JPS6244868B2 - - Google Patents

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JPS6244868B2
JPS6244868B2 JP57048194A JP4819482A JPS6244868B2 JP S6244868 B2 JPS6244868 B2 JP S6244868B2 JP 57048194 A JP57048194 A JP 57048194A JP 4819482 A JP4819482 A JP 4819482A JP S6244868 B2 JPS6244868 B2 JP S6244868B2
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JP
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ion
detection device
infrared detection
junction
depth
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JP57048194A
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JPS57170577A (en
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Toomasu Makureen Uoosaasupuun Jon
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Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Koninklijke Philips Electronics NV
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Publication date
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Publication of JPS6244868B2 publication Critical patent/JPS6244868B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10FINORGANIC SEMICONDUCTOR DEVICES SENSITIVE TO INFRARED RADIATION, LIGHT, ELECTROMAGNETIC RADIATION OF SHORTER WAVELENGTH OR CORPUSCULAR RADIATION
    • H10F71/00Manufacture or treatment of devices covered by this subclass
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10FINORGANIC SEMICONDUCTOR DEVICES SENSITIVE TO INFRARED RADIATION, LIGHT, ELECTROMAGNETIC RADIATION OF SHORTER WAVELENGTH OR CORPUSCULAR RADIATION
    • H10F30/00Individual radiation-sensitive semiconductor devices in which radiation controls the flow of current through the devices, e.g. photodetectors
    • H10F30/20Individual radiation-sensitive semiconductor devices in which radiation controls the flow of current through the devices, e.g. photodetectors the devices having potential barriers, e.g. phototransistors
    • H10F30/21Individual radiation-sensitive semiconductor devices in which radiation controls the flow of current through the devices, e.g. photodetectors the devices having potential barriers, e.g. phototransistors the devices being sensitive to infrared, visible or ultraviolet radiation
