JPS623934B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS623934B2 JPS623934B2 JP54173302A JP17330279A JPS623934B2 JP S623934 B2 JPS623934 B2 JP S623934B2 JP 54173302 A JP54173302 A JP 54173302A JP 17330279 A JP17330279 A JP 17330279A JP S623934 B2 JPS623934 B2 JP S623934B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shutter
- cam
- lens
- motor
- cam ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Focusing (AREA)
- Shutters For Cameras (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、モーター駆動式のレンズシヤツタ
ー、更に詳しくは、絞り羽根を兼用するシヤツタ
ー羽根をモーターによつて駆動するようにしたレ
ンズシヤツターに関する。
ー、更に詳しくは、絞り羽根を兼用するシヤツタ
ー羽根をモーターによつて駆動するようにしたレ
ンズシヤツターに関する。
周知のように、レンズシヤツターには、シヤツ
ター羽根が絞り羽根を兼用していて、シヤツター
羽根が完全に開ききらないうちに閉じ始めるよう
にしたプログラムシヤツターがある。このような
レンズシヤツターは、被写体の明るさによりシヤ
ツター速度と絞り値との組合せが一義的に定まる
ので、その露出制御方式はプログラム露出制御方
式となる。
ター羽根が絞り羽根を兼用していて、シヤツター
羽根が完全に開ききらないうちに閉じ始めるよう
にしたプログラムシヤツターがある。このような
レンズシヤツターは、被写体の明るさによりシヤ
ツター速度と絞り値との組合せが一義的に定まる
ので、その露出制御方式はプログラム露出制御方
式となる。
また、従来のこの種レンズシヤツターには、シ
ヤツター羽根の駆動力を、シヤツターレリーズ釦
の押圧力の蓄勢によつて得るエバーセツトタイプ
のものや、電磁石の励磁力によつて得るもの等が
ある。しかし、上記エバーセツトタイプのレンズ
シヤツターは、シヤツターレリーズ杆の作動スト
ロークが長くなるため、カメラ振れを起こし易い
と共に、シヤツターチヤンスを逃し易いという欠
点がある。また、上記電磁石の励磁力によつてシ
ヤツター羽根の駆動力を得るタイプのものは、作
動機構が複雑になると共に、製造コストが高くな
るという欠点がある。
ヤツター羽根の駆動力を、シヤツターレリーズ釦
の押圧力の蓄勢によつて得るエバーセツトタイプ
のものや、電磁石の励磁力によつて得るもの等が
ある。しかし、上記エバーセツトタイプのレンズ
シヤツターは、シヤツターレリーズ杆の作動スト
ロークが長くなるため、カメラ振れを起こし易い
と共に、シヤツターチヤンスを逃し易いという欠
点がある。また、上記電磁石の励磁力によつてシ
ヤツター羽根の駆動力を得るタイプのものは、作
動機構が複雑になると共に、製造コストが高くな
るという欠点がある。
更に、上記両タイプのレンズシヤツターでは、
シヤツター羽根の開き始めからシヤツター羽根の
全開または半開までの開口曲線が直線状になるの
で、その開口特性は三角波特性または台形波特性
となる(第6図点線参照)。このため、全露出時
間に対する有効露出時間の比率を高めるのに限界
があり、高速シヤツター秒時が得にくいという欠
点がある。そして、開口特性が三角波特性の場合
と台形波特性の場合とで、露光時間の制御方式が
異なるので、両場合で露光時間制御回路を切り換
える必要があり、制御回路も複雑になるという欠
点がある。
シヤツター羽根の開き始めからシヤツター羽根の
全開または半開までの開口曲線が直線状になるの
で、その開口特性は三角波特性または台形波特性
となる(第6図点線参照)。このため、全露出時
間に対する有効露出時間の比率を高めるのに限界
があり、高速シヤツター秒時が得にくいという欠
点がある。そして、開口特性が三角波特性の場合
と台形波特性の場合とで、露光時間の制御方式が
異なるので、両場合で露光時間制御回路を切り換
える必要があり、制御回路も複雑になるという欠
点がある。
本発明の目的は、上記従来の欠点を解消するた
めに、正逆回転可能な駆動用モーターによつてカ
ム部材を往復動させて、シヤツター羽根の開閉を
行なうようにした、モーター駆動式のレンズシヤ
ツターを提供するにある。
めに、正逆回転可能な駆動用モーターによつてカ
ム部材を往復動させて、シヤツター羽根の開閉を
行なうようにした、モーター駆動式のレンズシヤ
ツターを提供するにある。
本発明によれば、シヤツター羽根の開閉をモー
ターで行なうため、シヤツターレリーズに先立つ
シヤツターチヤージが不要となり、戻しばね、電
磁石等からなるチヤージ機構が不要となるので、
機構が極めて簡単になると共に、故障が少なくな
る。
ターで行なうため、シヤツターレリーズに先立つ
シヤツターチヤージが不要となり、戻しばね、電
磁石等からなるチヤージ機構が不要となるので、
機構が極めて簡単になると共に、故障が少なくな
る。
また、純電気的にシヤツターレリーズスイツチ
を作動させることができるため、シヤツターレリ
ーズ釦の機構が簡単になり、その押下ストローク
も自由に設定することができる。
を作動させることができるため、シヤツターレリ
ーズ釦の機構が簡単になり、その押下ストローク
も自由に設定することができる。
さらに、カムの形状を適当に選定することによ
り、シヤツターの開口曲線を非線型のものとする
ことができ、同一露光々量をフイルム面に与える
に要する全露出時間を、従来のシヤツターに較べ
て短くすることができる。よつて高速シヤツター
秒時を得ることが可能となる。
り、シヤツターの開口曲線を非線型のものとする
ことができ、同一露光々量をフイルム面に与える
に要する全露出時間を、従来のシヤツターに較べ
て短くすることができる。よつて高速シヤツター
秒時を得ることが可能となる。
また、露出制御をフイルム面からの反射光を直
接測光することによつて行なえば、シヤツターの
開口曲線の形状をどのようなものとすることもで
きる。
接測光することによつて行なえば、シヤツターの
