JPS6273062A - 発熱または吸熱反応により飲料水または食品を自己加熱または自己冷却する罐 - Google Patents

発熱または吸熱反応により飲料水または食品を自己加熱または自己冷却する罐

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JPS6273062A
JPS6273062A JP60213262A JP21326285A JPS6273062A JP S6273062 A JPS6273062 A JP S6273062A JP 60213262 A JP60213262 A JP 60213262A JP 21326285 A JP21326285 A JP 21326285A JP S6273062 A JPS6273062 A JP S6273062A
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water
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exothermic
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    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J36/00Parts, details or accessories of cooking-vessels
    • A47J36/24Warming devices
    • A47J36/28Warming devices generating the heat by exothermic reactions, e.g. heat released by the contact of unslaked lime with water
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D5/00Devices using endothermic chemical reactions, e.g. using frigorific mixtures
    • F25D5/02Devices using endothermic chemical reactions, e.g. using frigorific mixtures portable, i.e. adapted to be carried personally
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • F25D2331/805Cans
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) この発明は発熱または吸熱反応により飲料水または固形
食品を急速に加熱または冷却する罐に関する。
更に言えば三区画に仕切られた罐本体内部の一つの室内
に固体反応剤を、二つ目の室内に液体反応剤を収容し、
三つ目の室内に飲料水または食品を収容し、飲用または
食用する際に前記の両反応剤を混合させて発熱または吸
熱作用を生じさせ、その発熱または吸熱エネルギーを飲
料水または食品に伝達させて飲料水または食品を急速に
加熱または冷却するものである。
(従来の技術) この種の罐あるいは容器は基本的に知られている。
しかしながら複雑な構造であったり、コストが高いこと
、反応剤の保存性に問題があること、反応効果が充分で
ないこと、とりわけ反応時間が比較的長いこと、取り扱
いが必ずしも容易でないこと等の問題点があって未だ商
業的に成功していない。
発明者が知っている従来技術としては次の例がある。
特開昭58−157419号公報には、罐が三区画に分
けられ、その−室には飲料水または食品が入れられ、他
の一室には空気に触れることにより、反応して発熱する
反応剤が収容されているものが記載されている。
空気は言うまでもなく最も手軽に利用できるから、空気
中の酸素との結合によって発熱する発熱組成物を収容し
さえすれば、この種の製品を簡単に製造できるかの如く
思われる。
しかしながら実際にはその公報に記載されているある種
の金属粉、例えばアルカリ金属の硫化物と炭素物質との
発熱組成物を使用しても発熱時間が長く、この種の製品
に望まれる急速な加熱が到底期待できない欠点があって
