JPS6236500B2 - - Google Patents
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- JPS6236500B2 JPS6236500B2 JP54144326A JP14432679A JPS6236500B2 JP S6236500 B2 JPS6236500 B2 JP S6236500B2 JP 54144326 A JP54144326 A JP 54144326A JP 14432679 A JP14432679 A JP 14432679A JP S6236500 B2 JPS6236500 B2 JP S6236500B2
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- JP
- Japan
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- abrin
- immune
- bsa
- mice
- antigen
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K38/00—Medicinal preparations containing peptides
- A61K38/16—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
- A61K38/168—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from plants
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K39/00—Medicinal preparations containing antigens or antibodies
- A61K39/39—Medicinal preparations containing antigens or antibodies characterised by the immunostimulating additives, e.g. chemical adjuvants
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P31/00—Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
- A61P31/04—Antibacterial agents
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P35/00—Antineoplastic agents
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P37/00—Drugs for immunological or allergic disorders
- A61P37/02—Immunomodulators
- A61P37/04—Immunostimulants
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K39/00—Medicinal preparations containing antigens or antibodies
- A61K2039/555—Medicinal preparations containing antigens or antibodies characterised by a specific combination antigen/adjuvant
- A61K2039/55511—Organic adjuvants
- A61K2039/55516—Proteins; Peptides
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- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Immunology (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Epidemiology (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Gastroenterology & Hepatology (AREA)
- Botany (AREA)
- Mycology (AREA)
- Microbiology (AREA)
- Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
- Oncology (AREA)
- Communicable Diseases (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
Description
本発明は有効成分としてアブリンを含有する免
疫増強剤に関する。 本発明において使用するアブリン(Abrin)
は、熱帯および亜熱帯地方に自生するマメ科植物
であるトウアズキ(Abrus precatorius)の種子
から単離されるレクチンで、分子量約65000の糖
蛋白である。 脊椎動物の免疫機構は、感染、癌に対する2つ
の基本的な免疫応答機構により成立することが知
られている。その1つは細胞性免疫応答機構で、
主に真菌、ウイルス、細胞内寄生細菌などによる
感染および癌に対して有効であり、他の1つは体
液性免疫応答機構であつて主にウイルス、細胞外
寄生細菌の感染の防禦に効果的である。 抗原と共に生体に注射投与した際に、その抗原
に対する上述の免疫応答を高める物質が免疫アジ
ユバントとして知られている〔Davis、B.D.et.al.
、Microbiology;Harper&Row Publishers、458
頁(1967)〕。従来、免疫アジユバントとしては、
フロインド完全アジユバントが主に用いられてい
るが、フロインド完全アジユバントは結核死菌、
界面活性剤、鉱物油よりなるものであるから、こ
れに水溶液あるいは懸濁液等の形における抗原を
混合して製剤化するのに煩雑な操作を必要とする
ばかりでなくまた、注射局所に強い壊死や腫脹を
生ずるのでヒトには使用し得なかつた。 本発明に係るアブリンは上述の細胞性および体
液性の両方の免疫応答を高める作用を合せもつ免
疫アジユバント物質であり、注射局所に壊死、腫
脹等を生じさせない用量で強いアジユバント作用
を有するという優れた特徴を有している。本発明
に係るアブリンは、さらに、水溶液の形で使用で
きるので、抗原と混合する製剤化が簡易に行いう
るという利点をも有している。 本発明において用いられるアブリンの急性毒性
は、Jung−Yaw Lin et al.J.FormosanMed.
