JPS6254599B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6254599B2 JPS6254599B2 JP6438086A JP6438086A JPS6254599B2 JP S6254599 B2 JPS6254599 B2 JP S6254599B2 JP 6438086 A JP6438086 A JP 6438086A JP 6438086 A JP6438086 A JP 6438086A JP S6254599 B2 JPS6254599 B2 JP S6254599B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brazing
- surface roughness
- filler metal
- brazing filler
- measurement results
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Conductive Materials (AREA)
- Ceramic Products (AREA)
Description
本発明は真空中もしくは雰囲気中で使用する銀
ろう材に関する。 従来より金属のろう付には銀ろう、金ろう、パ
ラジウムろう、白金ろう等が用いられている。そ
の中でも銀ろうは融点が比較的低く作業性がよい
こと及び価格が比較的低廉であることから特殊な
場合を除いては広く用いられている。銀ろうの中
でも特に72Ag−Cu合金(BAg−8)が電子管や
真空管等の電子部品などをはじめとして多用され
ており、また、融点あるいは価格を考慮して銀ろ
うの含有量を増減させたAg−Cu合金が使用され
ている。 しかしながら、特に電子工業の分野において
は、ろう付後の工程の関係からろう付後の表面の
平滑度が要求される。それは、ろう付後の表面の
粗さの度合が大きいとその後のはんだ付工程の作
業性が低下し、まためつき工程において前処理の
脱脂が充分に行なわれなかつたり、酸洗処理の酸
が表面に残留して表面が腐食されたりしてめつき
不良をきたす等の問題を起す虞れがあるからであ
り、できるだけ平滑な表面に仕上がるろう材が要
求されている。 そしてろう付表面の粗さの原因は以下の二つに
よるものと考えられる。)ろう材凝固時に生ず
るガスによつて表面が粗される。)ろう材凝固
時の金属粗織が微細化しないことにより粗され
る。 従つて上記の原因を取除くことによりろう付面
の表面の平滑さは得られることになる。 本発明は上記の要求を満すことを目的とし、
Ag−CuにMnおよびNiを加え、さらにこれに
Pd,Li,Sb,Ge等を一種または二種以上添加し
てろう材とすることにより平滑なろう付表面が得
られることを特徴とする。 以下本発明について説明する。 なお、以下の元素の配合比はすべて重量%とし
て説明する。 Agを50〜95%、Cuを5〜50%、Mnおよびも
しくはNiを0.005〜1%加え、さらにこれにPd,
Li,Sb,Ge等を一種または二種以上を0.005〜5
添加してろう材とする。 ここで、添加するMn,Ni,Pd,Li,Sb,Geは
蒸気圧の低い金属であり、その添加量は0.005%
未満であると効果を上げることはできず、また上
記所定量を越えると、)融点の上昇が大きく、
ろう付使用に不便となる。)流動性が低下す
る。)加工性が低下して鋳造後の製造工程に支
障をきたす。)価格が高くなりすぎる。等の欠
点の内の少なくとも1つの欠点が生ずる。 次に本発明の実施例について説明する。 (A) Ag85% Cu13.9% Mn0.5% Ni0.5%
Li0.1% (B) Ag72% Cu27.3% Mn0.1% Ni0.1%
Pd0.5% (C) Ag72% Cu24.5% Mn0.3% Ni0.2%
Ge3.0% (D) Ag72% Cu25.6% Mn0.2% Ni0.2%
Sb2.0% (E) Ag60% Cu36.5% Mn0.2% Ni0.3%
Pd1.0% Ge2.0% 以上の本発明の試料について、従来品との性能
を比較してみた。従来品は以下の3種とする。 (F) Ag85% Cu15%(85Ag−Cu) (G) Ag72% Cu28%(BAg−8) (H) Ag60% Cu40%(60Ag−Cu) (1) 融点について以下のような結果を得た。
ろう材に関する。 従来より金属のろう付には銀ろう、金ろう、パ
ラジウムろう、白金ろう等が用いられている。そ
の中でも銀ろうは融点が比較的低く作業性がよい
こと及び価格が比較的低廉であることから特殊な
場合を除いては広く用いられている。銀ろうの中
でも特に72Ag−Cu合金(BAg−8)が電子管や
真空管等の電子部品などをはじめとして多用され
ており、また、融点あるいは価格を考慮して銀ろ
うの含有量を増減させたAg−Cu合金が使用され
ている。 しかしながら、特に電子工業の分野において