商業的に成功していない。
同59−131317号公報には、罐等が飲料水または
食品を収容する室と水を収容する室とそして水と反応す
る発熱剤を収容する室から構成されたものが記載されて
いる。
従って発熱剤に水を供給しさえすれば、発熱剤の種類に
よっては比較的短時間に発熱反応が得られ、飲料水等の
加熱に成功できるように思われる。
しかしながら水を収容する室の構成に問題がある。
何故なら水を収容する室は製品の輸送中や飲んだり、食
べたりする前のユーザーの取り扱い中に節単に破れたり
、剥離したりするものでは発熱反応が望む時以前に発生
して好ましくない。
他方望む時には簡単にその室を破いたり、剥離できるも
のが必要である。
つまりその室を破いたりして水を発熱剤に作用させなけ
ればならない。
この種の製品の水を収容する室にはこの二つの相反する
機能が要求される。
しかしながらこの従来技術は、水を収容する室の材質を
祇、繊維織物、不織布、ポリエチレン、ポリ塩化ビニー
ル、ポリプロピレン等の不透過フィルムによっている。
使用時にはこれらの不透過フィルムを剥離、除去しなけ
ればならないが、実際には短時間にこのフィルムを手軽
に剥離したり、破いたりすることは困難である。
水が簡単に漏れたりしないよう確実に予め構成されてい
るからである。
その土量も困ることは水を一挙に発熱剤に供給しなけれ
ば発熱反応が不充分であって結局充分な発熱が得られな
いため飲料水や食品を充分加熱できない欠点があった。
発明者の研究によれば、結局水等の液体を反応剤に対し
て一挙に供給しない限り、成功しないことが明らかとな
った。
この例のように水を収容する室を破いてもその破けた穴
から水は一挙に発熱剤を収容する室へ供給されないから
、水は少しずつ供給されることになり、結局充分な発熱
反応を急激に得られない欠点があった。
同59−209320号公報には、飲料水や固形食品を
発熱剤や吸熱剤を使用して自己加熱、自己冷却により、
加熱したり、冷却する使い捨てする容器が記載されてい
る。
そして発熱剤や吸熱剤を反応させるための液体を収容す
る室と発熱剤や吸熱剤を収容する室の境は穿孔可能なダ
イヤフラムによってシールされている。
しかしそのダイヤフラムの具体的材質は記載されていな
い。
その上この例も第2番目の従来技術と同様にそのダイヤ
フラムに穴を開けてその穴から液体を発熱剤や吸熱剤に
供給することにより、発熱反応や冷却反応を得るもので
ある。
従って液体は依然として一挙に発熱剤や吸熱剤に供給さ
れないから、充分な加熱や冷却ができない。
その上ダイヤフラムに穴を開けるために二種類のブレー
カ−が収容され、複雑化している。
この結果この発明によっても未だ商業的に成功していな
い。
(従来技術の問題点) 前記の通り、従来の発明等は夫々工夫がされてはいるが
、急速に加熱できない欠点のあることが基本的に欠点で
あって結局実用化していない。
また手軽に加熱や冷却できない問題点が解決されていな
い。
(発明の技術的課題) そこでこの発明は、前記の従来技術の欠点を解消するた
め急速に加熱と冷却作用を生しさせることを目的の一つ
とする。
また第2の目的として発熱剤や吸熱剤の反応を間車な構
造で得ることにある。
第3の目的は商業的にコストを廉価に得ることにある。
(発明の技術的手段) 上記の目的を達成するためこの発明は、三区画に設けた
罐内部に、水溶液と反応剤と飲食品を夫々各室に収容し
、反応剤を収容させた反応剤室が飲食品を収容させた飲
食品室に臨ませてあり、反応剤室に連設させた水溶液を
収容する水室との境には加工された硝子製のダイヤフラ
ムが設けられてなるものである。
(発明の作用) この発明は前記の手段により、反応剤室と水室との境に
設けられたダイヤフラムを破壊することにより、水室に
収容した水溶液を一挙に反応剤室に供給させて反応剤を
急激に反応させ、反応剤の発熱または吸熱エネルギーを
飲食品に作用させて飲食品を急速に加熱または冷却する
(発明の構成) この発明の罐自体の構成は本質的に公知のものと変化は
なく、商業的にIgされているものを使用できる。
しかし罐の内部は飲料水または食品を収容する室と飲料
水または食品を加熱または冷却させるための反応剤を収
容する室と更に反応剤を反応させるための水溶液を収容
する室の王室から構成されている。
反応剤を収容する反応剤室の大部分は飲食品を収容する
飲食品室に臨ませである。
そして反応剤室と水溶液を収容する水室の境には使用時