開口曲線の形状をどのようなものとすることもで
きる。
さらにまた、シヤツター全開時のカム孔部と同
一半径上に同部を延長するようにシヤツター全開
用カム孔部を設けてあるので、シヤツター全開時
にモーターを止めずにシヤツターの全開状態を保
てる。よつて、長時間露光を行なう際にもモータ
ーを停止させる必要がなく、露光時間制御回路の
構成が簡単になる。
一半径上に同部を延長するようにシヤツター全開
用カム孔部を設けてあるので、シヤツター全開時
にモーターを止めずにシヤツターの全開状態を保
てる。よつて、長時間露光を行なう際にもモータ
ーを停止させる必要がなく、露光時間制御回路の
構成が簡単になる。
また、シヤツター羽根の開閉動作と撮影レンズ
の距離調節とを同一のモーターで行なうようにす
れば、モーターの占めるスペースが小さくなり、
小型、軽量のカメラを実現することができる。
の距離調節とを同一のモーターで行なうようにす
れば、モーターの占めるスペースが小さくなり、
小型、軽量のカメラを実現することができる。
以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明す
る。
る。
第1図および第2図に示すように、本発明のレ
ンズシヤツターは、カメラの筐体1の前部に配設
されていて、レンズ鏡枠3に保持された可動レン
ズ群4と、カメラの不動部材2に取り付けられた
固定レンズ5と、上記可動レンズ群4と固定レン
ズ5との間に開閉自在に配設された2枚のシヤツ
ター羽根6a,6bと、カメラの不動部材2に回
転自在に装着された、カム部材としての距離設定
兼シヤツター開閉用カムリング7と、このカムリ
ング7を往復回動させる正逆回転可能な駆動用モ
ーター8とによつて、その主要部が構成されてい
る。
ンズシヤツターは、カメラの筐体1の前部に配設
されていて、レンズ鏡枠3に保持された可動レン
ズ群4と、カメラの不動部材2に取り付けられた
固定レンズ5と、上記可動レンズ群4と固定レン
ズ5との間に開閉自在に配設された2枚のシヤツ
ター羽根6a,6bと、カメラの不動部材2に回
転自在に装着された、カム部材としての距離設定
兼シヤツター開閉用カムリング7と、このカムリ
ング7を往復回動させる正逆回転可能な駆動用モ
ーター8とによつて、その主要部が構成されてい
る。
上記カムリング7は、中央部に不動部材2への
装着用開口7aが穿設されたドーナツツ状の円板
で形成されていて、第3図に示すように、その外
周面のほゞ3/4に亘る部分には、同リング7への
駆動力を受けるためのセクター歯車7bが刻設さ
れている。このセクター歯車7bには、伝達用歯
車9が噛合していて、この伝達用歯車9は回転軸
11、ウオームホイール12、ウオーム13を介
して上記駆動用モーター8の出力軸8aから回転
力を伝達されるようになつている。よつて、モー
ター8が正逆回転することにより、カムリング7
が往復回動するようになつている。また、カムリ
ング7の円環状板部には、距離設定兼シヤツター
開閉用カム孔15が穿設されており、同カム孔1
5内には、シヤツター羽根6a,6bを開閉動作
させる駆動部材としてのシヤツター開閉用駆動ピ
ン14が嵌入されている。
装着用開口7aが穿設されたドーナツツ状の円板
で形成されていて、第3図に示すように、その外
周面のほゞ3/4に亘る部分には、同リング7への
駆動力を受けるためのセクター歯車7bが刻設さ
れている。このセクター歯車7bには、伝達用歯
車9が噛合していて、この伝達用歯車9は回転軸
11、ウオームホイール12、ウオーム13を介
して上記駆動用モーター8の出力軸8aから回転
力を伝達されるようになつている。よつて、モー
ター8が正逆回転することにより、カムリング7
が往復回動するようになつている。また、カムリ
ング7の円環状板部には、距離設定兼シヤツター
開閉用カム孔15が穿設されており、同カム孔1
5内には、シヤツター羽根6a,6bを開閉動作
させる駆動部材としてのシヤツター開閉用駆動ピ
ン14が嵌入されている。
上記カム孔15は、第3図に示すように、シヤ
ツター羽根6a,6bの閉成状態に対応するよう
に、開口7a寄りの同一半径上に部分円弧状に穿
設された距離設定用カム孔部15a(符号αとβ
とで示す間の部分)と、シヤツター羽根6a,6
bを閉成状態から開放開始直前状態にするための
シヤツター開放準備用カム孔部15b(符号βと
γとで示す間の部分)と、シヤツター羽根6a,
6bを開放開始状態から全開状態にするためのシ
ヤツター開放用カム孔部15c(符号γとδとで
示す間の部分)と、シヤツター羽根6a,6bの
全開状態に対応するように、カムリング7の周縁
部寄りの同一半径上に部分円弧状に穿設されたシ
ヤツター全開用カム孔部15d(符号δとεとで
示す間の部分)とが、順次連設されて形成されて
いる。
ツター羽根6a,6bの閉成状態に対応するよう
に、開口7a寄りの同一半径上に部分円弧状に穿
設された距離設定用カム孔部15a(符号αとβ
とで示す間の部分)と、シヤツター羽根6a,6
bを閉成状態から開放開始直前状態にするための
シヤツター開放準備用カム孔部15b(符号βと
γとで示す間の部分)と、シヤツター羽根6a,
6bを開放開始状態から全開状態にするためのシ
ヤツター開放用カム孔部15c(符号γとδとで
示す間の部分)と、シヤツター羽根6a,6bの
全開状態に対応するように、カムリング7の周縁
部寄りの同一半径上に部分円弧状に穿設されたシ
ヤツター全開用カム孔部15d(符号δとεとで
示す間の部分)とが、順次連設されて形成されて
いる。
上記シヤツター羽根6a,6bは、周知のバリ
オ型シヤツターで形成されていて、上記カムリン
グ7の後方位置に配設されている。即ち、両シヤ
ツター羽根6a,6bは、基部を支軸16a,1
6bによつてそれぞれ回動自在に支持されている
と共に、その基部に穿設された長孔17a,17
bに上記駆動ピン14が嵌入している。これによ
り、上記シヤツター羽根6a,6bは、駆動ピン
14が矢印aで示す方向に移動することによつて
開閉作動されるようになつている。
オ型シヤツターで形成されていて、上記カムリン
グ7の後方位置に配設されている。即ち、両シヤ
ツター羽根6a,6bは、基部を支軸16a,1
6bによつてそれぞれ回動自在に支持されている
と共に、その基部に穿設された長孔17a,17
bに上記駆動ピン14が嵌入している。これによ
り、上記シヤツター羽根6a,6bは、駆動ピン
