JPS6238281B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6238281B2 JPS6238281B2 JP54139475A JP13947579A JPS6238281B2 JP S6238281 B2 JPS6238281 B2 JP S6238281B2 JP 54139475 A JP54139475 A JP 54139475A JP 13947579 A JP13947579 A JP 13947579A JP S6238281 B2 JPS6238281 B2 JP S6238281B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adsorption
- bed
- pressure
- oxygen
- adsorption bed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 claims description 240
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 135
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 106
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 claims description 106
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 claims description 106
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 90
- 239000007789 gas Substances 0.000 claims description 58
- 229910052757 nitrogen Inorganic materials 0.000 claims description 45
- 239000003463 adsorbent Substances 0.000 claims description 27
- 230000001172 regenerating effect Effects 0.000 claims description 3
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 32
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000008929 regeneration Effects 0.000 description 6
- 238000011069 regeneration method Methods 0.000 description 6
- MYMOFIZGZYHOMD-UHFFFAOYSA-N Dioxygen Chemical compound O=O MYMOFIZGZYHOMD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 229910001882 dioxygen Inorganic materials 0.000 description 4
- 229910021536 Zeolite Inorganic materials 0.000 description 3
- -1 air Chemical compound 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 3
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 3
- HNPSIPDUKPIQMN-UHFFFAOYSA-N dioxosilane;oxo(oxoalumanyloxy)alumane Chemical compound O=[Si]=O.O=[Al]O[Al]=O HNPSIPDUKPIQMN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000010457 zeolite Substances 0.000 description 3
- 238000009795 derivation Methods 0.000 description 2
- QJGQUHMNIGDVPM-UHFFFAOYSA-N nitrogen group Chemical group [N] QJGQUHMNIGDVPM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000011112 process operation Methods 0.000 description 2
- 230000002000 scavenging effect Effects 0.000 description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 1
- 239000002808 molecular sieve Substances 0.000 description 1
- 238000011946 reduction process Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- URGAHOPLAPQHLN-UHFFFAOYSA-N sodium aluminosilicate Chemical compound [Na+].[Al+3].[O-][Si]([O-])=O.[O-][Si]([O-])=O URGAHOPLAPQHLN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
- Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は空気の如き主として窒素及び酸素を含
む混合ガスを原料として、該原料を窒素を選択的
に吸着する吸着剤に通過せしめて、主として窒素
成分を選択的に吸着除去して酸素成分を富化濃縮
する方法に関するもので、更に詳しくは酸素、窒
素よりなる混合ガス原料供給に対して、酸素濃度
の上昇及び収率向上を図つた圧力変動吸着法によ
る酸素濃縮法である。
む混合ガスを原料として、該原料を窒素を選択的
に吸着する吸着剤に通過せしめて、主として窒素
成分を選択的に吸着除去して酸素成分を富化濃縮
する方法に関するもので、更に詳しくは酸素、窒
素よりなる混合ガス原料供給に対して、酸素濃度
の上昇及び収率向上を図つた圧力変動吸着法によ
る酸素濃縮法である。
一般に混合ガス中の特定成分を濃縮する場合、
混合ガス中の特定成分以外の成分を選択的に吸着
する吸着剤を充填した吸着床を複数個並設し、こ
れらの吸着床にそれぞれ原料を加圧供給して難吸
着成分である特定成分を濃縮して採取する吸着工
程、つづいて減圧、掃気、あるいは真空排気、再
加圧等の再生工程を順次切り換え繰り返し操作し
て連続運転する圧力変動吸着法(Pressure
Swing Adsorption以下PSAと称す)が採用され
ている。
混合ガス中の特定成分以外の成分を選択的に吸着
する吸着剤を充填した吸着床を複数個並設し、こ
れらの吸着床にそれぞれ原料を加圧供給して難吸
着成分である特定成分を濃縮して採取する吸着工
程、つづいて減圧、掃気、あるいは真空排気、再
加圧等の再生工程を順次切り換え繰り返し操作し
て連続運転する圧力変動吸着法(Pressure
Swing Adsorption以下PSAと称す)が採用され
ている。
このような方法で空気の如き酸素、窒素混合ガ
スより酸素を濃縮するにあたつては、合成あるい
は天然ゼオライトが常温で選択的に窒素を吸着す
るので、該ゼオライトを吸着剤として吸着床に充
填し、吸着床に空気の如き酸素、窒素混合ガスを
導入すると窒素が吸着除去され、難吸着の酸素が
濃縮富化されて吸着床より導出される。そして吸
