JPS6239946B2 - - Google Patents
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- JPS6239946B2 JPS6239946B2 JP56165493A JP16549381A JPS6239946B2 JP S6239946 B2 JPS6239946 B2 JP S6239946B2 JP 56165493 A JP56165493 A JP 56165493A JP 16549381 A JP16549381 A JP 16549381A JP S6239946 B2 JPS6239946 B2 JP S6239946B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- groundwater
- flow
- electrode
- probe
- observation section
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01P—MEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
- G01P5/00—Measuring speed of fluids, e.g. of air stream; Measuring speed of bodies relative to fluids, e.g. of ship, of aircraft
- G01P5/005—Measuring speed of fluids, e.g. of air stream; Measuring speed of bodies relative to fluids, e.g. of ship, of aircraft by using a jet directed into the fluid
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
- Indicating Or Recording The Presence, Absence, Or Direction Of Movement (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、地下水の流動測定方法に係り、とく
にボーリング孔内等に設置されて測定を行なう場
合に好適な地下水の流動測定方法に関する。
にボーリング孔内等に設置されて測定を行なう場
合に好適な地下水の流動測定方法に関する。
近年、土木建築等の分野における軟弱地盤に対
する凍結工法の採用の可否判断や、地下水汚染の
調査等を行なう上で、地下水の流動(流速又は流
向もしくはその両方)を正確に測定する必要が多
くなつてきている。従来より、地下水の流動測定
方法として広く利用されているものに所謂トレー
サ法がある。この方法は、複数のボーリング孔を
掘削し、この内、中心の1孔に食塩あるいは色素
を投入して他のボーリング孔との間で電気抵抗あ
るいは濃度の経時的変化を調べ、到達時間及びそ
の位置から流動を計測・算定するものである。け
れども上記従来技術においては、ボーリング孔を
多数掘削しなければならず、調査費用が極めて高
くなるとともに、測定箇所での地下水の流速が遅
いときには測定に長時間を要し、かつ、その間に
降雨等により地下水流が変化することが多く、正
確な測定を行なうことが困難になるという本質的
欠点を有していた。
する凍結工法の採用の可否判断や、地下水汚染の
調査等を行なう上で、地下水の流動(流速又は流
向もしくはその両方)を正確に測定する必要が多
くなつてきている。従来より、地下水の流動測定
方法として広く利用されているものに所謂トレー
サ法がある。この方法は、複数のボーリング孔を
掘削し、この内、中心の1孔に食塩あるいは色素
を投入して他のボーリング孔との間で電気抵抗あ
るいは濃度の経時的変化を調べ、到達時間及びそ
の位置から流動を計測・算定するものである。け
れども上記従来技術においては、ボーリング孔を
多数掘削しなければならず、調査費用が極めて高
くなるとともに、測定箇所での地下水の流速が遅
いときには測定に長時間を要し、かつ、その間に
降雨等により地下水流が変化することが多く、正
確な測定を行なうことが困難になるという本質的
欠点を有していた。
一方、作今においては、上記従来技術の欠点を
改善する試みとして、ボーリング孔を1孔掘削す
るのみで、地下水の流動を安価にかつ迅速に測定
する方法が考案されている。これは、例えば、前
記ボーリング孔内に測定手段としてのプロペラ式
流速計を降下配置し、該プロペラの回転数及びそ
の変化より、流向及び流速を測定したり、また特
公昭45―25029に開示された発明の如く、円板を
ボーリング孔内に降下させ、該円板に作用する孔
内水の上昇流および下降流による圧力差から地下
水の流動状況を推定したりするものである。
改善する試みとして、ボーリング孔を1孔掘削す
るのみで、地下水の流動を安価にかつ迅速に測定
する方法が考案されている。これは、例えば、前
記ボーリング孔内に測定手段としてのプロペラ式
流速計を降下配置し、該プロペラの回転数及びそ
の変化より、流向及び流速を測定したり、また特
公昭45―25029に開示された発明の如く、円板を
ボーリング孔内に降下させ、該円板に作用する孔
内水の上昇流および下降流による圧力差から地下
水の流動状況を推定したりするものである。
しかしながら、上記従来技術においては、いづ
れもボーリング孔の孔内水の流れを地下水の流れ
として流動測定を行なうものであるが、礫層等の
地盤内を流れる地下水がボーリング孔内に到る
と、該ボーリング孔内で摩擦抵抗(地下水の流動
に対する土質性状)が不連続となるために乱流を
生じ、従つて、比較的小さな径であるボーリング
孔にあつては地下水の流速が極めて微小な場合で
も正確な流動測定が困難になるという欠点を有し
ていた。
れもボーリング孔の孔内水の流れを地下水の流れ
として流動測定を行なうものであるが、礫層等の
地盤内を流れる地下水がボーリング孔内に到る
と、該ボーリング孔内で摩擦抵抗(地下水の流動
に対する土質性状)が不連続となるために乱流を
生じ、従つて、比較的小さな径であるボーリング
孔にあつては地下水の流速が極めて微小な場合で
も正確な流動測定が困難になるという欠点を有し
ていた。
また、地下水にて機械的測定手段を駆動する方
法にあつては、流速が毎秒2cm以下の微小な場合
その摩擦力等の影響により、流速又は流向の測定
が殆んど不可能であつた。
法にあつては、流速が毎秒2cm以下の微小な場合
その摩擦力等の影響により、流速又は流向の測定
が殆んど不可能であつた。
本発明は、かかる従来技術の欠点に鑑みなされ
たものであつて、単一の測定点で、極めて微小な
流速からなる地下水の流動を簡単に、かつ、高精
度に測定することの可能な地下水の流動測定方法
を提供することを、その目的とする。
たものであつて、単一の測定点で、極めて微小な
流速からなる地下水の流動を簡単に、かつ、高精
度に測定することの可能な地下水の流動測定方法
を提供することを、その目的とする。
本発明は、複数の測定電極を備えた観測部を設
け、この観測部を地盤中に掘削されたボーリング
孔内の所定の地下水層内に降下するとともに、こ
の観測部の降下中若しくは降下の前後に、被試験
深度近傍の孔壁の一部を泥状に崩壊して観測部を
地盤内に埋設したのち、次に地下水とは電気的又
は化学的性質の異なる置換流体塊を、地下水の流
動に従つて前記観測部内を流動せしめ、この流動
により生じる電気的又は化学的性質の変化を前記
測定電極によつて検出・算定することにより、前
記目的を達成しようとするものである。
け、この観測部を地盤中に掘削されたボーリング
孔内の所定の地下水層内に降下するとともに、こ
の観測部の降下中若しくは降下の前後に、被試験
深度近傍の孔壁の一部を泥状に崩壊して観測部を
地盤内に埋設したのち、次に地下水とは電気的又
は化学的性質の異なる置換流体塊を、地下水の流
動に従つて前記観測部内を流動せしめ、この流動
により生じる電気的又は化学的性質の変化を前記
測定電極によつて検出・算定することにより、前
記目的を達成しようとするものである。
以下、本発明の一実施例を第1図乃至第13図
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