14が矢印aで示す方向に移動することによつて
開閉作動されるようになつている。
また、上記レンズ鏡枠3は、上記カムリング7
の前方位置に、回動しながら前後に移動し得るよ
うに配設されている。即ち、鏡枠3は、後部の小
径筒部の外周面に刻設された雄のヘリコイドギヤ
ー3aを、不動部材2に刻設された雌のヘリコイ
ドギヤー2aに螺合させることによつて、回動し
て前後動するようになつている。また、鏡枠3の
前部の大径筒部は、カメラの筐体1の一部によつ
て摺動自在に嵌合されている。そして、上記後部
の小径筒部と前部の大径筒部との境界部には、鍔
部18が突設されている。この鍔部18には、そ
の外周面部の一部に距離設定用のラチエツト部1
8aと鏡枠3に駆動力を伝達するための段部18
bとがそれぞれ形成されている。上記段部18b
には、上記カムリング7に植設された距離設定用
の駆動ピン19が係合していて、カムリング7が
反時計方向に回動すると、ピン19によつて鏡枠
3が回動せられて、前方に向けて繰り出されるよ
うになつている。また、上記ラチエツト部18a
の歯列は、カメラにおいて距離設定し得るゾーン
フオーカスの設定数および設定位置に対応するよ
うに形成されていて、同部18aには鏡枠3を停
止するための、爪部材21の下端爪部21aが掛
合し得るように延び出している。この爪部材21
は、逆h状に形成された板体の左上方延出腕を後
方に向けて折り曲げて解除片21bとすると共
に、右上方延出腕の基部を支軸22に揺動自在に
支持されている。そして、この爪部材21は、右
上方延出腕の自由端部に一端が係着された緊縮性
のコイルばね23によつて、常時反時計方向に回
動する習性が与えられている。この習性は、下端
爪部21aが上記ラチエツト部18aに掛合する
ことによつて規制されている。また、上記支軸2
2には、逆L字状の解除レバー24が揺動自在に
支持されている。この解除レバー24の左方延出
腕は、上記爪部材21の解除片21bの下位にま
で延び出していて、同レバー24が時計方向に揺
動したときに、解除片21bを押し動かして爪部
材21をコイルばね23の弾力に抗して反時計方
向に揺動させて、爪部21aとラチエツト部18
aの掛合を外すようになつている。そして、この
解除レバー24の垂下腕の先端部には、緊縮性の
コイルばね25の一端が係着されていて、同レバ
ー24を時計方向に揺動するように常時附勢して
いる。このばね25の弾力は、上記ばね23の弾
力より弱いものに選定されていて、このばね25
の弾力のみによつて爪部材21が揺動されること
はない。しかし、上記解除レバー24の垂下腕に
係合し得るように、先端部が延び出した解除ピン
26が上記カムリング7に植立されているので、
同ピン26が垂下腕24の右方にある位置からカ
ムリング7が回動したときに、ピン26がレバー
24の垂下腕に当接し、解除レバー24を押し動
かして、強制的に爪部材21を揺動させ、爪部2
1aとラチエツト部18aの掛合を解除し得るよ
うになつている。なお、上記レンズ鏡枠3の鍔部
18に植設されたピン27に緊縮性のコイルばね
28の一端が係着されていて、鏡枠3は常時時計
方向に回動するように付勢されている。よつて、
爪部21aとラチエツト部18aとの掛合が解除
されたときには、鏡枠3は最もカメラがわに繰り
込まれた位置まで自動的に復動するようになつて
いる。
の前方位置に、回動しながら前後に移動し得るよ
うに配設されている。即ち、鏡枠3は、後部の小
径筒部の外周面に刻設された雄のヘリコイドギヤ
ー3aを、不動部材2に刻設された雌のヘリコイ
ドギヤー2aに螺合させることによつて、回動し
て前後動するようになつている。また、鏡枠3の
前部の大径筒部は、カメラの筐体1の一部によつ
て摺動自在に嵌合されている。そして、上記後部
の小径筒部と前部の大径筒部との境界部には、鍔
部18が突設されている。この鍔部18には、そ
の外周面部の一部に距離設定用のラチエツト部1
8aと鏡枠3に駆動力を伝達するための段部18
bとがそれぞれ形成されている。上記段部18b
には、上記カムリング7に植設された距離設定用
の駆動ピン19が係合していて、カムリング7が
反時計方向に回動すると、ピン19によつて鏡枠
3が回動せられて、前方に向けて繰り出されるよ
うになつている。また、上記ラチエツト部18a
の歯列は、カメラにおいて距離設定し得るゾーン
フオーカスの設定数および設定位置に対応するよ
うに形成されていて、同部18aには鏡枠3を停
止するための、爪部材21の下端爪部21aが掛
合し得るように延び出している。この爪部材21
は、逆h状に形成された板体の左上方延出腕を後
方に向けて折り曲げて解除片21bとすると共
に、右上方延出腕の基部を支軸22に揺動自在に
支持されている。そして、この爪部材21は、右
上方延出腕の自由端部に一端が係着された緊縮性
のコイルばね23によつて、常時反時計方向に回
動する習性が与えられている。この習性は、下端
爪部21aが上記ラチエツト部18aに掛合する
ことによつて規制されている。また、上記支軸2
2には、逆L字状の解除レバー24が揺動自在に
支持されている。この解除レバー24の左方延出
腕は、上記爪部材21の解除片21bの下位にま
で延び出していて、同レバー24が時計方向に揺
動したときに、解除片21bを押し動かして爪部
材21をコイルばね23の弾力に抗して反時計方
向に揺動させて、爪部21aとラチエツト部18
aの掛合を外すようになつている。そして、この
解除レバー24の垂下腕の先端部には、緊縮性の
コイルばね25の一端が係着されていて、同レバ
ー24を時計方向に揺動するように常時附勢して
いる。このばね25の弾力は、上記ばね23の弾
力より弱いものに選定されていて、このばね25
の弾力のみによつて爪部材21が揺動されること
はない。しかし、上記解除レバー24の垂下腕に
係合し得るように、先端部が延び出した解除ピン
26が上記カムリング7に植立されているので、
同ピン26が垂下腕24の右方にある位置からカ
ムリング7が回動したときに、ピン26がレバー
24の垂下腕に当接し、解除レバー24を押し動
かして、強制的に爪部材21を揺動させ、爪部2
1aとラチエツト部18aの掛合を解除し得るよ
うになつている。なお、上記レンズ鏡枠3の鍔部
18に植設されたピン27に緊縮性のコイルばね
28の一端が係着されていて、鏡枠3は常時時計
方向に回動するように付勢されている。よつて、
爪部21aとラチエツト部18aとの掛合が解除
