JPS6283401A - 電磁クラツチおよびブレ−キ用磁性粉末とその製造方法 - Google Patents
電磁クラツチおよびブレ−キ用磁性粉末とその製造方法Info
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- JPS6283401A JPS6283401A JP60221975A JP22197585A JPS6283401A JP S6283401 A JPS6283401 A JP S6283401A JP 60221975 A JP60221975 A JP 60221975A JP 22197585 A JP22197585 A JP 22197585A JP S6283401 A JPS6283401 A JP S6283401A
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Landscapes
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- Soft Magnetic Materials (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
1)発明の属する技術分野
この発明は、内燃機関等の原動機に発生する動力を伝達
制御する磁粉式電磁クラッチあるいはブレーキにおいて
動力伝達の媒体として使用される磁性粉末に関する。
制御する磁粉式電磁クラッチあるいはブレーキにおいて
動力伝達の媒体として使用される磁性粉末に関する。
2)従来技術と問題点
内燃機関等に発生する動力は、流体継手や電磁クラッチ
等の動力伝達装置を介して伝達制御されて利用されてい
る。
等の動力伝達装置を介して伝達制御されて利用されてい
る。
この種の動力伝達装置には、機能上、伝達制御が容易に
なされるとともに伝達効率が良好であることが要求され
、自動車等においては、特にイーシイドライブの観点か
ら、動力伝達媒体として流体のみを使用する流体式トル
クコンバータが多用されている。この種の流体式トルク
コンバータは、動力側と負荷側との回転数比に応じて変
速制御が可能であり、また、流体を介して動力が伝達さ
れるだめに衝撃力の発生がない等の特徴を有しているが
、動力側と負荷側とに滑りを伴うために動力伝達効率お
よび応答性の点で若干の難点を有している。
なされるとともに伝達効率が良好であることが要求され
、自動車等においては、特にイーシイドライブの観点か
ら、動力伝達媒体として流体のみを使用する流体式トル
クコンバータが多用されている。この種の流体式トルク
コンバータは、動力側と負荷側との回転数比に応じて変
速制御が可能であり、また、流体を介して動力が伝達さ
れるだめに衝撃力の発生がない等の特徴を有しているが
、動力側と負荷側とに滑りを伴うために動力伝達効率お
よび応答性の点で若干の難点を有している。
一方、近年、磁性粉末を動力側と負荷側との間に介在さ
せ、これを磁化させて動力(1〜ルク)伝達の媒体とす
る磁粉式電磁クラッチやブレーキが提案され一部実用に
供されている。この種の磁粉式電磁クラッチ等は、原理
的には励磁電流の大きさに比例したトルク伝達容量を得
ることができ、無段階でのトルク伝達制御をおこなうこ
とができる利点を有している。従来この種の電磁クラッ
チには、動力伝達媒体として粒径が250メツシユ以下
の5tJS410が使用されているが、磁粉式電磁クラ
ッチに従来使用されているこの種の鉄粉は、保磁力およ
び鉄損が大きく、励磁電流の通電を停止したときにも残
留磁気を示し、粉末の分散特性や流動特性が充分に得ら
れず、また、粉末か微粉化され易く伝達トルクの応答に
経時変化が生じ、良好な動力伝達制御の応答特性を得る
」−で難点を有している。
せ、これを磁化させて動力(1〜ルク)伝達の媒体とす
る磁粉式電磁クラッチやブレーキが提案され一部実用に
供されている。この種の磁粉式電磁クラッチ等は、原理
的には励磁電流の大きさに比例したトルク伝達容量を得
ることができ、無段階でのトルク伝達制御をおこなうこ
とができる利点を有している。従来この種の電磁クラッ
チには、動力伝達媒体として粒径が250メツシユ以下
