JPS6246092B2 - - Google Patents

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JPS6246092B2
JPS6246092B2 JP14949978A JP14949978A JPS6246092B2 JP S6246092 B2 JPS6246092 B2 JP S6246092B2 JP 14949978 A JP14949978 A JP 14949978A JP 14949978 A JP14949978 A JP 14949978A JP S6246092 B2 JPS6246092 B2 JP S6246092B2
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JP
Japan
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tuning fork
crystal resonator
fork type
fundamental wave
type crystal
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JP14949978A
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JPS5575325A (en
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Eiji Momozaki
Shigeru Kogure
Minoru Inoe
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Publication date
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Priority to US06/042,732 priority patent/US4320320A/en
Priority to FR7926237A priority patent/FR2443164B1/fr
Priority to GB7939802A priority patent/GB2042796B/en
Priority to DE19792948331 priority patent/DE2948331A1/de
Priority to CH1066979A priority patent/CH646304GA3/fr
Publication of JPS5575325A publication Critical patent/JPS5575325A/ja
Publication of JPS6246092B2 publication Critical patent/JPS6246092B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H9/00Networks comprising electromechanical or electro-acoustic elements; Electromechanical resonators
    • H03H9/15Constructional features of resonators consisting of piezoelectric or electrostrictive material
    • H03H9/21Crystal tuning forks
    • H03H9/215Crystal tuning forks consisting of quartz

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は音叉型水晶振動子に関する。
本発明の目的は、音叉型水晶振動子の精度を向
上させることを目的とする。更に本発明の目的
は、時計用高精度時間標準源として、高精度の音
叉型水晶振動子を提供することにある。
従来の時計用時間標準源としての音叉型水晶振
動子を第2図に示す。第1図はこの音叉型水晶振
動子を作るための、原石水晶から切り出される水
晶板の切断角度を示す図である。角度ψは約+2
度から+5度程度である。但し図中X,Y,Zは