されたときには、鏡枠3は最もカメラがわに繰り
込まれた位置まで自動的に復動するようになつて
いる。
一方、上記カムリング7の外周縁部の一部に
は、F字状の導電性の板ばね部材でなる可動接片
31が固設されている。この可動接片31には、
一対の接点が設けられており、基板32上に形成
された共通端子33と回動角検知用端子34a〜
34dのうちの一つとにそれぞれ接触している。
そして、これら共通端子33と回動角検知用端子
34a〜34dとは、カメラの撮影距離設定動
作、シヤツターレリーズ動作等の一連の動作を制
御する、集積回路等で形成された制御回路35に
それぞれ接続されている。この制御回路35に
は、距離が例えば無限大、3m、1.5m、0.8mに
それぞれ順次対応する距離設定用押釦スイツチ3
6a〜36dがそれぞれ接続されている。また、
シヤツターレリーズ用の押釦スイツチ37も接続
されている。
は、F字状の導電性の板ばね部材でなる可動接片
31が固設されている。この可動接片31には、
一対の接点が設けられており、基板32上に形成
された共通端子33と回動角検知用端子34a〜
34dのうちの一つとにそれぞれ接触している。
そして、これら共通端子33と回動角検知用端子
34a〜34dとは、カメラの撮影距離設定動
作、シヤツターレリーズ動作等の一連の動作を制
御する、集積回路等で形成された制御回路35に
それぞれ接続されている。この制御回路35に
は、距離が例えば無限大、3m、1.5m、0.8mに
それぞれ順次対応する距離設定用押釦スイツチ3
6a〜36dがそれぞれ接続されている。また、
シヤツターレリーズ用の押釦スイツチ37も接続
されている。
上記回動角検出用端子34a〜34dは、反時
計回りに順次形成されており、その形成位置は上
記ラチエツト部18aの各歯の形成位置に対応す
るようになつている。また、回動角検知用端子3
4a〜34dは、上記距離設定用押釦スイツチ3
6a〜36dにそれぞれ対応している。そして、
上記制御回路35は、レンズ鏡枠3の繰り出し位
置を、即ちカムリング7の回動量を可動接片31
による回動角検知用端子34a〜34dの1つと
共通端子33との電気的接続によつて検出するよ
うになつている。さらに、この検出位置が押釦ス
イツチ36a〜36dのいずれか1つの押下によ
つて選択された撮影距離に合致したときに、回路
35は図示されない駆動回路を通じて駆動用モー
ター8を反転させるようになつている。なお、モ
ーター8の回転が、制御回路35を通じてシヤツ
ターレリーズ用押釦スイツチ37の押下によつて
開始されることは云うまでもない。
計回りに順次形成されており、その形成位置は上
記ラチエツト部18aの各歯の形成位置に対応す
るようになつている。また、回動角検知用端子3
4a〜34dは、上記距離設定用押釦スイツチ3
6a〜36dにそれぞれ対応している。そして、
上記制御回路35は、レンズ鏡枠3の繰り出し位
置を、即ちカムリング7の回動量を可動接片31
による回動角検知用端子34a〜34dの1つと
共通端子33との電気的接続によつて検出するよ
うになつている。さらに、この検出位置が押釦ス
イツチ36a〜36dのいずれか1つの押下によ
つて選択された撮影距離に合致したときに、回路
35は図示されない駆動回路を通じて駆動用モー
ター8を反転させるようになつている。なお、モ
ーター8の回転が、制御回路35を通じてシヤツ
ターレリーズ用押釦スイツチ37の押下によつて
開始されることは云うまでもない。
さらに、上記制御回路35には、被写体光Lの
フイルム38の表面での反射光を直接測光するた
めの測光用受光素子39が接続されている。この
測光用受光素子39は、シヤツター羽根6a,6
bの開放時に、可動レンズ群4、シヤツター開
口、固定レンズ5を通じてフイルム面に入射され
る被写体光Lの反射光を受光し、フイルム38の
露光々量が適正露光々量のほゞ半分になつたとこ
ろで、制御回路35を通じてモーター8を反転さ
せ、フイルム38への露光々量を制御する役目を
する。
フイルム38の表面での反射光を直接測光するた
めの測光用受光素子39が接続されている。この
測光用受光素子39は、シヤツター羽根6a,6
bの開放時に、可動レンズ群4、シヤツター開
口、固定レンズ5を通じてフイルム面に入射され
る被写体光Lの反射光を受光し、フイルム38の
露光々量が適正露光々量のほゞ半分になつたとこ
ろで、制御回路35を通じてモーター8を反転さ
せ、フイルム38への露光々量を制御する役目を
する。
以上のように、本発明のモーター駆動式のレン
ズシヤツターは構成されている。
ズシヤツターは構成されている。
次に、このレンズシヤツターの作動について説
明する。
明する。
まず、撮影者は目測により被写体までの距離を
決め、この距離に対応する、ゾーンフオーカス用
の距離設定用押釦スイツチ36a〜36dの1つ
を押下する。すると、この距離情報は制御回路3
5に入力され、同回路中に記憶される。次に、シ
ヤツターレリーズ用押釦スイツチ37を押下する
と、制御回路35を通じて駆動用モーター8が回
転され、カムリング7が第4図Aに示す停止状態
の原位置から反時計方向に回動を始める。たゞ
し、距離無限大に対応する押釦スイツチ36aが
押下されている場合は、第4図Aに示す原位置に
おいてすでに回動角検知用端子34aと共通端子
33とが接続され、レンズ鏡枠3がフイルム面に
無限遠にある被写体像を結像するように位置して
いるので、カムリング7の反時計方向への回動は
行なわれない。
決め、この距離に対応する、ゾーンフオーカス用
の距離設定用押釦スイツチ36a〜36dの1つ
を押下する。すると、この距離情報は制御回路3
5に入力され、同回路中に記憶される。次に、シ
ヤツターレリーズ用押釦スイツチ37を押下する
と、制御回路35を通じて駆動用モーター8が回
転され、カムリング7が第4図Aに示す停止状態
の原位置から反時計方向に回動を始める。たゞ
し、距離無限大に対応する押釦スイツチ36aが
押下されている場合は、第4図Aに示す原位置に
おいてすでに回動角検知用端子34aと共通端子
33とが接続され、レンズ鏡枠3がフイルム面に
無限遠にある被写体像を結像するように位置して
いるので、カムリング7の反時計方向への回動は
行なわれない。
もし、距離0.8mに対応する押釦スイツチ36
dが押下されていたとすると、カムリング7は第
4図Aに示す位置から第4図Bに示す位置まで回
動する。この回動時に、カムリング7は、駆動ピ
