルを水内から取り出す
、この方法では、水中でサーマルヒーターによって加温
したポリマーゲルの部分が、所望の生体触媒のパターン
状固定部となる。
に加温して収縮させてから、これを生体触媒を含有した
溶液中に浸漬する。このとき、ポリマーゲル全体の温度
は低下し、相転移温度より低い温度で膨潤して生体触媒
を吸収する[第3図(a)]。次に、この状態で、ポリ
マーゲルに十分に生体触媒を吸収させたところで、ポリ
マーゲル全体を相転移温度より高く、かつ固定化する生
体触媒が失活しない温度で加温して収縮させ、ポリマー
ゲル全体に吸収させた生体触媒を固定化する[第3図(
b)]、最後に、こうして全体に生体触媒を固定化した
ポリマーゲルを所望のパターン状に発熱しでいるサーマ
ルヒーターにと着させた状態で、例えば水中に浸漬する
。すると、ポリマーゲルの未加温部分の温度は低下し、
相転移温度より低い温度で膨潤し、先に固定した生体触
媒がその部分から水中に放出される。一方、サーマルヒ
ーターで加温しでいる部分は収縮状態に保たれこの部分
の主体触媒は固定化されたまま所望のパターン状に残さ
れる。ポリマーゲルの未加温部分から十分に生体触媒を
放出させたところで、ポリマーゲルを水内から取り出す
、この方法では、水中でサーマルヒーターによって加温
したポリマーゲルの部分が、所望の生体触媒のパターン
状固定部となる。
なお、2種以上の主体触媒のそれぞれを部分的に、ある
いはパターン状に固定化する場合には、固定化する生体
触媒ごとに上記の方法のいずれかを、あるいはこれらを
組み合わせて繰返し行なえば良い。
いはパターン状に固定化する場合には、固定化する生体
触媒ごとに上記の方法のいずれかを、あるいはこれらを
組み合わせて繰返し行なえば良い。
かかる熱の作用により可逆的に膨潤収縮する性質を有す
る本発明の固定化担体に使用することのできるポリマー
ゲルとしては、N−1ituアクリルアミド等のビニル
化合物の重合性モノマーの重合体またはこれらの共重合
体を主成分とする重合体を、重合反応時に架橋′匣化合
物、例えばジビニルベンゼン、エチレンジメタクリレー
ト等の重合反応を起し得る部位を分子内に複数持つ化合
物またはグリシジルメチクリレート、N−メチロールア
クリルアミド等の重合反応を起し得る部位と縮合あるい
は付加反応を起こし得る部位とを持つ化合物等を添加し
反応することにより得られる三次元、網目重合体が挙げ
られる。
る本発明の固定化担体に使用することのできるポリマー
ゲルとしては、N−1ituアクリルアミド等のビニル
化合物の重合性モノマーの重合体またはこれらの共重合
体を主成分とする重合体を、重合反応時に架橋′匣化合
物、例えばジビニルベンゼン、エチレンジメタクリレー
ト等の重合反応を起し得る部位を分子内に複数持つ化合
物またはグリシジルメチクリレート、N−メチロールア
クリルアミド等の重合反応を起し得る部位と縮合あるい
は付加反応を起こし得る部位とを持つ化合物等を添加し
反応することにより得られる三次元、網目重合体が挙げ
られる。
また、このようなゲルを構成する他の網目重合体としで
は、例えばポリエチレンイミン等のポリイミン類、ポリ
オキシエチレンアジポイル等のポリエステル類、ポリグ
リシン等のポリアミド類などの鎖状重合体を、架橋剤の
添加、放射線の照射などにより高分子反応を行い架橋形
成した三次元網目重合体が挙げられる。高分子反応のた
めの架橋剤としては、例えばポリエチレンオキシド、ポ
リエチレンイミン、ポリグリシン等の重合体にはグルタ
ルアルデヒド、ジメチロール尿素、工どクロルヒドリン
、フェニルジイソシアナート等の縮合あるいは付加反応
を起こし得る部位を分子内に複数持つ化合物が挙げられ
る。
は、例えばポリエチレンイミン等のポリイミン類、ポリ
オキシエチレンアジポイル等のポリエステル類、ポリグ
リシン等のポリアミド類などの鎖状重合体を、架橋剤の
添加、放射線の照射などにより高分子反応を行い架橋形
成した三次元網目重合体が挙げられる。高分子反応のた
めの架橋剤としては、例えばポリエチレンオキシド、ポ
