JPS6277330A - 形質転換体からペプチドまたは蛋白質を製造する方法 - Google Patents

形質転換体からペプチドまたは蛋白質を製造する方法

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JPS6277330A
JPS6277330A JP60217742A JP21774285A JPS6277330A JP S6277330 A JPS6277330 A JP S6277330A JP 60217742 A JP60217742 A JP 60217742A JP 21774285 A JP21774285 A JP 21774285A JP S6277330 A JPS6277330 A JP S6277330A
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JP
Japan
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peptide
plasmid
transformant
buffer solution
buffer
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JP60217742A
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Takehiro Oshima
大島 武博
Masaharu Tanaka
正治 田中
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Suntory Ltd
Original Assignee
Suntory Ltd
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  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は形質転換体からペプチドまたは蛋白質を装造す
る方法に関する。更に詳jボするならば、ペプチドを高
生産する形質転換体の培養液、または該培養液から得ら
れる菌体を殺菌剤で処理した後、菌体を物理的に破砕す
ることなく緩衝液中に懸濁し、上記ペプチドを1記緩引
溶液中に抽出せしめ、次いで精製覆ることを特徴とする
ペプチドの製造法に係る。
従来の技術 近年、遺伝子工学、とりわけ組み換えDNA技術の急速
な進歩に伴ない、それまで、生体からの分離・精製に頼
っていた多くの生理活性ペプチドまたは蛋白質を微生物
を用いて大組生産さゼることが可能となった。これによ
り、従来は、その存在が知られるのみであった生理活性
ペプチドまたは蛋白質も、その構造、機能、作用機作の
解析とともに、薬剤として使用することさえも可能とな
っている。例えば、インシコリン、成長ホルモン等は既
に治療薬として製品化されてiJ3つ、又、治療薬とし
て製品化すべく臨床試朋段階にあるものも多い。
この様に、組め換えDNA技術は多くの生理活性ペプチ
ドまたは蛋白質を薬剤として使用する事を可能にし、ま
たいかに効率良く目的物質を生産ざゼるかという点に多
くの工夫かなされ、改良技術が提案されてぎた。例えば
、ベクターの改良、新しいホスト−ベクター系の開発、
培地、培捻条イ1の改良、更に、最近では、プロティン
エンジニアリングを用いたより安定なアミノ酸配列の開
発などが行われている。
しかしながら、このような形質転換体から生理活性ペプ
チドまたは蛋白質(蛋白質も○め、以下単にペプチドと
略す)を効率良く仙出し、薬剤として使用覆るに足る純
度にまで精製する技術は未だ確立されていない。
従来、組み換え微生物(形質転換体)によって高生産さ
れている目的ペプチドを抽出・精製するには、まず培養
微生物を殺菌剤を用いて死菌としだ後(抽出工程を完全
に密閉して行うことができる場合には除かれることもあ
る)、菌体を機械的に破砕し、この破砕懸濁液から目的
ペプチドを抽出・精製する方法によっていた。
例エバ、Sh i ra i 、丁、らは、ウサギTN
F(155アミノ酸残基よりなる)を生産するように形
質転換された大腸菌からウサギTNFを抽出・精製する
に当たり、まず、培養した菌体を破砕し、上清と沈渣に
分け、上清を叶酊−3epharose CL−6Bカ