は、ろう付後の工程の関係からろう付後の表面の
平滑度が要求される。それは、ろう付後の表面の
粗さの度合が大きいとその後のはんだ付工程の作
業性が低下し、まためつき工程において前処理の
脱脂が充分に行なわれなかつたり、酸洗処理の酸
が表面に残留して表面が腐食されたりしてめつき
不良をきたす等の問題を起す虞れがあるからであ
り、できるだけ平滑な表面に仕上がるろう材が要
求されている。 そしてろう付表面の粗さの原因は以下の二つに
よるものと考えられる。)ろう材凝固時に生ず
るガスによつて表面が粗される。)ろう材凝固
時の金属粗織が微細化しないことにより粗され
る。 従つて上記の原因を取除くことによりろう付面
の表面の平滑さは得られることになる。 本発明は上記の要求を満すことを目的とし、
Ag−CuにMnおよびNiを加え、さらにこれに
Pd,Li,Sb,Ge等を一種または二種以上添加し
てろう材とすることにより平滑なろう付表面が得
られることを特徴とする。 以下本発明について説明する。 なお、以下の元素の配合比はすべて重量%とし
て説明する。 Agを50〜95%、Cuを5〜50%、Mnおよびも
しくはNiを0.005〜1%加え、さらにこれにPd,
Li,Sb,Ge等を一種または二種以上を0.005〜5
添加してろう材とする。 ここで、添加するMn,Ni,Pd,Li,Sb,Geは
蒸気圧の低い金属であり、その添加量は0.005%
未満であると効果を上げることはできず、また上
記所定量を越えると、)融点の上昇が大きく、
ろう付使用に不便となる。)流動性が低下す
る。)加工性が低下して鋳造後の製造工程に支
障をきたす。)価格が高くなりすぎる。等の欠
点の内の少なくとも1つの欠点が生ずる。 次に本発明の実施例について説明する。 (A) Ag85% Cu13.9% Mn0.5% Ni0.5%
Li0.1% (B) Ag72% Cu27.3% Mn0.1% Ni0.1%
Pd0.5% (C) Ag72% Cu24.5% Mn0.3% Ni0.2%
Ge3.0% (D) Ag72% Cu25.6% Mn0.2% Ni0.2%
Sb2.0% (E) Ag60% Cu36.5% Mn0.2% Ni0.3%
Pd1.0% Ge2.0% 以上の本発明の試料について、従来品との性能
を比較してみた。従来品は以下の3種とする。 (F) Ag85% Cu15%(85Ag−Cu) (G) Ag72% Cu28%(BAg−8) (H) Ag60% Cu40%(60Ag−Cu) (1) 融点について以下のような結果を得た。
【表】
(2) 引張強度については下記のような結果を得
た。
た。
【表】
但し
500℃ 30分焼鈍材2φ
(3) ろう付の引張強度については下記のような結
果を得た。
果を得た。
【表】
但し
アムスラー材料試験機により行ない、各試料の
液相温度より40℃高い温度にて真空中または水
素雰囲気中でろう付を行なつた。 断面が4×4mmの突合わせ継手を測定した。 (4) 拡がり試験については下記のような結果を得
た。
液相温度より40℃高い温度にて真空中または水
素雰囲気中でろう付を行なつた。 断面が4×4mmの突合わせ継手を測定した。 (4) 拡がり試験については下記のような結果を得
た。
【表】
但し、
拡がり試験は厚さ0.1mm、10mm角のろう材を用
い各ろう材の液相温度より40℃高い温度にて真
空中または水素雰囲気中で行ない、2分間保持
した。 (5) 表面粗さの測定結果は第1図〜第8図に示す
通りである。 但し、各ろう材の流動後の表面粗さは表面粗
さ測定機により測定を行なつた。各ろう材は
Ni板でその液相温度より40℃高い温度におい
て真空中または水素雰囲気中で流動させた。 以上第1表から第4表に示す如く本発明による
ろう材の基本的性能は、添加金属の種類や添加量
によつて若干の融点の上下変動があるが、それ自
身の引張強度は添加前より向上し、実際のろう付
け強度も添加による実質的な低下は見られず、む
しろ著しい向上を示すものすらある。拡がり試験
においても添加によつて拡がりがやや低下するも
のと増大するものがあるがほぼ同等の結果を示し
ている。 そして、ろう付後の表面粗さは第1図〜第8図
に示す如く、85Ag−Cu,72Ag−Cu(BAg−
8),60Ag−Cuのろう材と本発明のろう材と
は、添加金属の種類や添加量により若干の程度差
はあるが明らかに表面のざらつきが改善され、特
にBAg−8についてはその効果は著しい。 以上の如く本発明はAg−Cu系のろう材の基本
的性能を損うことなく、ろう付後の表面の状態を
改善し、多方面に亘つて有用なろう材となる。 さらにPを添加することによりAg−Cu系合金
の結晶粒を微細することにより、表面のざらつき
を改善し、その結果電子工業の分野はもちろん装
飾品についてもより美麗な外観を与える効果を有
する。
い各ろう材の液相温度より40℃高い温度にて真
空中または水素雰囲気中で行ない、2分間保持