リエチレンイミン、ポリグリシン等の重合体にはグルタ
ルアルデヒド、ジメチロール尿素、工どクロルヒドリン
、フェニルジイソシアナート等の縮合あるいは付加反応
を起こし得る部位を分子内に複数持つ化合物が挙げられ
る。
中でもアクリルアミド系のポリマーであるN−エチルア
クリルアミド、N−n−プロピルアクリルアミド、N−
n−プロピルメタクリルアミド、N−イソプロピルアク
リルアミド、N−イソプロピルメタクリルアミド、N−
シクロプロピルアクリルアミド、N−シクロプロピルメ
タクリルアミド、KN−エチルメチルアクリルアミド、
N、N−ジエチルアクリルアミド、N−アクリルピロリ
ジン、N−アクリルピロリジン、N−メチロールアクリ
ルアミド等のモノマーの一種以上を構成成分として有す
るポリマーが特に好適に用いられる。
クリルアミド、N−n−プロピルアクリルアミド、N−
n−プロピルメタクリルアミド、N−イソプロピルアク
リルアミド、N−イソプロピルメタクリルアミド、N−
シクロプロピルアクリルアミド、N−シクロプロピルメ
タクリルアミド、KN−エチルメチルアクリルアミド、
N、N−ジエチルアクリルアミド、N−アクリルピロリ
ジン、N−アクリルピロリジン、N−メチロールアクリ
ルアミド等のモノマーの一種以上を構成成分として有す
るポリマーが特に好適に用いられる。
また、好適な架橋剤としては、N、N−メチレンビスア
クリルアミドおよびエチレングリコールジメククリレー
ト等が挙げられる。
クリルアミドおよびエチレングリコールジメククリレー
ト等が挙げられる。
このようなゲルを構成する液体としては、水あるいはメ
タノール、エタノール等のアルコール頚:アセトン、メ
チルエチルケトン等のケトシ頚:ベンタン、シクロヘキ
サン、ベンゼン等の炭化水素系溶媒類:テトラクロロヱ
タン、ジクロルベンゼン等のハロゲン化炭化水素系溶媒
類:酢酸イソアミル、ギ酸エチル等のエステル頚ニジオ
キサン、ジグリム等のエーテル類ニジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセトアミド等のアミド類ニジメチルスル
ホキシド等の含硫溶媒類などの有機溶媒およびこれらの
混合溶鐘ならびにこれらに過塩素酸リチウム、プロどオ
ン酸アンモニウム等の塩類、尿素、グリコース等の何機
化合物などを添加した溶液が挙げられる。
タノール、エタノール等のアルコール頚:アセトン、メ
チルエチルケトン等のケトシ頚:ベンタン、シクロヘキ
サン、ベンゼン等の炭化水素系溶媒類:テトラクロロヱ
タン、ジクロルベンゼン等のハロゲン化炭化水素系溶媒
類:酢酸イソアミル、ギ酸エチル等のエステル頚ニジオ
キサン、ジグリム等のエーテル類ニジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセトアミド等のアミド類ニジメチルスル
ホキシド等の含硫溶媒類などの有機溶媒およびこれらの
混合溶鐘ならびにこれらに過塩素酸リチウム、プロどオ
ン酸アンモニウム等の塩類、尿素、グリコース等の何機
化合物などを添加した溶液が挙げられる。
上記ポリマーゲルは、いずれも熱の作用により可逆的に
膨潤収縮する佐賀を有するものであるが、その相転移温
度は、前述したように、ポリマーの基質のみにより決定
されるものではなく、溶媒中の塩濃度やpH等によって
も変化する。しかし、前述した好ましい温度範囲に相転
移温度があるようなポリマーゲルを得るためには、例え
ばN−置換アク1ノルアミドを鎖状重合体のモノマーと
しで使用する場合には、N−711換基として疎水性の
置換基を有するものを用いると相転移温度が低くなる傾
向にあり、逆に親水性の置換基lF!:何するものを用
いると相転移温度が高くなる傾向があり、また、架橋肥
度を高くする捏和転移温度が高くなる傾向があるので、
これらを勘案して鎖状重合体および架橋剤を選定すれば
よい。
膨潤収縮する佐賀を有するものであるが、その相転移温
度は、前述したように、ポリマーの基質のみにより決定
されるものではなく、溶媒中の塩濃度やpH等によって
も変化する。しかし、前述した好ましい温度範囲に相転
