JPS6251003B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6251003B2 JPS6251003B2 JP54105846A JP10584679A JPS6251003B2 JP S6251003 B2 JPS6251003 B2 JP S6251003B2 JP 54105846 A JP54105846 A JP 54105846A JP 10584679 A JP10584679 A JP 10584679A JP S6251003 B2 JPS6251003 B2 JP S6251003B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electromagnetic
- horn
- electromagnetic horn
- antenna
- circularly polarized
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q13/00—Waveguide horns or mouths; Slot antennas; Leaky-waveguide antennas; Equivalent structures causing radiation along the transmission path of a guided wave
- H01Q13/02—Waveguide horns
Landscapes
- Aerials With Secondary Devices (AREA)
- Waveguide Aerials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、電磁ホーンに関し、特に、マルチビ
ーム円偏波アンテナを構成するに適するようにし
たものである。
ーム円偏波アンテナを構成するに適するようにし
たものである。
一般に、放送衛星や通信衛星のサービスエリア
は複雑な形状をなしている場合が多く、例えば、
東経110度の赤道上における静止衛星軌道から日
本を見たときのサービスエリアは第1図に示すよ
うな形状となる。したがつて、かかる複雑な形状
のサービスエリアを効率よくカバーするアンテナ
としては、通常の単一の楕円ビームを形成する形
式のアンテナよりは、複数本のアンテナビームを
合成してサービスエリアの上述した複雑な形状に
適合した形状のビームパターンを形成するように
したマルチビーム型の成形ビームアンテナの方が
適しており、衛星搭載機器からの放射電力を有効
に利用し得ることになる。
は複雑な形状をなしている場合が多く、例えば、
東経110度の赤道上における静止衛星軌道から日
本を見たときのサービスエリアは第1図に示すよ
うな形状となる。したがつて、かかる複雑な形状
のサービスエリアを効率よくカバーするアンテナ
としては、通常の単一の楕円ビームを形成する形
式のアンテナよりは、複数本のアンテナビームを
合成してサービスエリアの上述した複雑な形状に
適合した形状のビームパターンを形成するように
したマルチビーム型の成形ビームアンテナの方が
適しており、衛星搭載機器からの放射電力を有効
に利用し得ることになる。
例えば、3個の電磁ホーンとパラボラ型反射鏡
とを組合わせた3ビーム型の成形ビームアンテナ
により第1図に示した形状のサービスエリアをカ
バーする場合における成形ビームアンテナの動作
の態様を第2図に示し、かかる成形ビームアンテ
ナの原理的構成の例を第3図に示す。
とを組合わせた3ビーム型の成形ビームアンテナ
により第1図に示した形状のサービスエリアをカ
バーする場合における成形ビームアンテナの動作
の態様を第2図に示し、かかる成形ビームアンテ
ナの原理的構成の例を第3図に示す。
第2図に示す成形ビームアンテナの動作の態様
においては、主たるアンテナビームを形成する第
1の電磁ホーンにより日本本土を包むサービスエ
リアAを広くカバーするとともに、第2および第
3の電磁ホーンにより沖縄方面を包むサービスエ
リアBおよび小笠原方面を包むサービスエリアC
をそれぞれカバーするようにしてある。
においては、主たるアンテナビームを形成する第
1の電磁ホーンにより日本本土を包むサービスエ
リアAを広くカバーするとともに、第2および第