に一挙に僅かの衝撃によりその全体が固体から粒状に変
化する改良された強化硝子製のダイヤフラムが設けであ
る。
更に詳しく説明すれば、飲食品室と反応剤室との境は気
密に設けられている。
また反応剤室と水室とはダイヤフラムを介して気密に設
けられ、三室は互いに気密状態に設けである。
前記のダイヤフラムは粒状に割れるように加工された改
良強化硝子板である。
この発明はこの以下に詳細に説明する改良された強化加
工硝子板をダイヤフラムとして採用することに大きな特
徴があるものであって、次の態様を発明の基本的構成と
するものである。
そのlは、三室に区画された罐において、ダイヤフラム
を境にして設けられた水室には予め水、アンモニア水等
の水溶液が収容され、ダイヤフラムにブレーカ−の一方
の端が固定され、ブレーカ−の他方の端は自由状態に設
けられ、ブレーカ−の他方の端は罐の底板部に対して若
干の間隔を隔てて底板部側に臨ませである。
常時はブレーカ−が水室内においてダイヤフラムに作用
しないが、飲食するときには底板部側を僅かに自由状態
に設けられているブレーカ−を手で押圧させることによ
り、ダイヤフラムに固定されたブレーカ−の一方の端が
強化硝子板製のダイヤフラムに衝撃を与え、その結果ダ
イヤフラムは一挙に粒状に破壊され、水室と反応剤室が
連通し、水溶液が一挙に反応剤室に浸入し、その室内に
収容された反応剤と作用し、急激に発熱反応または吸熱
反応を起こさせ、このエネルギーを利用して飲食品を加
熱または冷却させるものである。
反応剤室には発熱剤または吸熱剤が収容され、飲食品室
には飲料水または食品が収容されることはいうまでもな
い。
その2は、水室にブレーカ−を設けない場合であり、底
板部を公知の罐切りを使用して開け、あるいはプルトッ
プとして広く知られている構造を底板部に採用して手軽
に底板部を開け、日常広く使用されるスプーン、フォー
ク等をブレーカ−の代用として利用し、水室と反応剤室
の境を構成している強化硝子製のダイヤフラムに衝撃を
与えて一挙に粒状に破壊させ、水室と反応剤室を連通さ
せて水室の水溶液を一挙に反応剤室に浸入せしめ、水溶
液と反応剤の混合により、発熱反応または吸熱反応を生
じさせて飲食品を加熱または冷却させるものである。
その3は、水室に水溶液とブレーカ−を−切予め収容し
ない場合である。
この場合底板部用のカバーを罐本体と一体に成形するこ
となく別にプラスチックスにより取り外し自在に設ける
この発明では反応剤室に予め反応剤が収容され、飲食品
室には飲食品が収容されているが、水室には飲食時に底
板部を開け、日常手軽に得られる水を水室に注ぎ入れ、
日常使用しているスプーン、フォーク等をブレーカ−の
代用として利用し、ダイヤフラムをスプーン等で一挙に
粒状に破壊して、反応剤室の水を供給させ、発熱または
吸熱反応を得るものである。
この発明の実施例を添付図面を参照して以下に説明する
(実施例1) 罐本体の構成は本質的に公知のものと同様である。
ジュース、ビール等の飲料水については円筒状の罐が適
当であるが、固形の食品については公知の通り、筋さの
低い比較的偏平な形状の罐であってもよい。
−i的に罐の材質はアルミニュウム等の軽金属が普通で
あるが、場合により硬質プラスチックスによる罐容器も
考えられる。
第1図は説明の便宜上罐を上下反対にして示しである。
外側は側壁部12と天板部14、底板部16、底板部用
のカバー18からなり、天板部14の開閉は公知の罐切
りを使用して開けてもよく、広く知られている天板部1
4に通常構成されていると同様のプルトップ20の構造
でもよい。
図示の底板部16は広く一般的に普及しているものと若
干異なっている。
通常の底板部は内側へ向けて若干湾曲しているが、この
発明の場合は図面上省略しであるが、正しくは後述の説
明によって理解されるであろうが、手で押圧させた時に
内側へ若干湾曲するように構成されている(第3図参照
)。
つまり底板部16を押圧させたときにその底板部16の
内側面が後述のブレーカ−30の自由状態側の他方の端
に触れるようにするためである。
従って若干外側に向けて断面円弧状に膨出しているとよ
い。
そして使用前には輸送中や取り扱い中の不慮の衝撃によ
って底板部16が衝撃を受けて内側へ湾曲し、ブレーカ
−30を作用させないようにするため、底板部16の外
周に断面略U字状の硬質のカバー18を装着させるとよ
い。
