JPS6259747B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6259747B2
JPS6259747B2 JP11780280A JP11780280A JPS6259747B2 JP S6259747 B2 JPS6259747 B2 JP S6259747B2 JP 11780280 A JP11780280 A JP 11780280A JP 11780280 A JP11780280 A JP 11780280A JP S6259747 B2 JPS6259747 B2 JP S6259747B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
weight
coating
resin composition
antifogging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11780280A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5742774A (en
Inventor
Hidematsu Shimazaki
Masahiro Yoshanagi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Carbide Industries Co Inc
Original Assignee
Nippon Carbide Industries Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Carbide Industries Co Inc filed Critical Nippon Carbide Industries Co Inc
Priority to JP11780280A priority Critical patent/JPS5742774A/ja
Publication of JPS5742774A publication Critical patent/JPS5742774A/ja
Publication of JPS6259747B2 publication Critical patent/JPS6259747B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paints Or Removers (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、ガラスもしくは透明なプラスチツク
成形物からなる建築物用窓ガラス、車両用ガラ
ス、メガネレンズ、光学レンズ、ゴーグル、鏡な
どの基材表面を被覆し、水蒸気の凝縮等によつて
発生する曇りを防止する防曇被覆用樹脂組成物に
関する。 更に詳しくは本発明は、A成分として、特定の
低級アルキルアクリレートまたは/および低級ア
ルキルメタクリレートと、特定のヒドロキシ低級
アルキルアクリレートまたは/およびヒドロキシ
低級アルキルメタクリレートを特定範囲量で共重
合した重合体;B成分として特定のポリエーテル
とアクリル酸若しくはその共重合体または/およ
びメタクリル酸若しくはその共重合体との縮合エ
ステル化重合体;およびC成分として特定のメチ
ロールメラミン;の特定量からなる防曇性、透明
性、密着性、耐摩耗性、耐汚染性に優れた防曇被
覆用樹脂組成物に関する。 従来より、基材表面を親水性アクリレートまた
はメタクリレート重合体、ポリビニールアルコー
ル、ポリビニルピロリドン、ポリエチレンオキサ
イド、ヒドロキシエチルセルローズなどの吸湿性
樹脂で被覆し防曇性にする方法が一部使用されて
いるが、耐水性に劣り基材から剥離したり、耐摩
耗性に劣り傷付きやすい欠陥は免がれない。耐摩
耗性を改善するものとして、基材上に吸湿性樹脂
塗膜を形成し下層膜としたのち、該下層膜上に耐
摩耗性を付与するメラミン系、尿素系、アルキツ
ド系樹脂などに、防曇性を付与する親水性界面活
性剤を配合した、表面硬度の高い樹脂の上層膜を
設けた複層構造の防曇性塗膜が特公昭52―22644
号等に提案されているが、下層膜は耐水性に劣り
密着性に欠陥がある上に、上層膜は親水性界面活
性剤の滲出で必然的にベト付きが生じ汚れが生ず
る欠陥と経日的に防曇性が低下する欠陥がある。 本発明者等は、上記の従来の問題を解決するた
め親水性界面活性剤の無配合に於いても、持続性
を示す優れた防曇性、透明性、密着性、耐摩耗
性、耐汚染性を共有する防曇性被覆用樹脂組成物
