JPS6240375A - 硬質カ−ボン膜 - Google Patents
硬質カ−ボン膜Info
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- JPS6240375A JPS6240375A JP60179025A JP17902585A JPS6240375A JP S6240375 A JPS6240375 A JP S6240375A JP 60179025 A JP60179025 A JP 60179025A JP 17902585 A JP17902585 A JP 17902585A JP S6240375 A JPS6240375 A JP S6240375A
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- carbon film
- hard carbon
- film
- plasma cvd
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は硬質カーボン膜に関する。
[従来の技術]
最近、イオンビーム蒸着法、イオンビームスパッター法
、スパッター法、CVD法、プラズマCVD法などによ
り、ダイヤモンド状カーボン膜といわれる高硬度のカー
ボン膜が形成され、切削プレイドの表面硬化用材料、半
導体、赤外光学部材の反射防止膜、硬質保護膜、絶縁材
料、耐摩耗性材料などとして注目されている(たとえば
「エレクトロセラミックスJ 19B5年5月号48〜
54頁の「硬質カーボン膜」参照)。
、スパッター法、CVD法、プラズマCVD法などによ
り、ダイヤモンド状カーボン膜といわれる高硬度のカー
ボン膜が形成され、切削プレイドの表面硬化用材料、半
導体、赤外光学部材の反射防止膜、硬質保護膜、絶縁材
料、耐摩耗性材料などとして注目されている(たとえば
「エレクトロセラミックスJ 19B5年5月号48〜
54頁の「硬質カーボン膜」参照)。
たとえばプラズマCVD法により硬質カーボン膜を成膜
するばあい、通常CH4、C2H4、C2H2、C4H
IO、ベンゼンなどの炭化水素系の化合物とH2、Ar
、 t(eなどとの混合ガスがプラズマ分解せしめられ
、基板上に堆積せしめられ、成膜される。
するばあい、通常CH4、C2H4、C2H2、C4H
IO、ベンゼンなどの炭化水素系の化合物とH2、Ar
、 t(eなどとの混合ガスがプラズマ分解せしめられ
、基板上に堆積せしめられ、成膜される。
[発明が解決しようとする問題点1
従来の硬質カーボン膜を前記のごとき従来の方法で成膜
しようとすると、堆積速度は0.1〜5人/秒程度と小
さり、1「積速度をあげると硬度が低下し、さらに電極
部以外のチャンバー内に粉や膜が付着し、ピンホールな
どを生じる原因となり、生産性が低くなるという欠点が
ある。
しようとすると、堆積速度は0.1〜5人/秒程度と小
さり、1「積速度をあげると硬度が低下し、さらに電極
部以外のチャンバー内に粉や膜が付着し、ピンホールな
どを生じる原因となり、生産性が低くなるという欠点が
ある。
本発明は堆積速度自体を向上させ、堆積速度を向上させ
ても膜の硬度低下がなく、かつ電極部以外のチャンバー
内に粉や膜を付着させることが少ない硬質カーボン膜を
うろことを目的とするものである。
ても膜の硬度低下がなく、かつ電極部以外のチャンバー
内に粉や膜を付着させることが少ない硬質カーボン膜を
うろことを目的とするものである。
[問題点を解決するための手段]
本発明は、従来の硬質カーボン膜を成膜する際に、原料
ガス中にフッ素を構成成分とする化合物を混在せしめ、
プラズマCVD法により成膜すると、大きな堆積速度で
生産性よく、しかも大きな堆積速度で成膜しても硬度の
低下をおこさないばかりかさらに硬度が大きくなるとい
う特徴を有する硬質カーボン膜が成膜されることが見出
されたことによりなされたものであり、基板上にプラズ
マCVD法により堆積せしめられたフッ素を0.1〜3
0atll1%含有する硬質カーボン膜に関する。
ガス中にフッ素を構成成分とする化合物を混在せしめ、
プラズマCVD法により成膜すると、大きな堆積速度で
生産性よく、しかも大きな堆積速度で成膜しても硬度の
低下をおこさないばかりかさらに硬度が大きくなるとい
う特徴を有する硬質カーボン膜が成膜されることが見出
されたことによりなされたものであり、基板上にプラズ
マCVD法により堆積せしめられたフッ素を0.1〜3
0atll1%含有する硬質カーボン膜に関する。
[実施例]
本発明に用いる基板にはとくに限定はなく、プラズマC
VD法により硬質カーボン膜が成膜する基板であればい
ずれの基板をも使用しつる。
VD法により硬質カーボン膜が成膜する基板であればい
ずれの基板をも使用しつる。
このような基板の具体例としては、たとえばNo。
Cu、賛、M、 1nSSUSなどの金属や合金製の基
板、単結晶シリコン、単結晶ゲルマニウム、GaAs、
GaPなどの半導体基板、S iCz M 203.