第1図は、本発明に係る地下水の流動測定方法
に基づいて構成された流動測定装置を用いて実際
に測定を行なつている場合の一例を示す概略説明
図である。図において、1は地盤E内を地表から
所定深さの地下水層(細砂層・中砂層など)内ま
で掘削された測定用のボーリング孔である。この
ボーリング孔1の側壁には、測定深度の上方まで
ケーシング2が打込まれており、このケーシング
2によつて、孔側壁1Aの崩壊防止及び測定対象
地層と他の地層との間の遮断が行なわれるように
なつている。
に基づいて構成された流動測定装置を用いて実際
に測定を行なつている場合の一例を示す概略説明
図である。図において、1は地盤E内を地表から
所定深さの地下水層(細砂層・中砂層など)内ま
で掘削された測定用のボーリング孔である。この
ボーリング孔1の側壁には、測定深度の上方まで
ケーシング2が打込まれており、このケーシング
2によつて、孔側壁1Aの崩壊防止及び測定対象
地層と他の地層との間の遮断が行なわれるように
なつている。
このボーリング孔1内に、ボーリングロツド3
を介して吊持された流動測定装置の1例としての
測定用プローブ(以下、単に「プローブ」とい
う)4が試験深度まで降下されており、かつ、プ
ローブ4の下側に設けられた観測部が孔底壁1B
内に挿入埋設されている。ここで、前記プローブ
4の方向は、該プローブ4の上部に内蔵された方
位計(第2図参照)5によつて確認されながら、
所定の向きに設置固定されるようになつている。
を介して吊持された流動測定装置の1例としての
測定用プローブ(以下、単に「プローブ」とい
う)4が試験深度まで降下されており、かつ、プ
ローブ4の下側に設けられた観測部が孔底壁1B
内に挿入埋設されている。ここで、前記プローブ
4の方向は、該プローブ4の上部に内蔵された方
位計(第2図参照)5によつて確認されながら、
所定の向きに設置固定されるようになつている。
地盤E内の前記地下水層には、図の矢印Fで示
す地下水の流れがあり、また前記ボーリング孔1
内には該地下水層より地下水Wが湧出し、これが
ため、この地下水Wの中に前記プローブ4が浸漬
されることになる。
す地下水の流れがあり、また前記ボーリング孔1
内には該地下水層より地下水Wが湧出し、これが
ため、この地下水Wの中に前記プローブ4が浸漬
されることになる。
前記プローブ4は、ボーリングロツド3内を延
設されたホース6,7及びケーブル8によつて、
外部の計測機器等(図示せず)と機械的・電気的
に接続されており、これにより、地下水の流動測
定及び記録を行なえるようになつている。
設されたホース6,7及びケーブル8によつて、
外部の計測機器等(図示せず)と機械的・電気的
に接続されており、これにより、地下水の流動測
定及び記録を行なえるようになつている。
第2図は、前述したプローブ4の具体的構成を
示したものである。この図において、9はボーリ
ングロツド3の下端部に固定された円筒状のプロ
ーブ本体であり、このプローブ本体9の下端に
は、絶縁材から成るヘツド盤10が設けられてい
る。そして、このヘツド盤10の下面側は地下水
流動の被測定空間部、即ち観測部11となつてい
る(第2図の二点鎖線参照)。この観測部11内
には、前記ヘツド盤10より、置換流体注出用の
注出管12及び地下水流動測定用の電極棒13〜
28が突設されており、前者の注出管12から測
定対象である地下水とは電気的又は化学的性質の
異なる置換流体(例えば、地下水の導電率が低い
場合にはNaCl溶液等の電解液を、又、地下水が
NaCl等を含み導電率が比較的高い場合には純水
等を用いる)を注出せしめ、この置換流体塊の移
動状況を後者の電極棒13〜28によつて計測で
きるように成つている。このように構成された観
測部11は、後述するようにボーリング孔1の孔
底壁1B内に埋設されるものである。また、観測
部11を埋設する際、各注出管12及び電極棒1
3〜28から流体(水等)を噴出させるための、
流体噴出機構の要部である送水分配器29が、プ
ローブ本体9内に内蔵されている。この送水分配
器29は、前記第1のホース6と接続されてお
り、この第1のホース6を介して外部から圧水が
注入されると、噴出部としての各導出管30、及
び31,31,…から均圧な圧水を送出する機能
を有するものである。またプローブ本体6には、
前記送水分配器29の上方に前述した方位計5が
収納装備され、その方位信号がケーブル8を介し
て外部へ伝達されるようになつている。
示したものである。この図において、9はボーリ
ングロツド3の下端部に固定された円筒状のプロ
ーブ本体であり、このプローブ本体9の下端に
は、絶縁材から成るヘツド盤10が設けられてい
る。そして、このヘツド盤10の下面側は地下水
流動の被測定空間部、即ち観測部11となつてい
る(第2図の二点鎖線参照)。この観測部11内
には、前記ヘツド盤10より、置換流体注出用の
注出管12及び地下水流動測定用の電極棒13〜
28が突設されており、前者の注出管12から測
定対象である地下水とは電気的又は化学的性質の
異なる置換流体(例えば、地下水の導電率が低い
場合にはNaCl溶液等の電解液を、又、地下水が
NaCl等を含み導電率が比較的高い場合には純水
等を用いる)を注出せしめ、この置換流体塊の移
動状況を後者の電極棒13〜28によつて計測で
きるように成つている。このように構成された観
測部11は、後述するようにボーリング孔1の孔
底壁1B内に埋設されるものである。また、観測
部11を埋設する際、各注出管12及び電極棒1
3〜28から流体(水等)を噴出させるための、
流体噴出機構の要部である送水分配器29が、プ
ローブ本体9内に内蔵されている。この送水分配
器29は、前記第1のホース6と接続されてお
り、この第1のホース6を介して外部から圧水が
注入されると、噴出部としての各導出管30、及
び31,31,…から均圧な圧水を送出する機能
を有するものである。またプローブ本体6には、
前記送水分配器29の上方に前述した方位計5が
収納装備され、その方位信号がケーブル8を介し
て外部へ伝達されるようになつている。
次に、上記プローブ4の各構成について更に具
体的に説明する。
体的に説明する。
前記ヘツド盤10は、プローブ本体9の下端面
にボルト32,32,…によつてねじ止めされ、
これによつて該プローブ本体9に密閉装着されて
いる。このヘツド盤10の中央には、前記注出管
12が上下方向に貫通した状態で植設固定されて
おり、その下端が観測部11内の上部まで延設さ
れている。この注出管12は、第6図に示す如く
二重管状に形成されており、その内管は、前記送
水分配器29と逆止弁33を介して連結された1
つの導出管30である。一方、外管34は、その
上端が内管30に向けて曲折閉鎖されるととも
に、前記プローブ本体9内の上端部近傍が、第2
図に示すようにボーリングロツド3を経て外部か
ら導入された前記第2のホース7と逆止弁35と
を介して連結されている。この注出管12の下端
には、ノズル部材36が嵌着されており、前記内
管30及び、この内管30と外管34との間に対
応して、圧水噴出口36A及び置換液注出口36
B,36B,…が穿設されている(第7図参
照)。この置換液注出口36A,…は、当該注出
管12の軸方向を向くように内側に僅かに傾斜さ
れ、かつ内部に異物流入を防ぐための多孔質部材
36C,…が嵌込まれている。このように形成さ
れた注出管12において、前記第1のホース6を
介して外部から圧水が送出されると、内管30を
経て注出管12の下端に設けられた前記圧水噴出
口36Aから下方へ圧水が噴出する。このとき、
同時に注出管12が下方へ降下されると、圧水噴
出口36Aより出た噴出流が注出管12近傍の孔
底壁1Bを崩壊軟弱化するため、当該注出管12
を漸時孔底壁1B内に挿入埋設していくことがで
きる。一方、前記第2のホース7を介して外部か
ら所定量の置換液が送入されると、前記注出管1
2の下端に設けられた置換液注出口36B,…か
ら観測部11内へ該置換液の注出がなされる。こ
こで観測部11が孔底壁1B内に埋設された状態
で置換液の送入が行なわれた場合、前記多孔質部
材36C及び地下水層地盤の存在により、被測定
対象である地下水の流動を乱すことなく該置換液
を静かに、かつ、安定した状態で注出し、所望の
置換流体塊を形成せしめることが可能となる。
にボルト32,32,…によつてねじ止めされ、
