JPS6238302B2 - - Google Patents

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JPS6238302B2
JPS6238302B2 JP7275482A JP7275482A JPS6238302B2 JP S6238302 B2 JPS6238302 B2 JP S6238302B2 JP 7275482 A JP7275482 A JP 7275482A JP 7275482 A JP7275482 A JP 7275482A JP S6238302 B2 JPS6238302 B2 JP S6238302B2
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JP
Japan
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glass
weight
composition
nitrate
amount
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JP7275482A
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JPS58190836A (ja
Inventor
Kazuyoshi Furukawa
Masaru Shinho
Kyoshi Fukuda
Katsujiro Tanzawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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  • Glass Compositions (AREA)
  • Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕 本発明は半導体被覆に用いられる改良したガラ
ス組成物の製造方法に関するものである。 〔発明の技術的背景とその問題点〕 一般に、シリコン単結晶を素材としたダイオー
ド、サイリスタ、トランジスタ等の半導体素子は
信頼性の向上化、高耐圧化を図る目的から、PN
接合部表面をガラス層で被覆、保護する、いわゆ
るガラスパツシベーシヨン化が行なわれている。
このガラスパツシベーシヨン化に用いられるガラ
スは次に挙げられる種々の特性が要求されてい
る。 (1) ガラス被覆によつて高耐圧化が達成され、か
つ逆方向電圧印加時の漏れ電流が限度以下であ
ること。 (2) 被覆された素子を逆バイアスして熱処理す
る、いわゆるブロツキン処理に対して特性劣化
が生じないこと。 (3) 耐酸性や耐水性に優れ、フオトレジストによ
るエツチング処理工程に際して安定なこと。 (4) 熱膨張係数がシリコンに近く、被覆後のガラ
スの割れやウエハーの反りが起こり難いこと。 ところで、従来、半導体被覆用ガラスとして
は、ホウ酸亜鉛系、ケイ酸鉛系のものが使用され
ているが、これらはいずれも上述した4つの特性
を十分満足するものではない。とくに、ホウ酸亜
鉛系のガラスは耐薬品性が劣り、一方ケイ酸鉛系
のガラスは電気特性(特にBT特性)が劣る欠点
があつた。 このようなことから、本出願人は既に耐薬品性
と電気特性(頼類性)の高いSiO2−PbO−ZnO−
RO(Rはアルカリ土類金属)系の半導体被覆用
ガラス組成物を提案した。 一方、半導体素子をガラスで被覆した場合、素
子のシリコンとガラスとの界面に電荷が生じ、こ
の界面電荷密度が素子の電気特性に大きな影響を
与えることが知られている。界面電荷密度は、例
えばガラス粉末を半導体素子に付着させた後、焼
成、流動化してガラス被覆を行なう方法では、焼
成温度や焼成雰囲気によつて若干制御し得るが、
本質的にはガラス自身の性質によつて決まる。し
たがつて、半導体被覆用ガラスの製造にあたつて
は界面電荷密度が適当になるように注意を払う必
要がある。従来、ガラス自身によつて界面電荷密
度を制御するにはガラスの成分比を変えたり、遷
移金属酸化物を微量添加したりすることが行なわ
れている。しかしながら、組成を変えることによ
つてガラス化範囲から外れたり、例え安定なガラ
スであつても信頼性、耐薬品性、熱膨張係数等の
