JPS6240475Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6240475Y2 JPS6240475Y2 JP1981076007U JP7600781U JPS6240475Y2 JP S6240475 Y2 JPS6240475 Y2 JP S6240475Y2 JP 1981076007 U JP1981076007 U JP 1981076007U JP 7600781 U JP7600781 U JP 7600781U JP S6240475 Y2 JPS6240475 Y2 JP S6240475Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radio wave
- liquid
- weight
- flame retardant
- wave absorber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
- Aerials With Secondary Devices (AREA)
Description
この考案はマイクロ波帯、準ミリ波帯の電波吸
収体に関するもので先に出願した実願昭51−
14223号(実開昭52−106048号)において、特に
防災の目的から自己消火性を持たせてより一層の
性能向上を図ることを意図したものである。 従来、上記周波数帯で使用される電波吸収体
は、その吸収材料にカーボンあるいはフエライト
が使われているが、フエライトの場合、反射係数
の周波数特性は、本質的に狭帯域であるから、広
帯域の周波数特性を得るためには、例外なくカー
ボンが使用されている。基材としてはソリツドタ
イプの各種合成ゴム、シリコン・ウレタン系の液
状ゴムや、その発泡体および樹脂類などが用いら
れているが、近年屋外で用いるものについては耐
候性、強度、可燃性、長寿命を考慮し、EPT系
ソリツドゴムやポリブタジエン系液状ゴムの水素
添加グレードなどが用いられ、特にカーボンの分
散状態が良好なものが要求される場合には液状ゴ
ムが用いられている。 また、形状の方も従来の平板積層タイプやナイ
ロン布被覆発泡タイプに代り、軽量化や良好な広
帯域吸収特性を有する中空の多角錐または円錐を
同一平面に連続して多数配列したタイプのものが
考案されておりその形状の一例を図(第1図、第
2図)に示す。 さて電波吸収体には、その用途に応じ電波暗室
の吸収壁のような屋内用と、最近のマイクロ波通
信の発達やレーダ技術の開発に伴い、通信用アン
テナの性能向上やレーダーの偽像防止対策などを
目的とした屋外用がある。そしてこのような電波
吸収体は屋内用、屋外用にかかわらず建築物に取
付けて使用される場合には建築物の一部と見なさ
れる。 然るに建築物には消防法などにより不燃性もし
くは難燃性が要求されるため、建築物に取付けら
れた電波吸収体は当然不燃性もしくは難燃性が求
められることになる。 しかしながらこれまでの電波吸収体は前述のご
とく基材としてゴムや樹脂類を用いるため、本質
的に可燃性であるにもかかわらず、難燃性もしく
は自己消火性の附与という考慮がなされていなか
つた。従つて火災発生時容易に燃焼し有力な延焼
源となる欠点があつた。 この考案は前記のような欠点を解決する目的
で、カーボンと液状ゴムで構成する電波吸収体組
成物中に液状りん系化合物を3〜10重量%添加し
て難燃性(自己消火性)を持たせようとするもの
である。 なおここで液状りん系化合物とはトリクレジル
ホスフエート・トリオクチルホスフエート・トリ
フエニルホスフエートなどのりん酸エステル化合
物およびトリス(クロロエチル)ホスフエートト
リス(ブロモ・クレジル)ホスフエート・トリス
(2−ブロモ−3−クロロプロピル)ホスフエー
トなどの含ハロゲン縮合有機りん酸エステル類を
指す。またりん系化合物中で液状タイプに限定し
たものは電波吸収体の組成物そのものが液状であ
るため添加のしやすさや分散のしやすさを考慮し
たことによる。更に液状りん系化合物の混入量を
3〜10重量%に限定した理由は3重量%以下では
難燃効果が不足し10重量%以上では組成物の物性
をはなはだしく低下させるためである。因にゴ
ム、樹脂類の組成物に難燃性(自己消火性)を持
たせる他の添加物としての難燃剤にはこの他の酸
化アンチモンや水酸化アルミニウムなどの粉体状
のものや、塩素化パラフインのような液状のもの
もあるが、難燃効果不足による多量充填・比重大
による製品重量の増加混入作業性が悪いなどの傾