を提供すべく各種の樹脂について種々の研究を行
つた。 その結果、被覆用樹脂組成物の成分として、特
定の低級アルキルアクリレートまたは/および低
級アルキルメタクリレートと、特定のヒドロキシ
低級アルキルアクリレートまたは/およびヒドロ
キシ低級アルキルメタクリレートを特定範囲量で
特定条件に共重合した重合体A成分が、特定のメ
チロールメラミン(C成分)以外の樹脂、例えば
エーテル化メチロール尿素樹脂、エーテル化尿素
メラミン共縮合物等の樹脂と相溶性が悪く、白化
したり、或は肌あれ、ハジキが発生し平滑な塗膜
にならない。しかし、特定のメチロールメラミン
(C成分)とは相溶性に著しく優れ該被覆用樹脂
組成物で基材を被覆するとき塗膜の防曇性が不十
分であるが優れた透明性と平滑性を有し、更に密
着性、耐摩耗性にも優れた塗膜になることを見出
した。本発明者等は、更に種々研究の結果、特定
のポリエーテルとアクリル酸若しくはその共重合
体または/およびメタクリル酸若しくはその共重
合体との縮合エステル化重合体をB成分として特
定量併用するとき、A成分とC成分の有する透明
性、密着性、耐摩耗性を阻害することなく著しい
防曇性の改善が得られるという意外な発見をし本
発明を完成するに至つた。 即ち、本発明は、防曇被覆用樹脂組成物であつ
て、 (イ) A成分が、一般式() (式中、R1がHまたはCH3、R2が炭素数1
〜8個のアルキル基を示す) で表わされる繰返し単位、及び一般式()、 (式中、R3はHまたはCH3、R4は炭素数1
〜6個のアルキレン基を示す) で表わされる繰返し単位を、重合体中80重量%
以上含み、且つ数平均分子量が500〜10000、水
酸基価が80〜450である重合体であり、 (ロ) B成分が、一般式() (式中、R5はHまたはCH3、R6はHまたは
CH3、mは1〜20の整数、nは5〜20の整数を
示す) で表わされる重合体であり、 (ハ) C成分が、トリアジン環1個当り約3以上の
メトキシメチル基を有するメチロールメラミン
であり、 (ニ) A成分とB成分の合計量が50〜90重量%、C
成分が50〜10重量%で、且つA成分とB成分の
配合割合がA成分30〜70重量部に対して、B成
分が70〜30重量部である、 ことを特徴とする防曇被覆用樹脂組成物を提供す
るにある。 本発明の防曇性被覆用樹脂組成物を構成する、
前記A成分に用いられる一般式()
【式】で表わされる繰返し単位の化 合物は、R1がHまたはCH3を表し、R2が炭素数
1〜8個の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基で表
わされる化合物であつて、これらの化合物として
は、例えば、アクリル酸メチル、アクリル酸エチ
ル、アクリル酸プロピル、アクリル酸プチル、ア
クリル酸ベンチル、アクリル酸ヘキシル、アクリ
ル酸ヘプチル、アクリル酸オクチル、メタクリル
酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プ
ロピル、メタクリル酸プチル、メタクリル酸ベン
チル、メタクリル酸ヘキシル、メタクリル酸ヘプ
チル、メタクリル酸オクチル、及びこれらの任意
の混合物などをあげることができる。 また、前記A成分に用いられる一般式() で表わされる繰返し単位の化合物は、R3はH
またはCH3を表し、R4が炭素数1〜6個の直鎖も
しくは分岐鎖のアルキレン基で表わされる化合物
であり、これらの化合物としては、例えばアクリ
ル酸のヒドロキシメチルエステル、ヒドロキシエ
チルエステル、ヒドロキシプロピルエステル、ヒ
ドロキシプチルエステル、ヒドロキシベンチルエ
ステル及びヒドロキシヘキシルエステル並びにメ
タクリル酸のヒドロキシメチルエステル及びヒド
ロキシヘキシルエステル並びにこれらの任意の混
合物などをあげることができる。 本発明のA成分は、一般式()と一般式
()で示される繰返し単位の化合物を、繰返し
単位として重合体中80重量%以上、好ましくは90
重量%以上含むものであるが、共重合の他の化合
物としては、特に制限されるものでなく、例えば
スチレン、d・メチルスチレン、メタクリルアミ
ド、N―メチロールメタクリルアミド、アクリル
アミド、ジアリルフタレート、アリルグリシジル
エーテル、グリシジルメタクリレート、2エチル
ヘキシルグリシジルエーテル、酢酸ビニル、アク
リロニトリル、プロピオン酸ビニル等をあげるこ
とができる。 これらの化合物の使用割合は、共重合で得られ
るA成分の数平均分子量が500〜10000、特に水酸
基価が80〜450の範囲に入るように、適宜に量を