他の必要とする特性が悪化したりして、必ずしも
界面電荷密度を自由に制御することができなかつ
た。特に、前述したSiO2−PbO−ZnO−RO系の
ガラス組成物は高信頼と耐薬品性の両者を満足す
るものであるため、これら特性を損なわずに組成
比を変えて界面電荷密度を制御することは困難で
あつた。 〔発明の目的〕 本発明はSiO2−Pbo−ZnO−RO系のガラス組
成において、その組成比を変えずに、つまり耐薬
品性、初期電気特性(信頼性)、シリコンに近い
熱膨張性等を損なうことなく界面電荷密度を制御
し得る半導体被覆用ガラス組成物の製造方法を提
供しようとするものである。 〔発明の概要〕 本発明はAl2O33〜8重量%、SiO235〜45重量
%、ZnO10〜30重量%、PbO5〜30重量%、B2O31
〜10重量%及びRO(但しRはアルカリ土類金
属)の組成からなるガラス原料を溶融するに際
し、該ガラス原料に硝酸塩を硝酸イオンに換算し
て1〜10重量%添加して溶融することを特徴とす
るものである。 本発明のガラス原料は耐薬品性が極めて高いに
もかかわらず、電気特性、とりわけ温度に対する
安定性が良好であることである。例えば、2倍に
うすめた硝酸水溶液に80℃で5分間浸漬しても全
く変質が見られず、かつシリコン基板上にガラス
の薄い層を形成させ、Alなどの電極をその上に
形成させた、いわゆるMIS素子を製作し、1.7×
105V/cmの印加電圧を175℃で10時間処理した場
合の界面電荷の変動量は2×1011/cm2以下であ
る。従来知られているケイ酸鉛系ガラスでは上記
耐酸性テストは満足できるが、界面電荷の評価で
は、高々120℃の処理で1012/cm以上になつてし
まう。また、ホウ酸ガラスでは上記の界面チヤー
ジテストは満足するが、耐酸性テストでは1秒間
の浸漬で1μm以上エツチングされてしまう。 このように本発明のガラス原料が高特性を示す
理由は、ガラス中のSiO2濃度が高く、かつPbO濃
度が低い組成で安定したガラスの組成を見い出し
たことにある。耐酸性を向上させるには、ガラス
中のSiO2濃度を高くする、例えば50モル%付近
又はそれ以上にする必要がある。しかし、ZnO−
B2O3−SiO2系のガラスではSiO2を高々20重量
%、モル濃度で約25%程度でガラス化範囲からは
ずれる。このため、SiO250モル%付近以上まで
安定なガラスを形成するにはどうしてもZnOの大
部分をPbOで置き換える必要があつた。しかし、
このようにすると基本組成がSiO2−PbO−B2O3
系になつてしまい電気特性の温度安定性が損なわ
れる。 そこで、本発明はBaO、SrO、CaOなどのアル
カリ土類金属酸化物をもう一つのガラス成分とし
て配合することによつて前記相反する事象を解消
した。アルカリ土類金属酸化物を一成分とした高
SiO2濃度のガラスは公知である。しかし、この
系のガラス組成物は熱膨張係数が極めて大きくな
るため、シリコンへの被覆が事実上不可能となる
こと、良好な素子特性が得られないことなどによ
り、これまで半導体被覆用のガラスとしては使用
されていなかつた。これに対し本発明はアルカリ
土類金属酸化物の配合量や配合比などを最適化
し、電気特性に悪影響を与えない範囲でPbOを配
合し、その他B2O3やAl2O3などのを添加すると共
にその配合量を規制することによつて、ZnOが10
〜30重量%高いにもかかわらず、SiO2濃度が35
〜45重量%と高濃度まで安定的に配合でき、しか
も熱膨張係数が5×10-7/℃以下で、シリコンと
の接着が充分可能な既述した優れた諸特性を有す
るに至つたものである。 しかして、本発明は上述した組成のガラス原料
に硝酸塩を硝酸イオンの換算で所定量添加して溶
融することによつて、何んらガラス原料の組成比
を変えることなく、勿論その種々の特性を阻害す
ることなく半導体素子への被覆に際し界面電荷密
度を減少できる半導体被覆用ガラス組成物を製造
し得る方法を見い出した。 なお、上述した組成のガラスで充分に電気特性
に耐えるが、更にBi2O3、CeO2、In2O3、MnO2
P2O5、Sb2O3、Ta2O5、V2O3、Y2O3、WO3
MoO3、ZrO2及びNb2O5の少なくとも1種を2重
量%以下配合することによつて、電気特性、特に