右水晶のそれぞれ電気軸、機械軸、光軸を示す。
11は載出された水晶板である。第2図は水晶板
11から作られた音叉型水晶振動子である。12
は振動変位の方向を示し、13は振動変位の音叉
腕方向の分布を表わしている。(以後、音叉腕方
向の振動変位の分布を振動モードと呼ぶ。)この
振動モードを使つた従来の音叉型水晶振動子の共
振周波数温度特性は第3図のようになる。第3図
縦軸Δrとは、任意の温度T(℃)における共振
周波数をf(T)とすると、 Δf/f=f(T)−f(20)/f(20)……
…(1) のことである。
第3図からわかるように、従来の音叉型水晶振
動子の共振周波数は温度に対して2次曲線となる
ように変化し、温度に対して不安定である。更に
共振のQが10万程度と低いために共振周波数の経
年変化が大きく、また重力方向に対する振動子の
方向によつて周波数が変化(以後これを周波数の
姿勢差と呼ぶ)する等の欠点がある。また従来か
ら通信用に使用されているATカツト水晶振動子
は、共振周波数の経年変化や姿勢差は少ないが、
共振周波数が高いため、水晶発振器を構成した際
多大な電力を消費する。また小型化、量産性が困
難等という欠点をもつている。
本発明はかかる欠点を除去するものでその具体
的な目的は、 (1) 共振周波数が温度に対して安定である。
(2) 水晶発振器を構成した際、低消費電力であ
る。
(3) 非常に小型である。
(4) 量産性が良い。
ことを満足する水晶振動子を提供することにあ
る。
以下実施例に基づいて本発明を詳しく説明す
る。まず、第6図は本発明になる音叉型水晶振動
子の周波数温度特性の具体例の図である。縦軸の
定義は前述した通りである。一目してわかるよう
に、本発明になる特性は従来例第3図に比べて、
かるかに優れている。本図の特性を得るための具
体的な構成を以下に詳述する。
第4図は、本発明になる音叉型水晶振動子を作
る水晶板の原石水晶からの切り出し角を示す図で
ある。角度ψは電気軸のまわりに左回りを正とす
ると0度から−15度の範囲の値である。図におい
て、X,Y,Zはそれぞれ電気軸、機械軸、光軸
を示す。第5図は、第4図21の水晶板から作成
された本発明の音叉型水晶振動子の概観図であ
る。22は音叉型水晶振動子。23,24はそれ
ぞれ音叉腕である。25,26は、板面内の屈曲
振動基本波の振動変位を示している。25と26
は逆相に変位している。27,28はそれぞれ音
叉腕の中心線回りのねじり振動基本波の振動の様
子を示している。屈曲振動基本波のX方向振動変
位のY′軸にそう分布が第7図のUxである。又ね
じり振動基本波のY′軸にそつての分布(中心線
回りのねじり角の分布)が第7図のτである。第
7図においてAは振動子の先端部で、Bは音叉の
叉部である。ここで本発明で言う音叉型水晶振動
子に存在する屈曲振動の基本波モードとはUxの
分布を総称して言う。又、本発明で言うねじり振
動の基本波モードとは、第7図のτの分布の総称
である。即ち、AB間にのる最低次のねじり振動
モードのことである。Ux及びτは、音叉腕23
と24ではそれぞれ互いに逆向き(位相が反対)
である。振動モードUxの共振周波数をfFとし、
振動モードτの共振周波数をfTとする。第5図
における音叉型水晶振動子22の形状は、2つの
周波数fFとfTが互いに近い値になるように外形
及び厚みtが設計される。厚みtを変化させたと
きの共振周波数fFとfTの変化の様子を第8図に
示す。縦軸は周波数、横軸は厚みtである。又第
9図はカツトアングルが0度から−15度の範囲の
適当な値をとつたとき、厚みtを変化した場合の
Fの温度特性を示す図である。図において91
は第8図においてt=t1の厚みの時のfFの温度
特性であり、92は同様にtがt2からのt3の値に
あるときの代表例である。94はt=t4の時のf
Fの温度特性である。このようにカツトアングル
ψを0度から−15度の範囲の適当の値をとり、厚
みtをt2からt3の間になるように選ぶことによ
り、fFは良好な周波数温度特性をもつ。本発明
で言う音叉型水晶振動子に存在する屈曲振動の基
本波モードとねじり振動の基本波モードの各々の
周波数とは、それぞれ前述のfF及びfTのことで
ある。又本発明で言う、各々の周波数の差とはf
F−fT(以後これをΔfと呼ぶ)のことである。
又周波数の差が屈曲振動の基本波モードの周波数
