JPS6267221A - エンジンの燃焼室 - Google Patents
エンジンの燃焼室Info
- Publication number
- JPS6267221A JPS6267221A JP20743685A JP20743685A JPS6267221A JP S6267221 A JPS6267221 A JP S6267221A JP 20743685 A JP20743685 A JP 20743685A JP 20743685 A JP20743685 A JP 20743685A JP S6267221 A JPS6267221 A JP S6267221A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- combustion chamber
- engine
- hollow section
- hollow part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、エンジンの燃焼室に関するものである。
(従来技術)
エンジンにおいては、その高出力化を図るためのひとつ
の手段として燃焼室の容積を小さくして混合気の圧縮比
を高めることが知られており、このような技術思想に立
脚する従来技術としては、例えば特開昭54−1458
08号公報に開示される如くピストン上面に凹陥状の燃
焼室を形成し、これによって該燃焼室容積の縮少を図る
ようにしたいわゆるボウルインピストンタイプのエンジ
ンが知られている。
の手段として燃焼室の容積を小さくして混合気の圧縮比
を高めることが知られており、このような技術思想に立
脚する従来技術としては、例えば特開昭54−1458
08号公報に開示される如くピストン上面に凹陥状の燃
焼室を形成し、これによって該燃焼室容積の縮少を図る
ようにしたいわゆるボウルインピストンタイプのエンジ
ンが知られている。
一方、近年、吸気弁あるいは排気弁を一気筒当たり複数
個設けて吸・排気効率を向上させもってエンジンの出力
アップを図るようにした多弁式エンジンも開発されてい
る。
個設けて吸・排気効率を向上させもってエンジンの出力
アップを図るようにした多弁式エンジンも開発されてい
る。
また、このような多弁式エンジンに上記の如きボウルイ
ンピストンを適用する場合には、冬服・排気弁が燃焼室
にうまく臨むようにする必要があり、このことから、ピ
ストン上面を傾斜する2つの傾斜面を有するペントルー
フ状に形成し、この2つの傾斜面部分にそれぞれ所定個
数づつ吸・排気ポートを形成するようにしたいわゆるペ
ントルーフタイプピストンをもつエンノンも開発されて
いる。
ンピストンを適用する場合には、冬服・排気弁が燃焼室
にうまく臨むようにする必要があり、このことから、ピ
ストン上面を傾斜する2つの傾斜面を有するペントルー
フ状に形成し、この2つの傾斜面部分にそれぞれ所定個
数づつ吸・排気ポートを形成するようにしたいわゆるペ
ントルーフタイプピストンをもつエンノンも開発されて
いる。
ところで、このようにペントルーフ状の上面形状をもつ
ピストンにおいては、該上面形状が平坦面とされる一般
のピストンの場合に比して上方膨山分だけピストントッ
プの重量が大きく、このため、ピストンピン回りにおけ
るピストンの偏心重量が増大し、その結果、エンジンの
運転中、ピストンが該ピストンを中心として揺動してシ
リンダ内面との間で打撃音が発生し、エンジン騒音が増
大するという問題があることが知見された。
ピストンにおいては、該上面形状が平坦面とされる一般
のピストンの場合に比して上方膨山分だけピストントッ
プの重量が大きく、このため、ピストンピン回りにおけ
るピストンの偏心重量が増大し、その結果、エンジンの
運転中、ピストンが該ピストンを中心として揺動してシ
リンダ内面との間で打撃音が発生し、エンジン騒音が増
大するという問題があることが知見された。
また一方、ピストンの上面形状をペントルーフ状に形成