ラムに付し、次いで60’C130分間熱処理を施し、
再びDEAE−3epharose CL−6Bおよび
5ephacryl S−200カラムに付すという工
程を経て精製している(特開昭6O−19719)。又
、特願昭59−281376においては、ヒト−ガンマ
−インターフェロンを、その産生菌より抽出・精製する
のに、菌体を破砕しこれにボリエヂレンイミンを添加、
遠心して得た上清を、QAE−3eDhadex A−
25、C)I−3epharose CL−6Bカラム
に付し、次いで塩析し、これによる沈漬をバッファーに
溶解後、5ephacryl S−200カラムに付す
という工程を経て最終精製品を得ている。また、ジュネ
ンデック社の研究グループも、やはり菌体な破砕し、強
力な蛋白変性剤に接触させることでペプチドを変性・可
溶化した後抽出し、精製工程において変性剤を除去して
変性した蛋白を復元することににつで目的ペプチドを得
る方法を特開昭59−161321において開示してい
る。更に、米国特許第4.476、049 @において
は、塩酸グアニジンをプロテアーゼインヒビターとして
用いる形質転換体からヒトー免疫インターフエ[1ンを
抽出する際、菌体を破砕後、その遠心上清をシワ力に吸
看させた後カラムに付し、次いで抗ヒト免疫インターフ
ェロンモノクローナル抗体を用いたカラムで精製して最
終精製品を得ている。この他、特開昭59−18699
5に開示されているヒト免疫インターフェロンの精製に
おいても、まず菌体を破砕し、得られる遠心上清をモノ
クローナル抗体を用いたカラムに付した後、バッファー
で溶出し、再度モノクローナル抗体を用いたカラムに付
して最終精製品を得ている。
このように、上記いずれの例においてもまず目的ペプチ
ドを生産する培養形質転換体の菌体を何らかの方法で破
砕し、その破砕懸濁液を遠心分離してその上清、又は沈
渣のいずれかを精製過程に付すという形式で行なわれで
いる。また、精製過程にa3いてはいずれも、数回のカ
ラム操作、又は遠心分離、透析、溶解などの複雑な操作
を組み合せることによってはじめて最終精製品を得てい
る。
このような方法は菌体が少量の場合には比較的容易であ
るが、大量の菌体を効率良く破砕することは必ずしも容
易ではなく、また破砕の際に菌体が飛び散らないよう安
全性を考慮した設備が必要とされる。また、菌体を破砕
した!J潤液は粘度が高くなっており、大量の懸濁液を
遠心分離することにも困難が伴う。
更には菌体を破砕することで目的ペプチドがプロテアー
ゼによる分解を受は易いという欠点を有している。この
プロテアーゼによる目的ペプチドの分解を防御覆ること
に関しては、例えばプロテアーゼインヒビターを添加し
て分解を抑える(前出の米国特許第4.476、049
号)、或いは蛋白変性剤を用いて目的ペプチドを凝集・
沈降させることで抽出効率を上げる(#j出の特開昭5
9−161321 )方法等が開示されているが、いず
れも上記問題を充分に1Ill!i′決するものとは言
いガい。
更に、菌体破砕によって起る根本的問題は、菌体を破砕
した懸濁液の遠心上清または沈渣からの抽出液には多く
の不純物(夾雑物)を含むため、目的ペプチドが、他の
多くの物質との混合物となってしまうことである。この
ことが特1ご、後に続く精製工程を複雑、困難なものと
している。工程が複雑化することは、多くの時間、手間
、費用を要するばかりでなく、回収率の低下を伴う。即
ち、菌体を破砕するという工程が、目的ペプチドの分解
、夾雑物との混合、精製工程の繁雑化をもたらし、それ
によって目的ペプチドの回収率の低下を招いている。
一方、近汗目的とするペプチドを細胞外(ペリプラズム
又は培地中)に分泌生産さUることにより、抽出液中の
不純物を少なくし或いはプロテアーゼによる分解をでき
るだけ少なくし、目的物質の精製を容易にしようとする
試みも多くなされているが、効率よく分泌させる技術や
分泌過程でおこる前駆体の正しいプロセシング(通常分
泌ペプチド又は蛋白質はその前駆体が何らかの分解過程
を経て分泌される)などにおいて、実用上まだ解決すべ
き問題が種々残されている。
発明が解決しようとする問題点 以上詳しく述べたように、従来の形質転換体から目的ペ
プチドを得る方法はいずれも固有の解決づ−べぎ欠点を
右している。
そこで、本発明の目的も菌体を破砕することなく、形質