の15%以内となる如き厚みを有しとは、 |f−f/f|=|Δf/f|≦0.15……
…(2) となるような厚みををもつことを言う。即ち第8
図において、 fF2−fT2/fF2=0.15 ………(3) であるとすると、厚みtはt2以上であることを言
う。
次に、既述したように厚みtをt2からt3の間の
値を選択することにより、第9図92の如き良好
な周波数温度特性得られる理由を記す。第3図、
第6図、第9図の周波数温度特性は、既述の定義
を使つて、T=20℃中心でテイラー展開すると、 Δf/f=f(T)−f(20)/f(20)α(T−20)+β(T−20)2+γ(T−20)3 ………(4) と書ける。但し3次までで近似し、α、β、γは
それぞれ展開の1次、2次、3次係数である。第
8図に示す如くfFとfTが近い場合には、互いに
干渉し合う(以後この周波数の干渉のことを結合
と呼ぶ)が、fFとfTが充分離れている場合に
は、互いに結合がないためfF及びfTは、独立な
周波数温度特性をもつ。このfF及びfTが独立な
動きをするときのカツトアングルψを変えた場合
のfFの周波数温度特性を前記(4)式のα、βを用
いて表わしたものが第10図である。本図からわ
かるように、カツトアングルψを+2度から+5
度付近にすることによりα=0となる。このとき
γは小さいので無視すると、周波数温度特性はβ
のみに依存する。即ちこれは温度に対して2次曲
線となるもので、これが従来から使われていた音
叉型水晶振動子で、従来例第3図はこのことを表
わしている。それに対して本発明は、屈曲振動の
基本波の共振周波数fFとねじり振動の基本波の
共振周波数fTを近づけることにより(第8図)、
FとfTとを相互に干渉させ(結合させ)、さら
に周波数温度特性の改良を図つたものである。ま
ずfFとfTが近いところにあるように、即ち第8
図において厚みがt1,t2,t3,t4等の付近になるよ
うに設計する。fFとfTとが第8図に示すように
近いところにあるため、fFはfTの影響を受け
る。t=t1のときよりもt=t2のときの方が影響
は大きい。同様にt2,t3,t4の順で影響は強くな
る。(以後このことを結合が強くなると呼ぶ)従
つてfFの温度特性は、fTの影響を受け、厚みt
に依存する。尚ここで結合といつている状態はつ
ぎの意味である。即ちZ板をX軸回りに0度から
−15度の範囲で回転したカツト角より催出した水
晶板から形成された音叉型水晶振動子は屈曲振動
の基本波モードと、捩り振動の基本波モードで振
動することができる。この2つの振動モードが周
波数差で15%以上離れているときは、各々振動モ
ードを単独に励起したときにし方の振動モードに
他方が影響することはなく独立に振動する。しか
し周波数差が15%以内の場合、一方の振動モード
の周波数で励振しても他方の振動モード成分が同
時に発生する現象がある。これを結合と称する。
周波数差は第8図に示されるように音叉型水晶振
動子の厚さとを変化させることにより15%以内に
調整することができる。種々のカツトアングルψ
に対して常にα=0となるように厚みtを調整
し、その時のt及びβの値を示したのが第18図
である。ψ=Ψ=ΨA、t=tA及びψ=ψB、t
=tBにおいてβ=0となる。ψ=ψΔのとき、
この振動子のfF(屈曲振動の基本波の共振周波
数)の温度特性が厚みtの変化に対してどのよう
に変化するかを(4)式のα、β、γを用いて表わし
たものが第11図である。第11図より、 t=tAにおいて、α=0、β=0 となる。但しtAは第18図のtAと同じ値であ
る。従つてfFの周波数温度特性は、3次係数γ
のみ依存し、温度に対して3次曲線となる。これ
が第9図92、及び第6図に示してある本発明に
なる音叉型水晶振動子の周波数温度特性である。
カツトアングルψ及び厚みtAの正確な値は、音
叉型水晶振動子の形状や使用するfF,fTの周波
数に依存する。従つて本発明の特許請求の範囲第
1項で言う水晶原石から電気軸のまわりに0度か
ら−15度の範囲で回転して載出された水晶板から
作られたとは、音叉型水晶振動子の形状や使用す
るfFやfTの周波数によつて、ψA前後の上記範
囲内に適切なカツトアングルψが存在するという
ことである。例えば本発明の場合、屈曲の基本波
の周波数が約100KHzのものを使用して、fF
100KHz前後のときΔf=fF−fT1−10KHz