移温度があるようなポリマーゲルを得るためには、例え
ばN−置換アク1ノルアミドを鎖状重合体のモノマーと
しで使用する場合には、N−711換基として疎水性の
置換基を有するものを用いると相転移温度が低くなる傾
向にあり、逆に親水性の置換基lF!:何するものを用
いると相転移温度が高くなる傾向があり、また、架橋肥
度を高くする捏和転移温度が高くなる傾向があるので、
これらを勘案して鎖状重合体および架橋剤を選定すれば
よい。
また、本発明における固定化担体としてのポリマーゲル
は、膨潤状態においで、酵素等の生体触媒をゲルの内部
に容易に吸収できる必要がある。
は、膨潤状態においで、酵素等の生体触媒をゲルの内部
に容易に吸収できる必要がある。
すなわち、膨潤時には、生体触媒がゲルの内部を自由に
移動しうろことが要請される。したがって、従来のゲル
状の固定化担体に比較すると本発明の担体ゲルの網目は
かなり粗い、このような網目の粗いポリマーゲルを得る
ためには、例えば架橋剤を使用してポリマーゲル基質を
製造する場合には、架橋剤の使用量V!鎖状重合体用モ
ノマーに対しで、0゜1〜10重量%程度使用するのが
よい。
移動しうろことが要請される。したがって、従来のゲル
状の固定化担体に比較すると本発明の担体ゲルの網目は
かなり粗い、このような網目の粗いポリマーゲルを得る
ためには、例えば架橋剤を使用してポリマーゲル基質を
製造する場合には、架橋剤の使用量V!鎖状重合体用モ
ノマーに対しで、0゜1〜10重量%程度使用するのが
よい。
固定化担体としてのポリマーゲルの形状はいかなるもの
であってもよく、例えばビーズ状、ブロック状、シート
状、フィルム状、布状、更には細い繊維を束ねたもの、
積層フィルム状等が挙げられる。
であってもよく、例えばビーズ状、ブロック状、シート
状、フィルム状、布状、更には細い繊維を束ねたもの、
積層フィルム状等が挙げられる。
本発明に用いられる生体触媒は、主に酵素や、例えば細
菌、糸状菌、酵母、放線菌、藻類、原生動物等の微生物
体自体であり、例えば酵素としては (1)酸化還元酵素 アルコールデヒドロゲナーゼ、グルコースオキシダーゼ
。
菌、糸状菌、酵母、放線菌、藻類、原生動物等の微生物
体自体であり、例えば酵素としては (1)酸化還元酵素 アルコールデヒドロゲナーゼ、グルコースオキシダーゼ
。
(2)加水分解酵素
アセチルコリンエステラーゼ、トリプシン、キモトリプ
シン、トロンビン、ウレアーゼ、アミノアシラーゼ、リ
パーゼ。
シン、トロンビン、ウレアーゼ、アミノアシラーゼ、リ
パーゼ。
(3)転移酵素
アミノ酸アセチルトランスフェラーゼ、ラクトースシン
セターゼ。
セターゼ。
(4)リアーゼ
チロシンジカルボキシラーゼ。
(5)イソメラーゼ
レチナールイソメラーゼ、グルコースイソメラーぜ。
などが挙げられる。
補酵素としては、NAD、FMN、PMP、PLP、C
oA ’4がある。
oA ’4がある。
微主物の例としでは、例えばペニシリウム(Penic
illium ) aなどに居するカビ、プレどバクテ
リウム(Brevibacterium )属、ニジエ
リシア コリー(Escherichia coli
)等のニジエリシア(Escherichia )属な
どに厘する細菌、カンディダ(Candida ) 5
K、デバリオミセス(Debar am ces)属な
どに属する酵母、ストレプトミセス(Stre tom
ces)属などに属する放線菌等が挙げられる。これ
らの生体触媒は単独であるいはその複数を組合わせて固
定化することもできるし、また、無機塩の共存下でも固
定化し用いられる。
illium ) aなどに居するカビ、プレどバクテ
リウム(Brevibacterium )属、ニジエ
リシア コリー(Escherichia coli
)等のニジエリシア(Escherichia )属な
どに厘する細菌、カンディダ(Candida ) 5
K、デバリオミセス(Debar am ces)属な
どに属する酵母、ストレプトミセス(Stre tom
ces)属などに属する放線菌等が挙げられる。これ