Assoc.68No.6、322−324(1969)によればLD50
=0.020mg/Kg(マウス、ip)と報告されてお
り、本発明者等の実験によればLD50=12μg/
Kg(マウス、ip)であつた。 本発明に係るアブリン含有免疫増強剤は、ヒト
および動物に投与するとき、細菌、ウイルス、お
よびその他の微生物、ならびに癌細胞に対する免
疫反応を高め、従つて細菌、ウイルスなどの微生
物による感染症あるいは癌の予防あるいは治療に
有用である。 本発明において、免疫増強作用を示すアブリン
の最少用量は体重の多募にかかわらずヒトおよび
動物1個体当り約3ngであり、他方最大用量は
一般に1〜1.5μg/Kg程度であり、これらの用
量範囲は上述の毒性量に比し極めて低用量であ
る。 本発明に係るアブリンは、各種抗原と一緒に投
与することができ、その場合には皮下、筋肉内あ
るいは腹腔内投与が好ましい。アブリンはまた抗
原と別々に投与することもでき、その場合には上
記投与経路のほかに静脈内および胸腔内投与も可
能であり、さらに腫瘍部位に直接投与することも
できる。投与回数は週2回ないし2週間に1回程
度が好ましい。 本発明に係るアブリンの投与に際しては、公知
の製剤方法に従い任意の注射用製剤形に加工して
使用することができる。その例としてアブリンを
100μg〜1mg/mlの濃度に含有する生理食塩水
溶液、あるいは中性ないし弱酸性の緩衝液0.1〜
1mlを充填した注射用アンプル、あるいはアブリ
ン含有凍結乾燥アンプルを示すことができる。 本発明に係るアブリンの免疫増強作用を以下の
実施例により説明する。 実施例 1 マウスにおける体液性抗体産生増強作用 ウシ血清アルブミン(BAS)を抗原として用
い、体重20〜23gの雌CDF1、マウスを用いて、
アブリンの体液性抗体産生に及ぼす効果を検討し
た。 1群のマウス(5匹)にアブリン15ngおよび
BSA1μgを含有する生理食塩水0.2mlを背部皮下
に注射して1次免疫し、その2週間後にさらにア
ブリン15ngおよびBSA1μgを含有する生理食
塩水0.2mlを背部皮下注射して2次免疫した(第
1群)。 他の群のマウス(5匹)にBSA1μgを含有す
る生理食塩水0.1mlを右側背部皮下に、そしてア
ブリン15ngを含有する生理食塩水0.1mlを左側背
部皮下にそれぞれ同時に注射して1次免疫しその
2週間後にアブリン15ngを含有する生理食塩水
0.1mlおよびBSA1μgを含有する生理食塩水0.1
mlを前記と同様側背部皮下にそれぞれ注射して2
次免疫した(第2群)。 他の群のマウス(5匹)を、BSA1μgを含有
する生理食塩水0.2mlのみで第1群と同様に処理
した(対照群)。 第2次免疫の7日後に各群のマウスから採血
し、血漿を分離し、その血漿中の抗体価をBAS
感作タンニン酸処理ヒツジ赤血球凝集反応法〔蛋
白質核酸酵素、別途「免疫の生化学」Vol.11、No.
15、1506頁、1966年〕に従い測定した。その結果
を表1に示す。
疫増強剤に関する。 本発明において使用するアブリン(Abrin)
は、熱帯および亜熱帯地方に自生するマメ科植物
であるトウアズキ(Abrus precatorius)の種子
から単離されるレクチンで、分子量約65000の糖
蛋白である。 脊椎動物の免疫機構は、感染、癌に対する2つ
の基本的な免疫応答機構により成立することが知
られている。その1つは細胞性免疫応答機構で、
主に真菌、ウイルス、細胞内寄生細菌などによる
感染および癌に対して有効であり、他の1つは体
液性免疫応答機構であつて主にウイルス、細胞外
寄生細菌の感染の防禦に効果的である。 抗原と共に生体に注射投与した際に、その抗原
に対する上述の免疫応答を高める物質が免疫アジ
ユバントとして知られている〔Davis、B.D.et.al.
、Microbiology;Harper&Row Publishers、458
頁(1967)〕。従来、免疫アジユバントとしては、
フロインド完全アジユバントが主に用いられてい
るが、フロインド完全アジユバントは結核死菌、
界面活性剤、鉱物油よりなるものであるから、こ
れに水溶液あるいは懸濁液等の形における抗原を
混合して製剤化するのに煩雑な操作を必要とする
ばかりでなくまた、注射局所に強い壊死や腫脹を
生ずるのでヒトには使用し得なかつた。 本発明に係るアブリンは上述の細胞性および体
液性の両方の免疫応答を高める作用を合せもつ免
疫アジユバント物質であり、注射局所に壊死、腫
脹等を生じさせない用量で強いアジユバント作用
を有するという優れた特徴を有している。本発明
に係るアブリンは、さらに、水溶液の形で使用で
きるので、抗原と混合する製剤化が簡易に行いう
るという利点をも有している。 本発明において用いられるアブリンの急性毒性
は、Jung−Yaw Lin et al.J.FormosanMed.