で、厚みtがt=80から100μmで、ψ=−11゜
前後の音叉型水晶振動子で、周波数温度特性の実
施例第6図が得られた。他のfF,fT,t,ψに
ついても、2つの周波数の結合を考慮した理論解
析により得られる。又実験的にも本発明になる音
叉型水晶振動子が得られた。ちなみに本発明の結
果、第6図において周波数温度特性は0℃から40
℃の範囲で1.6PPM以内である。
本発明の特許請求の範囲第2項の「+10度から
+35度の範囲で回転して載出された」とは、第1
8図においてψ=ψB前後のカツトアングルのこ
とを言う。このカツトアングルにおいても、t=
Bとすることにより、α=0かつβ=0にする
ことができ、周波数温度特性がγのみに依存する
第6図のようになることは説明するまでもない。
このカツトアングルを示す図が第16図である。
又、第17図において、Y軸回りにθだけ(Y
軸の正方向からみて左回転を正とする)回転した
とき、常にα=0となるように厚みtを調整し、
その時のβの値の様子を示したのが第19図であ
る。やはり前述したのと同様にθ=θAでt=tA
のときα=β=0となり、第6図の結果が得られ
る。さらにθ=θBでt=tBのときも同様に第6
図の結果が得られる。本発明の特許請求の範囲第
3項に記載の「水晶原石から機械軸のまわりに−
25度から−55度の範囲で回転して載出された」と
は、第19図のθ=θA前後のアツトアングルの
ことを言う。又本発明の特許請求の範囲4項に記
載の「水晶原石から機械軸のまわりに+25度から
+55度の範囲で回転して載出された」とは、第1
9図のθ=θB前後のカツトアングルのことを言
う。
本発明の特許請求の範囲第1項、第2項、第3
項及び第4項に記載の「該音叉型水晶振動子に存
在する屈曲振動の基本波モードとねじり振動の基
本波モードの各々の周波数の差が前記屈曲振動の
基本波モードの周波数の15%以内となる如き厚
み」とは第18図及び第19図において、t=t
A及びt=tBの近傍の厚みのことを言う。そして
結合の影響が顕著にあらわれる本効果がでるのは
15%以内のときである。又既述したカツトアング
ルψA,ψB,θA,θBは一具体例であり、これら
カツトアングルの近傍で種々の方向に少し回転し
ても、上述の効果が得られることは全く同じ原理
であり説明するまでもない。
以上のような原理、構成により従来の音叉型水
晶振動子の共振周波数温度特性が14PPM(第3
図)もあつたものが、本発明によると1.6PPM以
内と著しく改良された。これにより前述した目的
の第1「共振周波数が温度に対して安定である」
ことを満足する画期的な音叉型水晶振動子が実現
した。また従来の音叉型水晶振動子のQが7万か
ら10万程度であつたのに対して、本発明になる音
叉型水晶振動子のfFのQは10万から15万程度で
ある。このQは周波数の安定性を評価する1つの
目安である。従つて周波数の安定度はさらに良
く、そのため本発明になる音叉型水晶振動子を水
晶発振器として構成した場合、発振周波数の安定
度はさらに優れ、発振周波数の経年変化が小さく
なる。以上の説明は本発明の特許請求の範囲第1
項、第2項、第3項及び第4項に共通である。
次に、従来の音叉型水晶振動子は、重力の方向
に対する振動子の方向によつて共振周波数が変化
する姿勢差という現象があつた。第13図におい
て音叉型水晶振動子の板面A,Bのどちらを下に
するかで共振周波数が変化した。図中gは重力加
速度の方向を示しており、このgの方向を「下」
と呼ぶ。水晶振動子の弾性定数が異方性をもつて
おり、しかも水晶原石から切り出される水晶板が
XY面からずれている(第1図参照)ため、第1
3図aの水晶振動子のA面、又はB面のどちらを
下にするかで、重力の影響が移つてくる。従つて
A面又はB面のどちらが下にあるかで共振周波数
が違つてくる。又、第13図bのように振動子を
立てた場合も第13図aの場合の共振周波数とは
違つてくる。このような共振周波数の姿勢差を小
さくするためには、共振周波数を高くしたり、高
調波を使用したりする方法が考えられる。既述し
た通り、本発明になる音叉型水晶振動子はfF
100KHz前後と周波数が高いため比較的共振周波
数の姿勢差は小さい。ちなみに従来の音叉型水晶
振動子の場合、この姿勢差が0.02PPM程度あつた
が、本発明の場合はこれよりも良い。以上の説明