ン19および段部18bを介してレンズ鏡枠3を
一緒に反時計方向に回動させる。すると、鏡枠3
はカメラの不動部材2にヘリコイドギヤー3a,
2aによつて装着されているので、第5図Aに示
す原位置から回動して、レンズ群4を繰り出す。
また、鏡枠3が回動されると、第5図Bに示すよ
うに、爪部材21はばね23によつて付勢されて
いるので、爪部21aはラチエツト部18aの歯
を順次乗り越えて、距離0.8mに対応する最右端
の歯に掛合する。そして、カムリング7が第4図
Bに示す位置まで回動した時点で、距離0.8mに
対応する回動角検知用端子34dと共通端子33
とが接続されるので、制御回路35はこれを押釦
スイツチ36dの押下に基づいて記憶された距離
情報と照合してその合致を検出し、モーター8を
反転させる。すると、今度はカムリング7が時計
方向に回動を始め、第4図Bに示す位置から第4
図Aに示す原位置まで復動する。この復動の際、
レンズ鏡枠3は、爪部材21の爪部21aがラチ
エツト部18aの最右端の歯に掛合していること
により、その復動を阻止され、第5図Bに示した
繰り出し位置に保持される。よつて、駆動ピン1
9は段部18bとの係合状態を脱し、原位置まで
復動する。なお、このカムリング7が第4図Aに
示す原位置から第4図Bに示す位置まで回動し、
再び第4図Aに示す原位置まで復動してくる、撮
影レンズの距離合せの過程において、シヤツター
羽根6a,6bの駆動ピン14は、距離設定用カ
ム孔部15aが同一半径上に形成されているの
で、この間において移動することはなく、よつて
シヤツター羽根6a,6bも閉成状態にて作動し
ない。
dが押下されていたとすると、カムリング7は第
4図Aに示す位置から第4図Bに示す位置まで回
動する。この回動時に、カムリング7は、駆動ピ
ン19および段部18bを介してレンズ鏡枠3を
一緒に反時計方向に回動させる。すると、鏡枠3
はカメラの不動部材2にヘリコイドギヤー3a,
2aによつて装着されているので、第5図Aに示
す原位置から回動して、レンズ群4を繰り出す。
また、鏡枠3が回動されると、第5図Bに示すよ
うに、爪部材21はばね23によつて付勢されて
いるので、爪部21aはラチエツト部18aの歯
を順次乗り越えて、距離0.8mに対応する最右端
の歯に掛合する。そして、カムリング7が第4図
Bに示す位置まで回動した時点で、距離0.8mに
対応する回動角検知用端子34dと共通端子33
とが接続されるので、制御回路35はこれを押釦
スイツチ36dの押下に基づいて記憶された距離
情報と照合してその合致を検出し、モーター8を
反転させる。すると、今度はカムリング7が時計
方向に回動を始め、第4図Bに示す位置から第4
図Aに示す原位置まで復動する。この復動の際、
レンズ鏡枠3は、爪部材21の爪部21aがラチ
エツト部18aの最右端の歯に掛合していること
により、その復動を阻止され、第5図Bに示した
繰り出し位置に保持される。よつて、駆動ピン1
9は段部18bとの係合状態を脱し、原位置まで
復動する。なお、このカムリング7が第4図Aに
示す原位置から第4図Bに示す位置まで回動し、
再び第4図Aに示す原位置まで復動してくる、撮
影レンズの距離合せの過程において、シヤツター
羽根6a,6bの駆動ピン14は、距離設定用カ
ム孔部15aが同一半径上に形成されているの
で、この間において移動することはなく、よつて
シヤツター羽根6a,6bも閉成状態にて作動し
ない。
第4図Aに示す原位置まで復動してきたカムリ
ング7は、駆動用モーター8の回転が続行される
ので、この原位置から更に時計方向に回動される
ことになる。すると、シヤツター羽根6a,6b
の駆動ピン14は、カム孔15のβ位置を越えて
シヤツター開放準備用カム孔部15b内に入り込
む。このため、駆動ピン14は第2図において矢
印aで示す方向のカムリング7の外径方向に向け
て次第に移動を開始する。すると、シヤツター羽
根6a,6bは、その羽根部が互いに離れる方向
に徐々に移動を開始する。そして、駆動ピン14
がカム孔15のγ位置まで来ると、シヤツター羽
根6a,6bは開放を開始する。
ング7は、駆動用モーター8の回転が続行される
ので、この原位置から更に時計方向に回動される
ことになる。すると、シヤツター羽根6a,6b
の駆動ピン14は、カム孔15のβ位置を越えて
シヤツター開放準備用カム孔部15b内に入り込
む。このため、駆動ピン14は第2図において矢
印aで示す方向のカムリング7の外径方向に向け
て次第に移動を開始する。すると、シヤツター羽
根6a,6bは、その羽根部が互いに離れる方向
に徐々に移動を開始する。そして、駆動ピン14
がカム孔15のγ位置まで来ると、シヤツター羽
根6a,6bは開放を開始する。
また、解除ピン26は、第5図Aに示した位置
から更に時計方向に移動し、一旦、解除レバー2
4に係合し、これをばね25の弾力に抗して反時
計方向に揺動させて、第5図Cに示すように、レ
バー24の右方位置まで移動する。なお、ピン2
6がレバー24の右方位置まで移動した後は、レ
バー24はばね25の弾力によつて原位置まで復
動する。
から更に時計方向に移動し、一旦、解除レバー2
4に係合し、これをばね25の弾力に抗して反時
計方向に揺動させて、第5図Cに示すように、レ
バー24の右方位置まで移動する。なお、ピン2
6がレバー24の右方位置まで移動した後は、レ
バー24はばね25の弾力によつて原位置まで復
動する。
シヤツター羽根6a,6bが開き始めると、可
動レンズ群4、シヤツター開口、固定レンズ5を
通じて被写体光Lがフイルム面に入射するので、
受光素子39がフイルム面からの反射光を受け
て、フイルム38への露光々量の積算を開始す
る。カムリング7が回動するに従い、駆動ピン1
4がカム孔15のシヤツター開放用カム孔部15
c内をγ位置からδ位置に向けて移動するので、
駆動ピン14は更に外径方向に移動して、第4図
Cに示すように、シヤツター羽根6a,6bが次
第に大きく開放されてゆく。もし、駆動ピン14
がカム孔部15c内を移動している途中のA位置
にて、受光素子39によつて測光されているフイ
ルム38への露光々量が適正露光光量のほゞ半分
になつたとすると、この時点で制御回路35は駆
動用モーター8を反転させる。よつて、カムリン
グ7は再び時計方向に回動を開始し、駆動ピン1
4はA位置からγ位置に向けて復動する。そし
て、駆動ピン14がγ位置に来るまでカムリング
7が回動すると、シヤツター羽根6a,6bは再