これによつて該プローブ本体9に密閉装着されて
いる。このヘツド盤10の中央には、前記注出管
12が上下方向に貫通した状態で植設固定されて
おり、その下端が観測部11内の上部まで延設さ
れている。この注出管12は、第6図に示す如く
二重管状に形成されており、その内管は、前記送
水分配器29と逆止弁33を介して連結された1
つの導出管30である。一方、外管34は、その
上端が内管30に向けて曲折閉鎖されるととも
に、前記プローブ本体9内の上端部近傍が、第2
図に示すようにボーリングロツド3を経て外部か
ら導入された前記第2のホース7と逆止弁35と
を介して連結されている。この注出管12の下端
には、ノズル部材36が嵌着されており、前記内
管30及び、この内管30と外管34との間に対
応して、圧水噴出口36A及び置換液注出口36
B,36B,…が穿設されている(第7図参
照)。この置換液注出口36A,…は、当該注出
管12の軸方向を向くように内側に僅かに傾斜さ
れ、かつ内部に異物流入を防ぐための多孔質部材
36C,…が嵌込まれている。このように形成さ
れた注出管12において、前記第1のホース6を
介して外部から圧水が送出されると、内管30を
経て注出管12の下端に設けられた前記圧水噴出
口36Aから下方へ圧水が噴出する。このとき、
同時に注出管12が下方へ降下されると、圧水噴
出口36Aより出た噴出流が注出管12近傍の孔
底壁1Bを崩壊軟弱化するため、当該注出管12
を漸時孔底壁1B内に挿入埋設していくことがで
きる。一方、前記第2のホース7を介して外部か
ら所定量の置換液が送入されると、前記注出管1
2の下端に設けられた置換液注出口36B,…か
ら観測部11内へ該置換液の注出がなされる。こ
こで観測部11が孔底壁1B内に埋設された状態
で置換液の送入が行なわれた場合、前記多孔質部
材36C及び地下水層地盤の存在により、被測定
対象である地下水の流動を乱すことなく該置換液
を静かに、かつ、安定した状態で注出し、所望の
置換流体塊を形成せしめることが可能となる。
一方、前記電極棒13〜28は、前述した注出
管12を中心として同心円状かつ放射状に前記ヘ
ツド盤10を貫通した状態で植設固定されてお
り、さらにこの電極棒13〜28の下端は、注出
管12より下方まで延設されている。具体的に
は、第3図に示すように、前記注出管12を中心
として、外側電極棒13〜20が同心状に等間隔
に配設され、また該外側電極棒13〜20に対応
して内側電極棒21〜28が同じく同心円状に等
間隔に配設されている。このため第3図の実施例
においては、注出管12を中心として8方向に放
射状に各電極棒が配列された状態となつている。
管12を中心として同心円状かつ放射状に前記ヘ
ツド盤10を貫通した状態で植設固定されてお
り、さらにこの電極棒13〜28の下端は、注出
管12より下方まで延設されている。具体的に
は、第3図に示すように、前記注出管12を中心
として、外側電極棒13〜20が同心状に等間隔
に配設され、また該外側電極棒13〜20に対応
して内側電極棒21〜28が同じく同心円状に等
間隔に配設されている。このため第3図の実施例
においては、注出管12を中心として8方向に放
射状に各電極棒が配列された状態となつている。
前記各電極棒13〜28は、各々全く同一に構
成されている。この内、電極棒13について説明
すると、第4図に示すように電極棒13は、円筒
部材37と、この円筒部材37の外周上に設けら
れた絶縁被覆38と、前記円筒部材37内を貫通
装備された導出管31とから成る。この導出管3
1は逆止弁39を介して前記送水分配器29と連
結されている。そして、この電極棒13の先端に
は、円錐台形のノズル部材40が被嵌されてお
り、このノズル部材40の先端面及び傾斜面に前
記導出管31と連通された圧水噴出口40A,4
0A,…が穿設されている(第5図参照)。従つ
て、前述した第1のホース6から圧水が送水され
ると電極棒13の先端より下方へ噴出流が生じ、
前述した注出管12と全く同様にして、当該電極
棒13を孔底壁1B内に埋設することができる。
一方、前記電極棒13の下端部近傍で前記注出管
12よりやや下方位置には前述した絶縁被覆38
の周囲に電極13Aが設けられている。そして、
この電極13Aは、円筒部材37に刻設された長
溝41内に配線されたリード線により、プローブ
本体9内のケーブル8と接続されている。即ち、
前記送水分配器29の下面に各電極13A〜28
Aを外部回路へ接続するためのターミナル板42
が装着されており、このターミナル板42に前述
したケーブル8の端部が固定され、このケーブル
8を介して前記電極13A〜28Aを個別的に外
部に併設された信号検出表示手段(図示せず)へ
接続するようになつている。前記長溝41の電極
13Aに対応する分分にはシールド材43が嵌合
されており、これにより、該長溝40内が密閉さ
れるようになつている。このように構成された電
極棒13〜28によつて該電極棒13〜28の近
傍領域に前記観測部11が形成されるとともに、
この電極棒13〜28部分が孔底壁1B内に埋設
されると、該観測部11内外が地下水層を形成し
ている土壤で一体的に充填され、観測部11内の
土質性状が地下水層内と略同一になり、従つて、
観測部11内を移動する地下水の流れは実際の地
下水層内の地下水の流動と同一になる。
成されている。この内、電極棒13について説明
すると、第4図に示すように電極棒13は、円筒
部材37と、この円筒部材37の外周上に設けら
れた絶縁被覆38と、前記円筒部材37内を貫通
装備された導出管31とから成る。この導出管3
1は逆止弁39を介して前記送水分配器29と連
結されている。そして、この電極棒13の先端に
は、円錐台形のノズル部材40が被嵌されてお
り、このノズル部材40の先端面及び傾斜面に前
記導出管31と連通された圧水噴出口40A,4
0A,…が穿設されている(第5図参照)。従つ
て、前述した第1のホース6から圧水が送水され
ると電極棒13の先端より下方へ噴出流が生じ、
前述した注出管12と全く同様にして、当該電極
棒13を孔底壁1B内に埋設することができる。
一方、前記電極棒13の下端部近傍で前記注出管
12よりやや下方位置には前述した絶縁被覆38
の周囲に電極13Aが設けられている。そして、
この電極13Aは、円筒部材37に刻設された長
溝41内に配線されたリード線により、プローブ
本体9内のケーブル8と接続されている。即ち、
前記送水分配器29の下面に各電極13A〜28
Aを外部回路へ接続するためのターミナル板42
が装着されており、このターミナル板42に前述
したケーブル8の端部が固定され、このケーブル
8を介して前記電極13A〜28Aを個別的に外
部に併設された信号検出表示手段(図示せず)へ
接続するようになつている。前記長溝41の電極
13Aに対応する分分にはシールド材43が嵌合
されており、これにより、該長溝40内が密閉さ
れるようになつている。このように構成された電
極棒13〜28によつて該電極棒13〜28の近
傍領域に前記観測部11が形成されるとともに、
この電極棒13〜28部分が孔底壁1B内に埋設
されると、該観測部11内外が地下水層を形成し
ている土壤で一体的に充填され、観測部11内の
土質性状が地下水層内と略同一になり、従つて、
観測部11内を移動する地下水の流れは実際の地
下水層内の地下水の流動と同一になる。
前記各電極13A〜28Aの内、一方向をなす
電極たとえば外側電極13Aと内側電極21A,
25Aおよび外側電極17Aが、一組の測定電極
群を構成し、同時に内側電極21A,25Aは相
互に導通されている。そして、例えば、置換流体
と地下水との抵抗率の差を利用する場合、第8図
に示すように、一対の固定抵抗R1,R2に対して
前記一方の外側電極13Aとこれに近接装備され
た一方の内側電極21Aとの間の抵抗(液体抵
抗)RX21並びに他方の内側電極25Aと他方の
外側電極17Aとの間の抵抗RX25をブリツジ接
続し、前記各外側電極13A,17Aの相互間に
所定の交流電圧を印加したのち、前記固定抵抗
R1,R2の間の端子Sと前記内側電極21A又は
25Aとの間の電圧V25の変化を測定するもので
ある。このようにして信号検出表示手段としての
測定回路44を構成すると、前記ヘツド盤10に
植設された中央の注出管12から所定量の置換流
体たとえば電解液45の少量を吐出することによ