は本発明の特許請求の範囲第1項、第2項、第3
項及び第4項に共通である。
次に、第12図は本発明となる音叉型水晶振動
子を用いて、水晶振動子を構成した具体例のブロ
ツク図である。図中121は相補型MOSを使つ
たインバータ、122は本発明になる音叉型水晶
振動子、123,124はコンデンサ、125は
発振器の出力を分周する分周器(例えばフリツプ
フロツプ回路)、126は時刻を表示する装置
(例えば時計の時刻表示装置)である。本発明に
なる音叉型水晶振動子の屈曲振動基本波モード付
近で発振させるためには、発振器には特別の工夫
は全く不要である。本発明になる音叉型水晶振動
子に存在する2つの共振モードfF及びfTにおい
て、fTの共振モードの共振抵抗は通常fFのそれ
よりも比較的大きいため、特に工夫をしない通常
の発振器においてもfFの近傍でのみ発振する。
従つてこの発振器の周波数の諸特性(例えば周波
数温度特性等)は、既述してきたfFの特性その
ものとなる。もちろんfFでの発振を容易にする
ために、音叉型水晶振動子表面に付着させる電極
のパタンや、fTの共振抵抗を上げるための工夫
をしても構わない。又発振器121は相補型
MOSを使つた発振器でなく、通常のトランジス
タ発振器や、真空管発振器を用いても可能である
ことは言うまでもない。
このような通常の発振器が構成できることによ
り、既に低消費電力が実現されている電子腕時計
用の水晶発振回路が、何ら変更なく使用できる。
しかも従来からの周波数温度特性の良いATカツ
ト水晶振動子が数MHzと発振周波数が高いのに
比べて、本発明の場合には100KHz程度と数十分
の一である。近似的には発振器の消費電力は発振
周波数に比例するために、本発明になる水晶振動
子を用いて第12図の具体例の如くfF近傍で発
振させると、従来のATカツト水晶振動子を用い
た場合に比べて消費電力は数十分の一である。又
近年従来の音叉型水晶振動子を2個用いて、周波
数温度特性のよい時間信号を得ようとする試みが
あるが、この場合2個の水晶振動子を必要とし、
さらには回路的にも複雑なものが必要となる欠点
がある。それに対して本発明によると、1個の水
晶振動子で良好な温度特性が得られ、さらには発
振回路も従来同様の簡単な回路で済むという利点
がある。以上の説明は本発明の特許請求の範囲の
すべての項目に共通して言えることである。
ところで本発明の特許請求の範囲第2項で言
う、「時間標準信号として、屈曲振動基本波モー
ドの共振周波数を利用する如き構成」とは、上述
のように種々の周波数安定性に優れたfFを発振
器等により安定した時間信号源として使用するこ
とを言う。上記のような構成において本発明にな
る音叉型水晶振動子が使用された場合、既述の本
発明の目的の第2「水晶発振器を構成した際低消
費電力である。」を充分に満たす効果が得られ
る。
第14図は本発明になる音叉型水晶振動子の具
体例の外形見取図である。本発明になる音叉型水
晶振動子は、fFが100KHz程度のとき、その外
形寸法は第4図において、l=3mm〜4mm、w=
1.0mm〜1.5mm、t=50μm〜150μm程度であ
る。この水晶振動子については後述する。従来の
音叉型水晶振動子がl=6mm、w=1.5mm、t=
500μmであつたのに比べると非常に小型であ
る。又従来から高精度水晶振動子として知られて
いるATカツト水晶振動は円型平板、又は矩型平
板で、平面形状は直径が10mm、もしくは幅が3mm
で、長さが10mm程度である。しかもその厚みは周
波数が2MHzのとき800μmと非常に厚い。それ
に比て本発明になる音叉型水晶振動子は前述の如
く極めて小さい。従つて本発明になる水晶振動子
は電子腕時計や小型機器の時間標準源として最適
である。以上のように本発明になる音叉型水晶振
動子は既述の目的の第3「非常に小型である」こ
とを満足する効果がある。
次に、第15図は本発明になる音叉型水晶振動
子の製造工程の一部の状態を示す具体例の図であ
る。まず厚さが50μmから150μmの鏡面仕上げ
研磨されたウエハー状の水晶薄板の表裏面にクロ
ムの膜及び金の膜を真空蒸着又はスペツタリング
により付着させる。さらにこれらの上にホトレジ
ストを付着させる本発明になる音叉型水晶振動子
の外形を多量に印刷したガラスマスクにより露光
する。露光されなかつた部分のレジストを剥離