転換体から目的とするペプチドを簡単な操作で且つ効率
良く抽出・精製する方法を提供することにある。
問題点を解決するための手段 本発明名等tま、上記した問題点を解決するために、種
々研究・検討した結果、所定の殺菌剤を使用することに
よって菌体を破砕することなく、目的ペプチドを菌体外
に特異的に溶出させることができ、それによって極めて
簡単な抽出・精製工程のみで効率良く、しかも純粋な目
的ペプチドが得られることを見い出し、本発明を完成さ
せたものである。。
即ち、本発明の形質転換体から目的ペプチドを製造する
方法は、該ペプチドを高生産する形¥!1転換体のja
ffi液、または該培養液から臂られる菌体を殺菌剤で
処理した後、菌体を物理的に破砕覆ることなく、緩衝液
中に懸濁し、上記ペプチドを上記緩衝液中に溶出せしめ
、次いでこれを精製することを特徴とする。
本発明の方法において使用することのできる形質転換体
は、目的ペプチドを高生産することのできる、組み換え
DNA技術によって作製される形質転換体であり、例え
ばペプチドを細胞総蛋白足030%以上生産する大腸菌
を挙げることができる。
更に具体的に例示するならば、8壊死因子(T NF)
の横b8. M仏子の上流にファージ遺伝子由来のプロ
モーター領域を有し、且つ該構造遺伝子の翻訳終止を暗
号化する塩基配列の直後に大腸菌泣伝子由来の転写終止
を暗号化する塩基配列くターミネータ−)が挿入された
DNA断片を含むプラスミドによって形質転換された大
腸菌である。該大腸菌1ユ、本件出願と同日出願になる
″新規プラスミドa3よびその利用″に記載されたプラ
スミドであるpPI−14丁NFS丁8.p丁41N[
3丁8或いは、上記pT4TNFST8上のrop(r
epressor of primer)で表わされる
プラスミドDNA複製を制御している遺伝子の機能が欠
如しているプラスミドであるpT4Tl’1lsT8r
op−によって形T1転換された大腸菌である。なあ、
ここにいうペプチドとは、例えば癌壊死因子(TNF)
のようなペプチド(蛋白質を含む)をいう。
本発明の方法においては、まず上記形質転換体の培青液
または該培養液から得られる菌体を殺菌剤で処理する。
使用しうる殺菌剤は、グルコン酸クロルヘキシジン(ヒ
ビテン)や塩化ベンザルコニウム等の殺菌剤である。と
りねり、グルコン酸クロルヘキシジンは特願昭59−2
81377にも示したように、組み換え微生物の殺菌剤
として有用なものであるが、本発明によるペプチドを緩
衝液中に溶njさせる目的という点からも、最も優れた
殺菌剤である。
本発明の方法において考慮に入れるべき重要な点は、上
記殺菌剤の足である。殺菌剤の開は、使用覆る菌体濃度
(例えばOD 660の濁度で表わす)に依存し、各々
の場合にお()る最適濃度を決定する必要がある。例え
ば、後述する実施例て示ず、TNFを産生ずる形質転換
体(大腸菌)の場合、最終菌体濃度が約20(○D66
0)であるときの好ましいグルコン酸クロルヘキシジン
の濃度は0.08〜0.20%である。0.08%以下
では十分な殺菌効果を得ることができず、また0、 2
0%以上になると、TNFの緩衝液中への溶出量が減少
することが観察された。更に、最終菌体濃度が約35(
OD66o)である場合の好ましい′fA度は約0.2
0〜0.24%であった。
殺菌を行うには、通常、培養液中に上記濃度の殺菌剤を
添加した後、20〜30℃で1時間撹拌する。
次いで遠心分離によって菌体を集め、緩衝液中に懸濁し
て、目的ペプチドを該緩衝液中に溶出せしめる。緩衝液
はトリス−塩酸緩衝液、リン酸緩衝液等から適宜選択さ
れるが、とりわけトリス−塩酸緩衝液が好ましい。緩衝
液のpHはペプチドの溶出性に影響しないが、溶出され
るペプチドに影響を与えないようp[16〜9、好まし
くはI)H7〜8の範囲のものを使用する。
なお、通常は上記したように培養液中に殺菌剤を添加し
て殺菌を行うが、まず培養液から遠心分離によって菌体
を分離し、該菌体を上記濃度の殺菌剤を含む緩衝液中に
懸濁して行うことも可能である。
次いで菌体を懸濁した緩衝液を遠心分離して上清分画(
Slと略す)を1qる。更に所望により、菌体から目的
ペプチドを抽出するため、上記遠心分離で得られた菌体
く沈漬)を同じ緩衝液に懸濁し、遠心分離を行い、上清
分画(S2とIB8す)を1■る。目的ペプチドは上記
