JPS628001B2 - - Google Patents
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- JPS628001B2 JPS628001B2 JP4129381A JP4129381A JPS628001B2 JP S628001 B2 JPS628001 B2 JP S628001B2 JP 4129381 A JP4129381 A JP 4129381A JP 4129381 A JP4129381 A JP 4129381A JP S628001 B2 JPS628001 B2 JP S628001B2
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- JP
- Japan
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- coil
- case
- transformer
- inner coil
- drying
- Prior art date
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Links
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F41/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
- H01F41/02—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
- H01F41/04—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets for manufacturing coils
- H01F41/12—Insulating of windings
- H01F41/125—Other insulating structures; Insulating between coil and core, between different winding sections, around the coil
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Insulating Of Coils (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は変圧器の鉄心に巻装したコイルをケー
ス内において真空状態で加熱乾燥させたあと、絶
縁油をケース内に真空注油せしめてコイルの乾燥
時間の短縮とコイルの絶縁性能を向上させるよう
にした変圧器コイルの乾燥方法に関するものであ
る。
ス内において真空状態で加熱乾燥させたあと、絶
縁油をケース内に真空注油せしめてコイルの乾燥
時間の短縮とコイルの絶縁性能を向上させるよう
にした変圧器コイルの乾燥方法に関するものであ
る。
従来、配電用変圧器は、巻回されたコイルをワ
ニス処理する代りに、絶縁紙の片面あるいは両面
に樹脂接着剤を不連続に塗布した樹脂接着剤塗布
絶縁紙をコイル導体間に介在させて巻回した高圧
コイルと低圧コイルからなるコイルを鉄心に組み
込んで乾燥室で1〜2日ぐらいかけて所要の温度
で加熱乾燥(この際、絶縁紙に塗布された樹脂接
着剤は加熱硬化されて絶縁紙とコイル導体とを強
固に接着させる)させてから、上記コイルを変圧
器のケース内に収納し、高圧コイルのリード線は
高圧ブツシングによりケースの外部に引出し、低
圧コイルのリード線は低圧ブツシングによりケー
スの外部に引出したあと、ケース内を適当な真空
度に保つて絶縁油を真空注油させて製作してい
た。然るに、この製作方法において、コイルの乾
燥は乾燥室で1日以上かけて鉄心を含めてコイル
全体を乾燥させていたので、コイルの乾燥室への
出し入れと合わせて乾燥時間が長くかかるため、
変圧器の製作は必然的に非能率的となつて量産化
を阻害し変圧器のコストを高くする大きな要因と
なつていた。又、乾燥を終えたコイルは、乾燥室
より出したあとケースに収納して絶縁油を真空注
油するまでの間は大気にさらされているため、こ
の間に絶縁紙の樹脂接着剤の塗布されていない個