し、この残つたレジスト部分をマスクとして、上
述のクロム膜、金膜を剥離する。次にこのクロム
膜、金膜をマスクとして、水晶薄膜をフツ酸系の
エツチング液に浸漬する。これにより水晶薄板の
不要な部分はエツチングされ、マスク通りの本発
明になる音叉型水晶振動子が多量に得られる。こ
の状態を示すのが第15図である。本図において
151は枠、152は本発明になる音叉型水晶振
動子、153は枠151と水晶振動子152を連
結する部分である。154は水晶振動子表裏面に
付着しているクロムと金の2重膜である。このク
ロムと金の2重膜は音叉型水晶振動子の励振用電
極として使われる。もちろんその電極膜のパタン
は電極膜パタンを作成するためのガラスマスクを
使えば、任意のパタンを得ることができることは
言うまでもない。第15図の状態において、連結
部153を析つていくことにより、大量に本発明
になる音叉型水晶振動子が得られる。本発明で言
う「ホトリソグラフイー製法により作成された」
とは、上述の工程により作成されたことを言う。
このように、本発明になる音叉型水晶振動子は、
第14図の厚み及び外形寸法を有するため、ホト
リソグラフイーによる製法を応用でき、そのため
極めて量産性の良い振動子である。本発明になる
音叉型水晶振動子がホトリソグラフイによる製法
が適用可能な最大の理由は、本発明になる水晶振
動子の構成において厚みが50μmから150μmで
あることによる。従つて本発明のこの構成はホト
リソグラフイー製法が応用できるところに絶大な
効果がある。このように本発明になる音叉型水晶
振動子は既述の目的の1番目「量産性がよい」こ
とを満足するいちじるしい効果がある。
以上述べてきたように本発明になる音叉型水晶
振動子は、従来の音叉型水晶振動子に比べて(1)〜
(4)の種々の画期的な利点をもつ。特に本発明は時
計用高精度時間標準源としてその貢献度は非常に
大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の音叉型水晶振動子を製造する
ための水晶板の切り出し角を説明する図。第2図
は、従来の音叉型水晶振動子の振動モードを説明
する図。第3図は、従来の音叉型水晶振動子の周
波数温度特性の具体例の図。第4図は、本発明に
なる音叉型水晶振動子を製造するための水晶板の
切り出し角を説明する具体例の図。第5図は、本
発明になる音叉型水晶振動子の振動モードを説明
する図。第6図は、本発明になる音叉型水晶振動
子の周波数温度特性の具体例の図。第7図は、本
発明になる音叉型水晶振動子の振動変位分布(振
動モード)を説明する図。第8図は、本発明にな
る音叉型水晶振動子の2つの振動の結合を説明す
る図。第9図は、本発明になる音叉型水晶振動子
の周波数温度特性を説明する図。第10図は、従
来の音叉型水晶振動子の周波数温度特性の原理説
明図。第11図は、本発明になる音叉型水晶振動
子の周波数温度特性の原理説明図。第12図は、
本発明になる音叉型水晶振動子を利用した発振回
路の具体例の図。第13図は、周波数姿勢差の説
明図。第14図、第15図は、本発明になる音叉
型水晶振動子の具体例の図。第14図は外形寸法
を示す斜視図。第15図は製造工程の一段階を示
す図。 11,21……水晶板、12,25,26,2
7,28……振動変位、14,61,91,9
2,94……周波数温度特性曲線、22,12
2,152……本発明になる音叉型水晶振動子、
121……相補型MOSインバータ、125……
分周器、126……時刻表示装置、151……
枠、153……接合部、154……電極膜、ψ…
…カツトアングル、Ux……x方向変位、τ……
ねじり角、fF……屈曲基本波振動の周波数、fT
……ねじり基本振動の周波数、α,β,γ……そ
れぞれ1次、2次、3次係数、g……重力加速
度、l,w,t……それぞれ長さ、幅、厚み寸
法、第16図、第17図は本発明になる音叉型水
晶振動子の他のきり出し角を説明する他の具体例
の図。第18図、第19図は本発明になる音叉型
水晶振動子の他のきり出し角範囲を示す説明図。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 Z板をX軸回りに0度から−15度の範囲で回
    転したカツト角により裁出された水晶板から音叉
    型水晶振動子を形成し、前記音叉型水晶振動子は