び閉じられることになる。このように、駆動ピン
14がシヤツター羽根6a,6bの全開状態に対
応するカム孔15のδ位置に達する以前に、フイ
ルム38への露光々量が適正露光々量のほゞ半分
に達してモーター8が反転された場合には、シヤ
ツターの開口特性は第6図において符号γ−A−
t1を繋ぐ曲線となる。この場合、モーター8の単
位時間当りの回転数に正逆回転によつて相違がな
いので、シヤツターの開口特性は左右対称とな
る。従つて、シヤツター羽根6a,6bの開放途
中で被写体輝度に大きな変動がない限り、フイル
ム38に適正露光々量の半分の2倍、即ち適正露
光々量が露光されることになる。
動レンズ群4、シヤツター開口、固定レンズ5を
通じて被写体光Lがフイルム面に入射するので、
受光素子39がフイルム面からの反射光を受け
て、フイルム38への露光々量の積算を開始す
る。カムリング7が回動するに従い、駆動ピン1
4がカム孔15のシヤツター開放用カム孔部15
c内をγ位置からδ位置に向けて移動するので、
駆動ピン14は更に外径方向に移動して、第4図
Cに示すように、シヤツター羽根6a,6bが次
第に大きく開放されてゆく。もし、駆動ピン14
がカム孔部15c内を移動している途中のA位置
にて、受光素子39によつて測光されているフイ
ルム38への露光々量が適正露光光量のほゞ半分
になつたとすると、この時点で制御回路35は駆
動用モーター8を反転させる。よつて、カムリン
グ7は再び時計方向に回動を開始し、駆動ピン1
4はA位置からγ位置に向けて復動する。そし
て、駆動ピン14がγ位置に来るまでカムリング
7が回動すると、シヤツター羽根6a,6bは再
び閉じられることになる。このように、駆動ピン
14がシヤツター羽根6a,6bの全開状態に対
応するカム孔15のδ位置に達する以前に、フイ
ルム38への露光々量が適正露光々量のほゞ半分
に達してモーター8が反転された場合には、シヤ
ツターの開口特性は第6図において符号γ−A−
t1を繋ぐ曲線となる。この場合、モーター8の単
位時間当りの回転数に正逆回転によつて相違がな
いので、シヤツターの開口特性は左右対称とな
る。従つて、シヤツター羽根6a,6bの開放途
中で被写体輝度に大きな変動がない限り、フイル
ム38に適正露光々量の半分の2倍、即ち適正露
光々量が露光されることになる。
また、駆動ピン14がシヤツター開放用カム孔
部15cを通過し、δ位置に来てもフイルム38
への露光々量が適正露光々量の半分に満たない場
合には、カムリング7が更に時計方向に回動し、
第4図Dに示すように、駆動ピン14はシヤツタ
ー全開用カム孔部15dをδ位置からε位置に向
けて移動する。このカム孔部15dは、シヤツタ
ー羽根6a,6bの全開状態に対応して同一半径
上に形成されているので、δ位置を通過した後は
駆動ピン14は径方向に移動することがなく、従
つてシヤツターの開口径は最大シヤツター開口O
の径にて全開状態を保つ。よつて、駆動ピン14
がカム孔部15d内を移動する際には、シヤツタ
ーの開口面積は一定となり、その開口特性は第6
図にて符号δ−Bを結ぶ直線となる。そして、駆
動ピン14がカム孔部15d内を移動している途
中のB位置にて、受光素子39によつて測光され
るフイルム38への露光々量が適正露光々量の
ほゞ半分になると、制御回路35は駆動用モータ
ー8の反転信号を出力し、モーター8が反転され
る。これにより、カムリング7が再び時計方向に
回動し、駆動ピン14はδ位置まではシヤツター
羽根6a,6bを全開させた状態で、δ位置から
γ位置までの間はシヤツター羽根6a,6bを次
第に閉じながらγ位置まで復動する。駆動ピン1
4がγ位置まで来るとシヤツター羽根6a,6b
が完全に閉成されるので、フイルム面への露光が
終了する。このように、駆動ピン14がシヤツタ
ー全開用カム孔部15d内にあるときに、フイル
ム38への露光々量が適正露光々量のほゞ半分に
達した場合には、シヤツターの開口特性は、符号
γ−δを結ぶ曲線と符号δ−Bを結ぶ直線とをB
点を中心に左右対称とした曲線となる。従つて、
シヤツター羽根6a,6bの開放中に被写体輝度
に大きな変動がない限り、フイルム38には適正
露光々量が照射されることとなる。
部15cを通過し、δ位置に来てもフイルム38
への露光々量が適正露光々量の半分に満たない場
合には、カムリング7が更に時計方向に回動し、
第4図Dに示すように、駆動ピン14はシヤツタ
ー全開用カム孔部15dをδ位置からε位置に向
けて移動する。このカム孔部15dは、シヤツタ
ー羽根6a,6bの全開状態に対応して同一半径
上に形成されているので、δ位置を通過した後は
駆動ピン14は径方向に移動することがなく、従
つてシヤツターの開口径は最大シヤツター開口O
の径にて全開状態を保つ。よつて、駆動ピン14
がカム孔部15d内を移動する際には、シヤツタ
ーの開口面積は一定となり、その開口特性は第6
図にて符号δ−Bを結ぶ直線となる。そして、駆
動ピン14がカム孔部15d内を移動している途
中のB位置にて、受光素子39によつて測光され
るフイルム38への露光々量が適正露光々量の
ほゞ半分になると、制御回路35は駆動用モータ
ー8の反転信号を出力し、モーター8が反転され
る。これにより、カムリング7が再び時計方向に
回動し、駆動ピン14はδ位置まではシヤツター
羽根6a,6bを全開させた状態で、δ位置から
γ位置までの間はシヤツター羽根6a,6bを次
第に閉じながらγ位置まで復動する。駆動ピン1
4がγ位置まで来るとシヤツター羽根6a,6b
が完全に閉成されるので、フイルム面への露光が
終了する。このように、駆動ピン14がシヤツタ
ー全開用カム孔部15d内にあるときに、フイル
ム38への露光々量が適正露光々量のほゞ半分に
達した場合には、シヤツターの開口特性は、符号
γ−δを結ぶ曲線と符号δ−Bを結ぶ直線とをB
点を中心に左右対称とした曲線となる。従つて、
シヤツター羽根6a,6bの開放中に被写体輝度
に大きな変動がない限り、フイルム38には適正
露光々量が照射されることとなる。
カムリング7が回動され、駆動ピン14がγ位
置まで復動してシヤツター羽根6a,6bが閉成
しても、駆動用モーター8の回転は続行されてい
るので、カムリング7は更に回動される。このカ
ムリング7の回動により、同リングに植立された
解除ピン26が解除レバー24に当接し、第5図
Dに示すように、同レバー24を強制的に反時計
方向に揺動させる。すると、解除レバー24の左