S 1 ()5よびS2分画に1−jj異的に溶出され
、これを用いて目的ペプチドを精製する。なあ、培普終
了後、培養液を遠心分離することによって得られる上清
分画(Sと略す)にも目的ペプチドが少量(約1710
〜1/20)含まれているが、該S分画には多くの不純
物、殺菌剤が同時に含まれており、またその容量も大で
あるから、通常は次の精製工程には使用しない。
精製には目的ペプチドの性質に応じて各種のカラム、例
えば叶へE−3epharose、 CM−Cellu
rose。
CM−3epharose等のカラムを用いる。本発明
の方法においては、緩衝液中に目的ペプチドが特異的に
溶出されているため、従来の精製法のように、最終精製
品を得るまでに多くの繁雑な操作を経る必要はなく、1
〜2回のカラム操作で高純度(99%以上)のものを取
得することができる。
以下の実施例において、本発明の方法を更に詳細に説明
するが、本発明の範囲は何等これに限定されるもので(
,1ない。
実施例 1 各濃度のグルコン酸クロルヘキシジンによる殺菌及びT
NF抽出の効果を検討した。
使用した形質転換体は、TNFを高生産する大腸菌形質
転換株W31.10/1)14丁NFS’r8rop−
(T N F構造遺伝子の上流にT4ファージのgen
e 32道伝子断片由来のプロモーターを有し、該構造
遺伝子の翻訳終止コドンの直後に、大胆菌由来trp 
aターミネータ−が挿入され、更にプラスミドDNA複
製を制御している領域(rop : represso
r ofprimer)が欠如しているDBR322由
来のプラスミドで形質転換された大腸菌:本件出願と同
日出願の“新規プラスミドおよびその利用″に記載〕で
ある。
上記TNFを高生産する大腸菌形質転換株W3110/
pT4丁NFS丁8rop−を、10μg/mff1テ
トラサイクリンを含むLB培地2ml中、37℃で対数
増殖期後期まで培養した。1qられた培養液0.3ml
を、同じ組成のLB培地30m1に植菌し、37℃で対
数増殖期の後期まで培養した。
この様にして得られた培養液20rnf!を種菌として
、3flの醗酵槽を用い、2.1!培地中で培養した。
培養の条件は以下の通りであった。
培地:GC培地(2%グリセリン、3%カザミノ酸、0
.5%に2 HPO4。
0.2%酵母エキス、 0.1%M(J SO+ ・7H20;pH6,5、1
0μ3/7!テトラサ イクリンを含む) 消泡剤としてニラサンディスフオーム CC−438(0,0025%)使用(日本油脂■製)
培養温度、時間:37°C117時間 通気l:’lvvm(溶存酸素”+ ppm以上になる
ように撹拌速度を制御した) 17時間培養後培養液を30’C迄冷却した後通気を止
め、これに20%グルコン酸クロルヘキシジン水溶液を
第1表に示すように、0.08〜0.28%の各濃度と
なるように添加し、30°C1600rl)IIIで1
時開撹拌した(T分画)。次いで該T分画から500μ
Jを分取し、12. OOOrpmで5分間遠心分離し
て集菌した。この沈渣をP分画、上清をS分画とした。
P分画(菌体)に10mM t’リス−塩M緩衝液(D
H8,0) 200μβを加え、均一になるように懸濁
した後、12.00Orpmで5分間遠心分離して上清
(S1分画)と菌体を分離した。得られた菌体を再度1
0rrI旧〜リス−塩酸緩衝液(pI−18,0)20
0 μ、Qに懸濁した後、t2.00Orpm 、 5
分間遠心分離して上清(82分画)と菌体(pl)1分
画)を分離した。
かくして得られた各分画について、SOSポリアクリル
アミドゲル電気泳動法(以下、5O3−PAGEと略す
〉により分析するとともに、81分画についてTNF活
性を測定した。
5DS−PAGEによる解析は、以下に示す方法により
行った。PあJ:びppt分画については、200Ii
ρ培養液より得られた各分画を150ti、lj  S
DSサンプル溶液(10%グリセリン、5%2−メルカ
プトエタノール、23%SO3,62,5mMトリス−
塩酸バッファー、pH6,8)に懸濁し、また、T、S
、S’!および82分画については、その75μfに同
量の2倍濃度のSDSサンプル溶液を加え、i o O
’Cで10分間加熱した。その一部を常法に従い、15
%5O3−PAGEで分離し、コーマシブルーによる蛋
白染色を行い、分子量約18にの位置に表われるTNF
蛋白に相当するバンドによってその溶出但を検定した。
TNF活性の測定は/i’vff、 /l/、/、 t
yyyt#ifftwダ1、 l;、 、 ly1M/
ltyiiws、  /11.  I’ici、  f
、 ) yo/ l lj、f〜lh’ ktytie
z/’r brss、 iey Li矛(1981)に
記載の方法を若干改善し、以下のように行った。
即ち、10%牛脂児血清、0.1%Na HCO:lお
よび0.03%グルタミンを含むイーグルMEM培地で
段階的に稀釈した試料0.1rnf!に対し、対数増殖
期にあるマウスLift胞の亜株であるL−929細胞
(ATCC奇託番号: CCL−1) 6 X 105
箇/dの浮遊液(上記培地中)  0.1m!!を96
穴の平底型組織培養マイクロプレート(NtJnC社製
)の各穴に加えた。各穴には予じめ最終1μg/rdに
なるようにアクチノマイシンD(/1.y矛ρt tJ
ezirty/s社製)を加えておいた。次に上記マイ
クロプレー1へを5%CO2を含む空気中、31℃で約
18時間培養した。培養後、−上清を捨て20%メタノ
ールを含む0.5%クリスタルバイオレット水溶液をO
,1mずつ各穴に加え付着しているL−929m胞を1
5分、室温で染色した。
続いて、染色したマイクロプレートを水で充分洗浄後3
3%酢酸水溶液0.1mlを加えて染色された細胞から
色素を抽出し、その抽出液の577闇にあける吸光度を
Titertek )lultiskan Spect
ropho−tometerで測定した。試料を加えて
いない対照の吸光度の50%の値に相当する試料の稀釈
倍率の逆数を試料のTNF活性とし、単位(U)/dで
表示した。1つの試料について最低4回の測定を行い、
その平均値を算出し表示した。
得られた5DS−PAGEの結果を第1図に示す。
第1図から明らかなように、グルコン酸クロルヘキシジ
ン濃度が0.08%以上で充分な殺菌効果があるが0.
24%以上になると、TNF?3白質が31.32分画
よりppt分画に多く視れる様になった。又、殺菌剤の
各濃度において上清分画(S。
Slおよび82分画)はTNF蛋白以外のバンドがほと
んど見られないのに対し、T、P、およびppt分画で
は夾雑物(大腸菌宿主由来の蛋白質〉が非常に多く見ら
れた。また、殺菌剤の濃度が0.2%を越えると、Sl
および82分画のTNF蛋白量(は減少する傾向が見ら
れた。以上の事から、グルコン酸り[1ルf\キシジン
を0.08〜0.20%の濃度となる様添加して殺菌処
理し、31.32分画からT N F @ W+〜製す
るのが非常に効率的であると考えられた。
尚、通常物理的に菌体を破砕1゛る場合は、2分両を適
当なバッフj・−に懸濁し、マントンゴーリン()la
nton−Gau l i n)、フレンチプレス(F
I”enChPress)等のホ゛しジナイザーを用い
て破砕した後遠心分離し、その上清を粗抽出液とづる。
この場合は、宿主大腸菌に由来づる蛋白質のほと/Vど
は粗抽出液に移行する。
次いで、TNF活性測定の結果@第1表に示す。
第   1   表 第1表に示されるように、TNF活性は、グルコン酸ク
ロルヘキシジン無添加(未殺菌)のサンプルの81分画
が4.9x107 U/mlであったのに対し、グルコ
ン酸クロルヘキシジン処理をした81分画では、0.0
8〜0.16%添加の場合、4.4×108 U/d 
(未殺菌の場合の約9倍)、また0、20%以上では1
.5X 108υ/m!!の値を示した。
尚、TNF蛋白は、第1図の5DS−PAGEにみられ
る如く、殺菌剤(グルコン酸クロルヘキシジン)処理に
より培養液上清中(S画分)に若干溶出され、また99
1画分にも残存するが、特に該殺菌剤の濃度がO,Oa
%〜0.16%においては、$1と82画分には全TN
 Fffiの60〜70%が溶出されているものと判断
される。このように抽出時においてTNFの損失はある
が、Slおよび82両分には夾m蛋白質はほとんど含ま
れておらず(第1図参照:仝蛋白質の80%以上かTN
F蛋白と考えられる)、抽出時に菌体の破砕というめん
どうな操作が不要なことおよび以後の精製工程が容易に
なることから、実用面ではこの損失を充分補うことがで
きるしのと考えられる。
丈癒伝−2TNFの精製 実施例1で、TNF高生産形質転換株の培養液(約2.