り、等該電解液45が地下水と共に観測部11内
を移動して外部へ送出されるが、この間、前記一
方の外側電極13Aと内側電極21Aとの間の抵
抗RX21、又は前記他方の内側電極25Aと外側
電極17Aとの間の抵抗RX25の抵抗値が順次変
化するので、この抵抗変化の様子を前述した測定
電圧V25の変化としてとらえることができる。他
の同一線上にある電極たとえば外側電極14A、
内側電極22A,26Aおよび外側電極18Aに
ついても同様に構成されており、各々ブリツジ回
路にて電圧変化が個別的に測定されるようになつ
ている。
電極たとえば外側電極13Aと内側電極21A,
25Aおよび外側電極17Aが、一組の測定電極
群を構成し、同時に内側電極21A,25Aは相
互に導通されている。そして、例えば、置換流体
と地下水との抵抗率の差を利用する場合、第8図
に示すように、一対の固定抵抗R1,R2に対して
前記一方の外側電極13Aとこれに近接装備され
た一方の内側電極21Aとの間の抵抗(液体抵
抗)RX21並びに他方の内側電極25Aと他方の
外側電極17Aとの間の抵抗RX25をブリツジ接
続し、前記各外側電極13A,17Aの相互間に
所定の交流電圧を印加したのち、前記固定抵抗
R1,R2の間の端子Sと前記内側電極21A又は
25Aとの間の電圧V25の変化を測定するもので
ある。このようにして信号検出表示手段としての
測定回路44を構成すると、前記ヘツド盤10に
植設された中央の注出管12から所定量の置換流
体たとえば電解液45の少量を吐出することによ
り、等該電解液45が地下水と共に観測部11内
を移動して外部へ送出されるが、この間、前記一
方の外側電極13Aと内側電極21Aとの間の抵
抗RX21、又は前記他方の内側電極25Aと外側
電極17Aとの間の抵抗RX25の抵抗値が順次変
化するので、この抵抗変化の様子を前述した測定
電圧V25の変化としてとらえることができる。他
の同一線上にある電極たとえば外側電極14A、
内側電極22A,26Aおよび外側電極18Aに
ついても同様に構成されており、各々ブリツジ回
路にて電圧変化が個別的に測定されるようになつ
ている。
次に、前記実施例の全体的動作を説明する。
まずプローブ4を方位計5によつて所定向きに
配置しながらボーリング孔1内を降下させ、孔底
壁1B近くに到達した時点で第1のホース6を介
して外部より圧水を送出する。すると、前記送水
分配器29及び各導出管30,31,…を経て、
注出管12及び各電極棒13〜28の先端より下
方の孔底壁1Bに向けて圧水が噴出(噴射)する
(第9図参照)。圧水の送水を続けながら更にプロ
ーブ4を降下せしめると、第10図に示すよう
に、各注出管12及び電極棒13〜28から出た
噴出流によつて孔底壁1Bの一部が掘り崩され、
流動軟弱状態となるので、該注出管12および電
極棒13〜28は除々に孔底壁1B内に差込まれ
る。そして、所定のタイミングで圧水の送出を停
止すると、注出管12、電極棒13〜28の周り
が埋め戻され、更に、プローブ4に上下振動を加
えるか、下方に押圧すると、遂には観測部11内
外を含めたプローブ4の下端部が地下水層地盤内
に埋設された状態となる(第11図参照)。この
ため観測部11は、地下水層と一体になり、か
つ、略同一の土質性状を有することになり、これ
によつて地下水層内の地下水の流動と殆んど同一
の流動が得られる。
配置しながらボーリング孔1内を降下させ、孔底
壁1B近くに到達した時点で第1のホース6を介
して外部より圧水を送出する。すると、前記送水
分配器29及び各導出管30,31,…を経て、
注出管12及び各電極棒13〜28の先端より下
方の孔底壁1Bに向けて圧水が噴出(噴射)する
(第9図参照)。圧水の送水を続けながら更にプロ
ーブ4を降下せしめると、第10図に示すよう
に、各注出管12及び電極棒13〜28から出た
噴出流によつて孔底壁1Bの一部が掘り崩され、
流動軟弱状態となるので、該注出管12および電
極棒13〜28は除々に孔底壁1B内に差込まれ
る。そして、所定のタイミングで圧水の送出を停
止すると、注出管12、電極棒13〜28の周り
が埋め戻され、更に、プローブ4に上下振動を加
えるか、下方に押圧すると、遂には観測部11内
外を含めたプローブ4の下端部が地下水層地盤内
に埋設された状態となる(第11図参照)。この
ため観測部11は、地下水層と一体になり、か
つ、略同一の土質性状を有することになり、これ
によつて地下水層内の地下水の流動と殆んど同一
の流動が得られる。
次に、プローブ4の降下および埋設作業による
地下水等の撹乱がおさまつたのち、外部から第2
のホース7を介して置換流体としての電解液の所
定量を第12図Aの如く観測部11内の地下水層
へ緩やかに注出する。このとき、前記地下水層の
土質性状(流体に対する摩擦抵抗)により、電解
液は極めて静かに吐出されるため乱流の発生が抑
制され、これがため地下水層内の地下水の流動を
乱すことなく、所望の電解液塊45が形成され
る。ここで地下水Wが、例えば外部電極棒13→
外部電極棒17方向へ流動する場合について説明
すると、地下水の流動につれて前記電解液塊45
も移動し、時間T1が経過し該電解液塊45の前
縁が内側電極25Aに達すると(第12図B参
照)、内外電極25A,17A間の抵抗RX25がま
ず変化を開始し、電圧V25が立上がり始める(第
13図T1参照)。これにより、地下水Wの流向が
外部電極13A→17Aの方向であることが検出
される。この方向は、前述した方位計5を基準と
して正確に特定されるようになつている。続いて
時間T2が経過し、電解液塊45が内側電極25
Aと外側電極17Aとの間に移送されてくると
(第12図C参照)、電圧V25がピークを示す。こ
の場合、電解液塊45の巾が比較的大きいとき
は、該電解液塊45の左端縁が内側電極25Aに
達するまで、即ち、時間T2からT3に至るまで前
記電圧V25のピーク値が継続する(第13図参
照)。従つて、前記電解液塊45が他方の内側電
極25Aに達してから更に進行して外側電極17
Aに達するまでの時間(T2−T1)を計算すると、
当該電極25A,17A間の距離をLとしてL/
(T2−T1)の計算により地下水の流速が容易に求
められるようになつている。
地下水等の撹乱がおさまつたのち、外部から第2
のホース7を介して置換流体としての電解液の所
定量を第12図Aの如く観測部11内の地下水層
へ緩やかに注出する。このとき、前記地下水層の
土質性状(流体に対する摩擦抵抗)により、電解
液は極めて静かに吐出されるため乱流の発生が抑
制され、これがため地下水層内の地下水の流動を
乱すことなく、所望の電解液塊45が形成され
る。ここで地下水Wが、例えば外部電極棒13→
外部電極棒17方向へ流動する場合について説明
すると、地下水の流動につれて前記電解液塊45
も移動し、時間T1が経過し該電解液塊45の前
縁が内側電極25Aに達すると(第12図B参
照)、内外電極25A,17A間の抵抗RX25がま
ず変化を開始し、電圧V25が立上がり始める(第
13図T1参照)。これにより、地下水Wの流向が
外部電極13A→17Aの方向であることが検出
される。この方向は、前述した方位計5を基準と
して正確に特定されるようになつている。続いて
時間T2が経過し、電解液塊45が内側電極25
Aと外側電極17Aとの間に移送されてくると
(第12図C参照)、電圧V25がピークを示す。こ
の場合、電解液塊45の巾が比較的大きいとき
は、該電解液塊45の左端縁が内側電極25Aに
達するまで、即ち、時間T2からT3に至るまで前
記電圧V25のピーク値が継続する(第13図参
照)。従つて、前記電解液塊45が他方の内側電
極25Aに達してから更に進行して外側電極17
Aに達するまでの時間(T2−T1)を計算すると、
当該電極25A,17A間の距離をLとしてL/
(T2−T1)の計算により地下水の流速が容易に求
められるようになつている。
一方、他の測定電極群においては、例えば外側
電極20A、内側電極28A,24A、外側電極
16Aのブリツジ回路に係る電圧V24は、内側電
極24Aに電解液塊45が到達するタイミングが
前記内側電極25Aに到達するタイミングより遅
れ、かつ、電極24A,16A間をかすめて通過
するので、該電圧V24の立ち上りが遅れるととも
にピーク値も低いものとなる(第12図のV24参
照)。
電極20A、内側電極28A,24A、外側電極