    • H10F30/22Individual radiation-sensitive semiconductor devices in which radiation controls the flow of current through the devices, e.g. photodetectors the devices having potential barriers, e.g. phototransistors the devices being sensitive to infrared, visible or ultraviolet radiation the devices having only one potential barrier, e.g. photodiodes
    • H10F30/221Individual radiation-sensitive semiconductor devices in which radiation controls the flow of current through the devices, e.g. photodetectors the devices having potential barriers, e.g. phototransistors the devices being sensitive to infrared, visible or ultraviolet radiation the devices having only one potential barrier, e.g. photodiodes the potential barrier being a PN homojunction
    • H10F30/2212Individual radiation-sensitive semiconductor devices in which radiation controls the flow of current through the devices, e.g. photodetectors the devices having potential barriers, e.g. phototransistors the devices being sensitive to infrared, visible or ultraviolet radiation the devices having only one potential barrier, e.g. photodiodes the potential barrier being a PN homojunction the devices comprising active layers made of only Group II-VI materials, e.g. HgCdTe infrared photodiodes
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10PGENERIC PROCESSES OR APPARATUS FOR THE MANUFACTURE OR TREATMENT OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
    • H10P34/00Irradiation with electromagnetic or particle radiation of wafers, substrates or parts of devices
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10PGENERIC PROCESSES OR APPARATUS FOR THE MANUFACTURE OR TREATMENT OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
    • H10P34/00Irradiation with electromagnetic or particle radiation of wafers, substrates or parts of devices
    • H10P34/40Irradiation with electromagnetic or particle radiation of wafers, substrates or parts of devices with high-energy radiation
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S438/00Semiconductor device manufacturing: process
    • Y10S438/971Stoichiometric control of host substrate composition

Landscapes

  • Light Receiving Elements (AREA)
  • Radiation Pyrometers (AREA)
  • Measurement Of Radiation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はテルル化水銀カドミウムの赤外線検出
装置の製造方法に関する。
文献:「I.E.E.E.Transactions on Electron
Devices」の第ED−27巻、第37頁〜第42頁に記載
されている論文「Properties of Ion−Implanted
Junctions in Mercury−Cadmium Telluride」
に、(a)検出装置の動作温度でp形材料の導電特性