この硬質のカバー18を底板部16の外側に装着させて
おくことにより、不慮の衝撃が底板部16側に作用して
も底板部16へは作用しないからブレーカ−30が妄り
に作用しない。
罐10の内部は王室に区画されている。
天板部14側には最も容積の大きい飲料水や食品を収容
する飲食品室22が形成されている。
飲食品室22に収容される飲食品の例はコーヒー、ビー
ル、ジュース等の飲料水や飲料用アルコールまたはスー
プやハンバーグ等の固形食品が挙げられる。
これらの飲食品は季節やユーザーの好みに応じて加熱さ
れたり、冷却されることが予定されていることはいうま
でもない。
そしてこの飲食品室22内に大きく臨ませて円筒状の反
応剤室24が飲食品室22側に形成されている。
この反応剤室24は後述の発熱剤あるいは吸熱剤を収容
する室である。
この反応剤室24の構成は、図示を省略しであるが、発
熱または吸熱作用を効果的にするため反応剤室24の外
側つまり飲食品室22側に多数のフィンを突設してもよ
い。
また反応剤室24の形状をベローズ状に設けてもよい。
反応剤室24の底板部16例の周縁は罐1oの側壁部1
2の内側にまで延長され、側壁部12の内側と反応剤室
24の境は密着状態に設けられ、気密を保持している。
反応剤室24と底板部16との間には水やアンモニア水
等の水溶液を収容する水室26が形成され、この水室2
6と反応剤室24の境にはその詳細については後述する
比較的弱い衝撃によって粒状に割れる改良された強化硝
子製の薄いダイヤフラム28が設けられれている。
ダイヤフラム28、反応剤室24の底板部16例の側壁
部12に延長された部分とによって水室26は反応剤室
24や飲食品室22とは互いに気密状態に形成されてい
る。
前記のダイヤフラム28には使用の際にダイヤフラム2
8に衝撃を与える小道具として通常の硝子や硬質プラス
チックスによる棒状のブレーカ−30の一方σ端が固定
されている。
そしてブレーカ−30の他方の端は底板部16と平行に
なるように屈折されており、その端は罐10の底板部1
6に対して若干の間隔を隔てて底板部16側に臨ませで
ある。
底板部16の内面に対してブレーカ−30の一方の端が
若干の間隔を設けて自由状態に設けである理由は、常時
はブレーカ−30が底板部16側からの押圧力を受けて
ブレーカ−30のダイヤフラム28側の一方の端がダイ
ヤプラム28に対して作用しないようにするためである
このブレーカ−30は常時ダイヤフラム28に作用する
ものではなく、飲食するときにユーザーがこのブレーカ
−30を僅かに作動させてダイヤフラム28を一挙に衝
撃によって破壊させる道具である。
この発明ではダイヤフラム28の破壊作業を最も手軽に
実施できかつ発熱反応時または吸熱反応時に反応剤が一
切罐10外に飛散しないように考慮されている。
このことは飲食品を収容している性質上人体の衛生的見
地から適切である。
ブレーカ−30は第1図等に示されているように底板部
16側が底板部16と平行状態に曲げられ、他の大部分
はダイヤフラム28に向けてi頃斜している。
この発明では前記の通り、底板部16側は底板部16と
硬質のカバー18との二重構造であるが、必ずしも二重
にすることが必須ではない。
しかし商品としての管理上では安易に反応剤の反応が予
期する以前に発生しては困るから、底板部16の外側に
蓋の機能を奏するカバー18を装着することは有利であ
る。
以上の通りであるから、この発明では予め飲食品室22
に飲食品の何れかを収容し、反応剤室24には発熱剤ま
たは吸熱剤の何れかを収容させ、水室26には水、アン
モニア水等の水溶液を収容させてこれらの王室を互いに
田封させると共に前記の通り、ブレーカ−30を設けて
底板部16側にカバー18を装着して商品とする。
そこでユーザーが購入し飲食するときは第3図に示すよ
うに罐10の底板部16からカバー18を外し、底板部
16の上から指を底板部16例のブレーカ−30の端に
向けて押し当てることにより、その作用はブレーカ−3
0の自由状態に設けられた他方の端に作用し、その作用
はそのままダイヤフラム28例のブレーカ−30の一方
の端に作用するから、その押圧エネルギーはダイヤフラ
ム28の一部に対して衝撃を奏する。
かくして比較的僅かの衝撃によってダイヤフラム28は
一挙に破壊され、ダイヤフラム28の部分は穴となる。
かくして水室26の水溶液は一挙に反応剤室24内に侵
入して水溶液と反応剤が混合し、化学反応が急激に発生
