JPS6236328B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6236328B2 JPS6236328B2 JP57142230A JP14223082A JPS6236328B2 JP S6236328 B2 JPS6236328 B2 JP S6236328B2 JP 57142230 A JP57142230 A JP 57142230A JP 14223082 A JP14223082 A JP 14223082A JP S6236328 B2 JPS6236328 B2 JP S6236328B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulating oil
- oil
- ppm
- dye
- insulating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Examining Or Testing Airtightness (AREA)
- Lubricants (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Organic Insulating Materials (AREA)
Description
発明の背景
変圧器、ケーブル及びコンデンサを含む多くの
タイプの電気機器は絶縁油を含有する。場合によ
りこれらの機器は漏れが生ずるとこの絶縁油が失
われる。絶縁油の損失は湿気を電気機器中に引込
み、電気機器が故障するほどに機器の絶縁能力を
低下させる。 絶縁油が鉱油または色をもつ他の油でかなり非
揮発性のものである時には電気機器の外部に漏れ
出た絶縁油を見付けることによつて絶縁油の漏れ
を容易に検出できる。しかし、絶縁油が無色で揮
発性であると漏れ出た油を検出することは非常に
困難であるし、また電気機器の外部に長くは残つ
ていないからその漏れた個所を探知することは非
常に困難である。このような絶縁油の例はパーク
ロルエチレンであり、これは変圧器中に広く使用
されている。この絶縁油は無色でかなり揮発性で
あるから絶縁油の漏れた個所を探知することが困
難であるだけでなく、揮発した絶縁油が空気より
重く且つ低濃度ではほとんど無臭であるから、パ
ークロルエチレンが漏れ出すと室の空気を置換し
室の中の人の或るものは目まいを起し最後には意
識を失うに至る。 発明の要約 我々は、もし特定の螢光染料をハロゲン化脂肪
族絶縁油に添加すると、該絶縁油の漏れは染料に
螢光を発せしめる紫外光の下で容易に検出できる
ことを見出した。この染料は使用する濃度範囲内
では絶縁油の電気的性質または物理的性質を阻害
しない。この染料は比較的低価格でこれらのタイ
プの絶縁油に容易に添加できる。この染料は絶縁
油中で安定であり、非突然変異誘発性、非発ガン
性であることが判明した。染料使用の他の利点は
絶縁油の漏れが原野でも容易に検出できることで
ある。この理由は検出に必要な手段は紫外光だけ
であるからである。 先行技術 ピアス(Pearce)らによる1980年4月2日出
願に係る「ウルトラピユア・テトラフルオルエチ
レン」と題する米国特許第4312794号は変圧器中
の絶縁油として超純パーフルオルエチレンの使用
を開示している。 発明の記述 この発明の組成物で有用な絶縁油はハロゲン化
脂肪族絶縁油である。適当な絶縁油にはトリフル
オルエタンのようなフレオン(商品名)が含まれ
る。特に好適なものはパークロルエチレンであ
る。この理由はパークロルエチレンは非常に良好
な絶縁油であるからである。これらの絶縁油(液
体)のすべてが一般に無色、揮発性、比較的無臭
であり、従つて検出することは困難である。 この発明の組成物に使用する絶縁油の適切であ
るかどうかについて多くの螢光染料を試験した
が、1種の染料だけが満足に作動することが見出
された。すなわち、この特定の染料だけが絶縁油
の漏れを容易に検出するのに充分に敏感で、しか