16Aのブリツジ回路に係る電圧V24は、内側電
極24Aに電解液塊45が到達するタイミングが
前記内側電極25Aに到達するタイミングより遅
れ、かつ、電極24A,16A間をかすめて通過
するので、該電圧V24の立ち上りが遅れるととも
にピーク値も低いものとなる(第12図のV24参
照)。
次に、前記電解液45が地下水とともに流れ去
り、前記電圧V25等がゼロ値を示すと、上記した
のと全く同様にして、第2のホース7を介して電
解液を再度送出し、観測部11内へ電解液塊45
を形成せしめることにより、引き続き第2回目の
流動測定を開始することが出来るようになつてい
る。かかる動作は、何回でも同一条件のもとにな
すことが可能である。
り、前記電圧V25等がゼロ値を示すと、上記した
のと全く同様にして、第2のホース7を介して電
解液を再度送出し、観測部11内へ電解液塊45
を形成せしめることにより、引き続き第2回目の
流動測定を開始することが出来るようになつてい
る。かかる動作は、何回でも同一条件のもとにな
すことが可能である。
このため、本第1実施例では、地下水層であつ
ても、砂質層等であれば各電極棒等の先端から比
較的少量の圧水を噴出するのみで容易、かつ、確
実に観測部を被測定対象の地下水層内に埋設した
状態とすることができ、従つて観測部の中央部に
所定量の僅かな電解液を注出するだけで実際の地
下水層内の地下水の流動を極めて正確に測定する
ことができ、かつ、同一条件のもとに何回でもく
り返し測定が可能となるので、測定精度の向上及
び測定作業の簡便迅速化を図ることができる。
ても、砂質層等であれば各電極棒等の先端から比
較的少量の圧水を噴出するのみで容易、かつ、確
実に観測部を被測定対象の地下水層内に埋設した
状態とすることができ、従つて観測部の中央部に
所定量の僅かな電解液を注出するだけで実際の地
下水層内の地下水の流動を極めて正確に測定する
ことができ、かつ、同一条件のもとに何回でもく
り返し測定が可能となるので、測定精度の向上及
び測定作業の簡便迅速化を図ることができる。
なお、上記実施例に於ては、観測部近傍を地盤
内に埋設する場合について例示したが、更にプロ
ーブ全体を埋め戻して、より測定精度の向上を図
るようにしてもよい。また、圧水の噴出は、プロ
ーブ本体に噴出ポンプを内蔵せしめボーリング孔
内水を循環利用して行なつてもよい。さらに、電
解液の注出は、プローブ本体にピストン手段を内
蔵して行なつてもよい。また置換流体としては、
電解液のみならず、例えば誘電率の高い絶縁油等
を使用して地下水との容量成分の差を利用した
り、PH値の異なる液体(酸又はアルカリ溶液)
を使用してPH測定用の電極により前記地下水と
の置換を検出してもよく、さらに金属粒子等を混
入した複合物質を使用して測定感度の向上を図つ
てもよく、要は、測定対象の地下水と電気的(抵
抗率・誘電率等)又は化学的(PH等)性質が異
なり、比重及び粘性が近似した液状の物質(ゾル
状のものを含む)及びそれに応じた電極並びに測
定回路であればよい。また、前記置換流体塊とし
ては、測定対象である地下水中に、放電等により
イオン層を形成せしめたものであつてもよい。ま
た測定電極棒は放射状のみならず網目状等に配置
してもよい。また測定電極棒の周囲に圧水噴出口
を有するシールド電極棒を配設して、地雷流等の
外来雑音を排除するように構成してもよい。ま
た、孔壁の崩壊はエア等の気体を噴出して行なつ
てもよく、さらに、孔底壁が軟弱であるか砂材料
等が投入されている場合には、圧水の噴出を行な
うことなく単にプローブを押下することによつて
も観測部の埋設を行なうことができる。
内に埋設する場合について例示したが、更にプロ
ーブ全体を埋め戻して、より測定精度の向上を図
るようにしてもよい。また、圧水の噴出は、プロ
ーブ本体に噴出ポンプを内蔵せしめボーリング孔
内水を循環利用して行なつてもよい。さらに、電
解液の注出は、プローブ本体にピストン手段を内
蔵して行なつてもよい。また置換流体としては、
電解液のみならず、例えば誘電率の高い絶縁油等
を使用して地下水との容量成分の差を利用した
り、PH値の異なる液体(酸又はアルカリ溶液)
を使用してPH測定用の電極により前記地下水と
の置換を検出してもよく、さらに金属粒子等を混
入した複合物質を使用して測定感度の向上を図つ
てもよく、要は、測定対象の地下水と電気的(抵
抗率・誘電率等)又は化学的(PH等)性質が異
なり、比重及び粘性が近似した液状の物質(ゾル
状のものを含む)及びそれに応じた電極並びに測
定回路であればよい。また、前記置換流体塊とし
ては、測定対象である地下水中に、放電等により
イオン層を形成せしめたものであつてもよい。ま
た測定電極棒は放射状のみならず網目状等に配置
してもよい。また測定電極棒の周囲に圧水噴出口
を有するシールド電極棒を配設して、地雷流等の
外来雑音を排除するように構成してもよい。ま
た、孔壁の崩壊はエア等の気体を噴出して行なつ
てもよく、さらに、孔底壁が軟弱であるか砂材料
等が投入されている場合には、圧水の噴出を行な
うことなく単にプローブを押下することによつて
も観測部の埋設を行なうことができる。
次に、第2実施例を第14図乃至第19図に基
づいて説明する。
づいて説明する。
この第2実施例は、前述した第1実施例におけ
る電極13A〜28Aの内、内側電極21A〜2
8Aを環状電極50、外側電極13A〜20Aを
各々独立電極51〜58とし、各々の環状電極5
0、独立電極51〜58をヘツド盤10Aの下端
面と面一となるように形成するとともに(第14
図参照)、これらの独立電極51〜58と前記環
状電極50とを含む同一直線上に位置する各電極
を、一群の測定電極群として取扱うように構成し
たもので、その信号検出表示手段としての測定回
路59については、例えば第16図に示すように
構成されているものである。この第16図に於て
RX51は独立電極51と環状電極50との間の電
気抵抗を示し、RX55は独立電極55と環状電極
50との間の電気抵抗を示す。その他のRX52と
RX56、等についても同様に構成されており、且
つ、互いに同期したアナログスイツチ60,61
によつて、RX51とRX55,RX52とRX56,…が順次
切換接続されることにより、測定電極群毎に順次
ブリツジ回路が形成され、前述した第1実施例と
同様にして測定電圧Vがマルチチヤンネルレコー
ダ等により表示されるようになつている。また、
第1実施例における注出管12を、ヘツド盤10
Aの下端面外周近傍に刻設され、内部に多孔質部
材62が嵌込まれたリング状の注出溝63とし、
置換液送入用の第2のホース7の先端部に分配器
64及び逆止弁65,65を有する配管66,6
6,…を連結し、この配管66,66,…を前記
注出溝63内に開口せしめるように構成したもの
である。従つて、外部からの第2のホース7を介
して置換液が送入されると、注出溝63から注出
された置換液はドーナツ状の置換液塊を形成する
こととなる。一方、第1実施例における注出管1
2、電極棒13〜27に装備された噴出部は、こ
の第2実施例にあつては一体化されてヘツド盤1
0Aの下端面に開口した導出管67となつており
圧水送水用の第1のホース6と逆止弁68を介し
て接続されている。
る電極13A〜28Aの内、内側電極21A〜2
8Aを環状電極50、外側電極13A〜20Aを
各々独立電極51〜58とし、各々の環状電極5
0、独立電極51〜58をヘツド盤10Aの下端
面と面一となるように形成するとともに(第14
図参照)、これらの独立電極51〜58と前記環
状電極50とを含む同一直線上に位置する各電極
を、一群の測定電極群として取扱うように構成し
たもので、その信号検出表示手段としての測定回
路59については、例えば第16図に示すように
構成されているものである。この第16図に於て
RX51は独立電極51と環状電極50との間の電
気抵抗を示し、RX55は独立電極55と環状電極
50との間の電気抵抗を示す。その他のRX52と
RX56、等についても同様に構成されており、且
つ、互いに同期したアナログスイツチ60,61
によつて、RX51とRX55,RX52とRX56,…が順次
切換接続されることにより、測定電極群毎に順次
ブリツジ回路が形成され、前述した第1実施例と
同様にして測定電圧Vがマルチチヤンネルレコー
ダ等により表示されるようになつている。また、
第1実施例における注出管12を、ヘツド盤10