Assoc.68No.6、322−324(1969)によればLD50
=0.020mg/Kg(マウス、ip)と報告されてお
り、本発明者等の実験によればLD50=12μg/
Kg(マウス、ip)であつた。 本発明に係るアブリン含有免疫増強剤は、ヒト
および動物に投与するとき、細菌、ウイルス、お
よびその他の微生物、ならびに癌細胞に対する免
疫反応を高め、従つて細菌、ウイルスなどの微生
物による感染症あるいは癌の予防あるいは治療に
有用である。 本発明において、免疫増強作用を示すアブリン
の最少用量は体重の多募にかかわらずヒトおよび
動物1個体当り約3ngであり、他方最大用量は
一般に1〜1.5μg/Kg程度であり、これらの用
量範囲は上述の毒性量に比し極めて低用量であ
る。 本発明に係るアブリンは、各種抗原と一緒に投
与することができ、その場合には皮下、筋肉内あ
るいは腹腔内投与が好ましい。アブリンはまた抗
原と別々に投与することもでき、その場合には上
記投与経路のほかに静脈内および胸腔内投与も可
能であり、さらに腫瘍部位に直接投与することも
できる。投与回数は週2回ないし2週間に1回程
度が好ましい。 本発明に係るアブリンの投与に際しては、公知
の製剤方法に従い任意の注射用製剤形に加工して
使用することができる。その例としてアブリンを
100μg〜1mg/mlの濃度に含有する生理食塩水
溶液、あるいは中性ないし弱酸性の緩衝液0.1〜
1mlを充填した注射用アンプル、あるいはアブリ
ン含有凍結乾燥アンプルを示すことができる。 本発明に係るアブリンの免疫増強作用を以下の
実施例により説明する。 実施例 1 マウスにおける体液性抗体産生増強作用 ウシ血清アルブミン(BAS)を抗原として用
い、体重20〜23gの雌CDF1、マウスを用いて、
アブリンの体液性抗体産生に及ぼす効果を検討し
た。 1群のマウス(5匹)にアブリン15ngおよび
BSA1μgを含有する生理食塩水0.2mlを背部皮下
に注射して1次免疫し、その2週間後にさらにア
ブリン15ngおよびBSA1μgを含有する生理食
塩水0.2mlを背部皮下注射して2次免疫した(第
1群)。 他の群のマウス(5匹)にBSA1μgを含有す
る生理食塩水0.1mlを右側背部皮下に、そしてア
ブリン15ngを含有する生理食塩水0.1mlを左側背
部皮下にそれぞれ同時に注射して1次免疫しその
2週間後にアブリン15ngを含有する生理食塩水
0.1mlおよびBSA1μgを含有する生理食塩水0.1
mlを前記と同様側背部皮下にそれぞれ注射して2
次免疫した(第2群)。 他の群のマウス(5匹)を、BSA1μgを含有
する生理食塩水0.2mlのみで第1群と同様に処理
した(対照群)。 第2次免疫の7日後に各群のマウスから採血
し、血漿を分離し、その血漿中の抗体価をBAS
感作タンニン酸処理ヒツジ赤血球凝集反応法〔蛋
白質核酸酵素、別途「免疫の生化学」Vol.11、No.
15、1506頁、1966年〕に従い測定した。その結果
を表1に示す。
【表】
表1から明らかなように、アブリンは抗原に対
する免疫応答を高め、その効果は抗原と共に投与
した場合により強力であるが、抗原とは別々に用
いても有効である。 実施例 2 マウスにおける体液性抗体産生増強作用 BAS抗原1μgを含有する生理食塩水0.1mlと
アブリン0.1ngないし30ngの間の種々の量を含
有する生理食塩水0.1mlを混合して得た溶液0.2ml
を体重20〜23gの雌CDF1、マウスに皮下注射
し、その2週間後に再び同様の注射処置を行つ
た。その12日後に各マウスから採血し血漿を分離
し、その血漿中の抗体価を実施例1におけると同
様に測定した。その結果を表2に示す。
する免疫応答を高め、その効果は抗原と共に投与
した場合により強力であるが、抗原とは別々に用
いても有効である。 実施例 2 マウスにおける体液性抗体産生増強作用 BAS抗原1μgを含有する生理食塩水0.1mlと
アブリン0.1ngないし30ngの間の種々の量を含
有する生理食塩水0.1mlを混合して得た溶液0.2ml
を体重20〜23gの雌CDF1、マウスに皮下注射
し、その2週間後に再び同様の注射処置を行つ
た。その12日後に各マウスから採血し血漿を分離
し、その血漿中の抗体価を実施例1におけると同
様に測定した。その結果を表2に示す。
【表】
表2から明らかなように、アブリンの体液性免
疫増強作用は、マウス1匹当り1ng〜30ngにお
いて認められ、10ngの量で最も強力である。 実施例 3 細胞性免疫増強作用 BSA1μgおよびアブリンを種々の量に含有す
る生理食塩水0.2mlを体重20〜23gの雌CDF1、マ
ウスの各々の背部皮下に注射し、その2週間後に
再び同じ注射処置を行つた(免疫)。ついでその
39日後にロビンソン(Robinson、J.H.)等の方
法〔Scand.J.Immunol.、5、299(1975)〕に従
い、マウスの耳殻皮下にBSA10μgを含有する
生理食塩水10μを注射し(惹起投与)、24時間
後の耳殻の厚さの増加を測定した。その結果を表
3に示す。
