JPS62670Y2 - - Google Patents

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JPS62670Y2
JPS62670Y2 JP1983203383U JP20338383U JPS62670Y2 JP S62670 Y2 JPS62670 Y2 JP S62670Y2 JP 1983203383 U JP1983203383 U JP 1983203383U JP 20338383 U JP20338383 U JP 20338383U JP S62670 Y2 JPS62670 Y2 JP S62670Y2
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JP
Japan
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temperature
hood
heating wire
wall
incubator
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JP1983203383U
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JPS60106625U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は新生児等を保育する保育器に関するも
のである。
背景技術とその問題点 新生児保育器は早産児、虚弱な新生児及び病弱
な新生児等に対して良好に制御された環境を与え
るようにした医療装置であり、一般にプラスチツ
ク等から成る透明なフードの内部に新生児を収容
して、器内温度(フード内温度)及び湿度等を制
御するようにしている。このような保育器におい
ては、フード内に収容された新生児の熱損失を極
力少くすることが重要である。児体の熱損失の原
因として輻射、対流、蒸散、伝導があるが、この
うち輻射による熱損失が最も大きく、熱損失全体
の略43%程度となつている。対流による熱損失は
30%程度であるが、これは器内温度を上げること
及び器内循環空気の速度を落とすこと等の方法に
よつて低減させることができる。また蒸散及び伝
導による熱損失の割合は小さいものである。
従つて、斯種保育器においては、児体の輻射熱
損失を少くすることが重要な課題となつている。
児体の輻射熱損失はフードの壁部の温度(以下壁
温と言う)と児体の体温との温度差により生じ
る。一般にフードの壁温は保育器が置かれる室内
温度と器内温度との中間の温度になる。例えば室
温20℃、器内温度33℃の場合、フード壁面の外面
温度は26℃、内面温度は27℃となる。このため器
内温度を一定に制御しても、新生児は温度の低い
フードに取囲まれた状態となり、壁温と体温との
温度差によつて児体から熱が奪われることにな
る。
従来より、児体の輻射熱損失を低減させるため
に、フードを2重壁にしたり、あるいはフード内
にかまぼこ形に湾曲された器内フードを設置し、
この器内フード内に新生児を収容する等の方法が
成されている。しかしながらフードを2重壁にす
る方法は、熱損失を抑える効果が充分でなく、ま
た構造が複雑となり、特に外側フードと内側フー
ドとの間に付着したごみや汚れを取る場合に、外
側フードと内側フードとの分離が困難となる等の
問題があり、実用化が困難となつている。また最
近の保育器においては、人工呼吸、輸液等を行う
ためのチユーブや、心電、呼吸、血中酸素濃度等
のモニターを行うための電極等多くのチユーブ、
コード類をフード内に挿入するようにしている。
このため上記器内フードを用いると、これらのチ
ユーブ、コード類を児体に取付けることが困難と
なる。従つて、この器内フードを用いる方法も限
界が来ている。
本考案は上記の実情に鑑み成されたもので、フ
ードの壁部に電熱線を埋設し、この電熱線に電流
を通じることにより、フードの壁温を上げ、体温
との温度差をなくすようにしたものである。
以下本考案の実施例を図面と共に説明する。
第1図は本考案による保育器1の第1の実施例
を示すもので、この保育器1は、本体2と、この
本体2の上部に設けられたフード3とから主とし
て構成されている。このフード3はアクリル等の
透明なプラスチツクを一体成形したものが用いら
れる。新生児(図示せず)はこのフード3内に収
容される。
このフード3の前部側面3aには、新生児を出
し入れするための開閉蓋4が設けられ、この開閉
蓋4には外部から腕等を挿入するための処置窓
5,6が設けられている。フード3″の上面3b
には、電熱線7が図示のようにジグザグ状に埋設
されている。この電熱線7の両端部はフード3の
裏側側面3cに導出され、さらにリード線8,9
を介して本体2内の後述する制御部に接続されて
いる。また上面3′の適宜位置には壁温センサ1
0が設けられ、この壁温センサ10はフード3に
埋設されたリード線11,12及びリード線1
3,14を通じて上記制御部に接続されている。
尚、フード3の内部には図示せずも器内温を検出
する器内温センサ及び器内温を制御する器内温ヒ
ータが設けられると共に、新生児の体温を検出す
る体温センサが設けられている。それらは上記制
御部に接続されている。
本体2の前面には、温度制御を含めた各種制御
及び操作を行うための操作パネル15,16が設
けられている。尚、上記電熱線7及びリード線1
1,12をフード3に埋設するために、フード3
を互いに密着された2枚板の2重構造と成し、そ
の間に電熱線7及びリード線11,12を挾み込
むことにより、サンドイツチ構造の形で埋設する
ことができる。また電熱線7として、ニクロム
線、銅箔、銀箔等を用いてよい。
本考案による保育器1は上記のように構成され
ているので、電熱線7に電流を通じることによ
り、フード3の壁温を上げて、新生児の体温との
温度差をなくすことができる。また壁温センサ1