3の電磁ホーンにより沖縄方面を包むサービスエ
リアBおよび小笠原方面を包むサービスエリアC
をそれぞれカバーするようにしてある。
かかる成形ビームを形成するようにしたアンテ
ナの第3図に示す模式的構成においては、パラボ
ラ型反射鏡Tの軸上にある焦点Eに、一次放射器
としての上述した各電磁ホーンのうち、主たる第
1の電磁ホーン1を、その開口の中心を焦点Fに
合致させて配置するとともに、パラボラ型反射鏡
Tに対し離軸した焦点Fの近傍の点Qに、例えば
第2の電磁ホーン2を配置して、それらの電磁ホ
ーン1,2とパラボラ型反射鏡Tとを組合わせて
ある。かかる構成配置のアンテナによるアンテナ
ビームの方向については、反射鏡Tの軸上に配置
した第1の電磁ホーン1によるアンテナビームの
方向は反射鏡Tの軸方向と一致したR0方向とな
り、反射鏡Tに対し離軸して配置した第2の電磁
ホーン2によるアンテナビームの方向は図示のR
方向となり、パラボラ型反射鏡Tの中心Mと第2
の電磁ホーン2を配置した点Qとを結ぶ線とR0
方向とのなす角αは、R0方向とR方向とのなす
角βにほぼ等しくなる。なお、図には示してない
が、第2の電磁ホーン2と同様に、パラボラ型反
射鏡Tに対し離軸して配置する第3の電磁ホーン
3についても同様となる。
ナの第3図に示す模式的構成においては、パラボ
ラ型反射鏡Tの軸上にある焦点Eに、一次放射器
としての上述した各電磁ホーンのうち、主たる第
1の電磁ホーン1を、その開口の中心を焦点Fに
合致させて配置するとともに、パラボラ型反射鏡
Tに対し離軸した焦点Fの近傍の点Qに、例えば
第2の電磁ホーン2を配置して、それらの電磁ホ
ーン1,2とパラボラ型反射鏡Tとを組合わせて
ある。かかる構成配置のアンテナによるアンテナ
ビームの方向については、反射鏡Tの軸上に配置
した第1の電磁ホーン1によるアンテナビームの
方向は反射鏡Tの軸方向と一致したR0方向とな
り、反射鏡Tに対し離軸して配置した第2の電磁
ホーン2によるアンテナビームの方向は図示のR
方向となり、パラボラ型反射鏡Tの中心Mと第2
の電磁ホーン2を配置した点Qとを結ぶ線とR0
方向とのなす角αは、R0方向とR方向とのなす
角βにほぼ等しくなる。なお、図には示してない
が、第2の電磁ホーン2と同様に、パラボラ型反
射鏡Tに対し離軸して配置する第3の電磁ホーン
3についても同様となる。
上述したような構成配置の成形ビームアンテナ
によりカバーすべきサービスエリアの形状分布
が、例えば前述した第2図示のサービスエリア
A,B,Cのように定まると、まず、主たるサー
ビスエリアAをカバーすべき軸上配置の第1の電
磁ホーン1によるアンテナビームの方向を方向
R0すなわち反射鏡Tの軸方向をサービスエリア
Aの中心に指向されると、前述した静止衛星軌道
上からサービスエリアAとBとをみた視角を互い
に等しくすることにより、上述したR0方向とR
方向とのなす角βが決まり、したがつて、その角
βに等しい角αが決まる。一方、第3図示の構成
配置における反射鏡Tの中心Mと焦点Fとの距離
MFは、反射鏡Tの形状寸法によつて決まるほぼ
一定の値をとるので、その距離MFと上述した角
αとから、第2の電磁ホーン2を配置すべき離軸
点Qと焦点Fとの距離QFが決まる。したがつ
て、サービスエリアの形状分布によつて副ビーム
を形成すべき付随の電磁ホーンを配置すべき離軸
点の位置が一義的に決まることになる。
によりカバーすべきサービスエリアの形状分布
が、例えば前述した第2図示のサービスエリア
A,B,Cのように定まると、まず、主たるサー
ビスエリアAをカバーすべき軸上配置の第1の電
磁ホーン1によるアンテナビームの方向を方向
R0すなわち反射鏡Tの軸方向をサービスエリア
Aの中心に指向されると、前述した静止衛星軌道
上からサービスエリアAとBとをみた視角を互い
に等しくすることにより、上述したR0方向とR
方向とのなす角βが決まり、したがつて、その角
βに等しい角αが決まる。一方、第3図示の構成
配置における反射鏡Tの中心Mと焦点Fとの距離
MFは、反射鏡Tの形状寸法によつて決まるほぼ
一定の値をとるので、その距離MFと上述した角
αとから、第2の電磁ホーン2を配置すべき離軸
点Qと焦点Fとの距離QFが決まる。したがつ
て、サービスエリアの形状分布によつて副ビーム
を形成すべき付随の電磁ホーンを配置すべき離軸
