JPS6236481Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6236481Y2 JPS6236481Y2 JP1981030342U JP3034281U JPS6236481Y2 JP S6236481 Y2 JPS6236481 Y2 JP S6236481Y2 JP 1981030342 U JP1981030342 U JP 1981030342U JP 3034281 U JP3034281 U JP 3034281U JP S6236481 Y2 JPS6236481 Y2 JP S6236481Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reboiler
- aqueous solution
- effect
- concentrator
- concentration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
- Heat Treatment Of Water, Waste Water Or Sewage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はオリゴマを含むラクタム水溶液を多段
で濃縮する多重効用缶の、装置内壁面への析出物
付着を防止することに関するものである。
で濃縮する多重効用缶の、装置内壁面への析出物
付着を防止することに関するものである。
たとえばε−カプロラクタムを重合して得られ
た生成物中にはポリカプロラクタムの他に未重合
物(ε−カプロラクタムおよびそのオリゴマ)が
数〜十数%含まれている。これら未重合物はポリ
カプロラクタム本来の優れた特性を劣化させるの
で、温水抽出法などの方法により除去される。こ
こで発生する多量の抽出水中に含まれている数%
の未重合物を回収するため、抽出水は目的とする
濃度まで濃縮される。この濃縮には、多重効用缶
が通常用いられる。
た生成物中にはポリカプロラクタムの他に未重合
物(ε−カプロラクタムおよびそのオリゴマ)が
数〜十数%含まれている。これら未重合物はポリ
カプロラクタム本来の優れた特性を劣化させるの
で、温水抽出法などの方法により除去される。こ
こで発生する多量の抽出水中に含まれている数%
の未重合物を回収するため、抽出水は目的とする
濃度まで濃縮される。この濃縮には、多重効用缶
が通常用いられる。
抽出水即ち未重合物含有水溶液の濃縮に用いら
れる多重効用缶としては、従来は、第1図に示す
如き装置が用いられてきていた。第1図は濃縮
缶、前記濃縮缶の外部に設けられた再沸器及び前
記濃縮缶と前記再沸器との間に、濃縮されようと
する水溶液を循環させるために設けられた2本1
組の循環管とを少なくとも具備する濃縮系を複数
(n)段連設してなる多重効用缶であつて、最終
のn段目と(n−1)段目の濃縮系B,Aを示
す。従来の多重効用缶の概略縦断面図である。濃
縮されようとする未重合物含有水溶液は、水溶液
供給管2Aを通つて濃縮系Aに供給され、該濃縮
系Aで一部濃縮された後、次の濃縮系Bに供給さ
れる。水溶液供給管2Bにより供給される水溶液
は、濃縮缶3Bの気相部分8Bあるいは液中部分
に供給される。再沸器1Bは、蒸気管9で移送さ
れてくる前段濃縮缶3A発生蒸気などにより加熱
されているため、濃縮缶3Bにはいつた水溶液
は、濃縮缶3B・再沸器1B間を循環管4Bを通
つて、その密度差により自性循環し、濃縮され
る。この自然循環する量は、再沸器1Bでの加熱
効率と正の相関関係にあり、加熱効率が良いほど
大きい。この循環量が多く、水溶液濃度が低けれ
ば、装置内壁でのオリゴマの析出、堆積はほとん
ど問題とならない。
れる多重効用缶としては、従来は、第1図に示す
如き装置が用いられてきていた。第1図は濃縮
缶、前記濃縮缶の外部に設けられた再沸器及び前
記濃縮缶と前記再沸器との間に、濃縮されようと
する水溶液を循環させるために設けられた2本1
組の循環管とを少なくとも具備する濃縮系を複数
(n)段連設してなる多重効用缶であつて、最終
のn段目と(n−1)段目の濃縮系B,Aを示
す。従来の多重効用缶の概略縦断面図である。濃
縮されようとする未重合物含有水溶液は、水溶液
供給管2Aを通つて濃縮系Aに供給され、該濃縮
系Aで一部濃縮された後、次の濃縮系Bに供給さ
れる。水溶液供給管2Bにより供給される水溶液
は、濃縮缶3Bの気相部分8Bあるいは液中部分
に供給される。再沸器1Bは、蒸気管9で移送さ
れてくる前段濃縮缶3A発生蒸気などにより加熱
されているため、濃縮缶3Bにはいつた水溶液
は、濃縮缶3B・再沸器1B間を循環管4Bを通
つて、その密度差により自性循環し、濃縮され
る。この自然循環する量は、再沸器1Bでの加熱
効率と正の相関関係にあり、加熱効率が良いほど
大きい。この循環量が多く、水溶液濃度が低けれ
ば、装置内壁でのオリゴマの析出、堆積はほとん
ど問題とならない。
ところが、濃縮系が直列につながれている多多
重効用缶においては、順次濃縮がすすんでいくの
で後段の濃縮系ほどオリゴマが析出しやすくなつ