着床内の吸着剤がその吸着能力が劣化した時点で
吸着剤を再生するため、減圧、掃気あるいは排
気、更に再加圧と再生工程を行う。これを連続し
て濃縮酸素を採取するための複数の吸着床を設
け、各床を前記工程に順次切り換え操作して運転
される。
スより酸素を濃縮するにあたつては、合成あるい
は天然ゼオライトが常温で選択的に窒素を吸着す
るので、該ゼオライトを吸着剤として吸着床に充
填し、吸着床に空気の如き酸素、窒素混合ガスを
導入すると窒素が吸着除去され、難吸着の酸素が
濃縮富化されて吸着床より導出される。そして吸
着床内の吸着剤がその吸着能力が劣化した時点で
吸着剤を再生するため、減圧、掃気あるいは排
気、更に再加圧と再生工程を行う。これを連続し
て濃縮酸素を採取するための複数の吸着床を設
け、各床を前記工程に順次切り換え操作して運転
される。
しかるに上記PSAによる混合ガス分離濃縮で
は、易吸着窒素成分を吸着した吸着剤を再生する
際に充分に吸着剤より易吸着窒素成分の脱着が困
難で、易吸着窒素成分が吸着剤に残り、次工程で
行う吸着工程で易吸着窒素成分を充分吸着除去し
得ず、採取すべき難吸着成分である酸素と同伴し
て純度低下をもたらし、特に高純度の成分を得る
のは困難とされている。それ故再生に際して吸着
床を大気圧下の真空に排気する方法が提案されて
いるが、この方法では真空排気に先がけて、前工
程の吸着工程で吸着床内が加圧されているのでこ
れを大気圧まで減圧するよう吸着床内のガスを放
出している。しかしこの吸着床よりの放出ガスは
吸着工程中吸着床の空間に滞留した製品として有
効な難吸着成分の酸素が含まれており、したがつ
てこれを直ちに大気に放出することは収率の点か
ら好ましくない。このため、前記吸着工程後の吸
着床の真空排気により再生するに当り、真空排気
に先がけて吸着床を大気圧まで減圧するための放
出ガスを直ちに大気に放出することなく、別に設
けた吸着床に導入して有効に使用することが試み
られている。
は、易吸着窒素成分を吸着した吸着剤を再生する
際に充分に吸着剤より易吸着窒素成分の脱着が困
難で、易吸着窒素成分が吸着剤に残り、次工程で
行う吸着工程で易吸着窒素成分を充分吸着除去し
得ず、採取すべき難吸着成分である酸素と同伴し
て純度低下をもたらし、特に高純度の成分を得る
のは困難とされている。それ故再生に際して吸着
床を大気圧下の真空に排気する方法が提案されて
いるが、この方法では真空排気に先がけて、前工
程の吸着工程で吸着床内が加圧されているのでこ
れを大気圧まで減圧するよう吸着床内のガスを放
出している。しかしこの吸着床よりの放出ガスは
吸着工程中吸着床の空間に滞留した製品として有
効な難吸着成分の酸素が含まれており、したがつ
てこれを直ちに大気に放出することは収率の点か
ら好ましくない。このため、前記吸着工程後の吸
着床の真空排気により再生するに当り、真空排気
に先がけて吸着床を大気圧まで減圧するための放
出ガスを直ちに大気に放出することなく、別に設
けた吸着床に導入して有効に使用することが試み
られている。
一方、再生に当つて真空排気を終了した吸着床
を次工程での吸着工程で直ちに原料を供給して加
圧状態に昇圧することは、真空―加圧と圧力差が
大きいことにより、床内に流れる原料が急速に流
れて、吸着効果を低減して製品酸素濃縮ガスの純
度を低下せしめたり、また所望純度の製品酸素の
収量を低下させるばかりでなく、吸着剤の磨滅等
の不都合が生じることから、直ちに吸着圧力まで
昇圧せず、徐々に吸着圧まで昇圧することが行わ
れる必要がある。
を次工程での吸着工程で直ちに原料を供給して加
圧状態に昇圧することは、真空―加圧と圧力差が
大きいことにより、床内に流れる原料が急速に流
れて、吸着効果を低減して製品酸素濃縮ガスの純
度を低下せしめたり、また所望純度の製品酸素の
収量を低下させるばかりでなく、吸着剤の磨滅等
の不都合が生じることから、直ちに吸着圧力まで
昇圧せず、徐々に吸着圧まで昇圧することが行わ
れる必要がある。
そして上記した二つの吸着床の操作上の必要性
からこれら二つの吸着床を関係づけて、両者の必
要な操作条件を満足するよう操作が提案されてい
る。その一つの方法として、前記吸着工程を終了
した吸着床を再生するに当り真空排気に先だつ
て、床内圧力を吸着工程圧力よりほぼ大気圧まで
減圧するため床内より放出する製品として有効な
酸素成分を多く含むガスを別に設けた吸着床で、
すでに再生のため真空排気して真空状態にある吸
着床に導入して、両者の吸着床の圧力を均圧にす
るよう操作して、前記吸着工程より真空排気工程
へ操作する吸着床を徐々に減圧する一段階とし、
かつこの時の放出ガス中の有効な酸素成分を効果
的に回収する。一方すでに真空排気工程を終了し
て次工程で吸着工程とする吸着床を徐々に昇圧し
て一段階とする方法がある。しかしながらこのよ
うな方法で従来行われている方法は、充分な収率
が得られないばかりか、単位吸着剤当りの製品酸
素収量が少いという欠点がある。即ちこれを第1
図に従来行われている二つの方法を例示して説明
する。
からこれら二つの吸着床を関係づけて、両者の必
要な操作条件を満足するよう操作が提案されてい
る。その一つの方法として、前記吸着工程を終了
した吸着床を再生するに当り真空排気に先だつ
て、床内圧力を吸着工程圧力よりほぼ大気圧まで
減圧するため床内より放出する製品として有効な
酸素成分を多く含むガスを別に設けた吸着床で、
すでに再生のため真空排気して真空状態にある吸
着床に導入して、両者の吸着床の圧力を均圧にす
るよう操作して、前記吸着工程より真空排気工程
へ操作する吸着床を徐々に減圧する一段階とし、
かつこの時の放出ガス中の有効な酸素成分を効果
的に回収する。一方すでに真空排気工程を終了し
て次工程で吸着工程とする吸着床を徐々に昇圧し
て一段階とする方法がある。しかしながらこのよ
うな方法で従来行われている方法は、充分な収率
が得られないばかりか、単位吸着剤当りの製品酸
素収量が少いという欠点がある。即ちこれを第1
図に従来行われている二つの方法を例示して説明
する。
図中aは吸着工程を終了して加圧状態にある吸
着床、bは別の吸着床で吸着剤再生のため床内を
真空排気して真空状態にある吸着床である。まづ
(i)の方法による両吸着床との均圧化では、加圧状
態にある吸着床aより床内の圧力を減圧するため
床内のガスを並流に導出し(一般に吸着工程を終
了した吸着床内では易吸着成分である窒素は原料
導入端に濃く吸着されて順次難吸着成分である酸
素を導出する端部に向けて少く吸着されており、
従つて製品として有効な酸素を回収するには原料
の流れと同じ方向いわゆる並流に導出するのが好
ましい。)、該ガスを別の真空状態にある吸着床b
に並流方向に導入して両床を均圧している。しか
し加圧状態にある吸着床aと真空状態にある吸着
床bとの圧力差が大きいため、吸着床aより吸着
床bに流れるガス流が非常に速くなり、この結果
吸着床aでは吸着剤に吸着されている窒素成分が
多く脱着して、空間に存在する製品として有効な
酸素の導出と共に同伴して吸着床bへ搬入され
る。一方吸着床bでは、吸着床aより搬入される
易吸着成分である窒素を含む酸素富化ガスが急速
な空間速度で導入される結果、易吸着成分である
窒素の該床bでの吸着前線(図中斜線部)は製品
ガス導出近く迄達するばかりか、床内に拡散され
る。
着床、bは別の吸着床で吸着剤再生のため床内を
真空排気して真空状態にある吸着床である。まづ
(i)の方法による両吸着床との均圧化では、加圧状
態にある吸着床aより床内の圧力を減圧するため
床内のガスを並流に導出し(一般に吸着工程を終
了した吸着床内では易吸着成分である窒素は原料
導入端に濃く吸着されて順次難吸着成分である酸
素を導出する端部に向けて少く吸着されており、
従つて製品として有効な酸素を回収するには原料
の流れと同じ方向いわゆる並流に導出するのが好
ましい。)、該ガスを別の真空状態にある吸着床b
に並流方向に導入して両床を均圧している。しか
し加圧状態にある吸着床aと真空状態にある吸着
床bとの圧力差が大きいため、吸着床aより吸着