点の位置が一義的に決まることになる。
しかして、放送衛星から送信するマイクロ波の
偏波形式に関しては、主として一般視聴者が個々
に設備すべき受信装置における受信アンテナの配
置調整の便からして、一般に、円偏波とするのが
好適とされているが、かかる円偏波のマイクロ波
を放射するに適した円錐形状の電磁ホーンすなわ
ち円錐ホーンの開口をなす円の直径は、その円錐
ホーンに対向配置して組合わせるパラボラ型反射
鏡の全反射面を円錐ホーンによつて効率よく照射
し得るようにするために、反射鏡の形状寸法によ
つて決まる一定の大きさにする必要があるので、
第3図に示したように複数個の円錐ホーンを配置
すべき場合に、上述した離軸点Qと焦点Fとの距
離QFをそれぞれの円錐ホーンの開口径より小さ
く設定する必要がある場合には、円錐ホーンによ
つては所要のサービスエリアをカバーすべきマル
チビーム型の成形ビームアンテナを構成すること
が不可能となり、特に、円錐ホーンの内壁面に円
周方向の溝を多数設けて広い周波数帯域に亘つて
良好なビーム特性の円偏波を放射し得るようにし
たコルゲート型円錐ホーンなどのように電磁ホー
ンとしての性能は優れているが開口径が大きくな
る構造の円錐ホーンは全く使用し得ないことにな
り、何らかの工夫により複数個近設配置する円錐
ホーンの間隔を狭くし得れば、それぞれの放射ビ
ームのなす角を狭くしたマルチビーム型成形ビー
ムアンテナを実現するうえで極めて有用となるの
で、かかる工夫が従来から要望されていた。
偏波形式に関しては、主として一般視聴者が個々
に設備すべき受信装置における受信アンテナの配
置調整の便からして、一般に、円偏波とするのが
好適とされているが、かかる円偏波のマイクロ波
を放射するに適した円錐形状の電磁ホーンすなわ
ち円錐ホーンの開口をなす円の直径は、その円錐
ホーンに対向配置して組合わせるパラボラ型反射
鏡の全反射面を円錐ホーンによつて効率よく照射
し得るようにするために、反射鏡の形状寸法によ
つて決まる一定の大きさにする必要があるので、
第3図に示したように複数個の円錐ホーンを配置
すべき場合に、上述した離軸点Qと焦点Fとの距
離QFをそれぞれの円錐ホーンの開口径より小さ
く設定する必要がある場合には、円錐ホーンによ
つては所要のサービスエリアをカバーすべきマル
チビーム型の成形ビームアンテナを構成すること
が不可能となり、特に、円錐ホーンの内壁面に円
周方向の溝を多数設けて広い周波数帯域に亘つて
良好なビーム特性の円偏波を放射し得るようにし
たコルゲート型円錐ホーンなどのように電磁ホー
ンとしての性能は優れているが開口径が大きくな
る構造の円錐ホーンは全く使用し得ないことにな
り、何らかの工夫により複数個近設配置する円錐
ホーンの間隔を狭くし得れば、それぞれの放射ビ
ームのなす角を狭くしたマルチビーム型成形ビー
ムアンテナを実現するうえで極めて有用となるの
で、かかる工夫が従来から要望されていた。
一方、1977年開催のWARC―BS、すなわち、
放送衛星に関する世界無線主管庁会議において
も、12GHz帯で行なう衛星放送には円偏波を使用
することが定められているが、円偏波のマルチビ
ーム型マイクロ波アンテナを設計するに当つて
は、パラボラ型反射鏡に給電する電磁ホーンの放
射パターンをできるだけ対称にしておかないと、
パラボラ型反射鏡から放射される電波の軸比が劣
化し、複数個の円偏波ビームが交叉した場合にそ
れぞれの円偏波ビームを識別して選択的に受信す
るための交叉偏波識別度が劣化する。すなわち、
円偏波アンテナは、偏波面が互いに直交し、か
つ、互いに90度の位相差を有する同一周波数、同
一振幅の直線偏波によりそれぞれ励振した2個の
直線偏波アンテナを組合わせて合成したものとみ
なすことができ、したがつて、一次放射器として
の電磁ホーンを励振する電磁波が垂直偏波のとき
と水平偏波のときとでパラボラ型反射鏡を照射す
る電磁波の照射パターンが同一でなければ、パラ
ボラ型反射鏡のボアサイト以外の方向の利得はこ
れを照射する一次放射器の照射パターンによつて
決まるのであるから、この方向では円偏波が得ら
れなくなる。また、パラボラ型反射鏡におけるボ
アサイト以外の方向の利得が、仮に、垂直偏波の
ときと水平偏波のときとで等しくないとすると、
パラボラ型反射鏡で反射して放射される電磁波の