定めて共重合を行うが、該重合体は、従来から一
般に知られている任意の共重合方法、例えば常圧
下、加圧下で、塊状共重合、懸濁共重合、乳化共
重合、溶液共重合法等、当該分野で行われている
通常のラジカル共重合法、イオン共重合法により
共重合することができる。しかし、数平均分子量
が500〜10000の比較的小さいものが得られやすい
溶液共重合、塊状共重合が好ましい。 本発明のA成分の数平均分子量は、GPC法
(Gel―permeation chromatography)で測定し
たもので、その値が500〜10000である必要があ
る。 数平均分子量が500未満では、得られる塗膜の
ベタ付きが強く耐汚染性が不十分になる外に、実
用に供し得る硬度が得られず耐摩耗性も不十分に
なる。また、数平均分子量が10000を超えるとき
塗膜が硬すぎて脆くなる。耐摩耗性、耐汚染性等
から、数平均分子量は700〜5000のものが好まし
い。 また、本発明のA成分の水酸基価は、80〜450
の範囲のものであるが、100〜400が好ましく、
100〜300が特に好ましい。ここでいう水酸基価と
は、1gの試料から得られるアセチル化物に結合
している酢酸を中和するに要する水酸化カリのmg
数で、ピリジン無水酢酸法で適定されるものであ
る。本発明のA成分の水酸基価に於いて、80未満
では、塗膜にベタ付きが生ずると共に硬度が不十
分になり更に防曇性も著しく劣るものになる。ま
た水酸基価が450を超えると基材との接着性に劣
る硬くて脆い塗膜になる。 本発明の防曇被覆用樹脂組成物を構成する前記
B成分で一般式() で表わされる重合体は、R5がHまたはCH3、R6
がHまたはCH3、mが1〜20の整数、nが5〜20
の整数で表わされる重合体であり、これらのもの
として、nが5〜20の整数であるポリエチレング
リコールまたは/およびプロピレングリコールの
ポリエーテル類と、mが1〜20のアクリル酸若し
くはその共重合体または/およびメタクリル酸若
しくはその共重合体とのエステル化合物及びこれ
らの任意の混合物などを挙げることができる。 nが5未満のとき防曇性、ベタ付きによる耐汚
染性、硬度低下による耐摩耗性が不十分になり、
nが20を超えるとき相溶性が低下し、肌あれ、白
化などによる透明性、密着性が悪くなる。また、
mが20を超えるとき相溶性の低下による透明性の
悪化や、密着性の悪化をまねく。これらの防曇
性、透明性、密着性、耐摩耗性を同時に満たす優
れた防曇被覆用樹脂組成物を得るには、B成分の
mが1〜20の整数で、nが10〜15の整数のものが
特に好ましい。 本発明のC成分である、トリアジン環1個当り
約3以上のメトキシメチル基を有するメチロール
メラミンとは、トリアジン環に存在する3個のア
ミノ基(―NH2)の水素原子6個のうち平均して
3個以上がメトキシメチル基で置換されたものを
いい、他の水素原子はそのままでも或はメチロー
ル基で置換されたものであつてもよい。 これらのメチロールメラミンとして、例えばヘ
キサメトキシメチルメラミン、ペンタメトキシメ
チルメラミン、テトラメトキシメチルメラミン、
トリメトキシメチルメラミン、ヘキサメチロール
ペンタメトキシメチルメラミン、ヘキサメチロー
ルテトラメトキシメチルメラミン、ヘキサメチロ
ールトリメトキシメチルメラミン、ペンタメチロ
ールテトラメトキシメチルメラミン、ペンタメチ
ロールトリメトキシメチルメラミン、テトラメチ
ロールトリメトキシメチルメラミン等を挙げるこ
とが出来る。尚、これらのメチロールメラミンに
は―CH2―、―CH2―O―CH2―結合で繋がつた
2量体等のものを一部含んでいてもよい。これら
のC成分は架橋剤として作用するもので、C成分
以外の例えばエーテル化尿素メラミン共縮合物等
では得られない著しく優れた相溶性を、本発明の
A成分およびB成分に対して示し、優れた透明性
および密着性を有する塗膜にする。 上記せるC成分は、メラミンとホルムアルデヒ
ドをメタノール溶媒中で、通常アルカリ性条件下
でメチロール化反応させ、この反応生成物を酸性
条件下で加熱してメチル化させるなど方法、また
必要なら更にメチル化するなどの種々の公知の方
法で得ることができる。 次に本発明に於いて、A成分とB成分の合計量
が50〜90重量%、C成分が50〜10重量%で、且つ
A成分とB成分の配合割合をA成分30〜70重量部
に対して、B成分を70〜30重量部に限定した理由
は次の通りである。 A成分とB成分の合計量が50重量%未満では、
架橋剤として作用するC成分が過剰で防曇性が低
下すると共に、硬くなりすぎて脆くなり密着性も