床bに流れるガス流が非常に速くなり、この結果
吸着床aでは吸着剤に吸着されている窒素成分が
多く脱着して、空間に存在する製品として有効な
酸素の導出と共に同伴して吸着床bへ搬入され
る。一方吸着床bでは、吸着床aより搬入される
易吸着成分である窒素を含む酸素富化ガスが急速
な空間速度で導入される結果、易吸着成分である
窒素の該床bでの吸着前線(図中斜線部)は製品
ガス導出近く迄達するばかりか、床内に拡散され
る。
それ故、以後製品酸素を該床bに向流に導入し
て、該床bを吸着圧まで昇圧したとしても、製品
酸素ガスによる加圧圧力範囲が前記均圧のため圧
力範囲より小さく、このため前記均圧によつて生
じた床内の窒素吸着前線の伸長及び拡散を解消し
得ず、従つて次工程での吸着工程で得られる製品
酸素の純度が90%以上の所望純度に達しなかつた
り、純度が不安定となり、更には所望の高純度の
酸素を得んがため、原料空気の供給流速を低く押
える必要から単位時間に処理する空気量が少くな
り、運転効率を低下せしめることとなる。
て、該床bを吸着圧まで昇圧したとしても、製品
酸素ガスによる加圧圧力範囲が前記均圧のため圧
力範囲より小さく、このため前記均圧によつて生
じた床内の窒素吸着前線の伸長及び拡散を解消し
得ず、従つて次工程での吸着工程で得られる製品
酸素の純度が90%以上の所望純度に達しなかつた
り、純度が不安定となり、更には所望の高純度の
酸素を得んがため、原料空気の供給流速を低く押
える必要から単位時間に処理する空気量が少くな
り、運転効率を低下せしめることとなる。
このようなことから(ii)の如く真空状態にある吸
着床bにまず製品酸素を向流に導入して該床の真
空状態を破りほぼ常圧程度の圧力にした後、加圧
状態にある吸着床aより該床aを並流に放出する
ガスを並流に導入して両床を均圧する方法が提案
されている。この方法では吸着床bがほぼ常圧に
された後吸着床aより並流に放出される窒素を含
む酸素富化されたガスを導入して両床が均圧化さ
れるので、両床の圧力差は前記(i)の方法程に大き
くはないが、均圧操作が前記(i)の方法では真空状
態で、(ii)の方法では常圧との圧力による差にすぎ
ず、従つて前記(i)の方法における不都合は殆んど
解消されない。それ故前記(ii)の方法で真空状態に
ある吸着床bに製品酸素を導入して該床bを常圧
以上の圧力に昇圧した後、吸着床aと吸着床bと
を前記方法で均圧化することにより前記不都合を
解消する方法もあるが、この方法では前記吸着床
b内での窒素吸着前線の長い伸長と、拡散は防げ
るが、実質的に吸着床aよりの製品として有効な
酸素を含む放出ガスを吸着床bに導入して回収す
る量が減少し結果的に収率が低減することとな
る。
着床bにまず製品酸素を向流に導入して該床の真
空状態を破りほぼ常圧程度の圧力にした後、加圧
状態にある吸着床aより該床aを並流に放出する
ガスを並流に導入して両床を均圧する方法が提案
されている。この方法では吸着床bがほぼ常圧に
された後吸着床aより並流に放出される窒素を含
む酸素富化されたガスを導入して両床が均圧化さ
れるので、両床の圧力差は前記(i)の方法程に大き
くはないが、均圧操作が前記(i)の方法では真空状
態で、(ii)の方法では常圧との圧力による差にすぎ
ず、従つて前記(i)の方法における不都合は殆んど
解消されない。それ故前記(ii)の方法で真空状態に
ある吸着床bに製品酸素を導入して該床bを常圧
以上の圧力に昇圧した後、吸着床aと吸着床bと
を前記方法で均圧化することにより前記不都合を
解消する方法もあるが、この方法では前記吸着床
b内での窒素吸着前線の長い伸長と、拡散は防げ
るが、実質的に吸着床aよりの製品として有効な
酸素を含む放出ガスを吸着床bに導入して回収す
る量が減少し結果的に収率が低減することとな
る。
本発明はこのようなことから鋭意種々試みたと
ころ、前記欠点不都合を解消した均圧方法を見出
したものである。即ち、これを第2図により説明
する。
ころ、前記欠点不都合を解消した均圧方法を見出
したものである。即ち、これを第2図により説明
する。
図中aは前記第1図と同様吸着工程を終了して
加圧状態にある吸着床、bは吸着剤再生のため真
空排気されて真空状態にある吸着床である。吸着
床aが吸着工程を終了し、吸着床bが真空排気工
程を終了した時点で、吸着床aの製品酸素の導出
端(図中上端部)と吸着床bの原料供給端(図中
下端部)と連通せしめて、吸着床aより該床を並
流に導出した窒素を含む酸素富化ガスを吸着床b
に該床を並流に導入すると同時に、吸着床bに該
床の製品酸素導出端(図中上端部)より製品酸素
を向流方向に導入する。そしてこの状態で吸着床
aと吸着床bとが均圧するまで操作する。この結
果真空状態にあつた吸着床bは、吸着床aよりの
窒素を含む酸素富化ガスと製品酸素とによつて真
空が破られ昇圧されるが、この時吸着床bには前
記した如く吸着床aより易吸着成分である窒素が
含まれ酸素富化ガスが導入されるが、同時に吸着
床bには向流方向に製品酸素が導入されるので、
吸着床bに並流に導入される前記吸着床aよりの
酸素富化ガスに含まれる窒素によつて吸着床bに
形成される吸着前線(図中斜線部)は、吸着床b
に同時に向流方向に導入される製品酸素によつて
床内に拡散するのが抑えられ、かつ急激な伸長が
抑止され、吸着床bの製品酸素導出端に押し上げ
られることなく、該床bの下方原料供給端に押圧
されて形成し、それ以後の該床bの吸着工程での
窒素を吸着する有効な床容量が増大する。又吸着
床aより導出する該床a空間に滞留する酸素富化
ガスは、吸着床bに向流に流される製品酸素によ
りその流速が抑制されるので、吸着床aの吸着剤
に吸着されている窒素の脱着が少く、このため吸
着床aより吸着床bに導入される酸素富化ガスに
同伴する易吸着成分である窒素量が少くなり、吸
着床bがこの工程で窒素により汚染される領域が
少くなり、以後の吸着工程での窒素吸着のための
有効床容量が更に増大し、高純な酸素を採取し得
るし、該床を窒素吸着前線で破過される迄に多く
混合ガスを分離処理することが可能となり、実質
的に吸着剤単位量当りのガス分離量を増加し、運
転効率を高めることとなる。
加圧状態にある吸着床、bは吸着剤再生のため真
空排気されて真空状態にある吸着床である。吸着
床aが吸着工程を終了し、吸着床bが真空排気工
程を終了した時点で、吸着床aの製品酸素の導出
端(図中上端部)と吸着床bの原料供給端(図中
下端部)と連通せしめて、吸着床aより該床を並
流に導出した窒素を含む酸素富化ガスを吸着床b
に該床を並流に導入すると同時に、吸着床bに該
床の製品酸素導出端(図中上端部)より製品酸素
を向流方向に導入する。そしてこの状態で吸着床
aと吸着床bとが均圧するまで操作する。この結
果真空状態にあつた吸着床bは、吸着床aよりの
窒素を含む酸素富化ガスと製品酸素とによつて真
空が破られ昇圧されるが、この時吸着床bには前
記した如く吸着床aより易吸着成分である窒素が
含まれ酸素富化ガスが導入されるが、同時に吸着
床bには向流方向に製品酸素が導入されるので、
吸着床bに並流に導入される前記吸着床aよりの
酸素富化ガスに含まれる窒素によつて吸着床bに
形成される吸着前線(図中斜線部)は、吸着床b
に同時に向流方向に導入される製品酸素によつて
床内に拡散するのが抑えられ、かつ急激な伸長が
抑止され、吸着床bの製品酸素導出端に押し上げ
られることなく、該床bの下方原料供給端に押圧
されて形成し、それ以後の該床bの吸着工程での
窒素を吸着する有効な床容量が増大する。又吸着
床aより導出する該床a空間に滞留する酸素富化
ガスは、吸着床bに向流に流される製品酸素によ
りその流速が抑制されるので、吸着床aの吸着剤
に吸着されている窒素の脱着が少く、このため吸
着床aより吸着床bに導入される酸素富化ガスに
同伴する易吸着成分である窒素量が少くなり、吸
着床bがこの工程で窒素により汚染される領域が
少くなり、以後の吸着工程での窒素吸着のための
有効床容量が更に増大し、高純な酸素を採取し得
るし、該床を窒素吸着前線で破過される迄に多く
混合ガスを分離処理することが可能となり、実質