5i07などのセラミック基板、あるいはA(1、■、
HOlN、Cuなどの金属で表面処理された金属基板、
半導体基板、セラミック基板などがあげられる。
板、単結晶シリコン、単結晶ゲルマニウム、GaAs、
GaPなどの半導体基板、S iCz M 203.
5i07などのセラミック基板、あるいはA(1、■、
HOlN、Cuなどの金属で表面処理された金属基板、
半導体基板、セラミック基板などがあげられる。
本発明の硬質カーボン膜にはフッ素が0.1〜30at
ln%、好ましくは1〜15atm%、さらに好ましく
は1〜7atI11%、炭素が50〜98atIO%、
好ましくは80〜95atm%、水素が0.1〜30a
tm%、好ましくは1〜15atm%含有されており、
要すればシリコンを20atm%以下、好ましくは0.
01〜5atm%の範囲で含有していてもよい。
ln%、好ましくは1〜15atm%、さらに好ましく
は1〜7atI11%、炭素が50〜98atIO%、
好ましくは80〜95atm%、水素が0.1〜30a
tm%、好ましくは1〜15atm%含有されており、
要すればシリコンを20atm%以下、好ましくは0.
01〜5atm%の範囲で含有していてもよい。
前記フッ素含量がO,Iatll1%未満になると、フ
ッ素を含まない炭素、水素のみを含む膜と堆積速度、硬
度、堆積速度と硬度との関係などがほとんどかわらなく
なり、30atm%をこえると、膜の剥離が生じるよう
になる。
ッ素を含まない炭素、水素のみを含む膜と堆積速度、硬
度、堆積速度と硬度との関係などがほとんどかわらなく
なり、30atm%をこえると、膜の剥離が生じるよう
になる。
また炭素含量が50atm%未満になると、ポリマー的
になり、膜の硬度が小さくなる傾向が生じ、98%をこ
えると、基板に対する膜の付着力が低下しやすくなる傾
向が生じる。
になり、膜の硬度が小さくなる傾向が生じ、98%をこ
えると、基板に対する膜の付着力が低下しやすくなる傾
向が生じる。
なお水素含量は炭素含量、フッ素含量、成膜条件などに
より変化し、上記範囲であれば本発明の硬質カーボン膜
の高硬度、耐摩耗性などの点で問題はない。
より変化し、上記範囲であれば本発明の硬質カーボン膜
の高硬度、耐摩耗性などの点で問題はない。
さらにシリコンが前記範囲で含有されているばあいには
、本発明の硬質カーボン膜の高硬度、耐摩耗性などの点
で問題はなく、とくにSUS、#、Cuなどの金属基板
を用いたばあい、基板と硬質カーボン躾との付着性が向
上する。フッ素を含まない硬質カーボン膜についてシリ
コンを加えると付着性が良好になることに関してはすで
に出願流(特願昭60−83137号)であるが、フッ
素を含むばあいにもフッ素を含まないばあいと同様の効
果かえられる。
、本発明の硬質カーボン膜の高硬度、耐摩耗性などの点
で問題はなく、とくにSUS、#、Cuなどの金属基板
を用いたばあい、基板と硬質カーボン躾との付着性が向
上する。フッ素を含まない硬質カーボン膜についてシリ
コンを加えると付着性が良好になることに関してはすで
に出願流(特願昭60−83137号)であるが、フッ
素を含むばあいにもフッ素を含まないばあいと同様の効
果かえられる。
本発明の硬質カーボン膜の膜厚、硬度などにはとくに限
定はないが、プラズマCVD法により・成膜されるため
、通常10人〜50μm程度の膜厚であり、硬度として
は一般に硬質膜の範囲とされる表面ビッカース硬度で5
00以上、好ましくは1000以上程度のものである。
定はないが、プラズマCVD法により・成膜されるため
、通常10人〜50μm程度の膜厚であり、硬度として
は一般に硬質膜の範囲とされる表面ビッカース硬度で5
00以上、好ましくは1000以上程度のものである。
硬度の上限についてはとくに限定はないが、実際に製造
しろる硬度としてはダイヤモンドと同程度〜少し低めの
値である7000〜8000である。
しろる硬度としてはダイヤモンドと同程度〜少し低めの
値である7000〜8000である。
本発明の硬質カーボン膜は前記のようにプラズマCVD
法により成膜される。プラズマCVD法の具体例として
は、通常のDCプラズマCVD法、RFプラズマCVD