らの生体触媒は単独であるいはその複数を組合わせて固
定化することもできるし、また、無機塩の共存下でも固
定化し用いられる。
このようにして、生体触媒を固定化した担体をセンサー
やりアクタ−に利用する場合には、この固定化担体に担
持した生体触媒の寿命が問題となり、多くの場合、生体
触媒の活性の再生処理が必要となる。
やりアクタ−に利用する場合には、この固定化担体に担
持した生体触媒の寿命が問題となり、多くの場合、生体
触媒の活性の再生処理が必要となる。
本発明の固定化担体の活性の再生は、以下のような操作
により簡易に実施することが可能である。すなわち、触
媒活性が劣化した固定化担体を、ゲルが膨潤する条件下
で活性の低下した酵素等を洗浄、放出させた猾、新しい
生体触媒水溶液中に浸漬し、次いでゲル収縮状態から、
膨潤状態に相転移させることにより、新しい生体触媒を
ゲル中に注入する0次いで、膨潤状態のゲルを収縮させ
、ゲル中に触媒を固定化することにより活性の再生が実
施される。この操作を所望により繰り返せば、何回でも
生体触媒固定化担体の再生が可能であり、しかも、セン
サーやりアクタ−の装置に組み込んだままで再生が可能
であるから簡単で応用範囲が広い。
により簡易に実施することが可能である。すなわち、触
媒活性が劣化した固定化担体を、ゲルが膨潤する条件下
で活性の低下した酵素等を洗浄、放出させた猾、新しい
生体触媒水溶液中に浸漬し、次いでゲル収縮状態から、
膨潤状態に相転移させることにより、新しい生体触媒を
ゲル中に注入する0次いで、膨潤状態のゲルを収縮させ
、ゲル中に触媒を固定化することにより活性の再生が実
施される。この操作を所望により繰り返せば、何回でも
生体触媒固定化担体の再生が可能であり、しかも、セン
サーやりアクタ−の装置に組み込んだままで再生が可能
であるから簡単で応用範囲が広い。
また、このような固定化担体の再生操作を、ポリマーゲ
ルの加温または冷却部分を特定しながら実施すれば、部
分的な上記のような再生処理が可能である。
ルの加温または冷却部分を特定しながら実施すれば、部
分的な上記のような再生処理が可能である。
このような本発明の固定化担体には、以下のような多く
の効果がある。
の効果がある。
(1)生体触媒の固定化率が高く、脱離や不活性がおさ
えられる。
えられる。
(2)固定化処理が簡単である。
(3)固定化担体の活性を簡単に再生できる。
(4)固定化担体の所望の個所に部分的に、またはパタ
ーン状に生体触媒を固定化でき、それによって生体触媒
の1種以上を部分的に若しくはパターン状に固定配置し
たバイオセンサーやバイオリアクター、あるいは生体触
媒反応を利用した1色以上からなる着色パターンや画像
の形成のための固定化担体を提供することが可能となっ
た。
ーン状に生体触媒を固定化でき、それによって生体触媒
の1種以上を部分的に若しくはパターン状に固定配置し
たバイオセンサーやバイオリアクター、あるいは生体触
媒反応を利用した1色以上からなる着色パターンや画像
の形成のための固定化担体を提供することが可能となっ
た。
(5)非水溶媒中の疎水性の大なる基質との反応を効率
よく進行させつる固定化担体を提供することが可能とな
った。
よく進行させつる固定化担体を提供することが可能とな
った。
以下、実施例により本発明をより具体的に説明する。
参考例1
生体触媒固定化担体の製造:
イソプロピルアクリルアミド59、N、N−メチレンど
スアクリルアミド80m9、過硫酸アンモニウム30m
q!冷水+oomzに溶解し、テトラメチルエチレンジ
アミン60μを添加して、アスピレータにて脱気した0
次いで直ちにこの溶液を、二枚のガラス板の間にマイラ
ーフィルムをスペーサーとじた2mm間隔のギャップ中
に上記溶液を注入し、室温にで重合を行なった0重合終
了後、ガラス板をはがしで水洗いし、厚さ約2mm、大
きさ30X30mmのフィルム状ゲルを得た。得られた
ゲルフィルムは、約30℃以上の温度で収縮白濁状態と
なり、冷却するとすぐに透明膨潤状態となった。
スアクリルアミド80m9、過硫酸アンモニウム30m