すると、該ピストン上面の山の部分即ち、一対の傾斜面
の両端部に位置する上方膨出部分が、他の部分に比して
肉厚であるためこの部分かヒートポイントとなり易く、
混合気の過早着火によるノックが発生し易くなるという
問題が生じる。
すると、該ピストン上面の山の部分即ち、一対の傾斜面
の両端部に位置する上方膨出部分が、他の部分に比して
肉厚であるためこの部分かヒートポイントとなり易く、
混合気の過早着火によるノックが発生し易くなるという
問題が生じる。
さらに、ピストン上面かペントルーフ状に形成されてい
る場合には、該ピストントップが平坦面とされている場
合に比してピストントップの熱容鍛が大きく、従って、
燃焼熱量の少ないエンジンの低負荷運転時においては、
燃焼室の壁温か低トし、未燃炭化水素(以下、単にHC
と略称する)が発生し易くなるという問題がある。
る場合には、該ピストントップが平坦面とされている場
合に比してピストントップの熱容鍛が大きく、従って、
燃焼熱量の少ないエンジンの低負荷運転時においては、
燃焼室の壁温か低トし、未燃炭化水素(以下、単にHC
と略称する)が発生し易くなるという問題がある。
(発明の目的)
本発明は上記従来技術の項で指摘した問題点を解決ある
いは改善しようとするもので、ペントルーフ状を呈する
ピストンの上面に燃焼室を形成したエンジンにおいて、
エンジン騒音の低減と燃焼特性の向上を図り得るように
したエンジンの燃焼室を提供することを目的とするもの
である。
いは改善しようとするもので、ペントルーフ状を呈する
ピストンの上面に燃焼室を形成したエンジンにおいて、
エンジン騒音の低減と燃焼特性の向上を図り得るように
したエンジンの燃焼室を提供することを目的とするもの
である。
(目的を達成するための手段)
本発明は上記の目的を達成するための手段として、傾斜
する2面で構成されるペントルーフ形状を有するピスト
ン上面に凹陥部が設けられ、ピストン上死点において該
凹陥部で主燃焼室が形成され、吸気側及び排気側の両サ
イドでピストンとシリンダヘッド下面との間に僅かのク
リアランスを有するスキッシュゾーンが形成されるエン
ジンにおいて、上記ピストンの内部に上記燃焼室の周囲
を囲繞するようにして断熱用の中空部を形成したもので
ある。
する2面で構成されるペントルーフ形状を有するピスト
ン上面に凹陥部が設けられ、ピストン上死点において該
凹陥部で主燃焼室が形成され、吸気側及び排気側の両サ
イドでピストンとシリンダヘッド下面との間に僅かのク
リアランスを有するスキッシュゾーンが形成されるエン
ジンにおいて、上記ピストンの内部に上記燃焼室の周囲
を囲繞するようにして断熱用の中空部を形成したもので
ある。
(作 用)
本発明では上記の手段により、
(1) ピストントップ部に中空部が形成されている
ところから該中空部のボリュームに相当する重量だけピ
ストントップ部の重量が軽減され、ピストンピン回りに
おけるピストンの揺動が抑制される、 (2)燃焼室の周囲を囲むようにして中空部が形成され
ているところから、 (2−a) ピストントップ部の肉厚が小さくなりそ
のヒートポイント化が抑制され、混合気の過早着火が可
及的に防止される、 (2−b) 中空部が断熱層として機能し、低負荷運
転時における燃焼室壁温の低下を抑制して燃焼室内にお
けるHCの発生を可及的に防止する、等の作用が得られ
る。
ところから該中空部のボリュームに相当する重量だけピ
ストントップ部の重量が軽減され、ピストンピン回りに
おけるピストンの揺動が抑制される、 (2)燃焼室の周囲を囲むようにして中空部が形成され
ているところから、 (2−a) ピストントップ部の肉厚が小さくなりそ
のヒートポイント化が抑制され、混合気の過早着火が可
及的に防止される、 (2−b) 中空部が断熱層として機能し、低負荷運
転時における燃焼室壁温の低下を抑制して燃焼室内にお
けるHCの発生を可及的に防止する、等の作用が得られ
る。
(実施例)