的に吸着剤単位量当りのガス分離量を増加し、運
転効率を高めることとなる。
本発明は上述の如き新しい知見にもとづいて空
気の如き主として酸素窒素の混合ガスを原料とし
て、窒素を吸着剤により選択的に吸着除去して酸
素を濃縮して連続採取する加圧吸着工程と、窒素
を吸着した吸着剤を真空排気して再生する工程を
含むPSA操作による酸素濃縮法で、前記新しい均
圧化工程を採用して、収率の向上と共に全工程を
経済的かつ効率よく運転操作する酸素濃縮方法で
ある。以下本発明の酸素濃縮方法を第3図、第4
図により詳細に説明する。
気の如き主として酸素窒素の混合ガスを原料とし
て、窒素を吸着剤により選択的に吸着除去して酸
素を濃縮して連続採取する加圧吸着工程と、窒素
を吸着した吸着剤を真空排気して再生する工程を
含むPSA操作による酸素濃縮法で、前記新しい均
圧化工程を採用して、収率の向上と共に全工程を
経済的かつ効率よく運転操作する酸素濃縮方法で
ある。以下本発明の酸素濃縮方法を第3図、第4
図により詳細に説明する。
第3図は本発明の方法を実施するための装置の
一例を示す系統図、第4図は本発明方法を実施す
る一例の工程操作順序図である。第3図において
A,B,C,Dは窒素を選択的に吸着する吸着剤
たとえば天然あるいは合成のゼオライトをそれぞ
れ充填してなる吸着床、1は圧縮機、2は圧縮機
1の吐出口より原料空気を各吸着床A,B,C,
Dにそれぞれ供給する原料供給主管、3A,3
B,3C,3Dは原料供給主管2よりそれぞれ分
岐した供給導管で、各導管3A乃至3Dは弁4
A,4B,4C,4Dを介して各吸着床A,B,
C,Dに連結されている。5A,5B,5C,5
Dはそれぞれ吸着床A,B,C,Dより濃縮され
製品酸素を導出する管で、各管5A乃至5Dは弁
6A,6B,6C,6Dを介して導出主管7に連
結し、更に導出主管7は弁8を介して製品タンク
9に連結している。10A,10B,10C,1
0Dは前記吸着床A,B,C,Dと各弁4A,4
B,4C,4Dとの間で各管3A,3B,3C,
3Dから分岐された放出管で、該各放出管は弁1
1A,11B,11C,11Dを介して、一端が
大気に開口する放出主管12に連結している。1
3A,13B,13C,13Dは前記放出管10
A,10B,10C,10Dと同様各吸着床A,
B,C,Dと弁4A,4B,4C,4Dとの間で
各管3A,3B,3C,3Dより分岐した排気管
で、各排気管は弁14A,14B,14C,14
Dを介して排気主管15に連結し、更に排気主管
は真空ポンプ16に連結している。
一例を示す系統図、第4図は本発明方法を実施す
る一例の工程操作順序図である。第3図において
A,B,C,Dは窒素を選択的に吸着する吸着剤
たとえば天然あるいは合成のゼオライトをそれぞ
れ充填してなる吸着床、1は圧縮機、2は圧縮機
1の吐出口より原料空気を各吸着床A,B,C,
Dにそれぞれ供給する原料供給主管、3A,3
B,3C,3Dは原料供給主管2よりそれぞれ分
岐した供給導管で、各導管3A乃至3Dは弁4
A,4B,4C,4Dを介して各吸着床A,B,
C,Dに連結されている。5A,5B,5C,5
Dはそれぞれ吸着床A,B,C,Dより濃縮され
製品酸素を導出する管で、各管5A乃至5Dは弁
6A,6B,6C,6Dを介して導出主管7に連
結し、更に導出主管7は弁8を介して製品タンク
9に連結している。10A,10B,10C,1
0Dは前記吸着床A,B,C,Dと各弁4A,4
B,4C,4Dとの間で各管3A,3B,3C,
3Dから分岐された放出管で、該各放出管は弁1
1A,11B,11C,11Dを介して、一端が
大気に開口する放出主管12に連結している。1
3A,13B,13C,13Dは前記放出管10
A,10B,10C,10Dと同様各吸着床A,
B,C,Dと弁4A,4B,4C,4Dとの間で
各管3A,3B,3C,3Dより分岐した排気管
で、各排気管は弁14A,14B,14C,14
Dを介して排気主管15に連結し、更に排気主管
は真空ポンプ16に連結している。
一方各吸着床A,B,C,Dより製品酸素を導
出する各導出管5A,5B,5C,5Dには弁6
A,6B,6C,6Dと各吸着床との間で、それ
ぞれ他の床と均圧化するための管17A,17
B,17C,17Dが分岐され、それぞれ各管は
弁18A,18B,18C,18Dを介して吸着
床C、吸着床D、吸着床A、吸着床Bのそれぞれ
の供給導管3C,3D,3A,3Bに連結してい
る。又前記各吸着床A,B,C,Dの製品導出管
5A,5B,5C,5Dにはそれぞれ原料タンク
9より弁19を介して配管された逆充填用主管2
0よりそれぞれ分岐された管21A,21B,2
1C,21Dがそれぞれ弁22A,22B,22
C,22Dを介して連設され、又更に前記各製品
導出管5A,5B,5C,5Dにはそれぞれ弁2
4A,24B,24C,24D及び流量調整弁2
5A,25B,25C,25Dを介して製品酸素
導出主管7と連通している再加圧用管23A,2
3B,23C,23Dが連設されている。
出する各導出管5A,5B,5C,5Dには弁6
A,6B,6C,6Dと各吸着床との間で、それ
ぞれ他の床と均圧化するための管17A,17
B,17C,17Dが分岐され、それぞれ各管は
弁18A,18B,18C,18Dを介して吸着
床C、吸着床D、吸着床A、吸着床Bのそれぞれ
の供給導管3C,3D,3A,3Bに連結してい
る。又前記各吸着床A,B,C,Dの製品導出管
5A,5B,5C,5Dにはそれぞれ原料タンク
9より弁19を介して配管された逆充填用主管2
0よりそれぞれ分岐された管21A,21B,2
1C,21Dがそれぞれ弁22A,22B,22
C,22Dを介して連設され、又更に前記各製品
導出管5A,5B,5C,5Dにはそれぞれ弁2
4A,24B,24C,24D及び流量調整弁2
5A,25B,25C,25Dを介して製品酸素
導出主管7と連通している再加圧用管23A,2
3B,23C,23Dが連設されている。
上述の如き装置で本発明の酸素濃縮法は次のよ
うに操作運転すると連続的に濃縮酸素が得られ
る。即ちたとえば吸着床A,B,C,Dはそれぞ
れ加圧吸着()工程―加圧吸着()工程―並流減
圧工程―向流減圧工程―向流排気工程―向流排気
工程―加圧均圧化工程―再加圧工程の8工程を前
記工程順序に従つて順次切り換え循環操作すると
共に、前記4つの床は同時点での工程がそれぞれ
前記8工程の順序を2工程づつ前かあるいは後の
工程状態、即ち床Aが加圧吸着()の工程である
場合は、床Bは前記工程順序の加圧吸着()工程
の2工程前の加圧均圧化工程、床Cは更に2工程
前の向流排気工程、床Dは更に2工程前の並流減
圧工程の状態になるよう同時点で各床の工程が組
合さるよう操作運転する。
うに操作運転すると連続的に濃縮酸素が得られ
る。即ちたとえば吸着床A,B,C,Dはそれぞ
れ加圧吸着()工程―加圧吸着()工程―並流減
圧工程―向流減圧工程―向流排気工程―向流排気
工程―加圧均圧化工程―再加圧工程の8工程を前
記工程順序に従つて順次切り換え循環操作すると
共に、前記4つの床は同時点での工程がそれぞれ
前記8工程の順序を2工程づつ前かあるいは後の
工程状態、即ち床Aが加圧吸着()の工程である
場合は、床Bは前記工程順序の加圧吸着()工程
の2工程前の加圧均圧化工程、床Cは更に2工程
前の向流排気工程、床Dは更に2工程前の並流減
圧工程の状態になるよう同時点で各床の工程が組
合さるよう操作運転する。
そして前記8工程における吸着床の状態は以下
の通りの態様を行うものである。
の通りの態様を行うものである。
即ち、加圧吸着()…吸着床の一端より該床に
原料を加圧供給して、該床で窒素を吸着除去し
て、他端より濃縮酸素を採取する工程、 加圧吸着()…吸着床の一端より原料を加圧供
給して、他端より濃縮酸素を採取すると共に、採
取する濃縮酸素の一部を分流して、他塔の吸着圧
迄昇圧せしめる再加圧工程に供給する工程、 並流減圧…吸着床への原料供給を停止して、吸
着床の濃縮酸素導出端より床内の加圧ガスを並流
に導出して、該床を減圧すると共に、導出ガスを