q!冷水+oomzに溶解し、テトラメチルエチレンジ
アミン60μを添加して、アスピレータにて脱気した0
次いで直ちにこの溶液を、二枚のガラス板の間にマイラ
ーフィルムをスペーサーとじた2mm間隔のギャップ中
に上記溶液を注入し、室温にで重合を行なった0重合終
了後、ガラス板をはがしで水洗いし、厚さ約2mm、大
きさ30X30mmのフィルム状ゲルを得た。得られた
ゲルフィルムは、約30℃以上の温度で収縮白濁状態と
なり、冷却するとすぐに透明膨潤状態となった。
このようにしで得られたゲルフィルムを約35℃に加温
して収縮状態にしておき、これを酸化還元酵素であるグ
ルコースオキシダーゼの1%水溶液(液温25℃) l
Q+1中に浸漬した。すると直ちにゲルフィルムは膨潤
し始め、酵素溶液をゲル中に吸収した。約5分徒、この
ゲルフィルムの入った酵素溶液を約35℃に加温すると
ゲルフィルムは収縮白濁状となった。この収縮したゲル
フィルムを取り出し温水(35℃)で洗浄すると目的の
グルコースオキシダーゼが固定化されたゲル薄膜を得る
ことができた。
して収縮状態にしておき、これを酸化還元酵素であるグ
ルコースオキシダーゼの1%水溶液(液温25℃) l
Q+1中に浸漬した。すると直ちにゲルフィルムは膨潤
し始め、酵素溶液をゲル中に吸収した。約5分徒、この
ゲルフィルムの入った酵素溶液を約35℃に加温すると
ゲルフィルムは収縮白濁状となった。この収縮したゲル
フィルムを取り出し温水(35℃)で洗浄すると目的の
グルコースオキシダーゼが固定化されたゲル薄膜を得る
ことができた。
酵素のゲルフィルム中への固定化率を、残存液と洗浄液
中の酵素活性測定法によって測定した酵素量から算出し
た結果、90%以上であった。また、固定化された状態
の酵素の活性度を常法により測定したところ、未固定の
酵素活性に対して90%以上の活性比を有していた。更
に、この酵素固定化ゲル膜を、35℃の温水中に100
日間浸漬し、その凌の酵素の活性度および酵素の脱Ml
を測定したところ、活性度は固定化膜調整直後の活性度
と比べて5%以下の低下率であり、酵素の脱離量は、初
めの量の1%以下であった。
中の酵素活性測定法によって測定した酵素量から算出し
た結果、90%以上であった。また、固定化された状態
の酵素の活性度を常法により測定したところ、未固定の
酵素活性に対して90%以上の活性比を有していた。更
に、この酵素固定化ゲル膜を、35℃の温水中に100
日間浸漬し、その凌の酵素の活性度および酵素の脱Ml
を測定したところ、活性度は固定化膜調整直後の活性度
と比べて5%以下の低下率であり、酵素の脱離量は、初
めの量の1%以下であった。
実施例1
参考例1で得た酵素固定化ゲルフィルムを、ストライブ
状に発熱するサーマルヒーター上にと看させつつ純水(
液温20℃)中に浸漬し、ゲルフィルムのストライブ状
に発熱(35℃)させたヒーター上の部分を白濁収縮し
た状態に保ち、熱のあたらない部分のゲルは透明状態の
ままで、約1時間、純水の流れの中に放言した0次いで
ゲルフィルムを水中から取り出し、酵素固定化ゲルフィ
ルムの活性度および、固定化率を求めたところ、参考例
1で得た元のゲルフィルム全体に固定されでいた酵素量
と、ゲルフィルムと接触した水に含まれていた酵素量か
ら本実施例において算出したゲルフィルムに固定されで
残された酵素量との比は、ゲルフィルムの面積とストラ
イブ部分の面積との比と−敗し、また、ストライブ部分
の固定化酵素の活性度は、未固定酵素活性に比して90
%以上を示した。なお、酵素量の測定には参考例1と同
様の方法を用いた。
状に発熱するサーマルヒーター上にと看させつつ純水(
液温20℃)中に浸漬し、ゲルフィルムのストライブ状
に発熱(35℃)させたヒーター上の部分を白濁収縮し
た状態に保ち、熱のあたらない部分のゲルは透明状態の
ままで、約1時間、純水の流れの中に放言した0次いで
ゲルフィルムを水中から取り出し、酵素固定化ゲルフィ
ルムの活性度および、固定化率を求めたところ、参考例
1で得た元のゲルフィルム全体に固定されでいた酵素量