熱的な安定性を向上できる。 次に、本発明方法に用いるガラス原料の各成分
割合を限定した理由を以下に述べる。 (i) Al2O3 Al2O3は耐薬品性の向上、分相抑制に寄与す
るものであり、その量を3重量%末満にする
と、ガラス組成物の分相、失透を招き、かとい
つてその量が8重量%を越えると、ガラス組成
物の溶融温度が著しく高くなり、被膜形成が困
難となると共にシリコンとの界面の負電荷が多
くなり過ぎ、逆方向電圧印加時の漏れ電流が許
容限界を越える。 (ii) SiO2 SiO2は耐薬品性向上に必要な成分であり、
その量を35重量%末満にすると、耐薬品性の向
上化が充分期待できず、一方その量が45重量%
越えると、溶融温度が著しく高くなり過ぎ、被
膜形成が困難となり、更にガラス組成物の分
相、失透を誘引する。 (iii) ZnO ZnOは電気特性の向上、及び溶融温度の低下
に寄与するものである。ZnOの量を10重量%未
満にすると、電気特性の向上化、溶融温度の低
減化を充分発揮できず、一方その量が30重量%
を越えると、ガラス組成物の失透化が増大して
不安定となる。 (vii) PbO PbOは電気特性の向上とガラスの低融化、安
定化に寄与する成分である。PbOの量を5重量
%未満にすると、PbOの配合による効果が充分
期待できず、かといつてその量が30重量%を越
えると、ガラス組成物の電気特性の低下、特に
温度に対する安定性が損なわれる。 (v) B2O3 B2O3はガラス組成物の低融化、安定化に寄
与する成分である。B2O3の量を1重量%未満
にすると所期の目的である低融化、安定化の効
果充分発揮できず、かといつて10重量%を越え
ると、ガラス組成物の分相と結晶化を招く。 (vi) RO(BaO、MgO、SrO、CaO) アルカリ土類金属酸化物はガラス組成物の安
定化と電気特性の向上に寄与する。ROの量を
3重量%未満にすると、逆方向漏れ電流が大き
くなり、かといつて15重量%を越えると、ガラ
ス組成物中の熱膨張係数が大きくなると共に、
溶融温度が著しく高くなり、ガラスの製造やシ
リコンへの被覆が困難となる。特に、ROとし
てBaOを必須成分として配合すれば、電気特性
をより効果的に改善できる。 (vii) Bi2O3、CeO2、In2O3、MnO2、P2O5
Sb2O3、Ta2O5、V2O5、Y2O3、WO3、MoO3
ZrO2、Nb2O3 これらの成分は電気特性を更に向上させるの
に寄与する。また、これらの成分の配合によつ
て逆方向漏れ電流の減少、BT特性の向上が見
られるが、その量(又は2種以上の量)が2重
量%を越えると、反対に逆方向漏れ電流の増加
やガラス組成物の失透を招く。 次に、本発明方法を詳細に説明する。 まず、高純度シリカ、アルミナ、ホウ酸、亜鉛
華炭酸バリウム、炭酸ストロンチウム、鉛丹、そ
の他金属酸化物を目標組成となるように秤量、混
合してガラス原料を調整する。つづいて、このガ
ラス原料に硝酸塩を硝酸イオン換算にて1〜10重
量%添加する。ここに用いる硝酸塩としては、例
えば硝酸マグネシウム、硝酸カルシウム、硝酸ス
トロンチウム、硝酸バリウム、硝酸亜鉛、硝酸ア
ルミニウム、硝酸鉛等を挙げることができる。但
し、硝酸塩の添加によりそれを構成する金属(マ
グネシウム等)によつて前記原料中の酸化物成分
のバランスがくずれる場合、その硝酸塩の添加に
応じて酸化物成分の他の原料の配合量を減少させ
ることが望ましい。特に硝酸塩の中で硝酸バリウ
ムは潮解性がなく取扱い易いため有効である。硝
酸塩の添加量を上記範囲に限定した理由は、その
添加量を硝酸イオン換算で1重量%未満にする
と、被覆時の界面電荷密度の減少を達成できず、
かといつて10重量%を越えるとガラスの均質性を
阻害するからである。次いで、硝酸塩を添加した
ガラス原料を例えば白金ルツボに入れ電気炉等で
1400℃以上の温度下にて溶融、撹拌して半導体被
覆用ガラス組成物を製造する。 なお、上述した方法で得たガラス組成物を半導
体に被覆するには、ガラス組成物を氷砕、水冷ロ
ーラ等で粗粉し、更にボールミル等で粉砕した
後、適当な粒度に篩分け、この粉末を電着法、沈
降法、ドクターブレード法等で半導体素子上に塗
布し、ひきつづき焼成して緻密化する。 〔発明の実施例〕 次に、本発明の実施例を説明する。 実施例 1〜12 まず、下記第1表に示す組成割合の異なる12種