真空状態にある他床に供給する工程、 向流減圧…吸着床の原料供給端を大気と連通し
て、床内のガスを向流方向に流通して大気に放出
して床内をほぼ大気圧まで減圧する工程、 向流排気…ほぼ大気圧の吸着床を原料供給端よ
り真空ポンプによつて床内のガスを向流方向に排
気する工程、 加圧均圧化…前記第2図に図示した本発明独自
の工程で、真空状態にある吸着床に原料供給端よ
り前記他床の並流減圧ガスを導入すると同時に濃
縮酸素導出端より原料タンクより濃縮酸素を向流
方向に導入して昇圧すると共に、並流減圧工程に
ある床との間で均圧化する工程、 再加圧…吸着床の濃縮酸素導出端より再加圧吸
着()の工程にある床より採取する濃縮酸素の一
部を床に向流に導入して床内圧力を吸着圧力まで
加圧する工程、 等の吸着床の状態を各工程で保つものである。
原料を加圧供給して、該床で窒素を吸着除去し
て、他端より濃縮酸素を採取する工程、 加圧吸着()…吸着床の一端より原料を加圧供
給して、他端より濃縮酸素を採取すると共に、採
取する濃縮酸素の一部を分流して、他塔の吸着圧
迄昇圧せしめる再加圧工程に供給する工程、 並流減圧…吸着床への原料供給を停止して、吸
着床の濃縮酸素導出端より床内の加圧ガスを並流
に導出して、該床を減圧すると共に、導出ガスを
真空状態にある他床に供給する工程、 向流減圧…吸着床の原料供給端を大気と連通し
て、床内のガスを向流方向に流通して大気に放出
して床内をほぼ大気圧まで減圧する工程、 向流排気…ほぼ大気圧の吸着床を原料供給端よ
り真空ポンプによつて床内のガスを向流方向に排
気する工程、 加圧均圧化…前記第2図に図示した本発明独自
の工程で、真空状態にある吸着床に原料供給端よ
り前記他床の並流減圧ガスを導入すると同時に濃
縮酸素導出端より原料タンクより濃縮酸素を向流
方向に導入して昇圧すると共に、並流減圧工程に
ある床との間で均圧化する工程、 再加圧…吸着床の濃縮酸素導出端より再加圧吸
着()の工程にある床より採取する濃縮酸素の一
部を床に向流に導入して床内圧力を吸着圧力まで
加圧する工程、 等の吸着床の状態を各工程で保つものである。
次に前記8つの工程をとたとえば4床の吸着床
A,B,C,Dで連続運転操作する実施例を説明
する。
A,B,C,Dで連続運転操作する実施例を説明
する。
まづ第1工程では弁4A,6A,8,14C,
18D,19,22Bを開状態として、その他の
弁は閉状態とし、吸着床Aには圧縮機1より空気
の如き主として酸素、窒素成分よりなる混合ガス
が1.5〜3Kg/cm2Gの圧力に圧縮されて原料供給主
管2及び分岐管3A、弁4Aを介して導入され、
該床Aで、床内の吸着剤で窒素が吸着され、導出
管5Aより約90%以上に濃縮された酸素が導出さ
れ弁6A,導出主管7、更に弁8を介して製品タ
ンク9に貯えられ加圧吸着()工程が行われる。
吸着床Bは前の工程で真空排気により床内が再生
されて真空状態にあり、該床の原料供給管3Bが
吸着床Dの導出管5Dと管17D、弁18Aを介
して連通して、前工程で加圧吸着()工程を終了
して1.5〜3Kg/cm2Gの圧力に保たれた吸着床Dよ
り該床Dの空間に滞留している原料より酸素純度
が高いが製品酸素より酸素純度が低い酸素富化ガ
スが、吸着床Bに並流に導入されると同時に吸着
床Bの導出管5Bに原料タンク9より弁19を介
してのびる逆充填主管20より分岐した管21B
が弁22Bを介して連通して、製品タンク9より
製品酸素ガスが吸着床Bに該床Bを向流方向に導
入される。この結果吸着床Bは真空状態が破ら
れ、そして吸着床Dとの間で約1〜1.5Kg/cm2Gの
圧力に均圧化される加圧均圧化工程が行われる。
又吸着床Cは前工程で床内圧力がほぼ大気圧に減
圧されていて、弁14Cの開操作により、該床C
の原料導入端の管3Cは管13C,弁14Cを介
して排気主管15に、そして更に真空ポンプ16
に連通し、吸着床C内は真空ポンプ16により向
流方向に100〜150トールの圧力迄排気され、これ
により吸着床C内の吸着剤に吸着されている窒素
は脱着して排出する真空排気工程が行われる。更
に吸着床Dは前工程で加圧吸着()工程が行わ
れ、床内は1.5〜3Kg/cm2Gの圧力にあり、弁18
Dの開操作により該床Dの製品酸素導出端の管5
Dは弁17D,18Dを介して、前記加圧均圧化
される真空状態にある吸着床Bの原料供給端の管
3Bに連通して、吸着床D内の空間に滞留する原
料より酸素純度が高く製品酸素より酸素純度が低
い酸素富化ガスが床D内を並流に流れて導出し、
吸着床Bに並流に導入する。そして前記した如く
吸着床Bとの間で1〜1.5Kg/cm2Gの圧力に均圧化
する並流減圧が行われる。
18D,19,22Bを開状態として、その他の
弁は閉状態とし、吸着床Aには圧縮機1より空気
の如き主として酸素、窒素成分よりなる混合ガス
が1.5〜3Kg/cm2Gの圧力に圧縮されて原料供給主
管2及び分岐管3A、弁4Aを介して導入され、
該床Aで、床内の吸着剤で窒素が吸着され、導出
管5Aより約90%以上に濃縮された酸素が導出さ
れ弁6A,導出主管7、更に弁8を介して製品タ
ンク9に貯えられ加圧吸着()工程が行われる。
吸着床Bは前の工程で真空排気により床内が再生
されて真空状態にあり、該床の原料供給管3Bが
吸着床Dの導出管5Dと管17D、弁18Aを介
して連通して、前工程で加圧吸着()工程を終了
して1.5〜3Kg/cm2Gの圧力に保たれた吸着床Dよ
り該床Dの空間に滞留している原料より酸素純度
が高いが製品酸素より酸素純度が低い酸素富化ガ
スが、吸着床Bに並流に導入されると同時に吸着
床Bの導出管5Bに原料タンク9より弁19を介
してのびる逆充填主管20より分岐した管21B
が弁22Bを介して連通して、製品タンク9より
製品酸素ガスが吸着床Bに該床Bを向流方向に導
入される。この結果吸着床Bは真空状態が破ら
れ、そして吸着床Dとの間で約1〜1.5Kg/cm2Gの
圧力に均圧化される加圧均圧化工程が行われる。
又吸着床Cは前工程で床内圧力がほぼ大気圧に減
圧されていて、弁14Cの開操作により、該床C
の原料導入端の管3Cは管13C,弁14Cを介
して排気主管15に、そして更に真空ポンプ16
に連通し、吸着床C内は真空ポンプ16により向
流方向に100〜150トールの圧力迄排気され、これ
により吸着床C内の吸着剤に吸着されている窒素
は脱着して排出する真空排気工程が行われる。更
に吸着床Dは前工程で加圧吸着()工程が行わ
れ、床内は1.5〜3Kg/cm2Gの圧力にあり、弁18
Dの開操作により該床Dの製品酸素導出端の管5
Dは弁17D,18Dを介して、前記加圧均圧化
される真空状態にある吸着床Bの原料供給端の管
3Bに連通して、吸着床D内の空間に滞留する原
料より酸素純度が高く製品酸素より酸素純度が低
い酸素富化ガスが床D内を並流に流れて導出し、
吸着床Bに並流に導入する。そして前記した如く
吸着床Bとの間で1〜1.5Kg/cm2Gの圧力に均圧化
する並流減圧が行われる。
上記の工程が同一時間の間各吸着床で行われた
後、次の第2工程に各吸着床は切り換え操作され
る。
後、次の第2工程に各吸着床は切り換え操作され
る。
即ち第2工程では弁4A,6A,8,11D,
14C,24Bを開状態とし、他の弁は閉状態に
操作される。吸着床Aは第1工程と同様圧縮機1
で1.5〜3Kg/cm2Gに圧縮された原料が管2,3
A、弁4Aを介して導入され、該床内で窒素を吸
着除去して管5Aより90%以上の酸素純度の濃縮
酸素を導出し、弁6A、管7、更に弁8を介して
製品タンク9にこれを製品として採取すると共
に、その濃縮酸素の一部を導出主管7より分岐し
て、管23B、弁24B、流量調整弁25Bを介
して吸着床Bの管5Bに流通せしめて、吸着床B
に該床Bの圧力を吸着圧1.5〜3Kg/cm2G迄昇圧す
るため向流方向に導入する加圧吸着()を行う。
その間吸着床Bは前記した如く吸着床Aで導出さ
れる製品酸素の一部を向流に導入して床内圧力を
吸着圧1.5〜3Kg/cm2G迄昇圧する再加圧工程が行
われ、吸着床Cは前記第1工程と同様真空ポンプ
によつて床内を向流に排気する向流排気の工程が
継続して行われ、又吸着床Dは弁11Dの開によ