を有する一部分を少なくとももつたテルル化水銀
カドミウムの本体を設け、(b)この本体の表面の少
なくとも一部分をイオンで衝撃して前記部分を装
置の動作温度でn形材料の導電特性を有する材料
に変換する工程が提案されている。実験によれ
ば、イオン衝撃をイオン・インプランテーシヨン
装置内で100keV〜300keVのエネルギーで行な
い、その時のイオン・ドーズ量を1013〜1015イオ
ン/cm2の間の値とし、よつて本体中に典型的には
1μmよりも浅い深さであつて本体中でのイオン
のインプランテーシヨン深さによつて決まる当該
深さのところに、p−n接合を形成していた。
種々の異なるイオンをインプランテーシヨンし
た場合の効果について、アルゴン、硼素、アルミ
ニウム及び燐のイオンを用いて研究を行なつた。
上述した論文の著者は、これら全てのイオンのイ
ンプランテーシヨンからは本質的に同じ結果が得
られかつ本体表面に隣接するインプランテーシヨ
ン損傷(すなわち格子欠陥)がp形テルル化水
銀・カドミウムをn形特性の材料へと変換する主
たる原因であるという結論を得た。これらの実験
結果は当該技術の他のある研究者らの得た結果と
相いれず、信頼性の良い赤外線検出装置を大規模
に製造するための再現性の良い方法を提供しそう
にもないと思われる。さらに、イオン・インプラ
ンテーシヨン装置自体も高価であり、これを製造
の際に十分な作動状態に維持かつ保持しておくに
も費用が掛る。
本発明による方法によれば、(a)赤外線検出装置
の動作温度で少なくとも一部分がp形材料の導電
特性を有しているテルル化水銀カドミウムの本体
を設ける工程と、(b)前記本体の表面の少なくとも
一部分をイオンで衝撃し該本体部分の少なくとも
一部分を、前記赤外線検出装置の動作温度でn形
材料の導電特性を有する材料に変換する工程とを
含む、テルル化水銀カドミウムの赤外線検出装置
の製造に当り、衝撃された表面における前記本体
の一部分をエツチング除去するためイオン・エツ
チングを使用してイオン衝撃を行ない、及び前記
衝撃された表面に隣接して、前記本体の隣接部分
をn形導電特性を有する材料に変換するためのド
ーパント源として作用するように十分過剰な濃度
の水銀を前記本体のエツチング除去された部分か
ら生ぜしめるように衝撃イオンのドーズ量、エネ
ルギー及び質量を選定し、この場合前記衝撃イオ
ンのドーズ量は前記本体の前記隣接部分を前記本
体において前記衝撃イオンの侵入深さの2倍より
も深い深さにわたり変換させるのに十分な大きさ
のドーズ量とし及び前記衝撃イオンのエネルギー
を30keVよりも低くしたことを特徴とする。
このように、テルル化水銀カドミウム
(cadmium mercury telluride)の本体を30keV
よりも低いエネルギーのイオンでエツチングする
ことによつて、p形本体部分の隣接部分をイオン
侵入深さの2倍よりも大きい深さにわたつてn形
材料に変換し及び赤外線検出装置の大規模製造の
再現性及び信頼性を十分なものとなし得ることが
出来ることがわかつた。さらにイオン・ドーズ量
を高めることによつて、イオンによつてエツチン
グされる本体の深さよりも著しく深くかつイオン
衝撃された表面でのイオンの侵入深さよりも著し
く深い深さにわたつて、容易に導電形の変換を行
なうことが可能であることが判つた。このよう
に、(イオン・ビーム電流密度及びエツチング時
間によつて定められるような)適当なイオン・ド
ーズ量を使用することによつて得られる変換深さ
を、例えばイオン侵入深さの3倍以上はもとよ
り、それ以上に例えばイオンの侵入深さの少なく
とも5倍、10倍、100倍或いは1000倍となし得
る。さらに詳細に後述するように、この形式の導
電形変換は本体のエツチングされた部分から生じ
た過剰の濃度の水銀が拡散することに起因すると
思われ、かつこれはテルル化水銀カドミウムに特
有なことであると考えられる。本発明による他の
利点は高価な高電圧イオン・インプランテーシヨ
ン装置を使用する代わりに、講入費用も安く、維
持かつ保持が容易であり、しかも設備面積も少な
くて済むイオン・エツチング装置を使用してイオ
ン衝撃を行なうことが出来る。
本発明による斯様な方法を使用して1μmかそ
れ以上の例えば少なくとも2μm及びそれ以上の
例えば5〜10μmの接合深さを有する光起電性検
出器用p−n接合を形成することが出来る。以下
説明するように、この導電形変換をテルル化水銀
カドミウムの厚さ全体にわたつて行ない、この本
体を全厚さにわたつてn形材料に変換するように
なし得る。
イオン・エツチング用のマスクとして一般に使
用されるフオトレジストのようなマスキング材料
を使用することにより、表面から延在するp−n
接合が形成されるように本体表面の局存領域に隣
接する部分に導電形変換を制限することが可能で
ある。
以下、図面により本発明の実施例につき説明す
る。
n形テルル化水銀カドミウムを除去するため
(例えば電子によつて少なくとも一部分が中性化
されるイオン・ビームを使用する)イオン・エツ
チングを使用し、かつ(a)光導電検出素子と電極と
をアレー中で分離し、(b)斯様な検出素子を接続す
るメサ部を形成し、及び(c)斯様な素子に屈曲した
電流通路を設ける目的のための金属化を行なうこ
とは既知である。これらの技術並びにイオン・エ
ツチング性や装置についての一般的な情報に関し
