JPS6245199Y2 - - Google Patents

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JPS6245199Y2
JPS6245199Y2 JP4801281U JP4801281U JPS6245199Y2 JP S6245199 Y2 JPS6245199 Y2 JP S6245199Y2 JP 4801281 U JP4801281 U JP 4801281U JP 4801281 U JP4801281 U JP 4801281U JP S6245199 Y2 JPS6245199 Y2 JP S6245199Y2
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JP
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container
sealed
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nuclear fuel
outer container
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JP4801281U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、核燃料物質を輸送する場合に使用す
る容器に関し、特に小型軽量で取扱いが容易であ
り、耐衝撃力が大きく、しかも放熱効果の高い核
燃料物質輸送容器に関する。
酸化ウラン,酸化プルトニウム、あるいはこれ
らの混合物のような核燃料物質を輸送する場合、
その安全性を確保するために輸送容器に対して各
種の法規制が設けられている。特に輸送容器を
9mの高さから落下させて容器の密封性保持性能
および耐衝撃性を試験し、この試験に合格しなけ
れば核燃料物質輸送容器として使用することは許
されない。
従来、この種の輸送容器としては英国核燃料会
社(BNFL)が開発した一般にPUB型輸送容器と
呼ばれている容器がある。これはもともと高速増
殖原型炉(PFR)の新燃料集合体を輸送するた
めの容器であつたものをプルトニウム酸化物粉末
輸送用に改造したものである。このPUB型容器
は、その外容器が長さ4m以上、幅及び高さが約
1mの大型直方体形状であり、外殻、補強材、内
殻に軟鋼が、また緩衝材としてはイロコ材が使用
されており、外容器内部に配置されるキヤニスタ
ー等を含めて総重量で3トン以上もの容器であつ
た。しかし、このような構造のPUB型容器で
は、前記のように外容器が直方体形状であるた
め、落下事故に対してコーナー部が破損し易いと
いう欠点がある。また、外容器から密封容器であ
るキヤニスターを取出すには、鍵を用いて水平方
向に引抜く方法をとつており、この際キヤニスタ
ーを傷つけるという欠点もある。更に、この容器
は、キヤニスターからその内容物を取出す際に、
ボルトの取外し等に時間がかかり、作業従事者へ
の被曝のおそれが高く、また前記のように重いも
のであるから台車を利用しての移動が不可能とい
つた欠点もある。
このように、従来、核燃料物質を輸送する容器
として使用されているPUB型容器は、その安全
性および取扱いの容易性などの点でかなり改善の
余地が残されている。
その他、放射性物質の輸送用として様々な容器
が開発されており、本考案のものと外観的に類似
しているものとして円筒形状でその上下端部に緩
衝体を設けたNFS−4キヤスタと呼ばれる使用
済核燃料輸送容器がある(例えば「原子力工業」
第22巻第1号22頁日刊工業新聞社発行に記載があ
る)。しかし、この容器は、密封容器が一重であ
り、密封性能が悪いし、上下端部に設けた緩衝体
に吊り具があり、容器が落下した時にこの吊り具
に衝撃力が加わつた場合、吊り具が陥没して容器
本体に悪影響を及ぼすおそれがあるし、更にこの
キヤスクは容器本体の周胴部に緩衝層がなく液体
中性子遮蔽材槽が露出した状態になつているから
この容器が突起物上へ水平落下したような場合
に、万一遮蔽材の流出事故が発生すれば極めて危
険な状態になるおそれがあるなどの問題点があ
る。
本考案の目的は、上記のような従来技術の欠点
を解消し、小型軽量でしかも堅牢安全な実用性の
高い核燃料物質輸送容器を提供することにある。
以下、図面に基づき本考案について説明する。
第1図は本考案に係る核燃料物質輸送容器の分解
斜視図、第2図はその組立て断面図である。これ
らの図面から判るように、この輸送容器の概略構
造は、一番内側に位置する密封構造の貯蔵容器1
と、それを収容する密封容器2とによつて二重に
確実に密封され、該密封容器2上に中蓋体3が位
置し、それらが外容器4に収納され、その外容器
4の両端部に緩衝体5a,5bを嵌着すると共
に、外容器4の外周壁に吊具6を設けたものであ
る。
次に各部の構造並びに使用態様等について詳述
する。この実施例では輸送対象物である核燃料物
質はウラン酸化物,プルトニウム酸化物、または
これらの混合物のような粉末である。このような
粉末核燃料物質は、通常、アルミニウム製収納缶
10内に充填されており、その複数個(本実施例
では4個)が貯蔵容器1内に縦置収納される。
貯蔵容器1は、フランジ付有底円筒状の貯蔵容
器本体11とその蓋体12を有する構造であり、
それらはステンレス鋼(SUS304など)で作成さ
れている。複数個の収納缶10は、貯蔵容器本体