所から絶縁紙内に湿気が侵入してコイルの絶縁性
能を著しく低下させる恐れがあつた。
ニス処理する代りに、絶縁紙の片面あるいは両面
に樹脂接着剤を不連続に塗布した樹脂接着剤塗布
絶縁紙をコイル導体間に介在させて巻回した高圧
コイルと低圧コイルからなるコイルを鉄心に組み
込んで乾燥室で1〜2日ぐらいかけて所要の温度
で加熱乾燥(この際、絶縁紙に塗布された樹脂接
着剤は加熱硬化されて絶縁紙とコイル導体とを強
固に接着させる)させてから、上記コイルを変圧
器のケース内に収納し、高圧コイルのリード線は
高圧ブツシングによりケースの外部に引出し、低
圧コイルのリード線は低圧ブツシングによりケー
スの外部に引出したあと、ケース内を適当な真空
度に保つて絶縁油を真空注油させて製作してい
た。然るに、この製作方法において、コイルの乾
燥は乾燥室で1日以上かけて鉄心を含めてコイル
全体を乾燥させていたので、コイルの乾燥室への
出し入れと合わせて乾燥時間が長くかかるため、
変圧器の製作は必然的に非能率的となつて量産化
を阻害し変圧器のコストを高くする大きな要因と
なつていた。又、乾燥を終えたコイルは、乾燥室
より出したあとケースに収納して絶縁油を真空注
油するまでの間は大気にさらされているため、こ
の間に絶縁紙の樹脂接着剤の塗布されていない個
所から絶縁紙内に湿気が侵入してコイルの絶縁性
能を著しく低下させる恐れがあつた。
本発明は上述の欠点を除去して、変圧器のコイ
ルの乾燥を効率的に行うことにより、コイルの乾
燥後その絶縁が吸湿により低下するのを防ぐと共
に、変圧器を量産可能として経済的に製作し得る
ようにした変圧器の乾燥方法を提供するもので、
以下本発明の実施例を図により説明すると、1は
変圧器のコイル2と変圧器の鉄心3とからなる変
圧器本体で、コイル2は内側コイルa(低圧側コ
イル)と外側コイルb(高圧側コイル)とからな
り、これらコイルa,bは絶縁紙の両面又は片面
に樹脂接着剤を半硬化の状態で不連続に塗布した
B−ステイジ状態の層間絶縁紙をコイル導体の間
に介在させて巻回形成したあと、このコイル2を
鉄心3に同心配置させてコイル2を鉄心3との間
に図示しない絶縁材を打込んで固定する。4は鉄
心3上に取付けられたタツプ切換え板で、コイル
2の外側コイルbから導出したタツプ導線をタツ
プ切換え板4に設けた所定のタツプ接続金具に接
続させる。5は変圧器のケース、6,7はケース
5の上部において互いに相反する方向に取付けら
れた高圧ブツシングと低圧ブツシングで、コイル
2の外側コイルbから引出されたリード線8はタ
ツプ切換え板4に掛止した状態で高圧ブツシング
6に、又、内側コイルaから引出された低圧側の
リード線9は低圧ブツシング7にそれぞれ接続さ
れる。10はケース5内を真空状態にする場合に
使用する上記ケース5の上部開口端を被覆する仮
蓋で、この仮蓋には真空ポンプ11に接続された
パイプ12と、油タンク13に接続されたパイプ
14とがそれぞれケース5内に連通可能となつて
取付られている。15,16は上記各パイプ1
2,14の配管途中に設けたバルブである。
ルの乾燥を効率的に行うことにより、コイルの乾
燥後その絶縁が吸湿により低下するのを防ぐと共
に、変圧器を量産可能として経済的に製作し得る
ようにした変圧器の乾燥方法を提供するもので、
以下本発明の実施例を図により説明すると、1は
変圧器のコイル2と変圧器の鉄心3とからなる変
圧器本体で、コイル2は内側コイルa(低圧側コ
イル)と外側コイルb(高圧側コイル)とからな
り、これらコイルa,bは絶縁紙の両面又は片面
に樹脂接着剤を半硬化の状態で不連続に塗布した
B−ステイジ状態の層間絶縁紙をコイル導体の間
に介在させて巻回形成したあと、このコイル2を
鉄心3に同心配置させてコイル2を鉄心3との間
に図示しない絶縁材を打込んで固定する。4は鉄
心3上に取付けられたタツプ切換え板で、コイル
2の外側コイルbから導出したタツプ導線をタツ
プ切換え板4に設けた所定のタツプ接続金具に接
続させる。5は変圧器のケース、6,7はケース
5の上部において互いに相反する方向に取付けら
れた高圧ブツシングと低圧ブツシングで、コイル
2の外側コイルbから引出されたリード線8はタ
ツプ切換え板4に掛止した状態で高圧ブツシング
6に、又、内側コイルaから引出された低圧側の
リード線9は低圧ブツシング7にそれぞれ接続さ