法、マイクロウェーブプラズマCVD法、DCおよびR
F両者混合のプラズマCVD法などがあげられる。これ
らのうちでは基板をカソードに設置し、基板に約−20
0V〜−2KV、好まL < Lt −300V 〜−
IKM)電圧全印加し、ocl流50mA〜2八程度、
好ましくは1〜2Aで原料ガスを直流放電させてえられ
る膜は、通常のRFプラズマCVD法でえられる膜より
も硬度も大きく、電気抵抗率も大きい。ざらに上記DC
放電に0.001〜101II10d1好ましくは15
〜10100O/ crlのRFを加え両者の混合放電
により絶縁物を形成するばあいには、安定した放電かえ
られ、堆積速度も増加し、より優れた手法となる。
法により成膜される。プラズマCVD法の具体例として
は、通常のDCプラズマCVD法、RFプラズマCVD
法、マイクロウェーブプラズマCVD法、DCおよびR
F両者混合のプラズマCVD法などがあげられる。これ
らのうちでは基板をカソードに設置し、基板に約−20
0V〜−2KV、好まL < Lt −300V 〜−
IKM)電圧全印加し、ocl流50mA〜2八程度、
好ましくは1〜2Aで原料ガスを直流放電させてえられ
る膜は、通常のRFプラズマCVD法でえられる膜より
も硬度も大きく、電気抵抗率も大きい。ざらに上記DC
放電に0.001〜101II10d1好ましくは15
〜10100O/ crlのRFを加え両者の混合放電
により絶縁物を形成するばあいには、安定した放電かえ
られ、堆積速度も増加し、より優れた手法となる。
前記原料ガスの具体例としては、プラズマCVD法によ
り硬質カーボン膜を成膜するばあいに一般に使用するC
H4、C2H4、C2H2、C4H1o、ベンセンなど
の炭化水素系化合物と、要すれば使用されるH2、Ar
、 Heなどの希釈ガスとの混合ガスに、さらにCF4
、CF2 H2、C2Fa 、 C2Fs、C6F
6、C,F3H3などのフッ素含有化合物ガスを混在せ
しめたものがあげられる。
り硬質カーボン膜を成膜するばあいに一般に使用するC
H4、C2H4、C2H2、C4H1o、ベンセンなど
の炭化水素系化合物と、要すれば使用されるH2、Ar
、 Heなどの希釈ガスとの混合ガスに、さらにCF4
、CF2 H2、C2Fa 、 C2Fs、C6F
6、C,F3H3などのフッ素含有化合物ガスを混在せ
しめたものがあげられる。
つぎに原料ガスにおける炭化水素系化合物、フッ素含有
化合物ガスおよび要すれば使用されるガスの使用割合に
ついて説明する。
化合物ガスおよび要すれば使用されるガスの使用割合に
ついて説明する。
炭化水素系化合物およびフッ素含有化合物ガス中のC:
Fは100:1〜3:8であることが、成膜速度を10
〜20人/秒と大きくし、形成された膜中のフッ素含量
を0.1〜30atll1%にするために必要であり、
20:1〜1:2であることが好ましい。必要により使
用されるガスは希釈、圧力調整などを主目的として用い
られる成分であり、適宜適用すればよい。
Fは100:1〜3:8であることが、成膜速度を10
〜20人/秒と大きくし、形成された膜中のフッ素含量
を0.1〜30atll1%にするために必要であり、
20:1〜1:2であることが好ましい。必要により使
用されるガスは希釈、圧力調整などを主目的として用い
られる成分であり、適宜適用すればよい。
たとえばCH4、CF4.82を用いて硬質カーボン膜
を成膜する際に、H2を50SCCH1CH4+ CF
aを40SCCHとし、その比率を変化させ、I To
rrでDC電圧−600V (DC電流800mA
) 、RF約50W (100IIIW/cffl)な
る条件で約50分間成膜すると、第1図に示すような堆
積速度で成膜され、第2図に示すような硬度の膜がえら
れる。なお容量比でCFa / (CH4+ CF4)
が0.′3で前記条件のばあいにえられる膜の組成は、
およそHがB atm%、Fが4 atm%、Cが88
atm%で、ビッカース硬度は約6500である。
を成膜する際に、H2を50SCCH1CH4+ CF
aを40SCCHとし、その比率を変化させ、I To
rrでDC電圧−600V (DC電流800mA