Aの下端面外周近傍に刻設され、内部に多孔質部
材62が嵌込まれたリング状の注出溝63とし、
置換液送入用の第2のホース7の先端部に分配器
64及び逆止弁65,65を有する配管66,6
6,…を連結し、この配管66,66,…を前記
注出溝63内に開口せしめるように構成したもの
である。従つて、外部からの第2のホース7を介
して置換液が送入されると、注出溝63から注出
された置換液はドーナツ状の置換液塊を形成する
こととなる。一方、第1実施例における注出管1
2、電極棒13〜27に装備された噴出部は、こ
の第2実施例にあつては一体化されてヘツド盤1
0Aの下端面に開口した導出管67となつており
圧水送水用の第1のホース6と逆止弁68を介し
て接続されている。
このように構成された第2実施例において、第
17図に示すように、導出管67から圧水を噴出
しながらプローブ4Aを降下させると、該噴出流
によつて孔底壁1Bが全体的に崩壊軟弱化され、
従つて、所定のタイミングで噴出を止めプローブ
4Aを押下すれば第18図に示すようにヘツド盤
10Aの下側の観測部11Aを地下水層内に簡単
に埋設した状態とすることができる。また観測部
11Aの埋設後、第19図Aに示すように置換液
として例えば電解液を注出すると、地下水Wの流
動に従つてドーナツ状の電解液塊45Aが独立電
極51〜58、環状電極50の下側近傍を移動す
る。このとき、各電極間に生じる電界は地下水層
内まで張出すため、前記電解液塊45Aの移動に
よる抵抗変化が各電極によつて検出されるととも
に、該電解液塊45Aがドーナツ状であるので、
いづれかの電極群下を必ず横切り、第19図B,
Cの如く移動するため、前記第1実施例と同様に
して地下水流動の測定を確実に行なうことができ
る。
17図に示すように、導出管67から圧水を噴出
しながらプローブ4Aを降下させると、該噴出流
によつて孔底壁1Bが全体的に崩壊軟弱化され、
従つて、所定のタイミングで噴出を止めプローブ
4Aを押下すれば第18図に示すようにヘツド盤
10Aの下側の観測部11Aを地下水層内に簡単
に埋設した状態とすることができる。また観測部
11Aの埋設後、第19図Aに示すように置換液
として例えば電解液を注出すると、地下水Wの流
動に従つてドーナツ状の電解液塊45Aが独立電
極51〜58、環状電極50の下側近傍を移動す
る。このとき、各電極間に生じる電界は地下水層
内まで張出すため、前記電解液塊45Aの移動に
よる抵抗変化が各電極によつて検出されるととも
に、該電解液塊45Aがドーナツ状であるので、
いづれかの電極群下を必ず横切り、第19図B,
Cの如く移動するため、前記第1実施例と同様に
して地下水流動の測定を確実に行なうことができ
る。
従つて、このように構成しても前述した第1実
施例と同等の作用効果を奏するほか、構成を単純
化でき耐久性の増大を図ることができるという利
点がある。
施例と同等の作用効果を奏するほか、構成を単純
化でき耐久性の増大を図ることができるという利
点がある。
なお、この第2実施例において、独立電極51
〜58を環状電極50の内側に配設してもよい。
また、ボーリング孔掘削時等に予め孔底壁が軟弱
化されているか或いは軟質地盤や砂材料等が投入
されている場合には、圧水を噴出することなく単
にプローブを押下するだけでもよい。
〜58を環状電極50の内側に配設してもよい。
また、ボーリング孔掘削時等に予め孔底壁が軟弱
化されているか或いは軟質地盤や砂材料等が投入
されている場合には、圧水を噴出することなく単
にプローブを押下するだけでもよい。
次に、第3実施例を第20図ないし第22図に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
この第3実施例は、前述した第1実施例におけ
る噴出部をプローブの側部に設けたものである。
これを更に具体的に説明すると、第1のホース6
と接続された送水分配器29Bより、逆止弁7
0,70,…を介して導出管71,71,…をプ
ローブ本体9Bの側壁まで水平方向に配設し、該
プローブ本体9Bの外側に開口端を施設せしめた
ものである。ヘツド盤10Bには、第1実施例の
電極棒13〜28の代りに電極線72〜87が植
設されており、かつ、中央に注出管12Bが突設
されている。この注出管12Bは、第2のホース
7と逆止弁88を介して連結されており、先端に
嵌込まれた多孔質部材89から置換液を注出でき
るようになつている。この注出管12Bから注出
された置換液は、前記電極線群72〜87によ
り、第1実施例と全く同様の測定回路44を用い
てその移動状況を測定することができるように成
つている。
る噴出部をプローブの側部に設けたものである。
これを更に具体的に説明すると、第1のホース6
と接続された送水分配器29Bより、逆止弁7
0,70,…を介して導出管71,71,…をプ
ローブ本体9Bの側壁まで水平方向に配設し、該
プローブ本体9Bの外側に開口端を施設せしめた
ものである。ヘツド盤10Bには、第1実施例の
電極棒13〜28の代りに電極線72〜87が植
設されており、かつ、中央に注出管12Bが突設
されている。この注出管12Bは、第2のホース
7と逆止弁88を介して連結されており、先端に
嵌込まれた多孔質部材89から置換液を注出でき
るようになつている。この注出管12Bから注出
された置換液は、前記電極線群72〜87によ
り、第1実施例と全く同様の測定回路44を用い
てその移動状況を測定することができるように成
つている。
この第3実施例においては、プローブ4Bを第
22図Aのように孔底壁1B近くに降下設置した
のち、導出管71,71,…から圧水を噴出させ
ると孔側壁1Aが同図Bの如く崩壊され、従つて
プローブ4Bの下端に設けられた前記電極線72
〜87周り、即ち、観測部11Bが次第に埋め戻
されていくことになる(第22図C参照)。従つ
て、前述した第1実施例と同様の効果を奏する
他、プローブ4Bを固定した状態で観測部11B
を埋設出来るので、該プローブ4Bの方位を所定
の方向に確実に設定可能となり、また、埋設作業
が容易となる。また、電極線72〜87やヘツド
盤10Bに無理な力が掛からないため強じん化を
要せず、プローブ4Bを傷めることもない。さら
に、観測部と噴出部が隔たつているため、観測部
内へ圧水が浸透し、測定を乱すこともない。尚、
この第3実施例においては、各測定用電極並びに
注出管を前述した第2実施例の如くヘツド盤10
B面と面一となるように形成してもよい。また、
圧水の噴出は、第23図に示すように、プローブ
本体の周囲を二重管構造とし、側部に吐出口90
A,90A,…が設けられた外管部90をボーリ
ングロツド3と連通し、該ボーリングロツド3内
を通して圧水を送出するように構成してもよい。
この第23図の例によれば、外管部90がプロー
ブ本体部91の保護機能を果たさせることができ
る。さらに、第24図に示すように、第2のホー
ス7をボーリングロツド3の外側に配設し、円環
状の送水分配器29C及びこの送水分配器29C
と連結された先端にノズル92C,92C,…を
有する導出管92,92,…をプローブ本体の外
周に着脱自在に装備するようにしてもよい。
22図Aのように孔底壁1B近くに降下設置した
のち、導出管71,71,…から圧水を噴出させ
ると孔側壁1Aが同図Bの如く崩壊され、従つて
プローブ4Bの下端に設けられた前記電極線72
〜87周り、即ち、観測部11Bが次第に埋め戻
されていくことになる(第22図C参照)。従つ
て、前述した第1実施例と同様の効果を奏する
他、プローブ4Bを固定した状態で観測部11B
を埋設出来るので、該プローブ4Bの方位を所定
の方向に確実に設定可能となり、また、埋設作業
が容易となる。また、電極線72〜87やヘツド
盤10Bに無理な力が掛からないため強じん化を
要せず、プローブ4Bを傷めることもない。さら
に、観測部と噴出部が隔たつているため、観測部
内へ圧水が浸透し、測定を乱すこともない。尚、
この第3実施例においては、各測定用電極並びに
注出管を前述した第2実施例の如くヘツド盤10
B面と面一となるように形成してもよい。また、
圧水の噴出は、第23図に示すように、プローブ
本体の周囲を二重管構造とし、側部に吐出口90
A,90A,…が設けられた外管部90をボーリ
ングロツド3と連通し、該ボーリングロツド3内
を通して圧水を送出するように構成してもよい。
この第23図の例によれば、外管部90がプロー
