JPS6250021A - かしめ構造部材、そのかしめ方法およびその製造方法 - Google Patents
かしめ構造部材、そのかしめ方法およびその製造方法Info
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- JPS6250021A JPS6250021A JP18859685A JP18859685A JPS6250021A JP S6250021 A JPS6250021 A JP S6250021A JP 18859685 A JP18859685 A JP 18859685A JP 18859685 A JP18859685 A JP 18859685A JP S6250021 A JPS6250021 A JP S6250021A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、かしめ作業によって他の部材に固定すること
ができるかしめ構造部材、そのかしめ方法およびその製
造方法に関する。
ができるかしめ構造部材、そのかしめ方法およびその製
造方法に関する。
従来の技術
従来、例えばナツトを他の部材(以下、被固定部材とい
う)に固定する場合には、一般に、ナツトを他の部材に
アーク溶接または抵抗溶接していた。
う)に固定する場合には、一般に、ナツトを他の部材に
アーク溶接または抵抗溶接していた。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら、上述のような従来のナツトの固定方法は
、 (イ)溶接作業のコストが高い。
、 (イ)溶接作業のコストが高い。
(ロ)ナツトおよび被固定部材がメッキされていても、
溶接によりそのメッキ層が破壊されてしまうので、溶接
復、防錆のために再度メッキ作業が必要になり、これも
コストを増大させる。
溶接によりそのメッキ層が破壊されてしまうので、溶接
復、防錆のために再度メッキ作業が必要になり、これも
コストを増大させる。
等の問題点があった。
また、従来は、ナツト以外の部材を他の部材に固定する
場合にも、同様の問題が生じる場合があった。
場合にも、同様の問題が生じる場合があった。
発明の目的
本発明は、前記従来の問題点を解決するためになされた
もので、溶接によらず、かしめ作業により簡単に強固に
被固定部材に固定することができ、しかも、ナツト等に
適用した場合にも、前記かしめ作業によってかしめ構造
部材および被固定部材にボルトあるいはネジを貫通する
ことができなくなってしまうような不都合が生じること
もないかしめ構造部材、そのかしめ方法およびその製造
方法を提供することを目的とする。
もので、溶接によらず、かしめ作業により簡単に強固に
被固定部材に固定することができ、しかも、ナツト等に
適用した場合にも、前記かしめ作業によってかしめ構造
部材および被固定部材にボルトあるいはネジを貫通する
ことができなくなってしまうような不都合が生じること
もないかしめ構造部材、そのかしめ方法およびその製造
方法を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段
本発明によるかしめ構造部材は、少なくとも一部に筒状
部を有するとともに、前記筒状部の先端付近に回り止め
孔を設けられ、かつ前記筒状部のうちの該筒状部の先端
と前記回り止め孔とを結ぶ部分に、該筒状部の内方に向
かって陥没する溝状の陥没部を設けられたものである。
部を有するとともに、前記筒状部の先端付近に回り止め
孔を設けられ、かつ前記筒状部のうちの該筒状部の先端
と前記回り止め孔とを結ぶ部分に、該筒状部の内方に向
かって陥没する溝状の陥没部を設けられたものである。
また、本発明によるかしめ構造部材のかしめ方法は、
前記構造部材と、
一部に嵌合突起を突出された固定孔を有する被固定部材
と、 前記筒状部の内周より広い押圧面と、この押圧面から突
出するとともに、前記筒状部の内周にほぼ等しい大きざ
の外形部分を有する内周保護部と、この内周保護部の先
端側に連続する斜面部とを備えた金型とを用意し、 前記被固定部材の前記嵌合突起が前記かしめ構造部材の
前記陥没部を経て前記回り止め孔に嵌合されるように前
記かしめ構造部材の前記筒状部を前記被固定部材の前記
固定孔に挿入し、この状態で、前記金型を前記かしめ構
造部材に向かって移動することにより、前記斜面部およ
び前記内周保護部を前記筒状部内に侵入させて前記斜面
部で前記陥没部を外側方向に押し戻すとともに前記内周
保護部を前記筒状部の内周に対向させた状態で、前記押
圧面で前記筒状部を軸方向に押圧し、これにより前記筒
状部の先端側の周壁を縦断面U字状に折り返し変形して
前記被固定部材をかしめるものである。
と、 前記筒状部の内周より広い押圧面と、この押圧面から突
出するとともに、前記筒状部の内周にほぼ等しい大きざ
の外形部分を有する内周保護部と、この内周保護部の先
端側に連続する斜面部とを備えた金型とを用意し、 前記被固定部材の前記嵌合突起が前記かしめ構造部材の
前記陥没部を経て前記回り止め孔に嵌合されるように前
記かしめ構造部材の前記筒状部を前記被固定部材の前記
固定孔に挿入し、この状態で、前記金型を前記かしめ構
造部材に向かって移動することにより、前記斜面部およ
び前記内周保護部を前記筒状部内に侵入させて前記斜面
部で前記陥没部を外側方向に押し戻すとともに前記内周
保護部を前記筒状部の内周に対向させた状態で、前記押
圧面で前記筒状部を軸方向に押圧し、これにより前記筒
状部の先端側の周壁を縦断面U字状に折り返し変形して
前記被固定部材をかしめるものである。
ざらに、本発明によるかしめ構造部材の製造方法は、
陥没部形成部と、この陥没部形成部に隣接するとともに
該陥没部形成部より突出した孔打扱き部とを有する雄型
と、 前記陥没部形成部に対応する溝部と、前記孔打汰き部に
対応する打ち扱き孔とを有する雌型とを用意し、 素材の筒状部の先端付近を前記雄型の前記孔打扱き部と
前記雌型の打ち扱き孔との組み合わせで打ち汲いて回り
止め孔を形成するとともに、前記前記雄型の前記陥没部
形成部と前記雌型の前記溝部との組み合わぜで前記筒状
部のうちの該筒状部の先端と前記回り止め孔とを結ぶ部
分を前記筒状部の内方に向かって陥没させ、該部分に溝
状の陥没部を形成するものである。
該陥没部形成部より突出した孔打扱き部とを有する雄型
と、 前記陥没部形成部に対応する溝部と、前記孔打汰き部に
対応する打ち扱き孔とを有する雌型とを用意し、 素材の筒状部の先端付近を前記雄型の前記孔打扱き部と
前記雌型の打ち扱き孔との組み合わせで打ち汲いて回り
止め孔を形成するとともに、前記前記雄型の前記陥没部
形成部と前記雌型の前記溝部との組み合わぜで前記筒状
部のうちの該筒状部の先端と前記回り止め孔とを結ぶ部
分を前記筒状部の内方に向かって陥没させ、該部分に溝
状の陥没部を形成するものである。
作用
本発明によるかしめ構造部材は、嵌合突起を回り止め孔
に嵌合されることにより被固定部材に対して回転不可能
となり、ざらに筒状部を縦断面U字状に変形されて被固
定部材をかしめることにより軸方向にも移動不可能とな
り、これによりかしめ構造部材は被固定部材に完全に固
定される。
に嵌合されることにより被固定部材に対して回転不可能
となり、ざらに筒状部を縦断面U字状に変形されて被固
定部材をかしめることにより軸方向にも移動不可能とな
り、これによりかしめ構造部材は被固定部材に完全に固
定される。
実施例
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて説明する。
第1図から第3図までは、本発明をナツトに適用した実
施例を示し、金属製のナツト1には、円筒状の筒状部2
が一体的に設けられている。この筒状部2は、ナツト1
のネジ孔3と同軸で、ナツト1の本体部1aの底部から
突出している。前記筒状部2には、回り止め孔4が設け
られている。
施例を示し、金属製のナツト1には、円筒状の筒状部2
が一体的に設けられている。この筒状部2は、ナツト1
のネジ孔3と同軸で、ナツト1の本体部1aの底部から
突出している。前記筒状部2には、回り止め孔4が設け
られている。
ざらに、前記筒状部2のうちの該筒状部2の先端と回り
止め孔4とを結ぶ部分には、溝状の陥没部5が設けられ
ている。
止め孔4とを結ぶ部分には、溝状の陥没部5が設けられ
ている。
第4図は、前記ナツト1を固定されるべき被固定部材の
例を示し、この被固定部材6は板状をなしていて、固定
孔7を設けられている。この固定孔7は、大略のところ
、ナツト1の筒状部2の外径より僅かに大きい径を有す
る円形をなしているが、その一部において周囲の被固定
部材6から嵌合突起8を該固定孔7の中心に向って突出
されている。前記嵌合突起8は回り止め孔4に対応する
大きざを有している。
例を示し、この被固定部材6は板状をなしていて、固定
孔7を設けられている。この固定孔7は、大略のところ
、ナツト1の筒状部2の外径より僅かに大きい径を有す
る円形をなしているが、その一部において周囲の被固定
部材6から嵌合突起8を該固定孔7の中心に向って突出
されている。前記嵌合突起8は回り止め孔4に対応する
大きざを有している。
第5図から9図までは、ナツト1をかしめ作業により被
固定部材6に固定する作業工程を示す。
固定部材6に固定する作業工程を示す。
まず、この固定作業に用いるプレス金型を説明すると、
第6図から9図までに示されるように、下側金型9は固
定設置されるものであって、その上面に、ナツト1の本
体部1aに対応する六角形状の凹部9aを設けられてい
る。他方、上側金型10は、本体11と、この本体11
の下部に軸方向に螺着された突出部材12とを有してな
り、前記突出部材12の下端側は本体11の下方に突出
されている。そして、この上側金型10は、図示しない
プレス機械により、下側金型9の上方において昇降され
るようになっている。
第6図から9図までに示されるように、下側金型9は固
定設置されるものであって、その上面に、ナツト1の本
体部1aに対応する六角形状の凹部9aを設けられてい
る。他方、上側金型10は、本体11と、この本体11
の下部に軸方向に螺着された突出部材12とを有してな
り、前記突出部材12の下端側は本体11の下方に突出
されている。そして、この上側金型10は、図示しない
プレス機械により、下側金型9の上方において昇降され
るようになっている。
前記本体11の底面によって形成される押圧面11aは
該本体11および突出部材14の軸線に゛対し垂直方向
に広がる平面状をなしており、かつ筒状部2の内径より
十分大きい外径を有している。
該本体11および突出部材14の軸線に゛対し垂直方向
に広がる平面状をなしており、かつ筒状部2の内径より
十分大きい外径を有している。
前記突出部材12の最下端部には、先細のテーパー状の
斜面部12aが形成されている。また、前′ 記突出
部材12には、筒状部2の内径より僅かに小さい外径を
有する内周保護部12bが、斜面部12aの上部に連続
して形成されている。
斜面部12aが形成されている。また、前′ 記突出
部材12には、筒状部2の内径より僅かに小さい外径を
有する内周保護部12bが、斜面部12aの上部に連続