し、その反応剤が発熱剤の場合は加熱反応を起こしてそ
の熱エネルギーは飲食品室22内の飲食品に伝達され、
飲食品を急激に加熱させる。
他方反応剤が吸熱剤の場合では、その反対に飲食品を急
激に冷却させることはいうまでもない。
(実施例2) この発明は本質的に実施例1と変化しないが、箔単にい
えば、実施例1において水室26内にブレーカ−30を
設けない構成のものであって他の構成は実施例1と同様
であるから、図示を省略し第1図を援用して説明する。
ブレーカ−30を設けない場合ダイヤフラム28の破壊
作業に困難性を一見感じるが実際には何等の困難性もな
い。
例えば屋内では日常使用されるスプーンやフォーク等を
ブレーカ−30の代用品として利用すれば足りる。
つまりカバー18を罐10から外し、底板部16を罐切
り等により開け、スプーン等でダイヤフラム28に僅か
の衝撃を与えることによっていうまでもないが、実施例
1と同様に発熱反応または吸熱反応が簡単に得られる。
屋外の野山や河川、湖沼、海等の場所においてスプーン
等の適当なプレーカー代用品となる適当な小道具を持参
していない場合には、ブレーカ−の代用品となるような
小技や小石でもブレーカ−の代用品として利用できる。
従って必ずしも水室26にブレーカ−30を必須のもの
として構成しなくてもよいことが理解されるであろう。
特にダイヤフラム28の破壊は水室26の水溶液を反応
剤室24へ供給するに過ぎないから、衛生的にも何等の
問題がない。
この発明の場合水溶液を反応剤室24に供給させること
により、水溶液が化学変化して罐10の外へ吹き出るお
それがあるが、ダイヤフラム28に衝撃を与えた後に素
早く予め外したカバー18を底板部16に代えて罐10
の底側に装着しさえすれば、反応剤や水溶液が罐10外
に吹き出るおそれもない。
この発明において底板部16側の構成が若干公知のもの
と異なることによる利益は前記の説明から容易に理解さ
れるであろう。
(実施例3) この発明もまた本質的に実施例1と同2の発明と比較し
て変化しない。
従って図示を省略しであるから、第1図ないし第3図を
援用して説明する。
この発明は、実施例1の発明において水室26を設けて
いるが、水室26内にはブレーカ−のみならず水等の水
溶液も収容していない構成である。
他の構成は実施例1や実施例2と同一である。
つまりこの発明では手軽に得られる水と充分反応する発
熱剤や吸熱剤を予め選択し、反応剤室24に収容するこ
とにより、使用時に水室26に水を供給させ、実施例2
の発明について説明したブレーカ−の代用品により、ダ
イヤフラム28を破壊して発熱反応や吸熱反応を得るも
のである。
実施例2や実施例3はブレーカ−や水を収容しないから
その手数を省くことができるから、商業的にコストの低
減に寄与できる。
次にこの発明について重要なダイヤフラム28の構成に
ついて説明する。
薄い硝子板を熱処理して局部的衝撃により、広範囲に旦
り多数の小粒状に破壊するように加工されたものである
この種の強化硝子は破損硝子片による傷害事故を防止で
きることから、自動車のフロントに広く使用されている
板硝子を熱処理して、硝子表面に圧縮応力を与えたもの
で、圧力、衝撃、温度変化に対する強度が数倍間められ
る。
万−割れても小さな丸みの粒状となるものである。
しかしながら通常の強化硝子は比較的肉厚のものに限ら
れ、薄い例えば1mmないし2mm程度のものは硝子表
面の急冷処理のため破損するので生産されていない。
公知の強化硝子は用途が自動車、車両、ビルディングの
ドアであるから、比較的肉厚なものでもよいが、この発
明では比較的簡単に指先による押圧力程度によって割れ
るものが要求されるから、到底公知の強化硝子をそのま
ま利用できない。
そこでこの発明では従来の強化硝子の製法を改良し、熱
処理後の冷却時に低温に加熱した粘性油を使用すること
によって解決したものである。
具体的にいえば、1ないし2mm程度の薄板硝子を変形
しない限界温度600〜700℃で加熱した後、常温よ
りやや高い65℃程度に加熱した不燃性の粘性油、例え
ばエンジンオイル、天麩羅油、トランス油等の粘性油中
に浸漬して急速冷却する。
このようにして処理することにより、水冷または空気の
吹きつけでは破損する薄板硝子も破損することなく製造
でき、局部的な衝撃または歪により、広範囲に旦り、厚
み程度の丸い粒状に割れる。
この破損状況は従来の3mmあるいはそれ以上の厚手硝