り前工程の並流減圧で1〜1.5Kg/cm2Gの圧力とな
つている床内が管10D、弁11D、更に放出主
管12を介して大気と連通し、床内のガスを床内
を向流に流して大気に放出し、床内圧力をほぼ大
気圧にまで減圧する向流減圧工程が行われる。つ
づいて一定時間後第3工程に各吸着床は切り換え
られる。
14C,24Bを開状態とし、他の弁は閉状態に
操作される。吸着床Aは第1工程と同様圧縮機1
で1.5〜3Kg/cm2Gに圧縮された原料が管2,3
A、弁4Aを介して導入され、該床内で窒素を吸
着除去して管5Aより90%以上の酸素純度の濃縮
酸素を導出し、弁6A、管7、更に弁8を介して
製品タンク9にこれを製品として採取すると共
に、その濃縮酸素の一部を導出主管7より分岐し
て、管23B、弁24B、流量調整弁25Bを介
して吸着床Bの管5Bに流通せしめて、吸着床B
に該床Bの圧力を吸着圧1.5〜3Kg/cm2G迄昇圧す
るため向流方向に導入する加圧吸着()を行う。
その間吸着床Bは前記した如く吸着床Aで導出さ
れる製品酸素の一部を向流に導入して床内圧力を
吸着圧1.5〜3Kg/cm2G迄昇圧する再加圧工程が行
われ、吸着床Cは前記第1工程と同様真空ポンプ
によつて床内を向流に排気する向流排気の工程が
継続して行われ、又吸着床Dは弁11Dの開によ
り前工程の並流減圧で1〜1.5Kg/cm2Gの圧力とな
つている床内が管10D、弁11D、更に放出主
管12を介して大気と連通し、床内のガスを床内
を向流に流して大気に放出し、床内圧力をほぼ大
気圧にまで減圧する向流減圧工程が行われる。つ
づいて一定時間後第3工程に各吸着床は切り換え
られる。
第3工程では弁4B,6B,8,14D,18
A,19,22Cが開状態に、その他の弁は閉状
態に操作され、吸着床Aは前工程の加圧吸着()
工程で床内に滞留している酸素富化ガスを並流に
導出して管17A、弁18Aを介して吸着床Cに
導入し、吸着床A内圧力を前工程の1.5〜3Kg/cm2
Gの圧力より1.0〜1.5Kg/cm2Gまで減圧する並流減
圧工程が行われ、吸着床Bは圧縮機1より管2,
3B、弁4Bを介して1.5〜3Kg/cm2Gの圧力に加
圧された原料を導入して、該床Bで窒素分を吸着
除去して管5Bより90%以上に濃縮された濃縮酸
素を導出し、弁6B、管7、弁8を介して製品タ
ンク9にこれを製品として採取する加圧吸着()
工程が行われ、吸着床Cは前工程で床内が真空状
態とされており、前記吸着床Aでの並流減圧工程
で導出される酸素富化ガスが管17A,弁18A
を介して吸着床Cの原料供給端より該床を並流に
導入されると同時に、製品タンク9より弁19、
管20、管21C、弁22C、を介して製品酸素
が吸着床Cの導出管5Cより該床に向流に導入さ
れ、この結果該床Cは真空状態が破られかつ昇圧
して吸着床Aとの間で0.5〜1.5Kg/cm2Gの圧力に均
圧化する加圧均圧化工程が行われ、又吸着床Dは
管13D、弁14D、管15を介して真空ポンプ
16と連通して、床内は向流に排気され、床内の
吸着剤に吸着している窒素を脱着排除し床を再生
する真空排気工程が行われる。これらの第3工程
を一定時間運転した後各吸着床は第4の工程に操
作される。
A,19,22Cが開状態に、その他の弁は閉状
態に操作され、吸着床Aは前工程の加圧吸着()
工程で床内に滞留している酸素富化ガスを並流に
導出して管17A、弁18Aを介して吸着床Cに
導入し、吸着床A内圧力を前工程の1.5〜3Kg/cm2
Gの圧力より1.0〜1.5Kg/cm2Gまで減圧する並流減
圧工程が行われ、吸着床Bは圧縮機1より管2,
3B、弁4Bを介して1.5〜3Kg/cm2Gの圧力に加
圧された原料を導入して、該床Bで窒素分を吸着
除去して管5Bより90%以上に濃縮された濃縮酸
素を導出し、弁6B、管7、弁8を介して製品タ
ンク9にこれを製品として採取する加圧吸着()
工程が行われ、吸着床Cは前工程で床内が真空状
態とされており、前記吸着床Aでの並流減圧工程
で導出される酸素富化ガスが管17A,弁18A
を介して吸着床Cの原料供給端より該床を並流に
導入されると同時に、製品タンク9より弁19、
管20、管21C、弁22C、を介して製品酸素
が吸着床Cの導出管5Cより該床に向流に導入さ
れ、この結果該床Cは真空状態が破られかつ昇圧
して吸着床Aとの間で0.5〜1.5Kg/cm2Gの圧力に均
圧化する加圧均圧化工程が行われ、又吸着床Dは
管13D、弁14D、管15を介して真空ポンプ
16と連通して、床内は向流に排気され、床内の
吸着剤に吸着している窒素を脱着排除し床を再生
する真空排気工程が行われる。これらの第3工程
を一定時間運転した後各吸着床は第4の工程に操
作される。
第4工程では弁4B,6B,8,11A,14
D,24Cを開状態に、その他の弁は閉状態に操
作し、吸着床Aは管10A、弁11A、管12を
介して大気と連通し、該床A内のガスは該床Aを
向流に流れて大気に放出して大気圧迄減圧する減
圧工程が行われ、吸着床Bは前記第3工程と同様
圧縮機1より1.5〜3Kg/cm2Gに加圧された原料が
管2,3B、弁4Bを介して導入され、該床Bで
窒素が吸着除去されて管5Bより90%以上に濃縮
された濃縮酸素を導出し、弁6B、管7、弁8を
介して製品タンク9にこれを製品として採取する
と共に、その一部を管7より分岐して管23C、
弁24C、流量制御弁25Cを介して吸着床Cに
再加圧用ガスとして供給する加圧吸着()の工程
が行われ、吸着床Cは吸着床Bでの加圧吸着()
工程で得られる濃縮酸素の一部が前記した如く管
7より管23Cに分岐されて弁24C、流量調整
弁25Cをそれぞれ介して吸着床Cに向流に導入
して吸着圧1.5〜3Kg/cm2G迄昇圧する再加圧工程
が行われ、又吸着床Dは前記第3工程と同様吸着
床Dの原料導入端を管13D、弁14Dを介して
排気主管15と連結し、該管15とに連結された
真空ポンプ16によつて床内を向流に排気して床
を再生する向流排気工程が継続して行われる。
D,24Cを開状態に、その他の弁は閉状態に操
作し、吸着床Aは管10A、弁11A、管12を
介して大気と連通し、該床A内のガスは該床Aを
向流に流れて大気に放出して大気圧迄減圧する減
圧工程が行われ、吸着床Bは前記第3工程と同様
圧縮機1より1.5〜3Kg/cm2Gに加圧された原料が
管2,3B、弁4Bを介して導入され、該床Bで
窒素が吸着除去されて管5Bより90%以上に濃縮
された濃縮酸素を導出し、弁6B、管7、弁8を
介して製品タンク9にこれを製品として採取する
と共に、その一部を管7より分岐して管23C、
弁24C、流量制御弁25Cを介して吸着床Cに
再加圧用ガスとして供給する加圧吸着()の工程
が行われ、吸着床Cは吸着床Bでの加圧吸着()
工程で得られる濃縮酸素の一部が前記した如く管
7より管23Cに分岐されて弁24C、流量調整
弁25Cをそれぞれ介して吸着床Cに向流に導入
して吸着圧1.5〜3Kg/cm2G迄昇圧する再加圧工程
が行われ、又吸着床Dは前記第3工程と同様吸着
床Dの原料導入端を管13D、弁14Dを介して
排気主管15と連結し、該管15とに連結された
真空ポンプ16によつて床内を向流に排気して床
を再生する向流排気工程が継続して行われる。
このようにして以後所定時間間隔で、それぞれ
の各吸着床は前記8つの工程順序に従つて順次運
転されるよう弁が切り換え操作される。即ち、つ
づく第5工程では弁4C,6C,8,14A,1
8B,19,22Dが開状態に、その他の弁は閉
状態にそれぞれ操作されて、吸着床Aは向流排気
工程、吸着床Bは並流減圧工程、吸着床Cは加圧
吸着()工程、吸着床Dは加圧均圧化工程に運転
され、第6工程では弁4C,6C,8,11B,
14A,24Dが開状態に、その他の弁は閉状態
にそれぞれ操作されて、吸着床Aは向流排気工程
が第5工程に引続いて行われ、吸着床Bは向流減
圧工程が、吸着床Cは加圧吸着()工程が、吸着
床Dは再加圧工程がそれぞれ行われ、又つづく第
7工程では弁4D,6D,8,14B,18C,
19,22Aが開状態に、その他の弁は閉状態に