ては西ドイツ特許出願(DE)2708792A号及びヨ
ーロツパ特許出願(EP)0007667号、0007668号
及び0007669号の各明細書に開示されている。
超小形固体装置の製造用の適当なイオン・エツ
チング装置は市場で入手出来、例えば“マイクロ
エツチ”イオン・ビーム・ミリングシステム
(“Microech”Ion Beam Milling systems)は
米国のVeeco Instruments社から商標
“Microetch”の下で売り出されており、又他の
イオン・ミリング・システムが米国のIon Tech.
社から売り出されている。本発明の方法に使用し
て好適な斯様なイオン・ビーム・エツチング装置
の一例を第1図に略図的に示す。
第1図に示す装置は二重真空チエンバー1,2
の形をしており、例えば拡散ポンプによつて排気
口3を経て排気される。イオン・ビーム11によ
つてエツチングされるべき本体10を作業用チエ
ンバ2中に設けられた電気的に分離されたターゲ
ツト・ホルダ4に取り付ける。このターゲツト・
ホルダ4を例えば水冷形とし及び又はチエンバー
2内で回転可能となして本体10の温度及びイオ
ン・ビーム11の入射角をイオン・ボンバードメ
ントの期間中所要の如く制御出来るようにし得
る。
ビーム11を形成しているイオンをソース用チ
エンバー1内で加熱陰極5とその周囲の円筒陽極
6との間で低圧ガス放電を使用して発生させる。
イオン化されるべきガス(一般にアルゴン)を可
変リーダ・バルブ7を経てチエンバー2に典型的
には例えば10-3トル〜5×10-4トルの圧力で導入
する。このガスは陰極5からの電子15によつて
イオン化される。この場合、電子は陰極5と陽極
6との間の放射状の電界中を加速される(例えば
30〜60eV)。第1図に示すように、チエンバー1
の周囲にソレノイド磁石8を設け電子15が磁界
中をサイクロイド軌跡を描いて移動するようにし
て低圧でのイオン化効率を高めるようにするのが
よい。
ソース用チエンバー1(特に円筒陽極6)を中
位の高い正電位(10keVよりも低い)に保持して
チエンバー1からのイオンを、一組の2個以上の
光学配列された加速グリツド・システム12及び
13を経て、ビーム11として加速し、引き出し
かつフオーカシングさせるようにする。陽極電位
とされている第1グリツド12はチエンバー1の
透過性壁を形成し、他方負の電位(例えば−
250V)にある第2グリツド13は電子がチエン
バー1からグリツド・システム12,13を通り
抜けて出ないように作用しかつイオン・ビーム1
1を加速及びフオーカシングするための電圧を与
えるように作用する。
グリツド・システム12,13の範囲外に位置
かつイオン・ビーム11中に入るフライメント1
4はビーム11中に電子を放出して、このビーム
11の正の空間電荷を中性化し、よつてその静電
発散を低減させると共にこのビーム11によつて
衝撃される本体10の表面電荷を実質的に平衡状
態にする。かくして本体10は実質的に場の無い
かつプラズマの無い環境の下でエツチングされ
る。チエンバー2には可動シヤツタ18が設けら
れており、これをチエンバー1とターゲツト・ホ
ルダ4との間の通路内へと移動させてビーム11
をさえぎるようにし、衝撃時間の制御を容易とな
さしめるようにすることが出来る。このシヤツタ
は衝撃時間を短かくする場合に特に重要である。
斯様なイオン・ビーム・エツチング装置は(装
置のタイプにもよるが)5kVまでの電圧を使用し
て5keVのエネルギーのアルゴン・イオン・ビー
ム11を生じさせることが出来る。さらに、装置
のタイプにも存在するが約1016イオン/cm2secに
対応する1.5mA/cm2までのイオン電流を使用し
得る。このような装置はイオン・インプランテー
シヨン装置(典型的には100keV以上を必要とす
る)の場合よりも十分低い電圧で作動し、構成が
著しく簡単であり、十分に動作し得る状態に容易
に保守出来、維持も容易であり、また講入費も安
価である。
第2図は本発明による赤外線検出装置の製造の
際に斯様なイオン・ビーム・エツチング装置を使
用する例を説明するための線図である。第2図に
示すように、ターゲツト・ホルダ4に取り付けら
れたテルル化水銀カドミウムの本体10を斯様な
イオン・ビーム・エツチング装置のターゲツト用
チエンバー2において生じたイオン・ビーム11
によつてイオン衝撃する。第2図には示されてい
ないが、本体10よりはむしろ装置の支持基板
(例えばサフアイア)を直接ターゲツト・ホルダ
4と接触させるようにして、この基板に本体10
を置くようにすることも度々ある。
最初に備えられた本体10は少なくとも装置の
動作温度ではp形材料の導電特性を有している。
8〜14μmの波長領域で作動する検出器の場合に
は、動作温度は通常は77〓であるが、3〜5μm
の波長領域で作動する検出器の動作温度は室温と
同程度の高温となり得ることもある。最初のp形
本体10の最初の上側表面を第2図に破線20に
よつて示す。
第2図に示す配線においては、本体10の上側
表面20全体をイオン・ビーム11で衝撃するこ
とによつてこの全表面20のところの本体10の
一部分21をエツチングして除去しかつこの本体
10のその下に位置する部分22をこの装置の動
作温度でn形の導電特性を有する材料に変換する
ようになす。イオン・ビーム・エツチング装置を