れる。10はケース5内を真空状態にする場合に
使用する上記ケース5の上部開口端を被覆する仮
蓋で、この仮蓋には真空ポンプ11に接続された
パイプ12と、油タンク13に接続されたパイプ
14とがそれぞれケース5内に連通可能となつて
取付られている。15,16は上記各パイプ1
2,14の配管途中に設けたバルブである。
今、鉄心3と巻線2の組立を終つた変圧器本体
1をケース5内に収納固定し、コイル2の内側コ
イルaから引出されたリード線9を低圧ブツシン
グ7に、外側コイルbからタツプ切換え板4を経
て引出されたリード線8はブツシング6にそれぞ
れ接続したあと、ケース5の上部開口端に仮蓋1
0をパツキンを介して気密に被着する。次にコイ
ル2の外側コイルbを高圧ブツシング6側におい
て短絡させ、他方、内側コイルaは低圧ブツシン
グ7から引出された一方の引出し線cを直流電源
17並びに図示しない変圧器等公知の電圧変更手
段を介して交流電源18にそれぞれ接続し、もう
一方の引出し線dは直流電源17と交流電源18
との切換えを行う切換スイツチ19に接続させ
る。このあと真空ポンプ11個のバルブ15を開放
して真空ポンプ11を運転させてケース5内を適
当な真空度(通常0.1〜0.01mmHg程度)に保持さ
せると同時に、切換スイツチ19を直流電源17
側に投入してコイル2の内側コイルaのみに変圧
器の定格電流にほぼ等しい直流電流を流す。(こ
れは内側コイルaが鉄心3に近いため、内側コイ
ルaを加温させる熱が鉄心3に奪われて内側コイ
ルaは外側コイルbに較べて温度の上昇が遅いの
で、了じめ内側コイルaのみを予熱させるためで
ある)この結果、側コイルaは直流電流により発
熱して徐々に加温される。そして内側コイルaの
温度が約80℃程度に達したら切換スイツチ19を
直流電源17側から交流電源18側に切換えて内
側コイルaに直流電流に代えて交流電流を通電さ
せる。この際、内側コイルに供給される電流は変
圧器の定格によつて異なるため、図示しない変圧
器によつて外側コイルbに誘起される電圧を調節
して上記内側コイルaにこのコイルを用いた変圧
器の定格電流にほぼ等しい電流を流す。内側コイ
ルaに交流電流が通電されると、予じめ直流電流
によつて加温された内側コイルaは発熱状態が維
持されて加温されると共に、外側コイルbには交
流の通電により電圧が誘起されて短絡電流が流れ
ることとなり、内側コイルbと同様に発熱して加
温され、内側コイルaと外側コイルbの温度が約
120℃に達すると、内、外両コイルa,bの層間
絶縁紙に塗布された半硬化状態の樹脂接着剤は加
熱硬化されてこの層間絶縁紙とコイル導体とを強
固に接着させると同時に内、外両コイルa,bを
ほぼ同一の温度で乾燥を行う。そしてコイル2の
乾燥は内、外両コイルa,bの平均温度が約130
〜150℃程度に達したら内側コイルaへの通電を
停止する。コイル2の乾燥後は、引続いてケース
5内を適度に真空排気させながらバルブ16を開
放して油タンク13から充分に脱気し適度に加熱
した絶縁油をケース5内に徐々に注入して真空注
油を行う。絶縁油を一定量ケース5内に注入した
あとは真空ポンプ11を停止させ、仮蓋10を外
して正規の図示しないカバーをケース5の上部開
口端に被着せしめればよい。このように、変圧器
のコイル2は一旦ケース5に収納したあとは適度
な真空度で乾燥し、しかも注油を行うため、コイ
ル2内に湿気が侵入してコイルの絶縁を低下させ
るということは全くない。
1をケース5内に収納固定し、コイル2の内側コ
イルaから引出されたリード線9を低圧ブツシン
グ7に、外側コイルbからタツプ切換え板4を経
て引出されたリード線8はブツシング6にそれぞ
れ接続したあと、ケース5の上部開口端に仮蓋1
0をパツキンを介して気密に被着する。次にコイ
ル2の外側コイルbを高圧ブツシング6側におい
て短絡させ、他方、内側コイルaは低圧ブツシン
グ7から引出された一方の引出し線cを直流電源
17並びに図示しない変圧器等公知の電圧変更手
段を介して交流電源18にそれぞれ接続し、もう
一方の引出し線dは直流電源17と交流電源18
との切換えを行う切換スイツチ19に接続させ
る。このあと真空ポンプ11個のバルブ15を開放
して真空ポンプ11を運転させてケース5内を適