方延出腕が爪部材21の解除片21bに係合して
いるので、爪部材21はばね23の弾力に抗して
時計方向に揺動され、爪部21aとラチエツト部
18aとの掛合が外れる。この掛合が外れると、
レンズ鏡枠3はばね28によつて時計方向に回動
し、カメラがわに最も繰り込まれた状態の第5図
Aに示した原位置まで復動する。なお、解除ピン
26が解除レバー24を乗り越えて同レバー24
の左方位置である原位置に復動した後は、レバー
24はばね23の弾力により爪部材21と共に原
位置に復動し、爪部21aはラチエツト部18a
の最左端の歯に掛合する。また、カムリング7の
回動により、同リングに固設された可動接片31
が共に復動し、再び距離無限大に対応する回動角
検知用端子34aと共通端子33とを電気的に接
続する。すると、制御回路35はこれを検知し、
モーター8の停止信号を出力して、モーター8の
回転が即座に停止される。このモーター8の停止
時点にて、駆動ピン14はカム孔15内のβ位置
まで来ているので、この位置にて停止し、シヤツ
ター羽根6a,6bは完全に閉じた状態にて静止
する。また、駆動ピン19は再び段部18bに対
応する位置まで復動して停止する。よつて、レン
ズシヤツターは、第2図に示す初期状態に復動し
て、その作動を停止する。
置まで復動してシヤツター羽根6a,6bが閉成
しても、駆動用モーター8の回転は続行されてい
るので、カムリング7は更に回動される。このカ
ムリング7の回動により、同リングに植立された
解除ピン26が解除レバー24に当接し、第5図
Dに示すように、同レバー24を強制的に反時計
方向に揺動させる。すると、解除レバー24の左
方延出腕が爪部材21の解除片21bに係合して
いるので、爪部材21はばね23の弾力に抗して
時計方向に揺動され、爪部21aとラチエツト部
18aとの掛合が外れる。この掛合が外れると、
レンズ鏡枠3はばね28によつて時計方向に回動
し、カメラがわに最も繰り込まれた状態の第5図
Aに示した原位置まで復動する。なお、解除ピン
26が解除レバー24を乗り越えて同レバー24
の左方位置である原位置に復動した後は、レバー
24はばね23の弾力により爪部材21と共に原
位置に復動し、爪部21aはラチエツト部18a
の最左端の歯に掛合する。また、カムリング7の
回動により、同リングに固設された可動接片31
が共に復動し、再び距離無限大に対応する回動角
検知用端子34aと共通端子33とを電気的に接
続する。すると、制御回路35はこれを検知し、
モーター8の停止信号を出力して、モーター8の
回転が即座に停止される。このモーター8の停止
時点にて、駆動ピン14はカム孔15内のβ位置
まで来ているので、この位置にて停止し、シヤツ
ター羽根6a,6bは完全に閉じた状態にて静止
する。また、駆動ピン19は再び段部18bに対
応する位置まで復動して停止する。よつて、レン
ズシヤツターは、第2図に示す初期状態に復動し
て、その作動を停止する。
また、撮影済みの一駒分のフイルム38が巻き
上げられた後、再びシヤツターレリーズ用押釦ス
イツチ37が押下されると、上述したのと同様に
して、撮影レンズの距離合せとシヤツターのレリ
ーズとが順次行なわれて写真撮影が再度行なわれ
ることは勿論である。
上げられた後、再びシヤツターレリーズ用押釦ス
イツチ37が押下されると、上述したのと同様に
して、撮影レンズの距離合せとシヤツターのレリ
ーズとが順次行なわれて写真撮影が再度行なわれ
ることは勿論である。
なお、上記実施例においては、距離の設定を複
数個の押釦スイツチ36a〜36dを選択的に押
下することによつて行なうようにしたが、距離を
設定するための手段は、例えばロータリー式の切
換スイツチ等を用いて行つてもよいことは勿論で
ある。また、自動焦点検出装置を配設し、撮影レ
ンズの繰り出しに連動して合焦状態を検出し、合
焦時の信号にてモーターを反転させて距離の設定
を行なうようにしてもよいことは勿論である。
数個の押釦スイツチ36a〜36dを選択的に押
下することによつて行なうようにしたが、距離を
設定するための手段は、例えばロータリー式の切
換スイツチ等を用いて行つてもよいことは勿論で
ある。また、自動焦点検出装置を配設し、撮影レ
ンズの繰り出しに連動して合焦状態を検出し、合
焦時の信号にてモーターを反転させて距離の設定
を行なうようにしてもよいことは勿論である。
また、シヤツター開放時の駆動用モーター8の
反転は、フイルム38への露光々量が適正露光々
量のほゞ半分になつたところで行なうようにした
が、モーター8等に慣性があることを考慮して、
半分になる直前にて反転させるようにしても良い
ことは云うまでもない。
反転は、フイルム38への露光々量が適正露光々
量のほゞ半分になつたところで行なうようにした
が、モーター8等に慣性があることを考慮して、
半分になる直前にて反転させるようにしても良い
ことは云うまでもない。
さらに、シヤツター全開用カム孔部15dの長
さに一定の限界があるので、極めて長い長時間露
光が必要となる場合は、駆動ピン14がε位置に
きたときにモーター8を停止し、この時点と適正
露光光量の半分となる時点との差の時間を計数
し、適正露光々量の半分となつた時点よりこの時
間が経過した後に、モーター8を先程の回転方向
と反対の向きに回転させるようにしてもよい。
さに一定の限界があるので、極めて長い長時間露
光が必要となる場合は、駆動ピン14がε位置に
きたときにモーター8を停止し、この時点と適正
露光光量の半分となる時点との差の時間を計数
し、適正露光々量の半分となつた時点よりこの時
間が経過した後に、モーター8を先程の回転方向
と反対の向きに回転させるようにしてもよい。
また、レンズ鏡枠3の復動をカムリング7の原
位置への復動に関連させて行なうようにしたが、
鏡枠3の復動はフイルム38の巻き上げ時に、こ
れに関連させて行なわせるようにしてもよいこと
は勿論である。
位置への復動に関連させて行なうようにしたが、
鏡枠3の復動はフイルム38の巻き上げ時に、こ
れに関連させて行なわせるようにしてもよいこと
は勿論である。
本実施例のレンズシヤツターによれば、第6図
に示すように、カム孔15の形状を適当に選定す
ることにより、シヤツターの開口特性を非線型と
することができるので、同一の露光々量を与える
場合に、全露出時間が点線で示す従来のシヤツタ
ーにおける時間t2またはt4に較べて、短い時間t1
またはt3ですむ。よつて、より高速なシヤツター
秒時を得ることができる。