使用してこの導電形変換を達成するため、ビーム
11の衝撃イオンのドーズ量、エネルギー及び質
量を選定するが、その選定は衝撃された表面に隣
接して、十分過剰な濃度の水銀をエツチング除去
された部分21からドナー・ドーパント拡散源と
して作用するように生じさせて本体10中のイオ
ンの侵入深さの2倍よりも深い深さ(d)にわたり隣
接部分22中のアクセプタ・レベルをオーバード
ーピング(overdoping)するように行なわれ
る。イオン衝撃エネルギーは30keVよりも相当小
さい。全体的には1015イオン/cm2以上のアルゴ
ン・ドーズ量が使用される。
一例として、本願の発明者等はアクセプタ濃度
1016cm-3及び移動度2×103cm2V-1sec-1のp形テル
ル化水銀カドミウム本体10から出発して実験を
行なつた。この本体のイオン衝撃をVEE CO
“Microetch”システム内で500eVの中性化された
アルゴン・イオンの600μA/cm2のビーム電流で
行なつた。この衝撃を行なつている際中、ターゲ
ツト・ホルダ4を約10℃の温度に水冷した。この
ようにして行なわれた衝撃によつて、第4図に示
すグラフによつて与えられる速度でp形材料はn
形材料に変換された。第4図において、tはボン
バードメントの時間すなわちイオン・エツチング
時間を分単位で表わし、dは結果として得られた
n形部分22の厚さを表わす(尚、この厚さはエ
ツチング除去された部分21の厚さは含んでいな
い)。このn形変換された部分22が本体10の
厚さ全体にわたり延在しない時には、この部分は
残りのp形部分24とp−n接合23を形成し、
この場合には深さdはエツチングされた本体中の
このp−n接合の深さでもある。
第4図からもわかるように、この例では変換深
さdはt0.85にほぼ比例している。2分間の衝撃
は10μmの厚さのn形層22を生ずる。これに対
し60分の衝撃は丁度200μmの厚さにわたるn形
層22を生ずる。従つて、エツチング除去される
部分21の厚さは別として、この方法を使用して
p形テルル化水銀カドミウム本体をその厚さ全体
にわたつてn形材料へと変換することが出来る。
これらの条件の下でエツチングされる本体の一部
分21の厚さは2分間で約0.5μmであり、60分
間で約15μmである。この変換深さ(d)で比較する
と、本体10中での500eVのアルゴン・イオンの
侵入深さは著しく浅い(約0.2μm)。その結果得
られるn形層22中の平均ドナー濃度は1.4×
1015cm-3として測定されかつ移動度は9.6×104cm2
V-1sec-1と測定された。
これがため、イオン・インプランテーシヨン装
置よりも遥かに好都合な装置を使用する本発明に
よれば、このような極めて驚くべき結果が得られ
るばかりでなく、材料をドーピングしたり或いは
格子を損傷したりするイオン・インプランテーシ
ヨンを使用する場合に比べて、本発明によれば遥
かに深い接合深さ及び変換深さを得ることが出来
る。
本発明によれば、インプランテーシヨンの場合
に比べて、より低いイオン・エネルギーを使用す
るので、本体10のかなりの部分21がエツチン
グにより除去されるとき、エツチング除去された
部分21からの水銀のうちのある部分が本体の結
晶格子中に割込み(侵入)ドーパント(dopant
interstitials)として動かされる。驚くほど深い
変換深さが得られることは、この割込み水銀がイ
オン・エツチングの期間に拡散プロセスによつて
本体10中に遠くまで移動するように十分大きな
過剰濃度で形成されることを意味する。斯様な拡
散が無ければ、この変換深さはイオンの侵入深さ
(500eVのアルゴン・イオンで約0.2μm)とほぼ
同程度の深さであるにすぎず、その深さは見い出
されたようには時間と共に増大しない。
この導電形変換効果は次のような非常に簡単な
モデルで表わすことが出来る。すなわち、このモ
デルでは変換された部分22中の割込み水銀の濃
度はこの部分22の衝撃された表面における高濃
度n0からp−n接合23における、本体10の残
りの部分24中のアクセプタ・レベル濃度P0に等
しいより低い濃度まで、直線的勾配を有するとす
る。ここで留意すべき点はこの仮定及び簡単なモ
デルはどのようなことが起り得るかを正確には表
わしていないが実際に得られる変換効果を理解す
る上に役立つということである。
このモデルを使用して次式を得る。
G=∂N/∂t=D.(n0/d) ………(1) ここにおいて、 Gは衝撃された表面に割込み水銀が発生する速
度を表わす。
Nは発生した割込み水銀の濃度であり、 tは衝撃及びエツチング時間であり、 Dはテルル化水銀カドミウム本体10内の割込
み水銀の拡散係数であり、及び dはn形に変換された部分22の厚さである。
しかしながら、 ∂d/∂t=(∂N/∂t)(1/P0)=G/P0
………(2) であるので、 d=(G/P0)t ………(3) となる。
この式(3)は変換深さ(d)が時間tに直線的に依存
していること及び(G/P0)によつて与えられる
速度で増大することを表わしている。従つて、発
生速度Gが大であると共に最初のアクセプタ・ド
ーピング濃度(P0)が低いと大きな変換深さ(及
び例えば深いp−n接合)を得ることが出来る。
さらに、式(3)から拡散係数(D)従つて温度に無関係
な変換速度が得られる。この式(3)の直線変換速度