の5tJS410が使用されているが、磁粉式電磁クラ
ッチに従来使用されているこの種の鉄粉は、保磁力およ
び鉄損が大きく、励磁電流の通電を停止したときにも残
留磁気を示し、粉末の分散特性や流動特性が充分に得ら
れず、また、粉末か微粉化され易く伝達トルクの応答に
経時変化が生じ、良好な動力伝達制御の応答特性を得る
」−で難点を有している。
3)発明の目的
この発明は、上記に鑑み、改良された磁粉式電磁クラッ
チまたはブレーキ用磁性粉末を提供することを目的とし
てなされてものである。
チまたはブレーキ用磁性粉末を提供することを目的とし
てなされてものである。
4)発明の構成および効果
この発明では磁粉式電磁クラッチあるいはブレーキに使
用する磁性粉末として、硬度Hv 700以上の非晶質
合金粉末でなり、Hつ該非晶質合金粉末が長径10〜1
50μm、アスペクト比6以下であり外周に角部を有さ
ない板状または種球状の非晶質金属粉末を用いることで
、上記の目的を達成する。
用する磁性粉末として、硬度Hv 700以上の非晶質
合金粉末でなり、Hつ該非晶質合金粉末が長径10〜1
50μm、アスペクト比6以下であり外周に角部を有さ
ない板状または種球状の非晶質金属粉末を用いることで
、上記の目的を達成する。
溶融金属を急冷凝固させて得られる非晶質合金は、磁気
的、化学的、機械的特性において特異な特性を示すこと
から各種の機能材料として注目されている。特に磁気的
特性に関しては、結晶異方性を示さないので軟質磁性材
料として注1」され、特にFe系非晶質合金は高磁束密
度、低保磁力、低鉄損などの特性を示し、また、CO系
非晶質合金は高透磁率、低保磁力、低鉄損などの特性を
示−3= す材料として電子材料として実用化が進められている。
的、化学的、機械的特性において特異な特性を示すこと
から各種の機能材料として注目されている。特に磁気的
特性に関しては、結晶異方性を示さないので軟質磁性材
料として注1」され、特にFe系非晶質合金は高磁束密
度、低保磁力、低鉄損などの特性を示し、また、CO系
非晶質合金は高透磁率、低保磁力、低鉄損などの特性を
示−3= す材料として電子材料として実用化が進められている。
発明者等は、この種の非晶質磁性合金を粉末とし粉末粒
の形状調整をおこない所定の粒状体とした非晶質合金粉
末か、磁粉式電磁クラッチおよびブレーキ用磁性粉末と
して有効であることを見出した。
の形状調整をおこない所定の粒状体とした非晶質合金粉
末か、磁粉式電磁クラッチおよびブレーキ用磁性粉末と
して有効であることを見出した。
磁粉式電磁クラッチおよびブレーキ(以下、磁粉式電磁
クラッチおよびブレーキを単に磁粉式電磁クラッチとい
う。)においては、動力伝達媒体となる磁性粉末の磁気
的および機械的特性ならびに磁性粉末の形状が極めて重
要である。即ち、磁粉式電磁クラッチに使用される磁性
粉末は、動力側と負荷側との間で励磁電流により磁化さ
れて凝集固着し、動力側からの動力を負荷側に伝達する
機能を果たす。したがって、この種の磁性粉末には、■
飽和磁束密度が大きいこと、■励磁電流により容易に磁
化されること、が必要である。また、磁性粉末は磁界中
において複雑に運動するので磁化の反転が容易になされ
ることおよび励磁電流の通電を停止したときには完全に
消磁された状態になることが必要である。したがって、
この種用途の磁性粉末は、■鉄損が少なく、保磁力(t
ie)の小さいものであること が必要である。
クラッチおよびブレーキを単に磁粉式電磁クラッチとい
う。)においては、動力伝達媒体となる磁性粉末の磁気
的および機械的特性ならびに磁性粉末の形状が極めて重
要である。即ち、磁粉式電磁クラッチに使用される磁性
粉末は、動力側と負荷側との間で励磁電流により磁化さ
れて凝集固着し、動力側からの動力を負荷側に伝達する
機能を果たす。したがって、この種の磁性粉末には、■
飽和磁束密度が大きいこと、■励磁電流により容易に磁
化されること、が必要である。また、磁性粉末は磁界中
において複雑に運動するので磁化の反転が容易になされ
ることおよび励磁電流の通電を停止したときには完全に
消磁された状態になることが必要である。したがって、
この種用途の磁性粉末は、■鉄損が少なく、保磁力(t
