JPS6242593B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6242593B2 JPS6242593B2 JP59198308A JP19830884A JPS6242593B2 JP S6242593 B2 JPS6242593 B2 JP S6242593B2 JP 59198308 A JP59198308 A JP 59198308A JP 19830884 A JP19830884 A JP 19830884A JP S6242593 B2 JPS6242593 B2 JP S6242593B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seaweed
- drying
- thin
- dry
- pieces
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Edible Seaweed (AREA)
Description
(イ) 産業上の利用分野
本発明は、肉薄海藻の乾燥方法に関する。
(ロ) 従来の技術
従来、海苔、ひとえぐさなどの肉薄海藻を乾製
品とする場合、これを板状に抄いたり、バラ状に
ほぐしてから乾燥し、乾製品としている。干し海
苔などの板状製品については、現在、既に機械的
に製造されているが、バラ状にほぐして乾燥する
(以下、バラ乾燥という)方法については、未だ
に良い機械的方法が確立されていない。 (ハ) 発明が解決しようとする問題点 海苔の塊を単に乾燥雰囲気下に置いただけで
は、塊状のまま乾燥されてしまう。特に、海苔、
ひとえぐさのような厚さ100μ以下の肉薄海藻
は、葉体同士が絡み合い付着しやすいため、バラ
乾燥するには、乾燥工程において葉体を離散状態
にする必要がある。 本発明は、上記問題を解決し、肉薄海藻のバラ
乾燥を良好にかつ能率良く行なうことができる乾
燥方法を提供することを目的とする。 (ニ) 問題点を解決するための手段 すなわち、本発明は、含水率400%以上、厚さ
100μ以下の肉薄海藻を用い、その含水率が150%
以下になるまで乾燥する過程において、含水率を
100%低下させる間に海藻の離散を少くとも10回
行なうことを特徴とする肉薄海藻の乾燥方法にあ
る。 本発明において、用いる海藻は、海苔またはひ
とえぐさであり、その含水率は400%以上でなけ
ればならない。ここで含水率とは乾物重量に対す
る水分の割合(%)をいい、例えば、海苔20g
(乾物重量)、含水量80gの場合(通常水分80%と
いう)、 含水率は、 80g/20g=4g/g(dry stock)=400% 上記含水率が400%以下の海藻を用いると、乾
燥工程初期において、海藻の葉片同士が部分的に
付着し、または付着するおそれがあるため、効果
的に離散を行なうことができない。また、葉肉の
厚い海藻であれば、転動乾燥等通常の機械的乾燥
方法により、バラバラに乾燥することできるが、
海苔やひとえぐさのような厚さ約100μ以下の肉
薄海藻の場合、通常の機械的乾燥方法では、バラ
バラの状態に乾燥することが困難である。 本発明において、海藻の離散とは、海藻の葉片
が、互いに付着し合うことなく、バラバラにほぐ
されている状態をいう。 上記海藻の離散は、圧縮ガスの噴射、あるいは
回転羽根により撹拌するなどの方法によつて行な
うことができる。 第1図は本発明方法を実施するための装置の一
例を示し、図中、1は乾燥用篭、2は離散工程時
に海藻の飛散を防ぐための覆い、3は送風器、4
は乾燥空気入口、5は整流板、6はガス噴射管で
ある。 まず海藻を乾燥用篭1に投入し、この乾燥用篭
1を送風器3とガス噴射管6の上方に配設し、送
風器3の乾燥空気入口4から乾燥空気を導入す
る。乾燥用空気は、整流板5によつて整流され、
篭1の底面に均一な分布で吹き付けられる。 こうして、乾燥空気を篭に吹き付けながら、例
えば先端口径1〜4mmのガス噴射管6より、ガス
を海藻に間歇的に噴射する。 すると、海藻は篭内で上方に浮動するととも
に、ムラなく離散される。 上記噴射ガスは、空気、窒素、炭酸ガス等を用
いることができ、特に限定されない。またガスの
噴射圧、噴射距離、噴射角度、および噴射時間
は、海藻の集合状態、大きさ、離散状態等を考慮
して適宜決定することができる。また、上記噴射
管の形状、特に先端部の形状は、海藻の集合状
態、大きさ、離散状態、篭の形状等を考慮して適
宜決定することができる。 本発明において、乾燥空気の通風は、篭の底面
から篭内の海藻に均等に乾燥空気が供給されるよ
うに行なわれねばならない。その送風量と速度
は、篭内の海藻の間を乾燥空気が流通する程度
で、ガス噴射によつて吹上られた海藻をゆつくり
落下させる程度の量と速度が好ましい。 また本発明において、上記離散工程は、乾燥の