と、ゲルフィルムと接触した水に含まれていた酵素量か
ら本実施例において算出したゲルフィルムに固定されで
残された酵素量との比は、ゲルフィルムの面積とストラ
イブ部分の面積との比と−敗し、また、ストライブ部分
の固定化酵素の活性度は、未固定酵素活性に比して90
%以上を示した。なお、酵素量の測定には参考例1と同
様の方法を用いた。
実施例2
実施例1で得られたグルコースオキシダーゼがストライ
ブ状に固定化されたゲルフィルムを、まず全体を約35
℃に加温しで、収縮状態にしてから、これを再びストラ
イブ状に発熱可能なサーマルヒーターにと着させ、次に
これをサーマルヒーターによりグルコースオキシダーゼ
が固定化された部分を加温(約35℃)しながらキモト
リプシンの1%水溶液(液温25℃)lQnA中に浸漬
した。すると、ヒーターの発熱部分上のグルコースオキ
シダーゼが固定化された部分のゲルフィルムは白濁収縮
した状態に保たれ、熱のあたらない部分のゲルフィルム
は直ちに膨潤し始め、酵素溶液をゲル中に吸収した。約
5分後、このゲルフィルムの入った酵素溶液全体を約3
5℃に加温するとヒーターによって加温されなかった部
分のゲルも収縮白濁状となった。最後に、ゲルフィルム
を溶液から取り出し温水(35℃)で洗浄しで、グルコ
ースオキシダーゼが固定化された部分とキモトリプシン
が固定化された部分とが交互にストライブ状に配列され
た固定化フィルムを得た。
ブ状に固定化されたゲルフィルムを、まず全体を約35
℃に加温しで、収縮状態にしてから、これを再びストラ
イブ状に発熱可能なサーマルヒーターにと着させ、次に
これをサーマルヒーターによりグルコースオキシダーゼ
が固定化された部分を加温(約35℃)しながらキモト
リプシンの1%水溶液(液温25℃)lQnA中に浸漬
した。すると、ヒーターの発熱部分上のグルコースオキ
シダーゼが固定化された部分のゲルフィルムは白濁収縮
した状態に保たれ、熱のあたらない部分のゲルフィルム
は直ちに膨潤し始め、酵素溶液をゲル中に吸収した。約
5分後、このゲルフィルムの入った酵素溶液全体を約3
5℃に加温するとヒーターによって加温されなかった部
分のゲルも収縮白濁状となった。最後に、ゲルフィルム
を溶液から取り出し温水(35℃)で洗浄しで、グルコ
ースオキシダーゼが固定化された部分とキモトリプシン
が固定化された部分とが交互にストライブ状に配列され
た固定化フィルムを得た。
実施例3
実施例2で得られたストライブ状の酵素固定化フィルム
を、3%のインドキシルアセテート、2%のグルコース
及び2%のロイコオーラミンを含む溶液(水/アセトニ
トリル=515)の30履1(液温35℃)中に浸漬し
たところ、白濁状のゲル表面が次第に青色と黄色が交互
に配列されたストライブ状に着色され、これら2色から
なるストライプ模様が形成された。
を、3%のインドキシルアセテート、2%のグルコース
及び2%のロイコオーラミンを含む溶液(水/アセトニ
トリル=515)の30履1(液温35℃)中に浸漬し
たところ、白濁状のゲル表面が次第に青色と黄色が交互
に配列されたストライブ状に着色され、これら2色から
なるストライプ模様が形成された。
参考例2
固定化担体の再生:
実施例1で得たグルコースオキシダーゼをストライブ状
に固定したゲルフィルムを約80℃の温水に30分間浸
漬処理した。
に固定したゲルフィルムを約80℃の温水に30分間浸
漬処理した。
処理後のゲルフィルムの酵素活性を常法により測定した
ところ、元の活性の50%以上が失活しでいた。
ところ、元の活性の50%以上が失活しでいた。
次に、この活性が低下したゲルフィルムを液温25℃の
純水中に浸漬し、流水下に10分放冒した後、約35℃
の温水中に浸漬しゲルを収縮状態にし、次いでグルコー
スオキシダーぜの1%水溶液(液温25℃)IOmi中
に浸漬した。すると直ちにゲルフィルムは膨潤し、酵素
溶液をゲル中に吸収した。約5分後このゲルの入った酵
素溶液を約35℃になるように加温するとゲルは収縮白
濁状となった。この収縮白濁状ゲルフィルムを取り出し
、純水(35℃)で洗浄し、グルコースオキシダーゼが