低下する。また、A成分とB成分の合計量が90重
量%を超えると、C成分が少なすぎ塗膜として必
要な硬度に劣り、耐摩耗性が低下するほかベタ付
きが生じ耐汚染性も低下する。 更に、A成分とB成分の配合割合に於いて、A
成分が30重量部未満では、相溶性を改善し肌あ
れ、白化発生の防止による透明性の向上や硬度の
向上に作用するA成分が少な過ぎるため、透明
性、硬度が低下する。また、A成分が70重量部を
超えるとき、防曇性の向上に作用するB成分が少
なすぎるため、防曇性が低下する。 本発明の防曇被覆用樹脂組成物に於いて、防曇
性、透明性、密着性、耐摩耗性等の諸性能に一段
と優れたものを得るには、A成分とB成分の合計
量が60〜80重量%、C成分が40〜20重量%で、且
つA成分とB成分の配合割合がA成分30〜70重量
部に対してB成分が70〜30重量部が好ましい。 以上述べたA成分、B成分、C成分からなる本
発明の防曇被覆用樹脂組成物は、基材に、例えば
厚さ10〜100μに塗布後、例えば、熱風乾燥機な
どで80〜250℃、好ましくは70〜220℃の温度で2
〜120分間、好ましくは5〜60分間焼付け硬化さ
せ塗膜にすることができる。 本発明の防曇被覆用樹脂組成物は、従来公知の
任意の方法、例えば撹拌機、インクミル、擂かい
機、高速ホモミキサー等で混合することができ
る。 本発明の防曇被覆用樹脂組成物には、前記せる
A成分、B成分、C成分のほかに、硬化触媒を一
般に配合するが、これらの代表的な硬化触媒を例
示すれば、有機酸及びその塩、例えば、パラトル
エンスルホン酸、無水フタル酸、安息香酸、ベン
ゼンスルホン酸、ギ酸、酢酸、イタコン酸、シユ
ウ酸、マレイン酸及びそれらのアンモニウム塩、
低級アミン塩;無機酸及びその塩、例えば塩酸、
硝酸、硫酸、リン酸及びそれらのアンモニウム
塩、低級アミン塩、多価金属塩などがある。これ
らの触媒の使用量は、A成分、B成分、C成分の
全樹脂成分当り2重量%以下、好ましくは0.01〜
1重量%である。 本発明の防曇被覆用樹脂組成物には必要に応じ
て、キシレン、ブタノール、酢エチ、メチルエチ
ルケトン、メチルイソブチルケトン、塗料シンナ
ーなどの溶剤に希釈して使用することができるが
必要ならば塗膜の機械的強度や外観等の改善に改
質剤可塑剤、安定剤、紫外線吸収剤染料、界面活
性剤、等を配合することができる。これらのもの
としては、例えば改質剤として、塩化ビニル樹
脂、ポリビニールアルコール樹脂、ポリアクリル
アミド樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、
などの合成樹脂;フタル酸エステル類、リン酸エ
ステル類、エポキシ化大豆油、ポリエステル系、
エポキシ系などの可塑剤;鉛塩系、金属石ケン
系、有機スズ系、エポキシ系などの安定剤;アミ
ン系、フエノール系、ベンゾトリアゾール系など
の紫外線吸収剤;石けん類、硫酸化物類、スルフ
オン化物等の陰イオン界面活性剤;脂肪族アミン
塩類、アンモニウム塩類、アルキルアミン型類等
の陽イオン界面活性剤;エステル型類、エーテル
型類、アルキルフエノール型類、ポリエチレング
リコール系のアルキルアマイド型類、多価アルコ
ール部分エステル系のソルビトール系脂肪酸エス
テル類、エステルエーテル系の混合型類等の非イ
オン界面活性剤;ベタイン型類等の両性界面活性
剤類;等を挙げることができる。これらの添加剤
の配合量は従来一般に使用されている量と同等で
ある。 本発明の防曇被覆用樹脂組成物は、低粘度で取
扱いが容易であり、更に肌あれ、ハジキ等が発生
することもなく、防曇性を必要とする窓ガラス、
合成樹脂などの成形品、眼銀、ゴーグル、化粧
鏡、道路鏡、シヨーケース、光学レンズ、シー
ト、フイルム等の表面に、必要ならば、本発明の
防曇被覆用樹脂組成物と親和性を有するプライマ
ーを施したのち刷毛塗り、スプレー塗り、ローラ
ー塗りなどによつて塗布することができ、そのの
ち熱風乾燥機などで焼付硬化させることで、透明
性、耐摩耗性等にも優れた塗膜を形成さすことが
できる。 以下本発明を実施例によつて更に詳細に説明す
る。 参考例1〜12 (A成分の調製)
【表】 シルメルカプタン)
滴下装置、撹拌機、還流冷却器、温度計を備え
た反応装置にを入れ撹拌しながら110℃に昇温
する、昇温後に示すモノマー混合物を約5時間
で連続的に滴下し、添加終了後さらに2時反応を
続行した。得られた反応液を真空濃縮し不揮発分
99%の参考例1のA成分重合体No.(A―1)を得
た。このNo.(A―1)の数平均分子量は1760、水