ie)の小さいものであること が必要である。
更に、磁粉式電磁クラッチに使用される磁性粉末は、励
磁電流のON 、OFFに際して速やかに凝集固着と解
離離散することが必要であり、したがって、■良好な流
動特性を有すること、 および■耐久寿命の観点から高
度な耐摩耗特性と耐蝕特性とを有することが要求されさ
る。
磁電流のON 、OFFに際して速やかに凝集固着と解
離離散することが必要であり、したがって、■良好な流
動特性を有すること、 および■耐久寿命の観点から高
度な耐摩耗特性と耐蝕特性とを有することが要求されさ
る。
磁粉式電磁クラッチ用磁性粉末には上記の如く種々の特
性が要求されるが、非晶質磁性合金は、前記する如くで
、その磁気特性が良好である−1−に、硬度が高く耐摩
耗性や耐蝕特性が良好である。
性が要求されるが、非晶質磁性合金は、前記する如くで
、その磁気特性が良好である−1−に、硬度が高く耐摩
耗性や耐蝕特性が良好である。
本発明では、磁粉式電磁クラッチ用磁性粉末として、硬
度Hv 700以上の非晶質磁性合金を使用し、これを
長径10〜150μm、アスペクト比6以下で且つ角部
のないラウンドな外周面を有する板状または接床状粉末
として使用する。
度Hv 700以上の非晶質磁性合金を使用し、これを
長径10〜150μm、アスペクト比6以下で且つ角部
のないラウンドな外周面を有する板状または接床状粉末
として使用する。
非晶質磁性合金粉末の硬度がHv 700未満である場
合には、粉末の耐摩耗特性が充分でなく磁粉式電磁クラ
ッチ用磁性粉末として充分な耐久性が得られない。また
、本発明において、非晶質合金粉末の形状および粒径は
粉末の流動性に影響するので特性上重要である。非晶質
合金粉末粒子の長径が10μm未満である場合あるいは
150μmを超える場合には粉末の流動特性が悪くなり
、トルク切れが悪くなり所望の特性が得られなくなるの
で、本発明では非晶質合金粉末の長径を10μm1〜1
50μmの範囲とする。また、非晶質合金粉末の形状が
鱗ノ4状あるいは板状である場合、そのアスペク1〜比
か過度に大きいときにも粉末の流動特性が悪くなる。し
たがって、本発明では粉末形状のアスペク1〜比を8以
下、好ましくは6以下とする。
合には、粉末の耐摩耗特性が充分でなく磁粉式電磁クラ
ッチ用磁性粉末として充分な耐久性が得られない。また
、本発明において、非晶質合金粉末の形状および粒径は
粉末の流動性に影響するので特性上重要である。非晶質
合金粉末粒子の長径が10μm未満である場合あるいは
150μmを超える場合には粉末の流動特性が悪くなり
、トルク切れが悪くなり所望の特性が得られなくなるの
で、本発明では非晶質合金粉末の長径を10μm1〜1
50μmの範囲とする。また、非晶質合金粉末の形状が
鱗ノ4状あるいは板状である場合、そのアスペク1〜比
か過度に大きいときにも粉末の流動特性が悪くなる。し
たがって、本発明では粉末形状のアスペク1〜比を8以
下、好ましくは6以下とする。
更に、本発明の磁粉式電磁クラッチ用非晶質磁性合金粉
末は外周に鋭い角部を有さないように処理され、丸みを
もったラウンドな外表面とされている。したがって、粉
末粒子の流動性が改善され、磁粉式電磁クラッチ用磁性
粉末として要求される前記の諸特性を兼備するものとさ
れている。
末は外周に鋭い角部を有さないように処理され、丸みを
もったラウンドな外表面とされている。したがって、粉
末粒子の流動性が改善され、磁粉式電磁クラッチ用磁性
粉末として要求される前記の諸特性を兼備するものとさ
れている。
本発明の磁粉式電磁クラッチ用磁性粉末は、例えば次の
手段により製造される。
手段により製造される。
非晶質合金は、溶融金属を急冷凝固させて得られもので
あるが、溶融金属から直接本発明の要件を兼備する非晶
質合金粉末を得ることはできない。
あるが、溶融金属から直接本発明の要件を兼備する非晶
質合金粉末を得ることはできない。
本発明の非晶質磁性合金粉末は、単ロール法、キャビテ
ーション法、あるいは水アトマイズ法等の従来公知の方
法によりリボン状、鱗片状あるいは粒状の非晶質合金を
得て後、必要により破砕処理を施し素材粉末を得る工程
、ついで素材粉末を回転ミル装置、振動ミル装置、ジェ