ブ本体部91の保護機能を果たさせることができ
る。さらに、第24図に示すように、第2のホー
ス7をボーリングロツド3の外側に配設し、円環
状の送水分配器29C及びこの送水分配器29C
と連結された先端にノズル92C,92C,…を
有する導出管92,92,…をプローブ本体の外
周に着脱自在に装備するようにしてもよい。
次に、第4実施例を第25図乃至第29図に基
づいて説明する。
づいて説明する。
この第4実施例は、前述した第3実施例に於て
置換液を埋設用の噴出液体と兼用し、かつ、プロ
ーブ全体を地盤内に完全に埋め戻すようにしたも
のである。即ち、ボーリングロツド3の下端部
に、該ボーリングロツド3と着脱自在に螺合され
た連結管部100が設けられており、この連結管
部100の下側にプローブ4Dが装着されてい
る。このプローブ4Dは、プローブ本体9Dの外
周上、上下方向に4つのフイン101,101,
…が装着されており、このフイン101,10
1,…部分の埋め戻しで、プローブ4Dを回転不
能に固定できるようになつている。一方、プロー
ブ本体9D内には、外部からケーブル8及び耐圧
ホース6Dが前記連結管部100及びゴム部材が
嵌込まれた密栓102,103を介して延設装備
されている。この耐圧ホース6Dは、電磁弁10
4を経て分配器105と接続されており、この分
配器105にはさらに前述した第3実施例と同様
にして導出管106,106,…がプローブ本体
9Dの側壁及びフイン101,101,…内を延
設されており、該フイン101,101,…の先
端面にて開口されている。また、第3実施例と同
様に形成された注出管12Dは、前記電磁弁10
4を介して耐圧ホース6Dと接続されており、そ
の他の構成部分は前記第3実施例と全く同一に形
成されている。
置換液を埋設用の噴出液体と兼用し、かつ、プロ
ーブ全体を地盤内に完全に埋め戻すようにしたも
のである。即ち、ボーリングロツド3の下端部
に、該ボーリングロツド3と着脱自在に螺合され
た連結管部100が設けられており、この連結管
部100の下側にプローブ4Dが装着されてい
る。このプローブ4Dは、プローブ本体9Dの外
周上、上下方向に4つのフイン101,101,
…が装着されており、このフイン101,10
1,…部分の埋め戻しで、プローブ4Dを回転不
能に固定できるようになつている。一方、プロー
ブ本体9D内には、外部からケーブル8及び耐圧
ホース6Dが前記連結管部100及びゴム部材が
嵌込まれた密栓102,103を介して延設装備
されている。この耐圧ホース6Dは、電磁弁10
4を経て分配器105と接続されており、この分
配器105にはさらに前述した第3実施例と同様
にして導出管106,106,…がプローブ本体
9Dの側壁及びフイン101,101,…内を延
設されており、該フイン101,101,…の先
端面にて開口されている。また、第3実施例と同
様に形成された注出管12Dは、前記電磁弁10
4を介して耐圧ホース6Dと接続されており、そ
の他の構成部分は前記第3実施例と全く同一に形
成されている。
このように構成されたプローブ4Dに於て、耐
圧ホース6Dには、地下水とは電気的・化学的性
質の異なる置換液が送入されるようになつてい
る。まず、プローブ4Dの観測部11Dを埋設す
る場合、外部操作によつて前記電磁弁104を分
配器105側に切換えたのち、耐圧ホース6Dを
介して高圧の置換液を送入する。すると、導出管
106,106,…の先端から側方へ置換液が噴
出し、前記第3実施例と全く同様にして孔側壁1
Aが崩壊され、第27図に示す如く、観測部11
Dの埋設がなされる。このとき噴出された置換液
45Dは第28図Aに示すように観測部周囲まで
拡がつており、従つて、地下水の流動につれて同
図B,Cに示すように該置換液塊45Dが移動す
るため、前述した第1実施例と略同一にして地下
水の流動を測定することができる。また、前記導
出管106,106,…から再度置換液を注出す
れば、くり返し測定を行なうことも可能となる。
これとは別に長期的な地下水流動の測定を行ない
たい場合には、まず前述したと同様にして観測部
を埋設したのち、更にプローブ4Dの外周部分を
第29図Aに示すように埋め戻す。前記フイン1
01,101,…によつてプローブ4Dが固定さ
れるので、ここで前記ボーリングロツド3の取り
はずしが可能となり、該ボーリングロツド3を取
りはずしたのち(同図B参照)、さらにボーリン
グ孔1内を地表近くまで埋め戻す(ケーシング2
は、必要に応じて取出す)。この時、前期連結管
部2内の蓋7が埋め戻し後の圧力受けとなるよう
になつている。次に、前記電磁弁104を注出管
12D側に切換えたのち、前記耐圧ホース6Dを
介して置換液を除々に送入すれば、該注出管12
Dより観測部内に置換液が注出され、第29図B
に示す如く所望の置換液塊45Eをくり返し形成
することが出来る。
圧ホース6Dには、地下水とは電気的・化学的性
質の異なる置換液が送入されるようになつてい
る。まず、プローブ4Dの観測部11Dを埋設す
る場合、外部操作によつて前記電磁弁104を分
配器105側に切換えたのち、耐圧ホース6Dを
介して高圧の置換液を送入する。すると、導出管
106,106,…の先端から側方へ置換液が噴
出し、前記第3実施例と全く同様にして孔側壁1
Aが崩壊され、第27図に示す如く、観測部11
Dの埋設がなされる。このとき噴出された置換液
45Dは第28図Aに示すように観測部周囲まで
拡がつており、従つて、地下水の流動につれて同
図B,Cに示すように該置換液塊45Dが移動す
るため、前述した第1実施例と略同一にして地下
水の流動を測定することができる。また、前記導
出管106,106,…から再度置換液を注出す
れば、くり返し測定を行なうことも可能となる。
これとは別に長期的な地下水流動の測定を行ない
たい場合には、まず前述したと同様にして観測部
を埋設したのち、更にプローブ4Dの外周部分を
第29図Aに示すように埋め戻す。前記フイン1
01,101,…によつてプローブ4Dが固定さ
れるので、ここで前記ボーリングロツド3の取り
はずしが可能となり、該ボーリングロツド3を取
りはずしたのち(同図B参照)、さらにボーリン
グ孔1内を地表近くまで埋め戻す(ケーシング2
は、必要に応じて取出す)。この時、前期連結管
部2内の蓋7が埋め戻し後の圧力受けとなるよう
になつている。次に、前記電磁弁104を注出管
12D側に切換えたのち、前記耐圧ホース6Dを
介して置換液を除々に送入すれば、該注出管12
Dより観測部内に置換液が注出され、第29図B
に示す如く所望の置換液塊45Eをくり返し形成
することが出来る。
この第4実施例によれば、前記第3実施例と同
様の効果を奏するほか、置換液を埋設用の噴出液
と兼用すること出来るため、構成が簡単になると
ともにプローブ4Dを完全に地盤内に埋設できる
ので、雨水等の侵入が起こらず、測定精度の向上
を図り、かつ、長期的な安定した測定が可能とな
る。
様の効果を奏するほか、置換液を埋設用の噴出液
と兼用すること出来るため、構成が簡単になると
ともにプローブ4Dを完全に地盤内に埋設できる
ので、雨水等の侵入が起こらず、測定精度の向上
を図り、かつ、長期的な安定した測定が可能とな
る。
尚、上記各実施例に於ては、孔壁の崩壊を液体
の噴射によつて行なうように構成したが、本発明
は何らこれに限定されるものではなく、孔壁の崩
壊をボーリング孔内水を噴流・撹拌することによ
り行なつてもよい。具体的には、第30図に示す
ようにプローブ本体9Fの側部に設けられた回転
翼110,110,…を、モータ等(図示せず)
で回転又は往復運動させることにより、孔内水を
噴流又は撹拌せしめ、孔内水が孔壁に当流する衝
撃を利用して孔壁を崩壊せしめるものであり、該
孔壁が比較的軟質な場合に有効である。また、プ
ローブ先端に設けられた電極棒を、大径の、強度
の大きい剛性部材等で釘状に形成し、プローブを
上下動もしくは回転させてこの電極棒を孔壁にく
り返し衝突させることにより孔底壁を崩壊・軟弱
化せしめ、この崩壊地盤内に電極を挿入して前記
観測部を埋設するようにしてもよく、さらに、プ
ローブを比較的肉厚強固に形成するとともにプロ
ーブ外周部に小型爆薬又は液中放電部を設け、こ
れらの爆発又は放電による衝撃圧力を利用して孔
壁を崩壊せしめて観測部を埋設するようにしても
よい。
の噴射によつて行なうように構成したが、本発明