直交2偏波成分の振幅が互いに相違することにな
り、かかる直交2偏波成分を合成してもその方向
では円偏波にはならないことになる。しかして、
従来の通常の円錐ホーンによつて放射した電磁波
の電界面すなわちE面と磁界面すなわちH面との
放射パターンは、例えば第4図に示すように、互
いに大幅に相違し、E面の放射パターンは、H面
の放射パターンに比して、軸方向からの偏角すな
わち離軸角度の増大により、遥かに急速に減衰
し、遥かに急峻な照射パターンとなる。通常の円
錐ホーンによる放射パターンのかかる非対称性を
改良して対称性の良好な放射パターンが得られる
ようにした円錐ホーンとして、例えば前述したコ
ルゲート型のほかにも、複合モード型や誘電体装
荷型の円錐ホーンがあるが、いずれも開口径、重
量、あるいは周波数帯域の点で放送衛星搭載用と
するには適しない。
放送衛星に関する世界無線主管庁会議において
も、12GHz帯で行なう衛星放送には円偏波を使用
することが定められているが、円偏波のマルチビ
ーム型マイクロ波アンテナを設計するに当つて
は、パラボラ型反射鏡に給電する電磁ホーンの放
射パターンをできるだけ対称にしておかないと、
パラボラ型反射鏡から放射される電波の軸比が劣
化し、複数個の円偏波ビームが交叉した場合にそ
れぞれの円偏波ビームを識別して選択的に受信す
るための交叉偏波識別度が劣化する。すなわち、
円偏波アンテナは、偏波面が互いに直交し、か
つ、互いに90度の位相差を有する同一周波数、同
一振幅の直線偏波によりそれぞれ励振した2個の
直線偏波アンテナを組合わせて合成したものとみ
なすことができ、したがつて、一次放射器として
の電磁ホーンを励振する電磁波が垂直偏波のとき
と水平偏波のときとでパラボラ型反射鏡を照射す
る電磁波の照射パターンが同一でなければ、パラ
ボラ型反射鏡のボアサイト以外の方向の利得はこ
れを照射する一次放射器の照射パターンによつて
決まるのであるから、この方向では円偏波が得ら
れなくなる。また、パラボラ型反射鏡におけるボ
アサイト以外の方向の利得が、仮に、垂直偏波の
ときと水平偏波のときとで等しくないとすると、
パラボラ型反射鏡で反射して放射される電磁波の
直交2偏波成分の振幅が互いに相違することにな
り、かかる直交2偏波成分を合成してもその方向
では円偏波にはならないことになる。しかして、
従来の通常の円錐ホーンによつて放射した電磁波
の電界面すなわちE面と磁界面すなわちH面との
放射パターンは、例えば第4図に示すように、互
いに大幅に相違し、E面の放射パターンは、H面
の放射パターンに比して、軸方向からの偏角すな
わち離軸角度の増大により、遥かに急速に減衰
し、遥かに急峻な照射パターンとなる。通常の円
錐ホーンによる放射パターンのかかる非対称性を
改良して対称性の良好な放射パターンが得られる
ようにした円錐ホーンとして、例えば前述したコ
ルゲート型のほかにも、複合モード型や誘電体装
荷型の円錐ホーンがあるが、いずれも開口径、重
量、あるいは周波数帯域の点で放送衛星搭載用と
するには適しない。
本発明の目的は、上述した従来の問題を解決し
てその欠点を除去し、複数個を近接配置してパラ
ボラ型反射鏡と組合わせることにより、任意所望
の形状分布を呈するサービスエリアをカバーし得
る衛星搭載用として好適なマルチビーム型の円偏
波成形ビームアンテナを構成するに適し、しか
も、E面とH面とについてほぼ同一かつ対称の放
射パターンが容易に得られるようにした電磁ホー
ンを提供することにある。
てその欠点を除去し、複数個を近接配置してパラ
ボラ型反射鏡と組合わせることにより、任意所望
の形状分布を呈するサービスエリアをカバーし得
る衛星搭載用として好適なマルチビーム型の円偏
波成形ビームアンテナを構成するに適し、しか
も、E面とH面とについてほぼ同一かつ対称の放
射パターンが容易に得られるようにした電磁ホー
ンを提供することにある。
すなわち、本発明電磁ホーンは、第1の円の中
心を過ぎり、互いに直交する2本の線上にあつ
て、前記第1の円の中心からそれぞれ同一の距離
に位置する4個の点をそれぞれ中心とする4個の
第2の円により前記第1の円をそれぞれ切り欠い
た面を開口面とした単位の電磁ホーンを複数個備
え、前記単位の電磁ホーンの開口における前記第
1の円を切り欠いた部分に他の前記単位の電磁ホ
ーンの開口における前記第1の円の切り欠いた残
余の部分を当接させて組合わせ、複合電磁ホーン
を構成したことを特徴とするものである。
心を過ぎり、互いに直交する2本の線上にあつ
て、前記第1の円の中心からそれぞれ同一の距離
に位置する4個の点をそれぞれ中心とする4個の
第2の円により前記第1の円をそれぞれ切り欠い
た面を開口面とした単位の電磁ホーンを複数個備
え、前記単位の電磁ホーンの開口における前記第
1の円を切り欠いた部分に他の前記単位の電磁ホ
ーンの開口における前記第1の円の切り欠いた残
余の部分を当接させて組合わせ、複合電磁ホーン
を構成したことを特徴とするものである。
以下に図面を参照して実施例につき本発明を説
明する。
明する。
まず、本発明電磁ホーンにおける開口の基本的
形状を第5図に示す。本発明電磁ホーンの開口
は、図に示すように、半径r1の円形開口の周辺
を、その円形の中心に関し点対称となるように円
弧をもつて切取つた形状を有しており、通常の円
錐ホーンにおける照射パターンの対称性を改善す
るものであるが故に、切取る周辺部分が点対称を
なすことが必須の要件であつて、切取る円弧の半
径および円弧長がすべて等しいことが必要である
が、もとの円形において切取つた円弧長と残余の
円弧長とは必ずしも等しくする必要はない。ま
た、切取る部分がもとの円形の中心に関し点対称
であることを必須の条件とするが、直交2偏波成
分について照射パターンを対称とするには、図に
示すように、もとの円形開口を4等分した各象限
に1個ずつの切欠き部分を設けて、それぞれに斜
影を施して示す4個の切欠き部分を中心に関し点
対称に配置するのが最も好適である。また、切欠
き部分の半径は、もとの円形開口の半径と等しい
r1とすることもでき、もとの円形開口の半径とは
異なるr2とすることもでき、そのそれぞれの中心
間距離をl1あるいはl2とする。
形状を第5図に示す。本発明電磁ホーンの開口
は、図に示すように、半径r1の円形開口の周辺
を、その円形の中心に関し点対称となるように円
弧をもつて切取つた形状を有しており、通常の円
錐ホーンにおける照射パターンの対称性を改善す
るものであるが故に、切取る周辺部分が点対称を
なすことが必須の要件であつて、切取る円弧の半
径および円弧長がすべて等しいことが必要である
が、もとの円形において切取つた円弧長と残余の
円弧長とは必ずしも等しくする必要はない。ま
た、切取る部分がもとの円形の中心に関し点対称
であることを必須の条件とするが、直交2偏波成
分について照射パターンを対称とするには、図に
示すように、もとの円形開口を4等分した各象限
に1個ずつの切欠き部分を設けて、それぞれに斜
影を施して示す4個の切欠き部分を中心に関し点
対称に配置するのが最も好適である。また、切欠
き部分の半径は、もとの円形開口の半径と等しい
r1とすることもでき、もとの円形開口の半径とは
異なるr2とすることもでき、そのそれぞれの中心
間距離をl1あるいはl2とする。
本発明による上述のような形状の開口を有す
る、いわば、疑似の円錐ホーンのその開口におけ
る電界分布は、図に示すように、半径r1の円形開
口の中心からの距離l2の点を中心とした半径r2の
円弧により、もとの円形開口の周辺部分を点対称
に切欠いたものを境界条件として有限差分法を適
用することによりマクスウエルの方程式を解いて
求めることができる。
る、いわば、疑似の円錐ホーンのその開口におけ
る電界分布は、図に示すように、半径r1の円形開
口の中心からの距離l2の点を中心とした半径r2の
円弧により、もとの円形開口の周辺部分を点対称
に切欠いたものを境界条件として有限差分法を適
用することによりマクスウエルの方程式を解いて
求めることができる。
上述のようにして求めた本発明電磁ホーンの開
口における電界分布は、直線偏波により励振した
ときの電界の向きを矢印で示すと、例えば第6図
に示すようになり、対称配置の切欠き部分に関し
て極めて正確に左右対称となる。
口における電界分布は、直線偏波により励振した
ときの電界の向きを矢印で示すと、例えば第6図
に示すようになり、対称配置の切欠き部分に関し
て極めて正確に左右対称となる。
また、上述した形状を有する本発明電磁ホーン
の放射パターンは、例えば、もとの円形開口と切
除部分の円弧との中心間距離l2をもとの円形開口
の半径r1に対してl2=1.37r1の関係に設定すると
ともに、切除部分の円弧の半径r2をr2=0.58r1の
関係に設定した場合について例示すると第7図に
示すようになり、通常の円錐ホーンにおけるE面
とH面との放射パターンが著しく相違しているの
に対し、本発明電磁ホーンにおけるE面とH面と
の放射パターンの差異は極めてわずかであり、円
偏波の励振を行なうに極めて好適であることが判
る。
の放射パターンは、例えば、もとの円形開口と切
除部分の円弧との中心間距離l2をもとの円形開口
の半径r1に対してl2=1.37r1の関係に設定すると
ともに、切除部分の円弧の半径r2をr2=0.58r1の
関係に設定した場合について例示すると第7図に
示すようになり、通常の円錐ホーンにおけるE面
とH面との放射パターンが著しく相違しているの
に対し、本発明電磁ホーンにおけるE面とH面と
の放射パターンの差異は極めてわずかであり、円
偏波の励振を行なうに極めて好適であることが判
る。
上述したところの根拠を正確に示すには、有限
差分法を適用してマクスウエルの方程式を解く必
要があるが、定性的に説明すれば、つぎのように
なる。
差分法を適用してマクスウエルの方程式を解く必
要があるが、定性的に説明すれば、つぎのように
なる。
すなわち、本発明電磁ホーンの開口における電
界分布を示した第6図において中央の矢印が表わ
す電界が電磁ホーンの壁面に垂直に入る部分の壁
面近傍においては、前述した円形開口の切欠きに
より、図に示すように左右の開口壁面が突出して
中央矢印が表わす電界に近づいているために、壁
面近傍における電界の振幅が弱められ、その結
果、中央矢印が示すE面方向の壁面近傍における
電磁波の振幅分布が、本来壁面において零になる
H面方向の電磁波の振幅分布に近づき、したがつ
て、E面の放射パターンがH面の放射パターンに
近づいて両者間の差異がわずかとなる。
界分布を示した第6図において中央の矢印が表わ
す電界が電磁ホーンの壁面に垂直に入る部分の壁
面近傍においては、前述した円形開口の切欠きに
より、図に示すように左右の開口壁面が突出して
中央矢印が表わす電界に近づいているために、壁
面近傍における電界の振幅が弱められ、その結
果、中央矢印が示すE面方向の壁面近傍における
電磁波の振幅分布が、本来壁面において零になる
H面方向の電磁波の振幅分布に近づき、したがつ
て、E面の放射パターンがH面の放射パターンに
近づいて両者間の差異がわずかとなる。
つぎに、上述のように良好な放射パターンが得
られる円偏波放射用の本発明電磁ホーンに対して
円偏波励振を行なうようにした構成の例を第8図
に示す。第8図に示す構成の円偏波励振電磁ホー
ンにおいては、マイクロ波装置の慣用の例えば
WRJ120型方形導波管8を、方形―正方形変換管
7を介して、正方形―円筒変換管6の正方形断面
を有する正方形導波管部に接続し、その円形断面
を有する円筒導波管部を円偏波発生器5に接続し
て直交2偏波成分の一方の位相を90度遅らせるこ
とにより、励振用直線偏波を円偏波に変換する。
その円偏波発生器5を、順次の断面がほぼ第5図
に示した形状を有する概略円錐状の本発明電磁ホ
ーン4に接続し、上述した変換出力の円偏波によ
りその電磁ホーン4を励振する。なお、図示の例
においては、方形導波管8と円偏波発生器5と
を、方形―正方形変換管7および正方形―円筒変
換管6を順次に介して接続するようにしたが、こ
れを単一の方形―円筒変換管を介して接続するよ
うにすることもできる。
られる円偏波放射用の本発明電磁ホーンに対して
円偏波励振を行なうようにした構成の例を第8図
に示す。第8図に示す構成の円偏波励振電磁ホー
ンにおいては、マイクロ波装置の慣用の例えば
WRJ120型方形導波管8を、方形―正方形変換管
7を介して、正方形―円筒変換管6の正方形断面
を有する正方形導波管部に接続し、その円形断面
を有する円筒導波管部を円偏波発生器5に接続し
て直交2偏波成分の一方の位相を90度遅らせるこ
とにより、励振用直線偏波を円偏波に変換する。
その円偏波発生器5を、順次の断面がほぼ第5図
に示した形状を有する概略円錐状の本発明電磁ホ
ーン4に接続し、上述した変換出力の円偏波によ
りその電磁ホーン4を励振する。なお、図示の例
においては、方形導波管8と円偏波発生器5と
を、方形―正方形変換管7および正方形―円筒変
換管6を順次に介して接続するようにしたが、こ
れを単一の方形―円筒変換管を介して接続するよ
うにすることもできる。
つぎに、同一の形状寸法を有する本発明電磁ホ
ーンを3個組合わせて3ビーム円偏波アンテナを
構成し、しかも、それら3個の本発明電磁ホーン
A,B,Cを、各放射ビームの指向方向の互いに
なす角が、同じ半径を有する通常の円錐ホーンを
密接配置して組合わせたときよりも格段に狭くな
るように、一方の電磁ホーンの切欠き部と他方の
電磁ホーンのもとの円周部とを当接させて組合わ
せて、パラボラ型反射鏡に対する給電ホーンとし
た構成例を第9図に示す。なお、図に実線で示す
当接部は切欠き部ともとの円形開口との半径を等
しくした場合を示し、図に点線で示す当接部は切
欠き部の半径をもとの円形開口の半径より小さく
した場合を示す。
ーンを3個組合わせて3ビーム円偏波アンテナを
構成し、しかも、それら3個の本発明電磁ホーン
A,B,Cを、各放射ビームの指向方向の互いに
なす角が、同じ半径を有する通常の円錐ホーンを
密接配置して組合わせたときよりも格段に狭くな
るように、一方の電磁ホーンの切欠き部と他方の
電磁ホーンのもとの円周部とを当接させて組合わ
せて、パラボラ型反射鏡に対する給電ホーンとし
た構成例を第9図に示す。なお、図に実線で示す
当接部は切欠き部ともとの円形開口との半径を等
しくした場合を示し、図に点線で示す当接部は切
欠き部の半径をもとの円形開口の半径より小さく
した場合を示す。
以上の説明から明らかなように、本発明電磁ホ
ーンをマルチビーム円偏波アンテナの一次放射器
として使用すれば、パラボラ型反射鏡を、ほぼ同
一の放射パターンを有する直交2偏波成分によつ
て対称に照射することができるので、良好な性能
を有するマルチビーム円偏波アンテナを実現する
ことができる。また、本発明電磁ホーンは、放射
パターンが良好となるように構成した従来の複雑
かつ大形の円錐ホーンに比して形状並びに構造が
簡単かつ小形であつて、しかも、複数個の電磁ホ
ーンを、相互間の間隔を従来に比し格段に狭くし
て組合わせ配置することができるので、各ビーム
間挾角を狭くする必要のあるマルチビーム円偏波
アンテナを構成するのに極めて好適である。
ーンをマルチビーム円偏波アンテナの一次放射器
として使用すれば、パラボラ型反射鏡を、ほぼ同
一の放射パターンを有する直交2偏波成分によつ
て対称に照射することができるので、良好な性能
を有するマルチビーム円偏波アンテナを実現する
ことができる。また、本発明電磁ホーンは、放射
パターンが良好となるように構成した従来の複雑
かつ大形の円錐ホーンに比して形状並びに構造が
簡単かつ小形であつて、しかも、複数個の電磁ホ
ーンを、相互間の間隔を従来に比し格段に狭くし
て組合わせ配置することができるので、各ビーム
間挾角を狭くする必要のあるマルチビーム円偏波
アンテナを構成するのに極めて好適である。
第1図は放送衛星のサービスエリアの形状分布
の例を模式的に示す線図、第2図は第1図示のサ
ービスエリアをカバーするマルチビームアンテナ
の動作の態様の例を模式的に示す線図、第3図は
同じくそのマルチビームアンテナの構成例を模式
的に示す線図、第4図は従来の円錐ホーンにおけ
る放射パターンの例を示す線図、第5図は本発明
電磁ホーンの開口の基本的形状を示す線図、第6
図は同じくその開口の電界分布の例を示す線図、
第7図は同じくその放射パターンの例を従来の円
錐ホーンと比較して示す線図、第8図は本発明に
よる円偏波励振電磁ホーンの構成例を示す斜視
図、第9図は本発明によるマルチビーム円偏波ア
ンテナ用一次放射器の開口部の構成例を示す線図
である。 1,2,3,4……電磁ホーン、5……円偏波
発生器、6……正方形―円筒変換管、7……方形
―正方形変換管、8……方形導波管、T……パラ
ボラ型反射鏡、M……中心、F……焦点、Q……
離軸点。
の例を模式的に示す線図、第2図は第1図示のサ
ービスエリアをカバーするマルチビームアンテナ
の動作の態様の例を模式的に示す線図、第3図は
同じくそのマルチビームアンテナの構成例を模式
的に示す線図、第4図は従来の円錐ホーンにおけ
る放射パターンの例を示す線図、第5図は本発明
電磁ホーンの開口の基本的形状を示す線図、第6
図は同じくその開口の電界分布の例を示す線図、
第7図は同じくその放射パターンの例を従来の円
錐ホーンと比較して示す線図、第8図は本発明に
よる円偏波励振電磁ホーンの構成例を示す斜視
図、第9図は本発明によるマルチビーム円偏波ア
ンテナ用一次放射器の開口部の構成例を示す線図
である。 1,2,3,4……電磁ホーン、5……円偏波
発生器、6……正方形―円筒変換管、7……方形
―正方形変換管、8……方形導波管、T……パラ
ボラ型反射鏡、M……中心、F……焦点、Q……
離軸点。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 第1の円の中心を過ぎり、互いに直交する2
本の線上にあつて、前記第1の円の中心からそれ
ぞれ同一の距離に位置する4個の点をそれぞれ中
心とする4個の第2の円により前記第1の円をそ
れぞれ切り欠いた面を開口面とした単位の電磁ホ
ーンを複数個備え、前記単位の電磁ホーンの開口
における前記第1の円の切り欠いた部分に他の前
記単位の電磁ホーンの開口における前記第1の円
の切り欠いた残余の部分を当接させて組合わせ、
複合電磁ホーンを構成したことを特徴とする電磁
ホーン。 2 前記第1の円の半径r1と前記第2の円の半径
r2および前記同一の距離lとを互いにr2=0.58r1
およびl=1.37r1の関係にそれぞれ規定すること
により、E面およびH面の放射パターンがほぼ同
一となるようにしたことを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載の電磁ホーン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10584679A JPS5630302A (en) | 1979-08-22 | 1979-08-22 | Electromagnetic horn |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10584679A JPS5630302A (en) | 1979-08-22 | 1979-08-22 | Electromagnetic horn |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5630302A JPS5630302A (en) | 1981-03-26 |
| JPS6251003B2 true JPS6251003B2 (ja) | 1987-10-28 |
Family
ID=14418372
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10584679A Granted JPS5630302A (en) | 1979-08-22 | 1979-08-22 | Electromagnetic horn |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5630302A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4811028A (en) * | 1987-01-20 | 1989-03-07 | Avco Corporation | Quadridge antenna for space vehicle |
| US4757324A (en) * | 1987-04-23 | 1988-07-12 | Rca Corporation | Antenna array with hexagonal horns |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5230143A (en) * | 1975-09-01 | 1977-03-07 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Primary radiator with ridge |
-
1979
- 1979-08-22 JP JP10584679A patent/JPS5630302A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5630302A (en) | 1981-03-26 |
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