して形成されている。
ナツト1を被固定部材6に固定するには、まず、第5図
および6図に示すように、嵌合突起8がナツト1の陥没
部5を経て回り止め孔4に嵌合するように、ナツト1の
筒状部2を被固定部材6の固定孔7に挿入する。これに
より、ナツト1は被固定部材6に対して回転することが
できなくなる。
および6図に示すように、嵌合突起8がナツト1の陥没
部5を経て回り止め孔4に嵌合するように、ナツト1の
筒状部2を被固定部材6の固定孔7に挿入する。これに
より、ナツト1は被固定部材6に対して回転することが
できなくなる。
そして、このような状態のまま、ナツト1を、6図のよ
うに円筒部2を上方に向【ブて下側金型9の凹部9aに
嵌合し、下側金型9にセットする。なあ、このとき、上
側金型10の本体11および突出部材12の軸線をナツ
ト1の軸線に一致させておく。
うに円筒部2を上方に向【ブて下側金型9の凹部9aに
嵌合し、下側金型9にセットする。なあ、このとき、上
側金型10の本体11および突出部材12の軸線をナツ
ト1の軸線に一致させておく。
次に、この状態で上側金型10を下降して行くと、第7
図のようにまず斜面部12aが筒状部2の内部に浸入し
て行き、該斜面部12aが陥没部5の裏側に当接し、陥
没部5を第8図のように外側に押し戻す。
図のようにまず斜面部12aが筒状部2の内部に浸入し
て行き、該斜面部12aが陥没部5の裏側に当接し、陥
没部5を第8図のように外側に押し戻す。
さらに上側金型10を下降して行くと、押圧面11aが
筒状部2を軸方向に押圧するので、筒状部2の周壁は、
第9図のようにその中間部を外側に膨出され、さらに折
り曲げられて縦断面U字状に折り返し変形される。
筒状部2を軸方向に押圧するので、筒状部2の周壁は、
第9図のようにその中間部を外側に膨出され、さらに折
り曲げられて縦断面U字状に折り返し変形される。
そして、これにより、被固定部材6は筒状部2の先端部
によりかしめられた状態となり(なお、第10図は、こ
のようなかしめ作業終了後のナツト1の底面図を示す)
、ナツト1は被固定部材6に対して回転できないのみな
らず、軸方向にも移動することができなくなる。したが
って、ナツト1は被固定部材6に対して完全に固定され
た状態となる。
によりかしめられた状態となり(なお、第10図は、こ
のようなかしめ作業終了後のナツト1の底面図を示す)
、ナツト1は被固定部材6に対して回転できないのみな
らず、軸方向にも移動することができなくなる。したが
って、ナツト1は被固定部材6に対して完全に固定され
た状態となる。
このように本発明によれば、溶接を用いないで、かしめ
作業によりナツト1を被固定部材6に固定できるので、
固定作業を低コストとすることができる。
作業によりナツト1を被固定部材6に固定できるので、
固定作業を低コストとすることができる。
また、本発明によれば、被固定部材6およびナツト1と
して予めメッキされている部材を用いれば(例えば、被
固定部材6としてメッキ鋼板を用いれば)、従来のよう
に溶接によってメッキ層が破壊されることがないので、
ナツト1を被固定部材6に対して固定した後、再度メッ
キをやり直す必要がなく、そのままの状態で防錆を図る
ことができるため、この面においてもコストを低減でき
る。
して予めメッキされている部材を用いれば(例えば、被
固定部材6としてメッキ鋼板を用いれば)、従来のよう
に溶接によってメッキ層が破壊されることがないので、
ナツト1を被固定部材6に対して固定した後、再度メッ
キをやり直す必要がなく、そのままの状態で防錆を図る
ことができるため、この面においてもコストを低減でき
る。
また、本発明のかしめ方法によれば、筒状部2は、金型
10の内周保護部12bをその内部に挿入された状態で
変形されるので、前記かしめ作業によって筒状部2がネ
ジ孔3より内側に変形してしまい、ネジ孔3に螺合され
るボルトないしはネジ(図示せず)が筒状部2にぶつか
つてしまうような不都合を生じることもない。
10の内周保護部12bをその内部に挿入された状態で
変形されるので、前記かしめ作業によって筒状部2がネ
ジ孔3より内側に変形してしまい、ネジ孔3に螺合され
るボルトないしはネジ(図示せず)が筒状部2にぶつか
つてしまうような不都合を生じることもない。
ざらに、本発明によれば、筒状部2の周壁は縦断面U字
状に折り返し変形され、この変形部においては筒状部2
の周壁が2重に重なった状態となるので、かしめ強度を
大きくすることができる。
状に折り返し変形され、この変形部においては筒状部2
の周壁が2重に重なった状態となるので、かしめ強度を
大きくすることができる。
なお、先に本出願人が実願昭60−73517号および
特願昭60−131944号において提案したように、
本発明における回り止め孔4および陥没部5の代りに、
切り割りを筒状部2の軸方向に設けても同様なかしめ作
業を行うことができるが、その場合は、筒状部2の先端
が切り割りの存在により不連続となり、かしめ強度が低
下するが、本発明の場合は、筒状部2の先端は陥没部5
により連続しているので、上述のような不都合を生じる
こともない。
特願昭60−131944号において提案したように、
本発明における回り止め孔4および陥没部5の代りに、
切り割りを筒状部2の軸方向に設けても同様なかしめ作
業を行うことができるが、その場合は、筒状部2の先端
が切り割りの存在により不連続となり、かしめ強度が低
下するが、本発明の場合は、筒状部2の先端は陥没部5
により連続しているので、上述のような不都合を生じる
こともない。
次に、ナツト1の製造方法の実施例を説明する。
第11図は、筒状部2に回り止め孔4および陥没部5を
加工する前のナツト1の素材1′を示し、この素材1′
の段階においては、筒状部2は完全な円筒状をなしてい
る。
加工する前のナツト1の素材1′を示し、この素材1′
の段階においては、筒状部2は完全な円筒状をなしてい
る。
第12図から16図までは、ナツト1を製造するための
プレス金型を示す。これを説明すると、基台16には、
昇降ガイド17が固定されており、この昇降ガイド17
には、雌型支持体18が、基台16に固定されたストッ
パ台26の上方において昇降可能に嵌合されている。前
記基台16と雌型支持体18との間には、圧縮コイルバ
ネ1つ(第14図参照)が介装されており、このバネ1
つはIli型支持体18を上方に付勢している。
プレス金型を示す。これを説明すると、基台16には、
昇降ガイド17が固定されており、この昇降ガイド17
には、雌型支持体18が、基台16に固定されたストッ
パ台26の上方において昇降可能に嵌合されている。前
記基台16と雌型支持体18との間には、圧縮コイルバ
ネ1つ(第14図参照)が介装されており、このバネ1
つはIli型支持体18を上方に付勢している。
前記Ill型支持体18には、大略棒状をなす雌型20
が水平方向に固定されている。前記雌型20の先端部に
は、素材1′のネジ孔3を嵌合されるネジ孔嵌合部21
が設けられている。また、前記雌型20には、素材1′
の筒状部2を嵌合される筒状部嵌合部22がネジ孔嵌合
部21に隣接して設けられており、この筒状部嵌合部2
2には、打ち扱き孔23が上下方向に貫通されている。
が水平方向に固定されている。前記雌型20の先端部に
は、素材1′のネジ孔3を嵌合されるネジ孔嵌合部21
が設けられている。また、前記雌型20には、素材1′
の筒状部2を嵌合される筒状部嵌合部22がネジ孔嵌合
部21に隣接して設けられており、この筒状部嵌合部2
2には、打ち扱き孔23が上下方向に貫通されている。
さらに、前記旧型22には、筒状部2の内径より大きい
径を有する中間部24が筒状部嵌合部22に隣接して設
けられている。そして、前記筒状部嵌合部22および中
間部24の上部には、旧型20の軸方向に沿って溝部2
5が設けられている。前記ストッパ台26の両端部には
、雌型20のネジ孔嵌合部21を一定間隔をおいて挟む
ようにして、素材回り止め部材27が固定されている。
径を有する中間部24が筒状部嵌合部22に隣接して設
けられている。そして、前記筒状部嵌合部22および中
間部24の上部には、旧型20の軸方向に沿って溝部2
5が設けられている。前記ストッパ台26の両端部には
、雌型20のネジ孔嵌合部21を一定間隔をおいて挟む
ようにして、素材回り止め部材27が固定されている。
本実施例に使用される雄型30は、第15図、16図、
および17図等に示される。この雄型30は、本体31
と、この本体31に固定された加工部材32とを有して
なり、加工部材32の下端部は本体31の下端部に形成
された凹部33より下方に突出している。そして、前記
加工部材32の下端部には、直線状の陥没部形成部34
と、この陥没部34からさらに下方に突出する打ら汰き
部35とが形成されている。
および17図等に示される。この雄型30は、本体31
と、この本体31に固定された加工部材32とを有して
なり、加工部材32の下端部は本体31の下端部に形成
された凹部33より下方に突出している。そして、前記
加工部材32の下端部には、直線状の陥没部形成部34
と、この陥没部34からさらに下方に突出する打ら汰き
部35とが形成されている。
次に、本実施例におけるナツト1の製造工程を説明する
。
。
まず、第17図のように、雌型20の筒状部嵌合部22
およびネジ孔嵌合部21に素材1′の筒状部2およびネ
ジ孔3をそれぞれ嵌合する。なおこのとき、素材1′の
向きは、第18図に示すように本体部1aが素材回り止
め部材27間に挟まれて、基台16に対して回転できな
いようになる向きとしておく。
およびネジ孔嵌合部21に素材1′の筒状部2およびネ
ジ孔3をそれぞれ嵌合する。なおこのとき、素材1′の
向きは、第18図に示すように本体部1aが素材回り止
め部材27間に挟まれて、基台16に対して回転できな
いようになる向きとしておく。
次に、雄型30を下降して行くと、打ち仇き部35が筒
状部2に当接し、バネ1つに抗して素材1′を雌型20
および雌型支持材18とともに下降させて行く。これに
より、やがて第19図のように素材1′の筒状部2およ
び雌型20の中間部25がストッパ台26に当接し、雌
型20はそれ以上下降できなくなる。
状部2に当接し、バネ1つに抗して素材1′を雌型20
および雌型支持材18とともに下降させて行く。これに
より、やがて第19図のように素材1′の筒状部2およ
び雌型20の中間部25がストッパ台26に当接し、雌
型20はそれ以上下降できなくなる。
したがって、それ以後も雄型30を下降し続けると、第
20図のように、まず打ち(友き部35が、雌型20の
打ち扱き孔23に侵入しつつ、筒状部2を打ち汲いて回
り止め孔4を形成し、続いて陥没部形成部34が筒状部
2の所定部分を雌型2゜の溝部25内に押し込んで陥没
させ、陥没部5を形成する。
20図のように、まず打ち(友き部35が、雌型20の
打ち扱き孔23に侵入しつつ、筒状部2を打ち汲いて回
り止め孔4を形成し、続いて陥没部形成部34が筒状部
2の所定部分を雌型2゜の溝部25内に押し込んで陥没
させ、陥没部5を形成する。
本実施例では、雌型20がストッパ台26に支えられた
状態で、回り止め孔4の打ち扱きおよび陥没部5の形成