) 、RF約50W (100IIIW/cffl)な
る条件で約50分間成膜すると、第1図に示すような堆
積速度で成膜され、第2図に示すような硬度の膜がえら
れる。なお容量比でCFa / (CH4+ CF4)
が0.′3で前記条件のばあいにえられる膜の組成は、
およそHがB atm%、Fが4 atm%、Cが88
atm%で、ビッカース硬度は約6500である。
前記説明においてはC114、CF4 、H2を原料ガ
スとして用いたばあいについて説明したが、CHa
10〜50SCCH,C2Fs 5〜40SCCH,
H2100〜500SCCHなどの組合わせでもよく、
またその成膜条件もDC電圧 −400V〜−1にV(
電流200mA〜1八) 、RFパワー 50〜200
W(100〜400mW/ca! ) 、圧力0.1〜
10Torr程度の条件であれば本発明の硬質カーボン
膜を成膜しうる。
スとして用いたばあいについて説明したが、CHa
10〜50SCCH,C2Fs 5〜40SCCH,
H2100〜500SCCHなどの組合わせでもよく、
またその成膜条件もDC電圧 −400V〜−1にV(
電流200mA〜1八) 、RFパワー 50〜200
W(100〜400mW/ca! ) 、圧力0.1〜
10Torr程度の条件であれば本発明の硬質カーボン
膜を成膜しうる。
本発明の硬質カーボン膜中のフッ素含量はより正確には
、ESCAなとの方法により測定しつるが、IR吸収ス
ペクトラムによっても測定しつる。
、ESCAなとの方法により測定しつるが、IR吸収ス
ペクトラムによっても測定しつる。
すなわち膜中にC−F結合が存在するばあいには、1o
oo〜1350cm”にストレッチングモードによる吸
収があられれるため、この大きさを測定すればよい。こ
の測定はIR吸収スペクトラムからC−Fストレッチン
グモードの振動子強度をAとスルト、A X / =
d ω (式中、ωはC−Fの結合が存在する波数、α(C−F
)はC−F結合が存在する波数での吸収係数)にて絶対
含量として測定しうるが、硬質カーボン膜中のC−Hス
トレッチングモードによる吸収が2800〜3100c
m−’にあられれるため、それらの積分強度(f−7;
7 dω)の比f座カーdω /fa(0−H) dω
ω ω(ω
は波数、α(C−■およびα(C−F)はそれぞれ28
00〜3100cm+−1およrj 1000〜135
0cn+−’ ニ存在するそれぞれのストレッチングモ
ードによる吸収)を算出して行なうのがより簡単で、吸
収係数を求める際の正確な膜厚を必要としないなどの点
から好ましい。
oo〜1350cm”にストレッチングモードによる吸
収があられれるため、この大きさを測定すればよい。こ
の測定はIR吸収スペクトラムからC−Fストレッチン
グモードの振動子強度をAとスルト、A X / =
d ω (式中、ωはC−Fの結合が存在する波数、α(C−F
)はC−F結合が存在する波数での吸収係数)にて絶対
含量として測定しうるが、硬質カーボン膜中のC−Hス
トレッチングモードによる吸収が2800〜3100c
m−’にあられれるため、それらの積分強度(f−7;
7 dω)の比f座カーdω /fa(0−H) dω
ω ω(ω
は波数、α(C−■およびα(C−F)はそれぞれ28
00〜3100cm+−1およrj 1000〜135
0cn+−’ ニ存在するそれぞれのストレッチングモ
ードによる吸収)を算出して行なうのがより簡単で、吸
収係数を求める際の正確な膜厚を必要としないなどの点
から好ましい。
経験的に前記積分強度の比が0.001〜100のばあ
いに本発明の硬質カーボン膜中のフッ素含量が0.1〜
30ati%になることが知られており、0.01〜5
0であることがフッ素含量が1〜20atm%になるた
め好ましい。
いに本発明の硬質カーボン膜中のフッ素含量が0.1〜
30ati%になることが知られており、0.01〜5
0であることがフッ素含量が1〜20atm%になるた
め好ましい。
なお前記f鍬げムdωおよヒ/凹ビムdωは、ω
ωそれぞれC
−F 、 C−Hのストレッチングモードの存在する波
数(C−Fは1000〜1350cm−’、C−Hは2