0で検出された温度に基いて、制御部により電熱
線7の電流を制御することにより、壁温を適切な
大きさに制御することができる。
第2図は保育器1の第2の実施例を示し、第1
図と同一部分には同一符号を付してある。
本実施例においては、フード3の側面3aの開
閉蓋4を除く部分、上面3b及び側面3cに電熱
線7を埋設すると共に、開閉蓋4の処置窓5,6
を除く部分に電熱線17を埋設している。尚、電
熱線17は電熱線7とは別回路で制御部に接続し
てもよいし、あるいは適宜手段を用いて、開閉蓋
4が閉ざされたときに電熱線7と接続されるよう
にしてもよい。またフード3の他の側面3d,3
eにも、電熱線7と一体的な電熱線又は別体の電
熱線を埋設してもよい。尚、上記側面3d,3e
には、外部に設置される装置と新生児とを接続す
る器具、チユーブ、コード類が挿入される窓が設
けられることがある。その場合は上記窓を避けて
電熱線が配されることは勿論である。
次に前記制御部の実施例を第3図と共に説明す
る。
図において、マニユアル操作を行う場合は、ス
イツチ20をm側に閉ざす。器内温設定部21に
より設定された温度と、前記器内温センサ22及
び器内温検出部23とにより検出された器内温は
比較部24で比較される。その比較信号がスイツ
チ20を介して器内温ヒータ制御部25を制御す
ることにより、前記器内温ヒータ26の電流が制
御される。これによつて器内温が設定値に保持さ
れる。
また、前記壁温センサ10及び壁温検出部27
で検出された壁温は比較部28で上記器内温と比
較される。その比較信号が壁温ヒータ制御部29
を制御することにより、前記電熱線7又は電熱線
7,17等から成る壁温ヒータ30の電流を制御
する。これによつて壁温が所定値に制御される。
この場合、壁温を器内温と同じ温度に制御すれ
ば、児体を一様な温度環境に置くことができ、そ
の輻射熱を最小限に抑えることができる。尚、実
験によれば、電源電圧70Vで37Wの電力を与えた
とき、壁温を33.5℃とすることができた。
また、マニユアル操作時において、処置窓5,
6を開放すると、器内温は設定値より数℃低下す
る。これを防ぐために本実施例においては、器内
温と設定温度とを比較する比較部24の比較信号
が所定値を越えたとき、この比較部24から壁温
ヒータ制御部29に信号を送り、これによつて壁
温ヒータ30に流れる電流を増大させて、壁温を
上げるようにしている。
次にサーボ制御により、新生児の体温に応じて
器内温を制御する場合は、スイツチ20をs側に
切換える。前記体温センサ31及び体温検出器3
2で検出された体温と、体温設定部33で設定さ
れた温度とが比較部34で比較される。その比較
信号がスイツチ20を介して器内温ヒータ制御部
25を制御することにより、器内温ヒータ26の
電流が制御される。これによつて器内温が体温に
応じて制御される。
本考案は、フードを2重構造と成しその間に電
熱線を埋設したものであるから、フードの壁温を
容易に制御して、フード内に収容される新生児の
体温との温度差をなくし、新生児の輻射による熱
損失を最小限に抑えることができる。またフード
の壁部を2重構造と成し、電熱線をサンドイツチ
構造の形で埋設しているので、製造を容易に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例を示す保育器の
斜視図、第2図は本考案の第2の実施例を示す保
育器の斜視図、第3図は制御部の実施例を示すブ
ロツク図である。 なお図面に用いた符号において、1……保育
器、2……フード、7,17……電熱線、であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 児体が収容されるフードの壁部を互いに密着さ
    れた2枚板の2重構造と成し、この2枚板の間に
    電熱線を設け、上記電熱線に電流を通じることに
    より、上記フードの壁温を所定の大きさに制御す
    るようにしたことを特徴とする保育器。
JP20338383U 1983-12-26 1983-12-26 保育器 Granted JPS60106625U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20338383U JPS60106625U (ja) 1983-12-26 1983-12-26 保育器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20338383U JPS60106625U (ja) 1983-12-26 1983-12-26 保育器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60106625U JPS60106625U (ja) 1985-07-20
JPS62670Y2 true JPS62670Y2 (ja) 1987-01-09

Family

ID=30765792

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20338383U Granted JPS60106625U (ja) 1983-12-26 1983-12-26 保育器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60106625U (ja)

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
PED1ATR1CS *
THE JOURNAL OF PEDIATRICS *

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60106625U (ja) 1985-07-20

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