それぞれ操作されて、吸着床Aは加圧均圧化工程
に、吸着床Bは向流排気工程に、吸着床Cは並流
減圧工程に、又吸着床Dは加圧吸着()工程にそ
れぞれ運転される。更に第8工程では弁4D,6
D,8,11C,14B,24Aが開状態に、そ
の他の弁は閉状態にそれぞれ操作されて、吸着床
Aでは再加圧工程が、吸着床Bでは引続いて向流
排気工程が、吸着床Cでは向流減圧工程が、又吸
着床Dでは加圧吸着()工程がそれぞれ運転され
る。
の各吸着床は前記8つの工程順序に従つて順次運
転されるよう弁が切り換え操作される。即ち、つ
づく第5工程では弁4C,6C,8,14A,1
8B,19,22Dが開状態に、その他の弁は閉
状態にそれぞれ操作されて、吸着床Aは向流排気
工程、吸着床Bは並流減圧工程、吸着床Cは加圧
吸着()工程、吸着床Dは加圧均圧化工程に運転
され、第6工程では弁4C,6C,8,11B,
14A,24Dが開状態に、その他の弁は閉状態
にそれぞれ操作されて、吸着床Aは向流排気工程
が第5工程に引続いて行われ、吸着床Bは向流減
圧工程が、吸着床Cは加圧吸着()工程が、吸着
床Dは再加圧工程がそれぞれ行われ、又つづく第
7工程では弁4D,6D,8,14B,18C,
19,22Aが開状態に、その他の弁は閉状態に
それぞれ操作されて、吸着床Aは加圧均圧化工程
に、吸着床Bは向流排気工程に、吸着床Cは並流
減圧工程に、又吸着床Dは加圧吸着()工程にそ
れぞれ運転される。更に第8工程では弁4D,6
D,8,11C,14B,24Aが開状態に、そ
の他の弁は閉状態にそれぞれ操作されて、吸着床
Aでは再加圧工程が、吸着床Bでは引続いて向流
排気工程が、吸着床Cでは向流減圧工程が、又吸
着床Dでは加圧吸着()工程がそれぞれ運転され
る。
そしてその後引続いて第1工程乃至第8工程の
各工程の運転状態に各吸着床は循環して運転する
よう各弁は所定間隔ごとに切り換え操作して連続
運転される。この結果、90%以上に濃縮された濃
縮酸素が連続的に製品タンク9に採取され貯えら
れる。なお前記切り換え操作される弁のうち弁8
は運転中常に開状態に保たれる手動開閉弁で、弁
19,25A,25B,25C,25Dは流量を
一定に保つ流量調整弁で、その他の弁は電磁弁
で、それぞれの床が前記運転工程順序によつて運
転されるようタイムシーケンスによつて自動的に
開閉操作する方法を採用している。
各工程の運転状態に各吸着床は循環して運転する
よう各弁は所定間隔ごとに切り換え操作して連続
運転される。この結果、90%以上に濃縮された濃
縮酸素が連続的に製品タンク9に採取され貯えら
れる。なお前記切り換え操作される弁のうち弁8
は運転中常に開状態に保たれる手動開閉弁で、弁
19,25A,25B,25C,25Dは流量を
一定に保つ流量調整弁で、その他の弁は電磁弁
で、それぞれの床が前記運転工程順序によつて運
転されるようタイムシーケンスによつて自動的に
開閉操作する方法を採用している。
以上は連続的に濃縮酸素を採取するため4床の
吸着床を用いた場合について説明したが、本発明
はこれに限定されるものでなく、複数床の吸着床
を設置すれば、本発明の主旨を逸脱することなく
適宜実施し得ることは極めて明白である。
吸着床を用いた場合について説明したが、本発明
はこれに限定されるものでなく、複数床の吸着床
を設置すれば、本発明の主旨を逸脱することなく
適宜実施し得ることは極めて明白である。
次に上述の如き本発明の酸素濃縮法を実施した
実施例を以下に示す。
実施例を以下に示す。
吸着床設置数:4床
使用吸着剤と使用量:リンデ社製、モレキユラ
シーブ5A、25Kg/1床 処理空気量:19.9〜21.3Nm3/hr 吸着床:2.5Kg/cm2G、排気真空度:130トール 均圧化圧力:1.5Kg/cm2G、温度15℃ で運転したところ 製品酸素収量:3.1Nm3/hr 製品酸素純度:92% 収率:69% 吸着剤単位量当りの製品酸素収量:31/Kg であつた。
シーブ5A、25Kg/1床 処理空気量:19.9〜21.3Nm3/hr 吸着床:2.5Kg/cm2G、排気真空度:130トール 均圧化圧力:1.5Kg/cm2G、温度15℃ で運転したところ 製品酸素収量:3.1Nm3/hr 製品酸素純度:92% 収率:69% 吸着剤単位量当りの製品酸素収量:31/Kg であつた。
以上のように本発明の酸素濃縮方法によると、
製品酸素を高純度に採取することが可能となるこ
とは勿論のこと、従来該種方法では高純度の製品
酸素を得ようとすると収率が低下することとなつ
ていたのを、本発明方法では、吸着工程終了後の
吸着床空間に滞留する製品として有効な酸素ガス
を廃棄することなく以後に均圧化工程に使用する
と共に本発明の独自の均圧化工程によつて大巾に
収率の向上を図ることが可能となつた。更に本発
明に採用した均圧化工程が床内に有効な酸素成分
よりなる酸素富化ガスと同時に製品酸素ガスを対
向流に導入することにより、酸素富化ガスに含ま
れる不純成分であつて易吸着成分である窒素を床
内に拡散せしめることなく、又その吸着前線の伸
長を抑止せしめると共に、これに使用する前記酸
素富化ガスを導出する床内よりの不純窒素成分の
同伴を低下せしめることとなり、この結果つづい
て操作運転する吸着工程での不純窒素を吸着除去
する床の有効容量を増大することとなり、90%以
上の高純度の酸素を安定して採取し得るばかりで
なく、処理し得る原料量が増加し、前記実施例で
明らかなように吸着剤1Kg当り31/hrの製品収
量が得られ、これは従来該種方法で、前記90%以
上の製品を得る場合の2.5〜3倍の収量であり、
実質的に大巾な性能の向上が図られたものであ
り、工業上実用装置として極めて著しい効果を発
揮するものである。
製品酸素を高純度に採取することが可能となるこ
とは勿論のこと、従来該種方法では高純度の製品
酸素を得ようとすると収率が低下することとなつ
ていたのを、本発明方法では、吸着工程終了後の
吸着床空間に滞留する製品として有効な酸素ガス
を廃棄することなく以後に均圧化工程に使用する
と共に本発明の独自の均圧化工程によつて大巾に
収率の向上を図ることが可能となつた。更に本発
明に採用した均圧化工程が床内に有効な酸素成分
よりなる酸素富化ガスと同時に製品酸素ガスを対
向流に導入することにより、酸素富化ガスに含ま
れる不純成分であつて易吸着成分である窒素を床
内に拡散せしめることなく、又その吸着前線の伸
長を抑止せしめると共に、これに使用する前記酸
素富化ガスを導出する床内よりの不純窒素成分の
同伴を低下せしめることとなり、この結果つづい
て操作運転する吸着工程での不純窒素を吸着除去
する床の有効容量を増大することとなり、90%以
上の高純度の酸素を安定して採取し得るばかりで
なく、処理し得る原料量が増加し、前記実施例で
明らかなように吸着剤1Kg当り31/hrの製品収
量が得られ、これは従来該種方法で、前記90%以
上の製品を得る場合の2.5〜3倍の収量であり、
実質的に大巾な性能の向上が図られたものであ
り、工業上実用装置として極めて著しい効果を発
揮するものである。
第1図は従来の均圧化方法を説明する図、第2
図は本発明に採用した均圧化方法を説明する図、
第3図は本発明方法を説明する系統図、第4図は
本発明方法の工程操作順序図である。 A,B,C,Dは吸着床、1は圧縮機、2は原
料供給主管、3A乃至3Dは供給導管、4A乃至
4D,6A乃至6D,8,11A乃至11D,1
4A乃至14D,18,19,22A乃至22
D,24A乃至24Dは弁、5A乃至5D,17
A乃至17D,21A乃至21Dは管、7は導出
主管、9は製品タンク、10A乃至10Dは放出
管、12は放出主管、13A乃至13Dは排気
管、15は排気主管、16は真空ポンプ、20は
逆充填用主管、23A乃至23Dは再加圧用管、
25A乃至25Dは流量調整弁である。
図は本発明に採用した均圧化方法を説明する図、
第3図は本発明方法を説明する系統図、第4図は
本発明方法の工程操作順序図である。 A,B,C,Dは吸着床、1は圧縮機、2は原
料供給主管、3A乃至3Dは供給導管、4A乃至
4D,6A乃至6D,8,11A乃至11D,1