以下、第1図ないし第3図を参照して本発明の好適な実
施例を説明する。
施例を説明する。
(構成)
第1図には本発明の実施例に係る自動車用エンジンの燃
焼室部分が示されている。このエンジンは第1図及び第
2図に示す如く2つの吸気ボー トロA、6Bとひとつ
の排気ポート7を備えた多弁型エンジンであり、同図に
おいて符号lはピストン嵌挿穴15を有するシリンダブ
ロック、2はシリンダブロック1の上面1b上に衝合固
定されたシリンダヘッド、3はピストンである。
焼室部分が示されている。このエンジンは第1図及び第
2図に示す如く2つの吸気ボー トロA、6Bとひとつ
の排気ポート7を備えた多弁型エンジンであり、同図に
おいて符号lはピストン嵌挿穴15を有するシリンダブ
ロック、2はシリンダブロック1の上面1b上に衝合固
定されたシリンダヘッド、3はピストンである。
シリンダヘッド2は、その下面2aの上記ピストン嵌挿
穴15に重合する位置に、略皿状の凹部14を形成17
ている。この凹部14は、その径方向において対向する
2位置からそれぞれその中央部に向かって−F昇傾斜す
る2つの傾斜面14a、+4bを有している。この2つ
の傾斜面14a、14bのうち、一方の傾斜面14a(
以下、第1の傾斜而という)14aには、エンジンの高
負荷運転時においてのみ開口される第1の吸気ボート6
Aと、エンジンの全負荷域を通じて開口される第2の吸
気ボート6Bが並設開口されている。尚、この第1の吸
気ボート6Aには、エンジンの運転状態に応じて該第1
の吸気ボート6Aを開閉する開閉弁13が設けられてい
る。一方、第2の傾斜面14bには、排気ポート7が開
口されている。
穴15に重合する位置に、略皿状の凹部14を形成17
ている。この凹部14は、その径方向において対向する
2位置からそれぞれその中央部に向かって−F昇傾斜す
る2つの傾斜面14a、+4bを有している。この2つ
の傾斜面14a、14bのうち、一方の傾斜面14a(
以下、第1の傾斜而という)14aには、エンジンの高
負荷運転時においてのみ開口される第1の吸気ボート6
Aと、エンジンの全負荷域を通じて開口される第2の吸
気ボート6Bが並設開口されている。尚、この第1の吸
気ボート6Aには、エンジンの運転状態に応じて該第1
の吸気ボート6Aを開閉する開閉弁13が設けられてい
る。一方、第2の傾斜面14bには、排気ポート7が開
口されている。
尚、第1図において符号8は吸気弁、9は排気弁、10
は点火栓である。
は点火栓である。
ピストン3は、第3図に示す如くその上面3aの中央部
に、適宜容積をもち、燃焼室4として機能する凹陥部5
を形成している。又、このピストン3の上面3aは、第
1図及び第2図に示す如く」二足ンリンダヘッド2の凹
部I4の一対の傾斜面14a、14bに対してそれぞれ
平行に沿うような2つの傾斜面3b、3cを有するペン
トルーフ状に形成されている。このピストン3をエンジ
ン側に装着した状態においては、その一方の傾斜面3b
(以下、第1の傾斜面という)が上記シリンダヘッド2
の第1の傾斜面14aに、また他方の傾斜面3C(以下
、第2の傾斜面という)が上記シリンダヘッド2の第2
の傾斜面14bにそれぞれ対向せしめられるようになっ
ている。又、ピストン3の上死点位置においては、第1
図に示す如くピストン3側の2つの傾斜面3 b、 3
cとシリンダヘッド2側の2つの傾斜面14a、14
bがそれぞれ近接対向し、ピストン3の第1の傾斜面3
bとシリンダヘッド2の第1の傾斜面14aとの間に僅
少のクリアランスをもつ吸気側スキッシュゾーン11が
、またピストン3の第2の傾斜面3Cとシリンダヘッド
2の第2の傾斜面14bとの間に僅少のクリアランスを
もつ排気側スキッシュゾーン12がそれぞれ形成される
。
に、適宜容積をもち、燃焼室4として機能する凹陥部5
を形成している。又、このピストン3の上面3aは、第
1図及び第2図に示す如く」二足ンリンダヘッド2の凹
部I4の一対の傾斜面14a、14bに対してそれぞれ
平行に沿うような2つの傾斜面3b、3cを有するペン
トルーフ状に形成されている。このピストン3をエンジ
ン側に装着した状態においては、その一方の傾斜面3b
(以下、第1の傾斜面という)が上記シリンダヘッド2
の第1の傾斜面14aに、また他方の傾斜面3C(以下
、第2の傾斜面という)が上記シリンダヘッド2の第2
の傾斜面14bにそれぞれ対向せしめられるようになっ
ている。又、ピストン3の上死点位置においては、第1
図に示す如くピストン3側の2つの傾斜面3 b、 3
cとシリンダヘッド2側の2つの傾斜面14a、14
bがそれぞれ近接対向し、ピストン3の第1の傾斜面3
bとシリンダヘッド2の第1の傾斜面14aとの間に僅
少のクリアランスをもつ吸気側スキッシュゾーン11が
、またピストン3の第2の傾斜面3Cとシリンダヘッド
2の第2の傾斜面14bとの間に僅少のクリアランスを
もつ排気側スキッシュゾーン12がそれぞれ形成される
。
一方、ピストン上面3aのうち、上記一対の傾斜面3b
、3cの両端部に位置する部分(即ち、ペントルーフ形
状の頂部に当たる部分)は湾曲面3d。
、3cの両端部に位置する部分(即ち、ペントルーフ形
状の頂部に当たる部分)は湾曲面3d。
3eとされている。このピストン3の径方向に対向する
一対の湾曲面3 d、 3 eは、第2図に示す如くピ
ストン3の上死点位置においては上記シリンダヘツド2
の凹部I4の左右一対の湾曲面14c。
一対の湾曲面3 d、 3 eは、第2図に示す如くピ
ストン3の上死点位置においては上記シリンダヘツド2
の凹部I4の左右一対の湾曲面14c。
+4dとそれぞれ近接対向し、それぞれ僅少クリアラン
スをもつ端部スキッシュゾーン16.17を形成する。
スをもつ端部スキッシュゾーン16.17を形成する。
さらに、このピストン3は、本発明を適用して、第1図
及び第2図に示す如く凹陥部5(即ち、燃焼室4)の周
囲を囲繞するようにしてその内部に断熱用の中空部20
を形成している。この中空部20は、ピストン3の鋳造
成形時に塩中子により一体形成されるものであり、第1
図、第2図及び第5図(上記中空部20を展開図示した
もの)に示すように、その底面20aは平坦面とされて
いる。
及び第2図に示す如く凹陥部5(即ち、燃焼室4)の周
囲を囲繞するようにしてその内部に断熱用の中空部20
を形成している。この中空部20は、ピストン3の鋳造
成形時に塩中子により一体形成されるものであり、第1
図、第2図及び第5図(上記中空部20を展開図示した
もの)に示すように、その底面20aは平坦面とされて
いる。
一方、この中空部20の天井面20bは、ピストン3の
上面3aの形状に沿って2連山形状に湾曲形成されてお
り、該中空部20の上方側の肉厚はその全域を通してほ
ぼ均一な厚さとなっている。
上面3aの形状に沿って2連山形状に湾曲形成されてお
り、該中空部20の上方側の肉厚はその全域を通してほ
ぼ均一な厚さとなっている。
従って、中空部5は、第5図に示すようにピストン上面
3aの一対の傾斜面3b、3cに対応する天井高さの低
い低天井部21と一対の湾曲面3 d、 3 eに対応
する天井高さの高い高天井部22とがビストン周方向に
おいて交互に連続する異形空所とされる。
3aの一対の傾斜面3b、3cに対応する天井高さの低
い低天井部21と一対の湾曲面3 d、 3 eに対応
する天井高さの高い高天井部22とがビストン周方向に
おいて交互に連続する異形空所とされる。
(作動並びにその作用)
吸気ボート6A、6Bを介してエンジンの燃焼室4内に
吸入された混合気は、ピストン3により圧縮され、点火
栓IOによって着火燃焼せしめられる。この場合、燃焼
室4内の混合気は、各スキッシュゾーン11,12,1
6.17により発生するスキッシュによって適度に混合
撹拌され、その着火性が良好ならしめられる。
吸入された混合気は、ピストン3により圧縮され、点火
栓IOによって着火燃焼せしめられる。この場合、燃焼
室4内の混合気は、各スキッシュゾーン11,12,1
6.17により発生するスキッシュによって適度に混合
撹拌され、その着火性が良好ならしめられる。
ところで、このようなピストン」二面をペントルーフ状
に形成したピストン3においては、ピストン上面を平坦
面とする通常形成のピストンに比してそのピストントッ
プ部分の重量が大きいため、該ピストン3のピストンピ
ン18回りの揺動モーメントが増大し、エンジンの運転
に伴なって該ピストン3がピストンピン18回りに揺動
してシリンダブロックlのピストン嵌挿穴i5の内面に
繰り返して当接し、両者間の打撃音によりエンジン騒音
が増大し易くなることは既述の通りである。
に形成したピストン3においては、ピストン上面を平坦
面とする通常形成のピストンに比してそのピストントッ
プ部分の重量が大きいため、該ピストン3のピストンピ
ン18回りの揺動モーメントが増大し、エンジンの運転
に伴なって該ピストン3がピストンピン18回りに揺動
してシリンダブロックlのピストン嵌挿穴i5の内面に
繰り返して当接し、両者間の打撃音によりエンジン騒音
が増大し易くなることは既述の通りである。
ところが、このピストン3においては、本発明を適用し
てピストントップ部に位置する凹陥部5(即1′)、燃
焼室4)の周囲を囲繞オるようにして断熱用の中空部2
0を形成しているために、該中空部20の容積に相当す
る重量だけピストントップ部の重量が軽減され、それた
けピストンピン18回りにおけるピストン3の揺動モー
メントが減少せしめられる。即ち、このピストン3によ
ればピストントップ部の重量が嵩み易いペントルーフタ
イプのピストンでありながら、該ピストントップ部の重
量を可及的に軽減させて該ピストン3のピストンピン1
8回りの揺動を抑え、もって該ピストン3の揺動に起因
するエンジン騒音を可及的に低減させることが可能であ
り、エンジン騒音の低減化という而において有効である
。
てピストントップ部に位置する凹陥部5(即1′)、燃
焼室4)の周囲を囲繞オるようにして断熱用の中空部2
0を形成しているために、該中空部20の容積に相当す
る重量だけピストントップ部の重量が軽減され、それた
けピストンピン18回りにおけるピストン3の揺動モー
メントが減少せしめられる。即ち、このピストン3によ
ればピストントップ部の重量が嵩み易いペントルーフタ
イプのピストンでありながら、該ピストントップ部の重
量を可及的に軽減させて該ピストン3のピストンピン1
8回りの揺動を抑え、もって該ピストン3の揺動に起因
するエンジン騒音を可及的に低減させることが可能であ
り、エンジン騒音の低減化という而において有効である
。
さらに、中空部20は断熱層として機能する訳であるが
、特にこの実施例においては該中空部20をピストン上
面3aの形状に沿わせてほぼ均一な厚みの肉厚部が形成
されるようにして設けているため、該ピストンーL面3
aの全域においてほぼ均等な断熱作用が得られる。従っ
て、燃焼熱量の少ないエンジンの低負荷運転時において
も燃焼室4の壁温を高温に維持することができ、燃焼室
壁に沿って燃え残った混合気層(消炎層)に起因するH
Cの発生が可及的に抑制されることとなり、エンジンの
排気エミッンヨン特性が向l−せしめられることになる
。
、特にこの実施例においては該中空部20をピストン上
面3aの形状に沿わせてほぼ均一な厚みの肉厚部が形成
されるようにして設けているため、該ピストンーL面3
aの全域においてほぼ均等な断熱作用が得られる。従っ
て、燃焼熱量の少ないエンジンの低負荷運転時において
も燃焼室4の壁温を高温に維持することができ、燃焼室
壁に沿って燃え残った混合気層(消炎層)に起因するH
Cの発生が可及的に抑制されることとなり、エンジンの
排気エミッンヨン特性が向l−せしめられることになる
。
また、ピストン上面3a側の壁厚がその全域に亘ってほ
ぼ均一とされているため、該ピストン14面3aの一部
分がヒートポイント化して異常昇温するというようなこ
とがなくなる。このため、ヒートポイント部分の高熱に
よる混合気の過早着火が未然に防止され、エンジンのノ
ック発生が効果的に抑制されることとなる。
ぼ均一とされているため、該ピストン14面3aの一部
分がヒートポイント化して異常昇温するというようなこ
とがなくなる。このため、ヒートポイント部分の高熱に
よる混合気の過早着火が未然に防止され、エンジンのノ
ック発生が効果的に抑制されることとなる。
一方、エンジンの高負荷運転時にはその燃焼熱によりピ
ストン上面38部分が過熱気味となり、その耐久性が損
なわれるおそれがあるため、該ピストン上面部分を冷却
してやる必要かある。この場合、第5図に示す如くオイ
ルジェットを上記中空部20の低天井部21部分に設け
ると、該オイ lI− ルジェットから噴射されるオイルLは、同図において破
線矢印で示す如く中空部20の天井面20bをその低天
井部21側から高天井部22側に向って流動し、その流
動途中においてピストン上面3aの傾斜面3b、3cに
対応する部分を冷却するとともに、高天井部22の最高
部位置S部分に滞溜して最も昇温し易いこの部分を集中
的に冷却する如く作用する。従って、ピストン上面3a
の全域に亘ってより高水準の冷却効果か得られることと
なる。
ストン上面38部分が過熱気味となり、その耐久性が損
なわれるおそれがあるため、該ピストン上面部分を冷却
してやる必要かある。この場合、第5図に示す如くオイ
ルジェットを上記中空部20の低天井部21部分に設け
ると、該オイ lI− ルジェットから噴射されるオイルLは、同図において破
線矢印で示す如く中空部20の天井面20bをその低天
井部21側から高天井部22側に向って流動し、その流
動途中においてピストン上面3aの傾斜面3b、3cに
対応する部分を冷却するとともに、高天井部22の最高
部位置S部分に滞溜して最も昇温し易いこの部分を集中
的に冷却する如く作用する。従って、ピストン上面3a
の全域に亘ってより高水準の冷却効果か得られることと
なる。
(発明の効果)
本発明は、傾斜する2面で構成されるペントルーフ形状
を有するピストンに而に凹陥部が設けられ、ピストン上
死点において該凹陥部で主燃焼室が形成され、吸気側及
び排気側の両サイドでピストンとシリンダヘッド下面と
の間に僅かのクリアランスを有するスキッシュゾーンが
形成されるエンジンにおいて、上記ピストンの内部に上
記燃焼室の周囲を囲繞するようにして断熱用の中空部を
形成したことを特徴とするものである。
を有するピストンに而に凹陥部が設けられ、ピストン上
死点において該凹陥部で主燃焼室が形成され、吸気側及
び排気側の両サイドでピストンとシリンダヘッド下面と
の間に僅かのクリアランスを有するスキッシュゾーンが
形成されるエンジンにおいて、上記ピストンの内部に上
記燃焼室の周囲を囲繞するようにして断熱用の中空部を
形成したことを特徴とするものである。
従って、本発明のエンジンの燃焼室によれば、(1)
中空部の形成により該中空部のボリュームに相当する
重量だけピストントップ部の重量が軽減されるため、ピ
ストンピン回りにおけるピストンの揺動が抑制され、エ
ンジン騒音が可及的に低減せしめられる (2)燃焼室の周囲を囲むようにして中空部が形成され
ているところから、 (2−a) ピストントップ部の肉厚が小さくなりそ
のヒートポイント化が抑制され、混合気の過早着火に起
因するノックの発生が可及的に防止される、 (2−b) 中空部が断熱層として機能し、低負荷運
転時における燃焼室壁温の低下が抑制されて燃焼室内に
おけるHCの発生が可及的に防止される、 等、エンジン騒音の低減及び燃焼特性の向−Lという点
において多大の効果が得られることとなる。
中空部の形成により該中空部のボリュームに相当する
重量だけピストントップ部の重量が軽減されるため、ピ
ストンピン回りにおけるピストンの揺動が抑制され、エ
ンジン騒音が可及的に低減せしめられる (2)燃焼室の周囲を囲むようにして中空部が形成され
ているところから、 (2−a) ピストントップ部の肉厚が小さくなりそ
のヒートポイント化が抑制され、混合気の過早着火に起
因するノックの発生が可及的に防止される、 (2−b) 中空部が断熱層として機能し、低負荷運
転時における燃焼室壁温の低下が抑制されて燃焼室内に
おけるHCの発生が可及的に防止される、 等、エンジン騒音の低減及び燃焼特性の向−Lという点
において多大の効果が得られることとなる。
さらに、上記実施例の如く、燃焼室の周囲を囲繞するよ
うにして形成される中空部を、ピストンの上面の形状に
沿ってほぼ均一な厚みの肉厚部が影成されるようにして
設けると、 (+) ピストントップ部の全域においてほぼ均一的
な断熱作用が得られ、燃焼室内におけるHC低減作用が
より一層促進される、 (2)中空部の天井面がピストンの周方向において山形
状に連なるため、例えば、オイルジェットの入口穴を該
中空部の天井面の低い位置に設けてエンジンの高負荷運
転時の如くピストントップ部の冷却が必要である場合に
該中空部内にオイルジェットを噴射して該ピストントッ
プ部の冷却を行なうようにした場合には、オイルが該中
空部の天井面の低い位置から高い位置に向って順次流動
し、最もヒートポイントとなり易い最高天井高さ部分に
滞溜して該部分を効果的に冷却する如く作用するため、
その冷却効果がより一層向上せしめられる、 等の効果が得られることとなる。
うにして形成される中空部を、ピストンの上面の形状に
沿ってほぼ均一な厚みの肉厚部が影成されるようにして
設けると、 (+) ピストントップ部の全域においてほぼ均一的
な断熱作用が得られ、燃焼室内におけるHC低減作用が
より一層促進される、 (2)中空部の天井面がピストンの周方向において山形
状に連なるため、例えば、オイルジェットの入口穴を該
中空部の天井面の低い位置に設けてエンジンの高負荷運
転時の如くピストントップ部の冷却が必要である場合に
該中空部内にオイルジェットを噴射して該ピストントッ
プ部の冷却を行なうようにした場合には、オイルが該中
空部の天井面の低い位置から高い位置に向って順次流動
し、最もヒートポイントとなり易い最高天井高さ部分に
滞溜して該部分を効果的に冷却する如く作用するため、
その冷却効果がより一層向上せしめられる、 等の効果が得られることとなる。
第1図は、本発明の実施例に係る自動車用エン20・・
・・中空部 ジンの燃焼室部分の縦断面図、第2図は第1図の■−■
縦断面図、第3図は第1図に示したエンノンのボート配
置図、第4図は第1図に示したピストンの斜視図、第5
図は第1図に示したピストンの中空部の展開図である。 1・・・・・シリンダブロック 2・・・・・シリンダヘッド 3・・・・・ピストン 4・・・・・燃焼室 5・・・・・凹陥部 6・・・・・吸気ボート 7・・・・・排気ボート 8・・・・・吸気弁 9・・・・・排気弁 IO・・・・点火栓 11・・・・吸気側スキッシュゾーン 12・・・・排気側スキッシュゾーン 13・・・・開閉弁 14・・・・凹部 16、17 ・・・端部スキッシュゾーン=16−
・・中空部 ジンの燃焼室部分の縦断面図、第2図は第1図の■−■
縦断面図、第3図は第1図に示したエンノンのボート配
置図、第4図は第1図に示したピストンの斜視図、第5
図は第1図に示したピストンの中空部の展開図である。 1・・・・・シリンダブロック 2・・・・・シリンダヘッド 3・・・・・ピストン 4・・・・・燃焼室 5・・・・・凹陥部 6・・・・・吸気ボート 7・・・・・排気ボート 8・・・・・吸気弁 9・・・・・排気弁 IO・・・・点火栓 11・・・・吸気側スキッシュゾーン 12・・・・排気側スキッシュゾーン 13・・・・開閉弁 14・・・・凹部 16、17 ・・・端部スキッシュゾーン=16−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、傾斜する2面で構成されるペントルーフ形状を有す