進行にともなつて含水率が100%低下する間に少
くとも10回行わねばならない。含水率の測定はこ
れを工程中、適時に行ない、それによつて離散回
数を制御する。離散回数が10回以下であると十分
に均等な、ムラのない乾燥を行なうことができ
ず、また、あまりに頻ぱんに行なうとガスおよび
エネルギーの浪費になるので、10回以上200回以
下が好ましい。 第2図は、本発明方法を実施するための装置の
他の例を示すもので、第1図に示す装置における
ガス噴射管に代えて海藻の離散を回転羽根8の回
転によつて行うものである。 (ホ) 実施例 遠心脱水して含水率約560%(水分約85%)と
した葉長2〜5cmの生海苔50gを、直径220mm、
深さ250mm、網目16メツシユの乾燥用篭1に入
れ、40℃、関係湿度(RH)15%の乾燥空気を、
風量を20m3/min.に調節しながら、乾燥用篭の
下方から上方に向けて、ほゞ均等な分布で通風し
た。そして、50回/分の頻度で圧縮空気を先端口
径2mmのガス噴射管より50m/secの速度で毎回
0.1秒にわたつて噴射し、海苔を離散させた。海
苔の通風乾燥が230〜120%となつたところで噴射
を止め、そのまま通風乾燥を続けた、乾燥後の海
苔の離散状態を観察し、その結果を表―1に示し
た。なお、離散状態の判定は、葉体同士の付着が
10%未満を良好、10%以上を不良とした。
品とする場合、これを板状に抄いたり、バラ状に
ほぐしてから乾燥し、乾製品としている。干し海
苔などの板状製品については、現在、既に機械的
に製造されているが、バラ状にほぐして乾燥する
(以下、バラ乾燥という)方法については、未だ
に良い機械的方法が確立されていない。 (ハ) 発明が解決しようとする問題点 海苔の塊を単に乾燥雰囲気下に置いただけで
は、塊状のまま乾燥されてしまう。特に、海苔、
ひとえぐさのような厚さ100μ以下の肉薄海藻
は、葉体同士が絡み合い付着しやすいため、バラ
乾燥するには、乾燥工程において葉体を離散状態
にする必要がある。 本発明は、上記問題を解決し、肉薄海藻のバラ
乾燥を良好にかつ能率良く行なうことができる乾
燥方法を提供することを目的とする。 (ニ) 問題点を解決するための手段 すなわち、本発明は、含水率400%以上、厚さ
100μ以下の肉薄海藻を用い、その含水率が150%
以下になるまで乾燥する過程において、含水率を
100%低下させる間に海藻の離散を少くとも10回
行なうことを特徴とする肉薄海藻の乾燥方法にあ
る。 本発明において、用いる海藻は、海苔またはひ
とえぐさであり、その含水率は400%以上でなけ
ればならない。ここで含水率とは乾物重量に対す
る水分の割合(%)をいい、例えば、海苔20g
(乾物重量)、含水量80gの場合(通常水分80%と
いう)、 含水率は、 80g/20g=4g/g(dry stock)=400% 上記含水率が400%以下の海藻を用いると、乾
燥工程初期において、海藻の葉片同士が部分的に
付着し、または付着するおそれがあるため、効果
的に離散を行なうことができない。また、葉肉の
厚い海藻であれば、転動乾燥等通常の機械的乾燥
方法により、バラバラに乾燥することできるが、
海苔やひとえぐさのような厚さ約100μ以下の肉
薄海藻の場合、通常の機械的乾燥方法では、バラ
バラの状態に乾燥することが困難である。 本発明において、海藻の離散とは、海藻の葉片
が、互いに付着し合うことなく、バラバラにほぐ
されている状態をいう。 上記海藻の離散は、圧縮ガスの噴射、あるいは
回転羽根により撹拌するなどの方法によつて行な
うことができる。 第1図は本発明方法を実施するための装置の一
例を示し、図中、1は乾燥用篭、2は離散工程時
に海藻の飛散を防ぐための覆い、3は送風器、4
は乾燥空気入口、5は整流板、6はガス噴射管で
ある。 まず海藻を乾燥用篭1に投入し、この乾燥用篭
1を送風器3とガス噴射管6の上方に配設し、送
風器3の乾燥空気入口4から乾燥空気を導入す
る。乾燥用空気は、整流板5によつて整流され、
篭1の底面に均一な分布で吹き付けられる。 こうして、乾燥空気を篭に吹き付けながら、例
えば先端口径1〜4mmのガス噴射管6より、ガス
を海藻に間歇的に噴射する。 すると、海藻は篭内で上方に浮動するととも
に、ムラなく離散される。 上記噴射ガスは、空気、窒素、炭酸ガス等を用
いることができ、特に限定されない。またガスの
噴射圧、噴射距離、噴射角度、および噴射時間
は、海藻の集合状態、大きさ、離散状態等を考慮
して適宜決定することができる。また、上記噴射
管の形状、特に先端部の形状は、海藻の集合状
態、大きさ、離散状態、篭の形状等を考慮して適
宜決定することができる。 本発明において、乾燥空気の通風は、篭の底面
から篭内の海藻に均等に乾燥空気が供給されるよ
うに行なわれねばならない。その送風量と速度