    前記音叉型水晶振動子に存在する屈曲振動の基本
    波モードと捩りの基本波モードの各々の周波数差
    が15%以内となる寸法に形成して前記捩り基本波
    モードを前記屈曲振動の基本波モードに結合させ
    るとともに、該結合により前記屈曲振動の基本波
    モードの周波数温度特性の一次係数αと二次係数
    βをほぼ0にする厚さとカツト角に設定して成る
    音叉型水晶振動子。 2 Z板をX軸回りに10度から35度の範囲で回転
    したカツト角により裁出された水晶板から音叉型
    水晶振動子を形成し、前記音叉型水晶振動子は前
    記音叉型水晶振動子に存在する屈曲振動の基本波
    モードと捩りの基本波モードの各々の周波数差が
    15%以内となる寸法に形成して前記捩り基本波モ
    ードに結合させるとともに、該結合により前記屈
    曲振動の基本波モードの周波数温度特性の一次係
    数αと二次係数βをほぼ0にする厚さとカツト角
    に設定して成る音叉型水晶振動子。 3 Z板をY軸回りに−25度から−55度の範囲で
    回転したカツト角により裁出された水晶板から音
    叉型水晶振動子を形成し、前記音叉型水晶振動子
    は前記音叉型水晶振動子に存在する屈曲振動の基
    本波モードと捩りの基本波モードの各々の周波数
    差が15%以内となる寸法に形成して前記捩り基本
    波モードを前記屈曲振動の基本波モードに結合さ
    せるとともに、該結合により前記屈曲振動の基本
    波モードの周波数温度特性の一次係数αと二次係
    数βをほぼ0にする厚さとカツト角に設定して成
    る音叉型水晶振動子。 4 Z板をY軸回りに25度から55度の範囲で回転
    したカツト角により裁出された水晶板から音叉型
    水晶振動子を形成し、前記音叉型水晶振動子は前
    記音叉型水晶振動子に存在する屈曲振動の基本波
    モードと捩りの基本波モードの各々の周波数差が
    15%以内となる寸法に形成して前記捩り基本波モ
    ードに結合させるとともに、該結合により前記屈
    曲振動の基本波モードの周波数温度特性の一次係
    数αと二次係数βをほぼ0にする厚さとカツト角
    に設定して成る音叉型水晶振動子。
JP14949978A 1978-12-01 1978-12-01 Tuning fork type crystal oscillator Granted JPS5575325A (en)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14949978A JPS5575325A (en) 1978-12-01 1978-12-01 Tuning fork type crystal oscillator
US06/042,732 US4320320A (en) 1978-12-01 1979-05-29 Coupled mode tuning fork type quartz crystal vibrator
FR7926237A FR2443164B1 (fr) 1978-12-01 1979-10-23 Resonateur a quartz du type diapason
GB7939802A GB2042796B (en) 1978-12-01 1979-11-16 Piezoelectric vibrator
DE19792948331 DE2948331A1 (de) 1978-12-01 1979-11-30 Stimmgabelschwinger und verfahren zur einstellung der frequenz eines stimmgabelschwingers
CH1066979A CH646304GA3 (ja) 1978-12-01 1979-11-30

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JPS5575325A JPS5575325A (en) 1980-06-06
JPS6246092B2 true JPS6246092B2 (ja) 1987-09-30

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