るピストン上面に凹陥部が設けられ、ピストン上死点に
おいて該凹陥部で主燃焼室が形成され、吸気側及び排気
側の両サイドでピストンとシリンダヘッド下面との間に
僅かのクリアランスを有するスキッシュゾーンが形成さ
れるエンジンにおいて、上記ピストンの内部に上記燃焼
室の周囲を囲繞するようにして断熱用の中空部が形成さ
れていることを特徴とするエンジンの燃焼室。 2、上記中空部が、上記ピストンの上面の形状に沿って
ほぼ均一な厚みの肉厚部が形成されるように設けられて
いる特許請求の範囲第1項記載のエンジンの燃焼室。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20743685A JPS6267221A (ja) | 1985-09-18 | 1985-09-18 | エンジンの燃焼室 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20743685A JPS6267221A (ja) | 1985-09-18 | 1985-09-18 | エンジンの燃焼室 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6267221A true JPS6267221A (ja) | 1987-03-26 |
Family
ID=16539734
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20743685A Pending JPS6267221A (ja) | 1985-09-18 | 1985-09-18 | エンジンの燃焼室 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6267221A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62169223U (ja) * | 1986-04-18 | 1987-10-27 | ||
| JP2007278251A (ja) * | 2006-04-11 | 2007-10-25 | Mazda Motor Corp | エンジンのピストン構造 |
| US7635514B2 (en) * | 2003-07-23 | 2009-12-22 | Nhk Spring Co., Ltd. | Reinforcing member, production method therefor, and engine block |
| JP2017002835A (ja) * | 2015-06-11 | 2017-01-05 | マツダ株式会社 | エンジンのピストン構造 |
-
1985
- 1985-09-18 JP JP20743685A patent/JPS6267221A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62169223U (ja) * | 1986-04-18 | 1987-10-27 | ||
| US7635514B2 (en) * | 2003-07-23 | 2009-12-22 | Nhk Spring Co., Ltd. | Reinforcing member, production method therefor, and engine block |
| JP2007278251A (ja) * | 2006-04-11 | 2007-10-25 | Mazda Motor Corp | エンジンのピストン構造 |
| JP2017002835A (ja) * | 2015-06-11 | 2017-01-05 | マツダ株式会社 | エンジンのピストン構造 |
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