11内に挿入された後、ステンレス鋼製の内蓋1
3によつて押えつけられる。貯蔵容器本体11の
フランジ部14上面には該容器本体11と同心状
に2重のOリング15a,15bが設けられ、そ
れらOリング15a,15bを介して貯蔵容器本
体11とその蓋体12とがボルト16によつて固
着され、それによつて密封性が保たれる。貯蔵容
器1内には、必要によりヘリウムガスのような不
活性ガスを充填する。その場合、該容器1の減圧
およびヘリウムの充填には蓋体12に設けたガス
注入口17を用いればよい。なお、この容器1
は、その漏洩率が1×10-7atm・c.c./秒(ヘリウ
ムガスとして)以下となるように設計される。
また、発送時前に漏洩検査を行う必要がある場
合には、第3図A,Bに示すようにして実施すれ
ばよい。まず、同図Aに示されているように、貯
蔵容器本体12中央に設けられているヘリウムガ
ス注入口17にボンベコネクタ20を接続し、貯
蔵容器1内の空気を排気ポンプ21で排気する。
次に、排気ポンプ21の方の弁22を閉じ、他方
の弁23を開いてヘリウムボンベ24からヘリウ
ムガスを容器1内に導入する。蓋体12の側方部
分には2重Oリング15a,15bの丁度中間に
開口部が位置するようなヘリウムリーク検査孔2
5が設けられており、このヘリウムリーク検査孔
25にヘリウムリーク測定器26を接続して漏洩
率を測定する。また、同図Bに示されているよう
に、蓋部12に漏洩試験用蓋27を取付け、その
中央に設けられているコネクター部28にヘリウ
ムリーク測定器26を接続してガス注入口17の
漏洩率を測定する。
なお、貯蔵容器1に設けられているガス注入口
17及びリーク検査孔25は、輸送時には盲プラ
グにて栓をされ、密封が保たれるようになつてい
る。
このような貯蔵容器1は、次に密封容器2内に
収められる。密封容器2は、開口部にフランジ3
1が形成されている有底円筒状の密封容器本体3
2と、該フランジ部31に位置する2重Oリング
33a,33bを介して接合されボルト等により
固定される密封容器蓋体34とからなり、それら
によつて密封状態が維持されるようになつてい
る。この密封容器2も貯蔵容器1と同様の低い漏
洩率を有するよう設計されていて、必要により前
記したような貯蔵容器1の場合と同様の手順によ
りヘリウムガス等の不活性ガスの充填および漏洩
試験が行われる。密封容器2の内径寸法は、貯蔵
容器1がきつちりと収まる大きさで、そのクリア
ランスは1mm程度に定められる。したがつて貯蔵
容器1が密封容器2内でがたつくことはないし、
また高い熱伝導性が保たれる。
さて、この密封容器2は、貯蔵容器1内に収容
した核燃料物質から放出される放射線を遮蔽する
ための複数の放射線遮蔽層を有する構造である。
放射線遮蔽層としては中性子の遮蔽層とγ線遮蔽
層とが必要である。そのため、本実施例では次の
ようになつている。密封容器本体32の側壁部は
内筒35と外筒36との二重壁構造となつてお
り、その二重壁の内部に中性子遮蔽材37が充填
されている。密封容器本体32の底板38、二重
壁、貯蔵容器受座を形成する上部材39、フラン
ジ部31、および蓋体34はステンレス鋼
(SUS304等)で作られており、また二重壁の内部
に充填される中性子遮蔽材37は、一般に「シリ
コンエラストマー」と呼ばれているシリコン系の
合成高分子ゴムで、水素のような軽元素を富化し
て中性子遮蔽性能を高めた材料が使用される。ま
た、密封容器本体32の底板38上にも、底方向
への中性子の放射を阻止するために同じシリコン
系合成高分子ゴムからなる中性子遮蔽層40を設
ける。そして、外筒36の外周面全面に対してγ
線を遮蔽するための鉛の層41が設けられる。こ
の密封容器2の底板38および蓋体34は厚肉の
ステンレス鋼で形成されているため、容器2の上
下方向には特に鉛の層を設けずともγ線の遮蔽が
行える。更に、この実施例では、貯蔵容器受座を
形成している上部材39の上面にも、貯蔵容器本
体11のフランジ部14の下面形状に対応した形
の環状中性子遮蔽体42を設けている。
このようにして密封した密封容器2は、次に外
容器4に収納される。外容器4は、有底円筒状の
外容器本体50とその蓋体51とからなる。これ
らの外板はステンレス鋼(SUS304等)で作られ
ており、その内側にはバルサ材などからなる緩衝
層52が設けられている。緩衝材としては、この
外にイロコ材,米マツ材,レツドウツドなどの木
材等も使用でき、その材質は特に限定されるもの
ではないが、容器の軽量化という観点からしてバ
ルサ材が好適である。外容器本体50内に密封容
器2を収納した後、該密封容器2の上面を前述し
たのと同様のシリコン系の合成高分子ゴムからな
る中性子遮蔽層を有する中蓋体3で覆い、やはり
緩衝体53を介して外容器蓋体51を被せてボル
ト等により固着する。この外容器4の内径も内部
に納める密封容器2の外径とのクリアランスがで
きるだけ小さくなるようにするが、この外容器4
には厳密な密封性能を持たせる必要はない。ま
た、この外容器4には、本輸送容器全体を吊上げ
たりする場合に使用する吊具6が固着されるが、
その位置は両端部に取付けられる緩衝体5a,5
bの嵌合に影響されない場合であつて、その吊具
6の突出高さは前記緩衝体5a,5bの周胴部の
厚さよりも低いものとされる。
最後に外容器4の特に両端部を機械的な衝撃力
から保護するために、一対の有底短円筒状の緩衝
体5a,5bを外容器4の両端部に嵌合し、ボル
ト・ナツト等によつて固着する。この緩衝体5