子では既に実用化された製品があるが、この発明では1
mm前後の薄板硝子に適用できる利点がある。
即ち、従来の水冷あるいは空気の吹きつけによる冷却方
法の場合薄手硝子では急冷時の熱収縮による歪応力に耐
えられず破損したのに対し、この発明では低温に加熱し
た粘性油が硝子表面に密接して硝子表面の温度を吸収し
、高温の油膜を形成し、この高温油膜の粘性が硝子表面
の急激な瞬間的温度低下を緩和することと、粘性油を水
または空気よりも高温な65℃程度に加熱し、浸漬瞬間
時の冷却を緩和したことの相乗作用によるものと予測さ
れる。
公知の通り強化硝子は形状を問わずその一部に衝撃が与
えられることにより、その全体が力学的に粒状に変化す
ることは広く知られている通りである。
この発明は成形状態では金属に対比される強度を有しな
がら、一部に対する衝撃により全体が割れる特徴のある
強化硝子を更に改良したものである。
この発明の前記のダイヤフラム28は予め上記の製法に
より生産された薄板硝子を採用する。
このことは飲食時に先立って発熱または吸熱作用を簡単
にかつ急速に発生させる必要があるが、結局自動車に使
用されるような厚手のものでは容易に割れることなくひ
び割れが生ずる程度に過ぎないからに他ならない。
次にこの発明に使用する反応剤としての発熱剤と吸熱剤
についてその具体的例を挙げる。
発熱剤について 水と反応して発熱するもの。
生石灰、コバルト、クロム、鉄、水酸化鉄、マグネシュ
ウム、マンガン、モリブテン、酸化第一スズ、チタン、
ナトリュウム。
これらのうち商業的には塩化マグネシュウムの粉末が好
ましい。
反応時に著しくガスを発散したり、強酸や強アルカリに
変化するもの、あるいは消防法や食品管理法に抵触する
ようなものは好ましくないだろう。
還元性の金属または金属化合物の粉末で室温下で水中の
酸素と反応して酸化物を生成するとともに発熱する化合
物である。
この媒体は二種以上の金属粉末を混合してもよい。
吸熱剤について 水と反応するもの。
チオシアン酸カリウムと尿素の混合物をアンモニア水で
溶解してなるもの。
両者の混合割合は3:2から2:3がよくこれらの混合
物をアンモニア水で溶解したものがよい。
吸熱剤としては塩化アンモニウム、チオシアン酸カリウ
ム、硝酸アンモニウム、尿素またはその混合物を水に溶
解したものがよく、実験結果によれば、室温30℃、液
温28℃の水100部に対する吸熱剤によって得られる
温度は次の表1の通りである。
表1 以上の結果から明らかなように、チオシアン酸カリウム
単独またはチオシアン酸カリウムと尿素の混合物を吸熱
剤として使用した場合量も低い温度が得れる。
表1中、最低温度が得られるチオシアン酸カリウムと尿
素の混合物につき、その混合割合を変えた吸熱剤25g
に対し、溶液としてアンモニア水(1: 4)25ml
を室温30°C1液温28℃で溶解したときに得られた
最低温度は第4図に示す通りで、チオシアン酸カリウム
対尿素の混合割合がtsg:1ogからLog:15g
の範囲で最低温度が得られ、チオシアン酸カリウム:尿
素の混合比が3:2ないし2:3の範囲では、水で溶解
したときに比べ勝れた結果が得られる。
しかしチオシアン酸カリウムと硝酸アンモニウムを混合
した吸熱剤の場合には何れか一方のみの単一吸熱剤の最
低温度以下の温度を得ることが難しい事実から、この発
明のチオシアン酸カリウムと尿素の3:2ないし2:3
の混合剤とアンモニア水から得られる低温は使用剤の相
乗効果によるものといえる。
次にチオシアン酸カリウムと尿素との混合比の異なるも
のについて最低温度と時間の経過に伴う温度変化は第5
図の通りで、室温は30℃、液温は28℃で、混合比の
異なる吸熱剤25gに1:4のアンモニア水25 m、
 1を添加したとき、アンモニア水添加後約1分で最低
温度となり、チオシアン酸カリウムと尿素の混合比が3
:2ないし2:3の吸熱剤番号3.4.5の特性、特に
3.4の特性は最低温度から3分経過して6℃以下で冷
却効果も勝れていることが判る。
本例の実施例について以下に説明する。
例1 チオシアン酸カリウム         15g尿  
 素                    10g
を混合したものに、1:4のアンモニア水25m1を別
の容器に密封して添付し、使用時にアンモニア水を混合
吸熱剤に添加する。
実際には市販の吸熱剤のように比較的破れ易い軟質合成
樹脂製の袋にアンモニア水を収容密封し、チオシアン酸