800〜3100cl−’)に対する吸収係数の積分に
より求められる。
ωそれぞれC
−F 、 C−Hのストレッチングモードの存在する波
数(C−Fは1000〜1350cm−’、C−Hは2
800〜3100cl−’)に対する吸収係数の積分に
より求められる。
本発明の硬質カーボン膜中のIR吸収スペクトラムによ
る水素自虐、フッ素含量は、第1図におけるCFa /
(CH4+ CF4)の割合が大きくなるにしたがっ
て、2800〜3100cm−1付近のC−Hストレッ
チングによる吸収が当然のことながら減少し、1000
〜1350cm−1付近のC−Fストレッチングによる
吸収が増加し、CF4 / (CH4+ CF4)の割
合が06ではC−Hの吸収が非常に小さくなり、C−F
上述のごとく、本発明の硬質カーボン躾は堆積速度が速
く、堆積速度が速いにもかかわらず硬度が大きく、フッ
素を含む化合物を用いているので、とくにチャンバー壁
ではエツチングの効果がありチャンバー内に粉や膜が付
着しにくいという特徴を有するものであり、該膜は炭化
水素系化合物、フッ素含有化合物ガスおよび必要により
使用されるH2、Ar、 Heなどからなる原料ガスを
プラズマCVD法により1O−20A/秒という成膜速
度で形成しうるちのである。
る水素自虐、フッ素含量は、第1図におけるCFa /
(CH4+ CF4)の割合が大きくなるにしたがっ
て、2800〜3100cm−1付近のC−Hストレッ
チングによる吸収が当然のことながら減少し、1000
〜1350cm−1付近のC−Fストレッチングによる
吸収が増加し、CF4 / (CH4+ CF4)の割
合が06ではC−Hの吸収が非常に小さくなり、C−F
上述のごとく、本発明の硬質カーボン躾は堆積速度が速
く、堆積速度が速いにもかかわらず硬度が大きく、フッ
素を含む化合物を用いているので、とくにチャンバー壁
ではエツチングの効果がありチャンバー内に粉や膜が付
着しにくいという特徴を有するものであり、該膜は炭化
水素系化合物、フッ素含有化合物ガスおよび必要により
使用されるH2、Ar、 Heなどからなる原料ガスを
プラズマCVD法により1O−20A/秒という成膜速
度で形成しうるちのである。
つぎに本発明の硬質カーボン膜を実施例にもとづき説明
する。
する。
実施例1
第3図に示すようなプラズマCVD装置の電極(カソー
ド) [2)上にステンレス類の基板(1)をセットし
、基板温度を300℃に調節し、H250SCCH,C
H432SCCH,CF4 8SCCHの混合ガスを流
し、反応室圧力1 丁orrで基板に一600vの電圧
をRFチョークコイル(3)を介して印加し、DC電流
800mAなる直流放電をおこした。この際同時に約5
0W (100mW/ d )のRFを印加し、DC
およびRF両者混合の放電をおこした。このRFを印加
することで絶縁物が堆積したばあいに生じる帯電の問題
が解決された。
ド) [2)上にステンレス類の基板(1)をセットし
、基板温度を300℃に調節し、H250SCCH,C
H432SCCH,CF4 8SCCHの混合ガスを流
し、反応室圧力1 丁orrで基板に一600vの電圧
をRFチョークコイル(3)を介して印加し、DC電流
800mAなる直流放電をおこした。この際同時に約5
0W (100mW/ d )のRFを印加し、DC
およびRF両者混合の放電をおこした。このRFを印加
することで絶縁物が堆積したばあいに生じる帯電の問題
が解決された。
約60分間放電をつづけ、厚さ約2,9μmの膜をうる
ことができた。堆積速度は約8人/秒であった。
ことができた。堆積速度は約8人/秒であった。
えられた躾の組成はESCAによるとおよそH10at
m%、l” 3atll1%、C87atm%で、ビ
ッカースra度は5200であった。また電極部以外の
チャンバー壁への膜、粉の付着はみとめられなかった。
m%、l” 3atll1%、C87atm%で、ビ
ッカースra度は5200であった。また電極部以外の
チャンバー壁への膜、粉の付着はみとめられなかった。
実施例2および比較例1
H250SCCH,Cl14トCFaとの合計流量を4
゜5CCHとし、C)IsとCFa との合計流量に対
するCFJ (7)流1(7)割合、ツマり容量比(C
F4 / (CH4+ CFa) )を変化させて膜を
作製したばあいの容量比と膜中のフッ素含fit(ES
CAによる)、膜の堆積速度、とツカース硬度との関係
を測定した。
゜5CCHとし、C)IsとCFa との合計流量に対
するCFJ (7)流1(7)割合、ツマり容量比(C
F4 / (CH4+ CFa) )を変化させて膜を
作製したばあいの容量比と膜中のフッ素含fit(ES
CAによる)、膜の堆積速度、とツカース硬度との関係
を測定した。
た。これらの結果を第1表にあわせて示す。さらに容量
比と堆積速度との関係および容量比と躾の硬度との関係
をそれぞれ第1図および第2図に示す。
比と堆積速度との関係および容量比と躾の硬度との関係
をそれぞれ第1図および第2図に示す。
なお圧力、RF電力、基板温度、oc雷電圧どは実施例
1と同じであった。
1と同じであった。
[以下余白]
第1表および第1図の結果から、容量比が増加するにし
たがい堆積速度が大きくなり、とくに0.1をこえると
急激に大きくなり、約06をこえると堆積速度が減少し
、約085以上では膜が堆積しなくなることがわかる。
たがい堆積速度が大きくなり、とくに0.1をこえると
急激に大きくなり、約06をこえると堆積速度が減少し
、約085以上では膜が堆積しなくなることがわかる。
実施例3および比較例2
実施例1ならびにガスの容量比(CF4 / (CH4
+ CF4) )を変えた実施例2および比較例1と同
様にして結晶シリコン、SO3、Cu、 N 、 No
製の基板上に形成した膜の付着強度を張っばり試験によ
り測定した。
+ CF4) )を変えた実施例2および比較例1と同
様にして結晶シリコン、SO3、Cu、 N 、 No
製の基板上に形成した膜の付着強度を張っばり試験によ
り測定した。
測定の結果、SO8、Cu、結晶シリコン製の基板のば
あいにはCF4 / (CH4+ CF4)が0.35
()〜40に(J/cdと良好であったが、0.4
をこえると付着強度が低下したり、膜の剥離が生じたり
した。またNo製の基板のばあいでもO,SS (フ
ッ/−5059−dω≠40)以下では付着強度30〜
40KO/ aaと良好であったが、0.6をこえると
膜の剥離が生じた。
あいにはCF4 / (CH4+ CF4)が0.35
()〜40に(J/cdと良好であったが、0.4
をこえると付着強度が低下したり、膜の剥離が生じたり
した。またNo製の基板のばあいでもO,SS (フ
ッ/−5059−dω≠40)以下では付着強度30〜
40KO/ aaと良好であったが、0.6をこえると
膜の剥離が生じた。
とくにSO3、Cu、 Mなどの金属基板のばあい、C
,!l:Hとからなる硬質カーボン膜あるいはCとHと
Fとからなる硬質カーボン膜のばあい、硬度が3006
以上の膜では膜の内部応力が大きく剥離しやすいが、上
記膜にシリコンを208tm%以下の範囲で含ませるこ
とにより内部応力が緩和され剥離しなくなった。とくに
o、 oi〜5 at+n%のときに効果が著しかった
。この膜の付着強度は、30〜70Kg/cdであった
。
,!l:Hとからなる硬質カーボン膜あるいはCとHと
Fとからなる硬質カーボン膜のばあい、硬度が3006
以上の膜では膜の内部応力が大きく剥離しやすいが、上
記膜にシリコンを208tm%以下の範囲で含ませるこ
とにより内部応力が緩和され剥離しなくなった。とくに
o、 oi〜5 at+n%のときに効果が著しかった
。この膜の付着強度は、30〜70Kg/cdであった
。
[発明の効果]
フッ素含有化合物を含むガスを混入せしめてグロー放電
分解して本発明の硬質カーボン膜を形成すると、上述の
ように膜の堆積速度が向上し、かつ硬度の大きい膜が形
成される。またチャンバー内への粉や膜の付着も少なく
生産性が向上する。
分解して本発明の硬質カーボン膜を形成すると、上述の
ように膜の堆積速度が向上し、かつ硬度の大きい膜が形
成される。またチャンバー内への粉や膜の付着も少なく
生産性が向上する。
第1図は硬質カーボン膜を成膜する際の特定の原料ガス
の割合と堆積速度との関係を示すグラフ、第2図は硬質
カーボン膿を成膜する際の特定の原料ガスの割合とえら
れた膜のビッカース硬度との関係を示すグラフ、第3図
は本発明の硬質カーボン膜の製造に用いる装置の一例に
関する説明図である。 (図面の主要符号) (1)二基 板
の割合と堆積速度との関係を示すグラフ、第2図は硬質
カーボン膿を成膜する際の特定の原料ガスの割合とえら
れた膜のビッカース硬度との関係を示すグラフ、第3図
は本発明の硬質カーボン膜の製造に用いる装置の一例に
関する説明図である。 (図面の主要符号) (1)二基 板
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 基板上にプラズマCVD法により堆積せしめられた
フッ素を0.1〜30atm%含有する硬質カーボン膜
。 2 表面ビッカース硬度が500以上である特許請求の
範囲第1項記載の硬質カーボン膜。 3 プラズマCVD法がRFプラズマCVD法、DCプ
ラズマCVD法またはRFおよびDC両者混合のプラズ
マCVD法である特許請求の範囲第1項記載の硬質カー
ボン膜。 4 シリコンを20atm%以下の範囲で含有する特許
請求の範囲第1項記載の硬質カーボン膜。 5 IR吸収スペクトラムの積分強度 (▲数式、化学式、表等があります▼)の比 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ωは波数、α(C−H)およびα(C−F)はそれぞ
れ2800〜3100cm^−^1および1000〜1
350cm^−^1に存在するそれぞれのストレッチン
グモードによる吸収を表わす)が0.001〜100で
ある特許請求の範囲第1項記載の硬質カーボン膜。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60179025A JPS6240375A (ja) | 1985-08-14 | 1985-08-14 | 硬質カ−ボン膜 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60179025A JPS6240375A (ja) | 1985-08-14 | 1985-08-14 | 硬質カ−ボン膜 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6240375A true JPS6240375A (ja) | 1987-02-21 |
| JPH0510426B2 JPH0510426B2 (ja) | 1993-02-09 |
Family
ID=16058796
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60179025A Granted JPS6240375A (ja) | 1985-08-14 | 1985-08-14 | 硬質カ−ボン膜 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6240375A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5275850A (en) * | 1988-04-20 | 1994-01-04 | Hitachi, Ltd. | Process for producing a magnetic disk having a metal containing hard carbon coating by plasma chemical vapor deposition under a negative self bias |
| JPH0649645A (ja) * | 1992-07-31 | 1994-02-22 | Yoshida Kogyo Kk <Ykk> | 硬質多層膜形成体およびその製造方法 |
| GB2338716A (en) * | 1998-06-26 | 1999-12-29 | Mclaughlin James A | RF plasma enhanced CVD where the substrate acts as a cathode |