ットミル装置あるいは乳鉢等を用いて粉末同士を衝突摩
耗させる摩砕処理により素材粉末外周面の角部を摩滅さ
せ外周面をラウンド状にした後、所望の粒径の粉末を分
級収容する工程により得られる。
ーション法、あるいは水アトマイズ法等の従来公知の方
法によりリボン状、鱗片状あるいは粒状の非晶質合金を
得て後、必要により破砕処理を施し素材粉末を得る工程
、ついで素材粉末を回転ミル装置、振動ミル装置、ジェ
ットミル装置あるいは乳鉢等を用いて粉末同士を衝突摩
耗させる摩砕処理により素材粉末外周面の角部を摩滅さ
せ外周面をラウンド状にした後、所望の粒径の粉末を分
級収容する工程により得られる。
ここで、本発明で採用される非晶質合金粉末の組成とし
ては、 Co75Fe5S」4I3□5 C0GII +B F e4 +2S 115 B 、
zCO,,3Fe4.7S]□SB□。
ては、 Co75Fe5S」4I3□5 C0GII +B F e4 +2S 115 B 、
zCO,,3Fe4.7S]□SB□。
CO□I]Si、。B工。
Cor、6Fe、Cr、5j5B、5
C066、e F e4+ !、 N ]]1 N b
2 H2S 11 D B 15Co9.Zr1o(数
字は原子%を示す。以下、同じ)等に代表されるCO基
非晶質合金、あるいはF e7s S i□o B 、
5 F e、2Co8S i、B □5 Fe7r、Cr6Sj4B14 Fe□5Cr6Nb1Si、、B、4 F Q 76 M O6S ]、4 B i4F e7
B S Ig B H−3 F e7 B S 11 。B 12 F e7 g 8158 □B Fe8□5j4B13C2 Fe4oNj4oP□6B6 F e+; 2 N is、 6 S 1BB 1.4
Fe、。Ze、。
2 H2S 11 D B 15Co9.Zr1o(数
字は原子%を示す。以下、同じ)等に代表されるCO基
非晶質合金、あるいはF e7s S i□o B 、
5 F e、2Co8S i、B □5 Fe7r、Cr6Sj4B14 Fe□5Cr6Nb1Si、、B、4 F Q 76 M O6S ]、4 B i4F e7
B S Ig B H−3 F e7 B S 11 。B 12 F e7 g 8158 □B Fe8□5j4B13C2 Fe4oNj4oP□6B6 F e+; 2 N is、 6 S 1BB 1.4
Fe、。Ze、。
等に代表されるFe基非晶質合金等の磁性合金を使用す
ることができる。
ることができる。
なお、磁粉式電磁クラッチあるいはブレーキは、その使
用目的により高トルク用と低トルク用とがある。低トル
ク用の場合には磁性粉末に高磁束密度が要求されないの
で高透磁率で低鉄損の特性の良好なCO基非晶質合金粉
末を採用が好適であり、高トルク用の場合には飽和磁束
密度の高いFe基非晶質合金粉末の採用が望ましい。
用目的により高トルク用と低トルク用とがある。低トル
ク用の場合には磁性粉末に高磁束密度が要求されないの
で高透磁率で低鉄損の特性の良好なCO基非晶質合金粉
末を採用が好適であり、高トルク用の場合には飽和磁束
密度の高いFe基非晶質合金粉末の採用が望ましい。
実施例−1
Co 75(原子)%、 Fe 5(原子)%、5i
4(原子)%。
4(原子)%。
B16(原子)%を組成とする鱗片状の非晶質合金を従
来公知のキャビテーション法により製造し、これをジェ
ットミル装置により摩砕して長径20〜44μm、アス
ペクト比5以下で、表面の角部が摩滅されてラウンド形
状にされた板状の非晶質合金粉末とした。得られた非晶
質合金粉末の粒子構造を第1図に電子顕微鏡写真(X5
00)で示す。また、非晶質合金粉末の特性は次の通り
であった。
来公知のキャビテーション法により製造し、これをジェ
ットミル装置により摩砕して長径20〜44μm、アス
ペクト比5以下で、表面の角部が摩滅されてラウンド形
状にされた板状の非晶質合金粉末とした。得られた非晶
質合金粉末の粒子構造を第1図に電子顕微鏡写真(X5
00)で示す。また、非晶質合金粉末の特性は次の通り
であった。
(1)磁気的特性
非晶質合金粉末試料0.283]1 grを試料とし試
料振動型磁力計により最大測定磁場]0KOeで、直流
磁化特性を測定した。得られた特性曲線を第2図に示す