酸基価は110であつた。 同様の方法を用い第1表に示す組成の重量割合
で、参考例2〜12としてNo.(A―2)〜No.(A〜
12)のA成分を得た。これらのA成分の数平均分
子量、水酸基価、酸価(試料1g中に含まれる遊
離酸を中和するに要する水酸化カリのmg数)測定
結果も第1表に示す。 尚、第1表の組成の欄の中で用いた記号は次の
ものを示す。AA…アクリル酸、MA…アクリル
酸メチル、EA…アクリル酸エチル、BA…アクリ
ル酸ブチル、2EHA…アクリル酸2エチルヘキシ
ル、MAA…メタクリル酸、MMA…メタクリル酸
メチル、BMA…メタクリル酸ブチル、2HEA…
アクリル酸2―ヒドロキシエチル、2HFMA…メ
タクリル酸2―ヒドロキシエチル、 参考例13〜17 (B成分の調整) 滴下装置、撹拌機、還流冷却器、温度計を備え
た反応装置にポリエチレングリコール(n=5)
100重量部、トルエン50重量部、エステル化触媒
としてパラトルエンスルホン酸0.5部を入れ、撹
拌しながら100℃に昇温させ昇温後、参考例1〜
12で調製したNo.(A―7)35重量部とトルエン25
重量部の混合液を1時間で添加し、さらに2時間
反応を続行した。得られた反応液を真空で濃縮し
トルエンと水を除去し、不揮発分98.5%の参考例
13のB成分重合体No.(B―13)を得た。 同様の方法を用い第2表に示す組成の重量割合
で、参考例14〜17としてNo.(B―14)〜No.(B―
17)のB成分を得た。 尚、第2表の組成の欄で用いた記号は次のもの
を示す。 PEG…ポリエチレングリコール、PPG…ポリ
プロピレングリコール、PAA…ポリアクリル
酸、 実施例 1 第3表に示す如く、A成分としてNo.(A―2)
重合体が30重量部で、B成分としてNo.(B―13)
重合体が70重量部の割合の、A成分とB成分とを
混合した重合体50重量%と、C成分としてヘキサ
メチロルテトラメトキシメチルメラミン(三和ケ
ミカル(株)製、商品名MS―11)50重量%からなる
防曇被覆用樹脂組成物100重量部に対して、トル
エン50重量%とブタノール50重量%よりなる混合
溶剤100重量部、パラトルエンスルホン酸1.5重量
部、を加えて溶解し防曇被覆用樹脂組成物溶液を
調製した。 次いで該溶液を厚さ3mmのガラス板上に塗布
し、熱風乾燥機で150℃、20分間加熱し硬化させ
厚さ約3μの塗膜をガラス板上に形成させた。 該塗膜について防曇性、透明性、密着性、耐摩
耗性、硬度を測定した結果を第3表に示す。 上記の試験は下記の方法で行つた。 (1) 防曇性の測定 ガラス板(厚さ3mm、長さ10cm、幅5cm)上に
形成させた塗膜試験片を−10℃の冷凍庫に入れ30
分間放置したのち冷凍庫より取出し、直ちに25
℃、相対湿度60%に保たれた、上部より塗膜試験
片の可視可能な箱に入れ、該箱に入れた直後に発
生する塗膜の曇りが消えるまでの時間(分)を測
定し防曇性を評価した(時間が短いほど曇りが消
失するのが早く防曇性が優れる)。 尚、ガラス板の代りにポリエステル板を基体と
した塗膜試験片では、25℃の室温下においた該塗
膜試験片に、息を2〜3秒間吹きかけ塗膜表面を
曇らせたのち該曇りが消えるまでの時間(秒)を
測定し防曇性を評価した。 (2) 透明性 塗膜の白化(濁り)、肌あれ(はじき、ゆず
肌)の有無を肉眼で観察して透明性を評価した。
濁りについては、濁りのない透明な状態を○、濁
つて白化のあるものを×;肌あれについては、肌
あれのない平滑な面のものを○、肌あれのあるも
のを×の記号で表示した。 (3) 密着性 ガラス板上に形成させた塗膜(ポリエステル板
上に形成させた塗膜も同じ)に1mm間隔でガラス
板に達するようにナイフで切れ目を入れ、合計
100個の枡目を作り、該枡目上にセロテープを圧
着したのち急激に該セロテープをはがし、剥離せ
ずにガラス板上に密着し残存する枡目の個数を測
定して密着性を評価した。 (4) 耐摩耗性 ガラス板上に形成させた塗膜に、ASTM―D
―674―44に準じ1000gのカーボランダムを落下
させたのち、霞み度(%)(ヘイズ)を測定し耐
摩耗性を評価した。 (5) 硬度 ガラス板上に形成させた塗膜硬度をJIS―K―
5400に準じ鉛筆硬度で測定し硬度を評価した。 実施例2〜17及び比較例1〜17 第3表に示す如く、A成分、B成分、C成分の
被覆用樹脂組成で、実施例1と同様にして被覆用
樹脂組成物溶液を調製したのち、実施例1と同様
にガラス板上に塗膜を形成させるか、または厚さ
5mmのポリエステル板に該溶液を塗布し、熱風乾
燥機で130℃、40分間加熱し硬化させ厚さ約3μ
の塗膜を形成させた。 かくして得た塗膜の性能試験結果を第3表に示
す。 第3表中No.の欄でC成分に対して用いた記号は
次のものを示す。 MS―001、ペンタメチロールテトラメトキシメ
チルメラミン、三和ケミカル(株)製、商品名ニカラ
ツクMS―001;MS―201、メチル化尿素、三和ケ
ミカル(株)製、商品名ニツカラツクMX―201;MD
―101、メラミン―尿素共縮合樹脂、住友化学工
業(株)製、商品名スミマールMD―101;J―820、
ブチル化メラミン樹脂、大日本インキ工業(株)製、
商品名スーパーベツカミンJ―820。 尚、参考までに試験に用いたガラス板、ポリエ
ステル板の硬度、耐摩耗性、防曇性は下記の通り
であつた。
【表】 以上の実施例1〜17の結果から解るように、本
発明の防曇被覆用樹脂組成物は、親水性界面活性
剤を配合しなくても優れた防曇性を示すと共に、
長期間の使用後もその優れた防曇性を持続した。
また、この優れた防曇性は通常数μの厚さの単層
の塗膜にするだけで得られ、従来の如く複雑な樹
脂組成物よりなる複層構造の塗膜とすることも不
必要である利点がある。また、本発明の防曇被覆
用樹脂組成物のA成分、B成分、およびC成分は
互に優れた相溶性を有するので濁りや肌あれのな
い平滑で透明な塗膜であり、且つ親水性界面活性
剤を配合しないからベト付きがなく耐汚染性にも
優れた長期間透明性を維持する塗膜を得ることが
できる。更に耐摩耗性に優れた傷付き難いので前
記したような各種の防曇性塗膜の用途の分野に適
用し得るが、この際本発明の防曇被覆用樹脂組成
物中のA成分には、C成分と反応し粘度安定性を
低下させる遊離の有機酸を実質的に含有していな
いので、本発明の防曇被覆用樹脂組成物から得ら
れる塗布液の貯蔵安定がよく、また容易に塗布で
きる利点もあるものである。
【表】
【表】
【表】
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 防曇被覆用樹脂組成物であつて (イ) A成分が、一般式()、 (式中、R1がHまたはCH3、R2が炭素数1
    〜8個のアルキル基を示す) で表わされる繰返し単位、及び一般式()、 (式中、R3はHまたはCH3、R4は炭素数1
    〜6個のアルキレン基を示す) で表わされる繰返し単位を、重合体中80重量%
    以上含み、且つ数平均分子量が500〜10000、水
    酸基価が80〜450である重合体であり、 (ロ) B成分が、一般式()、 (式中、R5はHまたはCH3、R6はHまたは
    CH3、mは1〜20の整数、nは5〜20の整数を
    示す) で表わされる重合体であり、 (ハ) C成分が、トリアジン環1個当り約3以上の
    メトキシメチル基を有するメチロールメラミン
    であり、 (ニ) A成分とB成分の合計量が50〜90重量%、C
    成分が50〜10重量%で、且つA成分とB成分の
    配合割合がA成分30〜70重量部に対して、B成
    分が70〜30重量部である、 ことを特徴とする防曇被覆用樹脂組成物。
JP11780280A 1980-08-28 1980-08-28 Resin composition for anti-fogging coat Granted JPS5742774A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11780280A JPS5742774A (en) 1980-08-28 1980-08-28 Resin composition for anti-fogging coat

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11780280A JPS5742774A (en) 1980-08-28 1980-08-28 Resin composition for anti-fogging coat

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5742774A JPS5742774A (en) 1982-03-10
JPS6259747B2 true JPS6259747B2 (ja) 1987-12-12

Family

ID=14720632

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11780280A Granted JPS5742774A (en) 1980-08-28 1980-08-28 Resin composition for anti-fogging coat