も絶縁油の電気的性質または化学的性質を阻害し
ないのである。満足に作動することが見出された
染料は式: で表わされる2・2′−(2・5−チオフエネデイ
ル)ビス(5−t−ブチル−ベンゾオキサゾー
ル)である。この化合物は融点が200℃〜201℃
(392〓〜394〓)、25℃での水中の溶解度が100ml
当り0.1gで、比重1.27である。これは無臭の淡
黄緑色粉末で、紫外光下で最大吸収波長が375n
mで明るい青色の螢光を発する。この染料は低毒
性であり、重量部で約5ppm〜約1000ppmの極め
て低い濃度で使用するのにすぎない。5ppm未満
の濃度では染料は検出するのに充分なほど敏感に
作動しない。1000ppmを越える濃度では検出性
が顕著に増強されないし絶縁油の電気的性質を劣
化させる。約40ppm〜約60ppmの染料濃度で染
料を使用するのが好ましい。この範囲内では電気
機器から1.5m(5フイート)離れた紫外光を使
用して電気機器の絶縁油の漏れを検出できる。 この絶縁油は絶縁油を使用する変圧器、ケーブ
ル、コンデンサを含めた、任意の電気機器に使用
できるが、特に変圧器に有用である。この理由は
変圧器では絶縁油として大量のパークロルエチレ
ンが使用されていること、及び絶縁油の漏れが他
の機器より大きな問題であるからである。 発明の効果 本発明の組成物を電気機器に使用することによ
り無色、かなり揮発性、ほとんど無臭の絶縁油の
漏れを容易に検出できる。 以下に実施例を掲げてこの発明を説明する。 実施例 チバ・ガイギー・コーポレーシヨンにより「ユ
ビテツクス(UVITEX)OB」の名で販売される
染料50ppm(0.005%)を含むパークロルエチレ
ン(C2Cl4)油を使用して125℃及び150℃で7日間
スクリーン・テストを行つた。染料が前記油に有
利な作用をもつか否かを決定するために前記油の
老化試験(エージング)が終つた後で前記油の性
状を分析した。結果を下記の表に掲げる。
タイプの電気機器は絶縁油を含有する。場合によ
りこれらの機器は漏れが生ずるとこの絶縁油が失
われる。絶縁油の損失は湿気を電気機器中に引込
み、電気機器が故障するほどに機器の絶縁能力を
低下させる。 絶縁油が鉱油または色をもつ他の油でかなり非
揮発性のものである時には電気機器の外部に漏れ
出た絶縁油を見付けることによつて絶縁油の漏れ
を容易に検出できる。しかし、絶縁油が無色で揮
発性であると漏れ出た油を検出することは非常に
困難であるし、また電気機器の外部に長くは残つ
ていないからその漏れた個所を探知することは非
常に困難である。このような絶縁油の例はパーク
ロルエチレンであり、これは変圧器中に広く使用
されている。この絶縁油は無色でかなり揮発性で
あるから絶縁油の漏れた個所を探知することが困
難であるだけでなく、揮発した絶縁油が空気より
重く且つ低濃度ではほとんど無臭であるから、パ
ークロルエチレンが漏れ出すと室の空気を置換し
室の中の人の或るものは目まいを起し最後には意
識を失うに至る。 発明の要約 我々は、もし特定の螢光染料をハロゲン化脂肪
族絶縁油に添加すると、該絶縁油の漏れは染料に
螢光を発せしめる紫外光の下で容易に検出できる
ことを見出した。この染料は使用する濃度範囲内
では絶縁油の電気的性質または物理的性質を阻害
しない。この染料は比較的低価格でこれらのタイ
プの絶縁油に容易に添加できる。この染料は絶縁
油中で安定であり、非突然変異誘発性、非発ガン
性であることが判明した。染料使用の他の利点は
絶縁油の漏れが原野でも容易に検出できることで
ある。この理由は検出に必要な手段は紫外光だけ
であるからである。 先行技術 ピアス(Pearce)らによる1980年4月2日出
願に係る「ウルトラピユア・テトラフルオルエチ
レン」と題する米国特許第4312794号は変圧器中
の絶縁油として超純パーフルオルエチレンの使用
を開示している。 発明の記述 この発明の組成物で有用な絶縁油はハロゲン化
脂肪族絶縁油である。適当な絶縁油にはトリフル
オルエタンのようなフレオン(商品名)が含まれ