は、篭内の海藻の間を乾燥空気が流通する程度
で、ガス噴射によつて吹上られた海藻をゆつくり
落下させる程度の量と速度が好ましい。 また本発明において、上記離散工程は、乾燥の
進行にともなつて含水率が100%低下する間に少
くとも10回行わねばならない。含水率の測定はこ
れを工程中、適時に行ない、それによつて離散回
数を制御する。離散回数が10回以下であると十分
に均等な、ムラのない乾燥を行なうことができ
ず、また、あまりに頻ぱんに行なうとガスおよび
エネルギーの浪費になるので、10回以上200回以
下が好ましい。 第2図は、本発明方法を実施するための装置の
他の例を示すもので、第1図に示す装置における
ガス噴射管に代えて海藻の離散を回転羽根8の回
転によつて行うものである。 (ホ) 実施例 遠心脱水して含水率約560%(水分約85%)と
した葉長2〜5cmの生海苔50gを、直径220mm、
深さ250mm、網目16メツシユの乾燥用篭1に入
れ、40℃、関係湿度(RH)15%の乾燥空気を、
風量を20m3/min.に調節しながら、乾燥用篭の
下方から上方に向けて、ほゞ均等な分布で通風し
た。そして、50回/分の頻度で圧縮空気を先端口
径2mmのガス噴射管より50m/secの速度で毎回
0.1秒にわたつて噴射し、海苔を離散させた。海
苔の通風乾燥が230〜120%となつたところで噴射
を止め、そのまま通風乾燥を続けた、乾燥後の海
苔の離散状態を観察し、その結果を表―1に示し
た。なお、離散状態の判定は、葉体同士の付着が
10%未満を良好、10%以上を不良とした。
【表】
表―1より、本発明によれば、海藻をその葉片
が付着しないようにバラバラな状態に乾燥するこ
とができる。 次に、葉長2〜5cmの生海苔および生ひとえぐ
さを乾燥用篭に投入し、種々の条件で通風乾燥し
ながら、一定の頻度で圧縮空気を下方より噴射し
て乾燥した。その結果を表―2に示す。
が付着しないようにバラバラな状態に乾燥するこ
とができる。 次に、葉長2〜5cmの生海苔および生ひとえぐ
さを乾燥用篭に投入し、種々の条件で通風乾燥し
ながら、一定の頻度で圧縮空気を下方より噴射し
て乾燥した。その結果を表―2に示す。
【表】
(ト) 発明の効果
本発明の方法によれば、肉薄海藻をその葉片が
良好な離散状態にあるようにして乾燥することが
できる。しかも、従来、人手に頼つていた肉薄海
藻のバラ乾燥を能率良く機械的に行うことができ
る。本発明により得られたものは、例えば、その
まま酢の物に、揚げればスナツク食品として、焙
焼すればスープの具として賞味できる。 また、未切断原料を用いれば、素材のまま形状
を楽しむことができる。
良好な離散状態にあるようにして乾燥することが
できる。しかも、従来、人手に頼つていた肉薄海
藻のバラ乾燥を能率良く機械的に行うことができ
る。本発明により得られたものは、例えば、その
まま酢の物に、揚げればスナツク食品として、焙
焼すればスープの具として賞味できる。 また、未切断原料を用いれば、素材のまま形状
を楽しむことができる。
第1図は本発明方法を実施するための装置の一
例を示す概念図、第2図は他の装置を示す概念図
である。 1……乾燥用篭、3……送風器、6……ガス噴
射管、8……回転羽根。
例を示す概念図、第2図は他の装置を示す概念図
である。 1……乾燥用篭、3……送風器、6……ガス噴
射管、8……回転羽根。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 含水率400%以上、厚さ100μ以下の肉薄海藻
を用い、その含水率が150%以下になるまで通風
乾燥する過程において、含水率を100%低下させ
る間に海藻の離散を少くとも10回行なうことを特
徴とする肉薄海藻の乾燥方法。 2 上記肉薄海藻が海苔またはひとえぐさである
特許請求の範囲第1項に記載の肉薄海藻の乾燥方
法。 3 上記海藻の離散をガス噴射によつて行う特許
請求の範囲第1項または第2項に記載の肉薄海藻
の乾燥方法。 4 上記海藻の離散を、撹拌することによつて行
なう特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の肉
薄海藻の乾燥方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59198308A JPS6174563A (ja) | 1984-09-21 | 1984-09-21 | 肉薄海藻の乾燥方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59198308A JPS6174563A (ja) | 1984-09-21 | 1984-09-21 | 肉薄海藻の乾燥方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6174563A JPS6174563A (ja) | 1986-04-16 |