| JP2007320142A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Meisho Kiko Kk | ナノインプリント用モールド |
| JP2022023933A (ja) * | 2017-06-08 | 2022-02-08 | アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド | ハードマスク及びその他のパターニング応用のための高密度低温炭素膜 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60145375A (ja) * | 1984-01-09 | 1985-07-31 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Νb膜表面の不動態化処理方法 |
-
1985
- 1985-08-14 JP JP60179025A patent/JPS6240375A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60145375A (ja) * | 1984-01-09 | 1985-07-31 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Νb膜表面の不動態化処理方法 |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5275850A (en) * | 1988-04-20 | 1994-01-04 | Hitachi, Ltd. | Process for producing a magnetic disk having a metal containing hard carbon coating by plasma chemical vapor deposition under a negative self bias |
| JPH0649645A (ja) * | 1992-07-31 | 1994-02-22 | Yoshida Kogyo Kk <Ykk> | 硬質多層膜形成体およびその製造方法 |
| GB2338716A (en) * | 1998-06-26 | 1999-12-29 | Mclaughlin James A | RF plasma enhanced CVD where the substrate acts as a cathode |
| GB2338716B (en) * | 1998-06-26 | 2003-04-02 | Mclaughlin James A | An apparatus and a method for coating diamond like carbon (DLC) or other vacuum depositable coatings onto a substrate |
| JP2007320142A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Meisho Kiko Kk | ナノインプリント用モールド |
| JP2022023933A (ja) * | 2017-06-08 | 2022-02-08 | アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド | ハードマスク及びその他のパターニング応用のための高密度低温炭素膜 |
| JP2023134494A (ja) * | 2017-06-08 | 2023-09-27 | アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド | ハードマスク及びその他のパターニング応用のための高密度低温炭素膜 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0510426B2 (ja) | 1993-02-09 |
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