疫増強作用は、マウス1匹当り1ng〜30ngにお
いて認められ、10ngの量で最も強力である。 実施例 3 細胞性免疫増強作用 BSA1μgおよびアブリンを種々の量に含有す
る生理食塩水0.2mlを体重20〜23gの雌CDF1、マ
ウスの各々の背部皮下に注射し、その2週間後に
再び同じ注射処置を行つた(免疫)。ついでその
39日後にロビンソン(Robinson、J.H.)等の方
法〔Scand.J.Immunol.、5、299(1975)〕に従
い、マウスの耳殻皮下にBSA10μgを含有する
生理食塩水10μを注射し(惹起投与)、24時間
後の耳殻の厚さの増加を測定した。その結果を表
3に示す。
【表】
表3の結果は、アブリンが10ngおよび30ng
の用量においてBASに対する細胞性免疫応答を
高めることを示している。 実施例 4 ウサギにおける体液性免疫増強作用 体重2.5〜3Kgの日本在来種雄白色家兎にBSA1
μgとアブリン10ngあるいは100ngを含有する
生理食塩水0.5mlを背部両側皮下に0.25mlずつに
分けて注射した。この第1回注射日を0日とし
て、14日目、22日目および55日目にそれぞれ第1
回と全く同様の注射処理を行つて、家兎を免疫し
た。各回の注射の直前および29日目と68日目に計
6回各家兎の耳静脈により採血し、血清を分離し
た。得られた血清の1部(0.2ml)を0.15M濃度
に食塩を含有するダルベツコのリン酸緩衝液(PH
7.2)〔以下、PBS(PH7.2)と略す〕に溶かした
0.2M2−メルカプトエタノール0.2mlと混合し、
4℃で17時間放置の後、混合物を透析用セロフア
ンチユーブに入れ、0.02Mモノヨードアセトアミ
ド/PBS(PH7.2)溶液に対して4℃で15時間透
析した後、透析外液をPBS(PH7.2)に変換し、
翌日セロフアンチユーブ内の血清を取り出し、2
−メルカプトエタノール処理血清とした。 各家兎の2−メルカプトエタノール処理前およ
び処理後の血清の各抗BSA抗体価をBSA感作ヒ
ツジ赤血球凝集反応により測定した結果を表4に
示す。
の用量においてBASに対する細胞性免疫応答を
高めることを示している。 実施例 4 ウサギにおける体液性免疫増強作用 体重2.5〜3Kgの日本在来種雄白色家兎にBSA1
μgとアブリン10ngあるいは100ngを含有する
生理食塩水0.5mlを背部両側皮下に0.25mlずつに
分けて注射した。この第1回注射日を0日とし
て、14日目、22日目および55日目にそれぞれ第1
回と全く同様の注射処理を行つて、家兎を免疫し
た。各回の注射の直前および29日目と68日目に計
6回各家兎の耳静脈により採血し、血清を分離し
た。得られた血清の1部(0.2ml)を0.15M濃度
に食塩を含有するダルベツコのリン酸緩衝液(PH
7.2)〔以下、PBS(PH7.2)と略す〕に溶かした
0.2M2−メルカプトエタノール0.2mlと混合し、
4℃で17時間放置の後、混合物を透析用セロフア
ンチユーブに入れ、0.02Mモノヨードアセトアミ
ド/PBS(PH7.2)溶液に対して4℃で15時間透
析した後、透析外液をPBS(PH7.2)に変換し、
翌日セロフアンチユーブ内の血清を取り出し、2
−メルカプトエタノール処理血清とした。 各家兎の2−メルカプトエタノール処理前およ
び処理後の血清の各抗BSA抗体価をBSA感作ヒ
ツジ赤血球凝集反応により測定した結果を表4に
示す。
【表】
免疫によつて産生される体液性抗体には物理化
学的に性状の異なる2種類の抗体、即ちIgMと
IgGの存在することが知られ、IgMは一過性の産
生に終るのに対し、IgGはより持続的に産生され
る。免疫血清の2−メルカプトエタノール処理は
IgM抗体のみを選択的に失活させ、IgG抗体の活
性には影響しない。従つて上記表4の2−メルカ
プトエタノール処理前の抗BSA抗体価はIgM抗体
とIgG抗体の活性の総和を示し、処理後の抗BSA
抗体価はIgG抗体の活性を示す。 表4の結果は、アブリンの10ngおよび100ng
の投与が免疫増強作用を発揮し、一過性の産生に
終るIgM抗体産生の増強から、より持続的に産生
されるIgG抗体産生の増強への移行を促進するこ
とを示している。 実施例 5 アブリン含有アンプルの調製 アブリン結晶を10mg/ml濃度に含有する懸濁液
5mlに、氷水中で氷酢酸0.05mlを加えてアブリン
結晶を溶解させた。得られた溶液に食塩0.15Mを
含有する0.01Mリン酸緩衝液(PH6.0)〔以下、
PBS(PH6.0)と略す〕10mlを加えさらに
1MNa2HPO4溶液0.4mlを加えてPHを約5に調節
し、15000rpmで10分間遠心分離した。上清を取
り、0.45μmフイルターミリポアフイルタータイ
プHAで除菌過し、過をセロフアンチユーブ
に入れ、PBS(PH6.0)5を透析外液として1
夜透析した。 アブリン標品のE1%280onの値を15.9〔Olsnes
等;
J.Biol.Chem.、249、803−810(1974)〕として、
透析内液をPBS(PH6.0)で希釈して、アブリン