は第4図に示す実験結果から得られる、変換深さ
(d)がt0.85にほぼ比例して増大するという事実と
良く合つている。
式(1)及びこのモデルから、変換された部分22
の割込み水銀の表面濃度n0は著しく高く、これは n0=G・d/D=G2・t/(D・P0) ………(4) で与えられる。
G及びn0の値は第4図の結果から式(3)及び(4)を
使用して導出することが出来る。。p形本体10
の場合には、P0は1016アクセプタ・レベル/cm3
あつた。そして第4図から約7×10-6cm/secの
平均変換速度を得ることが出来る。従つて式(3)か
らGの値として約7×1010cm-2sec-1が得られる。
第4図の結果を得るために使用される配置におい
ては、部分21がエツチング除去される速度は約
2×10-3μm/sec(約3×1015水銀原子/cm2
secに等しい)であつたので、この場合にはGは
エツチング除去された本体部分21から水銀原子
100万個当り導電形変換用ドナーとして作用する
水銀原子約20個を引き出すことと等価である。
さらに、Dの値として約10-13cm2sec-1をとるこ
とにより、式(4)からのn0の近似値として(7×
1019)dが得られる。尚、dはμm単位で与えら
れるか又はtを分の単位として(3×1020)tで
与えられる。
変換深さdがイオン・ドーズ量に強く依存する
ことが判つた。第4図及び式(3)に示すように、特
に本体10の全体をn形に変換するよりは本体1
0中の所望の深さに光起電性のp−n接合を形成
する方が好ましい場合には、衝撃及びエツチング
時間tは種々の異なる所望の変換深さdを得るた
めの最も有益なパラメータである。しかしなが
ら、イオン・ドーズ量をイオン・ビーム電流密度
Jを変えることによつて可変とすることも出来
る。第5図に示すように、変換深さdは単位時間
当りのイオン・ドーズ量に等しいビーズ電流密度
Jの増大に従つて増大する。従つて、この深さd
は200μA/cm2(約8×1016イオン/cm2/min)の
場合の約30μmから1.4mA/cm2(約5×1017
オン/cm2/min)の場合の約80μmにまで増大
し、両値はいずれも12分という同一衝撃時間で得
られるものである。勿論この変換深さは他のパラ
メータにも依存し例えばこの深さはイオンの寸法
が増大すると減少するので、アルゴンの代わりに
キセノンを使用する場合には、他の条件を同じと
して得られた変換深さ(d)はアルゴン・イオンで得
られる値の1/5となることが判つた。
また、イオン・ビーム11の加速電圧を変える
ことによつて、所定のイオン・ビーム・エツチン
グ装置で得られるビーム電流を変えるようにし得
る。しかしながら、各場合に同一値のビーム電流
を使用することが出来る場合には、得られる変換
深さはイオン・エツチングに有益なエネルギー範
囲のイオン・ビームのエネルギーに依存するよう
には思えない(又は少なくとも強く依存しない)
ようである。より高いエネルギーを使用する場合
には、イオンは本体中に深く侵入し衝撃された表
面には意義ある、すなわち著しいエツチングは起
らず、イオン衝撃は本発明による導電形変換に対
して最早有効的ではない。
第3図は、光感知接合としてのp−n接合23
を有する光起電型赤外線検出装置を形成するた
め、第2図の本体のその後の処理方法の一例を説
明するための図である。この接合の領域の規制は
既知方法で行ない得る。すなわち例えばn形領域
22の部分にマスキングを行ない、化学腐食溶液
を使用するメサ・エツチングにより、n形領域2
2の周辺部分22をその厚さ全体を起えて除去し
て行なう。続いて、続えば硫化亜鉛の不活性化層
26を既知の方法でp形領域24の上側表面及び
n形メサ領域22上に堆積させる。そして金属層
電極28及び29を既知方法で設けてこれらを層
26に形成された窓で領域22及び24に夫々接
触させるようになす。
このようにして得られた光起電型赤外線検出装
置の一例のp−n接合23の電流−電圧特性を第
6図に示す。第6図は、電極28及び29間の電
圧V(ボルト単位)を印加した時装置を経て流れ
るμA単位での電流を示す。この測定はこの装
置を通常の動作温度である77〓にして行なつた。
(印加電圧が接合23を順方向にバイアスする場
合の)順方向特性はこの第6図のグラフの第1象
限に示され、(接合23が逆バイアスされる場合
の)逆特性は第3象限に示されている。この検出
装置は第4図の結果を得るために使用された条件
と同じイオン・エツチング条件の下で製作された
ものである。イオン・エツチング時間(t)を選
定してp−n接合23から10μmの深さ(d)を与え
るようになした。n形メサ領域22の直径を280
μmであつた。赤外線を検出するときは、この装
置を印加バイアス電圧なしに或いは第6図に示す
逆特性の低電流(すなわちブロツキング)部分に
対応する範囲内の逆バイアス電圧を用いて使用し
得る。
本発明の範囲を逸脱することなく多くの変更を
なし得ること明らかである。従つて、例えば、イ
オン衝撃(従つてイオン・エツチング及び導電形
変換)をテルル化水銀カドミウム本体10の表面
に局在化することが出来る。このような装置を第
7図に示す。この場合、(例えばフオトレジスト
の)マスキング層31は本体10の表面に存在し
ており、これによりエツチング及び導電形変換を
このマスキング層31中の窓のところの領域に限