ていき、再沸器1B内、特にその加熱チユーブ内
にオリゴマの付着、堆積が生じて熱効率が低下し
てくる。熱効率が低下してくると水溶液の循環量
が減少し一層オリゴマの付着が多くなるという悪
循環に陥り濃縮効率が急激に低下する。このため
定期的に装置も解体掃除したり、また装置内部を
洗浄したりしてオリゴマの堆積物を除去すること
が必要であつた。
重効用缶においては、順次濃縮がすすんでいくの
で後段の濃縮系ほどオリゴマが析出しやすくなつ
ていき、再沸器1B内、特にその加熱チユーブ内
にオリゴマの付着、堆積が生じて熱効率が低下し
てくる。熱効率が低下してくると水溶液の循環量
が減少し一層オリゴマの付着が多くなるという悪
循環に陥り濃縮効率が急激に低下する。このため
定期的に装置も解体掃除したり、また装置内部を
洗浄したりしてオリゴマの堆積物を除去すること
が必要であつた。
そこで本考案は、上述したオリゴマの付着、堆
積を防止することにより長期間解体掃除すること
なく濃縮を行なうことができ、しかも再沸器の熱
効率が改善された多重効用缶を提供することを主
な目的としてなされたものであり、濃縮缶、前記
濃縮缶の外部に設けられた再沸器及び前記濃縮缶
と前記再沸器との間に、濃縮されようとする水溶
液を循環させるために設けられた2本1組の循環
管とを少なくとも具備する濃縮系を複数(n)段
連設してなる多重効用缶において、少なくとも
(n−1)段目の濃縮系からの被濃縮液の供給缶
をn段目の濃縮系の再沸器の底部に接続してな
る、オリゴマを含むラクタム水溶液の濃縮のため
の多重効用缶とすることによつて前記目的を達成
せんとするものである。即ち、本考案は少なくと
も最終のn段目の濃縮系に供給する水溶液を濃縮
缶(気相あるいは液相部分)に供給するのではな
く再沸器の底部に供給することとしたことによ
り、水溶液の循環量を増大させオリゴマの析出、
堆積を防止することを主な特徴とするものであ
る。
積を防止することにより長期間解体掃除すること
なく濃縮を行なうことができ、しかも再沸器の熱
効率が改善された多重効用缶を提供することを主
な目的としてなされたものであり、濃縮缶、前記
濃縮缶の外部に設けられた再沸器及び前記濃縮缶
と前記再沸器との間に、濃縮されようとする水溶
液を循環させるために設けられた2本1組の循環
管とを少なくとも具備する濃縮系を複数(n)段
連設してなる多重効用缶において、少なくとも
(n−1)段目の濃縮系からの被濃縮液の供給缶
をn段目の濃縮系の再沸器の底部に接続してな
る、オリゴマを含むラクタム水溶液の濃縮のため
の多重効用缶とすることによつて前記目的を達成
せんとするものである。即ち、本考案は少なくと
も最終のn段目の濃縮系に供給する水溶液を濃縮
缶(気相あるいは液相部分)に供給するのではな
く再沸器の底部に供給することとしたことによ
り、水溶液の循環量を増大させオリゴマの析出、
堆積を防止することを主な特徴とするものであ
る。
本考案に係る装置を、その一実施態様を示す概
略縦断面図である第2図に沿つて以下に説明す
る。
略縦断面図である第2図に沿つて以下に説明す
る。
水溶液供給管2Aを通つて供給された、濃縮さ
れようとするオリゴマ含有ラクタム水溶液は、再
沸器1Aと濃縮缶3Aとにより、従来装置と同様
に一部濃縮され、次いで、水溶液供給管2Bによ
り次の濃縮系Bに、すなわち、再沸器1Bの底部
6Bに供給される。多重効用缶では濃縮系A,
B,……ごとに段々と低い圧力、温度で濃縮を行
なうのであるから、水溶液供給管2B内より再沸
器1Bの底部6Bに水溶液が供給される時、フラ
ツシユペーパーが生じ、再沸器1B内の水溶液循
環が促進される。従つて、水溶液濃度が高くなつ
ても再沸器内にオリゴマの付着、堆積することが
大巾に少なくなり、装置の解体掃除を長期間行な
わずに濃縮作業を続けることができるようにな
る。
れようとするオリゴマ含有ラクタム水溶液は、再
沸器1Aと濃縮缶3Aとにより、従来装置と同様
に一部濃縮され、次いで、水溶液供給管2Bによ
り次の濃縮系Bに、すなわち、再沸器1Bの底部
6Bに供給される。多重効用缶では濃縮系A,
B,……ごとに段々と低い圧力、温度で濃縮を行
なうのであるから、水溶液供給管2B内より再沸
器1Bの底部6Bに水溶液が供給される時、フラ
ツシユペーパーが生じ、再沸器1B内の水溶液循
環が促進される。従つて、水溶液濃度が高くなつ
ても再沸器内にオリゴマの付着、堆積することが
大巾に少なくなり、装置の解体掃除を長期間行な
わずに濃縮作業を続けることができるようにな
る。
再沸器底部6Bに連通させた水溶液供給管2B
にも、従来の供給管同様に、濃縮缶液面コントロ
ール用のバルブ7を設けることが好ましい。
にも、従来の供給管同様に、濃縮缶液面コントロ
ール用のバルブ7を設けることが好ましい。
上述した、水溶液供給管2Bを再沸器底部6B
に連設した濃縮系Bは、濃度がかなり高くなつた
未重合物含有水溶液をさらに濃縮する濃縮系、す
なわち最終のn段目のみの濃縮系に適用するのが
最も効果的であり、最終段目と、それ以外の最終
段目から2段目、即ち(n−1)段目の濃縮系に
適用してもよい。
に連設した濃縮系Bは、濃度がかなり高くなつた
未重合物含有水溶液をさらに濃縮する濃縮系、す
なわち最終のn段目のみの濃縮系に適用するのが
最も効果的であり、最終段目と、それ以外の最終
段目から2段目、即ち(n−1)段目の濃縮系に
適用してもよい。
実施例
第3段目と第4段目の濃縮系として、第1図も
しくは第2図に示した濃縮系を用いた四重効用缶
で、ε−カプロラクタムおよびそのオリゴマを含
む希薄水溶液を濃縮した。第1段目の濃縮系(図
示なし)への水溶液供給量は5000Kg/hr、最終の
第4段目の濃縮系への水溶液供給量は1550Kg/
hr、第3段目の濃縮系の濃縮缶3A内温度は90
℃、第4段目の濃縮系の濃縮缶3B内濃度は40℃
で濃縮操作を行なつた。
しくは第2図に示した濃縮系を用いた四重効用缶
で、ε−カプロラクタムおよびそのオリゴマを含
む希薄水溶液を濃縮した。第1段目の濃縮系(図
示なし)への水溶液供給量は5000Kg/hr、最終の
第4段目の濃縮系への水溶液供給量は1550Kg/
hr、第3段目の濃縮系の濃縮缶3A内温度は90
℃、第4段目の濃縮系の濃縮缶3B内濃度は40℃
で濃縮操作を行なつた。
本考案に係る四重効用缶(第2図)の場合では
再沸器底部で120Kg/hrのフラツシユペーパーが
発生し、従来の四重効用缶(第1図)の場合に比
べて再沸器の熱効率が約20%改善され、また、解
体清掃を必要とするまでの延べ運転日数も70日か
ら100日に延長することができた。
再沸器底部で120Kg/hrのフラツシユペーパーが
発生し、従来の四重効用缶(第1図)の場合に比
べて再沸器の熱効率が約20%改善され、また、解
体清掃を必要とするまでの延べ運転日数も70日か
ら100日に延長することができた。
図面は多重効用缶の最終のn段目と(n−1)
段目へ濃縮系を示す概略縦断面であり、第1図は
従来の多重効用缶を、第2図は本考案に係る多重
効用缶の一実施態様を、それぞれ示す。 1A,1B……再沸器、2A,2B……水溶液
供給管、3A,3B……濃縮缶、4A,4B……
循環管、A,B……濃縮系、6B……再沸器の底
部、7B……バルブ。
段目へ濃縮系を示す概略縦断面であり、第1図は
従来の多重効用缶を、第2図は本考案に係る多重
効用缶の一実施態様を、それぞれ示す。 1A,1B……再沸器、2A,2B……水溶液
供給管、3A,3B……濃縮缶、4A,4B……
循環管、A,B……濃縮系、6B……再沸器の底
部、7B……バルブ。
Claims (1)
- 濃縮缶、前記濃縮缶の外部に設けられた再沸器
及び前記濃縮缶と前記再沸器との間に、濃縮され
ようとする水溶液を循環させるために設けられた
2本1組の循環管とを少なくとも具備する濃縮系
を複数(n)段連設してなる多重効用缶におい
て、少なくとも(n−1)段目の濃縮系からの被
濃縮液の供給缶をn段目の濃縮系の再沸器の底部
に接続してなる、オリゴマを含むラクタム水溶液
の濃縮のための多重効用缶。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981030342U JPS6236481Y2 (ja) | 1981-03-06 | 1981-03-06 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981030342U JPS6236481Y2 (ja) | 1981-03-06 | 1981-03-06 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57145503U JPS57145503U (ja) | 1982-09-13 |
| JPS6236481Y2 true JPS6236481Y2 (ja) | 1987-09-17 |
Family
ID=29827857
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981030342U Expired JPS6236481Y2 (ja) | 1981-03-06 | 1981-03-06 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6236481Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013119539A (ja) * | 2011-12-08 | 2013-06-17 | Unitika Ltd | 回収ε−カプロラクタムの精製法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5545180B2 (ja) * | 1974-05-20 | 1980-11-17 |
-
1981
- 1981-03-06 JP JP1981030342U patent/JPS6236481Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57145503U (ja) | 1982-09-13 |
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