に示すように、カム孔15の形状を適当に選定す
ることにより、シヤツターの開口特性を非線型と
することができるので、同一の露光々量を与える
場合に、全露出時間が点線で示す従来のシヤツタ
ーにおける時間t2またはt4に較べて、短い時間t1
またはt3ですむ。よつて、より高速なシヤツター
秒時を得ることができる。
以上述べたように、本発明によれば、明細書冒
頭に述べた従来のレンズシヤツターの欠点を解消
した、使用上および製作上甚だ便利なモーター駆
動式のレンズシヤツターを提供することができ
る。
頭に述べた従来のレンズシヤツターの欠点を解消
した、使用上および製作上甚だ便利なモーター駆
動式のレンズシヤツターを提供することができ
る。
第1図は、本発明の一実施例を示すモーター駆
動式のレンズシヤツターの断面図、第2図は、上
記第1図に示したレンズシヤツターの要部分解斜
視図、第3図は、上記第1図に示したレンズシヤ
ツターのカムリングを示す正面図、第4図A〜D
は、上記第3図に示したカムリング7の作動態様
をそれぞれ示す正面図、第5図A〜Dは、上記第
1図に示したレンズシヤツターのレンズ鏡枠の作
動態様をそれぞれ示す正面図、第6図は、上記第
1図に示したレンズシヤツターのシヤツター開口
特性図である。 3……レンズ鏡筒、6a,6b……シヤツター
羽根、7……カムリング、8……駆動用モータ
ー、14……−シヤツター開閉駆動ピン、15…
…カム孔、15a……延長カム部(距離設定用カ
ム孔部)、15b……第1円周カム部(シヤツタ
ー開放準備カム孔部)、15c……傾斜カム部
(距離設定用カム孔部)、15d……第2円周カム
部(シヤツター全開用カム孔部)、19……連結
部材(駆動ピン)。
動式のレンズシヤツターの断面図、第2図は、上
記第1図に示したレンズシヤツターの要部分解斜
視図、第3図は、上記第1図に示したレンズシヤ
ツターのカムリングを示す正面図、第4図A〜D
は、上記第3図に示したカムリング7の作動態様
をそれぞれ示す正面図、第5図A〜Dは、上記第
1図に示したレンズシヤツターのレンズ鏡枠の作
動態様をそれぞれ示す正面図、第6図は、上記第
1図に示したレンズシヤツターのシヤツター開口
特性図である。 3……レンズ鏡筒、6a,6b……シヤツター
羽根、7……カムリング、8……駆動用モータ
ー、14……−シヤツター開閉駆動ピン、15…
…カム孔、15a……延長カム部(距離設定用カ
ム孔部)、15b……第1円周カム部(シヤツタ
ー開放準備カム孔部)、15c……傾斜カム部
(距離設定用カム孔部)、15d……第2円周カム
部(シヤツター全開用カム孔部)、19……連結
部材(駆動ピン)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 開閉動作によりフイルム面に露光を行なうシ
ヤツター羽根と、 このシヤツター羽根を開閉動作させるシヤツタ
開閉用駆動ピンと、 回動することにより光軸方向に進退するレンズ
鏡筒と、 正逆回転可能な駆動用モーターと、 上記駆動ピンが嵌入するカム溝と、上記レンズ
鏡筒と片当りする連結部材とを有し、上記駆動用
モーターにより往復回動されるカムリングと、 を具備し、上記カム溝をシヤツターを全閉位置に
保持する第1円周カム部と、シヤツターを開閉動
作する傾斜カム部と、シヤツターを全開位置に保
持する第2円周カム部と、上記連結部材がレンズ
鏡筒と当接し回動させる範囲にまでカムリングの
回動を許容する第1の円周カム部に連接される延
長カム部とにより形成したことを特徴とするモー
ター駆動式のレンズシヤツター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17330279A JPS5692527A (en) | 1979-12-26 | 1979-12-26 | Lens shutter of motor driven system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17330279A JPS5692527A (en) | 1979-12-26 | 1979-12-26 | Lens shutter of motor driven system |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5692527A JPS5692527A (en) | 1981-07-27 |
| JPS623934B2 true JPS623934B2 (ja) | 1987-01-28 |
Family
ID=15957918
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17330279A Granted JPS5692527A (en) | 1979-12-26 | 1979-12-26 | Lens shutter of motor driven system |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5692527A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63130738U (ja) * | 1987-02-17 | 1988-08-26 | ||
| JPH0641225Y2 (ja) * | 1988-12-09 | 1994-10-26 | 株式会社コパル | レンズ駆動装置付シャッター |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5093423A (ja) * | 1973-12-19 | 1975-07-25 | ||
| JPS5367427A (en) * | 1976-11-27 | 1978-06-15 | Copal Co Ltd | Iris aperture control type electronic shutter with priority for shutter speed |
-
1979
- 1979-12-26 JP JP17330279A patent/JPS5692527A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5692527A (en) | 1981-07-27 |
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