は何らこれに限定されるものではなく、孔壁の崩
壊をボーリング孔内水を噴流・撹拌することによ
り行なつてもよい。具体的には、第30図に示す
ようにプローブ本体9Fの側部に設けられた回転
翼110,110,…を、モータ等(図示せず)
で回転又は往復運動させることにより、孔内水を
噴流又は撹拌せしめ、孔内水が孔壁に当流する衝
撃を利用して孔壁を崩壊せしめるものであり、該
孔壁が比較的軟質な場合に有効である。また、プ
ローブ先端に設けられた電極棒を、大径の、強度
の大きい剛性部材等で釘状に形成し、プローブを
上下動もしくは回転させてこの電極棒を孔壁にく
り返し衝突させることにより孔底壁を崩壊・軟弱
化せしめ、この崩壊地盤内に電極を挿入して前記
観測部を埋設するようにしてもよく、さらに、プ
ローブを比較的肉厚強固に形成するとともにプロ
ーブ外周部に小型爆薬又は液中放電部を設け、こ
れらの爆発又は放電による衝撃圧力を利用して孔
壁を崩壊せしめて観測部を埋設するようにしても
よい。
以上のように本発明によれば、地下水の流動測
定を行なう観測部を直接地下水層内に埋設した状
態とし、該観測部に置換流体塊を移動させること
により、地下水の流動を容易かつ極めて正確に測
定することの可能な優れた地下水流動測定方法を
提供できる。
定を行なう観測部を直接地下水層内に埋設した状
態とし、該観測部に置換流体塊を移動させること
により、地下水の流動を容易かつ極めて正確に測
定することの可能な優れた地下水流動測定方法を
提供できる。
第1図は本発明に係る実施例の使用状態を示す
説明図、第2図は第1実施例を示す縦断面図、第
3図は第2図の平面図、第4図は第2図の電極棒
部分を示す一部省略した断面図、第5図は第4図
の平面図、第6図は第2図の注出管部分を示す一
部省略した部分断面図、第7図は第6図の平面
図、第8図は信号検出表示手段の例を示す回路
図、第9図ないし第11図、第12図A,B,C
および第13図は各々第2図の作用説明図、第1
4図は第2実施例を示す部分断面図、第15図は
第14図の平面図、第16図は第2実施例に係る
信号検出表示手段としての回路図、第17図ない
し第19図A,B,Cは各々第14図の作用説明
図、第20図は第3実施例を示す部分断面図、第
21図は第20図の平面図、第22図A,B,C
は各々第20図の作用説明図、第23図は第20
図の変形例を示す一部破断した外形図、第24図
は第20図の他の変形例を示す外形図、第25図
は第4実施例を示す部分断面図、第26図は第2
5図の平面図、第27図及び第28図A,B,C
は各々第25図の作用説明図、第29図A,Bは
各々第25図の他の作用説明図、第30図は他の
実施例を示す概略図である。 1…ボーリング孔、1A…孔側壁、1B…孔底
壁、11,11A,11B,11D…観測部、1
3〜27…電極棒、50…環状電極、51〜58
…独立電極、72〜87…電極線、29,29
B,29C、…送水分配器、30,31,……,
67,71,92,106、…導出管、45,4
5A,45D,45E…置換液塊、110…回転
翼。
説明図、第2図は第1実施例を示す縦断面図、第
3図は第2図の平面図、第4図は第2図の電極棒
部分を示す一部省略した断面図、第5図は第4図
の平面図、第6図は第2図の注出管部分を示す一
部省略した部分断面図、第7図は第6図の平面
図、第8図は信号検出表示手段の例を示す回路
図、第9図ないし第11図、第12図A,B,C
および第13図は各々第2図の作用説明図、第1
4図は第2実施例を示す部分断面図、第15図は
第14図の平面図、第16図は第2実施例に係る
信号検出表示手段としての回路図、第17図ない
し第19図A,B,Cは各々第14図の作用説明
図、第20図は第3実施例を示す部分断面図、第
21図は第20図の平面図、第22図A,B,C
は各々第20図の作用説明図、第23図は第20
図の変形例を示す一部破断した外形図、第24図
は第20図の他の変形例を示す外形図、第25図
は第4実施例を示す部分断面図、第26図は第2
5図の平面図、第27図及び第28図A,B,C
は各々第25図の作用説明図、第29図A,Bは
各々第25図の他の作用説明図、第30図は他の
実施例を示す概略図である。 1…ボーリング孔、1A…孔側壁、1B…孔底
壁、11,11A,11B,11D…観測部、1
3〜27…電極棒、50…環状電極、51〜58
…独立電極、72〜87…電極線、29,29
B,29C、…送水分配器、30,31,……,
67,71,92,106、…導出管、45,4
5A,45D,45E…置換液塊、110…回転
翼。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 複数の測定電極を備えた観測部を設け、この
観測部を地盤中に掘削されたボーリング孔の所定
の地下水層内に降下するとともに、この観測部の
降下中もしくは降下の前後に、被試験深度近傍の
孔壁の一部を泥状に崩壊して前記観測部を地盤内
に埋設し、しかるのち、地下水とは電気的又は化
学的性質の異なる置換流体塊を地下水の流動に従
つて前記観測部内を流動せしめ、この流動により
生じる電気的又は化学的性質の変化を前記観測電
極によつて検出・算定することを特徴とした地下
水の流動測定方法。 2 前記孔壁の崩壊を、撹拌、噴流、噴射等によ
り流体を孔壁に当流せしめることによつて行なう
ことを特徴とする前記特許請求の範囲第1項記載
の地下水の流動測定方法。 3 前記孔壁の崩壊を、孔壁に釘状部材を打ちつ
けることにより行なうことを特徴とする前記特許
請求の範囲第1項記載の地下水の流動測定方法。 4 前記孔壁の崩壊を、被試験深度近傍の孔壁の
一部を爆発、放電等の衝撃圧力により行なうこと
を特徴とする前記特許請求の範囲第1項記載の地
下水の流動測定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56165493A JPS5866856A (ja) | 1981-10-16 | 1981-10-16 | 地下水の流動測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56165493A JPS5866856A (ja) | 1981-10-16 | 1981-10-16 | 地下水の流動測定方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5866856A JPS5866856A (ja) | 1983-04-21 |
| JPS6239946B2 true JPS6239946B2 (ja) | 1987-08-26 |
Family
ID=15813441
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56165493A Granted JPS5866856A (ja) | 1981-10-16 | 1981-10-16 | 地下水の流動測定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5866856A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113172207B (zh) * | 2021-04-09 | 2022-07-29 | 北京科技大学 | 一种基于电流变化的结晶器内钢液表面流场测量装置 |
| CN113655235A (zh) * | 2021-07-29 | 2021-11-16 | 中国地质大学(武汉) | 一种基于垂向孔内监测的地下水流速流向监测装置 |
| CN114324969B (zh) * | 2022-03-10 | 2022-11-08 | 河海大学智能感知技术创新研究院 | 一种用于检测地下水流速和液体压力的设备 |
| JP7712711B1 (ja) * | 2024-07-18 | 2025-07-24 | 株式会社Jfdエンジニアリング | 地盤比抵抗測定用プローブ |
-
1981
- 1981-10-16 JP JP56165493A patent/JPS5866856A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5866856A (ja) | 1983-04-21 |
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