当な真空度(通常0.1〜0.01mmHg程度)に保持さ
せると同時に、切換スイツチ19を直流電源17
側に投入してコイル2の内側コイルaのみに変圧
器の定格電流にほぼ等しい直流電流を流す。(こ
れは内側コイルaが鉄心3に近いため、内側コイ
ルaを加温させる熱が鉄心3に奪われて内側コイ
ルaは外側コイルbに較べて温度の上昇が遅いの
で、了じめ内側コイルaのみを予熱させるためで
ある)この結果、側コイルaは直流電流により発
熱して徐々に加温される。そして内側コイルaの
温度が約80℃程度に達したら切換スイツチ19を
直流電源17側から交流電源18側に切換えて内
側コイルaに直流電流に代えて交流電流を通電さ
せる。この際、内側コイルに供給される電流は変
圧器の定格によつて異なるため、図示しない変圧
器によつて外側コイルbに誘起される電圧を調節
して上記内側コイルaにこのコイルを用いた変圧
器の定格電流にほぼ等しい電流を流す。内側コイ
ルaに交流電流が通電されると、予じめ直流電流
によつて加温された内側コイルaは発熱状態が維
持されて加温されると共に、外側コイルbには交
流の通電により電圧が誘起されて短絡電流が流れ
ることとなり、内側コイルbと同様に発熱して加
温され、内側コイルaと外側コイルbの温度が約
120℃に達すると、内、外両コイルa,bの層間
絶縁紙に塗布された半硬化状態の樹脂接着剤は加
熱硬化されてこの層間絶縁紙とコイル導体とを強
固に接着させると同時に内、外両コイルa,bを
ほぼ同一の温度で乾燥を行う。そしてコイル2の
乾燥は内、外両コイルa,bの平均温度が約130
〜150℃程度に達したら内側コイルaへの通電を
停止する。コイル2の乾燥後は、引続いてケース
5内を適度に真空排気させながらバルブ16を開
放して油タンク13から充分に脱気し適度に加熱
した絶縁油をケース5内に徐々に注入して真空注
油を行う。絶縁油を一定量ケース5内に注入した
あとは真空ポンプ11を停止させ、仮蓋10を外
して正規の図示しないカバーをケース5の上部開
口端に被着せしめればよい。このように、変圧器
のコイル2は一旦ケース5に収納したあとは適度
な真空度で乾燥し、しかも注油を行うため、コイ
ル2内に湿気が侵入してコイルの絶縁を低下させ
るということは全くない。
尚、本発明は、内側コイルaは低圧コイルとな
し、外側コイルbは高圧コイルとした例について
説明したが、内側コイルaが高圧コイルで、外側
コイルbが低圧コイルとした変圧器のコイルでも
よく、要は、外側となるコイルを短絡させ、内側
となるコイルのみを各種電源に接続して内、外両
コイルを同時に乾燥させるようにしてもよいこと
は勿論である。
し、外側コイルbは高圧コイルとした例について
説明したが、内側コイルaが高圧コイルで、外側
コイルbが低圧コイルとした変圧器のコイルでも
よく、要は、外側となるコイルを短絡させ、内側
となるコイルのみを各種電源に接続して内、外両
コイルを同時に乾燥させるようにしてもよいこと
は勿論である。
本発明は上述のように、変圧器本体を予備乾燥
を行うことなくケース内に収納してこのケース内
を適当な真空度に保持させて内側コイルと外側コ
イルとからなる変圧器コイルの外側コイルを短絡
させて内側コイルのみに直流電流を最初に通電さ
せて内側コイルのみを一定温度まで加温させてか
らこの内側コイルに直流電流に代えて交流電流を
通電させて内、外両コイルを最終的にほぼ同一温
度に近い状態で乾燥させ、このあと絶縁油をケー
ス内に真空状態のままで注油させるようにしたも
ので、従来のように、鉄心に組み込まれたコイル
を鉄心と共に1〜2日かけて乾燥室で乾燥したあ
と、附属品を取付け、コイルのリード線をブツシ
ングに接続したあと真空注油を行つて変圧器を製
作するようにしたものと全く異なり、本発明は、
上述の如く、コイルを鉄心に組んだあと、ケース
に入れてリード線をブツシングに接続してからケ
ース内を真空引きして適度な真度に保ちながら予
じめ外側コイルを短絡させ、内側コイルのみに直
流電流を流したあと引続いて交流電流を通電させ
て内、外両コイルをほぼ同一の温度で乾燥させ、
ことあとコイル自体を大気に触れさせることなく
真空注油させるため、変圧器コイルの乾燥は、真
空状態の中でコイルのうち内側コイルのみに直流
および交流の各電流を通電させて変圧器のコイル