500μg/mlの溶液とし、1ml容ガラスアンプル
に0.1mlずつ分注して、アブリン50μgを含有す
る注射用アンプルを調製した。
学的に性状の異なる2種類の抗体、即ちIgMと
IgGの存在することが知られ、IgMは一過性の産
生に終るのに対し、IgGはより持続的に産生され
る。免疫血清の2−メルカプトエタノール処理は
IgM抗体のみを選択的に失活させ、IgG抗体の活
性には影響しない。従つて上記表4の2−メルカ
プトエタノール処理前の抗BSA抗体価はIgM抗体
とIgG抗体の活性の総和を示し、処理後の抗BSA
抗体価はIgG抗体の活性を示す。 表4の結果は、アブリンの10ngおよび100ng
の投与が免疫増強作用を発揮し、一過性の産生に
終るIgM抗体産生の増強から、より持続的に産生
されるIgG抗体産生の増強への移行を促進するこ
とを示している。 実施例 5 アブリン含有アンプルの調製 アブリン結晶を10mg/ml濃度に含有する懸濁液
5mlに、氷水中で氷酢酸0.05mlを加えてアブリン
結晶を溶解させた。得られた溶液に食塩0.15Mを
含有する0.01Mリン酸緩衝液(PH6.0)〔以下、
PBS(PH6.0)と略す〕10mlを加えさらに
1MNa2HPO4溶液0.4mlを加えてPHを約5に調節
し、15000rpmで10分間遠心分離した。上清を取
り、0.45μmフイルターミリポアフイルタータイ
プHAで除菌過し、過をセロフアンチユーブ
に入れ、PBS(PH6.0)5を透析外液として1
夜透析した。 アブリン標品のE1%280onの値を15.9〔Olsnes
等;
J.Biol.Chem.、249、803−810(1974)〕として、
透析内液をPBS(PH6.0)で希釈して、アブリン
500μg/mlの溶液とし、1ml容ガラスアンプル
に0.1mlずつ分注して、アブリン50μgを含有す
る注射用アンプルを調製した。
Claims (1)
- 1 アブリンを含有する免疫増強剤。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14432679A JPS5668614A (en) | 1979-11-09 | 1979-11-09 | Abrin-containing agent for immunological enhancement |
| DE8080106851T DE3072079D1 (en) | 1979-11-09 | 1980-11-06 | Use of abrin for the manufacture of an immunopentiator |
| EP80106851A EP0028814B1 (en) | 1979-11-09 | 1980-11-06 | Use of abrin for the manufacture of an immunopentiator |
| FR8023806A FR2469712A1 (fr) | 1979-11-09 | 1980-11-07 | Immunopotentialisateur contenant de l'abrine et composition therapeutique le contenant |
| IT25833/80A IT1205234B (it) | 1979-11-09 | 1980-11-07 | Immunopotenziatore contenente abrin |
| US06/384,324 US4414201A (en) | 1979-11-09 | 1982-06-01 | Immunopotentiator containing abrin |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14432679A JPS5668614A (en) | 1979-11-09 | 1979-11-09 | Abrin-containing agent for immunological enhancement |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5668614A JPS5668614A (en) | 1981-06-09 |
| JPS6236500B2 true JPS6236500B2 (ja) | 1987-08-07 |
Family
ID=15359497
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14432679A Granted JPS5668614A (en) | 1979-11-09 | 1979-11-09 | Abrin-containing agent for immunological enhancement |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
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