1))を0.12%のグルコン酸クロルヘキシジン濃度
で処理した場合の、31.32分画を合わせ、40〜6
0%の飽和硫安沈澱画分を、l’ris−HIQ緩衝液
(pH8,0)に溶解後、同緩衝液(pH8,O)で平
衡化した叶AE−3epharose CL−6B (
ファルマシア製)に付した。次に同緩衝液で充分洗浄後
、OmH〜200mM直線′a度勾配をもつ塩化ナトリ
ウム溶液(TriS−H(J) )fll液液pt」8
.o)で溶出した。得られたTNF活性を有する両分に
ついて、5DS−PAGEによる分析を行った結果、T
NF蛋白の純度は95%以上であった。続いて、更に純
度を高めるため得られたTNF活性画分を20mMリン
酸緩衝液(pH6,0)に透析し、同緩衝液で平衡化し
たC)I−3epharOse CL−68(ファルマ
シア製)に付し、同緩衝液で充分洗浄後、Qm)l〜2
00mM直線濃度勾配をもつ塩化す]・リウム溶液(2
0m)(リンM F、 液液、pH6,0)で溶出した
。この結果得られたTNF活牲画分を、5O3−PAG
Eにより分析した結果、純度99%以上であった。
発明の効果 以上、詳しく説明したように、本発明の形質転換体から
ペプチドを製造覆る方法は、従来行われてきた菌体の破
砕工程を伴う方法に比較して、h間、手間、費用を大幅
に節減することができる。
また、目的ペプチドが溶出するKlAH液中には夾雑物
が少ないので、高純度の目的ペプチドを極めて容易に精
製づることが可fjFとなり、医薬品として使用するこ
とのできる高純度ペプチドを工業的に大量生産できる極
めて有用な方法であるといえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は培養液を種々の濃度のグルコン酸クロルヘキシ
ジンで処理後の各画分(T、S、P。 31.32.t)t)t  :本分参照)の5DS−P
AGEを示ず写真である。図中%はグルコン酸クロルヘ
キシジンの濃度を示す。 特ZC[出願人 サントリー株式会社 (外5名)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ペプチドを高生産する形質転換体の培養液、また
    は該培養液から得られる菌体を殺菌剤で処理した後、菌
    体を物理的に破砕することなく、緩衝液中に懸濁し、上
    記ペプチドを上記緩衝液中に溶出せしめ、次いでこれを
    精製することを特徴とする、形質転換体から目的ペプチ
    ドを製造する方法。
  2. (2)上記殺菌剤がグルコン酸クロルヘキシジンである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。
  3. (3)上記ペプチドが癌壊死因子活性を有することを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。
  4. (4)上記緩衝液のpHが6〜9の範囲であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。
  5. (5)上記形質転換体が、ペプチドを高生産する大腸菌
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方
    法。
  6. (6)上記形質転換体が、癌壊死因子の構造遺伝子の上
    流にファージ遺伝子由来のプロモーター領域を有し、且
    つ該構造遺伝子の翻訳終止を暗号化する塩基配列の直後
    に大腸菌遺伝子由来の転写終止を暗号化する塩基配列(
    ターミネーター)が挿入されたDNA断片を含むプラス
    ミドによって形質転換された大腸菌である特許請求の範
    囲第1項記載の方法。
  7. (7)上記プラスミドが、rop(repressor
     ofprimer)で表わされるプラスミドDNA複
    製を制御している遺伝子の機能が欠如しているプラスミ
    ドである特許請求の範囲第5項記載の方法。
  8. (8)上記プラスミドがpPLT4TNFST8または
    pT4TNFST8で表わされるプラスミドである特許
    請求の範囲第5項記載の方法。
  9. (9)上記プラスミドがpT4TNFST8rop^−
    で表わされるプラスミドである特許請求の範囲第6項記
    載の方法。
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