| JPS6242593B2 true JPS6242593B2 (ja) | 1987-09-09 |
Family
ID=16388970
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59198308A Granted JPS6174563A (ja) | 1984-09-21 | 1984-09-21 | 肉薄海藻の乾燥方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6174563A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005304387A (ja) * | 2004-04-21 | 2005-11-04 | She's:Kk | モズクの水切り乾燥方法 |
-
1984
- 1984-09-21 JP JP59198308A patent/JPS6174563A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6174563A (ja) | 1986-04-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3615723A (en) | Spray-drying apparatus | |
| US1157935A (en) | Method of and apparatus for desiccating liquid substances. | |
| US3741273A (en) | Spray drying apparatus | |
| JPH029364A (ja) | 増強された堅さを有する煙草榛の製造方法及びその製品 | |
| EP0207384A2 (en) | Particulate material treatment method and apparatus | |
| JPH022584B2 (ja) | ||
| US3713842A (en) | Agglomeration of roast and ground coffee with instant coffee solubles | |
| NO146660B (no) | Fremgangsmaate til fremstilling av myke dinatriumchromoglykatpellets | |
| US1250427A (en) | Drying milk. | |
| US2856290A (en) | Starch product and process of manufacture | |
| US3830943A (en) | Method for agglomerating dry food particles in a rotating drum | |
| US3031314A (en) | Preparation of dehydrated potatoes | |
| US2734513A (en) | hungerford etal | |
| US2698815A (en) | Drying method and apparatus | |
| AU602843B2 (en) | Agglomeration process | |
| US3085492A (en) | Apparatus for the treatment of dry powdered materials | |
| JPS6242593B2 (ja) | ||
| US4954060A (en) | Apparatus for agglomeration | |
| US3549336A (en) | Agglomerating pulverulent material by contacting with a film of jetted liquid | |
| JPS5998660A (ja) | 麺類の乾燥方法 | |
| US3082541A (en) | Apparatus for making paste flakes | |
| US3885049A (en) | Preparation of active dry yeast | |
| US2950204A (en) | Dried egg product and process of manufacture | |
| US3203109A (en) | Apparatus for making paste flakes | |
| JPS6360982B2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |