JPS626596B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS626596B2
JPS626596B2 JP53044268A JP4426878A JPS626596B2 JP S626596 B2 JPS626596 B2 JP S626596B2 JP 53044268 A JP53044268 A JP 53044268A JP 4426878 A JP4426878 A JP 4426878A JP S626596 B2 JPS626596 B2 JP S626596B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vinyl polymer
parts
emulsion
vinyl
polymerization
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53044268A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54137031A (en
Inventor
Sumio Hirose
Yukiji Hara
Susumu Suzuki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Toatsu Chemicals Inc filed Critical Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority to JP4426878A priority Critical patent/JPS54137031A/ja
Publication of JPS54137031A publication Critical patent/JPS54137031A/ja
Publication of JPS626596B2 publication Critical patent/JPS626596B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は紙、木材、繊維、金属等の基材を接着
するための接着剤特に低温短時間接着と耐ブロツ
キング性の両者にすぐれ、且つ接着強度が大きい
2段乳化重合によつて作られる接着剤用のビニル
重合体のエマルジヨンに関する。 従来紙、木材、繊維、金属等の基材に接着剤を
塗布し、乾燥した後、加圧下に熱を加えて基材を
接着する接着剤用の乳化重合によつて作られたビ
ニル重合体のエマルジヨンは種々知られている。
しかしながらこのような接着剤用のビニル重合体
のエマルジヨンは基材に塗布し乾燥した後接着剤
を塗布していない反対側の面に印刷し、塗料を塗
布し或いはその反対側の面を一定の形に賦形等し
た後、その基材を加圧下に熱を加えて互いにある
いは他の基材と接着する事が多く、そのため接着
剤を基材に塗布し乾燥した後、加圧、加熱前に一
旦基材を巻き取つたり、積み重ねたりするが、こ
の際に基材がお互にひつつく所謂ブロツキングを
起しやすく、耐ブロツキング性にすぐれている事
が要求される。 一方基材を接着する際には従来140℃以上・1
秒の高温・短時間で接着していたが、140℃以上
の高温で接着すると能率が悪いとか、接着する基
材が熱で変形したり又変色したりするなどの使用
上の制約が多かつた。それ故に基材を接着する際
には120℃以下・1秒というような低温・短時間
の接着条件で強力な接着強度が得られる事が要求
される。 しかしながら従来の乳化重合によつて作られた
ビニル重合体のエマルジヨンは低温・短時間が接
着出来るものは耐ブロツキング性が悪く、耐ブロ
ツキング性にすぐれたものは低温・短時間で接着
し難く、又たとえ接着してもその接着強度が弱く
低温・短時間接着と耐ブロツキング性の両者を満
足させるビニル重合体のエマルジヨンはなかつ
た。 従来のビニル重合体のエマルジヨンは各種ビニ
ル単量体を1段で乳化重合して作られていたが、
従来のように1段の乳化重合で作つた場合ビニル
単量体の種類を変更して主にビニル重合体のガラ
ス転移温度を変化させても耐ブロツキング性にす
ぐれ且つ低温・短時間で接着する接着剤用のビニ
ル重合体のエマルジヨンを乳化重合で作る事は困
難であつた。又ガラス転移温度の低いビニル重合
体のエマルジヨンと、ガラス転移温度の高いビニ
ル重合体のエマルジヨンをブレンドする方法も試
みられたが、この場合も低温・短時間接着と耐ブ
ロツキング性の両者を満足させる事は出来なかつ
た。又従来の1段重合によるエマルジヨン型樹脂
は高温で接着してもその接着強度は一般に弱く、
紙等のような接着する基材自体の強度が小さい場
合には使用出来ても金属等のような基材の強度が
大きい場合は使用が制限されていた。 本発明者は2段乳化重合により耐ブロツキング
性と低温・短時間接着の両者を満足し且つ接着強
度の大きなビニル重合体のエマルジヨンを作るべ
く検討した結果本発明を達成したものである。 即ち本発明はガラス転移温度が10℃以下のビニ
ル重合体(A)3〜60部とガラス転移温度が10℃以上
で且つそのガラス転移温度がビニル重合体(A)のガ
ラス転移温度よりも30℃以上高いビニル重合体(B)
97〜40部からなる最低造膜温度が60℃以下のビニ
ル重合体100重量部のエマルジヨンにおいて、上
記ビニル重合体(A)は部分的に架橋しており、かつ
ビニル重合体(A)を構成するビニル単量体を乳化重
合した後ビニル重合体(B)を構成するビニル単量体
成分を添加して2段乳化重合するか、又はビニル
重合体(B)を構成するビニル単量体成分を乳化重合
した後ビニル重合体(A)を構成するビニル単量体成
分を添加して2段乳化重合して得られる接着剤用
のビニル重合体のエマルジヨンである。 本発明の対象はガラス転移温度が10℃以下のビ
ニル重合体(A)3〜60部とガラス転移温度が10℃以
上で且つビニル重合体(A)のガラス転移温度より30
℃以上高いビニル重合体(B)97〜40部からなる最低
造膜温度が60℃以下のビニル重合体のエマルジヨ
ンであるが、ビニル重合体(A)のガラス転移温度が
10℃を越える場合や、ビニル重合体(A)の量が60部
を越える場合は低温・短時間接着と耐ブロツキン
グ性の両者を満足させる事が出来ない。又ビニル
重合体(A)の量が3部を越えない場合は低温・短時
間接着と耐ブロツキング性の両者を満足させる事
が出来ないだけでなく接着強度も大きくならな
い。一方ビニル重合体(B)のガラス転移温度がビニ
ル重合体(A)のガラス転移温度より30℃未満しか高
くない場合は、接着強度が大きくならず且つ低
温・短時間接着と耐ブロツキング性の両者を満足
させる事が出来ない。又ビニル重合体(B)のガラス
転移温度が10℃未満の場合は耐ブロツキング性が
悪くなる。 この場合のビニル重合体(A)、ビニル重合体(B)の
ガラス転移温度とは膨張計による熱膨張による方
法で測定される(丸善株式会社発行、日本化学編
者の“実験化学講座8、高分子化学(下)”の88
頁〜96頁に記載の方法。 一方ビニル重合体(A)及び県ニル重合体(B)からな
るビニル重合体の最低造膜温度が60℃を越える場
合は耐ブロツキング性にすぐれるが、低温・短時
間で接着しない。この場合の最低造膜温度は温度
勾配板法で測定される(高分子刊行会株式会社出
版、室井宗一著“高分子ラテツクスの化学”の
260頁〜261頁に記載の方法)。 本発明に於いてビニル重合体(A)及びビニル重合
体(B)を作る際に用いられるビニル単量体としては
スチレン、ビニルトルエン、α−メチルスチレン
等の芳香族系ビニル単量体、メチルアクリレー
ト、エチルアクリレート、ブチルアクリレート、
2−エチルヘキシルアクリレート、ヒドロキシエ
チルアクリレート、ホスホキシエチルアクリレー
ト、アクリル酸、アクリルアミド、N−メチロ−
ルアクリルアミド、N−ブトキシメチルアクリル
アミド等のアクリル系単量体、メチルメタクリレ
ート、エチルメタクリレート、ブチルメタクリレ
ート、2−エチルヘキシルメタクリレート、ドデ
シルメタクリレート、ヒドロキシエチルメタクリ
レート、ヒドロキシプロピルメタクリレート、ジ
メチルアミノエチルメタクリレート、ジエチルア
ミノエチルメタクリレート等のメタクリレート系
単量体、更にアクリロニトリル、酢酸ビニル、塩
化ビニル、ブタジエン等があり、これらのビニル
単量体は単独もしくは2種以上を混合して用いる
事が出来る。特にビニル重合体(A)の平均重合度が
30以上の場合は耐ブロツキング性にすぐれ特に好
ましい。又、耐ブロツキング性向上の為にはビニ
ル重合体(A)は部分的に架橋している必要がある。
架橋するにはビニル重合体(A)を作る際にエチレン
グリコールジアクリレート、エチレングリコール
ジメタアクリレート、ジエチレングリコールジア
クリレート、ジエチレングリコールジメタアクリ
レート、ネオペンチルグリコールジアクリレー
ト、ネオペンチルグリコールジメタアクリレー
ト、ブチレングリコールジアクリレート、トリメ
チロールプロパントリアクリレート、ジビニルベ
ンゼン、ブタジエン、3−メチル4−シクロヘキ
セン1・2−ジカルボン酸無水物とヒドロキシエ
チルメタクリレートの等モル付加物等を0.01〜5
%使用すればよい。又ビニル重合体(A)又はビニル
重合体(B)のうち最初に乳化重合によつて作られる
方のビニル単量体成分にアリルメタクリレートも
しくはアリルアクリレート又は3−メチル4−シ
クロヘキセン1・2ジカルボン酸無水物とヒドロ
キシエチルアクリレートもしくはヒドロキシエチ
ルメタクリレートの等モル量付加物を少量たとえ
ば0.5〜5%程度使用すると最初に乳化重合した
ビニル重合体に後から乳化重合したビニル重合体
がグラフトしやすくなり特に接着強度が大きくな
り好ましい。 又ビニル重合体(A)を乳化重合で作つた際にビニ
ル重合体(A)の平均粒子径を0.05〜0.5ミクロンに
した方が好ましい。即ち0.05ミクロンを越えない
場合は接着強度が大きくならず、又0.5ミクロン
を越える場合は耐ブロツキング性が悪くなる。 本発明者は、2段重合によりガラス転移温度の
低いビニル重合体(A)の外側がガラス転移温度の高
いビニル重合体(B)により覆われた2層構造のビニ
ル重合体を作る事を意図しているが、通常はビニ
ル重合体(A)を先に乳化重合により作つてから次に
ビニル重合体(B)を構成するビニル単量体を添加し
て2段乳化重合するが、ビニル重合体(B)の方がビ
ニル重合体(A)よりもより親水性である場合はビニ
ル重合体(B)を先に乳化重合によつて作つてからビ
ニル重合体(A)を2段乳化重合により作つてもビニ
ル重合体(A)の外側がビニル重合体(B)によつて覆わ
れた2層構造のビニル重合体を作る事が出来、本
発明の効果を達成できる。 本発明に於てビニル重合体(A)又はビニル重合体
(B)は、通常の乳化重合の方法によつて行なわれる
がこの際用いられる界面活性剤としてはアニオン
系、ノニオン系、カチオン系があり、アニオン系
界面活性剤としては例えばオレオン酸ナトリウ
ム、オレイン酸カリウム、ラウリル硫酸ナトリウ
ム、アルキルベンゼンスルフオン酸ナトリウム、
アルキルナフタレンスルフオン酸ナトリウム、ポ
リオキシエチレンアルキルフエノールエーテル硫
酸ナトリウム、ナフタレンスルフオン酸ナトリウ
ムのホルマリン縮合物、アルキルジフエニルエー
テルジスルフオン酸ナトリウム、ジアルキルスル
ホコハク酸ナトリウム等が挙げられ、ノニオン系
界面活性剤としてはポリオキシエチレンアルキル
エーテル、ポリオキシエチレンフエノールエーテ
ル、ポリオキシエチレン高級アルコールエーテ
ル、ソルピタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチ
レンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチ
レン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン・ポリ
オキシプロピレンブロツクポリマー等が、又カチ
オン系界面活性剤としてはアルキルアミン塩、第
4級アンモニウム塩等が挙げられる。界面活性剤
は通常1種類のものを単独で又は2種類以上を混
合して用いられ、その使用量は全モノマーに対し
て0〜10重量%が通常用いられる。又ポリビニル
アルコール、ポリアクリル酸やその塩、ポリメタ
クリル酸の塩等の水溶性高分子も界面活性剤の代
替として又は界面活性剤と併用して用いられる。
一方乳化重合する際の開始剤としては通常の過硫
酸塩、又はH2O2/Fe++、過硫酸塩/Fe++、キユ
メンハイドロバーオキサイド/Fe++等のレドツ
クス系開始剤が通常用いられ、重合温度は5℃〜
90℃で通常行なわれる。又必要ならば分子量調節
剤としてメルカプタン類を用いても良い。又ビニ
ル単量体は一括して加えても又連続的に添加して
も良い。ビニル重合体(A)を乳化重合で作つた後、
ビニル重合体(B)を構成するビニル単量体を加えて
乳化重合し又はビニル重合体(B)を乳化重合で作つ
た後、ビニル重合体(A)を構成するビニル単量体を
加えて乳化重合するが、後段の乳化重合において
用いられる界面活性剤や開始剤、温度等の諸条件
は、前段の乳化重合の前記した諸条件の中から選
ばれる。 又、この際、界面活性剤は新たに追加してもよ
い。 本発明によつて得られるビニル重合体のエマル
ジヨンは紙、木材、繊維、金属等の基材に塗布し
乾燥してから加圧下に加熱して基材を接着させる
が、ビニル重合体のエマルジヨンを塗布する方法
としては通常のスプレー、ロールコーター、エア
ーコーター、ナイフコーター又は浸漬等によつて
行い、乾燥は常温から150℃程度で行うことが出
来る。又接着する際の条件は使用するビニル重合
体のエマルジヨンの種類基材等によつて異なる
が、通常70〜180℃、500g/cm2〜10Kg/cm2の温
度、圧力で行なわれる。又本発明によつて得られ
たビニル重合体のエマルジヨンは1種を単独でも
しくは2種以上を混合して使用する事ができ、又
エチレン−酢酸ビニル系エマルジヨン、アクリル
系エマルジヨン、ブタジエン系エマルジヨン等の
従来の1段乳化重合によつて作られたビニル重合
体のエマルジヨンと混合して用いても良い。又本
発明のビニル重合体のエマルジヨンを使用するに
あたり各種の添加剤例えばメチルセルロース、ポ
リビニルアルコール、ポリアクリル酸及びその塩
等の増粘剤、ブチルセロソルブブチルカルビトー
ル、ジブチルフタレート、ジオクチルフタレート
等の溶剤や可塑剤、メラミン樹脂、尿素樹脂、フ
エノール樹脂、石油樹脂、エポキシ樹脂、アルキ
ツド樹脂、アクリル樹脂等の樹脂類、タルク、酸
化チタン、亜鉛華、カーボンブラツク、ベンガラ
等の顔料、更に消泡剤、スリツク剤等の添加剤を
加えて使用することも出来る。 本発明の接着剤用のビニル重合体のエマルジヨ
ンは紙、木材、繊維、金属等の接着は勿論、合成
樹脂、ガラス、その他の基材の接着に広範囲に使
用する事が出来る。 本発明の実施例を以下に示す。尚本発明で用い
られている部分及び%はいずれも重量基準で表わ
したものとする。 実施例 1 5のステンレス製オートクレーブに純水1900
部、オレイン酸カリ75部、過硫酸カリ4.5部、ス
チレン300部、ブタジエン500部、エチルアクリレ
ート700部、t−ドデシルメルカプタン7.5部を仕
込み撹拌下に50℃で重合率が70%になる迄重合
し、その後未反応モノマーを回収し、固型分36%
で平均粒子径0.08μのビニル重合体(A)のエマルジ
ヨンA−1を作つた。得られたビニル重合体(A)の
ガラス転移温度は−40℃であつた。 次に撹拌機、冷却管、温度計を備えた2の四
つ口フラスコに前記ビニル重合体(A)のエマルジヨ
ンA−1を500部、純水780部、過硫酸カリ3.5部
と、スチレン27・57、メチルメタクリレート49
%、n−ブチルアクリレート23%及びt−ドデシ
ルメルカプタン0.5%からなるビニル重合体(B)を
構成するビニル単量体720部を加え、撹拌下に70
℃で8時間重合しビニル重合体のエマルジヨンC
−1を作つた。得られたビニル重合体の重合率は
ほぼ100%で最低造膜温度は38℃であつた。 他方2の四つ口フラスコに純水1100部、オレ
イン酸カリ45部、過硫酸カリ4.5部と前記したビ
ニル重合体(B)を構成するビニル単量体と同じ組成
のビニル単量体900部を仕込み、撹拌下に70℃で
8時間重合してビニル重合体(B)の単独のエマルジ
ヨンB−1を別途作つた。得られたビニル重合体
(B)の重合率はほぼ100%でガラス転移温度は50℃
であつた。 実施例 2 撹拌機、冷却管、温度計を備えた2の四つ口
フラスコに純水1100部、ドデシルベンゼンスルフ
オン酸ナトリウム9部、過硫酸アンモニウム4.5
部を仕込み更に2−エチルヘキシルアクリレート
55%、n−ブチルメタクリレート44.6%、ジビニ
ルベンゼン0.4%からなるビニル単量体の混合液
900部を仕込み70℃で6時間反応して平均粒子径
0.15μ、ガラス転移温度−35℃のビニル重合体(A)
のエマルジヨンA−2を作つた。得られたビニル
重合体(A)の重合率はほぼ100%で、固型分は45%
であつた。 次のこのビニル重合体AのエマルジヨンA−1
200部、純水990部、ドデシルベンゼンスルフオ
ン酸ナトリウム1部、過硫酸アンモニウム4部を
2のフラスコに仕込み70℃に昇温し、これにス
チレン66.5%、n−ブチルアクリレート33%、t
−ドデシルメルカプタン0.5%からなるビニル重
合体(B)を構成するビニル単量体810部を4時間で
等速滴下し、滴下終了後更に4時間重合した。こ
の間重合温度を70℃に維持しビニル重合体のエマ
ルジヨンC−2を作つた。得られたビニル重合体
の重合率はほぼ100%、固型分は45%で最低造膜
温度は33℃であつた。 他方、純水1100部、ドデシルベンゼンスルフオ
ン酸ナトリウム9部、過硫酸アンモニウム4.5部
と前記ビニル重合体のエマルジヨンC−2を作る
際に用いたビニル重合体(B)を構成するビニル単量
体と同じ組成のビニル単量体900部を仕込み70℃
で6時間重合しビニル重合体(B)単独のエマルジヨ
ンB−2を別途作つた。得られたビニル単量体成
分(B)の重合率はほぼ100%、固型分は45%でガラ
ス転移温度は32℃であつた。 実施例 3 純水1100部、ドデシルベンゼンスルフオン酸ナ
トリウム9部、過硫酸アンモニウム4.5部、エチ
ルアクリレート693部、メチルメタクリレート198
部、3−メチル4−シクロヘキセン1・2−ジカ
ルボン酸無水物とヒドロキシエチルメタクリレー
トの等モル付加物9部を仕込み70℃で6時間重合
して平均粒子径0.2μ、ガラス転移温度0℃のビ
ニル重合体(A)のエマルジヨンA−3を作つた。得
られたビニル重合体(A)の重合率はほぼ100%、固
型分は45%であつた。 次のこのビニル重合体(A)のエマルジヨンA−3
1000部、純水550部、ドデシルベンゼンスルフ
オン酸ナトリウム0.5部、過硫酸カリウム2.5部を
2のフラスコに仕込み70℃に昇温し、これにメ
チルメタクリレート35%、メチルアクリレート58
%、ヒドロキシエチルメタクリレート5%、アク
リル酸2%、n−ドデシルメルカプタン0.5%か
らなるビニル重合体(B)を構成するビニル単量体
450部を4時間で等速滴下し、更に2時間重合し
た。この間重合温度を70℃に維持しビニル重合体
のエマルジヨンC−3を作つた。得られたビニル
重合体の重合率はほぼ100%で、最低造膜温度は
45℃であつた。 次に実施例2のビニル重合体(B)の単独エマルジ
ヨンを作る方法と同じ方法でビニル重合体(B)を構
成するビニル単量体だけを重合し固型分45%のビ
ニル重合体(B)のエマルジヨンB−3を作つた。こ
のようにして得られたビニル重合体(B)のガラス転
移温度は40℃であつた。 実施例 4 実施例3に於いて作つたビニル重合体(B)の単独
エマルジヨンB−3 1400部、純水330部、過硫
酸カリウム1.4部を2フラスコに仕込み70℃に
昇温し、実施例2に於いてビニル重合体Aのエマ
ルジヨンA−2を作る際に用いたビニル単量体と
同じ組成のビニル単量体270部を3時間にわたり
等速滴下し、滴下終了後更に2時間70℃で重合し
ビニル重合体のエマルジヨンC−4を作つた。得
られたビニル重合体の重合率はほぽ100%で最低
造膜温度は42℃であつた。 実施例 5 実施例2に於いて作つたビニル重合体(A)のエマ
ルジヨンA−2 100部、純水945部、ドデシルベ
ンゼンスルフオン酸ナトリウム5部、硫酸第1鉄
0.02部、ロンガリツト1.5部を2のフラスコに
仕込み、撹拌しながら50℃で、メチルメタクリレ
ート40%、エチルアクリレート53%、メタクリル
酸2%、ヒドロキシエチルメタクリレート5%か
らなるビニル重合体(B)を構成するビニル単量体
855部を4時間で等速滴下し、別にキユメンハイ
ドロパーオキシド1部を0.1%ドデシルベンゼン
スルフオン酸ナトリウム水溶液100部に分散させ
た液を6時間にわたり等速滴下しながら50℃で重
合しビニル重合体のエマルジヨンC−5を作つ
た。得られたビニル重合体の重合率はほぼ100%
で最低造膜温度は28℃であつた。 次に実施例2のビニル重合体(B)の単独のエマル
ジヨンを作る方法と同じ方法でビニル重合体(B)を
構成するビニル単量体だけを重合しビニル重合体
(B)のエマルジヨンB−5を作つた。得られたビニ
ル重合体(B)のガラス転移温度は25℃であつた。 比較例 1 2のフラスコに純水1100部、ドデシルベンゼ
ンスルフオン酸ナトリウム9部、過硫酸アンモニ
ウム4.5部、2−エチルヘキシルアクリレート315
部、メチルメタクリレート582部、ジビニルベン
ゼン3部を仕込み70℃で6時間重合して平均粒子
径0.17μ、ガラス転移温度17℃のビニル重合体(A)
のエマルジヨンA−6を作つた。得られたビニル
重合体(A)の重合率はほぼ100%で固型分は45%で
あつた。 次にこのビニル重合体(A)のエマルジヨンA−6
400部、純水880部、ドデシルベンゼンスルフオ
ン酸ナトリウム1部、過硫酸アンモニウム3.5部
の混合液に実施例1に於いて用いたのと同じ組成
のビニル重合体(B)を構成するビニル単量体720部
を70℃で4時間にわたり等速滴下し、滴下終了後
更に4時間重合してビニル重合体のエマルジヨン
D−1を作つた。得られたビニル重合体のエマル
ジヨンの重合率はほぼ100%で最低造膜温度は55
℃であつた。 比較例 2 実施例2に於いて作つたビニル重合体(A)のエマ
ルジヨンA−2 200部、純水990部、ドデシルベ
ンゼンスルフオン酸ナトリウム1部、過硫酸アン
モニウム4部の混合液に、スチレン51%n−ブチ
ルアクリレート48.5%、t−ドデシルメルカプタ
ン0.5%からなるビニル重合体(B)を構成するビニ
ル単量体810部を70℃で4時間にわたり滴下し、
滴下終了後更に70℃で4時間重合してビニル重合
体のエマルジヨンD−2を作つた。得られたビニ
ル重合体の重合率はほぼ100%で最低造膜温度は
7℃であつた。 次にビニル重合体(B)を構成するビニル単量体だ
けを実施例2と同じ方法で重合しビニル重合体(B)
単独のエマルジヨンを作つた。得られたビニル重
合体(B)のガラス転移温度は5℃であつた。 比較例 3 実施例3に於いて作つたビニル重合体(A)のエマ
ルジヨンA−3 600部、純水770部、ドデシルベ
ンゼンスルフオン酸ナトリウム1部、過硫酸アン
モニウム3部の混合液に、実施例5に於いて用い
たのと同じ組成のビニル重合体(B)を構成するビニ
ル単量体630部を70℃で4時間にわたり等速滴下
し、滴下終了後更に2時間70℃で重合してビニル
重合体のエマルジヨンD−3を作つた。得られた
ビニル重合体の最低造膜温度は32℃であつた。 比較例 4 実施例2で作つたビニル重合体(A)のエマルジヨ
ンA−2 200部、純水990部、ドデシルベンゼン
スルフオン酸ナトリウム1部、過硫酸アンモニウ
ム4部の混合液に、メチルメタクリレート83%、
n−ブチルアクリレート16.5%、ルードデシルメ
ルカプタン0.5%からなるビニル重合体(B)を構成
するビニル単量体810部を70℃で4時間にわたり
等速滴下し、滴下終了後更に4時間重合しビニル
重合体のエマルジヨンD−4を作つた。このビニ
ル重合体の最低造膜温度は70℃であつた。 次にビニル重合体(B)を構成するビニル単量体だ
けを実施例2と同じ方法で作りビニル重合体(B)単
独のエマルジヨンを作つた。得られたビニル重合
体(B)のガラス転移温度は65℃であつた。 比較例 5 実施例2で作つたビニル重合体(A)のエマルジヨ
ンA−2 1400部、純水330部、過硫酸アンモニ
ウム1.5部の混合液に実施例2に於いて用いたビ
ニル重合体(B)を構成するビニル単量体と同じ組成
のビニル単量体270部を70℃に於いて2時間にわ
たり等速滴下し、滴下終了後更に2時間重合して
ビニル重合体のエマルジヨンD−5を作つた。得
られたビニル重合体の最低造膜温度は15℃であつ
た。 実施例1〜5及び比較例1〜5によつて得られ
たビニル重合体のエマルジヨンの内容を表−1に
まとめた。
【表】 次に実施例1〜5、及び比較例1〜5によつて
得られたビニル重合体のエマルジヨンを0.1mmの
厚さのアルミシート及び坪量80gの上質紙に固型
分で5〜6g/cm2塗布し、130℃で1分間乾燥し
た後25℃で相対湿度65%の恒温室に一夜放置後耐
ブロツキング性と接着強度の試験を行つた。その
試験結果を表2にまとめた。 尚各テスト条件を下に示した。 1 耐ブロツキング性 ビニル重合体のエマルジヨンを塗布した面を
内側にして2つ折りにして500g/cm2の荷重を
かけ、30℃及び40℃の恒温室に24時間放置した
後、試験片を1インチの巾に切り、インストロ
ン試験機により5cm/分のスピードでT型剥離
し、その剥離強度を求めた。 尚表2の試験結果に於いて剥離強度が3g/
in.以下の場合は“◎”印で表示し、又基材が
紙の場合に於ては剥離試験中に紙が材破した場
合は“×”印に表示した。 2 接着強度 ビニル重合体のエマルジヨンを塗布した面を
内側にして2つ折りにして、ヒートシーラを用
いて、2Kg/cm2の加圧下にヒートシーラの上部
の温度を低温・短時間接着の条件として100
℃、1秒、高温・短時間の条件として140℃、
1秒で接着した後、試験片を1インチの巾に切
り、インストロン試験機で5cm/分のスピード
でT型剥離し、その剥離強度を求めた。尚表2
の試験結果に於いて基材が紙の場合剥離試験中
に紙が材破した場合は“◎”印で表示した。
【表】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ガラス転移温度が10℃以下のビニル重合体(A)
    3〜60部とガラス転移温度が10℃以上で且つその
    ガラス転移温度がビニル重合体(A)のガラス転移温
    度よりも30℃以上高いビニル重合体(B)97〜40部と
    からなる最低造膜温度が60℃以下のビニル重合体
    100重量部のエマルジヨンにおいて、上記ビニル
    重合体(A)は部分的に架橋しており、かつビニル重
    合体(A)を構成するビニル単量体成分を乳化重合し
    た後ビニル重合体(B)を構成するビニル単量体成分
    を添加して2段重合するか又はビニル重合体(B)を
    構成するるビニル単量体成分を乳化重合した後ビ
    ニル重合体(A)を構成するビニル単量体成分を添加
    して2段重合して得られる接着剤用のビニル重合
    体のエマルジヨン。
JP4426878A 1978-04-17 1978-04-17 Vinyl polymer emulsion for adhesives Granted JPS54137031A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4426878A JPS54137031A (en) 1978-04-17 1978-04-17 Vinyl polymer emulsion for adhesives

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4426878A JPS54137031A (en) 1978-04-17 1978-04-17 Vinyl polymer emulsion for adhesives

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54137031A JPS54137031A (en) 1979-10-24
JPS626596B2 true JPS626596B2 (ja) 1987-02-12

Family

ID=12686758

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4426878A Granted JPS54137031A (en) 1978-04-17 1978-04-17 Vinyl polymer emulsion for adhesives

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS54137031A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4338374A1 (de) * 1993-11-10 1995-05-11 Wacker Chemie Gmbh Verwendung von wäßrigen Dispersionen zweiphasiger Emulsions-Pfropfcopolymerisate als Bindemittel für Versteifungsmaterialien in der Textil- und Lederindustrie
JPH08269431A (ja) * 1995-03-31 1996-10-15 Mitsubishi Chem Basf Co Ltd 粘着剤組成物
JP3670049B2 (ja) * 1995-03-31 2005-07-13 ビーエーエスエフディスパージョン株式会社 ディレードタック型粘着剤組成物
CN107075261A (zh) * 2014-11-25 2017-08-18 汉高股份有限及两合公司 水基组合物

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6039686B2 (ja) * 1976-12-23 1985-09-07 東洋インキ製造株式会社 乳化重合体の製造法
CA1117677A (en) * 1977-03-17 1982-02-02 David R. Gehman Internally plasticized polymer latex

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54137031A (en) 1979-10-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001520254A (ja) 再パルプ化性の感圧接着剤組成、およびアクリル系接着剤の再パルプ化性の改良方法
JP3568671B2 (ja) 水性接着剤組成物
JPS626596B2 (ja)
JPH11217409A (ja) 共重合体ラテックス
US4395515A (en) Resin dispersions having high pigment binding capacity
JPS6240386B2 (ja)
JP2003206465A (ja) 接着による造形品の接合方法、ラジカル重合により得られるポリマー、可剥性支持フィルム、並びに接着剤により接合された造形品
JP3073543B2 (ja) 水性被覆組成物
JP2002363221A (ja) 金属蒸着紙用ビニル系重合体およびそれを使用したラベル用金属蒸着紙
JP4161649B2 (ja) 感熱性粘着剤組成物および感熱性粘着シート又はラベル
JP3948573B2 (ja) 水分散系重合体エマルジョン
JPH11193368A (ja) 感熱粘着剤組成物及び感熱粘着シート
TWI891520B (zh) 積層鋼板用塗覆組成物
JP2000104010A (ja) 水性塗料組成物
JPH0352981A (ja) 接着剤組成物
WO1991000873A1 (en) Aqueous emulsion
WO1992012006A1 (fr) Plaque metallique composite d'amortissement et production de celle-ci
JP2886631B2 (ja) プリントラミネート用接着剤組成物
JPH08269898A (ja) オフセット印刷塗工紙用共重合体ラテックス
JP2008050489A (ja) プリントラミネート用接着剤
JPS62201971A (ja) 水性の接着缶用下塗り剤
JP3015015B1 (ja) 一液硬化型樹脂エマルジョン組成物
JP3247924B2 (ja) 紙塗工用組成物及び該組成物を塗工して得られる塗工紙
JP4454073B2 (ja) 剥離紙アンダーコート用ラテックス組成物
JPS6155291A (ja) 紙塗被用組成物