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5742774A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2688174B1 (fr) * 1992-03-04 1994-10-21 Honda Motor Co Ltd Vehicule a moteur electrique equipe d'une structure simplifiee de support de batteries.
JP2008007677A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Nippon Sheet Glass Co Ltd 防曇処理塗布液および防曇性物品
JP6759700B2 (ja) * 2016-05-18 2020-09-23 Dic株式会社 積層シート及びこれを用いる成形体

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5742774A (en) 1982-03-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4242412A (en) Coated materials and production thereof
US3843390A (en) Coated polycarbonates
JP4430313B2 (ja) 透明な樹脂積層体及びそれを用いた成形品
KR101004728B1 (ko) 에폭시 관능성 아크릴 코팅 분말 및 그로부터 제조된향상된 내사상부식성을 갖는 분말 코팅
US3922447A (en) Article comprising a substrate coated with a cured powder resin composition comprising an aminoplast and a polyester or polyacrylic resin
US20110034618A1 (en) Peel-coat compositions
EP0819744A2 (en) Binder composition and aqueous coating composition
JPH10503787A (ja) 硬化性樹脂組成物、塗料組成物、塗膜形成方法及び塗装物
JP2017008217A (ja) 防曇剤組成物
JP2009013329A (ja) 防曇塗料組成物、その製造方法及びその塗装物品
KR101389291B1 (ko) 개선된 광택을 갖는 도료용 수성 결합제
JP2019507212A (ja) 防曇コーティング組成物およびその製造方法
JP2003128730A (ja) 紫外線吸収性重合体、積層材及びガラス代替部材
US5130365A (en) Fluororesin based coating composition applicable to plastic surfaces
JP2017179174A (ja) 防曇剤組成物用の触媒
CA1336844C (en) Organopolysiloxane containing coating compositions
US4119762A (en) Coating compositions comprising alkoxymethylaminotriazines and polyols
GB1572679A (en) Coating compositions comprising oligomers
KR20230107329A (ko) 아크릴레이트 수지 및 분말 코팅 조성물 및 이를 포함하는 분말 코팅 기재
JP2000177070A (ja) 紫外線吸収性積層型樹脂材
JP2003011293A (ja) プラスチック樹脂積層板
US3733287A (en) Paint compositions capable of being cured by irradiation of electron ray
US4515835A (en) High solids thermosetting coating compositions, cured coatings, coated articles, and processes
JPH059439A (ja) コーテイング用組成物
JP2023177507A (ja) 親水性塗料組成物