定するようになしている。フオトレジスト層を使
用してイオン・エツチングに対して局所的にマス
クを形成することについては先に述べた
DE2708792、EP0007667、EP0007668及び
EP0007669の各出願明細書に既に開示されてい
る。p−n接合を所要の深さに形成するために十
分な時間期間エツチングした後に、前述した不活
性化層26及び電極28及び29を設ける前にマ
スキング層31を除去する。その結果、得られた
光起電性検出器の構造を第8図に略図的に示す。
斯様な検出器を複数個本体10に形成することが
出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による方法によつて赤外線検出
装置の製造に使用され得るようなイオン・ビー
ム・エツチング・システムを示す図式的断面図、
第2図は本発明による方法におけるイオン・エツ
チング工程での処理を受けるテルル化水銀カドミ
ウムの本体の一部分を図式的に示す断面図、第3
図は第2図のイオン・エツチングされた本体から
形成される赤外線検出装置を示す図式的断面図、
第4図は変換深さ(dはμm単位)がイオン・エ
ツチング時間(tは分単位)に従つて増大する様
子を示す曲線図、第5図は変換深さ(dはμm単
位)がイオン・ビーム電流密度(JはμA/cm2
位)に従つて変化する状態を示す曲線図、第6図
は第2図及び第3図に示すようにして製造された
光起電性検出装置のp−n接合特性を示す曲線
図、第7図は本発明による他の方法におけるイオ
ン・エツチング工程での処理を局部的に受けたテ
ルル化水銀カドミウムの本体の一部分を示す断面
図、第8図は第7図のイオン・エツチングされた
本体から形成された赤外線検出装置を示す図式的
断面図である。 1,2……チエンバー、3……排気口、4……
ターゲツト・ホルダ、5……加熱陰極、6……円
筒陽極、7……リーク・バルブ、8……磁石、1
0……本体、11……イオン・ビーム、12,1
3……グリツド・システム、14……フイラメン
ト、20……(本体の)上側表面、21……(本
体の)一部分、22……(21の部分の下にあ
る)本体の部分(又はn形変換部分)、23……
p−n接合、24……p形領域、26……不活性
化層、28,29……金属層電極、31……マス
キング層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a) 赤外線検出装置の動作温度で少なくとも
    一部分がp形材料の導電特性を有しているテル
    ル化水銀カドミウムの本体を設ける工程と (b) 前記本体の表面の少なくとも一部分をイオン
    で衝撃し該本体部分の少なくとも一部分を、前
    記赤外線検出装置の動作温度でn形材料の導電
    特性を有する材料に変換する工程と を含む、テルル化水銀カドミウムの赤外線検出装
    置の製造に当り、 衝撃された表面における前記本体の一部分をエ
    ツチング除去するためイオン・エツチングを使用
    してイオン衝撃を行ない、及び 前記衝撃された表面に隣接して、前記本体の隣
    接部分をn形導電特性を有する材料に変換するた
    めのドーパント源として作用するように+分過剰
    な濃度の水銀を前記本体のエツチング除去された
    部分から生ぜしめるように衝撃イオンのドーズ
    量、エネルギー及び質量を選定し、 この場合、前記衝撃イオンのドーズ量は前記本
    体の前記隣接部分を前記本体において前記衝撃イ
    オンの侵入深さの2倍よりも深い深さにわたり変
    換させるのに十分な大きさのドーズ量とし、及び
    前記衝撃イオンのエネルギーを30KeVよりも低く
    したこと を特徴とする赤外線検出装置の製法。 2 前記イオン・エツチングは前記本体中にn形
    変換部分によつて所望の深さのp−n接合が形成
    された時終了することを特徴とする特許請求の範
    囲1記載の赤外線検出装置の製法。 3 前記p−n接合を少なくとも2μmの深さに
    形成することを特徴とする特許請求の範囲2記載
    の赤外線検出装置の製法。 4 前記イオン・エツチングの際中、前記本体の
    前記表面上にマスキング層を設けかつ前記マスキ
    ング層は前記イオン・エツチング及び変換を窓の
    ところに局在する領域に制限して前記表面から延
    在するp−n接合を形成するようにするための当
    該窓を有していることを特徴とする特許請求の範
    囲2又は3記載の赤外線検出装置の製法。 5 前記p−n接合は光起電型赤外線検出装置の
    活性接合を形成することを特徴とする特許請求の
    範囲2〜4のいずれか一つに記載の赤外線検出装
    置の製法。 6 前記イオン・エツチングを前記本体の残りの
    部分を前記本体の厚さ全体にわたつてn形材料に
    変換するに十分な時間にわたり続けることを特徴
    とする特許請求の範囲1記載の赤外線検出装置の
    製法。
JP57048194A 1981-03-27 1982-03-27 Method of producing infrared ray detector Granted JPS57170577A (en)

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