。この非晶質合金粉末は、飽和磁束密度1.]5T、保
磁力4A/m以下の値を示した。
料振動型磁力計により最大測定磁場]0KOeで、直流
磁化特性を測定した。得られた特性曲線を第2図に示す
。この非晶質合金粉末は、飽和磁束密度1.]5T、保
磁力4A/m以下の値を示した。
また、同じ試料について、周波数60Hz、測定磁場7
50eでの交流磁化特性(磁気履歴特性)を測定したと
ころ保磁力4 A/m を示した。
50eでの交流磁化特性(磁気履歴特性)を測定したと
ころ保磁力4 A/m を示した。
得られた特性曲線を第3図(a)に示す。
また、比較のために従来電磁クラッチに使用されている
粒径20〜44μmの鉄粉について、上記と同様な交流
磁化特性を測定したところ、その保磁力は382 A/
mを示した。得られた磁気履歴特性曲線を第3図(b)
に示す。 第3図(a)および(b)より明らかな如く
、本発明の非晶質合金粉末の磁束密度Bと外部磁界I−
Iとの比(B / H)は、比較鉄粉のそれに較べて大
きく、したがって、小さい励磁電流で高い磁束密度を得
ることができる。
粒径20〜44μmの鉄粉について、上記と同様な交流
磁化特性を測定したところ、その保磁力は382 A/
mを示した。得られた磁気履歴特性曲線を第3図(b)
に示す。 第3図(a)および(b)より明らかな如く
、本発明の非晶質合金粉末の磁束密度Bと外部磁界I−
Iとの比(B / H)は、比較鉄粉のそれに較べて大
きく、したがって、小さい励磁電流で高い磁束密度を得
ることができる。
なお、本実施例のCo基非晶質磁性合金の磁歪係数は、
はとんどゼロであった。
はとんどゼロであった。
(2)流動特性
前記非晶質合金粉末の流動特性は、第1表に示すとおり
であり満足できる流動特性を示していた。
であり満足できる流動特性を示していた。
第1表
なお、流動塵試験はJIS 2502に従っておこなっ
た。
た。
(3)硬 度
前記の非晶質合金粉末の硬度はHv800〜900であ
り、従来の電磁クラッチ用鉄粉の硬度(約Hv100)
に比較して格段に硬質なものであった。
り、従来の電磁クラッチ用鉄粉の硬度(約Hv100)
に比較して格段に硬質なものであった。
(4)その他の特性
前記の非晶質合金粉末は、非晶質であり特にCo系の合
金であるためにその耐蝕特性は従来の鉄粉のそれに較べ
て格段に優れている。 また、この種の非晶質合金はゼ
ロ磁歪を示す合金である。
金であるためにその耐蝕特性は従来の鉄粉のそれに較べ
て格段に優れている。 また、この種の非晶質合金はゼ
ロ磁歪を示す合金である。
以上の如くで、前記の非晶質合金粉末は、従来磁粉式電
磁クラッチに使用されている鉄粉に比較して保磁力が極
めて小さく、また、第3図(a)より明らかな如く、そ
の磁気履歴曲線は殆どループを描かず直線状をなし、且
つB/Hが大きい。
磁クラッチに使用されている鉄粉に比較して保磁力が極
めて小さく、また、第3図(a)より明らかな如く、そ
の磁気履歴曲線は殆どループを描かず直線状をなし、且
つB/Hが大きい。
したがって、この非晶質合金粉末を磁粉式電磁クラッチ
の磁性粉末として使用する場合、励磁電流の通電を停止
したときには残留磁気を有さずに充分な消磁状態になり
解離分散が速やかになされるとともに発熱によるエネル
ギー損失も少なく、動力伝達制御の応答特性を改善する
ことができる。
の磁性粉末として使用する場合、励磁電流の通電を停止
したときには残留磁気を有さずに充分な消磁状態になり
解離分散が速やかになされるとともに発熱によるエネル
ギー損失も少なく、動力伝達制御の応答特性を改善する
ことができる。
また、この非晶質合金粉末は従来使用の鉄粉に比較して
その硬度が硬いので、粉体同志の衝突による破損がなく
、且つ磁歪が小さいので粉体同志の応力による磁気的特
性の劣化を招くことがないとともに優れた耐摩耗特性を
示すので、粉体式電磁クラッチ用磁性粉末として使用す
る場合、その良好な動力伝達制御特性が長期に亘り維持
される。
その硬度が硬いので、粉体同志の衝突による破損がなく
、且つ磁歪が小さいので粉体同志の応力による磁気的特
性の劣化を招くことがないとともに優れた耐摩耗特性を
示すので、粉体式電磁クラッチ用磁性粉末として使用す
る場合、その良好な動力伝達制御特性が長期に亘り維持
される。
実施例−2
Fe72(原子)%、 Co 8(原子)%、 Sj
5(原子)%。
5(原子)%。
B15(原子)%を組成とする非晶質合金の薄板(リボ
ン)を従来の単ロール法により製作し、これを粉砕して
後、ボールミル法により外周の角部を摩滅させて外周が
ラウンド形状をした長径44〜74μmでアスペクト比
6以下の非晶質合金粉末を得た。
ン)を従来の単ロール法により製作し、これを粉砕して
後、ボールミル法により外周の角部を摩滅させて外周が
ラウンド形状をした長径44〜74μmでアスペクト比
6以下の非晶質合金粉末を得た。
得られた非晶質合金粉末は保磁力が16A/mと小さく
、また、残留磁束密度も従来の鉄分に比較して格段に小
さい値を示した。
、また、残留磁束密度も従来の鉄分に比較して格段に小
さい値を示した。
また、硬度Hv 800〜900、流動塵20 sec
で良好な耐摩耗特性と良好な流動特性を有し、磁粉式電
磁クラッチ用磁性粉末に使用することによりこの種の電
磁クラッチの動力伝達制御の応答特性の改善するもので
ある。
で良好な耐摩耗特性と良好な流動特性を有し、磁粉式電
磁クラッチ用磁性粉末に使用することによりこの種の電
磁クラッチの動力伝達制御の応答特性の改善するもので
ある。
以上の通りで、本発明の磁性粉末は、磁粉式電磁クラッ
チあるいはブレーキ用の磁性粉末に要求される磁気特性
、流動性、硬度および耐摩耗性、耐蝕特性等の諸特性を
兼備するものであり、電磁クラッチの制御特性および耐
久性を改善するものである。
チあるいはブレーキ用の磁性粉末に要求される磁気特性
、流動性、硬度および耐摩耗性、耐蝕特性等の諸特性を
兼備するものであり、電磁クラッチの制御特性および耐
久性を改善するものである。
第1図は、本発明の実施例である磁粉式電磁クラッチま
たはブレーキ用非晶質合金粉末の粒子構造を示す電子顕
微鏡写真(X500)、第2図は、本発明の非晶質合金
粉末の1実施例についての直流磁化特性曲線、第3図(
a)は交流での磁気履歴特性曲線、第3図(b)は従来
の鉄粉の交流での磁気履歴特性曲線を示す図である。
たはブレーキ用非晶質合金粉末の粒子構造を示す電子顕
微鏡写真(X500)、第2図は、本発明の非晶質合金
粉末の1実施例についての直流磁化特性曲線、第3図(
a)は交流での磁気履歴特性曲線、第3図(b)は従来
の鉄粉の交流での磁気履歴特性曲線を示す図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)磁粉式電磁クラッチまたはブレーキに使用される軟
磁性金属粉末であって、該磁性金属粉末が、硬度Hv7
00以上の非晶質合金粉末でなり、且つ該非晶質合金粉
末が長径10〜150μm、アスペクト比6以下であり
外周に角部を有さない板状または擬球状の電磁クラッチ
またはブレーキ用磁性粉末。 2)非晶質の軟質磁性合金でなる素材粉末を製造する第
1工程、前記素材粉末を摩砕容器に収容して摩砕処理し
た後に分級する第2工程とを有することを特徴とする、
磁粉式電磁クラッチまたはブレーキに使用される軟磁性
金属粉末であって、該磁性金属粉末が、硬度Hv700
以上の非晶質合金粉末でなり、且つ該非晶質合金粉末が
長径10〜150μm、アスペクト比6以下であり外周
に角部を有さない板状または擬球状の電磁クラッチまた
はブレーキ用磁性粉末の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60221975A JPS6283401A (ja) | 1985-10-07 | 1985-10-07 | 電磁クラツチおよびブレ−キ用磁性粉末とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60221975A JPS6283401A (ja) | 1985-10-07 | 1985-10-07 | 電磁クラツチおよびブレ−キ用磁性粉末とその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6283401A true JPS6283401A (ja) | 1987-04-16 |