a,5bは表面をステンレス鋼(例えば
SUS304)等で作り、その内部にバルサ材などを
組込んで緩衝層60を形成したものである。特に
上部緩衝体5aは、外容器の入口部付近を充分に
保護するために下部緩衝体5bよりも深く挿入で
きるように、該下部緩衝体5bより多少長尺のも
のに形成するのが好ましい。これらのキヤツプ状
の緩衝体5a,5bを嵌合したことにより、比較
的少ない緩衝材の使用ですぐれた耐衝撃性を発揮
させることが可能となる。
以上が本輸送容器の各部の詳細と使用状態ある
いは組立て手順等である。本考案に係る輸送容器
は、どのような角度からの落下試験においても所
望の機械的強度を示し、その密封状態が保たれる
ことが確認された。なお、この輸送容器から核燃
料物質を取出すには、前記した手順の逆を行えば
よく、密封容器2及び貯蔵容器1を開封する前
に、再び漏洩試験を実施することによりその密封
性を再確認することができる。
本考案に係る輸送容器は、上記のように比較的
簡単な構造で分解組立て等取扱い易くなつている
から、定期検査や使用時の発送前検査の作業が容
易になり、検査時間が著しく短縮され、作業従事
者の被曝可能性がそれぞけ低減化されるし、また
緩衝材の層を特にその側面で比較的薄くできるこ
とから、必要十分な耐衝撃性を具有したうえで全
体の小型化、軽量化を図ることができ、台車を利
用しての移動が可能となるなど取扱いも一層容易
となるし、側面を薄くできることによつて核燃料
物質の高発熱体を収納した場合でも高に放射効果
が得られるなど、核燃料物質の輸送に際して多く
のすぐれた効果を発揮させうるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る輸送容器の一実施例を示
す分解斜視図、第2図はその組立て状態の断面
図、第3図はA,Bはそれぞれ貯蔵容器の漏洩試
験の説明図である。 1……貯蔵容器、2……密封容器、3……中蓋
体、4……外容器、5a,5b……緩衝体、6…
…吊具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 核燃料物質または核燃料物質収納缶を密封状
    態で収容するためのステンレス鋼製有底円筒状
    有蓋の貯蔵容器; 胴部周囲および底部にシリコン系合成高分子
    ゴムからなる中性子遮蔽層を有し、また胴部周
    囲に鉛製のγ線遮蔽層を有し、かつγ線遮蔽層
    をかねた厚肉のステンレス鋼製の底部および蓋
    体部を有し、前記貯蔵容器を密封状態で収容す
    るためのステンレス鋼製有底円筒状有蓋の密封
    容器; 該密封容器の蓋体の上面を覆うように設けら
    れたシリコン系合成高分子ゴムからなる中性子
    遮蔽層を有する中蓋体; 全内面に緩衝層を有し、前記密封容器を収容
    し保護するための有底円筒状有蓋の外容器; 胴部および底部に緩衝層を有し、前記外容器
    の両端部に着脱自在に嵌合係止され前記外容器
    を保護するための一対の有底短円筒状の緩衝
    体;および、 前記外容器の外周にて、嵌合される前記緩衝
    体に覆われない位置に設けられており、その高
    さが前記緩衝体の径方向張出し高さよりも低い
    吊具; を有することを特徴とする核燃料物質輸送容
    器。 2 密封容器は、その周胴部壁が二重構造をなす
    ものであつて、中性子遮蔽性はその二重構造壁
    の内部空間に充填されている実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の核燃料物質輸送容器。
JP1981048012U 1981-04-03 1981-04-03 Transport container for nuclear fuel material Granted JPS57160699U (en)

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JPS57160699U JPS57160699U (en) 1982-10-08
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Families Citing this family (4)

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JP3982312B2 (ja) * 2002-04-19 2007-09-26 株式会社日立製作所 燃料キャスク用衝撃緩衝体
FR2925975B1 (fr) * 2007-12-26 2016-05-27 Areva Np Conteneur de transport pour assemblage de combustible nucleaire, et procede de transport d'un assemblage de combustible nucleaire
JP2010181345A (ja) * 2009-02-06 2010-08-19 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 廃棄物容器
CN112313756B (zh) * 2018-06-07 2024-05-10 霍尔泰克国际公司 用于存储和运输乏核燃料的多部件桶

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