をコイル導体自体の発熱により加温させるので、
従来のように、コイルを鉄心を含めて外側から乾
燥させる場合に較べ、鉄心は全く加熱する必要が
ないのでコイルの乾燥時間を著しく短縮させるこ
とが出来ると共に、コイルへの通電は直流電流と
交流電流との使用により、とかく鉄心に近いため
加温に時間のかかる内側コイルを外側コイルとほ
ぼ同程度の温度で加温させて乾燥させることが出
来るので、従来のようにコイルを外側から加温さ
せて乾燥する場合の如く、内、外両コイルに温度
差が生じてコイルに乾燥むらを生じせしめてコイ
ルの温乾燥、あるいは乾燥不足によりコイルの絶
縁性能を低下させるということは全くなく、本発
明は内、外両コイルをほぼ同程度の温度で乾燥で
きるので、乾燥時間の短縮と合せて絶縁性能の優
れた変圧器を得ることが可能となる。又、乾燥を
終えたコイルはケースの外に出すことなく真空注
油を行つて絶縁油の中に浸漬させるため、従来の
ように、乾燥後、コイルを一度大気中に出して附
属品の取付けや、リード線の接続等を行つている
間に湿気がコイル内に侵入して絶縁性能を低下さ
せるということも全くなく、絶縁性能の優れた変
圧器が得られる。更に、本発明の乾燥方法によれ
ば、変圧器の組立に際しては、従来のように、コ
イルを乾燥室に出し入れするようなことは全くせ
ず、本発明は一旦ケース内に収納したらそのまま
の状態で乾燥−注油−正規なカバーによるケース
の密封を行うため、変圧器の組立作業を乾燥時間
の短縮と合せて迅速に行い得、変圧器の量産化を
可能となして変圧器の製作コストを低減して経済
的に製作することが出来るという幾多の著しい特
長を有するものである。
を行うことなくケース内に収納してこのケース内
を適当な真空度に保持させて内側コイルと外側コ
イルとからなる変圧器コイルの外側コイルを短絡
させて内側コイルのみに直流電流を最初に通電さ
せて内側コイルのみを一定温度まで加温させてか
らこの内側コイルに直流電流に代えて交流電流を
通電させて内、外両コイルを最終的にほぼ同一温
度に近い状態で乾燥させ、このあと絶縁油をケー
ス内に真空状態のままで注油させるようにしたも
ので、従来のように、鉄心に組み込まれたコイル
を鉄心と共に1〜2日かけて乾燥室で乾燥したあ
と、附属品を取付け、コイルのリード線をブツシ
ングに接続したあと真空注油を行つて変圧器を製
作するようにしたものと全く異なり、本発明は、
上述の如く、コイルを鉄心に組んだあと、ケース
に入れてリード線をブツシングに接続してからケ
ース内を真空引きして適度な真度に保ちながら予
じめ外側コイルを短絡させ、内側コイルのみに直
流電流を流したあと引続いて交流電流を通電させ
て内、外両コイルをほぼ同一の温度で乾燥させ、
ことあとコイル自体を大気に触れさせることなく
真空注油させるため、変圧器コイルの乾燥は、真
空状態の中でコイルのうち内側コイルのみに直流
および交流の各電流を通電させて変圧器のコイル
をコイル導体自体の発熱により加温させるので、
従来のように、コイルを鉄心を含めて外側から乾
燥させる場合に較べ、鉄心は全く加熱する必要が
ないのでコイルの乾燥時間を著しく短縮させるこ
とが出来ると共に、コイルへの通電は直流電流と
交流電流との使用により、とかく鉄心に近いため
加温に時間のかかる内側コイルを外側コイルとほ
ぼ同程度の温度で加温させて乾燥させることが出
来るので、従来のようにコイルを外側から加温さ
せて乾燥する場合の如く、内、外両コイルに温度
差が生じてコイルに乾燥むらを生じせしめてコイ
ルの温乾燥、あるいは乾燥不足によりコイルの絶
縁性能を低下させるということは全くなく、本発
明は内、外両コイルをほぼ同程度の温度で乾燥で
きるので、乾燥時間の短縮と合せて絶縁性能の優
れた変圧器を得ることが可能となる。又、乾燥を
終えたコイルはケースの外に出すことなく真空注
油を行つて絶縁油の中に浸漬させるため、従来の
ように、乾燥後、コイルを一度大気中に出して附
属品の取付けや、リード線の接続等を行つている
間に湿気がコイル内に侵入して絶縁性能を低下さ
せるということも全くなく、絶縁性能の優れた変
圧器が得られる。更に、本発明の乾燥方法によれ
ば、変圧器の組立に際しては、従来のように、コ
イルを乾燥室に出し入れするようなことは全くせ
ず、本発明は一旦ケース内に収納したらそのまま