した。 (5) 表面粗さの測定結果は第1図〜第8図に示す
通りである。 但し、各ろう材の流動後の表面粗さは表面粗
さ測定機により測定を行なつた。各ろう材は
Ni板でその液相温度より40℃高い温度におい
て真空中または水素雰囲気中で流動させた。 以上第1表から第4表に示す如く本発明による
ろう材の基本的性能は、添加金属の種類や添加量
によつて若干の融点の上下変動があるが、それ自
身の引張強度は添加前より向上し、実際のろう付
け強度も添加による実質的な低下は見られず、む
しろ著しい向上を示すものすらある。拡がり試験
においても添加によつて拡がりがやや低下するも
のと増大するものがあるがほぼ同等の結果を示し
ている。 そして、ろう付後の表面粗さは第1図〜第8図
に示す如く、85Ag−Cu,72Ag−Cu(BAg−
8),60Ag−Cuのろう材と本発明のろう材と
は、添加金属の種類や添加量により若干の程度差
はあるが明らかに表面のざらつきが改善され、特
にBAg−8についてはその効果は著しい。 以上の如く本発明はAg−Cu系のろう材の基本
的性能を損うことなく、ろう付後の表面の状態を
改善し、多方面に亘つて有用なろう材となる。 さらにPを添加することによりAg−Cu系合金
の結晶粒を微細することにより、表面のざらつき
を改善し、その結果電子工業の分野はもちろん装
飾品についてもより美麗な外観を与える効果を有
する。
第1図は従来品Fの表面粗さ測定結果を示すグ
ラフ、第2図は本発明Aの表面粗さ測定結果を示
すグラフ、第3図は従来品Gの表面粗さ測定結果
を示すグラフ、第4図は本発明Bの表面粗さ測定
結果を示すグラフ、第5図は本発明Cの表面粗さ
測定結果を示すグラフ、第6図は本発明Dの表面
粗さ測定結果を示すグラフ、第7図は従来品Hの
表面粗さ測定結果を示すグラフ、第8図は本発明
Eの表面粗さ測定結果を示すグラフである。
ラフ、第2図は本発明Aの表面粗さ測定結果を示
すグラフ、第3図は従来品Gの表面粗さ測定結果
を示すグラフ、第4図は本発明Bの表面粗さ測定
結果を示すグラフ、第5図は本発明Cの表面粗さ
測定結果を示すグラフ、第6図は本発明Dの表面
粗さ測定結果を示すグラフ、第7図は従来品Hの
表面粗さ測定結果を示すグラフ、第8図は本発明
Eの表面粗さ測定結果を示すグラフである。
Claims (1)
- 1 Agを50〜95重量%、Cuを5〜50重量%、
MnおよびNiを0.005〜1重量%さらにPd,Li,
Sb,Geの一種または二種以上を0.005〜5重量%
加えたことを特徴とする銀ろう材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6438086A JPS61216887A (ja) | 1986-03-22 | 1986-03-22 | 銀ろう材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6438086A JPS61216887A (ja) | 1986-03-22 | 1986-03-22 | 銀ろう材 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3377881A Division JPS57149092A (en) | 1981-03-11 | 1981-03-11 | Silver solder material |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61216887A JPS61216887A (ja) | 1986-09-26 |
| JPS6254599B2 true JPS6254599B2 (ja) | 1987-11-16 |
Family
ID=13256642
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6438086A Granted JPS61216887A (ja) | 1986-03-22 | 1986-03-22 | 銀ろう材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61216887A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6596229B2 (en) * | 2000-12-29 | 2003-07-22 | United Technologies Corporation | Silver braze alloy |
-
1986
- 1986-03-22 JP JP6438086A patent/JPS61216887A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61216887A (ja) | 1986-09-26 |
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