のガラスを用意した。これらのガラスには原料に
硝酸バリウムをBaO換算で3重量%夫夫添加し
た。電気炉内の白金ルツボに各原料を夫々収容
し、1420℃で3時間溶融した。 得られた各ガラスについて熱膨張係数、耐薬品
性、素子に被覆した際の素子の耐圧、漏れ電流、
並びに界面電荷密度を調べた。その結果を下記第
2表〜第4表に示す。また、各表には第1表と同
組成で硝酸塩を添加しない以外同様に製造された
ガラスの特性を比較例として併記する。 なお、熱膨張係数、耐薬品性、耐圧、漏れ電流
並びに界面電荷密度は次のような試験により求め
た。 (1) 熱膨張係数 干渉膨張計を使用して100〜300℃の温度下で
の平均熱膨張係数を測定した。 (2) 耐薬品性 ガラス組成物の塊りの一面を鏡面研摩し、そ
の半面をエポキシ樹脂もしくはアピエゾンワツ
クスで被つた後、第2表に示す薬品中で裸面の
エツチングを行ない、被覆面との段差からガラ
ス組成物のエツチング深さを求め、耐薬品性と
して評価した。 (3) 初期電気特性 ボールミルで粉砕し、325メツシユの篩を通
過した各ガラス粉を図に示す如くシリコンダイ
オード素子1のpn接合部に塗布し、700〜820
℃で焼成してガラス被覆2を形成し、更に該素
子1の上面にAl電極3を形成した後、その下
面に半田電極4を形成しメサ型ダイオードを製
作した。そして、これらダイオードの耐圧(ブ
レークダウンが生じる電圧値)、並びに逆方向
に600Vの電圧を印加した時の漏れ電流を求
め、第3表に示した。 (4) 界面電荷密度 各ガラスをボールミルで粉砕し、325メツシ
ユの篩を通過させ、更にこれら粉末を粉砕した
後、比抵抗3.5〜5.5Ωcmのn型シリコンウエハ
上に沈降法により付着させ、酸素気流中、810
℃で15分間焼成してガラス被覆を形成し、ひき
つづき該ガラス被覆上に0.5mmφのアルミニウ
ム電極をマスク蒸着してアルミニウム/ガラ
ス/シリコン構造のMISバラクダイオートを製
作した。これらMIS素子のC―V特性からガラ
スとシリコンの界面電荷密度を求め、第4表に
示した。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
〔発明の効果〕
以上詳述した如く、本発明によればSiO2−PbO
−ZnO−RO系のガラス組成において、その組成
比を変えずに、それ自体の耐薬品性、初期電気特
性(信頼性)、シリコンに近い熱膨張性等を損な
うことなく半導体素子への被覆時の界面電荷密度
を減少でき、もつて半導体の高耐化、保護効果を
長期間安定に発揮し得るガラス組成物の製造方法
を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
図はガラス膜の電気特性を評価するのに用いた
メサ型ダイオードの概略図である。 1…シリコンダイオード素子、2…ガラス膜、
3…アルミニウム電極、4…半田電極。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 Al2O33〜8重量%、SiO235〜45重量%、
    ZnO10〜30重量%、PbO5〜30重量%、B2O31〜10
    重量%及びRO(但しRはアルカリ土類金属)3
    〜15重量%の組成からなるガラス原料を溶融する
    に際し、該ガラス原料に硝酸塩を硝酸イオンに換
    算して1〜10重量%添加して溶融することを特徴
    とする半導体被覆用ガラス組成物の製造方法。 2 ガラス原料にBi2O3、CeO2、In2O3、MnO2
    P2O5、Sb2O5、Ta2O5、Y2O3、WO3、MoO3
    ZrO2及びNb2O5のうちの少なくとも1種を2重量
    %以下配合したことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の半導体被覆用ガラス組成物の製造方
    法。
JP7275482A 1982-04-30 1982-04-30 半導体被覆用ガラス組成物の製造方法 Granted JPS58190836A (ja)

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