る。特に好適なものはパークロルエチレンであ
る。この理由はパークロルエチレンは非常に良好
な絶縁油であるからである。これらの絶縁油(液
体)のすべてが一般に無色、揮発性、比較的無臭
であり、従つて検出することは困難である。 この発明の組成物に使用する絶縁油の適切であ
るかどうかについて多くの螢光染料を試験した
が、1種の染料だけが満足に作動することが見出
された。すなわち、この特定の染料だけが絶縁油
の漏れを容易に検出するのに充分に敏感で、しか
も絶縁油の電気的性質または化学的性質を阻害し
ないのである。満足に作動することが見出された
染料は式: で表わされる2・2′−(2・5−チオフエネデイ
ル)ビス(5−t−ブチル−ベンゾオキサゾー
ル)である。この化合物は融点が200℃〜201℃
(392〓〜394〓)、25℃での水中の溶解度が100ml
当り0.1gで、比重1.27である。これは無臭の淡
黄緑色粉末で、紫外光下で最大吸収波長が375n
mで明るい青色の螢光を発する。この染料は低毒
性であり、重量部で約5ppm〜約1000ppmの極め
て低い濃度で使用するのにすぎない。5ppm未満
の濃度では染料は検出するのに充分なほど敏感に
作動しない。1000ppmを越える濃度では検出性
が顕著に増強されないし絶縁油の電気的性質を劣
化させる。約40ppm〜約60ppmの染料濃度で染
料を使用するのが好ましい。この範囲内では電気
機器から1.5m(5フイート)離れた紫外光を使
用して電気機器の絶縁油の漏れを検出できる。 この絶縁油は絶縁油を使用する変圧器、ケーブ
ル、コンデンサを含めた、任意の電気機器に使用
できるが、特に変圧器に有用である。この理由は
変圧器では絶縁油として大量のパークロルエチレ
ンが使用されていること、及び絶縁油の漏れが他
の機器より大きな問題であるからである。 発明の効果 本発明の組成物を電気機器に使用することによ
り無色、かなり揮発性、ほとんど無臭の絶縁油の
漏れを容易に検出できる。 以下に実施例を掲げてこの発明を説明する。 実施例 チバ・ガイギー・コーポレーシヨンにより「ユ
ビテツクス(UVITEX)OB」の名で販売される
染料50ppm(0.005%)を含むパークロルエチレ
ン(C2Cl4)油を使用して125℃及び150℃で7日間
スクリーン・テストを行つた。染料が前記油に有
利な作用をもつか否かを決定するために前記油の
老化試験(エージング)が終つた後で前記油の性
状を分析した。結果を下記の表に掲げる。
【表】
この表は染料の存在がC2Cl4に不利な作用は全
くないことを示す。 C2Cl4単独、C2Cl4と50ppmの染料及びC2Cl4と
50ppmの染料と変圧器要素(T.C.)、例えば紙、
スチール及び銅などの混合物を使用して適合性試
験を行つた。前記要素を減圧下で125℃で16時間
乾燥した後125℃及び150℃で30日、60日及び90日
間老化試験に付した。下記の表中「期間及び組
成」の欄の 「C2Cl4 +50ppm染料 +T.C.」 とはC2Cl4単独使用の実験、C2Cl4に50ppmの染
料を添加した実験(+50ppm)、及びC2Cl4に
50ppmの染料及び変圧器要素の混合物(+T.C.
)を使用した実験を行つたことを示し、これらの
3つの各実験のそれぞれの結果を下記の表に示
す。表中、「一般的状態」の「沈殿」とは固体の
沈殿が容器の底に生成したことを示す。
くないことを示す。 C2Cl4単独、C2Cl4と50ppmの染料及びC2Cl4と
50ppmの染料と変圧器要素(T.C.)、例えば紙、
スチール及び銅などの混合物を使用して適合性試
験を行つた。前記要素を減圧下で125℃で16時間
乾燥した後125℃及び150℃で30日、60日及び90日
間老化試験に付した。下記の表中「期間及び組
成」の欄の 「C2Cl4 +50ppm染料 +T.C.」 とはC2Cl4単独使用の実験、C2Cl4に50ppmの染
料を添加した実験(+50ppm)、及びC2Cl4に
50ppmの染料及び変圧器要素の混合物(+T.C.
)を使用した実験を行つたことを示し、これらの
3つの各実験のそれぞれの結果を下記の表に示
す。表中、「一般的状態」の「沈殿」とは固体の
沈殿が容器の底に生成したことを示す。
【表】
【表】
前記3種の老化試験後に各供試油について得た
結果は染料が供試油の性状に不利な作用をもたら
さないことを示した。老化試験後に供試油に残存
した染料は変圧器に使つた時には変質していない
で変圧器の全寿命期間に亘つて絶縁油中で活性な
状態を保つた。 老化試験に付してない0.075mm(3ミル)厚さ
の紙及びパークロルエチレン絶縁液または変圧器
絶縁油(鉱油)中で125℃及び150℃で30日間老化
処理した0.075mm(3ミル)厚さの紙について引
張り試験を行つた。パークロルエチレン絶縁液及
び変圧器絶縁油(鉱油)の各々から取つた紙の結
果はC2Cl4に浸漬した紙の場合には引張強度の保
留率は56.4%で、1方、変圧器絶縁油(鉱油)に
浸漬した紙は引張強度の保留率は76.4%であつ
た。150℃ではC2Cl4液に浸漬した紙は3.4%の保
留率を示し、変圧器絶縁油(鉱油)に浸漬した紙
は18.8%の保留率を示した。この試験における
125℃での保留率は変圧器絶縁油(鉱油)中より
パークロルエチレン液中では著しく低いが、変圧
器の温度が125℃以下に保たれればパークロルエ
チレン油中で絶縁用に満足に使用できる。更に
150℃での結果は変圧器絶縁油(鉱油)中よりパ
ークロルエチレン中ではより早い速度で紙が劣化
することを示した。
結果は染料が供試油の性状に不利な作用をもたら
さないことを示した。老化試験後に供試油に残存
した染料は変圧器に使つた時には変質していない
で変圧器の全寿命期間に亘つて絶縁油中で活性な
状態を保つた。 老化試験に付してない0.075mm(3ミル)厚さ
の紙及びパークロルエチレン絶縁液または変圧器
絶縁油(鉱油)中で125℃及び150℃で30日間老化
処理した0.075mm(3ミル)厚さの紙について引
張り試験を行つた。パークロルエチレン絶縁液及
び変圧器絶縁油(鉱油)の各々から取つた紙の結
果はC2Cl4に浸漬した紙の場合には引張強度の保
留率は56.4%で、1方、変圧器絶縁油(鉱油)に
浸漬した紙は引張強度の保留率は76.4%であつ
た。150℃ではC2Cl4液に浸漬した紙は3.4%の保
留率を示し、変圧器絶縁油(鉱油)に浸漬した紙
は18.8%の保留率を示した。この試験における
125℃での保留率は変圧器絶縁油(鉱油)中より
パークロルエチレン液中では著しく低いが、変圧
器の温度が125℃以下に保たれればパークロルエ
チレン油中で絶縁用に満足に使用できる。更に
150℃での結果は変圧器絶縁油(鉱油)中よりパ
ークロルエチレン中ではより早い速度で紙が劣化
することを示した。
【表】
%
純パークロルエチレンを使用し、及びパークロ
ルエチレン+150ppm染料を使用した、衝撃−60
サイクル試験では耐電圧に有意な差は示さなかつ
た。
純パークロルエチレンを使用し、及びパークロ
ルエチレン+150ppm染料を使用した、衝撃−60
サイクル試験では耐電圧に有意な差は示さなかつ
た。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 2・2′−(2・5−チオフエネデイル)ビス
(5−t−ブチル−ベンゾオキサゾール)を
5ppm〜1000ppm含有するハロゲン化脂肪族絶縁
油からなる組成物。 2 ハロゲン化脂肪族絶縁油がパークロルエチレ
ンである特許請求の範囲第1項記載の組成物。 3 2・2′−(2・5−チオフエネデイル)ビス
(5−t−ブチル−ベンゾオキサゾール)の濃度
が40ppm〜60ppmである特許請求の範囲第1項
記載の組成物。 4 絶縁油含有電気機器からの絶縁油の漏れを検
出する方法において、 (A) 絶縁油として2・2′−(2・5−チオフエネ
デイル)ビス(5−t−ブチル−ベンゾオキサ
ゾール)を5ppm〜1000ppm含有するハロゲン
化脂肪族絶縁油を含む組成物を使用し、 (B) 前記電気機器を紫外光に露光し、 (C) 前記電気機器上の青色の蛍光を発する区域を
探知する。 ことからなる、電気機器から絶縁油の漏れを検出
する方法。 5 電気機器が変圧器である特許請求の範囲第4
項記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US29378981A | 1981-08-18 | 1981-08-18 | |
| US293789 | 1981-08-18 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5840702A JPS5840702A (ja) | 1983-03-09 |
| JPS6236328B2 true JPS6236328B2 (ja) | 1987-08-06 |
Family
ID=23130583
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14223082A Granted JPS5840702A (ja) | 1981-08-18 | 1982-08-18 | ハロゲン化脂肪族絶縁油組成物及び電気機器から絶縁油の漏れの検出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5840702A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6123695A (ja) * | 1984-07-11 | 1986-02-01 | Idemitsu Kosan Co Ltd | 潤滑油 |
| CN108517243B (zh) * | 2018-04-09 | 2020-11-17 | 上海中孚特种油品有限公司 | 一种交流直流变压器油及其制备方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5636805A (en) * | 1979-09-03 | 1981-04-10 | Fujikura Ltd | Electric insulating oil |
-
1982
- 1982-08-18 JP JP14223082A patent/JPS5840702A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5840702A (ja) | 1983-03-09 |
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