の状態で乾燥−注油−正規なカバーによるケース
の密封を行うため、変圧器の組立作業を乾燥時間
の短縮と合せて迅速に行い得、変圧器の量産化を
可能となして変圧器の製作コストを低減して経済
的に製作することが出来るという幾多の著しい特
長を有するものである。
第1図は本発明の変圧器コイルの乾燥方法を説
明するための変圧器の概略断面図、第2図は変圧
器コイルを乾燥する場合の電気結線図である。 2……コイル、3……鉄心、5……ケース、1
1……真空ポンプ、12,14……パイプ、13
……油タンク、a……内側コイル、b……外側コ
イル。
明するための変圧器の概略断面図、第2図は変圧
器コイルを乾燥する場合の電気結線図である。 2……コイル、3……鉄心、5……ケース、1
1……真空ポンプ、12,14……パイプ、13
……油タンク、a……内側コイル、b……外側コ
イル。
Claims (1)
- 1 内側コイルと外側コイルとを鉄心に同心配置
させて設けた変圧器本体をケースに収納し、上記
内側コイルと外側コイルから導出したリード線を
ケースに取付けたブツシングに接続させてこのケ
ースの上端開口部に真空ポンプと油タンクとに連
結されるパイプを備えた仮蓋を被着し、上記ケー
ス内を真空ポンプにより真空に保持させたままの
状態で上記外側コイルを短絡させてから内側コイ
ルに直流電流を流して内側コイルを加温させ、次
にこの内側コイルに直流電流にかえて交流電流を
流して内側コイルと外側コイルとを加温させて乾
燥させ、このあと真空排気を続けながらケース内
に油タンクより絶縁油を真空注油せしめて成る変
圧器コイルの乾燥方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4129381A JPS57154816A (en) | 1981-03-19 | 1981-03-19 | Drying method for coil of transformer |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4129381A JPS57154816A (en) | 1981-03-19 | 1981-03-19 | Drying method for coil of transformer |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57154816A JPS57154816A (en) | 1982-09-24 |
| JPS628001B2 true JPS628001B2 (ja) | 1987-02-20 |
Family
ID=12604398
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4129381A Granted JPS57154816A (en) | 1981-03-19 | 1981-03-19 | Drying method for coil of transformer |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57154816A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CZ296883B6 (cs) * | 1999-08-20 | 2006-07-12 | E T S-C S. R. O. | Zpusob vysousení pevné izolace vinutí výkonových transformátoru a zarízení k provádení tohoto zpusobu |
| KR100434765B1 (ko) * | 2004-01-12 | 2004-06-09 | 이종문 | 변압기 장치 및 변압기 장치의 제조방법 |
-
1981
- 1981-03-19 JP JP4129381A patent/JPS57154816A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57154816A (en) | 1982-09-24 |
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