カリウムと尿素を混合した吸熱剤と共に強靭な軟質合成
樹脂製外袋に収容密閉して使用時に外圧を加え、内部の
アンモニア水の袋を破り、吸熱剤と混合させるほか、熱
交換をよくするため上記の実施例の最低温度および温度
の変化は表2に示す通りである。
なお下記の測定値は室;830℃、液温28℃で正確な
結果を知るため混合吸熱剤をビーカーに入れ、これにア
ンモニア水を添加して測定したものである。
表2 例2 チオシアン酸カリウム12.5gを混合したものに1:
4のアンモニア水25m1を添加したもので、その他は
すべて例1と同様であり、同一方法で測定した液温と経
過時間との関係は表3の通りである。     表3 (発明の効果) この発明は上記の構成であるから、以下の利益を奏する
(1)水室と反応剤室の境には改良された強化硝子によ
るダイヤフラムが設けられているから、そのダイヤフラ
ムは僅かの衝撃により、割れてダイヤフラムは穴となる
従って水室から水溶液は一挙に反応剤室に供給され、水
溶液と反応剤は急激に化学反応し、急速に発熱または吸
熱反応を生じ、飲食品を加熱または冷却できる。
(2)水室にはブレーカーが収容されているから、何等
の道具を使用することなく手軽に飲食品を加熱または冷
却できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の詳細な説明の便宜のため上下を倒立
させて示す断面図、第2図はダイヤフラムの部分を拡大
して示す斜視図、第3図は使用状況を示す断面図、第4
図はチオシアン酸カリウムと尿素の混合比と最低温度と
の関係を示すグラフ図、第5図は最低温度と時間の経過
による温度変化を示すグラフ図である。 (主要部分の符合の説明) 10・・・・罐 16・・・・成板部 22・・・・飲食品室 24・・・・反応剤室 26・・・・水室 28・・・・ダイヤフラム 30・・・・ブレーカ− 以上 第4図 第5図 一→吟r:I (min)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内部に飲食品を収容する飲食品室と発熱剤または
    吸熱剤を収容する反応剤室と水溶液を収容する水室を設
    け、飲食品室には飲食品が、反応剤室には発熱剤または
    吸熱剤が、水室には水溶液が夫々収容され、反応剤室は
    飲食品室に臨ませてあり、反応剤室と水室の境には、1
    ないし2mm程度の薄板硝子を変形しない限界温度で加
    熱した後、常温よりやや高い程度に加熱した不燃性の粘
    性油中に浸漬して急速冷却してなる硝子製のダイヤフラ
    ムを設けてなる発熱または吸熱反応により飲料水または
    食品を自己加熱または自己冷却する罐。
  2. (2)内部に飲食品を収容する飲食品室と発熱剤または
    吸熱剤を収容する反応剤室と水溶液を収容する水室を設
    け、飲食品室には飲食品が、反応剤室には発熱剤または
    吸熱剤が、水室には水溶液が夫々収容され、反応剤室は
    飲食品室に臨ませてあり、反応剤室と水室の境には、1
    ないし2mm程度の薄板硝子を変形しない限界温度で加
    熱した後、常温よりやや高い程度に加熱した不燃性の粘
    性油中に浸漬して急速冷却してなる硝子製のダイヤフラ
    ムを設け、水室内にブレーカーが設けられ、ブレーカー
    の一方の端がダイヤフラムに固定され、ブレーカーの他
    方の端は罐本体の底板部に対して若干の間隔を隔てて自
    由状態に設けられた発熱または吸熱反応により飲料水ま
    たは食品を自己加熱または自己冷却する罐。
  3. (3)罐内部に飲食品を収容する飲食品室と発熱剤また
    は吸熱剤を収容する反応剤室と水溶液を収容する水室を
    設け、飲食品室には飲食品が、反応剤室には発熱または
    吸熱剤が夫々収容され、反応剤室が飲食品室に臨ませて
    あり、反応剤質と水室の境には、1ないし2mm程度の
    薄板硝子を変形しない限界温度で加熱した後、常温より
    やや高い程度に加熱した不燃性の粘性油中に浸漬して急
    速冷却してなる硝子製のダイヤフラムを設けてなる発熱
    または吸熱反応により飲料水または食品を自己加熱また
    は自己冷却する罐。
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