全面に固定されたゲルフィルムを得た。
純水中に浸漬し、流水下に10分放冒した後、約35℃
の温水中に浸漬しゲルを収縮状態にし、次いでグルコー
スオキシダーぜの1%水溶液(液温25℃)IOmi中
に浸漬した。すると直ちにゲルフィルムは膨潤し、酵素
溶液をゲル中に吸収した。約5分後このゲルの入った酵
素溶液を約35℃になるように加温するとゲルは収縮白
濁状となった。この収縮白濁状ゲルフィルムを取り出し
、純水(35℃)で洗浄し、グルコースオキシダーゼが
全面に固定されたゲルフィルムを得た。
更に、このようにして得られたゲルフィルムを実施例1
と同様にして処理し、グルコースオキシダーゼがストラ
イブ状に固定された本発明のゲルフィルムを得た。
と同様にして処理し、グルコースオキシダーゼがストラ
イブ状に固定された本発明のゲルフィルムを得た。
得られたゲルフィルムの酵素活性度および固定化量を実
施例1と同様にして測定したところ、実施例1と全く同
様な値を示し、酵素固定化ゲルフィルムが再生されたこ
とが確認された。
施例1と同様にして測定したところ、実施例1と全く同
様な値を示し、酵素固定化ゲルフィルムが再生されたこ
とが確認された。
第1図は、本発明の生体触媒の固定化担体を示す模式図
である。 第2図は、本発明に用いるポリマーゲル担体を示す模式
図であり、(a)は膨潤状態のゲル、(b)は収縮状態
のゲルを示す。 第3図は、ポリマーゲル担体中に生体触媒の固定化を行
なう方法を示す模式図である。
である。 第2図は、本発明に用いるポリマーゲル担体を示す模式
図であり、(a)は膨潤状態のゲル、(b)は収縮状態
のゲルを示す。 第3図は、ポリマーゲル担体中に生体触媒の固定化を行
なう方法を示す模式図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)熱の作用により、可逆的に膨潤または収縮するポリ
マーゲルに、少なくとも一種類の酵素または微生物を部
分的に若しくはパターン状に担持させたことを特徴とす
る固定化担体。 2)前記ポリマーゲルの水中での可逆的に膨潤または収
縮する相転移温度が、前記酵素または微生物の失活温度
未満である特許請求の範囲第1項記載の固定化担体。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17577485A JPS6236192A (ja) | 1985-08-12 | 1985-08-12 | 固定化担体 |
| US07/403,983 US4975375A (en) | 1985-07-02 | 1989-09-05 | Biocatalyst immobilization with a reversibly swelling and shrinking polymer |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17577485A JPS6236192A (ja) | 1985-08-12 | 1985-08-12 | 固定化担体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6236192A true JPS6236192A (ja) | 1987-02-17 |
Family
ID=16002028
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17577485A Pending JPS6236192A (ja) | 1985-07-02 | 1985-08-12 | 固定化担体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6236192A (ja) |
-
1985
- 1985-08-12 JP JP17577485A patent/JPS6236192A/ja active Pending
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