が行われるので、雌型2oに無理な力が掛って雌型20
が折損してしまうような不都合を避けることができる。
状態で、回り止め孔4の打ち扱きおよび陥没部5の形成
が行われるので、雌型2oに無理な力が掛って雌型20
が折損してしまうような不都合を避けることができる。
ただし、加工すべきナツト1が大きく、雌型20の太さ
を太くできる場合には、雌型2oを昇降可能としないで
固定設置し、ストッパ台26のようなもので下から支持
されな、い状態で、前述のようなプレス加工を行うこと
も可能でおる。
を太くできる場合には、雌型2oを昇降可能としないで
固定設置し、ストッパ台26のようなもので下から支持
されな、い状態で、前述のようなプレス加工を行うこと
も可能でおる。
第21図は、本発明によるナツトの他の実施例を示す。
前記実施例では、1個のナツト1に回り止め孔4および
陥没部5を1個のみ設けていたが、この実施例では、1
個のナツト1に2個の回り止め孔4および陥没部5を、
それぞれ互いに180度をなす位置に設けている。ここ
で、前記各2個の回り止め孔4および陥没部5は、例え
ば前記実施例のような方法で順次片方ずつ加工してもよ
いし、2個の雄型を両側から同時に筒状部2に向かって
進行させることにより、各2個ずつの回り止め孔4およ
び陥没部5を同時に加工してもよい。
陥没部5を1個のみ設けていたが、この実施例では、1
個のナツト1に2個の回り止め孔4および陥没部5を、
それぞれ互いに180度をなす位置に設けている。ここ
で、前記各2個の回り止め孔4および陥没部5は、例え
ば前記実施例のような方法で順次片方ずつ加工してもよ
いし、2個の雄型を両側から同時に筒状部2に向かって
進行させることにより、各2個ずつの回り止め孔4およ
び陥没部5を同時に加工してもよい。
本実施例のように、1個のナツト1に複数個の回り止め
孔4および陥没部5を設ける場合には、被固定部材にも
同数の嵌合突起を設け、それらの嵌合突起をそれぞれ各
回り止め孔4に嵌合することができる。
孔4および陥没部5を設ける場合には、被固定部材にも
同数の嵌合突起を設け、それらの嵌合突起をそれぞれ各
回り止め孔4に嵌合することができる。
第22図から24図までは、前記第21図の、回り止め
孔4および陥没部5を2個ずつ備えたナツト1をかしめ
るための金型の実施例を示す。本実施例においては、上
金型10の加工部材12の下端部には、互いに180度
をなす位置に、2個の平面状の斜面部12cが設けられ
ている。また、前記加工部材12の下端部のうちの斜面
部12c以外の部分には、曲面状の斜面部12dが設け
られている。また、前記突出部材12には、筒状部2の
内径より僅かに小さい外径を有する内周保護部12eが
、斜面部12Gおよび12dの上部に連続して形成され
ている。
孔4および陥没部5を2個ずつ備えたナツト1をかしめ
るための金型の実施例を示す。本実施例においては、上
金型10の加工部材12の下端部には、互いに180度
をなす位置に、2個の平面状の斜面部12cが設けられ
ている。また、前記加工部材12の下端部のうちの斜面
部12c以外の部分には、曲面状の斜面部12dが設け
られている。また、前記突出部材12には、筒状部2の
内径より僅かに小さい外径を有する内周保護部12eが
、斜面部12Gおよび12dの上部に連続して形成され
ている。
本実施例においても、前記実施例の場合と同様にしてか
しめ作業を行うことができるが、このかしめ作業の際、
第22図に示すように、2個の平面状の斜面部12cに
より2gの陥没部5が外側に押し戻される。
しめ作業を行うことができるが、このかしめ作業の際、
第22図に示すように、2個の平面状の斜面部12cに
より2gの陥没部5が外側に押し戻される。
なお、これまでの実施例は、本発明をナツトに適用した
場合を示したが、本発明はナツト以外の部材にも適用で
きるものである。
場合を示したが、本発明はナツト以外の部材にも適用で
きるものである。
また、これまでの実施例では、筒状部を円筒状としてい
るが、本発明においては、筒状部を角筒状としてもよい
。
るが、本発明においては、筒状部を角筒状としてもよい
。
また、これまでの実施例におけるナツト1では、その一
部のみが筒状をなしているが、本発明におけるかしめ@
造部材は、その全体が筒状をなしていてもよい。
部のみが筒状をなしているが、本発明におけるかしめ@
造部材は、その全体が筒状をなしていてもよい。
第25図から27図までは、本発明を角パイプに適用し
た実施例を示す。
た実施例を示す。
これを説明すると、金属製の角パイプ43の先端付近に
は、回り止め孔44が、互いに180度をなす位置に2
個設けられている。これらの回り止め孔44と角パイプ
43の先端との間には、溝状の陥没部45が設けられて
いる。これらの回り止め孔44および陥没部45は、前
述のナツトの場合と同様の方法により加工することがで
きる。
は、回り止め孔44が、互いに180度をなす位置に2
個設けられている。これらの回り止め孔44と角パイプ
43の先端との間には、溝状の陥没部45が設けられて
いる。これらの回り止め孔44および陥没部45は、前
述のナツトの場合と同様の方法により加工することがで
きる。
46.47は、それぞれ前記角パイプ43をかしめるた
めの下金型、上金型を示す。前記上金型47は、本体4
8と、突出部材49とを有してなる。前記本体4Bの底
面は押圧面48aを構成しており、この押圧面48aは
角パイプ43の内周より十分広い面積を有している。前
記突出部材49は本体48の押圧面48aの中心部の下
部にポル1〜50により固定されている。前記突出部材
49の下端部には、互いに180度をなす位置に、平面
状の斜面部49aが設けられている。また、前記突出部
材49には、角パイプ43の内周部とほぼ同一横断面形
状をなす内周保護部49bが、斜面部49aの上部に連
続して設けられている。
めの下金型、上金型を示す。前記上金型47は、本体4
8と、突出部材49とを有してなる。前記本体4Bの底
面は押圧面48aを構成しており、この押圧面48aは
角パイプ43の内周より十分広い面積を有している。前
記突出部材49は本体48の押圧面48aの中心部の下
部にポル1〜50により固定されている。前記突出部材
49の下端部には、互いに180度をなす位置に、平面
状の斜面部49aが設けられている。また、前記突出部
材49には、角パイプ43の内周部とほぼ同一横断面形
状をなす内周保護部49bが、斜面部49aの上部に連
続して設けられている。
本実施例においても、被固定部材51に角パイプ43に
対応する形状で嵌合突起を有する固定孔を設けることに
より、前記各実施例と同様にして角パイプ43の先端部
で被固定部材51をかしめることができる。
対応する形状で嵌合突起を有する固定孔を設けることに
より、前記各実施例と同様にして角パイプ43の先端部
で被固定部材51をかしめることができる。
第28図は本発明のざらに別の実施例を示す。
この実施例においても、角パイプ43には、互いに18
0度をなす位置に、各2個の回り止め孔44および溝状
の陥没部45が設けられているが、角パイプ43の先端
から2個の回り止め孔44までの距離はそれぞれ異なっ
ており、したがって2個の陥没部45の長さも異なって
いる。
0度をなす位置に、各2個の回り止め孔44および溝状
の陥没部45が設けられているが、角パイプ43の先端
から2個の回り止め孔44までの距離はそれぞれ異なっ
ており、したがって2個の陥没部45の長さも異なって
いる。
このため、被固定部材60に設けられた2個の嵌合突起
52をそれぞれ回り止め孔44に嵌合し、前記各実施例
と同様にかしめ作業を行えば、被固定部材60を角パイ
プ43に対して斜め方向に固定することができる(なお
、第28図は、かしめ作業前の状態を示す)。そして、
このような構造は、例えば階段の手摺等に適用すること
ができる。
52をそれぞれ回り止め孔44に嵌合し、前記各実施例
と同様にかしめ作業を行えば、被固定部材60を角パイ
プ43に対して斜め方向に固定することができる(なお
、第28図は、かしめ作業前の状態を示す)。そして、
このような構造は、例えば階段の手摺等に適用すること
ができる。
発明の効果
以上のように本発明は、
(イ)かしめ構造部材を溶接によらず、かしめ作業によ
り簡単に被固定部材に固定することができるので、固定
作業を低コストとすることができるし、かしめ構造部材
および被固定部材として予めメッキされている部材を用
いれば、溶接によってメッキ層が破壊されることがない
ので、かしめ構造部材を被固定部材に対して固定した後
、再度メッキをやり直す必要がなく、そのままの状態で
防錆を図ることができる。
り簡単に被固定部材に固定することができるので、固定
作業を低コストとすることができるし、かしめ構造部材
および被固定部材として予めメッキされている部材を用
いれば、溶接によってメッキ層が破壊されることがない
ので、かしめ構造部材を被固定部材に対して固定した後
、再度メッキをやり直す必要がなく、そのままの状態で
防錆を図ることができる。
(ロ)金型の内周保護部が筒状部内に挿入された状態で
筒状部を変形できるので、ナツト等に適用した場合にも
、かしめ作業によって筒状部が内側に変形してしまい、
筒状部および被固定部材にボルトあるいはネジを貫通す
ることができなくなってしまうような不都合を生じるこ
ともない。
筒状部を変形できるので、ナツト等に適用した場合にも
、かしめ作業によって筒状部が内側に変形してしまい、
筒状部および被固定部材にボルトあるいはネジを貫通す
ることができなくなってしまうような不都合を生じるこ
ともない。
(ハ)本発明のかしめ方法によれば、筒状部の周壁は縦
断面U字状に折り返し変形され、この変形部においては
筒状部の周壁が2重に重なった状態となるので、かしめ
強度を大きくすることができる。
断面U字状に折り返し変形され、この変形部においては
筒状部の周壁が2重に重なった状態となるので、かしめ
強度を大きくすることができる。
(ニ)筒状部の先端は陥没部により連続しているので、
かしめ強度を一層大きくすることができる。
かしめ強度を一層大きくすることができる。
という優れた効果を得られるものでおる。
第1図は本発明によるかしめ構造部材の一実施例である
ナツトを示す断面図、第2図は前記ナツトを示す底面図
、第3図は前記ナツトを示す正面図、第4図は前記ナツ
トを固定される被固定部材の例を示す底面図、第5図は
前記ナツトと前記被固定部材とを嵌合した状態を示す底
面図、第6図から第9図までは、前記ナツトによる本発
明のかしめ作業の実施例を示す工程図、第10図は前記
かしめ作業終了後のナツトおよび被固定物の状態を示す
底面図、第11図は前記ナツトの素材を示す半断面図、
第12図は前記ナツトを加工するための金型(雄型を除
く)を示す平面図、第13図は該金型を示す正面図、第
14図は第12図の八−A線における断面図、第15図
は前記ナツトを加工するための雄型を示す正面図、第1
6図は該雄型を示す背面図、第17図から第20図まで
は前記ナツトを加工する工程を示す工程図、第21図は
本発明によるかしめ構造部材の他の実施例でおるナツト
を示す断面図、第22図は該ナツトのかしめ作業を示す
断面図、第23図は第22図の上金型を示す底面図、第
24図は第23図のB−B線における断面図、第25図
は本発明によるかしめ構造部材と該かしめ構造部材をか
しめるための金型のざらに他の実施例を示す断面図、第
26図は第25図のC−C線矢視図、第27図は第25
図のD−D線矢視図、第28図は本発明によるかしめ構
造部材のざらに別の実施例を示す断面図である。 1・・・ナツト、1′・・・素材、2・・・筒状部、4
・・・回り止め孔、5・・・陥没部、6・・・被固定部
材、7・・・固定孔、8・・・嵌合突起、10・・・上
金型、11a・・・押圧面、12a・・・斜面部、12
b・・・内周保護部、12C・・・斜面部、12e・・
・内周保護部、25・・・溝部、34・・・陥没部形成
部、35・・・打ち扱き部、43・・・角パイプ、44
・・・回り止め孔、45・・・陥没部、48a・・・押
圧面、49a・・・斜面部、49b・・・内周保護部、
51・・・被固定部材、52・・・嵌合突起、6゜・・
・被固定部材。 特許出願人 株式会社北浦工業 代理人 弁理士 大蒜 泉 第6図 第8図 1ss図 第10図 第12図 [ し 第13図 第14図 B 第15図 第16図 第17図 第20図 第21図 第22図 第23図 第24図 第25図 手続補正書 昭和61年 9月 2日 特許庁長官 黒 1)明 雄 殿 1、事イ1の表示 昭和60年特許願第188596号 事件との関係 特許出願人 図面の簡単な説明の欄、並びに図面の第7図および第8
国史なし) 明細書 1、発明の名称 かしめ構造部材、そのかしめ方法およびその製造方法 2、特許請求の範囲 1)少なくとも一部に筒状部を有するとともに、前記筒
状部の先端付近に突出部挿入孔を設けられ、かつ前記筒
状部のうちの該筒状部の先端と前記突出部挿入孔とを結
ぶ部分に、該筒状部の内方に向かって陥没する溝状の陥
没部を設けられたことを特徴とするかしめ構造部材。 2)少なくとも一部に筒状部を有するとともに、前記筒
状部の先端付近に突出部挿入孔を設けられ、かつ前記筒
状部のうちの該筒状部の先端と前記匁出部挿入孔とを結
ぶ部分に、該筒状部の内方に向かって陥没する溝状の陥
没部を設けられたかしめ構造部材と、 W孔と、この固定孔に対して突出する突出部点を有する
被固定部材と、 前記筒状部の内周より広い押圧面と、この押圧面から突
出するとともに、前記筒状部の内周にほぼ等しい大きざ
の外周を有する内周保護部と、この内周保護部の先端側
に連続する斜面部とを備えた金型とを用意し、 前記被固定部材の前記突出部が前記かしめ構造部材の前
記陥没部を経て前記朶1冒i151m A孔に挿入され
るように前記かしめ構造部材の前記筒状部を前記被固定
部材の前記固定孔に挿入し、この状態で、前記金型を前
記かしめ構造部材に向かって移動することにより、前記
斜面部および前記内周保護部を前記筒状部内に侵入させ
て前記斜面部で前記陥没部を外側方向に押し戻すととも
に前記内周保護部を前記筒状部の内周に対向させた状態
で、前記押圧面で前記筒状部を軸方向に押圧し、これに
より前記筒状部の先端側の周壁を、該周壁の軸方向にお
ける中間部が最外側に突出するように折Δ凰旦支胆旦エ
エ題里里ヱ前記被固定部材をかしめることを特徴とする
かしめ構造部材のかしめ方法。 3)陥没部形成部と、この陥没部形成部に隣接するとと
もに該陥没部形成部より突出した孔打投き部とを有する
雄型と、 前記陥没部形成部に対応する溝部と、前記孔打抜き部に
対応する打ち扱き孔とを有する雌型とを用意し、 素材の筒状部の先端付近を前記雄型の前記孔打抜き部と
前記雌型の打ち仇き孔との組み合わせで打ら扱いて突出
部挿入孔を形成するとともに、前記雄型の前記陥没部形
成部と前記M型の前記溝部との組み合わせで前記筒状部
のうちの該筒状部の先端と前記末1α眠厘15孔とを結
7S一部分を前記筒状部の内方に向かって陥没させ、該
部分に溝状の陥没部を形成することを特徴とするかしめ
構造部材の製造方法。 3、発明の詳細な説明 産業上の利用分野 本発明は、かしめ作業によって他の部材に固定すること
ができるかしめ構造部材、そのかしめ方法およびその製
造方法に関する。 従来の技術 従来、例えばナツトを他の部材(以下、被固定部材とい
う〉に固定する場合には、一般に、ナツトを他の部材に
アーク溶接または抵抗溶接していた。 発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上述のような従来のナツトの固定方法は
、 (イ)溶接作業のコストが高い。 (ロ)ナツトおよび被固定部材がメッキされていても、
溶接によりそのメッキ層が破壊されてしまうので、溶接
後、防錆のために再度メッキ作業が必要になり、これも
コストを増大させる。 等の問題点がめった。 また、従来は、ナツト以外の部材を伯の部材に固定する
場合にも、同様の問題が生じる場合がおった。 発明の目的 本発明は、前記従来の問題点を解決するためになされた
もので、溶接によらず、かしめ作業により簡単に強固に
被固定部材に固定することがでさ、しかも、ナラ1〜等
に適用した場合にも、前記かしめ作業によってかしめ構
造部材および被固定部材にボルトあるいはネジを貫通す
ることができなくなってしまうような不都合が生じるこ
ともない、かしめ構造部材、そのかしめ方法およびその
製造方法を提供することを目的とする。 問題点を解決するための手段 本発明によるかしめ構造部材は、少なくとも一部に筒状
部を有するとともに、前記筒状部の先端付近に突出部挿
入孔を設(プられ、かつ前記筒状部のうちの該筒状部の
先端と前記突出部挿入孔とを結ぶ部分に、該筒状部の内
方に向かって陥没する溝状の陥没部を設けられたもので
ある。 また、本発明によるかしめ構造部材のかしめ方法は、 前記構造部材と、 固定孔と、この固定孔に対して突出する突出部とを有す
る被固定部材と、 前記筒状部の内周より広い押圧面と、この押圧面から突
出するとともに、前記筒状部の内周にほぼ等しい大きさ
の外周を有する内周保護部と、この内周保護部の先端側
に連続する斜面部とを備えた金型とを用意し、 前記被固定部材の前記突出部が前記かしめ構造部材の前
記陥没部を経て前記突出部挿入孔に挿入されるように前
記かしめ構造部材の前記筒状部を前記被固定部材の前記
固定孔に挿入し、この状態で、前記金型を前記かしめ構
造部材に向かって移動することにより、前記斜面部およ
び前記内周保護部を前記筒状部内に侵入させて前記斜面
部で前記陥没部を外側方向に押し戻すとともに前記内周
保護部を前記筒状部の内周に対向させた状態で、前記押
圧面で前記筒状部を軸方向に押圧し、これにより前記筒
状部の先端側の周壁を、該周壁の軸方向における中間部
が最外側に突出するように折り返し変形して、前記被固
定部材をかしめるものである。 ざらに、本発明によるかしめ構造部材の製造方法は、 陥没部形成部と、この陥没部形成部に隣接するとともに
該陥没部形成部より突出した凡打汰き部とを有する雄型
と、 前記陥没部形成部に対応する溝部と、前記凡打恢き部に
対応する打ち後き孔とを有する雌型とを用怠し、 素材の筒状部の先端付近を前記雄型の前記凡打1友ぎ部
と前記雌型の打ら扱き孔との組み合わせで打ち扱いて突
出部挿入孔を形成するとともに、前記雄型の前記陥没部
形成部と前記]l型の前記溝部との組み合わせで前記筒
状部のうちの該筒状部の先端と前記突出部挿入孔とを結
ぶ部分を前記筒状部の内方に向かって陥没させ、該部分
に溝状の陥没部を形成するものでおる。 作用 本発明においては、被固定部材の突出部がかしめ@造部
材の突出部挿入孔に挿入されることによりかしめ構造部
材と被固定部材とは相対的に回転不可能となる(なお、
筒状部および固定孔が非円形の場合には、これらが互い
に嵌合されることによっても、かしめ構造部材と被固定
部材とは相対的に回転不可能となる)。また、筒状部の
周壁が、該周壁の軸方向における中間部が最外側に突出
するように折り返し変形されて被固定部材をかしめるこ
とにより、かしめ構造部材と被固定部材とは軸方向にも
相対的に移動不可能となる。したがって、これによりか
しめ構造部材は被固定部材に完全に固定される。 実施例 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて説明する。 第1図から第3図までは、本発明をナツトに適用した実
施例を示し、金属製のナツト1には、円筒状の筒状部2
が一体的に設けられている。この筒状部2は、ナツト1
のネジ孔3と同軸で、ナツト1の本体部1aの底部から
突出している。首記筒状部2には、突出部挿入孔4が設
けられている。 ざらに、前記筒状部2のうちの該筒状部2の先端と突出
部挿入孔4とを結ぶ部分には、溝状の陥没部5が設けら
れている。 第4図は、前記ナツト1を固定されるべき被固足部材の
例を示し、この被固定部材6は板状をなしていて、固定
孔7を設けられている。この固定孔7は、大略のところ
、ナツト1の筒状部2の外径より僅かに大きい径を有す
る円形をなしているが、その一部において周囲の被固定
部材6から突出部8を該固定孔7の中心に向って突出さ
れている。そして、前記突出部8は突出部挿入孔4に対
応する大きざを有している。 第5図から9図までは、ナツト1をかしめ作業により被
固定部材6に固定する作業工程を示す。 まず、この固定作業に用いるプレス金型を説明すると、
第6図から9図までに示されるように、下側金型9は固
定設置されるものであって、その上面に、ナツト1の本
体部1aに対応する六角形状の凹部9aを設けられてい
る。他方、上側金型10は、本体11と、この本体11
の下部に軸方向に螺着された突出部材12とを有してな
り、前記突出部材12の下端側は本体11の下方に突出
されている。そして、この上側金型10は、図示しない
プレス機械により、下側金型9の上方において昇降され
るようになっている。 前記本体11の底面によって形成される押圧面11aは
該本体11および突出部材14の軸線に対し垂直方向に
広がる平面状をなしており、かつ筒状部2の内径より十
分大きい外径を有している。 前記突出部材12の最下端部には、先細のテーパー状の
斜面部12aが形成されている。また、前記突出部材1
2には、筒状部2の内径より僅かに小さい外径を有する
内周保護部12bが、斜面部12aの上部に連続して形
成されている。 ナツト1を被固定部材6に固定するには、まず、第5図
および6図に示すように、突出部8がナツト1の陥没部
5を経て突出部挿入孔4に挿入されるように、ナツト1
の筒状部2を被固定部材6の固定孔7に挿入する。これ
により、ナツト1は被固定部材6に対して回転すること
ができなくなる。 そして、このような状態のまま、ナツト1を、6図のよ
うに円筒部2を上方に向けて下側金型9の凹部9aに嵌
合し、下側金型9にセットする。なお、このとき、上側
金型10の本体11および突出部材12の軸線をナツト
1の軸線に一致させておく。 次に、この状態で上側金型10を下降して行くと、第7
図のようにまず斜面部12aが筒状部2の内部に侵入し
て行き、該斜面部12aが陥没部5の裏側に当接し、陥
没部5を第8図のように外側に押し戻す。 ざらに上側金型10を下降して行くと、押圧面11aが
筒状部2を軸方向に押圧するので、筒状部2の周壁は、
第9図のように、該周壁の軸方向における中間部が最外
側に突出するように折り返し変形される。 そして、これにより、被固定部材6は筒状部2の先端部
によりかしめられた状態となり(なお、第10図は、こ
のようなかしめ作業終了後のナツト1の底面図を示す)
、ナツト1は被固定部材6に対して回転できないのみな
らず、軸方向にも移動することができなくなる。したが
って、ナツト1は被固定部材6に対して完全に固定され
た状態となる。 このように本発明によれば、溶接を用いないで、かしめ
作業によりナツト1を被固定部材6に固定できるので、
固定作業を低コストとすることができる。 また、本発明によれば、被固定部材6およびナツト1と
して予めメッキされている部材を用いれば(例えば、被
固定部材6としてメッキ鋼板を用いれば)、従来のよう
に溶接によってメッキ層が破壊されることがないので、
ナツト1を被固定部材6に対して固定した後、再度メッ
キをやり直す必要がなく、そのままの状態で防錆を図る
ことができるため、この面においてもコストを低減でき
る。 また、本発明のかしめ方法によれば、筒状部2は、金型
10の内周保護部12bをその内部に挿入された状態で
変形されるので、前記かしめ作業によって筒状部2がネ
ジ孔3より内側に変形してしまい、ネジ孔3に螺合され
るボルトないしはネジ(図示せず)が筒状部2にぶつか
ってしまうような不都合を生じることもない。 ざらに、本発明によれば、筒状部2の周壁が折り返し変
形され、この変形部においては筒状部2の周壁が2重に
重なった状態となるので、かしめ強度を大きくすること
ができる。 なお、先に本出願人が実願昭60−73517号および
特願昭60−131944号において提案したように、
本発明における突出部挿入孔4および陥没部5の代りに
、切り込みを筒状部2の軸方向に設けても同様なかしめ
作業を行うことができるが、その場合は、筒状部2の先
端が切り込みの存在により不連続となり、かしめ強度が
低下するか、本発明の場合は、筒状部2の先端は陥没部
5により連続しているので、上述のような不都合を生じ
ることもない。 次に、ナツト1の製造方法の実施例を説明する。 第11図は、筒状部2に突出部挿入孔4および陥没部5
を加工する前のナツト1の素材1′を示し、この素材1
′の段階においては、筒状部2は完全な円筒状をなして
いる。 第12図から16図までは、ナツト1を製造するだめの
プレス金型を示す。これを説明すると、基台16には、
昇降ガイド17が固定されており、この昇降ガイド17
には、雌型支持体18が、基台16に固定されたストッ
パ台26の上方において昇降可能に嵌合されている。前
記基台16と雌型支持体18との間には、圧縮コイルバ
ネ19(第14図参照)が介装されており、このバネ]
9は雌型支持体18を上方に付勢している。 前記Ill型支持休1体には、大略棒状をなす雌型20
が水平方向に固定されている。前記雌型20の先端部に
は、素材1′のネジ孔3を嵌合されるネジ孔嵌合部21
が設けられている。また、前記雌型20には、素材1′
の筒状部2を嵌合される筒状部嵌合部22がネジ孔嵌合
部21に隣接して設けられており、この筒状部嵌合部2
2には、打ち扱き孔23が上下方向に貫通されている。 ざらに、前記雌型22には、筒°状部2の内径より大き
い径を有する中間部24が筒状部嵌合部22に隣接して
設けられている。そして、前記筒状部嵌合部22および
中間部24の上部には、i型20の軸方向に沿って溝部
25が設けられている。前記ストッパ台260両端部に
は、雌型20のネジ孔嵌合部21を一定間隔をおいて挟
むようにして、素祠回り止め部材27が固定されている
。 本実施例に使用される雄型30は、第15図、16図、
および17図等に示される。この雄型30は、本体31
と、この本体31に固定された加工部材32とを有して
なり、加工部材32の下端部は本体3]の下端部に形成
された凹部33より下方に突出している。そして、前記
加工部材32の下端部には、直線状の陥没部形成部34
と、この陥没部34からさらに下方に突出する打ら扱き
部35とが形成されている。 次に、本実施例にあけるナツト1の製造工程を説明する
。 まず、第17図のように、雌型20の筒状部嵌合部22
およびネジ孔嵌合部21に素材1′の筒状部2およびネ
ジ孔3をそれぞれ嵌合する。なおこのとき、素材1′の
向きは、第18図に示すように本体部1aが素材突出部
挿入部材27間に挟まれて、基台16に対して回転でき
ないようになる向きとしておく。 次に、雄型30を下降して行くと、打ち扱き部35が筒
状部2に当接し、バネ19に抗して素材1′を皿型20
および雌型支持材18とともに下降させて行く。これに
より、やがて第19図のように素材1′の筒状部2およ
び雌型20の中間部25がストッパ台26に当接し、雌
型20はそれ以上下降できなくなる。 したがって、それ以後も雄型30を下降し続けると、第
20図のように、まず打ち扱き部35が、雌型20の打
ち恢き孔23に侵入して行って、筒状部2を打ち汰いて
突出部挿入孔4を形成し、続いて陥没部形成部34が筒
状部2の所定部分を雌型20の溝部25内に押し込んで
陥没させ、陥没部5を形成する。 本実施例では、雌型20がストッパ台26に支えられた
状態で、突出部挿入孔4の打ち扱きおよび陥没部5の形
成が行われるので、雌型20に無理な力が掛って旧型2
0が折損してしまうような不都合を避けることができる
。 ただし、加工すべきナラ1〜1が大ぎく、雌型20の太
さを太くできる場合には、Il!It型20を昇降可能
としないで固定設置し、ストッパ台26のようなものて
下から支持されない状態で、前述のようなプレス加工を
行うことも可能である。 第21図は、本発明によるナツトの他の実施例を示す。 前記実施例では、1個のナツト1に突出部挿入孔4およ
び陥没部5を1個のみ設けていたが、この実施例では、
1個のナツト1に2個の突出部挿入孔4および陥没部5
を、それぞれ互いに180度をなす位置に設けている。 ここで、前記各2個の突出部挿入孔4および陥没f′X
l55は、例えば前記実施例のような方法で順次片方ず
つ加工してもよいし、2個の雄型を両側から同時に筒状
部2に向かって進行させることにより、各2個ずつの突
出部挿入孔4および陥没部5を同時に加工してもよい。 本実施例のように、1個のナツト1に複数個の突出部挿
入孔4および陥没部5を設ける場合には、被固定部材に
も同数の突出部を設け、それらの突出部をそれぞれ各突
出部挿入孔4に嵌合することができる。 第22図から24図までは、前記第21図の、突出部挿
入孔4および陥没部5を2個ずつ備えたナツト1をかし
めるための金型の実施例を示す。 本実施例においては、上側金型10の加工部材12の下
端部には、互いに180度をなす位置に、2個の平面状
の斜面部12cが設けられている。 また、前記加工部材12の下端部のうちの斜面部12C
以外の部分には、曲面状の斜面部12dが設けられてい
る。また、前記突出部材12には、筒状部2の内径より
僅かに小さい外径を有する内周保護部12eが、斜面部
12Cおよび12dの上部に連続して形成されている。 本実施例においても、前記実施例の場合と同様にしてか
しめ作業を行うことができるが、このかしめ作業の際、
第22図に示すように、2個の平面状の斜面部12Gに
より2個の陥没部5が外側に押し戻される。 なa3、これまでの実施例は、本発明をナツトに適用し
た場合を示したが、本発明はナツト以外の部材にも適用
できるものである。 また、これまでの実施例では、筒状部を円筒状としてい
るが、本発明においては、筒状部を角筒状としてもよい
。 また、これまでの実施例にあけるナツト1では、その一
部のみが筒状をなしているが、本発明におけるかしめ構
造部材は、その全体が筒状をなしていてもよい。 第25図から27図までは、本発明を角パイプに適用し
た実施例を示す。 これを説明すると、金属製の角パイプ43の先端付近に
は、突出部挿入孔44が、互いに180一度をムす位置
に2個設けられている。これらの突出部挿入孔44と角
パイプ43の先端との間には、溝状の陥没部45が設け
られている。これらの突出部挿入孔44および陥没部4
5は、前述のナツトの場合と同様の方法により加工する
ことができる。 46.47は、それぞれ前記角パイプ43をかしめるた
めの下側金型、上側金型を示す。前記上側金型47は、
本体48と、突出部材49とを有してなる。前記本体4
8の底面は押圧面48aを構成しており、この押圧面4
8aは角パイプ43の内周より十分広い面積を有してい
る。前記突出部材49は本体48の押圧面48aの中心
部の下部にポルト50により固定されている。前記突出
部材49の下端部には、互いに180度をなす位置に、
平面状の斜面部49aが設(プられている。 また、前記突出部材49には、角パイプ43の内周部と
ほぼ同一横断面形状をなす内周保護部49bが、斜面部
49aの上部に連続して設けられている。 本実施例においても、被固定部材51に、角パイプ43
に対応する四角形状の固定孔およびこの固定孔に対して
突出し、突出部挿入孔44に挿入される突出部を設ける
ことにより、前記各実施例と同様にして角パイプ43の
先端部で被固定部材51をかしめることができる。 なお、本実施例の場合のように筒状部および固定孔が非
円形の場合には、被固定部材の突出部がかしめ構造部材
の突出部挿入孔に挿入されることによるのみならず、筒
状部と固定孔とが互いに表定部材とは相対的に回転不可
能となる。 第28図は本発明のざらに別の実施例を示す。 この実施例においても、角パイプ43には、互いに18
0度をなす位置に、各2個の突出部挿入孔44および溝
状の陥没部45が設けられているが、角パイプ43の先
端から2個の突出部挿入孔44までの距離はそれぞれ異
なっており、したがって2個の陥没部45の長さも異な
っている。 このため、被固定部材60に設けられた2個の突出部5
2をそれぞれ突出部挿入孔44に嵌合し、前記各実施例
と同様にかしめ作業を行えば、被固定部材60を角パイ
プ43に対して斜め方向に固定することができる(なお
、第28図は、かしめ作業前の状態を示す〉。そして、
このような構造は、例えば階段の半固等に適用すること
ができる。 発明の効果 以上のように本発明は、 (イ)かしめ構造部材を溶接によらず、かしめ作業によ
り簡単に被固定部材に固定することができるので、固定
作業を低コストとすることができるし、かしめ構造部材
および被固定部材として予めメッキされている部材を用
いれば、溶接によってメッキ層が破壊されることがない
ので、かしめ構造部材を被固定部材に対して固定した後
、再度メッキをやり直す必要がなく、そのままの状態で
防錆を図ることができる。 (ロ)金型の内周保護部が筒状部内に挿入された状態で
筒状部を変形できるので、ナツト等に適用した場合にも
、かしめ作業によって筒状部が内側に変形してしまい、
筒状部および被固定部材にボルトおるいはネジを貫通す
ることができなくなってしまうような不都合を生じるこ
ともない。 (ハ)本発明のかしめ方法によれば、筒状部の周壁は折
り返し変形され、この変形部においては筒状部の周壁が
2重に重なった状態となるので、かしめ強度を大きくす
ることかできる。 (ニ)筒状部の先端は陥没部により連続しているので、
かしめ強度を一層大きくすることができる。 という優れた効果を得られるものである。 4、図面の簡単な説明 第1図は本発明によるかしめ構造部材の一実施例である
ナツトを示す断面図、第2図は前記ナツトを示す底面図
、第3図は前記ナツトを示す正面図、第4図は前記ナツ
トを固定される被固定部材の例を示す底面図、第5図は
前記ナツトと前記被固定部材とを嵌合した状態を示す底
面図、第6図から第9図までは、前記ナツトによる本発
明のかしめ作業の実施例を示す工程図、第10図は前記
かしめ作業終了後のナツトおよび被固定物の状態を示す
底面図、第11図は前記ナツトの素材を示す半断面図、
第12図は前記ナツトを加工するための金型(雄型を除
く)を示す平面図、第13図は該金型を示す正面図、第
14図は第12図のA−A線における断面図、第15図
は前記ナツトを加工するための雄型を示す正面図、第1
6図は該雄型を示す背面図、第17図から第20図まで
は前記ナツトを加工する工程を示す工程図、第21図は
本発明によるかしめ構造部材の他の実施例であるナツト
を示す断面図、第22図は該ナツトのかしめ作業を示す
断面図、第23図は第22図の上側金型を示す底面図、
第24図は第23図のB−B線における断面図、第25
図は本発明によるかしめ構造部材と該かしめ構造部材を
かしめるための金型のざらに他の実施例を示す断面図、
第26図は第25図のC−C線矢視図、第27図は第2
5図のD−D線矢視図、第28図は本発明によるかしめ
構造部材のさらに別の実施例を示す断面図である。 1・・・ナツト、1′・・・素材、2・・・筒状部、4
・・・突出部挿入孔、5・・・陥没部、6・・・被固定
部材、7・・・固定孔1.8・・・突出部、10・・・
上側金型、11a・・・押圧面、12a・・・斜面部、
12b・・・内周保護部、12C・・・斜面部、12e
・・・内周保護部、25・・・溝部、34・・・陥没部
形成部、35・・・打ち扱き部、43・・・角パイプ、
44・・・突出部挿入孔、45・・・陥没部、48a・
・・押圧面、49a・・・斜面部、49b・・・内周保
護部、51・・・被固定部材、52・・・突出部、60
・・・被固定部材。 特許出願人 株式会社北浦工業 代理人 弁理士 大蒜 泉 第7図 第8図
ナツトを示す断面図、第2図は前記ナツトを示す底面図
、第3図は前記ナツトを示す正面図、第4図は前記ナツ
トを固定される被固定部材の例を示す底面図、第5図は
前記ナツトと前記被固定部材とを嵌合した状態を示す底
面図、第6図から第9図までは、前記ナツトによる本発
明のかしめ作業の実施例を示す工程図、第10図は前記
かしめ作業終了後のナツトおよび被固定物の状態を示す
底面図、第11図は前記ナツトの素材を示す半断面図、
第12図は前記ナツトを加工するための金型(雄型を除
く)を示す平面図、第13図は該金型を示す正面図、第
14図は第12図の八−A線における断面図、第15図
は前記ナツトを加工するための雄型を示す正面図、第1
6図は該雄型を示す背面図、第17図から第20図まで
は前記ナツトを加工する工程を示す工程図、第21図は
本発明によるかしめ構造部材の他の実施例でおるナツト
を示す断面図、第22図は該ナツトのかしめ作業を示す
断面図、第23図は第22図の上金型を示す底面図、第
24図は第23図のB−B線における断面図、第25図
は本発明によるかしめ構造部材と該かしめ構造部材をか
しめるための金型のざらに他の実施例を示す断面図、第
26図は第25図のC−C線矢視図、第27図は第25
図のD−D線矢視図、第28図は本発明によるかしめ構
造部材のざらに別の実施例を示す断面図である。 1・・・ナツト、1′・・・素材、2・・・筒状部、4
・・・回り止め孔、5・・・陥没部、6・・・被固定部
材、7・・・固定孔、8・・・嵌合突起、10・・・上
金型、11a・・・押圧面、12a・・・斜面部、12
b・・・内周保護部、12C・・・斜面部、12e・・
・内周保護部、25・・・溝部、34・・・陥没部形成
部、35・・・打ち扱き部、43・・・角パイプ、44
・・・回り止め孔、45・・・陥没部、48a・・・押
圧面、49a・・・斜面部、49b・・・内周保護部、
51・・・被固定部材、52・・・嵌合突起、6゜・・
・被固定部材。 特許出願人 株式会社北浦工業 代理人 弁理士 大蒜 泉 第6図 第8図 1ss図 第10図 第12図 [ し 第13図 第14図 B 第15図 第16図 第17図 第20図 第21図 第22図 第23図 第24図 第25図 手続補正書 昭和61年 9月 2日 特許庁長官 黒 1)明 雄 殿 1、事イ1の表示 昭和60年特許願第188596号 事件との関係 特許出願人 図面の簡単な説明の欄、並びに図面の第7図および第8
国史なし) 明細書 1、発明の名称 かしめ構造部材、そのかしめ方法およびその製造方法 2、特許請求の範囲 1)少なくとも一部に筒状部を有するとともに、前記筒
状部の先端付近に突出部挿入孔を設けられ、かつ前記筒
状部のうちの該筒状部の先端と前記突出部挿入孔とを結
ぶ部分に、該筒状部の内方に向かって陥没する溝状の陥
没部を設けられたことを特徴とするかしめ構造部材。 2)少なくとも一部に筒状部を有するとともに、前記筒
状部の先端付近に突出部挿入孔を設けられ、かつ前記筒
状部のうちの該筒状部の先端と前記匁出部挿入孔とを結
ぶ部分に、該筒状部の内方に向かって陥没する溝状の陥
没部を設けられたかしめ構造部材と、 W孔と、この固定孔に対して突出する突出部点を有する
被固定部材と、 前記筒状部の内周より広い押圧面と、この押圧面から突
出するとともに、前記筒状部の内周にほぼ等しい大きざ
の外周を有する内周保護部と、この内周保護部の先端側
に連続する斜面部とを備えた金型とを用意し、 前記被固定部材の前記突出部が前記かしめ構造部材の前
記陥没部を経て前記朶1冒i151m A孔に挿入され
るように前記かしめ構造部材の前記筒状部を前記被固定
部材の前記固定孔に挿入し、この状態で、前記金型を前
記かしめ構造部材に向かって移動することにより、前記
斜面部および前記内周保護部を前記筒状部内に侵入させ
て前記斜面部で前記陥没部を外側方向に押し戻すととも
に前記内周保護部を前記筒状部の内周に対向させた状態
で、前記押圧面で前記筒状部を軸方向に押圧し、これに
より前記筒状部の先端側の周壁を、該周壁の軸方向にお
ける中間部が最外側に突出するように折Δ凰旦支胆旦エ
エ題里里ヱ前記被固定部材をかしめることを特徴とする
かしめ構造部材のかしめ方法。 3)陥没部形成部と、この陥没部形成部に隣接するとと
もに該陥没部形成部より突出した孔打投き部とを有する
雄型と、 前記陥没部形成部に対応する溝部と、前記孔打抜き部に
対応する打ち扱き孔とを有する雌型とを用意し、 素材の筒状部の先端付近を前記雄型の前記孔打抜き部と
前記雌型の打ち仇き孔との組み合わせで打ら扱いて突出
部挿入孔を形成するとともに、前記雄型の前記陥没部形
成部と前記M型の前記溝部との組み合わせで前記筒状部
のうちの該筒状部の先端と前記末1α眠厘15孔とを結
7S一部分を前記筒状部の内方に向かって陥没させ、該
部分に溝状の陥没部を形成することを特徴とするかしめ
構造部材の製造方法。 3、発明の詳細な説明 産業上の利用分野 本発明は、かしめ作業によって他の部材に固定すること
ができるかしめ構造部材、そのかしめ方法およびその製
造方法に関する。 従来の技術 従来、例えばナツトを他の部材(以下、被固定部材とい
う〉に固定する場合には、一般に、ナツトを他の部材に
アーク溶接または抵抗溶接していた。 発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上述のような従来のナツトの固定方法は
、 (イ)溶接作業のコストが高い。 (ロ)ナツトおよび被固定部材がメッキされていても、
溶接によりそのメッキ層が破壊されてしまうので、溶接
後、防錆のために再度メッキ作業が必要になり、これも
コストを増大させる。 等の問題点がめった。 また、従来は、ナツト以外の部材を伯の部材に固定する
場合にも、同様の問題が生じる場合がおった。 発明の目的 本発明は、前記従来の問題点を解決するためになされた
もので、溶接によらず、かしめ作業により簡単に強固に
被固定部材に固定することがでさ、しかも、ナラ1〜等
に適用した場合にも、前記かしめ作業によってかしめ構
造部材および被固定部材にボルトあるいはネジを貫通す
ることができなくなってしまうような不都合が生じるこ
ともない、かしめ構造部材、そのかしめ方法およびその
製造方法を提供することを目的とする。 問題点を解決するための手段 本発明によるかしめ構造部材は、少なくとも一部に筒状
部を有するとともに、前記筒状部の先端付近に突出部挿
入孔を設(プられ、かつ前記筒状部のうちの該筒状部の
先端と前記突出部挿入孔とを結ぶ部分に、該筒状部の内
方に向かって陥没する溝状の陥没部を設けられたもので
ある。 また、本発明によるかしめ構造部材のかしめ方法は、 前記構造部材と、 固定孔と、この固定孔に対して突出する突出部とを有す
る被固定部材と、 前記筒状部の内周より広い押圧面と、この押圧面から突
出するとともに、前記筒状部の内周にほぼ等しい大きさ
の外周を有する内周保護部と、この内周保護部の先端側
に連続する斜面部とを備えた金型とを用意し、 前記被固定部材の前記突出部が前記かしめ構造部材の前
記陥没部を経て前記突出部挿入孔に挿入されるように前
記かしめ構造部材の前記筒状部を前記被固定部材の前記
固定孔に挿入し、この状態で、前記金型を前記かしめ構
造部材に向かって移動することにより、前記斜面部およ
び前記内周保護部を前記筒状部内に侵入させて前記斜面
部で前記陥没部を外側方向に押し戻すとともに前記内周
保護部を前記筒状部の内周に対向させた状態で、前記押
圧面で前記筒状部を軸方向に押圧し、これにより前記筒
状部の先端側の周壁を、該周壁の軸方向における中間部
が最外側に突出するように折り返し変形して、前記被固
定部材をかしめるものである。 ざらに、本発明によるかしめ構造部材の製造方法は、 陥没部形成部と、この陥没部形成部に隣接するとともに
該陥没部形成部より突出した凡打汰き部とを有する雄型
と、 前記陥没部形成部に対応する溝部と、前記凡打恢き部に
対応する打ち後き孔とを有する雌型とを用怠し、 素材の筒状部の先端付近を前記雄型の前記凡打1友ぎ部
と前記雌型の打ら扱き孔との組み合わせで打ち扱いて突
出部挿入孔を形成するとともに、前記雄型の前記陥没部
形成部と前記]l型の前記溝部との組み合わせで前記筒
状部のうちの該筒状部の先端と前記突出部挿入孔とを結
ぶ部分を前記筒状部の内方に向かって陥没させ、該部分
に溝状の陥没部を形成するものでおる。 作用 本発明においては、被固定部材の突出部がかしめ@造部
材の突出部挿入孔に挿入されることによりかしめ構造部
材と被固定部材とは相対的に回転不可能となる(なお、
筒状部および固定孔が非円形の場合には、これらが互い
に嵌合されることによっても、かしめ構造部材と被固定
部材とは相対的に回転不可能となる)。また、筒状部の
周壁が、該周壁の軸方向における中間部が最外側に突出
するように折り返し変形されて被固定部材をかしめるこ
とにより、かしめ構造部材と被固定部材とは軸方向にも
相対的に移動不可能となる。したがって、これによりか
しめ構造部材は被固定部材に完全に固定される。 実施例 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて説明する。 第1図から第3図までは、本発明をナツトに適用した実
施例を示し、金属製のナツト1には、円筒状の筒状部2
が一体的に設けられている。この筒状部2は、ナツト1
のネジ孔3と同軸で、ナツト1の本体部1aの底部から
突出している。首記筒状部2には、突出部挿入孔4が設
けられている。 ざらに、前記筒状部2のうちの該筒状部2の先端と突出
部挿入孔4とを結ぶ部分には、溝状の陥没部5が設けら
れている。 第4図は、前記ナツト1を固定されるべき被固足部材の
例を示し、この被固定部材6は板状をなしていて、固定
孔7を設けられている。この固定孔7は、大略のところ
、ナツト1の筒状部2の外径より僅かに大きい径を有す
る円形をなしているが、その一部において周囲の被固定
部材6から突出部8を該固定孔7の中心に向って突出さ
れている。そして、前記突出部8は突出部挿入孔4に対
応する大きざを有している。 第5図から9図までは、ナツト1をかしめ作業により被
固定部材6に固定する作業工程を示す。 まず、この固定作業に用いるプレス金型を説明すると、
第6図から9図までに示されるように、下側金型9は固
定設置されるものであって、その上面に、ナツト1の本
体部1aに対応する六角形状の凹部9aを設けられてい
る。他方、上側金型10は、本体11と、この本体11
の下部に軸方向に螺着された突出部材12とを有してな
り、前記突出部材12の下端側は本体11の下方に突出
されている。そして、この上側金型10は、図示しない
プレス機械により、下側金型9の上方において昇降され
るようになっている。 前記本体11の底面によって形成される押圧面11aは
該本体11および突出部材14の軸線に対し垂直方向に
広がる平面状をなしており、かつ筒状部2の内径より十
分大きい外径を有している。 前記突出部材12の最下端部には、先細のテーパー状の
斜面部12aが形成されている。また、前記突出部材1
2には、筒状部2の内径より僅かに小さい外径を有する
内周保護部12bが、斜面部12aの上部に連続して形
成されている。 ナツト1を被固定部材6に固定するには、まず、第5図
および6図に示すように、突出部8がナツト1の陥没部
5を経て突出部挿入孔4に挿入されるように、ナツト1
の筒状部2を被固定部材6の固定孔7に挿入する。これ
により、ナツト1は被固定部材6に対して回転すること
ができなくなる。 そして、このような状態のまま、ナツト1を、6図のよ
うに円筒部2を上方に向けて下側金型9の凹部9aに嵌
合し、下側金型9にセットする。なお、このとき、上側
金型10の本体11および突出部材12の軸線をナツト
1の軸線に一致させておく。 次に、この状態で上側金型10を下降して行くと、第7
図のようにまず斜面部12aが筒状部2の内部に侵入し
て行き、該斜面部12aが陥没部5の裏側に当接し、陥
没部5を第8図のように外側に押し戻す。 ざらに上側金型10を下降して行くと、押圧面11aが
筒状部2を軸方向に押圧するので、筒状部2の周壁は、
第9図のように、該周壁の軸方向における中間部が最外
側に突出するように折り返し変形される。 そして、これにより、被固定部材6は筒状部2の先端部
によりかしめられた状態となり(なお、第10図は、こ
のようなかしめ作業終了後のナツト1の底面図を示す)
、ナツト1は被固定部材6に対して回転できないのみな
らず、軸方向にも移動することができなくなる。したが
って、ナツト1は被固定部材6に対して完全に固定され
た状態となる。 このように本発明によれば、溶接を用いないで、かしめ
作業によりナツト1を被固定部材6に固定できるので、
固定作業を低コストとすることができる。 また、本発明によれば、被固定部材6およびナツト1と
して予めメッキされている部材を用いれば(例えば、被
固定部材6としてメッキ鋼板を用いれば)、従来のよう
に溶接によってメッキ層が破壊されることがないので、
ナツト1を被固定部材6に対して固定した後、再度メッ
キをやり直す必要がなく、そのままの状態で防錆を図る
ことができるため、この面においてもコストを低減でき
る。 また、本発明のかしめ方法によれば、筒状部2は、金型
10の内周保護部12bをその内部に挿入された状態で
変形されるので、前記かしめ作業によって筒状部2がネ
ジ孔3より内側に変形してしまい、ネジ孔3に螺合され
るボルトないしはネジ(図示せず)が筒状部2にぶつか
ってしまうような不都合を生じることもない。 ざらに、本発明によれば、筒状部2の周壁が折り返し変
形され、この変形部においては筒状部2の周壁が2重に
重なった状態となるので、かしめ強度を大きくすること
ができる。 なお、先に本出願人が実願昭60−73517号および
特願昭60−131944号において提案したように、
本発明における突出部挿入孔4および陥没部5の代りに
、切り込みを筒状部2の軸方向に設けても同様なかしめ
作業を行うことができるが、その場合は、筒状部2の先
端が切り込みの存在により不連続となり、かしめ強度が
低下するか、本発明の場合は、筒状部2の先端は陥没部
5により連続しているので、上述のような不都合を生じ
ることもない。 次に、ナツト1の製造方法の実施例を説明する。 第11図は、筒状部2に突出部挿入孔4および陥没部5
を加工する前のナツト1の素材1′を示し、この素材1
′の段階においては、筒状部2は完全な円筒状をなして
いる。 第12図から16図までは、ナツト1を製造するだめの
プレス金型を示す。これを説明すると、基台16には、
昇降ガイド17が固定されており、この昇降ガイド17
には、雌型支持体18が、基台16に固定されたストッ
パ台26の上方において昇降可能に嵌合されている。前
記基台16と雌型支持体18との間には、圧縮コイルバ
ネ19(第14図参照)が介装されており、このバネ]
9は雌型支持体18を上方に付勢している。 前記Ill型支持休1体には、大略棒状をなす雌型20
が水平方向に固定されている。前記雌型20の先端部に
は、素材1′のネジ孔3を嵌合されるネジ孔嵌合部21
が設けられている。また、前記雌型20には、素材1′
の筒状部2を嵌合される筒状部嵌合部22がネジ孔嵌合
部21に隣接して設けられており、この筒状部嵌合部2
2には、打ち扱き孔23が上下方向に貫通されている。 ざらに、前記雌型22には、筒°状部2の内径より大き
い径を有する中間部24が筒状部嵌合部22に隣接して
設けられている。そして、前記筒状部嵌合部22および
中間部24の上部には、i型20の軸方向に沿って溝部
25が設けられている。前記ストッパ台260両端部に
は、雌型20のネジ孔嵌合部21を一定間隔をおいて挟
むようにして、素祠回り止め部材27が固定されている
。 本実施例に使用される雄型30は、第15図、16図、
および17図等に示される。この雄型30は、本体31
と、この本体31に固定された加工部材32とを有して
なり、加工部材32の下端部は本体3]の下端部に形成
された凹部33より下方に突出している。そして、前記
加工部材32の下端部には、直線状の陥没部形成部34
と、この陥没部34からさらに下方に突出する打ら扱き
部35とが形成されている。 次に、本実施例にあけるナツト1の製造工程を説明する
。 まず、第17図のように、雌型20の筒状部嵌合部22
およびネジ孔嵌合部21に素材1′の筒状部2およびネ
ジ孔3をそれぞれ嵌合する。なおこのとき、素材1′の
向きは、第18図に示すように本体部1aが素材突出部
挿入部材27間に挟まれて、基台16に対して回転でき
ないようになる向きとしておく。 次に、雄型30を下降して行くと、打ち扱き部35が筒
状部2に当接し、バネ19に抗して素材1′を皿型20
および雌型支持材18とともに下降させて行く。これに
より、やがて第19図のように素材1′の筒状部2およ
び雌型20の中間部25がストッパ台26に当接し、雌
型20はそれ以上下降できなくなる。 したがって、それ以後も雄型30を下降し続けると、第
20図のように、まず打ち扱き部35が、雌型20の打
ち恢き孔23に侵入して行って、筒状部2を打ち汰いて
突出部挿入孔4を形成し、続いて陥没部形成部34が筒
状部2の所定部分を雌型20の溝部25内に押し込んで
陥没させ、陥没部5を形成する。 本実施例では、雌型20がストッパ台26に支えられた
状態で、突出部挿入孔4の打ち扱きおよび陥没部5の形
成が行われるので、雌型20に無理な力が掛って旧型2
0が折損してしまうような不都合を避けることができる
。 ただし、加工すべきナラ1〜1が大ぎく、雌型20の太
さを太くできる場合には、Il!It型20を昇降可能
としないで固定設置し、ストッパ台26のようなものて
下から支持されない状態で、前述のようなプレス加工を
行うことも可能である。 第21図は、本発明によるナツトの他の実施例を示す。 前記実施例では、1個のナツト1に突出部挿入孔4およ
び陥没部5を1個のみ設けていたが、この実施例では、
1個のナツト1に2個の突出部挿入孔4および陥没部5
を、それぞれ互いに180度をなす位置に設けている。 ここで、前記各2個の突出部挿入孔4および陥没f′X
l55は、例えば前記実施例のような方法で順次片方ず
つ加工してもよいし、2個の雄型を両側から同時に筒状
部2に向かって進行させることにより、各2個ずつの突
出部挿入孔4および陥没部5を同時に加工してもよい。 本実施例のように、1個のナツト1に複数個の突出部挿
入孔4および陥没部5を設ける場合には、被固定部材に
も同数の突出部を設け、それらの突出部をそれぞれ各突
出部挿入孔4に嵌合することができる。 第22図から24図までは、前記第21図の、突出部挿
入孔4および陥没部5を2個ずつ備えたナツト1をかし
めるための金型の実施例を示す。 本実施例においては、上側金型10の加工部材12の下
端部には、互いに180度をなす位置に、2個の平面状
の斜面部12cが設けられている。 また、前記加工部材12の下端部のうちの斜面部12C
以外の部分には、曲面状の斜面部12dが設けられてい
る。また、前記突出部材12には、筒状部2の内径より
僅かに小さい外径を有する内周保護部12eが、斜面部
12Cおよび12dの上部に連続して形成されている。 本実施例においても、前記実施例の場合と同様にしてか
しめ作業を行うことができるが、このかしめ作業の際、
第22図に示すように、2個の平面状の斜面部12Gに
より2個の陥没部5が外側に押し戻される。 なa3、これまでの実施例は、本発明をナツトに適用し
た場合を示したが、本発明はナツト以外の部材にも適用
できるものである。 また、これまでの実施例では、筒状部を円筒状としてい
るが、本発明においては、筒状部を角筒状としてもよい
。 また、これまでの実施例にあけるナツト1では、その一
部のみが筒状をなしているが、本発明におけるかしめ構
造部材は、その全体が筒状をなしていてもよい。 第25図から27図までは、本発明を角パイプに適用し
た実施例を示す。 これを説明すると、金属製の角パイプ43の先端付近に
は、突出部挿入孔44が、互いに180一度をムす位置
に2個設けられている。これらの突出部挿入孔44と角
パイプ43の先端との間には、溝状の陥没部45が設け
られている。これらの突出部挿入孔44および陥没部4
5は、前述のナツトの場合と同様の方法により加工する
ことができる。 46.47は、それぞれ前記角パイプ43をかしめるた
めの下側金型、上側金型を示す。前記上側金型47は、
本体48と、突出部材49とを有してなる。前記本体4
8の底面は押圧面48aを構成しており、この押圧面4
8aは角パイプ43の内周より十分広い面積を有してい
る。前記突出部材49は本体48の押圧面48aの中心
部の下部にポルト50により固定されている。前記突出
部材49の下端部には、互いに180度をなす位置に、
平面状の斜面部49aが設(プられている。 また、前記突出部材49には、角パイプ43の内周部と
ほぼ同一横断面形状をなす内周保護部49bが、斜面部
49aの上部に連続して設けられている。 本実施例においても、被固定部材51に、角パイプ43
に対応する四角形状の固定孔およびこの固定孔に対して
突出し、突出部挿入孔44に挿入される突出部を設ける
ことにより、前記各実施例と同様にして角パイプ43の
先端部で被固定部材51をかしめることができる。 なお、本実施例の場合のように筒状部および固定孔が非
円形の場合には、被固定部材の突出部がかしめ構造部材
の突出部挿入孔に挿入されることによるのみならず、筒
状部と固定孔とが互いに表定部材とは相対的に回転不可
能となる。 第28図は本発明のざらに別の実施例を示す。 この実施例においても、角パイプ43には、互いに18
0度をなす位置に、各2個の突出部挿入孔44および溝
状の陥没部45が設けられているが、角パイプ43の先
端から2個の突出部挿入孔44までの距離はそれぞれ異
なっており、したがって2個の陥没部45の長さも異な
っている。 このため、被固定部材60に設けられた2個の突出部5
2をそれぞれ突出部挿入孔44に嵌合し、前記各実施例
と同様にかしめ作業を行えば、被固定部材60を角パイ
プ43に対して斜め方向に固定することができる(なお
、第28図は、かしめ作業前の状態を示す〉。そして、
このような構造は、例えば階段の半固等に適用すること
ができる。 発明の効果 以上のように本発明は、 (イ)かしめ構造部材を溶接によらず、かしめ作業によ
り簡単に被固定部材に固定することができるので、固定
作業を低コストとすることができるし、かしめ構造部材
および被固定部材として予めメッキされている部材を用
いれば、溶接によってメッキ層が破壊されることがない
ので、かしめ構造部材を被固定部材に対して固定した後
、再度メッキをやり直す必要がなく、そのままの状態で
防錆を図ることができる。 (ロ)金型の内周保護部が筒状部内に挿入された状態で
筒状部を変形できるので、ナツト等に適用した場合にも
、かしめ作業によって筒状部が内側に変形してしまい、
筒状部および被固定部材にボルトおるいはネジを貫通す
ることができなくなってしまうような不都合を生じるこ
ともない。 (ハ)本発明のかしめ方法によれば、筒状部の周壁は折
り返し変形され、この変形部においては筒状部の周壁が
2重に重なった状態となるので、かしめ強度を大きくす
ることかできる。 (ニ)筒状部の先端は陥没部により連続しているので、
かしめ強度を一層大きくすることができる。 という優れた効果を得られるものである。 4、図面の簡単な説明 第1図は本発明によるかしめ構造部材の一実施例である
ナツトを示す断面図、第2図は前記ナツトを示す底面図
、第3図は前記ナツトを示す正面図、第4図は前記ナツ
トを固定される被固定部材の例を示す底面図、第5図は
前記ナツトと前記被固定部材とを嵌合した状態を示す底
面図、第6図から第9図までは、前記ナツトによる本発
明のかしめ作業の実施例を示す工程図、第10図は前記
かしめ作業終了後のナツトおよび被固定物の状態を示す
底面図、第11図は前記ナツトの素材を示す半断面図、
第12図は前記ナツトを加工するための金型(雄型を除
く)を示す平面図、第13図は該金型を示す正面図、第
14図は第12図のA−A線における断面図、第15図
は前記ナツトを加工するための雄型を示す正面図、第1
6図は該雄型を示す背面図、第17図から第20図まで
は前記ナツトを加工する工程を示す工程図、第21図は
本発明によるかしめ構造部材の他の実施例であるナツト
を示す断面図、第22図は該ナツトのかしめ作業を示す
断面図、第23図は第22図の上側金型を示す底面図、
第24図は第23図のB−B線における断面図、第25
図は本発明によるかしめ構造部材と該かしめ構造部材を
かしめるための金型のざらに他の実施例を示す断面図、
第26図は第25図のC−C線矢視図、第27図は第2
5図のD−D線矢視図、第28図は本発明によるかしめ
構造部材のさらに別の実施例を示す断面図である。 1・・・ナツト、1′・・・素材、2・・・筒状部、4
・・・突出部挿入孔、5・・・陥没部、6・・・被固定
部材、7・・・固定孔1.8・・・突出部、10・・・
上側金型、11a・・・押圧面、12a・・・斜面部、
12b・・・内周保護部、12C・・・斜面部、12e
・・・内周保護部、25・・・溝部、34・・・陥没部
形成部、35・・・打ち扱き部、43・・・角パイプ、
44・・・突出部挿入孔、45・・・陥没部、48a・
・・押圧面、49a・・・斜面部、49b・・・内周保
護部、51・・・被固定部材、52・・・突出部、60
・・・被固定部材。 特許出願人 株式会社北浦工業 代理人 弁理士 大蒜 泉 第7図 第8図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)少なくとも一部に筒状部を有するとともに、前記筒
状部の先端付近に回り止め孔を設けられ、かつ前記筒状
部のうちの該筒状部の先端と前記回り止め孔とを結ぶ部
分に、該筒状部の内方に向かって陥没する溝状の陥没部
を設けられたことを特徴とするかしめ構造部材。 2)少なくとも一部に筒状部を有するとともに、前記筒
状部の先端付近に回り止め孔を設けられ、かつ前記筒状
部のうちの該筒状部の先端と前記回り止め孔とを結ぶ部
分に、該筒状部の内方に向かって陥没する溝状の陥没部
を設けられたかしめ構造部材と、 一部に嵌合突起を突出された固定孔を有する被固定部材
と、 前記筒状部の内周より広い押圧面と、この押圧面から突
出するとともに、前記筒状部の内周にほぼ等しい大きさ
の外形部分を有する内周保護部と、この内周保護部の先
端側に連続する斜面部とを備えた金型とを用意し、 前記被固定部材の前記嵌合突起が前記かしめ構造部材の
前記陥没部を経て前記回り止め孔に嵌合されるように前
記かしめ構造部材の前記筒状部を前記被固定部材の前記
固定孔に挿入し、この状態で、前記金型を前記かしめ構
造部材に向かって移動することにより、前記斜面部およ
び前記内周保護部を前記筒状部内に侵入させて前記斜面
部で前記陥没部を外側方向に押し戻すとともに前記内周
保護部を前記筒状部の内周に対向させた状態で、前記押
圧面で前記筒状部を軸方向に押圧し、これにより前記筒
状部の先端側の周壁を縦断面U字状に折り返し変形して
前記被固定部材をかしめることを特徴とするかしめ構造
部材のかしめ方法。 3)陥没部形成部と、この陥没部形成部に隣接するとと
もに該陥没部形成部より突出した孔打抜き部とを有する
雄型と、 前記陥没部形成部に対応する溝部と、前記孔打抜き部に
対応する打ち抜き孔とを有する雌型とを用意し、 素材の筒状部の先端付近を前記雄型の前記孔打抜き部と
前記雌型の打ち抜き孔との組み合わせで打ち抜いて回り
止め孔を形成するとともに、前記前記雄型の前記陥没部
形成部と前記雌型の前記溝部との組み合わせで前記筒状
部のうちの該筒状部の先端と前記回り止め孔とを結ぶ部
分を前記筒状部の内方に向かって陥没させ、該部分に溝
状の陥没部を形成することを特徴とするかしめ構造部材
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18859685A JPS6250021A (ja) | 1985-08-29 | 1985-08-29 | かしめ構造部材、そのかしめ方法およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18859685A JPS6250021A (ja) | 1985-08-29 | 1985-08-29 | かしめ構造部材、そのかしめ方法およびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6250021A true JPS6250021A (ja) | 1987-03-04 |
| JPH0551375B2 JPH0551375B2 (ja) | 1993-08-02 |
Family
ID=16226423
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18859685A Granted JPS6250021A (ja) | 1985-08-29 | 1985-08-29 | かしめ構造部材、そのかしめ方法およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6250021A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6912776B2 (en) * | 2003-06-24 | 2005-07-05 | Fabristeel Products, Inc. | Pierce nut installation apparatus |
| JP2007160373A (ja) * | 2005-12-15 | 2007-06-28 | Hino Motors Ltd | 部材の取付方法 |
| CN105363941A (zh) * | 2015-11-02 | 2016-03-02 | 江苏海天微电子科技有限公司 | 一种可快速安装金属件的模组 |
-
1985
- 1985-08-29 JP JP18859685A patent/JPS6250021A/ja active Granted
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6912776B2 (en) * | 2003-06-24 | 2005-07-05 | Fabristeel Products, Inc. | Pierce nut installation apparatus |
| JP2007160373A (ja) * | 2005-12-15 | 2007-06-28 | Hino Motors Ltd | 部材の取付方法 |
| CN105363941A (zh) * | 2015-11-02 | 2016-03-02 | 江苏海天微电子科技有限公司 | 一种可快速安装金属件的模组 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0551375B2 (ja) | 1993-08-02 |
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