Family
ID=16775100
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60221975A Pending JPS6283401A (ja) | 1985-10-07 | 1985-10-07 | 電磁クラツチおよびブレ−キ用磁性粉末とその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6283401A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100701413B1 (ko) | 2005-05-31 | 2007-03-30 | 한국과학기술연구원 | 비정질분말 플레이크 및 그 제조방법 |
| JP2007324270A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Toyota Motor Corp | 磁性粉末の製造方法および圧粉コアの製造方法 |
| KR100904664B1 (ko) | 2008-06-03 | 2009-06-25 | 주식회사 에이엠오 | 전류 센서용 자기 코어 |
| EP1839779A4 (en) * | 2004-12-06 | 2009-12-30 | Sunrex Kogyo Co Ltd | PROCESS FOR PRODUCING METALLIC PRODUCT AND METALLIC PRODUCT |
| JP4767368B1 (ja) * | 2011-04-26 | 2011-09-07 | 昌義 安久津 | カルチベータ用牽引培土器 |
| JP2013033980A (ja) * | 2012-09-20 | 2013-02-14 | Seiko Epson Corp | 磁性流体用金属粉末 |
| WO2018113555A1 (zh) * | 2016-12-21 | 2018-06-28 | 三环瓦克华(北京)磁性器件有限公司 | 制备钕铁硼永磁材料的微粉、靶式气流磨制粉方法及出粉 |
| JP2018195691A (ja) * | 2017-05-17 | 2018-12-06 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 圧粉磁心及び混合軟磁性粉末 |
| CN113053610A (zh) * | 2019-12-27 | 2021-06-29 | Tdk株式会社 | 软磁性合金粉末、磁芯、磁性部件和电子设备 |
| US20210230720A1 (en) * | 2019-12-27 | 2021-07-29 | Tdk Corporation | Soft magnetic alloy powder, magnetic core, magnetic component and electronic device |
| US12618125B2 (en) * | 2019-12-27 | 2026-05-05 | Tdk Corporation | Soft magnetic alloy powder, magnetic core, magnetic component and electronic device |
-
1985
- 1985-10-07 JP JP60221975A patent/JPS6283401A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN113053610B (zh) * | 2019-12-27 | 2025-01-03 | Tdk株式会社 | 软磁性合金粉末、磁芯、磁性部件和电子设备 |
| US12618125B2 (en) * | 2019-12-27 | 2026-05-05 | Tdk Corporation | Soft magnetic alloy powder, magnetic core, magnetic component and electronic device |
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