向があり本目的には不適当である。 以下この考案の実施例を実験により確かめた結
果を説明する。まずホリブタジユン系液状ゴム
(水素添加グレードが好ましい)にカーボンの短
繊維を所定量(この場合3重量%)分散させた
後、難燃剤としてトリクレジルホスフエートを6
重量%添加し表に示すような電波吸収体用液状ゴ
ム組成物を得た。
収体に関するもので先に出願した実願昭51−
14223号(実開昭52−106048号)において、特に
防災の目的から自己消火性を持たせてより一層の
性能向上を図ることを意図したものである。 従来、上記周波数帯で使用される電波吸収体
は、その吸収材料にカーボンあるいはフエライト
が使われているが、フエライトの場合、反射係数
の周波数特性は、本質的に狭帯域であるから、広
帯域の周波数特性を得るためには、例外なくカー
ボンが使用されている。基材としてはソリツドタ
イプの各種合成ゴム、シリコン・ウレタン系の液
状ゴムや、その発泡体および樹脂類などが用いら
れているが、近年屋外で用いるものについては耐
候性、強度、可燃性、長寿命を考慮し、EPT系
ソリツドゴムやポリブタジエン系液状ゴムの水素
添加グレードなどが用いられ、特にカーボンの分
散状態が良好なものが要求される場合には液状ゴ
ムが用いられている。 また、形状の方も従来の平板積層タイプやナイ
ロン布被覆発泡タイプに代り、軽量化や良好な広
帯域吸収特性を有する中空の多角錐または円錐を
同一平面に連続して多数配列したタイプのものが
考案されておりその形状の一例を図(第1図、第
2図)に示す。 さて電波吸収体には、その用途に応じ電波暗室
の吸収壁のような屋内用と、最近のマイクロ波通
信の発達やレーダ技術の開発に伴い、通信用アン
テナの性能向上やレーダーの偽像防止対策などを
目的とした屋外用がある。そしてこのような電波
吸収体は屋内用、屋外用にかかわらず建築物に取
付けて使用される場合には建築物の一部と見なさ
れる。 然るに建築物には消防法などにより不燃性もし
くは難燃性が要求されるため、建築物に取付けら
れた電波吸収体は当然不燃性もしくは難燃性が求
められることになる。 しかしながらこれまでの電波吸収体は前述のご
とく基材としてゴムや樹脂類を用いるため、本質
的に可燃性であるにもかかわらず、難燃性もしく
は自己消火性の附与という考慮がなされていなか
つた。従つて火災発生時容易に燃焼し有力な延焼
源となる欠点があつた。 この考案は前記のような欠点を解決する目的
で、カーボンと液状ゴムで構成する電波吸収体組
成物中に液状りん系化合物を3〜10重量%添加し
て難燃性(自己消火性)を持たせようとするもの
である。 なおここで液状りん系化合物とはトリクレジル
ホスフエート・トリオクチルホスフエート・トリ
フエニルホスフエートなどのりん酸エステル化合
物およびトリス(クロロエチル)ホスフエートト
リス(ブロモ・クレジル)ホスフエート・トリス
(2−ブロモ−3−クロロプロピル)ホスフエー
トなどの含ハロゲン縮合有機りん酸エステル類を
指す。またりん系化合物中で液状タイプに限定し
たものは電波吸収体の組成物そのものが液状であ
るため添加のしやすさや分散のしやすさを考慮し
たことによる。更に液状りん系化合物の混入量を
3〜10重量%に限定した理由は3重量%以下では
難燃効果が不足し10重量%以上では組成物の物性
をはなはだしく低下させるためである。因にゴ
ム、樹脂類の組成物に難燃性(自己消火性)を持
たせる他の添加物としての難燃剤にはこの他の酸
化アンチモンや水酸化アルミニウムなどの粉体状
のものや、塩素化パラフインのような液状のもの
もあるが、難燃効果不足による多量充填・比重大
による製品重量の増加混入作業性が悪いなどの傾
向があり本目的には不適当である。 以下この考案の実施例を実験により確かめた結
果を説明する。まずホリブタジユン系液状ゴム
(水素添加グレードが好ましい)にカーボンの短
繊維を所定量(この場合3重量%)分散させた
後、難燃剤としてトリクレジルホスフエートを6
重量%添加し表に示すような電波吸収体用液状ゴ
ム組成物を得た。
【表】
また比較のため表の配合中から難燃剤を抜いた
組成物を同様にして得た。次にこれらの組成物を
厚み2m/mおよび縦・横の寸法が180m/m×
150m/mの型に流し込み50℃×1時間で硬化さ
せ各々のサンプルシートを製作した。そしてその
各々について酸素指数を測定し、二つの組成物の
難燃性の程度を比較した。なお酸素指数とは酸
素/窒素混合ガス中でこの濃度を変化させてサン
プルを燃焼させ、その燃焼時間が3分以内におさ
まる酸素濃度を言い、空気中の指数21を基準とし
それ以上を難燃性、それ以下を可燃性と定義す
る。 この試験を実施した結果は実施例が指数21.3比
較例が19.2であり比較例に対し前記難燃剤の添加
による効果が充分発揮されていることが判明し
た。 したがつてこのように難燃処理された組成物に
より構成される電波吸収体は性能向上に加えて難
燃性(自己消火性)効果を有するものである。
組成物を同様にして得た。次にこれらの組成物を
厚み2m/mおよび縦・横の寸法が180m/m×
150m/mの型に流し込み50℃×1時間で硬化さ
せ各々のサンプルシートを製作した。そしてその
各々について酸素指数を測定し、二つの組成物の
難燃性の程度を比較した。なお酸素指数とは酸
素/窒素混合ガス中でこの濃度を変化させてサン
プルを燃焼させ、その燃焼時間が3分以内におさ
まる酸素濃度を言い、空気中の指数21を基準とし
それ以上を難燃性、それ以下を可燃性と定義す
る。 この試験を実施した結果は実施例が指数21.3比
較例が19.2であり比較例に対し前記難燃剤の添加
による効果が充分発揮されていることが判明し
た。 したがつてこのように難燃処理された組成物に
より構成される電波吸収体は性能向上に加えて難
燃性(自己消火性)効果を有するものである。
第1図、第2図はこの考案の電波吸収体の形状
を示すもので、第1図は平面図、第2図は一部を
破断して示す側面図である。
を示すもので、第1図は平面図、第2図は一部を
破断して示す側面図である。
Claims (1)
- カーボンの粉末もしくは短繊維を分散せしめた
液状ゴム組成物に液状りん系化合物を3〜10重量
%添加したことを特徴とする電波吸収体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981076007U JPS6240475Y2 (ja) | 1981-05-26 | 1981-05-26 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981076007U JPS6240475Y2 (ja) | 1981-05-26 | 1981-05-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57188405U JPS57188405U (ja) | 1982-11-30 |
| JPS6240475Y2 true JPS6240475Y2 (ja) | 1987-10-16 |
Family
ID=29871717
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981076007U Expired JPS6240475Y2 (ja) | 1981-05-26 | 1981-05-26 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6240475Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62248299A (ja) * | 1986-04-22 | 1987-10-29 | 横浜ゴム株式会社 | 電波吸収複合体 |
| JP2002324704A (ja) * | 2001-04-25 | 2002-11-08 | Tdk Corp | 複合軟磁性材料 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS552153U (ja) * | 1978-06-22 | 1980-01-09 | ||
| JPS552149A (en) * | 1978-06-22 | 1980-01-09 | Shimizu Construction Co Ltd | Construction for preventing electric waves from being reflected by building |
| JPS55117520U (ja) * | 1980-03-07 | 1980-08-19 |
-
1981
- 1981-05-26 JP JP1981076007U patent/JPS6240475Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57188405U (ja) | 1982-11-30 |
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