4A乃至14D,18,19,22A乃至22
D,24A乃至24Dは弁、5A乃至5D,17
A乃至17D,21A乃至21Dは管、7は導出
主管、9は製品タンク、10A乃至10Dは放出
管、12は放出主管、13A乃至13Dは排気
管、15は排気主管、16は真空ポンプ、20は
逆充填用主管、23A乃至23Dは再加圧用管、
25A乃至25Dは流量調整弁である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 窒素を選択的に吸着する吸着剤を充填した複
数の吸着床からなり、該吸着床に空気の如き酸素
及び窒素を含む混合ガスを加圧導入流通せしめ
て、窒素を吸着除去して濃縮酸素を採取する工程
と、前記工程で吸着した窒素を真空吸引により脱
着せしめて吸着床を再生する工程とを前記複数個
の各吸着床を順次切り換え操作して酸素を濃縮す
る方法において、 各吸着床をそれぞれ、 (イ) 吸着床の一端より該床に加圧混合ガスを導入
して、他端より濃縮酸素を採取する加圧吸着工
程、 (ロ) 混合ガスの導入を停止して、吸着床の濃縮酸
素導出端より、並流方向にガスを導出して、他
塔の加圧均圧化のために供給する並流減圧工
程、 (ハ) 吸着床の混合ガス導入端を大気と連通して床
内のガスを向流方向に放出してほぼ大気圧まで
減圧する向流減圧工程、 (ニ) 吸着床の混合ガス導入端を真空ポンプと連通
して床内を向流方向に排気する向流排気工程、 (ホ) 吸着床の混合ガス導入端より他床での並流減
圧工程よりのガスを導入すると同時に、濃縮酸
素導出端より前記加圧吸着工程で得られた濃縮
酸素の一部を導入して、並流減圧工程にある他
の床と均圧化する加圧均圧化工程、 (ヘ) 吸着床の濃縮酸素導出端より前記加圧吸着工
程で得られた濃縮酸素の一部を導入して床内を
吸着圧まで加圧する再加圧工程、 の各工程順序に従つて操作することを特徴とする
酸素濃縮法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13947579A JPS5663804A (en) | 1979-10-29 | 1979-10-29 | Oxygen concentrating method |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13947579A JPS5663804A (en) | 1979-10-29 | 1979-10-29 | Oxygen concentrating method |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5663804A JPS5663804A (en) | 1981-05-30 |
| JPS6238281B2 true JPS6238281B2 (ja) | 1987-08-17 |
Family
ID=15246102
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13947579A Granted JPS5663804A (en) | 1979-10-29 | 1979-10-29 | Oxygen concentrating method |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5663804A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57190629A (en) * | 1981-05-18 | 1982-11-24 | Hitachi Ltd | Method and apparatus for concentrating oxygen |
| JPS61133114A (ja) * | 1984-12-04 | 1986-06-20 | Showa Denko Kk | 富酸素ガスの製造方法 |
| JP6225295B2 (ja) | 2015-09-16 | 2017-11-01 | Semitec株式会社 | 抵抗器及び温度センサ |
| WO2018066473A1 (ja) | 2016-10-07 | 2018-04-12 | Semitec株式会社 | 溶接用電子部品、実装基板及び温度センサ |
-
1979
- 1979-10-29 JP JP13947579A patent/JPS5663804A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5663804A (en) | 1981-05-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2744596B2 (ja) | 供給ガス混合物の比較的吸着力の弱い成分から比較的吸着力の強い成分を選択的に分離する方法 | |
| JP2634022B2 (ja) | 真空スイング吸着法によるガス成分の分離方法 | |
| EP0008882B1 (en) | Separation of multicomponent gas mixtures by pressure swing adsorption | |
| JP3232003B2 (ja) | 圧力スイング式吸着法における還流 | |
| US4892565A (en) | Adsorptive separation utilizing multiple adsorption beds | |
| US5520720A (en) | Pressure swing adsorption process | |
| US6641645B1 (en) | Vacuum swing adsorption process with controlled waste gas withdrawal | |
| US4070164A (en) | Adsorption-desorption pressure swing gas separation | |
| JP3310249B2 (ja) | 1つの吸着器と1つのブロワーを使用する酸素製造方法及び装置 | |
| EP1018359A2 (en) | Pressure swing adsorption process and system with product storage tank(s) | |
| US5441558A (en) | High purity nitrogen PSA utilizing controlled internal flows | |
| JP2002191925A (ja) | 原料ガス分離のための圧力スイング吸着方法 | |
| EP1175934A2 (en) | Improved oxygen production | |
| KR19990044962A (ko) | 진공 압력 순환 흡착 시스템 및 방법 | |
| JPH04227812A (ja) | 空気からの高窒素ガス回収方法 | |
| US6102985A (en) | Pressure swing adsorption process and system with dual product storage tanks | |
| JPH0871350A (ja) | 同時段階圧力変化式吸着方法 | |
| JPH0577604B2 (ja) | ||
| JPH0321207B2 (ja) | ||
| KR20040010623A (ko) | 가스 분리 방법 및 그 장치 | |
| JPH10314531A (ja) | 圧力スイング吸着方法及び装置 | |
| JPH07745A (ja) | ガス分離 | |
| JPH0463726B2 (ja) | ||
| EP0354259B1 (en) | Improved pressure swing adsorption process | |
| US5403385A (en) | Serial flow pressure swing adsorption process for gas separation |